JPH07335346A - 高速データ処理システムの回路板を相互接続するための相互接続システム - Google Patents

高速データ処理システムの回路板を相互接続するための相互接続システム

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JPH07335346A
JPH07335346A JP5345913A JP34591393A JPH07335346A JP H07335346 A JPH07335346 A JP H07335346A JP 5345913 A JP5345913 A JP 5345913A JP 34591393 A JP34591393 A JP 34591393A JP H07335346 A JPH07335346 A JP H07335346A
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JP
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connector
interconnect
circuit board
connectors
paths
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JP5345913A
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Malardier Pierre
マラルディエ ピエール
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ADVANCED COMPUTER RES INST SARL
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ADVANCED COMPUTER RES INST
ADVANCED COMPUTER RES INST SARL
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Publication date
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
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    • H05K7/1442Back panel mother boards with a radial structure
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
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    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 特に高い接続密度を有する星形相互接続シス
テムを提供する。 【構成】 回路板が放射状に接続された、相互接続板3
0の中央のパイルを有する星形相互接続システム。それ
ぞれの相互接続板30は相互接続板30と同一面の伸長
した周辺コネクタ32を備え、それぞれが中央のパイル
の平行な周辺コネクタ32と協動する内側コネクタ36
を備えた、複数個の中間板34を有する。それぞれの中
間板34の内側コネクタ36は内側コネクタ36の中間
板34の反対側の中間板上34に配置された少なくとも
1つの外側コネクタ38に接続されている。外側コネク
タ38は中間板34の導電経路を介して内側コネクタ3
6に接続され、内側コネクタ36に対して垂直であり、
回路板を収納する目的を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明はコネクタ内に回路板を挿入するこ
とによってそれらを相互接続するためのいわゆる「バッ
クプレイン」システムに関するものであり、もっと具体
的には、高速データ処理システムの回路板を相互接続す
るためのシステムに関係する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】高速データ処理システム、即ち構成部品が
現在250MHzに達する周波数で個別に動作すること
のできるシステムにおいて、電子組立部品を相互接続す
る導電経路は減衰を最小限に抑えるために注意深く設計
しなければならない。この目的のために経路は一方向に
だけ信号を伝達し、導波管または適合したラインの形で
実現されている。もっとも好条件の例では、これらのラ
インはおよそ60ピコ秒/cmの遅延を起す。
【0005】「臨界距離」は2個の電子組立部品を接続
