JPH0735754A - 細胞診断用合成マーカー - Google Patents

細胞診断用合成マーカー

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JPH0735754A
JPH0735754A JP17698893A JP17698893A JPH0735754A JP H0735754 A JPH0735754 A JP H0735754A JP 17698893 A JP17698893 A JP 17698893A JP 17698893 A JP17698893 A JP 17698893A JP H0735754 A JPH0735754 A JP H0735754A
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洋文 由良
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で入手が容易な細胞診断用合成マーカー
を提供する。 【構成】 ポリビニルベンジルラクトンアミドに蛍光色
素を固定してなる細胞診断用合成マーカー。この合成マ
ーカーは、特に肝細胞との親和性が高く、肝細胞及び肝
癌診断に使用するのが好ましい。 【効果】 複雑な操作なしで合成できるため、製造コス
トがかからず安価であり容易に入手できる。また、特に
肝細胞表面に存在するアシアロ糖タンパク質レセプター
と、天然リガンドを凌ぐ高い親和性を有しているため、
肝細胞診断に有効使用でき、さらに、肝癌細胞を標識し
た場合、その癌種によって異なった強度の蛍光を発する
ため、肝癌診断及び癌種の識別に非常に有効に使用でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細胞診断用マーカーに
関し、特にフローサイトメトリーでの肝細胞の標識に用
いられる、蛍光物質を固定した糖質を有する合成マーカ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】細胞生物学、細胞免疫学、癌の細胞診断
などの分野において、取り扱う細胞を、その大きさや形
態、生物学的活性等の性質によって分類し、これらを明
確に識別して目的とする細胞群のみを分取することは非
常に重要である。
【0003】近年、そのような分類を行う有力な手段と
して、フローサイトメトリーが知られている。このフロ
ーサイトメトリーでは、蛍光色素で標識した細胞を、1
個ずつ遊離した形で細管を通過させ、その細胞にレーザ
ー光線等をあてることにより発した蛍光の強弱により、
細胞に関する種々の情報を得ることができる。
【0004】細胞にレーザー光線等を照射した時、照射
光線の軸方向の光である前方散乱光と、軸に直角な方向
に発生した光である側方散乱光の2種の光が検出され
る。この前方散乱光は細胞の大きさを、側方散乱光は細
胞質の状態を反映するものである。また、これらとは別
に、細胞に固定された蛍光色素にレーザー光等があたる
ことによって発生する蛍光も検知され、その蛍光強度は
細胞の生物学的活性を表すものである。
【0005】一般に、細胞表面には種々のタイプのレセ
プターが散在しており、それらのレセプターの分布状態
によって細胞の生物学的活性が異なるといわれている。
フローサイトメトリーで測定される細胞表面には、マー
カーあるいは標識剤と呼ばれる物質が結合している。こ
のマーカーは、細胞表面に存在する特定のレセプターと
特異的親和性を有する物質に蛍光色素等の発色団を結合
してなるものである。
【0006】細胞をこのマーカーとともに処理すること
により、細胞表面のレセプターにマーカーが結合し、蛍
光色素で標識される。その標識された細胞の表面蛍光強
度の変化を、上記のフローサイトメーターで測定し、レ
セプターの密度や活性を知ることができる。従って、こ
のマーカーとして用いられる物質としては、目的とする
レセプターに対して特異的な親和性を有するものでなけ
ればならない。
【0007】そのような特異的結合の一例として抗原−
抗体反応があり、従来から用いられているマーカーは、
その抗原−抗体反応を利用して製造したモノクローナル
抗体に蛍光色素を固定したものであった。しかしなが
ら、モノクローナル抗体は、その製造には非常に手間が
かかり、従ってモノクローナル抗体を使用した従来のマ
ーカーは、極めて高価なため入手が困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、細胞表面のレセプターと特異的親和性を有
