JPH0736720Y2 - ハウス玩具セット - Google Patents
ハウス玩具セットInfo
- Publication number
- JPH0736720Y2 JPH0736720Y2 JP12036490U JP12036490U JPH0736720Y2 JP H0736720 Y2 JPH0736720 Y2 JP H0736720Y2 JP 12036490 U JP12036490 U JP 12036490U JP 12036490 U JP12036490 U JP 12036490U JP H0736720 Y2 JPH0736720 Y2 JP H0736720Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- colored
- house
- heating element
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はハウス玩具セットに関する。更に詳細には、感
温性色彩記憶性色素を含む色材で彩色されたハウス玩具
と、低電圧の印加により通電発熱する発熱体を内蔵させ
た加熱具とからなるハウス玩具セットに関する。
温性色彩記憶性色素を含む色材で彩色されたハウス玩具
と、低電圧の印加により通電発熱する発熱体を内蔵させ
た加熱具とからなるハウス玩具セットに関する。
従来の技術 色変わり素材により形成された、人形、動物玩具等を変
色させる加熱具としては、温水等を内蔵させ筆記先端部
を加熱するよう構成したもの（実開平２−106299号）、
露出するヒーター部を設け、前記ヒーター部を通電発熱
させるタイプのものがある（実開昭62−139573号公
報）。
色させる加熱具としては、温水等を内蔵させ筆記先端部
を加熱するよう構成したもの（実開平２−106299号）、
露出するヒーター部を設け、前記ヒーター部を通電発熱
させるタイプのものがある（実開昭62−139573号公
報）。
前記温水等の熱媒体を適用する系では、使用時間が長く
なると温度低下により所期の機能が得られず、一方、通
電発熱体による系では、タングステン、ニッケル、チタ
ン等の金属抵抗発熱体を用いているため、前記金属抵抗
発熱体は自己温度制御機能がなく過熱の危険性があっ
た。
なると温度低下により所期の機能が得られず、一方、通
電発熱体による系では、タングステン、ニッケル、チタ
ン等の金属抵抗発熱体を用いているため、前記金属抵抗
発熱体は自己温度制御機能がなく過熱の危険性があっ
た。
考案が解決しようとする問題点 本考案は前記した従来の加熱具の不具合を解消した、低
電圧の印加により所定温度域に自己温度制御される軽便
な加熱具と、熱変色性ハウス玩具を組み合わせた玩具
性、商品性を高めたハウス玩具セットを提供しようとす
るものである。
電圧の印加により所定温度域に自己温度制御される軽便
な加熱具と、熱変色性ハウス玩具を組み合わせた玩具
性、商品性を高めたハウス玩具セットを提供しようとす
るものである。
問題点を解決するための手段 本考案玩具セット１は、台板21上に形成した芝生、樹木
等を模したミニ庭園にハウスが配置され、少なくとも前
記ハウス表面には温度変化によりヒステリシス特性を示
して変色する感温性色彩記憶性色素を含む色材で彩色さ
れてなるハウス玩具２と、前記ハウス玩具を熱変色させ
る通電加熱具３からなり、前記加熱具の発熱体33が
（イ）25℃〜70℃の温度範囲に於いて電気抵抗の温度係
数が正の値を示す抵抗発熱体であり、（ロ）25℃におけ
る体積抵抗率（ρ25）が9.8×10-3.cm〜2.97×105Ω.c
m、（ハ）25℃と70℃における体積抵抗率の比率（ρ70
／ρ25）が、次式５≦（ρ70／ρ25）≦400の範囲内に
あり、0.8V〜40Vの電圧印加により発熱し、発熱飽和温
度が25℃〜70℃の温度範囲内に自己温度制御されるサー
ミスタにより構成されてなることを要件とする。
等を模したミニ庭園にハウスが配置され、少なくとも前
記ハウス表面には温度変化によりヒステリシス特性を示
して変色する感温性色彩記憶性色素を含む色材で彩色さ
