JPH07335305A - 電気コネクタ及びそのハウジング - Google Patents
電気コネクタ及びそのハウジングInfo
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- JPH07335305A JPH07335305A JP6154245A JP15424594A JPH07335305A JP H07335305 A JPH07335305 A JP H07335305A JP 6154245 A JP6154245 A JP 6154245A JP 15424594 A JP15424594 A JP 15424594A JP H07335305 A JPH07335305 A JP H07335305A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- cover
- housings
- contact
- latch
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/50—Bases; Cases formed as an integral body
- H01R13/501—Bases; Cases formed as an integral body comprising an integral hinge or a frangible part
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ２個以上のフラグ型コンタクトを有する電気
コネクタ及びそのハウジングを提供すること。 【構成】 電気コネクタ30は一体化ハウジング40と２個
以上のリセプタクルコンタクト60を具える。一体化ハウ
ジング40は実質的に同一形状のハウジング41、42を含
み、対向側壁間にスロット46を形成して連結される。共
通カバー50がヒンジ51を介して、これらハウジングの一
端縁に形成される。ラッチ部材47、48、49がハウジング
の両外側面とスロット46内に形成され、これに対応する
ラッチ部材53、57、58が共通カバー50の内面に形成され
る。
コネクタ及びそのハウジングを提供すること。 【構成】 電気コネクタ30は一体化ハウジング40と２個
以上のリセプタクルコンタクト60を具える。一体化ハウ
ジング40は実質的に同一形状のハウジング41、42を含
み、対向側壁間にスロット46を形成して連結される。共
通カバー50がヒンジ51を介して、これらハウジングの一
端縁に形成される。ラッチ部材47、48、49がハウジング
の両外側面とスロット46内に形成され、これに対応する
ラッチ部材53、57、58が共通カバー50の内面に形成され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ、特に２個
以上の比較的大電流用コンタクトを有する電気コネクタ
及びそれに使用するハウジングに関する。
以上の比較的大電流用コンタクトを有する電気コネクタ
及びそれに使用するハウジングに関する。
【０００２】
【従来の技術】電力用電気コネクタは電気洗濯機、電気
冷蔵庫、電子レンジ、空調機等の電気又は電子機器の電
源回路等に広範囲に使用されている。これら電気又電子
機器に電気コネクタを使用すると、複数のコンポーネン
トを個別に組立て、その後最終製品に組込むことができ
るので、斯る機器の製造のみならず保守修理作業を大幅
に簡素化することができるという利点を有する。
冷蔵庫、電子レンジ、空調機等の電気又は電子機器の電
源回路等に広範囲に使用されている。これら電気又電子
機器に電気コネクタを使用すると、複数のコンポーネン
トを個別に組立て、その後最終製品に組込むことができ
るので、斯る機器の製造のみならず保守修理作業を大幅
に簡素化することができるという利点を有する。
【０００３】電力用（パワー）コネクタは約１Ａ（アン
ペア）以上の大電流容量を有する１以上のコンタクト
（端子）をコンタクト間の絶縁耐圧が優れたハウジング
に収めて使用するのが一般的である特定用途の電気コネ
クタである。斯る電力用コネクタは電気及び電子機器等
の電源及び接地ラインの接続に使用されるのが一般的で
あるが、自動車等の各種電動駆動回路にも広く使用され
ている。
ペア）以上の大電流容量を有する１以上のコンタクト
（端子）をコンタクト間の絶縁耐圧が優れたハウジング
に収めて使用するのが一般的である特定用途の電気コネ
クタである。斯る電力用コネクタは電気及び電子機器等
の電源及び接地ラインの接続に使用されるのが一般的で
あるが、自動車等の各種電動駆動回路にも広く使用され
ている。
【０００４】典型的には、電力用コネクタは比較的板厚
の厚い銅又は銅合金製のタブ（雄型）及びリセプタクル
（雌型）コンタクトを使用する。斯るリセプタクルコン
タクトの例は米国ＡＭＰ社が市販する187 シリーズ、25
0 シリーズ及び312 シリーズ端子である。また、斯るリ
セプタクルコンタクトは米国ＡＭＰ社の特公昭55-11269
