JPH07334637A - 管理装置 - Google Patents
管理装置Info
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- JPH07334637A JPH07334637A JP6125361A JP12536194A JPH07334637A JP H07334637 A JPH07334637 A JP H07334637A JP 6125361 A JP6125361 A JP 6125361A JP 12536194 A JP12536194 A JP 12536194A JP H07334637 A JPH07334637 A JP H07334637A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録媒体に固有情報を記録した応答器を装着
することにより、記録媒体の識別及び管理を行うことが
できる管理装置を得ることを目的とする。 【構成】 応答器10では電力供給用の共振周波数波f
1 を電力供給用コイルアンテナ11で受信した後、整流
回路13によって直流電力に変換され主制御部15とメ
モリ16とに供給される。そして、主制御部15は外部
機器20からの情報伝達用の共振周波数波f2 を受信す
ると、情報伝達用の共振周波数波f2 に含まれる情報を
識別し、書き込みコマンドであれば、書込情報をメモリ
16に格納する。読み出しコマンドであれば対応する記
憶情報をメモリ16から読み出す。
することにより、記録媒体の識別及び管理を行うことが
できる管理装置を得ることを目的とする。 【構成】 応答器10では電力供給用の共振周波数波f
1 を電力供給用コイルアンテナ11で受信した後、整流
回路13によって直流電力に変換され主制御部15とメ
モリ16とに供給される。そして、主制御部15は外部
機器20からの情報伝達用の共振周波数波f2 を受信す
ると、情報伝達用の共振周波数波f2 に含まれる情報を
識別し、書き込みコマンドであれば、書込情報をメモリ
16に格納する。読み出しコマンドであれば対応する記
憶情報をメモリ16から読み出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカセットや光
学式ディスク等の被管理物体(以下、記録媒体と称す)
に固有情報を記録した応答器を装着することにより、上
記記録媒体の識別及び管理を行う管理装置に関するもの
である。
学式ディスク等の被管理物体(以下、記録媒体と称す)
に固有情報を記録した応答器を装着することにより、上
記記録媒体の識別及び管理を行う管理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカセット、コンパクトディ
スク、ゲームソフト等の記録媒体をレンタルする店舗で
は、図8に示すように例えば、ビデオカセット1のケー
ス2の表面に個体認識用のバーコードラベル3を張り付
け、その情報をバーコードリーダで読み込むことによ
り、個体識別を照合し在庫管理を行っている。また、利
用客によってはビデオカセット1を分解し、映像が記録
されているテープをテープリールごとすり替える不正行
為を行う者がいるため、上記バーコードラベル3とは別
に再貼り付け不能特殊シール4を上部ケース2aと下部
ケース2bとの接続部分に貼り付けている。このため、
ビデオカセット1を分解し、テープリールをすり替えた
場合には再貼り付け不能特殊シール4が剥がれているた
め、目視により不正行為を確認することができた。
スク、ゲームソフト等の記録媒体をレンタルする店舗で
は、図8に示すように例えば、ビデオカセット1のケー
ス2の表面に個体認識用のバーコードラベル3を張り付
け、その情報をバーコードリーダで読み込むことによ
り、個体識別を照合し在庫管理を行っている。また、利
用客によってはビデオカセット1を分解し、映像が記録
されているテープをテープリールごとすり替える不正行
為を行う者がいるため、上記バーコードラベル3とは別
に再貼り付け不能特殊シール4を上部ケース2aと下部
ケース2bとの接続部分に貼り付けている。このため、
ビデオカセット1を分解し、テープリールをすり替えた
場合には再貼り付け不能特殊シール4が剥がれているた
め、目視により不正行為を確認することができた。
【0003】しかし、上記のようなバーコードラベル3
はカセットケース2の表面に貼り付けられているため、
ビデオカセット1の取り扱い際し汚れ、こすれ、脱落等
が生じ、バーコードラベル3の読みとりができなくなる
ことがあった。この結果、このようなバーコードラベル
3にあっては貸し出し履歴が照合できないので、返却さ
れたビデオカセット1の画質や音量等の品質が再び貸し
出しできる程度に確保されているか否かを確認する必要
があった。また、上記のような再貼り付け不能特殊シー
ル4は、裏面に接着剤を付ければ再び貼り付けることは
可能であるため、分解すり替えの不正行為に対する防止
対策は完全ではなかった。
はカセットケース2の表面に貼り付けられているため、
ビデオカセット1の取り扱い際し汚れ、こすれ、脱落等
が生じ、バーコードラベル3の読みとりができなくなる
ことがあった。この結果、このようなバーコードラベル
3にあっては貸し出し履歴が照合できないので、返却さ
れたビデオカセット1の画質や音量等の品質が再び貸し
出しできる程度に確保されているか否かを確認する必要
があった。また、上記のような再貼り付け不能特殊シー
ル4は、裏面に接着剤を付ければ再び貼り付けることは
可能であるため、分解すり替えの不正行為に対する防止
対策は完全ではなかった。
【0004】上記のような理由により、ビデオカセット
1の返却時に再生検査を行い、貸し出し時のビデオカセ
ット1と同一であるか否か、また、画質や音量等の品質
が再び貸し出しできる程度に確保されているか否かの確
認後、陳列棚に戻していた。しかし、一般にこのような
レンタル店では1万個以上のビデオカセット1等の記録
媒体を保有し、1日に400人から500人の会員に対
し貸し出し及び返却を行っているので、店員が返却品の
検査、在庫管理に追われ、会員に対して十分なサービス
を提供することができないばかりか、返却済みのビデオ
カセット1を陳列棚に戻す作業が遅れるため貸し出し回
転率を低下させ、客離れをおこす原因となっていた。一
方、上記のような返却時の確認を行わなければ、不良の
ビデオカセット1を貸すことになるため、結局は店の評
判を低下させ、客離れをおこす原因になっていた。
1の返却時に再生検査を行い、貸し出し時のビデオカセ
ット1と同一であるか否か、また、画質や音量等の品質
が再び貸し出しできる程度に確保されているか否かの確
認後、陳列棚に戻していた。しかし、一般にこのような
レンタル店では1万個以上のビデオカセット1等の記録
