JPH0734303Y2 - 貯氷ディスペンサーの氷放出装置 - Google Patents

貯氷ディスペンサーの氷放出装置

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JPH0734303Y2
JPH0734303Y2 JP1989082589U JP8258989U JPH0734303Y2 JP H0734303 Y2 JPH0734303 Y2 JP H0734303Y2 JP 1989082589 U JP1989082589 U JP 1989082589U JP 8258989 U JP8258989 U JP 8258989U JP H0734303 Y2 JPH0734303 Y2 JP H0734303Y2
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ice
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cylinder
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C5/00Working or handling ice
    • F25C5/20Distributing ice
    • F25C5/24Distributing ice for storing bins

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、貯氷ディスペンサーに係り、特に、当該貯氷
ディスペンサーに採用するに適した氷放出装置に関す
る。
(従来技術) 従来、この種の貯氷ディスペンサーにおいては、実公昭
60−29031号公報に示されているように、貯氷槽から定
量箱内に氷送りスクリューにより送出された各小氷の量
が所定量に達すると、これら各小氷がその自重により受
皿を下方へ傾動させて可動仕切板上に落下し、このよう
に落下した各小氷が、その自重により、可動仕切板を錘
りに抗して下方へ傾動させながら氷取出容器内に落下
し、かつ可動仕切板を錘りの作用のもとに上方へ復帰さ
せるようにしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このような構成においては、貯氷槽、定量箱、
受皿、及び可動仕切板を支持するハウジング部分が、分
解不能な構造となっているため、定量箱、受皿及びその
周辺構造部分が使用の経過により汚れても、その清掃は
困難であり、極めて非衛生的であった。また、可動仕切
板の裏面に水分が付着したために、この可動仕切板が、
その下方への傾動により、同可動仕切板の支持壁面に付
着してしまい、その結果、氷取出容器内への各小氷の落
下終了後も、可動仕切板が原位置へ復帰しない場合が生
じ、受皿等に対するいたずらが可能となる等、安全性に
欠けることもある。
そこで、本考案は、以上のようなことに対処すべく、貯
氷ディスペンサーにおいて、この氷放出装置を分解可能
な構造とするようにしようとするものである。
また、本考案は、上述の構造において、安全性を向上さ
せる構造とするようにしようとするものである。
また、本考案は、上述の構造において、清掃後、その構
成部材の組付け忘れを防止するようにしようとするもの
である。
(課題を解決するための手段) かかる課題の解決にあたり、本考案の構成上の特徴は、
複数の小氷を収容するストッカーと、このストッカー内
に設けられて前記各小氷を撹拌するとともに前記ストッ
カーの周壁下部から外方かつ下方へ向けて延出する案内
筒内に前記各撹拌小氷を案内するアジデータと、このア
ジデータを駆動する駆動機構とを備えた貯氷ディスペン
サーにおいて、前記案内筒の外端開口部の下方にて前記
ストッカーの周壁下部に垂下状に着脱可能に組付けられ
て前記案内筒の外端開口部から落下する前記各案内小氷
を受ける放出筒と、この放出筒の周壁上端の一部にこれ
に近接して着脱可能にかつ回動自在に軸支した回動軸及
びこの回動軸から前記放出筒の周壁上端の一部側へ延出
する錘りを有し、前記回動軸から前記放出筒内に斜め下
方に向けて延在し同放出筒を前記錘りの作用に応じて閉
