JPH0736391Y2 - 黒 鍵 - Google Patents
黒 鍵Info
- Publication number
- JPH0736391Y2 JPH0736391Y2 JP6951491U JP6951491U JPH0736391Y2 JP H0736391 Y2 JPH0736391 Y2 JP H0736391Y2 JP 6951491 U JP6951491 U JP 6951491U JP 6951491 U JP6951491 U JP 6951491U JP H0736391 Y2 JPH0736391 Y2 JP H0736391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- black key
- key body
- rod
- base material
- shaped base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鍵盤楽器の黒鍵に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、黒鍵の主体である黒鍵本体aは、
図6及び図7に示すように、例えば樹脂で箱形に成型さ
れ、その内部上面の前後2個所に開口部端面から突出す
るダボb,bが一体成形されている。このダボb,bは
断面方形の棒状基材(図示しない)の上面に形成された
ダボ穴に嵌入し、黒鍵本体を棒状基材に接着して黒鍵を
構成する。
図6及び図7に示すように、例えば樹脂で箱形に成型さ
れ、その内部上面の前後2個所に開口部端面から突出す
るダボb,bが一体成形されている。このダボb,bは
断面方形の棒状基材(図示しない)の上面に形成された
ダボ穴に嵌入し、黒鍵本体を棒状基材に接着して黒鍵を
構成する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の黒鍵本
体によれば、成型しただけでは黒鍵本体の開口部端面が
例えば図8に示すように反るか又は逆方向に反るため、
平面にするために斜線部分を削る必要があるが、ダボ
b,bが邪魔になって切削作業に時間がかかる。
体によれば、成型しただけでは黒鍵本体の開口部端面が
例えば図8に示すように反るか又は逆方向に反るため、
平面にするために斜線部分を削る必要があるが、ダボ
b,bが邪魔になって切削作業に時間がかかる。
【0004】また、黒鍵本体を、白鍵との隙間のバラン
スを見ながら棒状基材に接着しなければならないので接
着作業が難かしい。
スを見ながら棒状基材に接着しなければならないので接
着作業が難かしい。
【0005】本考案は、従来の黒鍵のこのような課題を
解決することをその目的とするものである。
解決することをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、箱型に形成された黒鍵本体と該黒鍵本
体の開口部端面に接着された断面方形の棒状基材から成
る黒鍵において、左右両壁板の内壁面の前後にそれぞれ
一対のリブが並設され、前記左壁板の一対のリブと前記
右壁板の一対のリブが互いに対向する黒鍵本体と、前記
左右壁板の前及び後の各2対のリブ間にそれぞれ嵌合し
且つ左右両壁板の内壁面の長さより短い径のダボ片と、
該ダボ片が嵌合する一対のダボ穴を上面に有する棒状基
材とから成る。
達成するために、箱型に形成された黒鍵本体と該黒鍵本
体の開口部端面に接着された断面方形の棒状基材から成
る黒鍵において、左右両壁板の内壁面の前後にそれぞれ
一対のリブが並設され、前記左壁板の一対のリブと前記
右壁板の一対のリブが互いに対向する黒鍵本体と、前記
左右壁板の前及び後の各2対のリブ間にそれぞれ嵌合し
且つ左右両壁板の内壁面の長さより短い径のダボ片と、
該ダボ片が嵌合する一対のダボ穴を上面に有する棒状基
材とから成る。
【0007】
【作用】黒鍵本体を成型した後、その開口部端面を平面
にするために削る。その後黒鍵本体の前後各2対のリブ
によって形成された空間にダボ片を嵌着する。黒鍵本体
はダボ片を棒状基材の上面に形成したダボ穴に嵌合して
棒状基材に接着する。
にするために削る。その後黒鍵本体の前後各2対のリブ
によって形成された空間にダボ片を嵌着する。黒鍵本体
はダボ片を棒状基材の上面に形成したダボ穴に嵌合して
棒状基材に接着する。
【0008】ダボ片の径は黒鍵本体の左右両壁板の内壁
面間の長さより小さいので、黒鍵本体を棒状基材に接着
した後、白鍵間の隙間にバランスよく黒鍵本体が配置さ
れるように、黒鍵本体を棒状基材の幅方向に移動させ
る。
面間の長さより小さいので、黒鍵本体を棒状基材に接着
した後、白鍵間の隙間にバランスよく黒鍵本体が配置さ
れるように、黒鍵本体を棒状基材の幅方向に移動させ
る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面につき説明す
る。図1乃至図5において、1は樹脂や成型された黒鍵
本体、2は例えば木製の断面方形の棒状基材、3はダボ
片である。黒鍵本体1は箱形に成型され、その左右両壁
板4,4の内壁面の前後にそれぞれ所定間隔の一対の
5,5が平行に且つ垂直方向に設けられ、左壁板4の一
対のリブ5,5と右壁板4の一対のリブ5,5とは対向
している。ダボ片3は黒鍵本体1の前後各2対のリブ5
〜5間の空間に嵌着されるが、左右両壁板4,4の内壁
面間の長さより短く且つ黒鍵本体1の開口部端面から突
出する長さを有する。棒状基材2は、上面の前後2個所
にダボ片3が嵌合する穴6,6が明けられている。
る。図1乃至図5において、1は樹脂や成型された黒鍵