媒体を保有し、1日に400人から500人の会員に対
し貸し出し及び返却を行っているので、店員が返却品の
検査、在庫管理に追われ、会員に対して十分なサービス
を提供することができないばかりか、返却済みのビデオ
カセット1を陳列棚に戻す作業が遅れるため貸し出し回
転率を低下させ、客離れをおこす原因となっていた。一
方、上記のような返却時の確認を行わなければ、不良の
ビデオカセット1を貸すことになるため、結局は店の評
判を低下させ、客離れをおこす原因になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の管理装置は以上
のように構成されているので、ビデオカセット1の返却
時に再生検査を行い、貸し出し時のビデオカセット1と
同一であるか否か、また、画質や音量等の品質が再び貸
し出しできる程度に確保されているか否かの確認を行わ
なければならなかった。したがって、店員が返却品の検
査、在庫管理に追われ、会員に対して十分なサービスを
提供することができないばかりか、返却済みのビデオカ
セット1を陳列棚に戻す作業を遅延させるため貸し出し
回転率を低下させ、客離れをおこすなどの問題点があっ
た。一方、上記のような返却時の再生検査を行わなけれ
ば、不良のビデオカセット1を貸す恐れがあるため、結
局は店の評判を低下させ、客離れをおこすなどの問題点
があった。
のように構成されているので、ビデオカセット1の返却
時に再生検査を行い、貸し出し時のビデオカセット1と
同一であるか否か、また、画質や音量等の品質が再び貸
し出しできる程度に確保されているか否かの確認を行わ
なければならなかった。したがって、店員が返却品の検
査、在庫管理に追われ、会員に対して十分なサービスを
提供することができないばかりか、返却済みのビデオカ
セット1を陳列棚に戻す作業を遅延させるため貸し出し
回転率を低下させ、客離れをおこすなどの問題点があっ
た。一方、上記のような返却時の再生検査を行わなけれ
ば、不良のビデオカセット1を貸す恐れがあるため、結
局は店の評判を低下させ、客離れをおこすなどの問題点
があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、記録媒体に固有情報を記録
した応答器を装着することにより、記録媒体の識別及び
管理を行うことができる管理装置を得ることを目的とし
たものである。
ためになされたものであり、記録媒体に固有情報を記録
した応答器を装着することにより、記録媒体の識別及び
管理を行うことができる管理装置を得ることを目的とし
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る管
理装置は、アンテナ部で受信した電波を駆動電力として
利用し、制御部によりアンテナ部で受信した電波に含ま
れる記録媒体の固有情報を情報記憶部に書き込むととも
に、情報記憶部に記憶されている固有情報をアンテナ部
から送信するものである。
理装置は、アンテナ部で受信した電波を駆動電力として
利用し、制御部によりアンテナ部で受信した電波に含ま
れる記録媒体の固有情報を情報記憶部に書き込むととも
に、情報記憶部に記憶されている固有情報をアンテナ部
から送信するものである。
【0008】請求項2に係る発明は、アンテナ部で受信
した電波を駆動電力として利用し、制御部によりアンテ
ナ部で受信した電波に含まれる記録媒体の固有情報を情
報記憶部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶されて
いる固有情報をアンテナ部から送信する応答器と、送受
信部を介して記録媒体に対する固有情報の読み出し及び
固有情報の書き込みを行う中央制御部とを設けた質問装
置とを備え、応答器と質問装置との間で非接触による固
有情報の授受を行うものである。
した電波を駆動電力として利用し、制御部によりアンテ
ナ部で受信した電波に含まれる記録媒体の固有情報を情
報記憶部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶されて
いる固有情報をアンテナ部から送信する応答器と、送受
信部を介して記録媒体に対する固有情報の読み出し及び
固有情報の書き込みを行う中央制御部とを設けた質問装
置とを備え、応答器と質問装置との間で非接触による固
有情報の授受を行うものである。
【0009】請求項3に係る発明は、応答器と質問装置
との間で非接触による固有情報の授受を行い、結果表示
部により貸し出し時の記録媒体と同一であるか否か及
び、貸し出し回数が規定回数以内であるか否かを表示す
るとともに、陳列位置表示部により返却された記録媒体
の陳列位置を表示するものである。
との間で非接触による固有情報の授受を行い、結果表示
部により貸し出し時の記録媒体と同一であるか否か及
び、貸し出し回数が規定回数以内であるか否かを表示す
るとともに、陳列位置表示部により返却された記録媒体
の陳列位置を表示するものである。
【0010】請求項4に係る発明は、応答器をビデオカ
セットのテープリールに装着し、応答器と質問装置との
間で非接触による固有情報の授受を行うものである。
セットのテープリールに装着し、応答器と質問装置との
間で非接触による固有情報の授受を行うものである。
【0011】請求項5に係る発明は、応答器を光学式デ
ィスクに装着し、応答器と質問装置との間で非接触によ
る固有情報の授受を行うものである。
ィスクに装着し、応答器と質問装置との間で非接触によ
る固有情報の授受を行うものである。
【0012】
【作用】請求項1における管理装置は、アンテナ部で受
信した電波を駆動電力として利用し、制御部によりアン
テナ部で受信した電波に含まれる記録媒体の固有情報を
情報記憶部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶され
ている固有情報をアンテナ部から送信する応答器を記録
媒体に設けたことにより、記録媒体の識別及び管理を行
うものである。
信した電波を駆動電力として利用し、制御部によりアン
テナ部で受信した電波に含まれる記録媒体の固有情報を
情報記憶部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶され
ている固有情報をアンテナ部から送信する応答器を記録
媒体に設けたことにより、記録媒体の識別及び管理を行
うものである。
【0013】請求項2における管理装置は、アンテナ部
で受信した電波を駆動電力として利用し、制御部により
アンテナ部で受信した電波に含まれる記録媒体の固有情
報を情報記憶部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶
されている固有情報をアンテナ部から送信する応答器
と、送受信部を介して記録媒体に対する固有情報の読み