じる一方、前記各案内小氷を受けてこれら各案内小氷の
重さに応じ前記錘りに抗して前記放出筒を下方に向けて
開き前記各案内小氷を下方へ放出するバランスシャッタ
ーとを設けるようにしたことにある。
(作用効果) このように本考案を構成したことにより、前記駆動機構
が駆動されれば、前記アジテータが前記ストッカー内の
各小氷を撹拌しながら前記案内筒内に案内する。する
と、これらの案内小氷が前記案内筒の外端開口部から前
記放出筒内の前記バランスシャッター上に順次落下して
ゆく。ついで、このバランスシャッターがこれらの落下
小氷の重量に応じ前記放出筒を下方に向けて開くと、同
バランスシャッター上の各小氷が前記放出筒を通り下方
へ放出される。従って、この放出筒の下方に、利用者が
容器を保持しておけば、同放出筒からの各小氷が容器内
に収容され得る。また、上述のようにバランスシャッタ
ー上の各小氷の放出が終了すると、同バランスシャッタ
ーが、前記錘りの作用に応じ復帰し、前記放出筒の内部
を、斜め下方に向く状態で閉じる。従って、利用者が、
前記放出筒を通して、前記案内筒内に故意に手を侵入さ
せる等の行為をしようとしても、上述のようなバランス
シャッターの放出筒に対する閉成状態のため、同行為が
当該バランスシャッターにより阻止され得る。また、前
記放出筒が前記ストッカーの周壁下部に着脱可能に組付
けられ、かつ前記バランスシャッターがその回動軸にて
前記放出筒に着脱可能に組付けられているので、前記案
内筒、放出筒及びバランスシャッター等の清掃にあたっ
ては、これらの構成部材を分解すれば簡単にかつ確実に
清掃できる。また、清浄後は、上述の構成部材を再び組
付ければ、常に衛生的な貯氷ディスペンサーの使用が可
能となる。
また、本考案において、前記バランスシャッターの下面
先端部又はこれに対向する前記放出筒の内壁部に突起を
設けるようにした場合には、上述のようにバランスシャ
ッターが開いても、このバランスシャッターの下面と前
記放出筒の内壁との間の密着が前記突起により阻止され
る。従って、前記バランスシャッターの下面或いは前記
放出筒の内壁に水分が付着している状態で前記バランス
シャッターが開いても、このバランスシャッターが、前
記放出筒の内壁との間の水分による密着を招くことな
く、確実にタイミングよく復帰できる。従って、上述の
ような利用者の行為の阻止がより一層有効に実現でき
る。
また、上述のような考案において、前記放出筒が断面四
角形状に形成され、前記放出筒の上端開口部が、同放出
筒の荷重中心よりもその後壁側へずれた位置にて、前記
ストッカーの周壁下部から前方へ延出する支持部材によ
り回動自在にかつ着脱可能に軸支され、前記バランスシ
ャッターが、前記錘りを前記放出筒の前壁側に延出させ
て同放出筒内に傾斜状に下方に向けて延在するように、
前記回動軸にて、前記放出筒の前壁上端の近傍にこれに
平行に回動自在にかつ着脱可能に軸支され、前記錘りの
重さが、前記バランスシャッターの開閉時に前記放出筒
を垂直状に維持するように定められ、かつ前記放出筒が
何等かの要因により傾動せられたとき前記駆動機構の駆
動を禁止する禁止素子が設けられるようにした場合に
は、前記バランスシャッターが、その錘りの作用及び上
述のような回動軸の軸支位置との関連で、前記放出筒を
垂直状に維持しつつ開閉するとともに、前記駆動機構が
その駆動状態を維持する。
また、上述のように放出筒及びバランスシャッターを分
解した上で清浄した後再度組付ければ、貯氷ディスペン
サーの常に衛生的な使用が実現できる。また、上述のよ
うな清掃後、前記バランスシャッターの組付けを忘れた
としても、前記放出筒が、上述のような荷重中心からの
位置ずれによる軸支に起因して傾動するので、前記禁止
素子が前記駆動機構の駆動を禁止する。従って、貯氷デ
ィスペンサーの本来の機能を再度発揮させることができ
ないので、前記バランスシャッターの組付け忘れを確実
に認識できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面により説明すると、第2
図は、第1図に示すような本考案の要部を有する貯氷デ
ィスペンサーを示している。この貯氷ディスペンサー