する導電経路の最長長さである。この臨界距離は2つの
回路板間臨界距離(回路板のある構成部品と同じ回路板
のコネクタの間の最長経路長さ)と1つの回路板間臨界
距離(2枚の回路板の間の接続の最長長さ)の和であ
る。臨界距離はデータ処理システムの最高動作速度、す
なわちシステムの電子組立部品の同期クロックの最高周
波数を決定する。さらに、臨界距離によって起される遅
延は1クロック周期を越えてはならない、そうしないと
ラインは1クロック周期以上の間情報を蓄積する遅延ラ
インとして働くことになる。複雑なシステムにはこのよ
うな「遅延ライン」で動作するのに適しているものもあ
る。その場合、システムのデータラインとアドレスライ
ンは厳密に同じ長さであり、システムはラインの遅延に
適合した非常に狭い周波数域でしか動作できない。
【0006】図1は従来の相互接続システム10の全体
図である。システム10は適切なピンが回路板12上に
形成された経路を介して相互連結されている複数個の垂
直コネクタ14を備えた平坦な回路板12を含んでい
る。図1には3個のコネクタに挿入された3枚の回路板
16が示されている。
【0007】このような相互接続システムのボード間臨
界距離はシステム内に挿入された第1の回路板から最後
の回路板を隔てる距離に等しい。さらに、臨界距離から
直接決定されるボードの間隔は、回路板に取付けられた
構成部品の高さに依存する。構成部品は高速で動作する
ので、大量の熱を発散する。したがって強制対流によっ
て冷却される大型のヒートシンクを備えなければならな
い。この解決法はボードの間隔を大幅に増やすことにな
る。
【0008】図2は回路板間臨界距離を大幅に短縮する
ことのできる別の種類の従来の相互接続システムを示し
ている。このようなシステムには図1に示したような4
つのサブシステム20が含まれ、平行六面体(parallel
epiped)を形成するように配置されている。それぞれの
サブシステム20はコネクタ22を介して隣接するサブ
システムに接続されている。
【0009】図2の接続システムの回路板間臨界距離は
サブシステム20の回路板間臨界距離の2倍になる。複
数の回路板で提供される同じ収容能力の場合、この臨界
距離は図1のシステムのおよそ半分になる。
【0010】特許出願EP−0,394,031には特
に小さな臨界距離を有する星形相互接続システムが記載
されている。この星形相互接続システムは相互接続ディ
スクの中央のパイルに対して放射状に接続された複数個
の回路板を有する。それぞれのディスクは多層プリント
回路で垂直コネクタを介してそれぞれの回路板からの少
数のピンを相互接続している。このようなシステムの欠
点はディスクと回路板の間の接続の数が少数に限られる
ことである。さらに、このようなシステムは高いデータ
伝送速度を要求するシステムには適合していない、なぜ
ならこのようなシステムは、先に説明したごとく、2点
間接続を、その故に大量の接続を必要とするからであ
る。
【0011】本発明の目的は特に高い接続密度を有する
星形相互接続システムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】この目的を達成するために、本発明は回路
板が放射状に接続された相互接続板の中央のパイルを有
する星形相互接続システムを提供する。それぞれの相互
接続板は相互接続板と同一面の伸長した周辺コネクタを
備え、それぞれが中央のパイルの平行な周辺コネクタと
協動する内側コネクタを備えた、複数個の中間板を有す
る。それぞれの中間板の内側コネクタは内側コネクタの
中間板の反対側の中間板上に配置された少なくとも1つ
の外側コネクタに接続されている。外側コネクタは中間
板の導電経路を介して内側コネクタに接続され、内側コ
ネクタに対して垂直であり、回路板を収納する目的を持
つ。
【0014】すなわち、本発明の課題を解決するための
手段は、下記のとおりである。
【0015】第1に、回路板(40)が放射状に接続さ
れた、相互接続板(30)の中央のパイルを有する星形
相互接続システムにおいて、それぞれの相互接続板が相
互接続板と同一面の伸長した周辺コネクタ(32)を備
え、それぞれが中央のパイルの平行な周辺コネクタ(3
2)と協動する内側コネクタ(36)を備えた、複数個
の中間板(34)を有し、それぞれの中間板の内側コネ
クタは内側コネクタの中間板の反対側の中間板上に配置
された少なくとも1つの外側コネクタ(38)に接続さ
れ、外側コネクタが中間板の導電経路を介して内側コネ
クタに接続され、内側コネクタに対して垂直であり、回
路板(40)を収納する目的を持つことを特徴とする相
互接続システム。
【0016】第2に、それぞれの中間板(34)が2個