号、同55-42467号、同64-5756 号、特公平2-43314 号及
び実公平6-7580号公報並びに米国特許第3,976,348 号及
び同第4,679,887 号公報等に開示されている。
の厚い銅又は銅合金製のタブ（雄型）及びリセプタクル
（雌型）コンタクトを使用する。斯るリセプタクルコン
タクトの例は米国ＡＭＰ社が市販する187 シリーズ、25
0 シリーズ及び312 シリーズ端子である。また、斯るリ
セプタクルコンタクトは米国ＡＭＰ社の特公昭55-11269
号、同55-42467号、同64-5756 号、特公平2-43314 号及
び実公平6-7580号公報並びに米国特許第3,976,348 号及
び同第4,679,887 号公報等に開示されている。
【０００５】図５に１個のフラグ形パワーコンタクト10
を使用する従来の電気コネクタを示す。図５（Ａ）はリ
セプタクルコンタクト自体の斜視図であり、図５（Ｂ）
は斯るコネクタ用ハウジング20の斜視図である。
を使用する従来の電気コネクタを示す。図５（Ａ）はリ
セプタクルコンタクト自体の斜視図であり、図５（Ｂ）
は斯るコネクタ用ハウジング20の斜視図である。
【０００６】フラグ形リセプタクルコンタクト10は両側
壁12、13を内方に折曲げた略Ｃ字状のリセプタクル部11
及び底面板16を切り起こして形成した片持ち梁状の弾性
コンタクトばね13を具える。このコンタクトばね13は自
由端部にストッパ部材15を有し、このリセプタクルコン
タクト10と嵌合するタブコンタクト（図示せず）の挿入
（又は嵌合）深さを制限する。リセプタクルコンタクト
10の他端には、ワイヤ（導線）バレル18と絶縁体バレル
17が形成され、夫々電線（図５には示さず）の導線及び
外部絶縁被覆に従来の圧着技術により接続される。従っ
て、電線に圧着されたコンタクト10はフラグ（旗）のよ
うに見えるので、フラグ形コンタクトと称される。
壁12、13を内方に折曲げた略Ｃ字状のリセプタクル部11
及び底面板16を切り起こして形成した片持ち梁状の弾性
コンタクトばね13を具える。このコンタクトばね13は自
由端部にストッパ部材15を有し、このリセプタクルコン
タクト10と嵌合するタブコンタクト（図示せず）の挿入
（又は嵌合）深さを制限する。リセプタクルコンタクト
10の他端には、ワイヤ（導線）バレル18と絶縁体バレル
17が形成され、夫々電線（図５には示さず）の導線及び
外部絶縁被覆に従来の圧着技術により接続される。従っ
て、電線に圧着されたコンタクト10はフラグ（旗）のよ
うに見えるので、フラグ形コンタクトと称される。
【０００７】図５（Ａ）に示すフラグ形リセプタクルコ
ンタクト10は、カバー21を閉じた状態で図５（Ｂ）に示
すハウジング20内に収められる。このハウジング20は電
線に成端されたコンタクト10が挿入される基部ハウジン
グ23とヒンジ部22で基部ハウジング23に連結されている
カバー部材（単にカバーともいう）21より成る。図示せ
ずも、カバー21には複数のラッチ部が形成され、基部ハ
ウジング23の対応位置にも相補ラッチ部が形成され、カ
バー21を閉じると、両ラッチ部材が相互に係合してカバ
ー21を閉鎖状態に維持する。尚、相手タブコンタクト
（図示せず）はハウジング20の開口24を介して挿入さ
れ、リセプタクルコンタクト10と電気的に接触する。
ンタクト10は、カバー21を閉じた状態で図５（Ｂ）に示
すハウジング20内に収められる。このハウジング20は電
線に成端されたコンタクト10が挿入される基部ハウジン
グ23とヒンジ部22で基部ハウジング23に連結されている
カバー部材（単にカバーともいう）21より成る。図示せ
ずも、カバー21には複数のラッチ部が形成され、基部ハ
ウジング23の対応位置にも相補ラッチ部が形成され、カ
バー21を閉じると、両ラッチ部材が相互に係合してカバ
ー21を閉鎖状態に維持する。尚、相手タブコンタクト
（図示せず）はハウジング20の開口24を介して挿入さ
れ、リセプタクルコンタクト10と電気的に接触する。
【０００８】
【発明の解決課題】多くの用途、特に電源用では、正負
両極性又は多数の電源の往路と帰路或いは接地路用とし
て２以上のコンタクトを必要とする。単一コンタクトを
有する複数のコネクタを使用するのは、組立の容易さの
みならず接続ミスを回避する等の取扱上も不便である。
両極性又は多数の電源の往路と帰路或いは接地路用とし
て２以上のコンタクトを必要とする。単一コンタクトを
有する複数のコネクタを使用するのは、組立の容易さの
みならず接続ミスを回避する等の取扱上も不便である。
【０００９】他方、複数のコンタクトを有する単一コネ
クタを設計することも可能であるが、複数のコネクタを
単に一体化するのみでは効果がない或は十分有効である
とは言えない。
クタを設計することも可能であるが、複数のコネクタを
単に一体化するのみでは効果がない或は十分有効である
とは言えない。
【００１０】従って、本発明の目的は複数のハウジング
を効果的に一体化して機械的強度を付与すると共に製造
