JPH0735512U - 光点滅チューブ - Google Patents
光点滅チューブInfo
- Publication number
- JPH0735512U JPH0735512U JP071903U JP7190393U JPH0735512U JP H0735512 U JPH0735512 U JP H0735512U JP 071903 U JP071903 U JP 071903U JP 7190393 U JP7190393 U JP 7190393U JP H0735512 U JPH0735512 U JP H0735512U
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- Japan
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- tube
- light
- blinking
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 夜間事故防止用の保安灯あるいは建築または
構築物の電飾用として好適に使用することのできる光点
滅チューブを、可撓性、耐圧性、作業性に優れた形で提
供する。 【構成】 複数の発光体3を適宜の間隔で接続したリー
ド線5,6,7を透明または着色透明の合成樹脂製波付
き可撓チューブ1内に複数本通過させ、その一端に入力
用プラグ12を、他端に出力用ソケット13を設け、入
力用プラブ13を点滅手段4を介して電源に接続するこ
とにより、前記発光体を交互に点滅させる。
構築物の電飾用として好適に使用することのできる光点
滅チューブを、可撓性、耐圧性、作業性に優れた形で提
供する。 【構成】 複数の発光体3を適宜の間隔で接続したリー
ド線5,6,7を透明または着色透明の合成樹脂製波付
き可撓チューブ1内に複数本通過させ、その一端に入力
用プラグ12を、他端に出力用ソケット13を設け、入
力用プラブ13を点滅手段4を介して電源に接続するこ
とにより、前記発光体を交互に点滅させる。
Description
【0001】
本考案は、道路工事現場等の危険地域で使用される夜間事故防止用の保安灯と して、あるいは建築または構築物の電飾(イルミネーション)として好適に使用 することのできる光点滅チューブに関し、特には、可撓性、耐圧性、作業性に優 れた光点滅チューブに関する。
【0002】
従来、道路工事現場の保安灯として、透明な可撓性チューブ(パイプ)の内部 に複数の発光体を配置し、同チューブ内に具備した制御装置によりこれら発光体 を適宜に点滅させる構成が知られる(例えば実開平5−38018号公報)。 かかる構成にあっては、剥き出しのランプを電線に対して提灯状にぶら下げてい たそれまでに慣用されていた構成に対して、防水性、安全性に優れており、近年 多用化されつつある。
【0003】
しかし上記改善された従来技術においても未だ解決すべき幾つかの課題を残し ている。その一つは透明チューブにおける光拡散であり、上記技術においては拡 散効率を高めるためにチューブ内面に軸方向に沿って多数の溝を形成することを 提案しているが、溝の成形等、製造工程においてコスト上昇等が予測され、十分 な解決策ではない。
【0004】 他の課題の一つはチューブの「可撓性の向上」と「耐圧性の向上」といった矛 盾すべき問題である。可撓性向上のためにチューブの肉厚を小さくすると当然に 反比して耐圧性が低下する。上記従来の技術例にあってはチューブは平管であり 、可撓性に乏しく、また耐圧性においても外部圧力または衝撃によりチューブ内 の発光体を破損する危険がある。
【0005】 また、他の一つは作業性であり、上記従来技術にあっては定められた長さ、即 ち一本のチューブの長さによってその使用範囲が制限されてしまう。
【0006】
上記点に鑑み、本考案による光点滅チューブは、複数の発光体を適宜の間隔で 接続したリード線を透明または着色透明の合成樹脂製波付き可撓チューブ内に複 数本通過させ、その一端に入力用プラグを、他端に出力用ソケットを設け、入力 用プラグを点滅手段を介して電源に接続することにより、前記発光体を交互に点 滅せしめることを特徴とする。
【0007】 特に、本考案にあってはその耐圧性のために、発光体の外側に透明または着色 透明の保護筒を設けたことを特徴とし、またチューブの延長等の作業性向上のた めに、チューブの端部に接続用のねじ部を形成してなる。
【0008】 好ましくは、チューブは、線状の硬質合成樹脂をスプリング状に巻き、その内 外面を軟質合成樹脂で連続被覆成形した管とする。
【0009】
入力用プラグを電源に接続すると、各発光体が交互に点滅し、合成樹脂チュー ブを通じて同発光体の色の光(透明チューブの場合)、または合成樹脂チューブ の色の光が外部に拡散し、工事箇所や危険地域の確認を可能とさせる。波付きチ ューブはその可撓性を最大に高め、また発光体の外側に位置する保護筒は発光体 を外部圧力から保護してその破損を防止する。
【0010】 また、比較的長い距離にわたって保安を必要とする場合には、数本のチューブ を直列に連接することにより、適宜な長さの保安灯を構成することができる。
【0011】
以下、本考案の好適な実施例を図面を参照として説明する。 図1は本考案の光点滅チューブの基本構成を示すもので、2〜10mといった 適宜の長さを有する可撓チューブ1と、複数の発光体2(例えば発光ダイオード 、豆ランプ等)を備えたリード線群3と、発光体2を点滅するための点滅回路を 内蔵したコントローラ4とを含む。コントローラ4は可撓チューブ1とは別体に かつ可撓チューブおよび外部電源と着脱可能に構成されている。
【0012】 可撓チューブ1は、透明または着色透明(半透明を含む)の合成樹脂により作 製された波付き管からなり、後述するように内部で発光する発光体2の光をチュ ーブ1を介して外部に発する。灯色は、危険地域の保安灯としては、赤、黄、燈 色等が好ましいがこれに限定されることなく、他の色を採択することにより、建 築または構築物の電飾(イルミネーション)としても使用することができる。 図5は、保安灯として利用した場合の一例である。
【0013】 図2および図3に可撓チューブ1の一例を示す。 図2に示すチューブは合成樹脂管を波付きとした一重構造よりなり、例えば高 密度ポリエチレン管等を用いることにより保護チューブとして必要な耐圧性を得 ることができる。また、図3に示すチューブは、更に耐圧性を高めたもので、線 状の硬質合成樹脂をスプリング状に巻いたコイル1aの内外面を軟質合成樹脂1 bで一体連続的に被覆成形した構造よりなる。いずれの構造においても十分な可 撓性を有し、また、チューブ内に配置する発光体の光がチューブの波付きにより 効果的に拡散される。