れてなるハウス玩具２と、前記ハウス玩具を熱変色させ
る通電加熱具３からなり、前記加熱具の発熱体33が
（イ）25℃〜70℃の温度範囲に於いて電気抵抗の温度係
数が正の値を示す抵抗発熱体であり、（ロ）25℃におけ
る体積抵抗率（ρ25）が9.8×10-3.cm〜2.97×105Ω.c
m、（ハ）25℃と70℃における体積抵抗率の比率（ρ70
／ρ25）が、次式５≦（ρ70／ρ25）≦400の範囲内に
あり、0.8V〜40Vの電圧印加により発熱し、発熱飽和温
度が25℃〜70℃の温度範囲内に自己温度制御されるサー
ミスタにより構成されてなることを要件とする。
前記において、感温性色彩記憶性色素としては、本出願
人が先に提案（特開昭60−264285号）した可逆感熱記録
組成物が好適に用いられる。
人が先に提案（特開昭60−264285号）した可逆感熱記録
組成物が好適に用いられる。
前記ヒステリシス特性とは温度変化による着色濃度の変
化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より
低温側から高温へと変化させる場合と逆に高温側から低
温側へ変化させる場合とで異なり、両曲線を合体すると
ループ状となる。該ループの両端における両曲線の合致
点のうち、低温側の合致点の温度をTA、高温側の合致点
の温度をTBすれば、本考案に用いられる色素は、TBが25
〜60℃の温度を示すものであり、そして着色状態と無色
状態の両相又は有色〔Ｉ〕と有色〔II〕の両相が共存で
きる温度域（２色保持温度域）が常温域にあるものが用
いられ、特に約10℃乃至35℃の範囲の常温域にあるもの
が好適に選択される。
化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より
低温側から高温へと変化させる場合と逆に高温側から低
温側へ変化させる場合とで異なり、両曲線を合体すると
ループ状となる。該ループの両端における両曲線の合致
点のうち、低温側の合致点の温度をTA、高温側の合致点
の温度をTBすれば、本考案に用いられる色素は、TBが25
〜60℃の温度を示すものであり、そして着色状態と無色
状態の両相又は有色〔Ｉ〕と有色〔II〕の両相が共存で
きる温度域（２色保持温度域）が常温域にあるものが用
いられ、特に約10℃乃至35℃の範囲の常温域にあるもの
が好適に選択される。
前記色素は、適宜のビヒクル中に分散されてインキ、塗
料、絵具等の形態の色材としてハウス玩具の所望個所を
彩色する。基材が熱可塑性プラスチック材による系で
は、該プラスチック材に前記色材を含む熱変色性材料を
練合させて形成させることもできる。
料、絵具等の形態の色材としてハウス玩具の所望個所を
彩色する。基材が熱可塑性プラスチック材による系で
は、該プラスチック材に前記色材を含む熱変色性材料を
練合させて形成させることもできる。
通電加熱具３は、対象素材に接触させて変色させるタイ
プ、或いは温風を先端から吐出させ、対象素材を非接触
状態で変色させるタイプが有効である。
プ、或いは温風を先端から吐出させ、対象素材を非接触
状態で変色させるタイプが有効である。
前者のタイプでは先端部の伝熱部材の背部に通電発熱体
が、後者のタイプでは軸胴に内蔵の小型モーター（出力
0.1W〜2W、1500〜20000rpm）の出力軸に取り付けたファ
ンの前方に通電発熱体を配備して加熱具が構成される。
が、後者のタイプでは軸胴に内蔵の小型モーター（出力
0.1W〜2W、1500〜20000rpm）の出力軸に取り付けたファ
ンの前方に通電発熱体を配備して加熱具が構成される。
通電加熱具３の先端加熱部は、適宜の形状が有効であ
り、芝刈り機の先端、ペイントローラーのローラー等を
模したもの、其の他玩具形象のものが有効であり、更に
前記加熱先端部は、軸胴或いは支持軸に取り換え自在に
構成できる。
り、芝刈り機の先端、ペイントローラーのローラー等を
模したもの、其の他玩具形象のものが有効であり、更に
前記加熱先端部は、軸胴或いは支持軸に取り換え自在に
構成できる。
発熱体33はBaTiO3系焼結体〔稀土類元素をドープして半