及び操作が容易である、複数のコンタクトを含む電気コ
ネクタを提供することである。
を効果的に一体化して機械的強度を付与すると共に製造
及び操作が容易である、複数のコンタクトを含む電気コ
ネクタを提供することである。
【００１１】本発明の他の目的は、複数のコンタクトが
収容できる改良されたコネクタ用ハウジングを提供する
ことである。
収容できる改良されたコネクタ用ハウジングを提供する
ことである。
【００１２】
【課題解決の為の手段】上述の目的を達成する為に、本
発明の電気コネクタによると、隣接するハウジング側壁
間にスロットを形成することにより複数のハウジングを
並列に連結して一体化ハウジングを得ることを特徴とす
る。共通のカバーをこれら一体化ハウジングの一端縁に
ヒンジ結合する。このハウジングの両外側壁とスロット
内に係合部材を形成すると共にカバーの対応位置にも係
合部材を形成し、ハウジングを一括して閉鎖状態にラッ
チ固定すると共にコンタクトを所定位置に押込み保持す
る。換言すると、本発明の電気コネクタは複数のハウジ
ングを隣接側壁間にスロットを形成するよう並列に固定
し、スロットは各コンタクト間を所定間隔に保持すると
共に、カバーのロック手段としても使用することを特徴
とする。
発明の電気コネクタによると、隣接するハウジング側壁
間にスロットを形成することにより複数のハウジングを
並列に連結して一体化ハウジングを得ることを特徴とす
る。共通のカバーをこれら一体化ハウジングの一端縁に
ヒンジ結合する。このハウジングの両外側壁とスロット
内に係合部材を形成すると共にカバーの対応位置にも係
合部材を形成し、ハウジングを一括して閉鎖状態にラッ
チ固定すると共にコンタクトを所定位置に押込み保持す
る。換言すると、本発明の電気コネクタは複数のハウジ
ングを隣接側壁間にスロットを形成するよう並列に固定
し、スロットは各コンタクト間を所定間隔に保持すると
共に、カバーのロック手段としても使用することを特徴
とする。
【００１３】複数のフラグ形コンタクトは各ハウジング
の空洞内に挿入されて、共通カバーを閉じラッチするこ
とによりハウジング内に保持される。共通カバーが閉鎖
（ラッチ）位置のとき、一体化ハウジングと協働して電
気コネクタの機械的強度を補強する。
の空洞内に挿入されて、共通カバーを閉じラッチするこ
とによりハウジング内に保持される。共通カバーが閉鎖
（ラッチ）位置のとき、一体化ハウジングと協働して電
気コネクタの機械的強度を補強する。
【００１４】
【実施例】次に、本発明の電気コネクタ及びそのハウジ
ングの好適実施例を添付図、特に図１乃至図４を参照し
て詳細に説明する。
ングの好適実施例を添付図、特に図１乃至図４を参照し
て詳細に説明する。
【００１５】図１は本発明による電気コネクタ30の好適
一実施例の分解斜視図である。この特定実施例の電気コ
ネクタ30は１対のハウジング41、42を並列関係に連結一
体化したハウジング40と電線65に成端された１対のフラ
グ形コンタクト60（図１にはただ１個のみを示す）より
成る。ハウジング41、42は実質的に同一であり、比較的
大きい基部43と比較的小さい矩形筒状部44を具え、筒状
部44のコンタクト受容空洞45内に、電線65の一端に従来
の圧着技法で成端されたコンタクト60を受容する。両ハ
ウジング41、42の基部43は、対向する側壁が薄い壁で連
結されてスロット46を形成する。このスロット46内には
ラッチ肩47が形成されている。その目的及び作用につい
ては後述する。また、ラッチ突起48、49が一体化ハウジ
ング40の両外側面に形成されている。
一実施例の分解斜視図である。この特定実施例の電気コ
ネクタ30は１対のハウジング41、42を並列関係に連結一
体化したハウジング40と電線65に成端された１対のフラ
グ形コンタクト60（図１にはただ１個のみを示す）より
成る。ハウジング41、42は実質的に同一であり、比較的
大きい基部43と比較的小さい矩形筒状部44を具え、筒状
部44のコンタクト受容空洞45内に、電線65の一端に従来
の圧着技法で成端されたコンタクト60を受容する。両ハ
ウジング41、42の基部43は、対向する側壁が薄い壁で連
結されてスロット46を形成する。このスロット46内には
ラッチ肩47が形成されている。その目的及び作用につい
ては後述する。また、ラッチ突起48、49が一体化ハウジ
ング40の両外側面に形成されている。
【００１６】次に、共通カバー50がヒンジ51によりハウ
ジング41、42の基部43の上端縁に連結されている。この
カバー50は一体化ハウジング40の上面全体より僅かに広
い幅を有する。カバー50は平坦な外面を有し、内面には
両側端に比較的高い側壁52、比較的低い突条54、56及び
中央部に１対のラッチ脚57、58を有する。また、略矩形
のラッチ開口53が各側壁52に形成されている。
ジング41、42の基部43の上端縁に連結されている。この
カバー50は一体化ハウジング40の上面全体より僅かに広
い幅を有する。カバー50は平坦な外面を有し、内面には