の平行な外側コネクタ(38)を有することを特徴とす
る、上記第1に記載の相互接続システム。
【0017】第3に、システムに接続された回路板(4
0)が軸方向の空気流れによって冷却されていることを
特徴とする、上記第1に記載の相互接続システム。
【0018】第4に、回路板(40)とシステムが冷却
液に浸漬されていることを特徴とする、上記第1に記載
の相互接続システム。
【0019】第5に、システムに接続された回路板(4
0)の一部が、遠位端において、垂直な2次ボードを有
することを特徴とする、上記第1に記載の相互接続シス
テム。
【0020】第6に、それぞれの相互接続板(30)が
接地平面によって層の対に分割された複数個の導電経路
の層を有し、対のそれぞれの層が周辺コネクタを接続す
るジグザグの経路を有し、1つの層の経路が他の層の経
路に対してほぼ垂直になるように対の層が方向付けられ
ていることを特徴とする、上記第1に記載の相互接続シ
ステム。
【0021】第7に、同一の層の上の2つの周辺コネク
タ(32)を接続する経路が同一方向の同時信号を伝達
することを特徴とする、上記第6に記載の相互接続シス
テム。
【0022】第8に、同一層の経路が周辺コネクタ(3
2)の異なるランクの接点を相互接続し、層は同一であ
るが、周辺コネクタの全ての接点を相互接続するために
互いに回転方向に変位していることを特徴とする、上記
第6に記載の相互接続システム。
【0023】本発明の実施例によれば、それぞれの中間
板は2個の平行な外側コネクタを備えている。
【0024】本発明の実施例によれば、システムに接続
された回路板は空気の軸方向の流れによって冷却され
る。
【0025】本発明の実施例によれば、冷却回路とシス
テムは冷却液内に浸漬される。
【0026】本発明の実施例によれば、システムに接続
された回路板の一部は、遠位端において、垂直な2次ボ
ードを有する。
【0027】本発明の実施例によれば、それぞれの相互
接続板は接地面によって層の対に分けられた複数個の導
電経路の層を備え、対のそれぞれの層は周辺コネクタを
接続するジグザグの経路を備えている。対の層は、1つ
の層の経路が他の層の経路に対してほぼ垂直になるよう
に配置されている。
【0028】本発明の実施例によれば、同一の層の上の
2つの周辺コネクタを接続する経路は同一方向に同時信
号を伝達する。
【0029】本発明の実施例によれば、同一の層の経路
は周辺コネクタの異なるランクの接点を相互接続する。
層は同一であるが、周辺コネクタの全ての接点を相互接
続するために互いに回転方向に変位している。
【0030】本発明の先に述べた、及びその他の目的、
特徴、様相及び利点は添付の図面を参照して下記の本発
明の詳細な説明を読むことによっていっそう明らかにな
るだろう。
【0031】
【実施例】
【0032】図3中の3Aと3Bは、本発明による相互
接続システムの実施例のそれぞれ分解上面図と全体図で
ある。
【0033】図4は、本発明による相互接続システムに
接続された回路板セットを示している。
【0034】図5中の5Aと5Bは、相互接続板の特に
有利な経路ルート指定を示している。
【0035】図3中の3Aと3Bは、相互接続板30の
垂直パイルを含む、星形相互接続システムのそれぞれ上
面図と全体図である。
【0036】それぞれの相互接続板30は該相互接続板
と同一平面の周辺コネクタ32を備えている。本発明の
1つの態様によれば、コネクタ32は伸長し、相互接続
板30に多角形の形状(この例では八角形)を、パイル
に角柱の形状を与えている。
【0037】それぞれの周辺コネクタ32は組合わされ
た接続板30からの放射状の延長によって形成され、コ
ネクタ32の接点は、例えば、接続板30の食刻された
部分によって形成されている。同一接続板30のコネク
タ32の適切な接点は接続板上に形成された経路を介し
て相互接続されている。
【0038】相互接続板30のパイルは角柱を形成し、
そのそれぞれの側面、すなわちファセットは複数個の平
行コネクタ32を備えている。
【0039】本発明の別の態様によれば、角柱のそれぞ
れのファセットの上に、ファセットの平行コネクタ32
を1つまたは数個の放射状回路板(図3中の3A、3B
には図示されていない)に結合するための中間または適
合コネクタ33が取付けられている。
【0040】この配置の場合、相互接続板30のそれぞ
れの周辺コネクタ32は対応する放射状回路板との多数
の連結を提供する。
【0041】図3中の3A、3Bに示した実施例では、
それぞれの適合コネクタ33は、対応する角柱のファセ
ットのコネクタ32を受納するための複数個の水平コネ
クタ36を、その内面上に、備えている回路板34によ