し、細胞診断のマーカーとして使用することができ、な
おかつ安価で入手が容易な細胞診断用合成マーカーを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、ポリビニ
ルベンジルラクトンアミドに蛍光色素を固定してなるこ
とを特徴とする細胞診断用合成マーカーによって解決で
きる。
【0010】以下に本発明の細胞診断用合成マーカーに
ついて詳細に説明する。本発明の合成マーカーは、下式
で示されるポリビニルベンジルラクトンアミド(以後P
VLAと略記する)に蛍光色素を固定してなることを特
徴とする。
【0011】
【化1】
【0012】本発明の合成マーカーをなすPVLAは、
スチレン誘導体ポリマーであるポリビニルベンジルアミ
ンを主鎖とし、そのアミノ基とラクトースの末端カルボ
キシル基とがアミド結合して側鎖を形成している。この
PVLAは、そのモノマーであるN−p−ビニルベンジ
ル−o−b−D−ガラクトピラノシル−(1−4)−D
−グルコンアミドを単独重合して合成するのが好まし
い。このPVLAの分子量は、水溶液中に溶解した際に
ミセルを形成し可溶化する程度であれば特に限られるも
のではないが、通常は3万から5万程度のものが用いら
れる。
【0013】このPVLAに、フルオレセインイソチオ
シアネート(FITCと略記)等の蛍光色素を固定す
る。その方法としては、例えば、微量のピリジンを添加
した溶媒にPVLAを溶解し、その溶液にFITCをジ
ブチルスズジラウレート等の触媒とともに加えて加熱す
る。得られた反応混合液からエタノール中で数回再結晶
させて濾過することにより、本発明の合成マーカーを得
ることができる。このFITCの含有量は、特に限定さ
れないが、その含有量を多くすると感度良く検知でき
る。好ましくは、PVLA中のラクトース20〜200
分子に対してFITC1分子程度、さらに好ましくはラ
クトース40〜60分子にFITC1分子とする。ま
た、蛍光色素はFITCに限られることはなく、テトラ
メチルローダミンイソチオシアネート(RITCと略
記)やフィコエリトリン(PEと略記)等が好適に用い
られる。
【0014】本発明の合成マーカーは、特に、肝細胞表
面に存在するアシアロ糖タンパク質レセプターと特異的
に結合し、その結合を仲介として肝細胞と非常に高い親
和性を示す。従って本発明の合成マーカーは、肝細胞表
面のアシアロ糖タンパク質レセプターを標識し、肝細胞
診断に使用するのが好ましい。
【0015】ここで、アシアロ糖タンパク質とは、シア
ル酸を含む糖タンパク質からシアル酸が取り除かれたも
ののことである。一般に、血清糖タンパク質が血流中に
安定に存在するためにはシアル酸が必要であり、シアル
酸を欠いた血清糖タンパク質、即ちアシアロ糖タンパク
質は、肝細胞表面のアシアロ糖タンパク質レセプターに
特異的に結合した後、肝細胞内に取り込まれて分解され
る。従って、肝細胞表面におけるアシアロ糖タンパク質
レセプターの活性を検知することは代謝機能診断上非常
に重要である。
【0016】本発明の合成マーカーで肝細胞表面のアシ
アロ糖タンパク質レセプターを標識するためには、例え
ば、本発明の合成マーカーをリン酸緩衝液(PBSと略
記)中に溶解し、その溶液を肝細胞を懸濁したPBSに
加えて、冷却下で時々攪拌すればよい。その混合比は、
100×104個の肝細胞に対し、0.1重量%の合成
マーカー溶液を100μl程度とするのが好ましいが、
特に限られるものではない。
【0017】このようにして、本発明の合成マーカーで
標識した肝細胞は、フローサイトメトリーによって測定
するのが好ましく、それによって特に肝細胞表面に存在
するアシアロ糖タンパク質レセプターの活性、変質、密
度などを定量的に知ることができ、代謝機能の診断に有
効な情報を得ることができる。
【0018】また、本発明の合成マーカーは、肝癌細胞
の標識に使用した場合、その肝癌の種類によって異なっ
た強度の蛍光を発するため、この合成マーカーで標識す
るだけで癌種の識別が可能になる。
【0019】本発明の細胞診断用合成マーカーは、従来
のような複雑な操作なしで合成されるため入手が容易で
ある。また、本発明の合成マーカーは、特に肝細胞表面
に存在するアシアロ糖タンパク質レセプターを介して、
肝細胞と高い親和性を有するので、肝細胞及び肝癌の診
断に有効である。
【0020】以下に実施例を示し、本発明の合成マーカ