導体化し更に必要に応じ、Sr等の元素で置換したもの、
Si単結晶系、有機プラスチック系（低融点の結晶性プラ
スチック中にグラファイト等の導電性微粉末がブレンド
されたもの）等を挙げることができ、低温度域（25〜70
℃）での発熱飽和温度の調整、昇温特性の面より前記Ba
TiO3系焼結体が好適である。
導体化し更に必要に応じ、Sr等の元素で置換したもの、
Si単結晶系、有機プラスチック系（低融点の結晶性プラ
スチック中にグラファイト等の導電性微粉末がブレンド
されたもの）等を挙げることができ、低温度域（25〜70
℃）での発熱飽和温度の調整、昇温特性の面より前記Ba
TiO3系焼結体が好適である。
発熱体33は、（イ）、（ロ）、（ハ）の要件を満たすこ
とにより玩具要素として要求される、低温度域（70℃、
好ましくは50℃以下）での発熱性と自己温度制御性を満
たす発熱体として機能する。即ち、体積抵抗率が所定範
囲より大の系では、電圧を高くしなければ所期の温度域
に短時間に昇温させ難いし、逆に体積抵抗率が所定範囲
より小の系では、電圧を極めて小さくして大電流を流さ
なければ、所期の発熱温度が得られず玩具要素として実
用性を有さない。
とにより玩具要素として要求される、低温度域（70℃、
好ましくは50℃以下）での発熱性と自己温度制御性を満
たす発熱体として機能する。即ち、体積抵抗率が所定範
囲より大の系では、電圧を高くしなければ所期の温度域
に短時間に昇温させ難いし、逆に体積抵抗率が所定範囲
より小の系では、電圧を極めて小さくして大電流を流さ
なければ、所期の発熱温度が得られず玩具要素として実
用性を有さない。
発熱体33の電源としては各種の電池や商用電源が所定電
圧（0.8V〜40V）に調整されて適用される。
圧（0.8V〜40V）に調整されて適用される。
作用 所定温度に通電加熱させた加熱具の加熱先端部を対象物
に当接、或いは熱風発生タイプでは、対象物に吹きつけ
ることにより、感温性色彩記憶性色素を含む色材で彩色
された対象物を常温域で呈していた様相と異なる状態に
変色〔着色状態と無色状態又は有色〔Ｉ〕と有色〔II〕
の状態変化〕させ、その状態を維持して視覚させる。
〔冷却すれば、変色前の状態に復元される。〕 加熱具３における、発熱体33は電圧印加により発熱し所
期の発熱飽和温度に自己制御され、所望温度の加熱機能
を与える。
に当接、或いは熱風発生タイプでは、対象物に吹きつけ
ることにより、感温性色彩記憶性色素を含む色材で彩色
された対象物を常温域で呈していた様相と異なる状態に
変色〔着色状態と無色状態又は有色〔Ｉ〕と有色〔II〕
の状態変化〕させ、その状態を維持して視覚させる。
〔冷却すれば、変色前の状態に復元される。〕 加熱具３における、発熱体33は電圧印加により発熱し所
期の発熱飽和温度に自己制御され、所望温度の加熱機能
を与える。
実施例１ 台板21上に、貼付された合成皮革製シートの表面に温度
変化により茶色緑色（TA:20℃、TB:32℃）に変化する
色彩記憶性色素を含む色材を塗布して芝生層を形成し、
前記芝生層の適所にモミの樹〔茶色緑色（TA:20℃、T
B:32℃）〕、花〔赤色黄色（TA:20℃、TB:32℃）〕、
ポスト〔（赤色黄色、TA:20℃、TB:32℃〕を立設し、
ハウス（屋根部を濃青色ピンク色、TA:20℃、TB:32
℃）を配置して、ハウス玩具２を構成した。〔 〕内
は色彩記憶性色素を含む色材で彩色された熱変色特性を
示す。
変化により茶色緑色（TA:20℃、TB:32℃）に変化する
色彩記憶性色素を含む色材を塗布して芝生層を形成し、
前記芝生層の適所にモミの樹〔茶色緑色（TA:20℃、T
B:32℃）〕、花〔赤色黄色（TA:20℃、TB:32℃）〕、
ポスト〔（赤色黄色、TA:20℃、TB:32℃〕を立設し、
ハウス（屋根部を濃青色ピンク色、TA:20℃、TB:32
℃）を配置して、ハウス玩具２を構成した。〔 〕内
は色彩記憶性色素を含む色材で彩色された熱変色特性を
示す。
実施例２ 前記実施例１の合成皮革シートに替えて、ナイロンパイ
ルを植設した植毛シートを用い、その他は実施例１と同