出し及び固有情報の書き込みを行う中央制御部とを設け
た質問装置とを設けたことにより、応答器と質問装置と
の間で非接触による固有情報の授受を行い、記録媒体の
識別及び管理を行うものである。
で受信した電波を駆動電力として利用し、制御部により
アンテナ部で受信した電波に含まれる記録媒体の固有情
報を情報記憶部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶
されている固有情報をアンテナ部から送信する応答器
と、送受信部を介して記録媒体に対する固有情報の読み
出し及び固有情報の書き込みを行う中央制御部とを設け
た質問装置とを設けたことにより、応答器と質問装置と
の間で非接触による固有情報の授受を行い、記録媒体の
識別及び管理を行うものである。
【0014】請求項3における管理装置は、質問装置に
貸し出し時の記録媒体と同一であるか否か及び、貸し出
し回数が規定回数以内であるか否かを表示する結果表示
部を設けるとともに、返却された記録媒体の陳列位置を
表示する陳列位置表示部とを設けたことにより、応答器
と質問装置との間で非接触による固有情報の授受を行
い、記録媒体の識別及び管理を行うものである。
貸し出し時の記録媒体と同一であるか否か及び、貸し出
し回数が規定回数以内であるか否かを表示する結果表示
部を設けるとともに、返却された記録媒体の陳列位置を
表示する陳列位置表示部とを設けたことにより、応答器
と質問装置との間で非接触による固有情報の授受を行
い、記録媒体の識別及び管理を行うものである。
【0015】請求項4における管理装置は、応答器をビ
デオカセットのテープリールに装着し、応答器と質問装
置との間で非接触による固有情報の授受を行うことによ
り、ビデオカセットの固有情報を把握することができる
とともに貸し出し時のビデオカセットと同一であるか否
かの結果を表示する。
デオカセットのテープリールに装着し、応答器と質問装
置との間で非接触による固有情報の授受を行うことによ
り、ビデオカセットの固有情報を把握することができる
とともに貸し出し時のビデオカセットと同一であるか否
かの結果を表示する。
【0016】請求項5における管理装置は、応答器を光
学式ディスクに装着し、応答器と質問装置との間で非接
触による固有情報の授受を行うことにより、光学式ディ
スクの固有情報を把握することができるとともに、貸し
出し時の光学式ディスクと同一であるか否かの結果を表
示する。
学式ディスクに装着し、応答器と質問装置との間で非接
触による固有情報の授受を行うことにより、光学式ディ
スクの固有情報を把握することができるとともに、貸し
出し時の光学式ディスクと同一であるか否かの結果を表
示する。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1の発明の一実施例による応答器を
概略して示す構成図である。図において、10は外部機
器20との間で電磁結合方式によりデータの書き込み及
び読み取りができる応答器、11は外部機器20のコイ
ルアンテナ21から送信される電力供給用の共振周波数
波f1 を受信する電力供給用コイルアンテナであり、共
振用コンデンサC1 が並列に接続されている。したがっ
て、電力供給用コイルアンテナ11のLと共振用コンデ
ンサC1 のCとにより共振回路が形成されるので、外部
機器20から共振周波数波f1 が送信されると共振用コ
ンデンサC1 の両端に共振電圧が発生する。なお、P1
は電力供給用コイルアンテナ11とコイルアンテナ21
との間に発生する電磁界である。
する。図1は請求項1の発明の一実施例による応答器を
概略して示す構成図である。図において、10は外部機
器20との間で電磁結合方式によりデータの書き込み及
び読み取りができる応答器、11は外部機器20のコイ
ルアンテナ21から送信される電力供給用の共振周波数
波f1 を受信する電力供給用コイルアンテナであり、共
振用コンデンサC1 が並列に接続されている。したがっ
て、電力供給用コイルアンテナ11のLと共振用コンデ
ンサC1 のCとにより共振回路が形成されるので、外部
機器20から共振周波数波f1 が送信されると共振用コ
ンデンサC1 の両端に共振電圧が発生する。なお、P1
は電力供給用コイルアンテナ11とコイルアンテナ21
との間に発生する電磁界である。
【0018】12は外部機器20のコイルアンテナ21
から送信される情報伝達用の共振周波数波f2 を受信す
る情報伝達用コイルアンテナであり、共振用コンデンサ
C2が並列に接続されている。したがって、情報伝達用
コイルアンテナ12のLと共振用コンデンサC2 のCと
により共振回路が形成されるので、外部機器20から共
振周波数波f2 が送信されると共振用コンデンサC2
の両端に共振電圧が発生する。なお、P2 は情報伝達用
コイルアンテナ12とコイルアンテナ21との間に発生
する電磁界である。
から送信される情報伝達用の共振周波数波f2 を受信す
る情報伝達用コイルアンテナであり、共振用コンデンサ
C2が並列に接続されている。したがって、情報伝達用
コイルアンテナ12のLと共振用コンデンサC2 のCと
により共振回路が形成されるので、外部機器20から共
振周波数波f2 が送信されると共振用コンデンサC2
の両端に共振電圧が発生する。なお、P2 は情報伝達用
コイルアンテナ12とコイルアンテナ21との間に発生
する電磁界である。
【0019】13は共振用コンデンサC1 の両端に発生
する電力供給用の共振周波数波f1を整流し、直流電力
に変換する整流回路、14は共振用コンデンサC2 の両
端に発生する情報伝達用の共振周波数波f2 をデジタル
信号に変換する復調回路、15は主制御部であり、復調
回路14からのデジタル信号を書き込みコマンドか読み
出しコマンドかを判断し、書き込みコマンドであれば書
込情報をメモリ16に格納するとともに、読み出しコマ
ンドであればメモリ16から記憶情報を読み出す。な
お、主制御部15及びメモリ16は整流回路13から供
給される電力により作動する。16はメモリであり、バ
ックアップ用の電源を必要としないEEPROM等を使
用する。
する電力供給用の共振周波数波f1を整流し、直流電力
に変換する整流回路、14は共振用コンデンサC2 の両
端に発生する情報伝達用の共振周波数波f2 をデジタル
信号に変換する復調回路、15は主制御部であり、復調
回路14からのデジタル信号を書き込みコマンドか読み
出しコマンドかを判断し、書き込みコマンドであれば書
込情報をメモリ16に格納するとともに、読み出しコマ
ンドであればメモリ16から記憶情報を読み出す。な
お、主制御部15及びメモリ16は整流回路13から供
給される電力により作動する。16はメモリであり、バ
ックアップ用の電源を必要としないEEPROM等を使