両側端に比較的高い側壁52、比較的低い突条54、56及び
中央部に１対のラッチ脚57、58を有する。また、略矩形
のラッチ開口53が各側壁52に形成されている。
【００１７】電気コネクタ30の組立には、電線65に成端
されたコンタクト60がハウジング41、42の各コンタクト
受容空洞45内に挿入される。次に、ヒンジ結合されたカ
バー50をヒンジ部51で回動して両ハウジング41、42の開
放状態の上面を覆う。カバー50は閉鎖位置に確実に固定
され、コンタクト受容空洞の他端を閉鎖する。その為に
カバー50のラッチ脚57、58及び両側壁52のラッチ開口53
を中心スロット46のラッチ肩47とハウジング両外壁のラ
ッチ突起48、49に夫々ラッチ係合させる。
されたコンタクト60がハウジング41、42の各コンタクト
受容空洞45内に挿入される。次に、ヒンジ結合されたカ
バー50をヒンジ部51で回動して両ハウジング41、42の開
放状態の上面を覆う。カバー50は閉鎖位置に確実に固定
され、コンタクト受容空洞の他端を閉鎖する。その為に
カバー50のラッチ脚57、58及び両側壁52のラッチ開口53
を中心スロット46のラッチ肩47とハウジング両外壁のラ
ッチ突起48、49に夫々ラッチ係合させる。
【００１８】ここで、側壁52と突条54、56間の間隔はハ
ウジング41、42の側壁の厚さと略等しいことに注目され
たい。従って、カバー50を閉じると、ハウジング41、42
の基部43の外側壁の上端がこれら側壁52と突条54、56間
に挟持される。これにより、一体化ハウジング40の機械
的強度を増加する。
ウジング41、42の側壁の厚さと略等しいことに注目され
たい。従って、カバー50を閉じると、ハウジング41、42
の基部43の外側壁の上端がこれら側壁52と突条54、56間
に挟持される。これにより、一体化ハウジング40の機械
的強度を増加する。
【００１９】図２には図１の電気コネクタ30の別の角度
から見た斜視図を示す。同図においてはカバー50が閉鎖
状態であり、且つ２個のコンタクトが挿入保持され、こ
れらコンタクトに成端された所定長の電線65が外部へ延
出している。この電気コネクタ30の筒条部44から嵌合部
のコンタクト受容空洞45が見える。図２から明らかな如
く、カバー50は両ハウジング41、42に共通であり且つカ
バー50を閉じるとフラグ形コンタクト60を所定位置へ押
込むことができる。このカバー50が閉鎖位置を維持する
為に、上述の如くカバー50の両側壁52のラッチ開口53が
一体化ハウジング40の外側壁面に形成されたラッチ突起
48、49とラッチ係合する。尚、斯る係合はカバー50に過
度の外力が加えられるとラッチ解除し、コンタクト60が
抜け落ちる虞れがある。しかし、カバー50の中央部のラ
ッチ脚57、58とスロット46の両端のラッチ肩47の係合は
十分強固であって、意図的にラッチ解除しない限り外力
等により容易にラッチ解除することはない。しかし、何
らかの理由により一度装着したコンタクトをハウジング
40から取出す必要が生じると、ハウジング40の底面から
スロット46内に小形ドライバー等の工具を挿入し、ラッ
チ脚57、58を撓めてラッチ肩47との係合を解除すること
が可能である。
から見た斜視図を示す。同図においてはカバー50が閉鎖
状態であり、且つ２個のコンタクトが挿入保持され、こ
れらコンタクトに成端された所定長の電線65が外部へ延
出している。この電気コネクタ30の筒条部44から嵌合部
のコンタクト受容空洞45が見える。図２から明らかな如
く、カバー50は両ハウジング41、42に共通であり且つカ
バー50を閉じるとフラグ形コンタクト60を所定位置へ押
込むことができる。このカバー50が閉鎖位置を維持する
為に、上述の如くカバー50の両側壁52のラッチ開口53が
一体化ハウジング40の外側壁面に形成されたラッチ突起
48、49とラッチ係合する。尚、斯る係合はカバー50に過
度の外力が加えられるとラッチ解除し、コンタクト60が
抜け落ちる虞れがある。しかし、カバー50の中央部のラ
ッチ脚57、58とスロット46の両端のラッチ肩47の係合は
十分強固であって、意図的にラッチ解除しない限り外力
等により容易にラッチ解除することはない。しかし、何
らかの理由により一度装着したコンタクトをハウジング
40から取出す必要が生じると、ハウジング40の底面から
スロット46内に小形ドライバー等の工具を挿入し、ラッ
チ脚57、58を撓めてラッチ肩47との係合を解除すること
が可能である。
【００２０】また、図２に最もよく示す如く、ハウジン
グ41、42の基部43の外側壁上端はカバー50の側壁52と突
条54、56間の溝内に挿入され、一体化ハウジング40の強
度を強化することが理解できよう。各コンタクトに成端
された任意長の電線65はハウジング40の開口から外方へ
延出する。
グ41、42の基部43の外側壁上端はカバー50の側壁52と突
条54、56間の溝内に挿入され、一体化ハウジング40の強
