JPH0735418U - コンベヤ用チェン - Google Patents

コンベヤ用チェン

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JPH0735418U
JPH0735418U JP7121993U JP7121993U JPH0735418U JP H0735418 U JPH0735418 U JP H0735418U JP 7121993 U JP7121993 U JP 7121993U JP 7121993 U JP7121993 U JP 7121993U JP H0735418 U JPH0735418 U JP H0735418U
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JP
Japan
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links
connecting pin
chain
conveyor chain
link
Prior art date
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Pending
Application number
JP7121993U
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English (en)
Inventor
一夫 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Publication of JPH0735418U publication Critical patent/JPH0735418U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センターリンク1と、一対のサイドリンク2
a,2bと、これら各リンクを連結する連結ピン3とか
ら成り、これら各リンク1,2a,2b及び連結用ピン
3が炭素鋼の鍛造品であるコンベヤ用チェン5に於い
て、給油が出来ないような環境でも耐用寿命を低下させ
ることなく円滑良好に使用し得るようにすること。 【構成】 各リンク1,2a,2b及び連結用ピン3の
表面に、リン酸マンガン系皮膜生成処理の上、二硫化モ
リブデンなどの固体潤滑剤によるコーティング処理を施
して成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トロリーコンベヤなどに使用されるコンベヤ用チェンに関するもの である。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
この種のコンベヤ用チェンは、各々が機械構造用炭素鋼の鍛造品であるセンタ ーリンク、一対のサイドリンク、及びこれら各リンクを連結する連結ピンから構 成されたものであって、例えばトロリーコンベヤのトロリー駆動用チェンとして 使用されるものであるが、耐用寿命を延長させると共に稼動時のきしみ音防止の ために定期的な給油が不可欠なものであった。
【0003】 しかしながらコンベヤ用チェンに対する給油は、稼動中のチェンからの油の滴 下や飛散を免れず、コンベヤラインによっては、このようなチェンからの油の滴 下や飛散を避けなければならない場合もあり、このような場合従来は、チェンに 対する給油を断つかまたは給油量や回数を減らさざるを得ず、チェンの耐用寿命 が短くなると共に稼動中の騒音を我慢せざるを得なかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、 その特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して示すと、センターリン ク(1) と、一対のサイドリンク(2a,2b) と、これら各リンクを連結する連結ピン (3) とから成り、これら各リンク(1,2a,2b) 及び連結用ピン(3) が炭素鋼の鍛造 品であるコンベヤ用チェン(5) であって、各リンク(1,2a,2b) 及び連結用ピン(3 ) の表面に、リン酸マンガン系皮膜生成処理の上、二硫化モリブデンなどの固体 潤滑剤によるコーティング処理を施した点に特徴を有する。
【0005】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、図1A,Bに 於いて、1はセンターリンク、2a,2bはサイドリンク、3は連結用ピンであ って、これら各リンク1,2a,2b及び連結用ピン3は、機械構造用炭素鋼の 鍛造により製造されている。センターリンク1及びサイドリンク2a,2bは長 円リング状のもので、センターリンク1の両端部は肉厚に形成され、サイドリン ク2a,2bの両端外側には、連結用ピン3のT形頭部3a,3bが嵌合する凹 溝4が巾方向に形成されている。連結用ピン3は、センターリンク1の端部両側 にサイドリンク2a,2bの端部が重なる状態で、これら各リンク1,2a,2 bの内部を貫通すると共に、両端のT形頭部3a,3bがサイドリンク2a,2 bの端部外側の凹溝4に嵌合することにより、センターリンク1と一対のサイド リンク2a,2bとを交互に連結してコンベヤ用チェン5を構成している。