用する。
【0020】17は主制御部15からのデジタル信号を
情報伝達用の共振周波数波f2 に変換する変調回路であ
る。この変調された情報伝達用の共振周波数波f2 は情
報伝達用コイルアンテナ12を介して外部機器20のコ
イルアンテナ21に送信される。22は上記アンテナ2
1介して上記記録媒体に対する固有情報の読み出し及び
新たな固有情報の書き込みを行う中央制御部である。
情報伝達用の共振周波数波f2 に変換する変調回路であ
る。この変調された情報伝達用の共振周波数波f2 は情
報伝達用コイルアンテナ12を介して外部機器20のコ
イルアンテナ21に送信される。22は上記アンテナ2
1介して上記記録媒体に対する固有情報の読み出し及び
新たな固有情報の書き込みを行う中央制御部である。
【0021】次に動作を説明する。まず、外部機器20
のコイルアンテナ21の近傍に応答器10を位置させる
と、外部機器20の中央制御部22は応答器10の有無
を確認した後、電力供給用の共振周波数波f1 をコイル
アンテナ21から送信する。応答器10ではこの電力供
給用の共振周波数波f1 を電力供給用コイルアンテナ1
1で受信した後、整流回路13によって直流電力に変換
され主制御部15とメモリ16とに供給される。そし
て、主制御部15は外部機器20からの情報伝達用の共
振周波数波f2を受信すると、情報伝達用の共振周波数
波f2 に含まれる情報を識別し、読み出しコマンドであ
れば、読み出しコマンドに対応する記憶情報をメモリ1
6から読み出し、変調回路17により情報伝達用の共振
周波数波f2 に変換した後、外部機器20に送信する。
一方、外部機器20から送信されてきた情報伝達用の共
振周波数波f2 に含まれる情報が書き込みコマンドであ
れば、書込情報をメモリ16に格納する。
のコイルアンテナ21の近傍に応答器10を位置させる
と、外部機器20の中央制御部22は応答器10の有無
を確認した後、電力供給用の共振周波数波f1 をコイル
アンテナ21から送信する。応答器10ではこの電力供
給用の共振周波数波f1 を電力供給用コイルアンテナ1
1で受信した後、整流回路13によって直流電力に変換
され主制御部15とメモリ16とに供給される。そし
て、主制御部15は外部機器20からの情報伝達用の共
振周波数波f2を受信すると、情報伝達用の共振周波数
波f2 に含まれる情報を識別し、読み出しコマンドであ
れば、読み出しコマンドに対応する記憶情報をメモリ1
6から読み出し、変調回路17により情報伝達用の共振
周波数波f2 に変換した後、外部機器20に送信する。
一方、外部機器20から送信されてきた情報伝達用の共
振周波数波f2 に含まれる情報が書き込みコマンドであ
れば、書込情報をメモリ16に格納する。
【0022】上記の応答器10では、電池を設ける必要
がないため、応答器10自体の寸法を小さくすることが
できるとともに、コストを安価にできる。また、上記の
実施例では電力供給用コイルアンテナ11と情報伝達用
コイルアンテナ12とを設けているが、主制御部15に
電力供給用の共振周波数波f1 か情報伝達用の共振周波
数波f2 かを識別する手段を設けることにより、1つの
コイルアンテナで電力供給用コイルアンテナと情報伝達
用コイルアンテナとを兼ね備えさせることができる。
がないため、応答器10自体の寸法を小さくすることが
できるとともに、コストを安価にできる。また、上記の
実施例では電力供給用コイルアンテナ11と情報伝達用
コイルアンテナ12とを設けているが、主制御部15に
電力供給用の共振周波数波f1 か情報伝達用の共振周波
数波f2 かを識別する手段を設けることにより、1つの
コイルアンテナで電力供給用コイルアンテナと情報伝達
用コイルアンテナとを兼ね備えさせることができる。
【0023】次に、図2は本発明の一実施例による応答
器をテープリールに装着した時の状態を示す要部平面図
である。図3は図2に示されたテープリール部分を拡大
して示す側面断面図である。図2及び図3において、4
0はビデオカセット、41はカセットケース、42はカ
セットケース41内に回転自在に支持されたテープリー
ル、42aはテープリール42の回転軸、43はこのテ
ープリール42に巻かれているテープである。また、5
0は回路が予めエッチング等でパターン印刷されている
回転軸42aの上部に実装された図1に示す応答器であ
り、ビデオカセット40に関する識別情報及びデータの
書き込み及び読み取りができる。また、51は応答器5
0の回りにパターン印刷されたコイルアンテナである。
器をテープリールに装着した時の状態を示す要部平面図
である。図3は図2に示されたテープリール部分を拡大
して示す側面断面図である。図2及び図3において、4
0はビデオカセット、41はカセットケース、42はカ
セットケース41内に回転自在に支持されたテープリー
ル、42aはテープリール42の回転軸、43はこのテ
ープリール42に巻かれているテープである。また、5
0は回路が予めエッチング等でパターン印刷されている
回転軸42aの上部に実装された図1に示す応答器であ
り、ビデオカセット40に関する識別情報及びデータの
書き込み及び読み取りができる。また、51は応答器5
0の回りにパターン印刷されたコイルアンテナである。
【0024】この応答器50及びコイルアンテナ51は
実装後、樹脂等でポッティングされているので、水分や
埃および衝撃に対して保護されているとともに、外部か
らその存在を確認することはできない。また、本実施例
では、応答器50を回路がパターン印刷されている回転
軸42aの上部に実装するので、ビデオカセット40の
製造段階で組み込まなければならない。しかし、予め応
答器50とコイルアンテナ51とを実装した素子を製造
することにより、回転軸42aの上部に貼り付け可能と
なり、既存のビデオカセット40にも使用することがで
きる。したがって、会員がテープリール42ごとすり替
える不正行為をおこなった場合には図1に示す外部機器
20との間でデータの授受が行われない。
実装後、樹脂等でポッティングされているので、水分や
埃および衝撃に対して保護されているとともに、外部か
らその存在を確認することはできない。また、本実施例
では、応答器50を回路がパターン印刷されている回転
軸42aの上部に実装するので、ビデオカセット40の
製造段階で組み込まなければならない。しかし、予め応
答器50とコイルアンテナ51とを実装した素子を製造
することにより、回転軸42aの上部に貼り付け可能と
なり、既存のビデオカセット40にも使用することがで
きる。したがって、会員がテープリール42ごとすり替
える不正行為をおこなった場合には図1に示す外部機器
20との間でデータの授受が行われない。
【0025】次に、図4は請求項1の発明の一実施例に
よる応答器を光学式ディスクに装着した時の状態を一部
