JPH0735532Y2 - 積込み・散布兼用マニアスプレッダにおける飛散防止板の配置位置自動変更装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体の昇降に連動して飛散防止板が昇降し、
堆肥の積込み、運搬、及び散布の各作業内容に応じて飛
散防止板の配置位置が自動的に変更されるような積込み
・散布兼用マニアスプレッダにおける飛散防止板の配置
位置自動変更装置に関するものである。

〔従来の技術〕

マニアスプレッダの基本構成は、走行輪を取付けた車体
に堆肥箱が載架され、この堆肥箱の底部に、積込まれた
堆肥を後方に送るためのコンベア装置が配設され、堆肥
箱の後部に堆肥を散布するためのビータが装着されたも
のであり、このマニアスプレッダをトラクタによって牽
引し、コンベア装置の作動によって、堆肥箱に積込まれ
ている堆肥をその後部に送ると共に、ビータの回転によ
って堆肥を散布している。

このような構成のマニアスプレッダは、散布専用のもの
であるため、その堆肥箱に堆肥を積込むには、別のトラ
クタに装備したフロントローダによるか、或いはマニア
スプレッダを牽引しているトラクタを一旦取り外して、
このトラクタにフロントローダを装備し、単独で駐車状
態になっているマニアスプレッダに堆肥を積込み、堆肥
が積込まれたマニアスプレッダに再度このトラクタを連
結するかの、いずれかによっていた。

従って、前者の場合は、作業能率はよいが、二台のトラ
クタを必要とするため、機械投資が大きくなり、また後
者の場合は、一台のトラクタで済むことになるが、トラ
クタとマニアスプレッダとの連結解除、及び再連結が必
要となるため、作業能率が悪いという欠点がある。

そこで、車体が昇降可能なように車体の両側に昇降装置
を介して走行輪を装着し、車体に設けた入力軸に伝達さ
れた動力を正逆回転装置を介してコンベア装置の駆動
軸、及びビータの回転軸にそれぞれ伝達してコンベア装
置、及びビータがそれぞれ正逆回転するように構成し、
堆肥の積込み時には昇降装置によって車体を下げると共
に、コンベア装置及びビータを散布時と逆方向に走行或
いは回転させて、堆肥の積込みと散布との双方を行うこ
とができるマニアスプレッダが開発されている。

このような積込み・散布兼用のマニアスプレッダにおい
ては、堆肥の積込み時に、この堆肥が車体の前方に大き
く飛散するのを防止するための飛散防止板が取付けられ
ている。

本出願人は、本出願と同時に、堆肥の積込み、運搬、及
び散布の各作業内容に応じて、飛散防止板の配置位置を
変更することにより、堆肥の積込み時においては、積込
まれる堆肥が車体の前方に大きく飛散するのを防止する
本来的な機能を果たさせ、堆肥の運搬時においては、積
込まれた堆肥がこぼれ落ちるのを防止するこぼれ落ち防
止板として機能を果たさせ、更に堆肥の散布時において
は、散布量を均一にせしめるための散布量規制板として
の機能を果たさせることにより、一つの飛散防止板が作
業内容に応じた複数の機能を果たすことを内容とする出
願を行った。

この場合において、飛散防止板の配置位置の変更を手動
で行う構成であると、マニアスプレッダを牽引している
トラクタの運転手は、作業が変更される毎に、運転台か
らいちいち降りなければならない。

〔考案が解決しようとする課題〕

本考案は、車体が昇降して堆肥の積込みと散布との双方
を行うことができるマニアスプレッダにおいて、これに
設けられている飛散防止板を車体の昇降に連動させて昇
降させることにより、飛散防止板の配置位置を各作業内
容に応じて自動的に変更できるようにすることを課題と
してなされたものである。

〔課題を解決するための手段〕

本考案は、車体の両側に回動可能に枢着された各走行輪
取付け板にそれぞれ走行輪が取付けられ、堆肥積込み時
において堆肥が飛散するのを防止するための飛散防止板
が車体に載架された堆肥箱に取付けられ、油圧シリンダ
により前記走行輪取付け板を支点軸を中心にして回動さ
せることにより車体が昇降するようになっている構成の
積込み・散布兼用マニアスプレッダにおいて、前記飛散
防止板の両端部を支持しているアームの基端部を堆肥箱
の側板に回動可能に枢着し、堆肥箱の側板に装着された
滑車にロープを掛装し、このロープの両端部を、前記ア
ームの支点よりも下方の部分と、前記走行輪取付け板と
にそれぞれ止着して、車体の昇降に連動させて飛散防止
板を昇降させることにより、その配置位置が各作業内容
に応じて自動的に変更されるように構成されていること
を特徴としている。

