JPH0733511U - コードレスハンマドリルの消音切換装置 - Google Patents
コードレスハンマドリルの消音切換装置Info
- Publication number
- JPH0733511U JPH0733511U JP6353393U JP6353393U JPH0733511U JP H0733511 U JPH0733511 U JP H0733511U JP 6353393 U JP6353393 U JP 6353393U JP 6353393 U JP6353393 U JP 6353393U JP H0733511 U JPH0733511 U JP H0733511U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- pin shaft
- steel ball
- hammer drill
- switching lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はコードレスハンマドリルに関するも
のであり、その目的は回転モードにおけるクラッチと切
換レバーとの接触金属音を低減することである。 【構成】 切換レバー8のピン軸8aにスチールボール
10を案内する球状凹部8bを設け、スチールボール1
0をゴムバンド9で前記ピン軸8aに固着している。ス
チールボール10の一端はゴムバンド9に設けた穴より
突出して、常時回転しているクラッチ6と接して、ピン
軸8aとの接触金属音を低減するように構成されてい
る。
のであり、その目的は回転モードにおけるクラッチと切
換レバーとの接触金属音を低減することである。 【構成】 切換レバー8のピン軸8aにスチールボール
10を案内する球状凹部8bを設け、スチールボール1
0をゴムバンド9で前記ピン軸8aに固着している。ス
チールボール10の一端はゴムバンド9に設けた穴より
突出して、常時回転しているクラッチ6と接して、ピン
軸8aとの接触金属音を低減するように構成されてい
る。
Description
【0001】
本考案はコードレスハンマドリルのように回転及び打撃、又は回転のみと動作 モードを切換える装置を有する工具の動作モード切換装置に関するものである。
【0002】
従来のコードレスハンマドリルにおける回転及び打撃、又は回転のみの切換装 置においては、ピストン往復駆動部と連動するレシプロベアリングと回転伝達及 び絶縁を行なうクラッチの可動側は、中間軸上を軸方向に移動し、常に中間軸と 一体に回動する構造のものである。この為、可動クラッチはレシプロベアリング との係合を切り離した状態でも常に回転し、可動クラッチを軸方向に移動させる 部品、切換レバーのピン軸と常に摺動し、ピン軸との間で金属音を発生する切換 装置となっていた。
【0003】
従来のコードレスハンマドリルにおいては、回転のみのモードの場合、常時回 転しているクラッチを、静止した切換レバーのピン軸で規制しているため、ピン 軸とクラッチ間が圧接状態となり高い接触金属音が発生するという問題があった 。本考案の目的は切換レバーのピン軸とクラッチ間の接触金属音を低減させ、低 騒音のコードレスハンマドリルを得ることである。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案のコードレスハンマドリルにおいては、切 換レバーのピン軸とクラッチ間にスチールボールを配設したものである。前記ス チールボールは、ピン軸に設けた球状凹部内に有り、ピン軸より脱落しない様ゴ ムバンドで固着されている。また前記ゴムバンドには、スチールボールとクラッ チが接触可能な穴部を設けることにより達成される。
【0005】
上記のように構成されたコードレスハンマドリルで切換レバーを回転モードに 変更すると、切換レバーに偏心して取付いているピン軸がクラッチを中間軸上に 押し上げレシプロベアリングとクラッチとのかみ合いを切り離なす。一方中間軸 とクラッチはスプライン係合しており、前記回転モードに変更してもクラッチは 常時回転している。前記ピン軸にゴムバンドで固着されたスチールボールの一端 は、ゴムバンドに設けた穴より突出しており、常時回転しているクラッチと接し クラッチスプリングの復元力による摩擦力でスチールボールが回転し、金属音が 低下する。
【0006】
以下実施例図面を参照して本考案を説明する。図1において、モータ1の回転 は出力軸ピニオン1a、ファーストギヤ11を介して中間軸4に伝達されセカン ドピニオン4aとかみ合うセカンドギヤ12に常時回転を伝達し、シリンダ13 を介して工具を回転させる。一方中間軸4とスプライン嵌合し軸方向に可動出来 るクラッチ6と該中間軸4上に回転可能に遊合するレシプロベアリング7は、ク ラッチスプリング5で付勢されて爪でかみ合いモータ1の回転をピストン3の往 復運動に変換される。その結果発生する空気バネを利用し工具に打撃力を伝達す る。本案は図2、3で示す様に切換レバー8を回転モードに変更すると、切換レ バー8に偏心して固定されたピン軸8aがクラッチスプリング5を圧縮してクラ ッチ6とレシプロベアリング7とのかみ合いを切り離なす。前記ピン軸8aには スチールボール10を案内する球状凹部8bを設けゴムバンド9で固着されてい る。スチールボール10の一端はゴムバンド9に設けた穴より突出しており常時 回転しているクラッチ6と接し、クラッチスプリング5の復元力による摩擦力で スチールボール10が回転し金属音が低下する。
【0007】
本考案によれば回転するクラッチと静止した切換レバーのピン軸間にスチール ボールを配設したので、回転モードにおける接触金属音を低減し、低騒音のコー ドレスハンマドリルを得ることができる。
【図1】 本考案になるコードレスハンマドリルの消音
切換装置の一実施例を示す縦断面図である。
切換装置の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面拡大図である。
【図3】 図2の切換レバーを示すB矢視図である。
1はモータ、2はハウジング、3はピストン、4は中間