切り欠いて示す要部平面図である。図5は図2に示され
た光学式ディスクの応答器の装着状態を一部切り欠いて
示す側面断面図である。図において、60は光学式ディ
スク本体、61は光学式ディスク本体60の中心部に貼
られるラベル、62は図1に示す応答器であり、光学式
ディスク本体60に関する識別情報及びデータの書き込
み及び読み取りができる。62aは応答器62の本体
部、62bはコイルアンテナ、63は応答器62の埋め
込まれた部分を示すマークである。
よる応答器を光学式ディスクに装着した時の状態を一部
切り欠いて示す要部平面図である。図5は図2に示され
た光学式ディスクの応答器の装着状態を一部切り欠いて
示す側面断面図である。図において、60は光学式ディ
スク本体、61は光学式ディスク本体60の中心部に貼
られるラベル、62は図1に示す応答器であり、光学式
ディスク本体60に関する識別情報及びデータの書き込
み及び読み取りができる。62aは応答器62の本体
部、62bはコイルアンテナ、63は応答器62の埋め
込まれた部分を示すマークである。
【0026】上記に示す応答器62は予め応答器62a
とアンテナ62bとを実装した素子であり、プラスチッ
クの成形行程で予め埋め込まれるものである。また、こ
の応答器62をラベル61と光学式ディスク本体60と
の間に貼り付けられるようにしてもよく、この場合既存
の光学式ディスク本体60にも使用することができる。
なお、応答器62の埋め込まれた部分にはマーク63が
記されているため、応答器62の有無及び位置を確認す
ることができる。したがって、光学式ディスクのラベル
を剥がし別の光学式ディスクに貼るという不正行為を防
止することができる。
とアンテナ62bとを実装した素子であり、プラスチッ
クの成形行程で予め埋め込まれるものである。また、こ
の応答器62をラベル61と光学式ディスク本体60と
の間に貼り付けられるようにしてもよく、この場合既存
の光学式ディスク本体60にも使用することができる。
なお、応答器62の埋め込まれた部分にはマーク63が
記されているため、応答器62の有無及び位置を確認す
ることができる。したがって、光学式ディスクのラベル
を剥がし別の光学式ディスクに貼るという不正行為を防
止することができる。
【0027】次に、応答器のメモリ内の情報データ配列
を説明する。図6は図1に示す応答器及び図4に示す光
学式ディスクのメモリ内の情報データ配列を示す配列図
である。この情報データは15バイトの情報量を有し、
空きエリア(1バイト)、利用者の会員番号(3バイ
ト)、料金授受識別データ(1バイト)、メーカ識別コ
ード(1バイト)、ジャンル別識別コード(1バイ
ト)、ビデオカセットまたは光学式ディスクのタイトル
名(4バイト)、ビデオカセットまたは光学式ディスク
の識別番号(1バイト)、レンタル使用回数(2バイ
ト)、BCCチェックコード(1バイト)から構成され
ている。
を説明する。図6は図1に示す応答器及び図4に示す光
学式ディスクのメモリ内の情報データ配列を示す配列図
である。この情報データは15バイトの情報量を有し、
空きエリア(1バイト)、利用者の会員番号(3バイ
ト)、料金授受識別データ(1バイト)、メーカ識別コ
ード(1バイト)、ジャンル別識別コード(1バイ
ト)、ビデオカセットまたは光学式ディスクのタイトル
名(4バイト)、ビデオカセットまたは光学式ディスク
の識別番号(1バイト)、レンタル使用回数(2バイ
ト)、BCCチェックコード(1バイト)から構成され
ている。
【0028】次に本発明の一実施例による応答器を装着
したビデオカセットを管理する店舗システムについて説
明する。図7はビデオカセットを管理する店舗システム
の概略的な構成を示す構成図である。図において、70
は応答器を装着したビデオカセット、71は図1に示す
コイルアンテナ21が設けられた送受信部としての送受
信器、72は会員証73のバーコードを読み取るバーコ
ードリーダである。
したビデオカセットを管理する店舗システムについて説
明する。図7はビデオカセットを管理する店舗システム
の概略的な構成を示す構成図である。図において、70
は応答器を装着したビデオカセット、71は図1に示す
コイルアンテナ21が設けられた送受信部としての送受
信器、72は会員証73のバーコードを読み取るバーコ
ードリーダである。
【0029】74はこの店舗システムを制御している中
央制御部としてのPOSレジスタであり、送受信器71
を介して応答器70のメモリ内の情報データ(図6参
照)を読み込むとともに、バーコードリーダ72から読
み込んだ会員番号等の書き込み、及び、レンタル回数等
のデータを書き換え等を行う。また、料金計算、会員の
固有情報の管理等も行うものである。なお、送受信器7
1とPOSレジスタ74とは質問装置としての外部機器
である。75はビデオカセット70の固有情報の読み出
しの結果、貸し出し時のビデオカセット70と同一であ
るか否かの結果を表示するとともに、貸し出し回数が規
定回数以内であるか否かの結果を表示する結果表示器、
76は返却されたビデオカセット70の陳列位置を表示
する陳列位置表示器、77は伝票を作成するプリンタで
ある。
央制御部としてのPOSレジスタであり、送受信器71
を介して応答器70のメモリ内の情報データ(図6参
照)を読み込むとともに、バーコードリーダ72から読
み込んだ会員番号等の書き込み、及び、レンタル回数等
のデータを書き換え等を行う。また、料金計算、会員の
固有情報の管理等も行うものである。なお、送受信器7
1とPOSレジスタ74とは質問装置としての外部機器
である。75はビデオカセット70の固有情報の読み出
しの結果、貸し出し時のビデオカセット70と同一であ
るか否かの結果を表示するとともに、貸し出し回数が規
定回数以内であるか否かの結果を表示する結果表示器、
76は返却されたビデオカセット70の陳列位置を表示
する陳列位置表示器、77は伝票を作成するプリンタで
ある。
【0030】次に上記の店舗システムの動作を説明す
る。ビデオカセット70の貸し出し時にあって、店員は
バーコードリーダ72により会員証73の会員番号を読
み込んだ後に、会員の持参したビデオカセット70を送
受信器71上にセットすると、POSレジスタ74は送
受信器71を介して応答器70のメモリ内の情報データ
(図6参照)を読み込むとともに、バーコードリーダ7
3から読み込んだ会員番号等の書き込み、及び、レンタ
ル回数、料金授受識別コードの書き換えを等を行う。そ
して、プリンタ77によって伝票を出力し、会員に渡
す。なお、この時読み込んだメーカー識別コード、ジャ
ンル別識別コード、テープNo等は集計されて、どのよ
うな種類のビデオカセットを提供してよいかの参考とす
る。
る。ビデオカセット70の貸し出し時にあって、店員は