【0014】 これら可撓チューブ1内には、前述したリード線群3が挿通されている。 リード線群3は、図4に一例を示すように、1本のプラスのリード線5と2本 のマイナスのリード線6、7を含み、これらリード線5と6に架けて、複数個の 発光体2a(図示例では5個)を直列に連結してなる連結コード8を複数組連結 し、また、リード線5と7に架けて、複数個の発光体2bを直列に連結してなる 連結コード9を複数組連結して有する。これら複数組の連結コードは、仮にその 一つの連結コードの発光体が破損し断線した場合においても他の連結コードへの 影響を回避するためである。なお、発光体のチューブ1内の配置については、発 光体2aと2bとが交互に並ぶような位置に配置することが好ましい。かかる配 置のために発光体の保持用として適当なマウントをチューブ1内に設けても良い 。
【0015】 チューブ1の両端開口はゴム等のキャップ10、11により閉じられており、 これらキャップ10、11から引き出されたリード線5、6、7の両端には対の 入力用プラグ12と出力用のソケット13が連結されている。入力用プラグ12 は図1に示したように、コントローラ4の出力用ソケット14に連結される。符 号15はコントローラ4の入力用プラグであり適当な外部電源に連結され入電さ れる。
【0016】 前述したように、コントローラ4は点滅回路を備えており、該回路は、所定の パルス間隔でプラスのリード線5からマイナスのリード線6または7への電源回 路を自動的に交互に切り換える。これにより発光体2aと2bが交互に点滅し周 囲の人間に注意を与える。
【0017】 再び図2を参照するに、チューブ1内の発光体2を外部圧力から保護するため に、発光体2の外側を囲むように透明または着色透明の保護筒16が設けられる 。 保護筒16は硬質合成樹脂により作製され、発光体2の位置に応じてチューブ1 内に適当間隔で配置される。保護管16の装着はリード線の挿入時に該保護管に 発光体を装着することによっても行なうことができる。
【0018】 1本のチューブの長さ以上の長さで保安または電飾を行なうために、図1に示 すように、チューブ1の一端に接続用の雄ねじ17を他端に雌ねじ18を形成し 、2本以上のチューブの連結を可能とさせる。チューブの連結を行なう場合は、 防水キャップ18を外し、出力用ソケット13に連結するチューブの入力用プラ グを差し込み、雌ねじ18に連結するチューブの雄ねじを螺合することにより容 易に行なうことができる。なお、このようにチューブの連結を可能とした構成と する場合、 防水キャップ17、18は、それに縦方向の切れ目を形成すること により、プラグまたはソケットを跨ぐことなく着脱できる構成とする。
【0019】 上述したように、本考案は保安灯の他、電飾用としても使用でき、例えば、発 光体2aを赤色、発光体2bを青色とするように、複数組に区分された発光体群 を異なる色で組分けすることによりカラフルな装飾が可能である。
【0020】 なお、上記した例においては、電源として外部電源を用いたが、例えば太陽電 池を利用することにより自己電源としても良く、またコントローラ4に昼夜判別 回路を備えることにより、夜間時に自動的に発光させる構成とすることもできる 。
【0021】
以上述べたように、本考案によれば、極めて簡単な構成且つ低コストで可撓性 、耐圧性、作業性に優れた光点滅チューブを提供することができる。
【図1】 本考案による光点滅チューブの基本構成を示
す図。
す図。
【図2】 本考案によるチューブの構造の一例を示す
図。
図。
【図3】 本考案によるチューブの別の構造を示す図。
【図4】 本考案によるリード群の一例を示す図。
【図5】 本考案による光点滅チューブの使用例を示す
図。
図。
1 可撓チューブ 2 発光体 3 リード線群 4 コントローラ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の発光体を適宜の間隔で接続したリ
ード線を透明または着色透明の合成樹脂製波付き可撓チ
ューブ内に複数本通過させ、その一端に入力用プラグ
を、他端に出力用ソケットを設け、入力用プラブを点滅
手段を介して電源に接続することにより、前記発光体を
交互に点滅せしめることを特徴とする光点滅チューブ。 - 【請求項2】 前記発光体の外側に透明または着色透明
の保護筒を設けたことを特徴とする請求項1記載の光点
滅チューブ。 - 【請求項3】 前記チューブの端部に接続用のねじ部を
形成し、隣合うチューブのねじ部、およびプラグとソケ
ットを連結することにより複数のチューブを直列に連接
可能としたことを特徴とする請求項1または2記載の光
点滅チューブ。 - 【請求項4】 前記チューブは、線状の硬質合成樹脂を
スプリング状に巻き、その内外面を軟質合成樹脂で連続
被覆成形した構成であることを特徴とする請求項1乃至
3いずれか記載の光点滅チューブ。 - 【請求項5】 前記複数の発光体が複数組に区分された
異なる色の発光体であることを特徴とする請求項1乃至
4いずれか記載の光点滅チューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP071903U JPH0735512U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 光点滅チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP071903U JPH0735512U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 光点滅チューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735512U true JPH0735512U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13473970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP071903U Pending JPH0735512U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 光点滅チューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735512U (ja) |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP071903U patent/JPH0735512U/ja active Pending
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