軸、6はクラッチ、7はレシプロベアリング、8は切換
レバー、8aはピン軸、8bは8aピン軸に設けた球状
凹部、9はゴムバンド、10はスチールボールである。
軸、6はクラッチ、7はレシプロベアリング、8は切換
レバー、8aはピン軸、8bは8aピン軸に設けた球状
凹部、9はゴムバンド、10はスチールボールである。
Claims (2)
- 【請求項1】 モータの回転をピストン往復運動部に中
間軸を介して伝達させ、前記中間軸上に回転可能に遊合
しピストン往復駆動と連動するレシプロベアリングと、
軸方向に移動可能で駆動に係合するクラッチとを有し、
前記クラッチはハウジング外部に連結された切換レバー
により選択的に前記レシプロベアリングと係合し、先端
工具に対し回転及び打撃又は回転のみの動作モード切換
が可能なコードレスハンマドリルの切換装置において、
前記切換レバーのピン軸と前記クラッチ間にスチールボ
ールを配設したことを特徴とするコードレスハンマドリ
ルの消音切換装置。 - 【請求項2】 前記切換レバーのピン軸は前記スチール
ボールを案内する球状凹部を有し、ゴムバンドで前記ス
チールボールを前記ピン軸に固着されていることを特徴
とする請求項1記載のコードレスハンマドリルの消音切
換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6353393U JPH0733511U (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | コードレスハンマドリルの消音切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6353393U JPH0733511U (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | コードレスハンマドリルの消音切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0733511U true JPH0733511U (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=13231956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6353393U Withdrawn JPH0733511U (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | コードレスハンマドリルの消音切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733511U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004284012A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Robert Bosch Gmbh | 手持ち電動工作機械 |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP6353393U patent/JPH0733511U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004284012A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Robert Bosch Gmbh | 手持ち電動工作機械 |
JP4673567B2 (ja) * | 2003-03-24 | 2011-04-20 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 手持ち電動工作機械 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7591326B2 (en) | Power tool | |
US6913090B2 (en) | Hammer | |
JP5055749B2 (ja) | ハンマドリル | |
JPH10291173A (ja) | ハンマドリルの動作モード切換装置 | |
EP0666145A1 (en) | Clutch mechanism in power driven screwdriver | |
JP3098963B2 (ja) | 回転工具の動作切り換え機構 | |
EP2700478A1 (en) | Hammer drill | |
JPH09136273A (ja) | ハンマードリル | |
EP2415563A1 (en) | Impact tool | |
JP4568600B2 (ja) | ハンマドリル | |
JPH0733511U (ja) | コードレスハンマドリルの消音切換装置 | |
JPH07328955A (ja) | ハンマドリル | |
JP2004519347A (ja) | 手持ち式工作機械 | |
JPH02284881A (ja) | ハンマードリル | |
EP2085190A1 (en) | Percussion tool | |
JPH0751263Y2 (ja) | 打撃工具 | |
JP3756725B2 (ja) | 打撃工具 | |
JP2539835Y2 (ja) | 電気ハンマ | |
JPH0650089Y2 (ja) | 電気ハンマドリルの動作モード切換装置 | |
CN211517388U (zh) | 电锤 | |
CN113231993B (zh) | 一种旋钮组件及电锤 | |
JP2570110Y2 (ja) | 打撃工具 | |
JPH0645285Y2 (ja) | 電気ハンマドリルの動作モード切換装置 | |
JP2007326168A (ja) | 作業工具 | |
JP2537001Y2 (ja) | 打撃工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980305 |