り形成されている。この回路板34は、それぞれが角柱
のほぼ全高を占め、回路板を受けるように設計された、
1つ以上の垂直コネクタ38を、その外面上に、備えて
いる。
【0042】コネクタ36と38は、いわゆるサーフェ
イスマウント技術によって、例えば、その対応するボー
ド34の上に取付けられている。この技術はボード34
の両側に取付けられたコネクタのピンの干渉を防止す
る。それぞれのコネクタ36のピンはグループに分けら
れている。それぞれのグループのピンは組合わされたコ
ネクタ38(一番近いコネクタ38)のピンに接続され
ている。
【0043】本発明の別の実施例によれば、コネクタ3
6と38は回路板34の対応する接点領域に押しつけら
れた接点領域を備えることができる。
【0044】角柱がいったん組立てられると、外側コネ
クタ38は角柱を対角線で横断する経路を介して対応す
る他の外側コネクタ38に接続される。2個のコネクタ
38を隔てる最長接続距離、すなわち回路板間臨界距離
は八角形30内に含まれる円の直径にほぼ等しい。
【0045】臨界距離は八角形30に含まれる円の直径
に依存する。この直径は中間コネクタ33の幅と共に短
くなり、またファセットの幅を一定と仮定すると、角柱
のファセットの数が減るにつれて短くなる。したがっ
て、もっとも有利な解決法は垂直コネクタ38を互いに
できるだけ近くに配置し、角柱のファセットをできるだ
け少なくすることである。もちろん、ファセットあたり
の外側コネクタ38を1つだけにするならば、ファセッ
トの幅は短縮される。しかしながら、以下に説明するご
とく、ファセットあたりの外側コネクタは2個とするの
が有利な解決法である。
【0046】したがって、相互連結するボードの最大数
が分っているならば、ボードの最大数の半分のファセッ
トを有する、本発明による角柱型の相互接続システムを
作ることを選択する。
【0047】当業者は接続板30を互いに、及び/また
はコネクタ33に対して固定する機械的方法を見つける
ことができるだろう。例えば、ボード30のそれぞれの
角にブレースを固定し、その上にボード34をネジ止め
するように設計することができる。
【0048】図4は本発明による角柱型相互接続システ
ムに接続した回路板セットを示している。それぞれの外
側コネクタ38内に1つの回路板40が挿入されてい
る。それぞれの回路板40の片側だけに電子構成部品が
備えられている。2枚の回路板40は構成部品のない側
が互いに向合うように同じ角柱ファセットの2個のコネ
クタ内に挿入されている。この配列によって、それぞれ
の角柱ファセットの外側コネクタ38は互いに非常に接
近して配置できる。事実、ファセットの最小幅を一番制
限するのは角柱の一番近くに、即ち回路板40の近位端
に取付けられた構成部品の高さである。この幅は、それ
ぞれのコネクタ32が伝送しなければならない信号の数
によって決定されるコネクタ32の長さによっても制限
される。コネクタ32は長さを短縮するために高密度コ
ネクタとすることが望ましい。
【0049】図4に見るごとく、回路板40の遠位端で
はかなりの空間が利用可能になる。この空間の一部は、
回路板40に垂直に接続された2次回路板42によって
有利に占めることができる。この配置の利点は組立品全
体のサイズを縮小し、角柱型の相互接続システムから2
次回路板42の構成部品を隔てる臨界距離を減少させる
ことである。
【0050】単位面積当りの放熱量を減らすために、回
路板40の長さと共に急速に増加する利用可能な空間を
できる限り埋め、それを2次回路板42によって占めて
空き空間を減らすことが望ましい。
【0051】放熱のための第1の解決法は構成部品にヒ
ートシンクを付け、埋められていない空間内に垂直方向
の空気の流れを起すためにファンを使用することであ
る。構成部品のヒートシンクの近くに空気逃しが付いた
空気誘導カラム44を回路板40の間に備えることも可
能である。
【0052】放熱のための別の解決法として、角柱に接
続された回路板40、42のセットを、例えば、熱交換
機を介して閉回路で強制的に循環する冷却液に浸漬す
る。この場合は構成部品にヒートシンクを備える必要が
なく、そのため構成部品のサイズをかなり減らすことが
できる。したがって、角柱のファセットの幅が臨界距離
と同じく大幅に短縮される。
【0053】一例として、およそ16kWを放熱する八
角形の相互接続システムを含む同じデータ処理システム
について、空冷構造では臨界距離が31cm、体積28
4リットルが得られるが、液冷構造では臨界距離20c
m、体積89リットルが得られる。
【0054】本発明は相互接続板30の特に有利な実施
例にも関係している。
【0055】高密度プリント回路、もっと具体的には高