様にしてハウス玩具２を構成した。
ルを植設した植毛シートを用い、その他は実施例１と同
様にしてハウス玩具２を構成した。
実施例３ プラスチック製軸胴からなる本体の前端開口部に突出さ
せた、ハート模様の金属体の背部に通電発熱体〔BaTiO3
系焼結体（15mmφ×厚み1mm、両面に導電メッキ層を配
設、抵抗値２Ω、発熱飽和温度45℃〕を導電接着剤によ
り接合し、1.5Vの乾電池２個を直列配列して、前記発熱
体と通電可能にセットした。
せた、ハート模様の金属体の背部に通電発熱体〔BaTiO3
系焼結体（15mmφ×厚み1mm、両面に導電メッキ層を配
設、抵抗値２Ω、発熱飽和温度45℃〕を導電接着剤によ
り接合し、1.5Vの乾電池２個を直列配列して、前記発熱
体と通電可能にセットした。
前記加熱具３は、通電後、25℃の室温下では30秒後にお
いて、ハート部の温度を約45℃に昇温させた。
いて、ハート部の温度を約45℃に昇温させた。
実施例４ 芝刈り機の先端部に模したプラスチック外殻の前端面に
金属板部材を取付け、該金属部材の背面に通電発熱体
〔BaTiO3系焼結体（10mm×6mm×1mm厚、抵抗値２Ω、発
熱飽和温度45℃〕を並列して固着し、リード線を介して
並列配線し、端部にコネクター35を連結して、本体33と
着脱自在に構成した。
金属板部材を取付け、該金属部材の背面に通電発熱体
〔BaTiO3系焼結体（10mm×6mm×1mm厚、抵抗値２Ω、発
熱飽和温度45℃〕を並列して固着し、リード線を介して
並列配線し、端部にコネクター35を連結して、本体33と
着脱自在に構成した。
実施例５ プラスチック製本体ケース（外径3.5cmφ×全長9.0cm:
軸方向に割型になっており、合体させて組立てられるよ
うに構成されている）に発熱機構部と送風機構部を通電
可能に結線して内蔵させると共に、本体ケースの中央部
に握持部を取付け、更に本体ケースの軸線方向の一端に
吐出部材（先端方向に縮径され、6mmφの吐出口を開口
させている）を、他端に空気吸入孔をもつ部材を嵌着さ
せて通電加熱具３を構成した。
軸方向に割型になっており、合体させて組立てられるよ
うに構成されている）に発熱機構部と送風機構部を通電
可能に結線して内蔵させると共に、本体ケースの中央部
に握持部を取付け、更に本体ケースの軸線方向の一端に
吐出部材（先端方向に縮径され、6mmφの吐出口を開口
させている）を、他端に空気吸入孔をもつ部材を嵌着さ
せて通電加熱具３を構成した。
前記握持部には、電池を内蔵させることができるが、リ
ード線を介して系外の電源と接続させることができる。
ード線を介して系外の電源と接続させることができる。
前記における発熱機構部は発熱体（BaTiO3系焼結体（15
mmφ×厚み1mm）：両面には導電メッキ層が形成されて
いる、抵抗値２Ω、発熱飽和温度50℃〕の２個を上下フ
ィンに導電接着剤により取りつけて構成した。
mmφ×厚み1mm）：両面には導電メッキ層が形成されて
いる、抵抗値２Ω、発熱飽和温度50℃〕の２個を上下フ
ィンに導電接着剤により取りつけて構成した。
送風機構部には、小型モーター〔出力0.4W、回転数4000
rpm〕を箱体に内蔵させ、モーターの出力軸にファンを
取りつけて構成した。
rpm〕を箱体に内蔵させ、モーターの出力軸にファンを
取りつけて構成した。
前記発熱機構部と送風機構部は、並列配線され、4.5Vの
電源（1.5Vの乾電池３個を直列配置）とスイッチを介し
て通電可能に構成される。
電源（1.5Vの乾電池３個を直列配置）とスイッチを介し
て通電可能に構成される。
前記通電加熱具３は、25℃の室温下では通電10秒後、約
45℃の温風を吐出口より連続的に吐出させた。
45℃の温風を吐出口より連続的に吐出させた。
前記実施例３〜５の通電加熱具では、乾電池を内蔵させ
たが、ハウスの内部に乾電池を収納させ、リード線を介
して通電可能に接続してもよい。
たが、ハウスの内部に乾電池を収納させ、リード線を介
して通電可能に接続してもよい。
適用例１ 前記実施例３の加熱具３を用いて、緑色の芝生面を押印
すると茶色のハート模様に変色した。
すると茶色のハート模様に変色した。