度を強化することが理解できよう。各コンタクトに成端
された任意長の電線65はハウジング40の開口から外方へ
延出する。
【００２１】尚、上述しなかったが、コンタクト60は図
５（Ａ）のコンタクト10と実質的に同一コンタクトであ
る。電線65の一端から絶縁被覆をストリップして導線を
露出させ、図５Ａのワイヤ（導体）バレル18に圧着接続
すると共に、絶縁被覆を絶縁体バレル17に圧着する。
５（Ａ）のコンタクト10と実質的に同一コンタクトであ
る。電線65の一端から絶縁被覆をストリップして導線を
露出させ、図５Ａのワイヤ（導体）バレル18に圧着接続
すると共に、絶縁被覆を絶縁体バレル17に圧着する。
【００２２】図３（Ａ）及び（Ｂ）は図１及び図２のコ
ネクタハウジング40の夫々正面図及び平面図である。一
体化ハウジング40はモールド機械（成型機）から引出さ
れた状態を示す。即ち、ヒンジ部51はコネクタハウジン
グ40の頂面で略同一面であり、カバー50のヒンジ部51は
曲げられていない。
ネクタハウジング40の夫々正面図及び平面図である。一
体化ハウジング40はモールド機械（成型機）から引出さ
れた状態を示す。即ち、ヒンジ部51はコネクタハウジン
グ40の頂面で略同一面であり、カバー50のヒンジ部51は
曲げられていない。
【００２３】図４は本発明によるコネクタ用ハウジング
40' の他の実施例の斜視図である。このハウジング40'
は図１乃至図３のハウジング40と類似するが、３個のハ
ウジングが並列関係に連結一体化され、斯るハウジング
の一端縁に共通のカバー50'がヒンジ結合されている。
この実施例では２個のスロット46a 、46b が夫々隣接す
るハウジングの対向側壁間に形成される。これらスロッ
ト46a 、46b は隣接ハウジング間の電気的絶縁と共にラ
ッチ肩47a 、47b を形成してカバー50' の対応するラッ
チ脚57a 、57b 、58a 、58b とラッチ係合するという複
数の機能を有する。勿論スロットの底面から工具を挿入
して、これらラッチ係合を外してカバー50' を開き、コ
ンタクトの交換等も可能である。この実施例にあっても
カバー50' は薄いヒンジ部51' によりハウジング本体に
連結されているので、従来のモールド技術により一体モ
ールドが可能である。また、ハウジングの両外側壁には
係合突起48、49が形成される。
40' の他の実施例の斜視図である。このハウジング40'
は図１乃至図３のハウジング40と類似するが、３個のハ
ウジングが並列関係に連結一体化され、斯るハウジング
の一端縁に共通のカバー50'がヒンジ結合されている。
この実施例では２個のスロット46a 、46b が夫々隣接す
るハウジングの対向側壁間に形成される。これらスロッ
ト46a 、46b は隣接ハウジング間の電気的絶縁と共にラ
ッチ肩47a 、47b を形成してカバー50' の対応するラッ
チ脚57a 、57b 、58a 、58b とラッチ係合するという複
数の機能を有する。勿論スロットの底面から工具を挿入
して、これらラッチ係合を外してカバー50' を開き、コ
ンタクトの交換等も可能である。この実施例にあっても
カバー50' は薄いヒンジ部51' によりハウジング本体に
連結されているので、従来のモールド技術により一体モ
ールドが可能である。また、ハウジングの両外側壁には
係合突起48、49が形成される。
【００２４】以上、本発明の電気コネクタ及びそのハウ
ジングを好適実施例に基づき詳述した。しかし、本発明
は斯る実施例のみに限定するものではなく、用途に応じ
て本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形変更が可
能であることが理解できよう。例えば、４個以上のハウ
ジングを一体化してもよい。また、各ラッチ部材も周知
の別の形状構造となし得る。
ジングを好適実施例に基づき詳述した。しかし、本発明
は斯る実施例のみに限定するものではなく、用途に応じ
て本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形変更が可
能であることが理解できよう。例えば、４個以上のハウ
ジングを一体化してもよい。また、各ラッチ部材も周知
の別の形状構造となし得る。
【００２５】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
による電気コネクタは、所望数のハウジングの対向する
側壁にスロットを形成するよう結合して一体化ハウジン
グを構成し、その１端縁に共通カバーをヒンジ結合す
る。従って、全てのコンタクトがカバーにより一括して
同時に保持でき組立操作が簡単である。また、一体化ハ
ウジングは隣接側壁間に複数機能を有するスロットが形
成され、カバーのラッチ部材とラッチ係合するので確実
に固定できる。また、カバーの側壁と突条間にカバーの
端壁を挟持するので、組立てられた電気コネクタの電気
的強度が強化される等の種々の効果を有する。
による電気コネクタは、所望数のハウジングの対向する