〔考案の作用〕

堆肥の運搬時においては、飛散防止板は、堆肥箱の後部
に積込まれた堆肥の上に覆い被さっていて、飛散防止板
の先端部は、堆肥箱の底部に配設されたコンベア装置の
後端部の直上に臨んでいる。

このため、飛散防止板は、こぼれ落ち防止板としての機
能を果たし、運搬時に堆肥箱の後部から堆肥がこぼれ落
ちるのが防止される。

また、堆肥の散布時においては、油圧シリンダによって
車体が下降する方向に走行輪取付け板を僅かに回動させ
ると、堆肥箱の側板に装着した滑車に掛装されているロ
ープの両端部が、飛散防止板を支持しているアームの支
点よりも下方の部分と、走行輪取付け板とにそれぞれ止
着されているので、このロープによってアームの下端部
が堆肥箱の後部側に僅かに引っ張られて、飛散防止板が
上昇する。これにより、飛散防止板の先端部と、堆肥箱
の後部に装着されたビータとの間に所定の隙間が形成さ
れる。このため、堆肥箱に積込まれている堆肥は、飛散
防止板の先端部と、ビータとの間に形成される隙間を通
って散布されるので、ビータとの間に所定の隙間をおい
て配置されている飛散防止板が、堆肥の散布量を規制す
る散布量規制板としての機能を果たしている。そして、
走行輪取付け板の回動量の調整（これにより、車体の下
降量が調整される）によって、飛散防止板の先端部と、
ビータとの間隔を調整すると、堆肥の散布量の調整を行
うことができる。

更に、堆肥の積込み時においては、油圧シリンダによっ
て走行輪取付け板を一方の回動端まで回動させて車体を
最も低くすると、飛散防止板を支持しているアームの下
端部が更に堆肥箱の後部側に引っ張られるため、飛散防
止板は最も高い正規の位置に戻される。この状態で、ビ
ータを散布時と逆方向に回転させると、堆肥箱の前方に
向かって大きく跳ね上げられた堆肥は、飛散防止板に衝
突してそのまま堆肥箱に落下し、ビータによって跳ね上
げられた堆肥が堆肥箱の前方に大きく飛散するのが防止
される。

〔実施例〕

以下、実施例を挙げて、本考案を詳細に説明する。

最初に、積込み・散布兼用マニアスプレッダＭの概要に
ついて説明し、次に本考案に係わる部分について説明す
る。

第１図ないし第３図において、車体１に堆肥箱２が載架
され、この堆肥箱２の底部に堆肥を積込んだり、送り出
したりするためのコンベア装置３が配設されている。堆
肥箱２の後部は開口していて、この開口部分に横型のビ
ータ４が装着されている。

車体１には、昇降装置Ａを介して走行輪５が装着されて
いる。この昇降装置Ａは、三角形状をした走行輪取付け
板６と、油圧シリンダ７とで構成され、走行輪取付け板
６の一頂部が支点軸８を介して車体１に枢着され、走行
輪取付け板６の他の頂部に車軸９を介して走行輪５が取
付けられ、走行輪取付け板６の残りの頂部に油圧シリン
ダ７のロッド12の先端部がピン13を介して枢着されてい
る。

油圧シリンダ７の基端部はピン14を介して車体１に枢着
されている。油圧シリンダ７を作動させるための圧油
は、マニアスプレッダＭを牽引するトラクタＴの油圧装
置、或いはマニアスプレッダＭに内蔵した油圧パッケー
ジから油圧ホース15を介して取出している。

マニアスプレッダＭを牽引するトラクタＴのPTO軸（図
示せず）の動力をユニバーサルジョイント16を介して車
体１に設けた入力軸17に入力し、この入力軸17に入力さ
れた動力を正逆回転装置Ｂを介してそれぞれコンベア装
置３の前側（ビータ４と反対側）に設けられた駆動軸1
8、及びビータ４の回転軸19に伝達している。

正逆回転装置Ｂからコンベア装置３の駆動軸18には減速
機21を介して動力が伝達される。

ビータ４の回転と、コンベア装置３の走行とは連動して
いて、堆肥の積込み時には、第６図及び第７図に示され
るようにビータ４が右側面視において反時計方向に回転
すると共に、コンベア装置３の上方の部分が車体１の前
方に向かって走行し、堆肥の散布時には双方が逆方向に
回転或いは走行するようになっている。

車体１の前部には牽引桿10が取付けられ、この牽引桿10
の先端に装着されたヒッチ20が、トラクタＴの後部に装
着されたヒッチ30に連結される。

上記した部分が、積込み・散布兼用のマニアスプレッダ
Ｍの概要であり、次に本考案に係わる部分について説明
する。

第６図及び第７図に示されるように、車体１を最も低い
位置まで下げ、ビータ４の回転によって堆積堆肥22をア
ップカット状にして切り出して堆肥箱２に積込むと、切
り出された堆肥22aの一部は、大きく側方に跳ね出すと
共に、上方に跳ね飛ばされて堆肥箱２の前方まで飛散さ
れる。