速信号を伝達するプリント回路では「漏話(クロストー
ク)」現象が発生する。2つの接近した経路があると
き、経路の1つの上を伝播されるエッジが、容量性及び
誘導結合によって他の経路に摂動を引き起す。このよう
な摂動は一般的に思いがけないときに受信回路の入力に
発生する寄生パルスの形を取る。受信回路がこのパルス
を誤って遷移とみなす恐れがある。
【0056】2本の経路の間のクロストーク現象は経路
が長い距離に渡って平行であり、経路上の信号のエッジ
が急であるほど顕著になる。
【0057】クロストーク現象を緩和するために、経路
の複数の層は従来接地面によって分離され、層の密度が
低い経路ネットワークを形成することが試みられてい
る。しかしながら、この方法では、多数の層を有する回
路を使用することが必要であり、2本の経路が平行にな
る長さが最小になるようにきわめて入念に経路のルート
を指定しなければならない。
【0058】本発明はクロストーク現象を大幅に減らす
ことができる、相互接続ボード30のためのきわめて有
利な経路ルート指定法を提案する。さらに、この経路指
定法はきわめて単純であり、低コストで相互接続ボード
30を製造することを可能にする。
【0059】図5中の5Aと5Bは、本発明による2つ
の経路ルート指定ステップの相互接続板30を示してい
る。
【0060】それぞれの周辺コネクタ32は接点のセッ
トを有し、図示したごとく、それぞれ垂直コネクタ38
に対応する2つのサブセットに分割することができる
(図3中の3Aと3B)。この例では、八角形の相互接
続板30はそれぞれ時計回りに32−1から32−8ま
での標識を付けた8個の周辺コネクタ32を備えてい
る。例として、それぞれの周辺コネクタ32は時計回り
に1から14までランクづけられた14個の接点を持っ
ているものとする。
【0061】図5中の5Aは相互接続板30の第1の層
の本発明による経路ルート指定の実例を示している。周
辺コネクタ32はジグザグに相互接続されている。例え
ば、図5中の5Aにおいて、コネクタ32は32−1,
32−8,32−2,32−7,32−3,32−6,
32−4,32−5の順に相互接続されている。この配
列のとき、経路がコネクタ32から急速に離れるように
配列されているので同一の層の2本の経路の間のクロス
トークが減少する。
【0062】さらに、接点のそれぞれのランクは1つの
層の上で1回しか使用されない。図5中の5Aの例で
は、コネクタ32−1から始って、ランク8,6,5,
9,10,4,3,11,12,2,1,13,14,
7が連続して使用される。このように進むことによっ
て、図5中の5Aの例において、コネクタ32の間の全
ての接続を実現するのに、それぞれの層が前の層に対し
て45゜回転した図5中の5Aのパターンを含む8つの
回路層を備えるだけで充分である。もちろん検討したシ
ステムは、1つのピンがただ1つの他のピンに接続され
ている2点間相互接続システムである。
【0063】図5中の5Bは本発明による第2の経路ル
ート指定ステップを示している。点線は図5中の5Aの
層に対応する経路を示し、実線は第2の層の経路を示し
ている。これら後者の経路は時計回りに90゜回転した
図5中の5Aの経路に正確に対応している。
【0064】図5中の5Bに見るごとく、第1の層の経
路(点線)はほぼ垂直に第2の層の経路(実線)を横断
している。これによってこれら2つの層の経路の間のク
ロストーク現象が最小になり、これら2つの層を分離す
るための接地層を設ける必要はなくなる。コネクタ32
の間の全ての接続を実現するために、図5中の5Bの層
の対は3回反復され、それぞれの反復された対は最初の
対に対してそれぞれ45゜、135゜、225゜時計回
りに回転させられる。このようにして形成された層の対
は接地面によって分離される。
【0065】1つのコネクタ32を別のものに接続して
る単一経路を例として示した。もちろん、それぞれのコ
ネクタ32の接点数を増やすことが可能であり、あるコ
ネクタ32を別のものに接続する複数個の平行な経路を
同一層の上に備えることができる。そのときは、これら
の平行経路の間にクロストークが発生するかもしれな
い。
【0066】しかしながらこれらの平行経路は、データ
とアドレスが数多くのライン上を伝達されるデータ処理
システムにおいては非常に頻繁である、同一方向に同時
に伝達される信号に対応するように選択されている。こ
の場合、クロストーク摂動は信号のエッジと同時に平行
経路の上を伝播される。このようにして、いつ摂動が受
信回路に到着するかを知ることができる、なぜならそれ
が信号エッジを決定するクロックと同期しているからで