ーを具体的に説明する。 (実施例1)本発明の合成マーカーを、以下のようにし
て合成した。 (1)PVLAの合成 まず、モノマーであるN−p−ビニルベンジル−o−b
−D−ガラクトピラノシル−(1−4)−D−グルコン
アミドを、公知の方法(小林一清ら、ポリマー・ジャー
ナル、第17巻、567〜575ページ、1985年)
に従って合成した。次に、このモノマーを単独重合して
PVLAを合成した。
【0021】(2)蛍光色素の固定 3滴のピリジンを添加した5mlの乾燥ジメチルスルホ
キシドに500mgのPVLA(10×10-3のモノマ
ーユニットに対応する)を溶解した。その溶液に50m
gのFITC(和光純薬工業製)加え、さらに15mg
のジブチルスズジラウレートを加えた後、90℃で2時
間加熱した。得られた反応混合液からエタノール中で数
回再結晶させて濾過することにより、本発明の合成マー
カーを得た。
【0022】このようにして合成した本発明の合成マー
カーに固定されたFITC量を、蛍光分光光度計(RF
−500、島津製作所製)を用いて測定した。その結
果、PVLAポリマー中のラクトース40分子に付き1
分子の割合で固定されていることがわかった。
【0023】次に、本発明の合成マーカーを0.1重量
%となるように、ウシ血清アルブミン(BSAと略記)
とNaN3を含むPBSに溶解した。肝細胞として、ラ
ット肝実質細胞を用い、それをPBS中に懸濁し、遠心
して濃縮した。100×104個の細胞を懸濁したPB
S中に、上記の合成マーカー溶液100mlを加えた。
その混合液100mlを、アイスバス中で、時々攪拌し
ながら40分間、4℃に冷却し、肝細胞を本発明の合成
マーカーで標識した。標識した肝細胞は、NaN3を含
む冷却したPBSで2回洗浄し、50×104細胞/m
lに希釈した。
【0024】このようにして、本発明の合成マーカーで
標識した肝細胞の蛍光強度を、フローサイトメーター
(FACScan、ベクトン・ディッキンソン・イムノ
サイトメトリー・システム社製)で測定した。その結果
を、横軸に蛍光強度、縦軸に細胞数をとったヒストグラ
ムとして図1(A)に示す。比較のため、未処理の肝細
胞で測定した結果を、同様に図1(B)に示す。本発明
の合成マーカーで標識した肝細胞(A)は、未処理の肝
細胞(B)に比較して明らかに蛍光強度が増加してお
り、本発明の合成マーカーが有効に肝細胞を標識してい
ることがわかる。
【0025】(実施例2)本発明の合成マーカーが、肝
細胞表面に存在するアシアロ糖タンパク質レセプターに
特異的に結合していることを確認するために、アシアロ
糖タンパク質とそのレセプターの結合形成に不可欠なC
2+イオンの有無による蛍光強度の違いを評価した。結
果を図2に示す。図2において、横軸は肝細胞の標識処
理時の合成マーカーの濃度であり、縦軸は、合成マーカ
ー濃度が0.1重量%のときの蛍光強度を100%とし
て計算した相対蛍光強度である。
【0026】Ca2+イオンがある場合(A)は、処理時
のPVLA濃度が0.001重量%であっても高い蛍光
強度を示しているが、Ca2+イオンが無い場合(B)に
は、全般的に蛍光強度が低く、合成マーカー濃度の減少
にともなう蛍光強度の低下も著しかった。従って、本発
明の合成マーカーによる標識は、肝細胞表面に存在する
アシアロ糖タンパク質レセプターを仲介としてなされて
いることが確認された。
【0027】(実施例3)標識すべき肝細胞を、PVL
A、アシアロフェツイン、フェツインで前処理した後、
本発明の合成マーカーで標識処理した肝細胞について評
価した。アシアロフェツインとは、アシアロ糖タンパク
質レセプターの天然リガンドであり、フェツインとは、
そのアシアロフェツインにシアル酸が結合したものであ
る。この前処理は、上記各物質を0.01重量%、BS
Aを0.1重量%、及びNaN3を0.1重量%含むP
BS中に肝細胞を懸濁し、4℃で40分間行った。
【0028】このように前処理した肝細胞を、実施例1
と同様に本発明の合成マーカーで標識処理し、フローサ
イトメトリー測定を行った。その結果を、前処理なしで
標識した肝細胞の蛍光強度に対する相対強度(%)で表
し、表1にまとめて示す。
【0029】
【0030】本発明の合成マーカーをなすPVLAで前
処理したものは、肝細胞表面のアシアロ糖タンパク質レ
セプターが、PVLAによって塞がれているため、その
後の標識処理で結合する合成マーカー量が減少し、相対
蛍光強度が著しく低下している。それに対して、アシア