は、直方体形状のハウジング10を備えており、このハウ
ジング10の上方部内には、第3図及び第4図に示すごと
く、ストッカー20が組付けられている。ストッカー20の
内部には、アジテータ30が、第3図及び第4図に示すご
とく、組付けられており、このアジテータ30は、回動軸
31と、案内部材32と、左右一対の螺旋状ワイヤ33、34と
により構成されている。回動軸31は、その左右両端部に
て、ストッカー20の左右内壁に回動自在に軸支されてお
り、この回動軸31の中央部は、ストッカー20の底壁21の
左右中央部に形成した案内溝21aの底面が描く円弧の中
心に一致している。
案内部材32は、回動軸31の中央部に嵌着した環状ボス32
aから回動軸31に直角に互いに逆方向に各ロッド32b、32
cを延出させるとともに、これら各ロッド32b、32cの先
端部に各ロッド32d、32eをT字状にそれぞれ固着して形
成されており、案内部材32の全軸長の半径は、案内溝21
aが描く円弧の半径よりも短くなっている。ワイヤ33は
回動軸31の左方部に周設されており、このワイヤ33の両
端部は、回動軸31の左方部の両端部分にそれぞれ固着さ
れている。一方、ワイヤ34は回動軸31の右方部に周設さ
れており、このワイヤ34の両端部は、回動軸31の右方部
の両端部分にそれぞれ固着されている。
かかる場合、両ワイヤ33,34は、その各回動時に、スト
ッカー20内の各角氷を回動軸31の左右両端部から中央部
に向けて案内しつつ撹拌するように、互いに逆送りピッ
チでもって形成されている。なお、第4図にて、各符号
33a,34aは、各ワイヤ33,34の中間部位を回動軸31の一部
に固定的に支持するための補助ロッドをそれぞれ示す。
また、駆動機構40は、第3図に示すごとく、ストッカー
20の底壁21の下面に組付けたギヤードモータ41の駆動に
応じ、両スプロケット42,43及びチェーン(図示しな
い)により回動軸31を回動するように構成されている。
次に、本考案の要部について第1図および第5図を参照
して説明すると、ストッカー20の前壁22の中央下部に
は、案内筒23が、第5図にて図示軸方向断面形状を有す
るように、固定板22aを通し外方へ向け延出形成されて
いる。かかる場合、案内筒23は、その頸部23aから開口
部23bにかけて、第5図にて図示上下方向に末広がり状
に断面形状を変化させ、かつ上方から下方に向けて湾曲
して形成されている。また、案内筒23の上壁23Aは第1
図及び第5図に示すように斜め上方へ円弧状に湾曲して
形成されており、この案内筒23の左右両壁23B,23Cは互
いに平行に形成されている。
シャッター機構50は、第1図及び第5図に示すごとく、
回動軸51を有しており、この回動軸51は、案内筒23の直
上にて水平状に位置し、その一端にて軸受52を介しスト
ッカー20の前壁22に回動自在に軸支され、一方、その他
端にて、ソレノイドアクチュエータの出力軸53に同軸的
に着脱可能に連結されている。シャッター機構50は、シ
ャッター54を有しており、このシャッター54は、この基
端部54aにて、回動軸51の直上部分に各ネジ54b,54bによ
り締着されている。また、シャッター50は、第1図及び
第5図に示すごとく、案内筒23の上壁23A及び開口23b全
体を覆蓋し得るように屈曲形成されている。しかして、
ソレノイドアクチュエータの出力軸53が回動軸51を時計
方向(第5図にて図示矢印方向)に回動させると、シャ
ッター54が第5図にて図示破線の位置まで傾動し案内筒
23の開口部23bを開く。一方、ソレノイドアクチュエー
タの出力軸53が回動軸51を反時計方向に回動させると、
シャッター54が、第1図及び第5図にて図示実線により
示す位置まで傾動し案内筒23の開口部23bを閉じる。な
お、軸受52は、ネジ52aによりストッカー20の前壁22の
一端に締着されている。また、第1図にて符号51aは、
回動軸51の抜止用ピンを示す。
氷放出機構60は、案内筒23の開口部23bの直下にて、固
定板22aの下部を介してストッカー20の前壁22に組付け
られているもので、この氷放出機構60は、放出筒61、バ