側壁にスロットを形成するよう結合して一体化ハウジン
グを構成し、その１端縁に共通カバーをヒンジ結合す
る。従って、全てのコンタクトがカバーにより一括して
同時に保持でき組立操作が簡単である。また、一体化ハ
ウジングは隣接側壁間に複数機能を有するスロットが形
成され、カバーのラッチ部材とラッチ係合するので確実
に固定できる。また、カバーの側壁と突条間にカバーの
端壁を挟持するので、組立てられた電気コネクタの電気
的強度が強化される等の種々の効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の電気コネクタの分解斜視
図。
図。
【図２】図１の電気コネクタの組立状態の別の角度から
見た斜視図。
見た斜視図。
【図３】図１の電気コネクタに使用するハウジングを示
し、（Ａ）及び（Ｂ）は夫々正面図及び平面図。
し、（Ａ）及び（Ｂ）は夫々正面図及び平面図。
【図４】３個のハウジングを連結した本発明の別の実施
例のハウジングの斜視図。
例のハウジングの斜視図。
【図５】従来の電気コネクタのコンタクト及びハウジン
グの斜視図。
グの斜視図。
30 電気コネクタ 40 一体化ハウジング 41、42 ハウジング 46、46a 、46b スロット 50、50' カバー 51、51' ヒンジ 47、48、49、53、57、58 ラッチ部材 60 コンタクト 65 電線
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のハウジングを並列関係に連結し、
隣接する１対のハウジング間にスロットを形成する一体
化ハウジングと、 該一体化ハウジングの一端縁にヒンジ結合され、前記複
数のハウジングに共通のカバーと、 前記複数のハウジングのコンタクト受容キャビティ内に
挿入される複数のコンタクトとを具え、 前記一体化ハウジングは前記スロット及び両外壁にラッ
チ部材を有し、前記共通カバーは対応位置にラッチ部材
を有することを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 互いに並列関係で連結し、隣接面間にス
ロットを形成して一体化される複数の略同一形状のハウ
ジングと、 該一体化されたハウジングの一端縁にヒンジ結合される
共通カバーと、 前記一体化されたハウジングの前記スロット及び両外壁
並びに前記共通カバーの対応位置に形成されたラッチ部
材とを具えることを特徴とする電気コネクタ用ハウジン
グ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154245A JPH07335305A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 電気コネクタ及びそのハウジング |
| KR1019950015426A KR100354449B1 (ko) | 1994-06-13 | 1995-06-12 | 전기커넥터및그하우징 |
| CN95106558A CN1128418A (zh) | 1994-06-13 | 1995-06-13 | 电连接器及其外壳 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154245A JPH07335305A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 電気コネクタ及びそのハウジング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07335305A true JPH07335305A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15580011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6154245A Pending JPH07335305A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 電気コネクタ及びそのハウジング |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07335305A (ja) |
| KR (1) | KR100354449B1 (ja) |
| CN (1) | CN1128418A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100603205B1 (ko) * | 2000-03-31 | 2006-07-24 | 삼성전자주식회사 | 직류용 전자렌지의 전원 컨넥터 |
| JP2008293667A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Nidec Tosok Corp | コネクタ構造 |
| JP2010097828A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Yazaki Corp | コネクタ |