バーコードリーダ72により会員証73の会員番号を読
み込んだ後に、会員の持参したビデオカセット70を送
受信器71上にセットすると、POSレジスタ74は送
受信器71を介して応答器70のメモリ内の情報データ
(図6参照)を読み込むとともに、バーコードリーダ7
3から読み込んだ会員番号等の書き込み、及び、レンタ
ル回数、料金授受識別コードの書き換えを等を行う。そ
して、プリンタ77によって伝票を出力し、会員に渡
す。なお、この時読み込んだメーカー識別コード、ジャ
ンル別識別コード、テープNo等は集計されて、どのよ
うな種類のビデオカセットを提供してよいかの参考とす
る。
【0031】次に、ビデオカセット70の返却時にあっ
て、会員の返却したビデオカセット70を送受信器71
上にセットすると、POSレジスタ74は送受信器71
を介して応答器70のメモリ内の情報データ(図6参
照)を読み込み、貸し出し時のビデオカセット70と同
一であるか否か、貸し出し回数が規定回数以内であるか
否かが表示器75に表示される。また、陳列位置表示器
76に返却されたビデオカセット70の陳列位置が表示
されるので、店員はこの陳列位置を確認し、一時格納棚
(図示なし)に整理し、店の閉店後に一時格納棚から元
の陳列棚に戻す。
て、会員の返却したビデオカセット70を送受信器71
上にセットすると、POSレジスタ74は送受信器71
を介して応答器70のメモリ内の情報データ(図6参
照)を読み込み、貸し出し時のビデオカセット70と同
一であるか否か、貸し出し回数が規定回数以内であるか
否かが表示器75に表示される。また、陳列位置表示器
76に返却されたビデオカセット70の陳列位置が表示
されるので、店員はこの陳列位置を確認し、一時格納棚
(図示なし)に整理し、店の閉店後に一時格納棚から元
の陳列棚に戻す。
【0032】また、上記実施例では送受信器71を個別
に設けているとともに、応答器70に貸し出し回数が書
き込まれるようになっている。しかし、この送受信器7
1を業務用再生装置(図示なし)に備え、ビデオカセッ
ト70の再生毎に貸し出し回数を使用回数として更新す
ることにより、ビデオカセット70の再生回数を把握す
ることができる。したがって、ビデオカセット70を販
売している会社にあっては、その使用回数を確認するこ
とができるため、正規の著作権使用料を請求する事がで
きる効果もある。
に設けているとともに、応答器70に貸し出し回数が書
き込まれるようになっている。しかし、この送受信器7
1を業務用再生装置(図示なし)に備え、ビデオカセッ
ト70の再生毎に貸し出し回数を使用回数として更新す
ることにより、ビデオカセット70の再生回数を把握す
ることができる。したがって、ビデオカセット70を販
売している会社にあっては、その使用回数を確認するこ
とができるため、正規の著作権使用料を請求する事がで
きる効果もある。
【0033】以上で明らかなように、この実施例によれ
ば、貸し出し時のビデオカセット70と同一であるか否
かの結果が表示されるため、会員がテープリールごとす
り替える不正行為を行った場合には、その場で発見でき
るため、このような不正行為を抑制する効果がある。ま
た、貸し出し回数が規定回数以内であるか否かの結果が
表示されるとともに、ビデオカセット70の陳列位置が
表示されるので、店員が返却品の再生検査、在庫管理に
追われることがない。したがって、会員に対して十分な
サービスを提供することができるとともに、返却済みの
ビデオカセットを陳列棚に戻す作業が素早くできるため
貸し出し回転率を低下させることがない等の効果があ
る。
ば、貸し出し時のビデオカセット70と同一であるか否
かの結果が表示されるため、会員がテープリールごとす
り替える不正行為を行った場合には、その場で発見でき
るため、このような不正行為を抑制する効果がある。ま
た、貸し出し回数が規定回数以内であるか否かの結果が
表示されるとともに、ビデオカセット70の陳列位置が
表示されるので、店員が返却品の再生検査、在庫管理に
追われることがない。したがって、会員に対して十分な
サービスを提供することができるとともに、返却済みの
ビデオカセットを陳列棚に戻す作業が素早くできるため
貸し出し回転率を低下させることがない等の効果があ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、アンテナ部で受信した電波を駆動電力として利用
し、この電波に含まれる記録媒体の固有情報を情報記憶
部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶されている固
有情報を出力する応答器を記録媒体に装着するように構
成したので、記録媒体の固有情報を把握することができ
る効果がある。
ば、アンテナ部で受信した電波を駆動電力として利用
し、この電波に含まれる記録媒体の固有情報を情報記憶
部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶されている固
有情報を出力する応答器を記録媒体に装着するように構
成したので、記録媒体の固有情報を把握することができ
る効果がある。
【0035】請求項2の発明によれば、アンテナ部で受
信した電波を駆動電力として利用し、制御部によりアン
テナ部で受信した電波に含まれる記録媒体の固有情報を
情報記憶部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶され
ている固有情報をアンテナ部から送信する応答器と、送
受信部を介して記録媒体に対する固有情報の読み出し及
び固有情報の書き込みを行う中央制御部とを設けた質問
装置とを構成したので、記録媒体の返却時の再生検査を
なくし、不良品の再貸し出しを防止することができる。
信した電波を駆動電力として利用し、制御部によりアン
テナ部で受信した電波に含まれる記録媒体の固有情報を
情報記憶部に書き込むとともに、情報記憶部に記憶され
ている固有情報をアンテナ部から送信する応答器と、送
受信部を介して記録媒体に対する固有情報の読み出し及
び固有情報の書き込みを行う中央制御部とを設けた質問
装置とを構成したので、記録媒体の返却時の再生検査を
なくし、不良品の再貸し出しを防止することができる。
【0036】請求項3の発明によれば、貸し出し時の記
録媒体と同一であるか否かの結果及び、貸し出し回数が
規定回数以内であるか否かの結果を表示する結果表示部
と、返却された記録媒体の陳列位置を表示する陳列位置
表示部とを質問装置に追加構成させたので、記録媒体の
返却時の再生検査をなくし、不良品の再貸し出しを防止
することができるとともに、返却済みの記録媒体を陳列
棚に戻す作業を簡素するため、貸し出し回転率を高める
効果がある。
録媒体と同一であるか否かの結果及び、貸し出し回数が