ランスシャッター62及び常開型インターロックスイッチ
63により構成されている(第1図及び第5図参照)。放
出筒61は、その左右両側から上方へ延出する各フランジ
部61a,61b(第1図及び第5図参照)を有しており、こ
れら各フランジ部61a,61bは、その各支持軸61c,61dに
て、固定板22aの下部からこれに直角に延出する各フラ
ンジ22b,22c(第1図にては、フランジ22bのみを示す)
の切欠部内に前後方向に回動自在に軸支されている。か
かる場合、各フランジ部61a,61bの支持軸61c,61dは、放
出筒61全体の荷重中心よりも後方へ少しずれた位置にあ
る。
バランスシャッター62は、合成樹脂材料により板状に形
成されているもので、このバランスシャッター62は、そ
の基部に設けた回動軸62aにて、放出筒61の前壁61eの上
端直上にてこれに平行に各フランジ部61a,61bに回動自
在に軸支されて、案内筒23の開口部23bの直下にて放出
筒61内に下方に向け傾斜状に延出している。このバラン
スシャッター62の基端部には、その左右両側から前方か
つ下方へ傾斜して延出する各挾持部62b,62cが形成され
ており、これら各挾持部62b,62c間には回動軸62aに平行
に棒状錘り62dが各挾持部62b,62cの弾力に抗して着脱可
能に挾持されている。かかる場合、バランスシャッター
62が第5図にて示すごとく放出筒61を下方に傾斜状に閉
じた位置にあるとき放出筒61が図示実線で示すごとく垂
直状に保持されるように錘り62dの重さが定められてい
る。また、バランスシャッター62上に角氷が落下したと
き、バランスシャッター62の回動軸62aが放出筒61の前
壁61eの直上にてこれに平行に位置しているため、同バ
ランスシャッター62が各角氷の重さにより錘り62dに抗
して下方へ向けて第5図にて図示破線により示す位置ま
で回動して放出筒61を開いても、放出筒61は傾動せず垂
直状のままに保持される。なお、第1図にて符号62e
は、回動軸62aの係脱可能な抜止用ピンを示す。
インターロックスイッチ63は、放出筒61の後壁61fの略
中央部近傍にてストッカー20の前壁22の一部に設けられ
ているもので、このインターロックスイッチ63は、放出
筒61が第5図にて図示実線の位置にあるとき、そのアク
チュエータロッド63aにて後壁61fの略中央部により押動
されて閉じる。また、このインターロックスイッチ63
は、放出筒61の第5図にて図示破線で示す位置への傾動
時に、アクチュエータロッド63aの自己復帰により開
く。また、インターロックスイッチ63は、駆動機構40の
ギヤードモータ41の電源に直列接続されて、その閉成
(又は開成)により電源からギヤードモータ41への給電
を許容(又は禁止)する。なお、ハウジング10の前壁に
は、フロントパネル10aが着脱可能に嵌着されて案内筒2
3及び放出機構60を覆蓋している。
以上のように構成した本実施例において、放出筒61及び
バランスシャッター62が共に第5図にて実線で示す位置
にありインターロックスイッチ63が閉じているものとす
る。このような状態にて、シャッター54をソレノイドア
クチュエータにより開くとともにギヤードモータ41を電
源からの給電により駆動すると、アジテータ30が両スプ
ロケット42,43を介しギヤードモータ41により回動され
る。すると、両ワイヤ33,34がストッカー20内の各角氷
を案内溝21a内に向けて撹拌しながら誘導し、案内部材3
2が案内溝21a内の各角氷を案内筒23内に向けて案内す
る。ついで、このように案内される各角氷が案内筒23の
開口部23bを通りバランスシャッター62上に順次落下す
る。
しかして、バランスシャッター62が錘り62dに抗して下
方へ回動し放出筒61を開く。このため、バランスシャッ
ター62上に落下する各角氷が、放出筒61を通り、その直
下に位置する容器(図示せず)内に順次落下する。この
落下終了により、バランスシャッター62が錘り62dの作
用を受けて即座に第5図にて実線で示す位置に復帰して
放出筒61を閉じる。
このように放出筒61からの各角氷の放出後、バランスシ
ャッター62が放出筒61を下方から即座に閉じ、かつこの