ロフェツインで前処理した肝細胞では、蛍光強度の低下
が少なく、フェツインで前処理した肝細胞では蛍光強度
の変化は殆ど見られない。即ち、本発明の合成マーカー
をなすPVLAは、アシアロ糖タンパク質レセプターに
対して、天然リガンドであるアシアロフェツインよりも
大きな親和性を有していることがわかった。
【0031】(実施例4)本発明の合成マーカーで標識
した肝癌細胞を用いてフローサイトメーターで測定を行
った。標識処理の方法は実施例1と同様にした。用いた
癌細胞の種類は、ヒト由来のHep G2とChang
Liverとした。その結果を、Hep G2につい
ては図3(A)に、Chang Liverについては
図4(A)に示した。結果は、ラットの通常肝細胞を
0.1重量%の合成マーカーで標識したときの蛍光強度
に対する相対強度で表した。
【0032】比較のため、FITCを固定したアシアロ
フェツインで標識した同様の肝癌細胞についても測定
し、結果を図3(B)及び図4(B)に示す。これらの
結果からわかるように、アシアロフェツインで標識した
肝癌細胞は、その種類によらず同様の強度の蛍光を発す
るが、本発明の合成マーカーで標識した場合は、癌種に
よって蛍光強度が異なり、Hep G2を用いた方がC
hang Liverを用いたものより強い蛍光を発す
ることがわかった。
【0033】これらの結果を定量的に表すため、例え
ば、本発明の合成マーカー0.01重量%で標識処理し
た場合の相対蛍光強度と、FITCを固定したアシアロ
フェツイン0.001重量%で標識した場合の相対蛍光
強度を、各々の癌細胞及びラットの通常細胞について表
2に示す。
【0034】
【0035】以上の結果より、本発明の合成マーカーで
標識した肝癌細胞は、その癌の種類によって異なった強
度の蛍光を発し、さらにその強度は、通常肝細胞が発す
る強度とも異なっている。従って、本発明の合成マーカ
ーで標識することにより、肝細胞をフローサイトメトリ
ー測定するだけで、発癌の有無や、癌の種類を識別する
ことができることがわかった。
【0036】
【発明の効果】本発明の細胞診断用合成マーカーは、従
来のような複雑な操作なしで合成できるため、製造コス
トがかからず安価であり容易に入手できる。また、本発
明の合成マーカーは、特に肝細胞表面に存在するアシア
ロ糖タンパク質レセプターと、天然リガンドを凌ぐ高い
親和性を有しているため、本発明の合成マーカーを肝細
胞診断に有効使用することができる。さらに、本発明の
合成マーカーで肝癌細胞を標識した場合、その癌種によ
って異なった強度の蛍光を発するため、肝癌診断及び癌
種の識別に非常に有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の合成マーカーで標識した肝細胞及び
未処理の肝細胞の発する蛍光強度を表すグラフである。
【図2】 本発明の合成マーカーの、肝細胞に対する親
和性のCa2+イオン依存性を示すグラフである。
【図3】 本発明の合成マーカー及びFITCを固定し
たアシアロフェツインで標識した肝癌細胞(Hep G
2)の蛍光強度を示すグラフである。
【図4】 本発明の合成マーカー及びFITCを固定し
たアシアロフェツインで標識した肝癌細胞(Chang
Liver)の蛍光強度を示すグラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリビニルベンジルラクトンアミドに蛍
    光色素を固定してなることを特徴とする細胞診断用合成
    マーカー。
  2. 【請求項2】 前記蛍光色素がフルオロセインイソチオ
    シアネートであることを特徴とする請求項1記載の細胞
    診断用合成マーカー。
  3. 【請求項3】 肝細胞診断で使用されることを特徴とす
    る請求項1記載の細胞診断用合成マーカー。
  4. 【請求項4】 前記肝細胞診断が肝癌診断であることを
    特徴とする請求項3記載の細胞診断用合成マーカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998051326A1 (en) * 1997-05-16 1998-11-19 Hsc Research And Development Limited Partnership Inhibition of angiogenesis by verotoxins
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