規定回数以内であるか否かの結果を表示する結果表示部
と、返却された記録媒体の陳列位置を表示する陳列位置
表示部とを質問装置に追加構成させたので、記録媒体の
返却時の再生検査をなくし、不良品の再貸し出しを防止
することができるとともに、返却済みの記録媒体を陳列
棚に戻す作業を簡素するため、貸し出し回転率を高める
効果がある。
【0037】請求項4の発明によれば、応答器をビデオ
カセットのテープリールに装着するように構成したの
で、カセットケースを分解しテープリールごとすり替る
行為を完全に防止する効果があるとともに、返却時の再
生検査をなくし、不良品の再貸し出しを防止することが
できるので、返却済みのビデオカセットを陳列棚に戻す
作業を簡素するため貸し出し回転率を高める効果もあ
る。
カセットのテープリールに装着するように構成したの
で、カセットケースを分解しテープリールごとすり替る
行為を完全に防止する効果があるとともに、返却時の再
生検査をなくし、不良品の再貸し出しを防止することが
できるので、返却済みのビデオカセットを陳列棚に戻す
作業を簡素するため貸し出し回転率を高める効果もあ
る。
【0038】請求項5の発明によれば、応答器を光学式
ディスクに装着するように構成したので、光学式ディス
クのラベルを剥がし別の光学式ディスクに貼るという不
正行為を防止する効果があるとともに、返却時の再生検
査をなくし、不良品の再貸し出しを防止することがで
き、返却済みのビデオカセットを陳列棚に戻す作業を簡
素するため貸し出し回転率を高める効果もある。
ディスクに装着するように構成したので、光学式ディス
クのラベルを剥がし別の光学式ディスクに貼るという不
正行為を防止する効果があるとともに、返却時の再生検
査をなくし、不良品の再貸し出しを防止することがで
き、返却済みのビデオカセットを陳列棚に戻す作業を簡
素するため貸し出し回転率を高める効果もある。
【図1】この発明の一実施例による応答器を概略して示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】応答器をテープリールに装着した時の状態を示
す要部平面図である。
す要部平面図である。
【図3】図2に示されたテープリール部分を拡大して示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図4】応答器を光学式ディスクに装着した時の状態を
一部切り欠いて示す要部平面図である。
一部切り欠いて示す要部平面図である。
【図5】応答器を光学式ディスクに装着した時の状態を
一部切り欠いて示す側面断面図である。
一部切り欠いて示す側面断面図である。
【図6】応答器及び光学式ディスクのメモリ内の情報デ
ータ配列を示す配列図である。
ータ配列を示す配列図である。
【図7】ビデオカセットを管理する店舗システムの概略
的な構成を示す構成図である。
的な構成を示す構成図である。
【図8】従来のビデオカセットを示す外観図である。
10 応答器 11,12 コイルアンテナ(アンテナ部) 13 整流回路(整流部) 15 主制御部(制御部) 16 メモリ(情報記憶部) 22 (中央制御部) 40 ビデオカセット(記録媒体) 60 光学式ディスク(記録媒体) 71 POSレジスタ(中央制御部) 75 結果表示器(結果表示部) 76 陳列位置表示器(陳列位置表示部)
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】請求項5の発明によれば、応答器を光学式
ディスクに装着するように構成したので、光学式ディス
クのラベルを剥がし別の光学式ディスクに貼るという不
正行為を防止する効果があるとともに、返却時の再生検
査をなくし、不良品の再貸し出しを防止することがで
き、返却済みの光学式ディスクを陳列棚に戻す作業を簡
素するため貸し出し回転率を高める効果もある。
ディスクに装着するように構成したので、光学式ディス
クのラベルを剥がし別の光学式ディスクに貼るという不
正行為を防止する効果があるとともに、返却時の再生検
査をなくし、不良品の再貸し出しを防止することがで
き、返却済みの光学式ディスクを陳列棚に戻す作業を簡
素するため貸し出し回転率を高める効果もある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01S 13/75 13/76 13/79
Claims (5)
- 【請求項1】 電波を送受信するアンテナ部と、上記ア
ンテナ部からの受信電波を駆動電力に変換する整流部
と、上記整流部からの駆動電力を受けて起動する情報記
憶部および上記アンテナ部の受信した情報を該情報記憶
部に書き込んだり、読み出して上記アンテナ部から送信
する制御部とを有する応答器を被管理物体に装着したこ
とを特徴とする管理装置。 - 【請求項2】 電波を送受信するアンテナ部と、上記ア
ンテナ部からの受信電波を駆動電力に変換する整流部
と、上記整流部からの駆動電力を受けて起動する情報記
憶部および上記アンテナ部の受信した情報を該情報記憶
部に書き込んだり、読み出して上記アンテナ部から送信
する制御部とを有する応答器を装着した被管理物体と上
記応答器からの電波を受信するとともに、上記応答器に
電波を送信する送受信部と、上記送受信部を介して上記
応答器の固有情報の読み出しを行うとともに、上記応答
器に固有情報の書き込みを行う中央制御部とを設けた質
問装置とを備えたことを特徴とする管理装置。 - 【請求項3】 上記質問装置は、上記応答器の固有情報
の読み出しの結果、貸し出し時の上記固有情報と同一で
あるか否かを表示するとともに、貸し出し回数が規定回
数以内であるか否かを表示する結果表示部と、返却され
た上記被管理物体の陳列位置を表示する陳列位置表示部
とを備えることを特徴とする請求項2記載の管理装置。 - 【請求項4】 上記被管理物体がビデオカセットのテー
プリールであることを特徴とする請求項1から請求項3
いずれか記載の記録媒体管理装置。 - 【請求項5】 上記被管理物体が光学式ディスクに装着
することを特徴とする請求項1から請求項3いずれか記
載の管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6125361A JPH07334637A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6125361A JPH07334637A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334637A true JPH07334637A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14908239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6125361A Pending JPH07334637A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07334637A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998009292A1 (de) * | 1996-08-30 | 1998-03-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektronikauslöseeinrichtung mit einer hilfsspannungsversorgung |