バランスシャッター62の閉じた状態が放出筒61に対し第
5図に示すように下方に傾斜した状態にあるので、利用
者が放出筒61内に下方から手を侵入させてバランスシャ
ッター62を開くことは困難である。従って、利用者の手
が、案内筒23内に届くことがなく、その結果、利用者の
安全が確保される。また、バランスシャッター62を無理
にこじ開けようとすると、利用者の手の向き及び案内筒
23の湾曲形状のため、バランスシャッター62が下方かつ
前方斜め方向に引っ張られるような状態となって放出筒
61の下部が前方へ変位しインターロックスイッチ63を開
く。このため、キヤードモータ41が電源から遮断されて
停止する。その結果、仮に、バランスシャッター62がこ
じ開けられた上で、利用者の手が、放出筒61及び案内筒
23を通りストッカー20内に届くようなことがあっても、
アジテータ30がギヤードモータ41の停止により停止して
いるので、利用者の手がアジテータ30とストッカー20の
内壁との間に挟まれてしまうというような不測の事態が
生じることもない。
また、放出機構60及び案内筒23等の清掃を行いたい場合
には、フロントパネル10aをハウジング10の前壁から取
り外した後、放出機構60の放出筒61を上方に持ち上げ、
各支持軸61c,61dを各フランジ部22b,22cの切欠部から離
脱させてストッカー20の前壁から分離する。ついで、バ
ランスシャッター62の回動軸62aからピン62eを除去し、
かつこのバランスシャッター62の回動軸62aを放出筒61
の各フランジ部61a,61bから分離させる。これにより、
案内筒23が外部に露出するとともに、放出機構60の放出
筒61及びバランスシャッター62が別々に分解される。従
って、案内筒23及び放出機構60の各構成部品の清掃が容
易にかつ確実になされ得る。また、錘り62dも、バラン
スシャッター62からの分離により同様に清掃できる。か
かる場合、何等工具に依存することなく、上述のよう
に、放出機構60をストッカー20から分離させ、かつピン
62eの除去のみにより同放出機構60の各構成部品を容易
に分離できるので、上述のような清掃に便利である。
また、このような清掃後、フロントパネル10a及び放出
機構60をストッカー20の前壁に再度組付けるにあたって
は、上述のような分解過程とは逆の作業に従えば容易に
組付作業が完了する。かかる場合、この組付作業におい
てバランスシャッター62或いは錘り62dの組付けを忘れ
た場合には、上述のように放出筒61全体の荷重中心より
も後方にずれていた放出筒61の各支持軸61c,61dが、前
方へずれて、放出筒61の下部が前方へ変位してインター
ロックスイッチ63を開状態に維持する。従って、ギヤー
ドモータ41への電源からの給電が遮断状態に維持されて
いるので、アジテータ30を駆動させることができない。
この結果、放出機構60の組付過程におけるバランスシャ
ッター62等の組付忘れを確実に認識できる。
次に、前記実施例の変形例について第6図を参照して説
明すると、この変形例においては、前記実施例にて述べ
たバランスシャッター62に代えて、バランスシャッター
62Aを採用し放出筒61に組付けるようにしたことにその
構成上の特徴がある。このバランスシャッター62Aの先
端部中央下面には、突起62fが下方に向け突設されてい
る。なお、バランスシャッター62Aのその他の構成は、
前記実施例と同様である。
このように構成した本変形例において、前記実施例と同
様にバランスシャッター62Aが下方へ回動して放出筒61
を開くように差動したとき、バランスシャッター62Aの
突起62fの先端が放出筒61の前壁61eの内面に当接し、バ
ランスシャッター62Aの下面を、放出筒61の前壁61eの内
面との密着から阻止する。従って、バランスシャッター
62Aの下面或いは放出筒61の前壁61eの内面に水分が付着
していても、バランスシャッター62Aが、かかる水分の
付着とはかかわりなく、錘り62dの作用のもとに上方へ
容易にタイミングよく傾動し放出筒61を確実に閉じる。
その結果、利用者の手の案内筒23内への侵入が、上述の
ような水分付着とはかかわりなく、より一層確実に防止