本体、2は例えば木製の断面方形の棒状基材、3はダボ
片である。黒鍵本体1は箱形に成型され、その左右両壁
板4,4の内壁面の前後にそれぞれ所定間隔の一対の
5,5が平行に且つ垂直方向に設けられ、左壁板4の一
対のリブ5,5と右壁板4の一対のリブ5,5とは対向
している。ダボ片3は黒鍵本体1の前後各2対のリブ5
〜5間の空間に嵌着されるが、左右両壁板4,4の内壁
面間の長さより短く且つ黒鍵本体1の開口部端面から突
出する長さを有する。棒状基材2は、上面の前後2個所
にダボ片3が嵌合する穴6,6が明けられている。
【0010】かくして、黒鍵本体1を成型してその開口
部端面を平面加工した後、黒鍵本体1の前後の2対のリ
ブ5〜5の空間にダボ片3を嵌着し、開口部端面から突
出したダボ片3を棒状基材2の穴6に嵌合して黒鍵本体
1を棒状基材2に接着する。次いで、棒状基材2に黒鍵
本体1を接着した黒鍵を、2個の白鍵の間に配置し、黒
鍵本体1と白鍵との隙間を見ながら黒鍵本体1を棒状基
材2の幅方向に移動して棒状基材2に対する黒鍵本体1
の最終位置を決める。尚、黒鍵本体1の開口部端面と棒
状基材2の上面との間に接着剤を介在させると強固な接
着ができる。
部端面を平面加工した後、黒鍵本体1の前後の2対のリ
ブ5〜5の空間にダボ片3を嵌着し、開口部端面から突
出したダボ片3を棒状基材2の穴6に嵌合して黒鍵本体
1を棒状基材2に接着する。次いで、棒状基材2に黒鍵
本体1を接着した黒鍵を、2個の白鍵の間に配置し、黒
鍵本体1と白鍵との隙間を見ながら黒鍵本体1を棒状基
材2の幅方向に移動して棒状基材2に対する黒鍵本体1
の最終位置を決める。尚、黒鍵本体1の開口部端面と棒
状基材2の上面との間に接着剤を介在させると強固な接
着ができる。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述のように構成されている
から、黒鍵本体の開口部端面の平面加工が容易であり、
また黒鍵本体と棒状基材との接着が、白鍵との間の隙間
を見ることなくできるので、接着作業が容易であるとい
う効果を有する。
から、黒鍵本体の開口部端面の平面加工が容易であり、
また黒鍵本体と棒状基材との接着が、白鍵との間の隙間
を見ることなくできるので、接着作業が容易であるとい
う効果を有する。
【図1】 本考案の一実施例の黒鍵本体の側面図
【図2】 上記黒鍵本体の底面図
【図3】 図1のA−A線断面図
【図4】 上記実施例の分解斜面図
【図5】 上記実施例の断面図
【図6】 従来の黒鍵本体の側面図
【図7】 図6のB−B線断面図
【図8】 成型時の黒鍵本体の側面図
1 黒鍵本体 2 棒状基材 3 ダボ片 4 左、右壁板 5 リブ 6 穴
Claims (1)
- 【請求項1】 箱型に形成された黒鍵本体と該黒鍵本体
の開口部端面に接着された断面方形の棒状基材から成る
黒鍵において、左右両壁板の内壁面の前後にそれぞれ一
対のリブが並設され、前記左壁板の一対のリブと前記右
壁板の一対のリブが互いに対向する黒鍵本体と、前記左
右壁板の前及び後の各2対のリブ間にそれぞれ嵌合し且
つ左右両壁板の内壁面の長さより短い径のダボ片と、該
ダボ片が嵌合する一対のダボ穴を上面に有する棒状基材
とから成る黒鍵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6951491U JPH0736391Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 黒 鍵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6951491U JPH0736391Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 黒 鍵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521296U JPH0521296U (ja) | 1993-03-19 |
JPH0736391Y2 true JPH0736391Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=13404919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6951491U Expired - Lifetime JPH0736391Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 黒 鍵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736391Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4649008B2 (ja) * | 2000-02-01 | 2011-03-09 | 株式会社河合楽器製作所 | 鍵盤楽器の黒鍵 |
JP5660282B2 (ja) * | 2010-04-20 | 2015-01-28 | カシオ計算機株式会社 | 鍵盤装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP6951491U patent/JPH0736391Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0521296U (ja) | 1993-03-19 |
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