これらを防止するために堆肥箱２の後部の両側にはサイ
ド板23が取付けられていると共に、堆肥箱２の後部に
は、一対のアーム24を介して飛散防止板25が取付けられ
ている。

各アーム24の基端部は、支点ピン26を介して堆肥箱２の
側板2aに枢着されており、堆肥箱２の側板2aにおける走
行輪取付け板６よりも後方の部分に滑車27が装着され、
この滑車27にロープ28が掛装されている。滑車27に掛装
されたロープ28の一端は、走行輪取付け板６に止着され
ていると共に、その他端はスプリング29を介してアーム
24の下端部（支点ピン26よりも下方の部分）に止着され
ている。

そして、第２図及び第３図で示される堆肥22aの運搬時
においては、車体１は水平、或いはこれに近い状態にな
っており、この状態において、走行輪取付け板６の支点
軸８の軸心と、滑車27の回転軸の軸心と、走行輪取付け
板６とロープ28との止着点とがほぼ同一直線上に位置す
るようになっている。

飛散防止板25の前端部には、ゴム板などから成るカバー
31が取付けられている。

よって、第２図及び第３図に示される堆肥22aの運搬状
態において、油圧シリンダ７のロッド12を引っ込めて、
支点軸８を中心にして走行輪取付け板６を反時計方向に
回動させると、車体１が下降すると同時に、飛散防止板
25を支持しているアーム24の下端部がロープ28によって
堆肥箱２の後部側に引っ張られる。これにより、飛散防
止板25を支持している一対のアーム24が支点ピン26を中
心にして反時計方向に回動し、飛散防止板25が上昇し
て、その配置位置が自動的に変更される。なお、ロープ
28によって、アーム24の下端部を堆肥箱２の後部側に引
っ張る場合には、スプリング29の緩衝作用によって、ア
ーム24及び飛散防止板25に急激に大きな力が作用しない
ように設計されている。

逆に、第６図及び第７図に示される堆肥22aの積込み状
態において（後述のロック装置Ｒは作動していないもの
とする）、油圧シリンダ７のロッド12を突出させて、走
行輪取付け板６を支点軸８を中心にして時計方向に回動
させると、飛散防止板25の重みによって各アーム24は、
支点ピン26を中心にして時計方向に回動して、飛散防止
板25は下降する。

また、第８図に示されるように、飛散防止板25を支持し
ているアーム24の基端部には、最も高い正規の位置で飛
散防止板25をロックするためのロック装置Ｒが設けられ
ている。即ち、堆肥箱２の側板2aには、アーム24に近接
してロックアーム32が設けられており、このロックアー
ム32は支点ピン33を中心にして堆肥箱２の側板2aに回動
可能に枢着されている。このロックアーム32には、Ｌ字
形の溝34が設けられており、アーム24に突設された係合
ピン35がロックアーム32の溝34に挿入されて係合してい
る。

このため、アーム24が支点ピン26を中心にして反時計方
向に回動すると、ロックアーム32と、アーム24に突設さ
れた係合ピン35との係合によって、ロックアーム32は支
点ピン33を中心にして同一方向に回動し、アーム24が更
に反時計方向に回動すると、これに突設された係合ピン
35が、ロックアーム32の溝34の終端の係合部34aに入り
込んで係合し、これにより飛散防止板25はロックされ、
この状態で車体１を上昇させてもアーム24は回動せず、
従って飛散防止板25は下降しない。

また、ロックアーム32の下端部には、ロック解除用ロー
プ36が連結されており、マニアスプレッダＭを牽引して
いるトラクタＴの運転手が、運転台においてこのロック
解除用ロープ36を引っ張ると、係合ピン35が溝34の係合
部34aから抜け出て、ロックが解除されるようになって
いる。

そして、第２図及び第３図に示されるように、堆肥の運
搬時においては、車体１は、水平、或いはこれに近い状
態で走行し、飛散防止板25は、堆肥箱２の後部に積込ま
れた堆肥22aの上に覆い被さっていて、飛散防止板25の
先端部は、堆肥箱２の底部に配設されたコンベア装置３
の後端部の直上に臨んでいる。このため、飛散防止板25
は、堆肥箱２に積込まれた堆肥22aがこぼれ落ちるのを
防止するこぼれ落ち防止板としての機能を果たす。