| JP2010097825A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Yazaki Corp | コネクタ |
| US7753076B2 (en) | 2006-01-30 | 2010-07-13 | Smc Corporation | Electromagnetic valve |
| JP2012516728A (ja) * | 2009-02-06 | 2012-07-26 | ネオヴェンタ メディカル エービー | 胎児用電極用の使い捨て接続システム |
| WO2015008862A1 (ja) * | 2013-07-19 | 2015-01-22 | 日本圧着端子製造株式会社 | 電気コネクタのハウジング、および電気コネクタ |
| ES2671980A1 (es) * | 2016-12-08 | 2018-06-11 | Tyco Electronics (Shanghai) Co., Ltd. | Conector |
| JP2019525438A (ja) * | 2016-08-30 | 2019-09-05 | ティーイー・コネクティビティ・コーポレイションＴＥ Ｃｏｎｎｅｃｔｉｖｉｔｙ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | ポジティブロックレセプタクル用のクラッシュリブハウジング |
| JP2022503638A (ja) * | 2018-09-05 | 2022-01-12 | パンドウィット・コーポレーション | 現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4471390B2 (ja) * | 2007-05-25 | 2010-06-02 | ヒロセ電機株式会社 | ケーブル用電気コネクタ及びこれに嵌合接続される基板用電気コネクタ |
| CN108258487A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-07-06 | 广州市恒吉电子科技有限公司 | 一种弯式矩形插头的尾部封装结构 |
| KR102302263B1 (ko) | 2020-07-16 | 2021-09-14 | 한국단자공업 주식회사 | 커넥터 |
| JP7513955B2 (ja) * | 2020-10-26 | 2024-07-10 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP6154245A patent/JPH07335305A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-12 KR KR1019950015426A patent/KR100354449B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-06-13 CN CN95106558A patent/CN1128418A/zh active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2015008862A1 (ja) * | 2013-07-19 | 2015-01-22 | 日本圧着端子製造株式会社 | 電気コネクタのハウジング、および電気コネクタ |
| JP2015022946A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 日本圧着端子製造株式会社 | 電気コネクタのハウジング、および電気コネクタ |
| JP2019525438A (ja) * | 2016-08-30 | 2019-09-05 | ティーイー・コネクティビティ・コーポレイションＴＥ Ｃｏｎｎｅｃｔｉｖｉｔｙ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | ポジティブロックレセプタクル用のクラッシュリブハウジング |
| ES2671980A1 (es) * | 2016-12-08 | 2018-06-11 | Tyco Electronics (Shanghai) Co., Ltd. | Conector |
| JP2022503638A (ja) * | 2018-09-05 | 2022-01-12 | パンドウィット・コーポレーション | 現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR960002962A (ko) | 1996-01-26 |
| CN1128418A (zh) | 1996-08-07 |
| KR100354449B1 (ko) | 2002-12-16 |
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