【0006】 而して、上記のようにコンベヤ用チェン5を構成する全ての部品、即ちセンタ ーリンク1と一対のサイドリンク2a,2b、及び連結用ピン3は、その表面に リン酸マンガン系皮膜生成処理と固体潤滑剤によるコーティング処理とが施され ている。リン酸マンガン系皮膜生成処理は、浸漬法により部品表面に厚さ5〜1 5ミクロンの比較的薄いリン酸マンガン系の不溶解性皮膜を生成させるもので、 その生成皮膜は、素材に浸透し且つ顕微鏡的に多孔質な結晶体から成る。固体潤 滑剤によるコーティング処理は、各種の有機樹脂に分散させて塗料状にした固体 潤滑剤の二硫化モリブデンを前記リン酸マンガン系皮膜生成処理した部品表面に コーティングすることにより、部品表面に乾燥潤滑皮膜を形成するものである。
【0007】 上記のように構成されたコンベヤ用チェン5は、例えば図2に示すようにトロ リーコンベヤのトロリー駆動用チェンとして使用することが出来る。図2に於い て、6はチェン案内用ガイドレール、7は搬送用トロリー案内用ガイドレール、 8は搬送用トロリーである。上記のように構成されたコンベヤ用チェン5は、適 当間隔おきに位置するセンターリンク1に取付けられたチェン吊下用トロリー9 ,10a,10bを介してチェン案内用ガイドレール6に吊り下げられ、図外の チェン駆動用歯輪によって駆動される。チェン吊下用トロリー10a,10b間 の下側サイドリンク2bには、下向きに突出するプッシャー11を備えたものが 使用されている。
【0008】 搬送用トロリー8は、被搬送物12を支持するハンガー13と、このハンガー 13を吊り下げる前後一対のトロリー14a,14bと、前側トロリー14aに ロードバー15を介して連結された被動トロリー16とから成り、これらトロリ ー14a,14b,16を介してガイドレール7に移動可能に吊り下げられてい る。被動トロリー16には、チェン5側のプッシャー11に自動係合するドッグ 17と、プッシャー11とドッグ17との係合状態を保持するアンチバックドッ グ18と、先行停止の搬送用トロリー8の後側トロリー14bから後方に延出す るカム19によって操作されてドッグ17をプッシャー11から外す停止用操作 片20とが設けられている。
【0009】
【考案の作用及び効果】
本考案のコンベヤ用チェンは、上記のように実施し且つ使用し得るものであっ て、係る本考案チェンによれば、各リンク(1,2a,2b) 及び連結用ピン(3) の表面 に、リン酸マンガン系皮膜生成処理の上、二硫化モリブデンなどの固体潤滑剤に よるコーティング処理を施しているので、各リンク(1,2a,2b) 及び連結用ピン(3 ) の表面には耐磨耗性と防錆性に優れた固体潤滑皮膜が生成される。従って、給 油しなくとも当該チェンの耐用寿命が低下することはなく、油の滴下や飛散を避 けなければならない環境のものでも実用に供することが可能となり、長期間にわ たって円滑に稼動させることが出来ると共に、きしみ音の発生のない良好な環境 を維持することが出来る。また、給油する場合でも、その給油量や給油回数を大 幅に減らして給油コストの大幅低減を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図はチェンの一部分を示す一部縦断側面図
であり、B図はその一部横断拡大平面図である。
【図2】 チェンの一使用例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 センターリンク 2a サイドリンク 2b サイドリンク 3 連結用ピン 4 連結用ピンのT形頭部 5 コンベヤ用チェン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センターリンク(1) と、一対のサイドリン
    ク(2a,2b) と、これら各リンクを連結する連結ピン(3)
    とから成り、これら各リンク(1,2a,2b) 及び連結用ピン
    (3)が炭素鋼の鍛造品であるコンベヤ用チェン(5) であ
    って、 各リンク(1,2a,2b) 及び連結用ピン(3) の表面に、リン
    酸マンガン系皮膜生成処理の上、二硫化モリブデンなど
    の固体潤滑剤によるコーティング処理を施して成るコン
    ベヤ用チェン。
JP7121993U 1993-12-03 1993-12-03 コンベヤ用チェン Pending JPH0735418U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS45756Y1 (ja) * 1966-03-11 1970-01-13
JPS5325295A (en) * 1976-08-20 1978-03-08 Central Glass Co Ltd Production of superfine particle silica
JPS62203908A (ja) * 1986-02-28 1987-09-08 Yamaha Motor Co Ltd 内燃機関の吸排気弁駆動用カム軸

Patent Citations (3)

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