ある。受信回路はエッジに対してわずかな遅れのある、
即ち摂動が通過したときの信号を計算に入れて設計され
る。
【0067】
【発明の効果】
【0068】本発明の相互接続システムによれば、特に
高い接続密度を有することができる。
【0069】また、本発明はクロストーク現象を大幅に
減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の相互接続システムを示している。
【図2】図1とは別の従来の相互接続システムを示して
いる。
【図3】3Aと3Bは本発明による相互接続システムの
実施例のそれぞれ分解上面図と全体図である。
【図4】本発明による相互接続システムに接続された回
路板セットを示している。
【図5】5Aと5Bは相互接続板の特に有利な経路ルー
ト指定を示している。
【符号の説明】
30 相互接続板 32 周辺コネクタ 34 中間板 36 内側コネクタ 38 外側コネクタ 40 回路板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路板(40)が放射状に接続された、
    相互接続板(30)の中央のパイルを有する星形相互接
    続システムにおいて、それぞれの相互接続板が相互接続
    板と同一面の伸長した周辺コネクタ(32)を備え、そ
    れぞれが中央のパイルの平行な周辺コネクタ(32)と
    協動する内側コネクタ(36)を備えた、複数個の中間
    板(34)を有し、それぞれの中間板の内側コネクタは
    内側コネクタの中間板の反対側の中間板上に配置された
    少なくとも1つの外側コネクタ(38)に接続され、外
    側コネクタが中間板の導電経路を介して内側コネクタに
    接続され、内側コネクタに対して垂直であり、回路板
    (40)を収納する目的を持つことを特徴とする相互接
    続システム。
  2. 【請求項2】 それぞれの中間板(34)が2個の平行
    な外側コネクタ(38)を有することを特徴とする、請
    求項1に記載の相互接続システム。
  3. 【請求項3】 システムに接続された回路板(40)が
    軸方向の空気流れによって冷却されていることを特徴と
    する、請求項1に記載の相互接続システム。
  4. 【請求項4】 回路板(40)とシステムが冷却液に浸
    漬されていることを特徴とする、請求項1に記載の相互
    接続システム。
  5. 【請求項5】 システムに接続された回路板(40)の
    一部が、遠位端において、垂直な2次ボードを有するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の相互接続システム。
  6. 【請求項6】 それぞれの相互接続板(30)が接地平
    面によって層の対に分割された複数個の導電経路の層を
    有し、対のそれぞれの層が周辺コネクタを接続するジグ
    ザグの経路を有し、1つの層の経路が他の層の経路に対
    してほぼ垂直になるように対の層が方向付けられている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の相互接続システ
    ム。
  7. 【請求項7】 同一の層の上の2つの周辺コネクタ(3
    2)を接続する経路が同一方向の同時信号を伝達するこ
    とを特徴とする、請求項6に記載の相互接続システム。
  8. 【請求項8】 同一層の経路が周辺コネクタ(32)の
    異なるランクの接点を相互接続し、層は同一であるが、
    周辺コネクタの全ての接点を相互接続するために互いに
    回転方向に変位していることを特徴とする、請求項6に
    記載の相互接続システム。
JP5345913A 1992-12-24 1993-12-24 高速データ処理システムの回路板を相互接続するための相互接続システム Pending JPH07335346A (ja)

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FR9216015A FR2700069B1 (fr) 1992-12-24 1992-12-24 Système d'interconnexion de cartes d'un système informatique rapide.
FR92/16015 1992-12-24

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EP0604333A1 (fr) 1994-06-29
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