され得る。その他の作用効果は前記実施例と同様である なお、前記変形例において、バランスシャッター62Aの
下面に、突起62fに代えて、第7図に示すように、三角
柱状突起62gを突設させるようにしても、前記変形例と
実質的に同様の作用効果を達成し得る。また、突起62g
に限ることなく、各種の形状の突起を採用して実施して
もよく、また、突起62gを放出筒61の前壁61eの内面に穿
設するようにして実施してもよい。
また、本考案の実施にあたっては、バランスシャッター
62又は62Aの錘りの形状は、必要に応じ、適宜変形して
実施してもよい。また、インターロックスイッチ63は、
前記実施例に述べた例に限ることなく、これと同様の機
能をもつ各種のスイッチ或いはセンサでもって代用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は貯氷ディスペンサーに適用した本考案の一実施
例を示す斜視図、第2図は同貯氷ディスペンサーの正面
図、第3図は同部分側面図、第4図は貯氷ディスペンサ
ーの上壁を除去した平面図、第5図は本考案の要部の構
成を示す断面図、並びに第6図及び第7図は前記実施例
の部分的変形例をそれぞれ示す斜視図である。 符号の説明 20…ストッカー、22…前壁、23…案内筒、23b…開口
部、30…アジテータ、40…駆動機構、60…氷放出機構、
61…放出筒、61a…フランジ部、61c、61d…支持軸、6
2、62A…バランスシャッター、62d…錘り、62f、62g…
突起、63…インターロックスイッチ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の小氷を収容するストッカーと、この
    ストッカー内に設けられて前記各小氷を撹拌するととも
    に前記ストッカーの周壁下部から外方かつ下方へ向けて
    延出する案内筒内に前記各撹拌小氷を案内するアジデー
    タと、このアジデータを駆動する駆動機構とを備えた貯
    氷ディスペンサーにおいて、前記案内筒の外端開口部の
    下方にて前記ストッカーの周壁下部に垂下状に着脱可能
    に組付けられて前記案内筒の外端開口部から落下する前
    記各案内小氷を受ける放出筒と、この放出筒の周壁上端
    の一部にこれに近接して着脱可能にかつ回動自在に軸支
    した回動軸及びこの回動軸から前記放出筒の周壁上端の
    一部側へ延出する錘りを有し、前記回動軸から前記放出
    筒内に斜め下方に向けて延在し同放出筒を前記錘りの作
    用に応じて閉じる一方、前記各案内小氷を受けてこれら
    各案内小氷の重さに応じ前記錘りに抗して前記放出筒を
    下方に向けて開き前記各案内小氷を下方へ放出するバラ
    ンスシャッターとを設けるようにしたことを特徴とする
    貯氷ディスペンサーの氷放出装置。
  2. 【請求項2】前記バランスシャッターの下面先端部又は
    これに対向する前記放出筒の内壁部に突起を設けるよう
    にしたことを特徴とする第1項に記載の貯氷ディスペン
    サーの氷放出装置。
  3. 【請求項3】前記放出筒が断面四角形状に形成され、前
    記放出筒の上端開口部が、同放出筒の荷重中心よりもそ
    の後壁側へずれた位置にて、前記ストッカーの周壁下部
    から前方へ延出する支持部材により回動自在にかつ着脱
    可能に軸支され、前記バランスシャッターが、前記錘り
    を前記放出筒の前壁側に延出させて同放出筒内に傾斜状
    に下方に向けて延在するように、前記回動軸にて、前記
    放出筒の前壁上端の近傍にこれに平行に回動自在にかつ
    着脱可能に軸支され、前記錘りの重さが、前記バランス
    シャッターの開閉時に前記放出筒を垂直状に維持するよ
    うに定められ、かつ前記放出筒が何等かの要因により傾
    動せられたとき前記駆動機構の駆動を禁止する禁止素子
    が設けられるようにしたことを特徴とする第1項に記載
    の貯氷ディスペンサーの氷放出装置。
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