適用例２ ハウスの屋根の表面を実施例４の加熱具を用いて筆記す
ると、筆記面をピンク色に変色させた。
ると、筆記面をピンク色に変色させた。
適用例３ 実施例５の加熱具３を用いて、モミの樹（緑色）、花
（赤色）、ポスト（赤色）に送風したところ、茶色のモ
ミの樹、黄色の花、黄色のポストに変色させた。
（赤色）、ポスト（赤色）に送風したところ、茶色のモ
ミの樹、黄色の花、黄色のポストに変色させた。
前記変色後の様相は、変色部を20℃以下に冷却（冷水等
を吹きつける等）することにより、変色前の様相に復元
できた。
を吹きつける等）することにより、変色前の様相に復元
できた。
考案の効果 感温性色彩記憶性色素を含む色材で彩色されたハウスや
ミニ庭園を軽便な加熱具により加熱変色させて楽しむこ
とができ、加熱変色後の様相は常温域で記憶保持させる
ことができ、冷却により変化前の様相に復元できる、こ
の種色材で彩色された玩具の特性を有効に発現できる玩
具セットを提供できる。
ミニ庭園を軽便な加熱具により加熱変色させて楽しむこ
とができ、加熱変色後の様相は常温域で記憶保持させる
ことができ、冷却により変化前の様相に復元できる、こ
の種色材で彩色された玩具の特性を有効に発現できる玩
具セットを提供できる。
前記加熱具は、低電圧の印加により内蔵の発熱体を所望
の発熱飽和温度に自己温度制御させて機能させる構成の
ため、過熱や漏電の危険がなく幼児等に安心して使用さ
せることができる。又、電源として市販の各種電池が適
用でき、補充により機能を永続できること等と相まって
実用性を満足させる。
の発熱飽和温度に自己温度制御させて機能させる構成の
ため、過熱や漏電の危険がなく幼児等に安心して使用さ
せることができる。又、電源として市販の各種電池が適
用でき、補充により機能を永続できること等と相まって
実用性を満足させる。
第１図は本考案ハウス玩具セットの斜視図、第２図は本
考案通電加熱具により対象物を熱変色させる状態の斜視
説明図、第３図は通電加熱具の一実施例の先端部の縦断
面図、第４図は熱変色後の様相を示すハウス玩具の斜視
図である。 １……ハウス玩具セット ２……ハウス玩具 21……台板 22……ミニ庭園 23……ハウス 24……熱変色層 ３……通電加熱具 31……先端部 32……本体 33……発熱体 34……リード線 35……コネクター
考案通電加熱具により対象物を熱変色させる状態の斜視
説明図、第３図は通電加熱具の一実施例の先端部の縦断
面図、第４図は熱変色後の様相を示すハウス玩具の斜視
図である。 １……ハウス玩具セット ２……ハウス玩具 21……台板 22……ミニ庭園 23……ハウス 24……熱変色層 ３……通電加熱具 31……先端部 32……本体 33……発熱体 34……リード線 35……コネクター
Claims (1)
- 【請求項１】台板上に形成した芝生、樹木等を模したミ
ニ庭園にハウスが配置され、少なくとも前記ハウス表面
には温度変化によりヒステリシス特性を示して着色状態
と無色状態又は有色〔Ｉ〕と有色〔II〕間の互変性を呈
し、着色状態と無色状態の両相又は有色〔Ｉ〕と有色
〔II〕間の両相が共存できる温度域が常温域にある感温
性色彩記憶性色素を含む色材で彩色されてなる熱変色性
ハウス玩具と、前記ハウス玩具を熱変色させる通電加熱
具からなり、前記通電加熱具の発熱体は、（イ）25℃〜
70℃の温度範囲において、電気抵抗の温度係数が正の値
を示す抵抗発熱体であり、（ロ）25℃における体積抵抗
率（ρ25）が9.8×10-3.cm〜2.97×105Ω.cm、（ハ）25
℃と70℃における体積抵抗率の比率（ρ70／ρ25）が次
式５≦（ρ70／ρ25）≦400の範囲内にあり、0.8V〜40V
の電圧印加により発熱し、発熱飽和温度が25℃〜70℃の
温度範囲内に自己温度制御されるサーミスタにより構成