EP0996124A1 (en) * | 1998-10-22 | 2000-04-26 | Hitachi, Ltd. | Optical disk and recording/reproduction apparatus using the same |
US6295564B1 (en) | 1997-06-18 | 2001-09-25 | Kabushiki Kaisha Optrom | Storage medium having electronic circuit and computer system having the storage medium |
EP1168339A2 (en) * | 2000-06-26 | 2002-01-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Recording medium cartridge |
JP2002074501A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-15 | Lintec Corp | ソフト製品の流通管理方法 |
US6510125B1 (en) | 1997-06-19 | 2003-01-21 | Kabushiki Kaisha Optrom | Storage medium having electronic circuit, apparatus communicating information with the electronic circuit, and system including them |
US6938121B2 (en) | 1997-06-18 | 2005-08-30 | Kabushiki Kaisha Optrom | Disk storage system having an electronic circuit mounted on the surface of the disk and control method thereof |
-
1994
- 1994-06-07 JP JP6125361A patent/JPH07334637A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998009292A1 (de) * | 1996-08-30 | 1998-03-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektronikauslöseeinrichtung mit einer hilfsspannungsversorgung |
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US6496883B2 (en) | 1997-06-18 | 2002-12-17 | Kabushiki Kaisha Optrom | Storage medium having electronic circuit and computer system having the storage medium |
US6938121B2 (en) | 1997-06-18 | 2005-08-30 | Kabushiki Kaisha Optrom | Disk storage system having an electronic circuit mounted on the surface of the disk and control method thereof |
US6510125B1 (en) | 1997-06-19 | 2003-01-21 | Kabushiki Kaisha Optrom | Storage medium having electronic circuit, apparatus communicating information with the electronic circuit, and system including them |
EP0996124A1 (en) * | 1998-10-22 | 2000-04-26 | Hitachi, Ltd. | Optical disk and recording/reproduction apparatus using the same |
US6373799B1 (en) | 1998-10-22 | 2002-04-16 | Hitachi, Ltd. | Optical disk and recording/reproduction apparatus using the same |
US6680897B2 (en) | 1998-10-22 | 2004-01-20 | Hitachi, Ltd. | Optical disk and recording/reproduction apparatus using the same |
EP1168339A2 (en) * | 2000-06-26 | 2002-01-02 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Recording medium cartridge |
EP1168339A3 (en) * | 2000-06-26 | 2006-09-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Recording medium cartridge |
US7221540B2 (en) | 2000-06-26 | 2007-05-22 | Fujifilm Corporation | Recording medium cartridge |
JP2002074501A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-15 | Lintec Corp | ソフト製品の流通管理方法 |
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