また、第４図及び第５図に示されるように、堆肥の散布
時においては、第３図に示される状態から、油圧シリン
ダ７によって車体１が下降する方向に走行輪取付け板６
を僅かに回動させると、滑車27に掛装されているロープ
28によってアーム24の下端部が堆肥箱２の後部側に僅か
に引っ張られて、飛散防止板25が上昇し、その先端部
と、堆肥箱２の後部に装着されたビータ４との間に所定
の隙間が形成される。このため、堆肥箱２に積込まれて
いる堆肥22aは、飛散防止板25の先端部と、ビータ４と
の間の隙間を通って散布されるので、ビータ４との間に
所定の隙間をおいて配置されている飛散防止板25が、堆
肥の散布量を規制する散布量規制板としての機能を果た
している。そして、走行輪取付け板６の回動量の調整に
よって、飛散防止板25の先端部と、ビータ４との間の隙
間を調整すると、堆肥の散布量の調整を行うことができ
る。

更に、第６図及び第７図に示される堆肥の積込み時にお
いては、油圧シリンダ７によって走行輪取付け板６を一
方の回動端まで回動させて車体１を最も低くすると、飛
散防止板25を支持しているアーム24の下端部が更に堆肥
箱２の後部側に引っ張られるため、飛散防止板25は最も
高い正規の位置に戻される。この状態で、ビータ４を散
布時と逆方向に回転させると、堆肥箱２の前方に向かっ
て大きく跳ね上げられた堆肥22aは、飛散防止板25及び
カバー31に衝突してそのまま堆肥箱２に落下し、コンベ
ア装置３によって堆肥箱２の前方に送られる。なお、飛
散防止板25を正規の位置に戻した場合には、ロック装置
Ｒによってアーム24が回動しないようにロックされ、こ
れにより最も低い位置から車体１を上昇させても飛散防
止板25が下降しないことは前述した通りである。

〔考案の効果〕

本考案は、車体の昇降に連動して飛散防止板が昇降する
ように構成されているので、飛散防止板の配置位置が、
堆肥の積込み、運搬及び散布の各作業内容に応じて自動
的に変更される。

このため、マニアスプレッダを牽引しているトラクタの
運転手は、作業が変更される毎に運転台から降りて飛散
防止板の配置位置の変更を行う必要がなくなる。

また、本考案は、飛散防止板を自動的に昇降させる動力
として、車体を昇降させるための油圧シリンダの動力を
利用しているので、新たに駆動源を必要とせず、このた
め低コストで実施することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案に係わるマニアスプレッダＭの堆肥運
搬時における平面図、第２図は、このマニアスプレッダ
ＭをトラクタＴで牽引して堆肥22aを運搬している状態
の側面図、第３図は、同様の状態のマニアスプレッダＭ
の部分の詳細側面図、第４図は、マニアスプレッダＭを
トラクタＴで牽引して堆肥22aを散布している状態の側
面図、第５図は、同様の状態のマニアスプレッダＭの部
分の詳細側面図、第６図は、トラクタＴによってマニア
スプレッダＭを後退させて堆肥22aを積込んでいる状態
の側面図、第７図は、同様の状態のマニアスプレッダＭ
の部分の詳細側面図、第８図は、飛散防止板25のロック
装置Ｒの部分の拡大側面図である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 A:昇降装置、M:マニアスプレッダ R:ロック装置、1:車体 2:堆肥箱、2a:堆肥箱の側板 5:走行輪、6:走行輪取付け板 7:油圧シリンダ 8:走行輪取付け板の支点軸 22:堆積堆肥、22a:積込まれた堆肥 24:飛散防止板を支持しているアーム 25:飛散防止板、27:滑車 28:ロープ、32:ロックアーム 35:係合ピン

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】車体の両側に回動可能に枢着された各走行
   輪取付け板にそれぞれ走行輪が取付けられ、堆肥積込み
   時において堆肥が飛散するのを防止するための飛散防止
   板が車体に載架された堆肥箱に取付けられ、油圧シリン
   ダにより前記走行輪取付け板を支点軸を中心にして回動
   させることにより車体が昇降するようになっている構成
   の積込み・散布兼用マニアスプレッダにおいて、 前記飛散防止板の両端部を支持しているアームの基端部
   を堆肥箱の側板に回動可能に枢着し、堆肥箱の側板に装
   着された滑車にロープを掛装し、このロープの両端部
   を、前記アームの支点よりも下方の部分と、前記走行輪
   取付け板とにそれぞれ止着して、車体の昇降に連動させ
   て飛散防止板を昇降させることにより、その配置位置が
   堆肥の積込み、運搬、及び散布の各作業内容に応じて自
   動的に変更されるように構成されていることを特徴とす
   る積込み・散布兼用マニアスプレッダにおける飛散防止
   板の配置位置自動変更装置。
2. 【請求項２】堆肥箱の側板に回動可能に枢着されている
   ロックアームと、飛散防止板を支持しているアームに突
   設され、前記ロックアームに設けられたＬ字形の溝に挿
   入されて係合する係合ピンとから成るロック装置を備え
   ていることを特徴とする請求項１に記載の積込み・散布
   兼用マニアスプレッダにおける飛散防止板の配置位置自
   動変更装置。