されてなる。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12036490U JPH0736720Y2 (ja) | 1990-11-18 | 1990-11-18 | ハウス玩具セット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12036490U JPH0736720Y2 (ja) | 1990-11-18 | 1990-11-18 | ハウス玩具セット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0478000U JPH0478000U (ja) | 1992-07-07 |
| JPH0736720Y2 true JPH0736720Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31868273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12036490U Expired - Lifetime JPH0736720Y2 (ja) | 1990-11-18 | 1990-11-18 | ハウス玩具セット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736720Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-18 JP JP12036490U patent/JPH0736720Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0478000U (ja) | 1992-07-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5502967A (en) | Color variation inducing device | |
| US5316513A (en) | Electrothermal color-varying device and toy utilizing the same | |
| US10717313B2 (en) | Heated writing device for use with thermochromatic ink | |
| CA2050233C (en) | Electrothermal color-varying instrument | |
| JPH0736720Y2 (ja) | ハウス玩具セット | |
| JP2002126375A (ja) | 通電加熱変色玩具 | |
| JP2905998B2 (ja) | 加熱、冷却変色具セット | |
| JP2873733B2 (ja) | 玩具用通電発熱変色素子 | |
| JP2519382Y2 (ja) | 玩具の起動装置及びそれを用いた走行玩具 | |
| JPH076959Y2 (ja) | 通電加熱具 | |
| JP2530659Y2 (ja) | 人形玩具のアクセサリー | |
| JP2909777B2 (ja) | 変色装置 | |
| JP2001120851A (ja) | 通電加熱変色具 | |
| JP3177664B2 (ja) | 加熱、冷却変色具 | |
| JPH0477999U (ja) | ||
| JP2519027Y2 (ja) | 色彩記憶玩具セット | |
| JP3465200B2 (ja) | 通電加熱変色セット | |
| JPH0756073Y2 (ja) | 玩具用通電発熱素子 | |
| JPH0847355A (ja) | 熱帯魚用ケースのための保温シート | |
| JPH0455398U (ja) | ||
| JPH0671058A (ja) | 熱変色性形象玩具 | |
| JPH03219584A (ja) | 植物育成用ヒータ及びその制御装置 | |
| KR200194142Y1 (ko) | 온풍 겸용 선풍기 | |
| JP2001120853A (ja) | 通電加熱変色装置 | |
| JPH09129359A (ja) | 熱変色用通電発熱線材及びそれを用いた熱変色性加工体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |