JPH07334574A - 法令文書検索改正システム - Google Patents

法令文書検索改正システム

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JPH07334574A
JPH07334574A JP12608894A JP12608894A JPH07334574A JP H07334574 A JPH07334574 A JP H07334574A JP 12608894 A JP12608894 A JP 12608894A JP 12608894 A JP12608894 A JP 12608894A JP H07334574 A JPH07334574 A JP H07334574A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】法令文書の改正作業の根幹となる改正法令の制
定、新旧対照表の作成の自動化を主として、システムへ
の入力、蓄積、検索、改正、審査承認および公布、デー
タ更新までの作業を統括的に一元化し、常に最新状態の
法令を参照できることを目的とする。 【構成】指定された検索条件に基づいて複数の法令文書
を格納する記憶手段を検索し、マッチした法令文書を抽
出する検索手段と、現行の法令文書と新法令文書とを比
較して差分を抽出し差分テーブルを作成する差分抽出手
段と、現行法令文書、新法令文書、差分テーブル及び改
正ルールとから改正法令を生成する改正法令生成手段と
を有するシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書管理システムに係
わり、特に計算機を用いて法令文書の検索を行い、改正
後の新法令と現行法令とから現行法令を改正する法令
(以下、改正法令という)を生成する法令文書の検索改
正システムに関する。
【0002】
【従来の技術】法令文書は、法令の制定、改正、廃止に
より頻繁に作成、改訂、削除される。これら法令文書に
関わる作業は、法令文書の検索など一部がシステム化さ
れているのみであり、法令の改正作業の根幹となる新旧
対照表の作成、改正法令の作成は現在も手作業ないしは
ワードプロセッサにて個々に行われている。ここで、法
令の改正とは、現行法令を新法令に書き換えるための改
正法令を制定することであり、改正作業は、新法令文書
を作成し、新法令と現行法令の違いを対比させた新旧対
照表を作成し、改正法令文書を作成し、公布する作業で
ある。
【0003】法令の改正は、まず改正する法令の調査か
ら始める。現在、法令の検索は、利用者の手元の加除式
法令集を参照して行われるが、加除式法令集は、年に2
回程度しか差し換えが行われず、法令が改正されても加
除式法令集が差し換えられるのは最遅で半年を要する。
このため、利用者は公布された改正法令をもとに手書き
で手元の法令集を修正しており、誤りや見落としが生ず
る。特に、ある法令の改正により他の法令にまで影響が
及ぶ場合を想定すると、改正を必要とする法令を最新の
状態でない上記法令集から捜し出すには、大変な手間と
時間がかかり、誤りや見落としが生ずる。現存の法令集
の検索システムでは、改正作業で作成した新法令文書や
改正法令文書から直接管理データを更新せず、法令文書
出版社が公布用文書として作成した出版物あるいはその
電子データを利用して管理データの更新を行っており、
改正法令の施行日から数日から数カ月後に管理データが
更新されるため、同様な問題が生ずる。
【0004】これは、検索システムが、法令文書を蓄積
し検索に供することを主としており、また、図や様式な
どが管理対象から外されているからである。新法令文書
や改正法令文書は、現行法令文書が検索システムから複
写して取り出され、ワードプロセッサなどで個々に編集
され、作成される。これら作成された法令文書は、上
長、関連部署との合意形成の資料や、公布用文書の原稿
として使用し、管理データの更新に使用されるデータと
は一元化されていない。
【0005】次に、以前の改正内容や他の類似事例の改
正を参考にするため、いままでの改正経緯を順に辿り当
時の改正の根拠資料を捜すなど前例の調査を行い、どの
ように改正するか方針を固め、現行法令と新法令の違い
を対照させた新旧対照表をコピーと切り貼りにより作成
し、上長や関連部署と合意形成を図るため数回の修正を
繰り返した後、改正法令を新たに作成する。改正文の作
成において改正担当者は、立法技術とは別に、手引き書
や前例による規定および、レイアウトの規定など改正技
法を要する。また、法令文書は、その公布に長の承認が
必要であり、法令文書としての形式や、立法技術、改正
技法について審査・承認を行う。この合意形成や審査の
過程において、新旧対照表や改正法令の修正の都度、切
り貼りやワードプロセッサによる修正結果の読み合わせ
が必要となる。長の承認後、公布する場合、公布用の清
書原稿を新たに作成する必要がある場合には、さらに、
そのあとの読み合わせが必要となる。また、紙による管
理では、審査状況や、承認済みで公布可能な法令を把握
し、いつ公布するかを即時に決定することは難しい。ま
た、緊急を要するものについては、改正対象の調査から
施行までを短期間で行うことが要求される。
【0006】管理データの初期入力においては、パンチ
ャによるパンチ入力はコストと期間がかかり、入力期間
中の改正による修正など、煩雑な作業となる。
【0007】法令文書の処理に関する公知技術として、
文書改正支援システム(特開平4−162175号公
報)が知られている。これは、現行法令に今回の改正箇
所をマーキングした改正現行文書ファイルと、これに対
しどのように改正するのかをキーボードなどより入力し
た改正内容ファイルとから新旧対照表と新法令文書を作
成するシステムである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、加
除式法令集では、現在の最新状態の法令を参照すること
は不可能であり、利用者が自分で加筆修正していても、
誤りや漏れが生ずる。そのうえ、改正すべき法令を特定
するには、引用関係、参照関係を漏れなく網羅する必要
があり、すべての法令に目を通すか、作業者の経験に頼
らざるを得ず、大変な労力と時間を消費する。
【0009】検索システムや、前記特許の文書改正支援
システムにおいても、法令の改正にあたっては、以前の
改正内容や他の類似事例の改正を参考にするため、いま
までの改正経緯を順に辿り当時の改正の根拠資料を捜す
など前例の調査を行う必要があるが、これらの文書は個
人が管理しているものであり担当者の異動などにより所
在不明となっていたり、捜すのに時間がかかる、必ずし
も最終的な修正がされておらず最新状態になっていない
などの問題がある。
【0010】また、検索した結果の法令が改正作業中で
あることを知らずに、現行の状態の法令を元に改正作業
を行うと、ずれが生ずる可能性があり、法令としての整
合性を保てなくなる。
【0011】どのように改正するか方針が決まると、現
行法令と新法令の違いを対照させた新旧対照表をワード
プロセッサやコピーと切り貼りにより作成する。上長や
関連部署と合意形成を図るため数回の修正が繰り返し必
要となり、その都度ワードプロセッサによる修正や切り
貼り、読み合わせなどの作業が必要となり、紙の資源や
煩雑な作業によるコストがかかる。次に改正法令を作成
するには、手引き書や前例による規定および、レイアウ
トの規定などを遵守する必要があるため、それらの調査
分析に時間と労力がかかる。また、これらのテクニック
は、個人の経験によるノウハウであり、新任の作業者が
熟練するためには、ある程度の期間が必要となる。
【0012】作成した法令文書は、法令としての形式
や、立法技術、改正技法について法令担当部署の審査、
承認や関連部署との合意形成が行われる。審査・承認は
コピーなどの紙文書を各部署に持ち回ったり、打合せを
行うなど、人や紙などの物理的な移動を伴うため、時間
がかかる。また、コピーや切り貼りなどの修正作業の度
に読み合わせが必要となる。
【0013】承認を経た法令文書は、公報などに登載さ
れ公布されるが、どの法令をいつ公布するかを決定する
には、審査承認済みであるか否か、他の法令と同時に公
布する必要性、公布する順序などを考慮する必要があ
り、紙による管理では煩雑な作業となる。
【0014】また、緊急を要するものについては、改正
対象の調査から施行までを短期間で行うことが要求され
る。
【0015】前記公知の文書改正支援システムは、新法
令文書の作成と新旧対照表の作成を支援するが、改正箇
所を利用者がマーキングしなければならない、改正法令
は別途作成する必要がある、改正経緯や前例の調査がで
きない、手引きなどの規定やレイアウトを意識する必要
がある、審査・承認が一元化されない、公布文書は別途
作成する必要があるなどの問題がある。
【0016】現存の法令集の検索システムでは、図や様
式などが管理対象から外されており、また、新法令文書
や改正法令文書は、現行法令文書が検索システムから複
写して取り出され、ワードプロセッサなどで個々に編集
され、作成されるため、加除式法令集を使用した場合と
同様な問題点がある。管理データの更新は、法令文書出
版社が公布用文書として作成した出版物あるいはその電
子データを利用して行うため、改正法令の施行日から数
日から数カ月を要する。
【0017】管理データの初期入力においては、パンチ
ャによるパンチ入力はコストと期間がかかり、入力期間
中の改正による修正など、煩雑な作業となる。
【0018】本発明は、法令文書の改正作業の根幹とな
る改正法令の制定、新旧対照表の作成の自動化を主とし
て、システムへの入力、蓄積、検索、改正、審査承認お
よび公布、データ更新までの作業を統括的に一元化し、
改正作業の作業時間の短縮、紙の切り貼りやワードプロ
セッサなどによる清書の際の読み合わせなどの煩雑かつ
単純な作業に関わる人件費の削減を目的とする。
【0019】また、常に最新状態の法令を、その引用し
ている他の法令を含め利用者が迅速に検索し参照できる
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、指定された検
索条件に基づいて複数の法令文書を格納する記憶手段を
検索しマッチした法令文書を抽出する検索手段と、現行
の法令文書と新法令文書とを比較して差分を抽出し差分
テーブルを作成する差分抽出手段と、現行法令文書、新
法令文書、差分テーブル及び改正ルールとから改正法令
を生成する改正法令生成手段とを有する法令文書検索改
正システムを特徴とする。
【0021】
【作用】法令文書は、題名、条、項といった論理構造と
レイアウト位置、出現する文字列が規定されているた
め、入力された法令文書は論理構造を現す識別子(以
下、タグという)を該当する文字列に付与した構造化文
書に変換してから記憶装置に格納し、法令文書の検索や
改正法令の生成に供される。
【0022】このような構造化文書を基にして検索手段
は、検索語が読み替えにより別の文字列に置き換えられ
ている場合、略称や読み替えの規定の記述ルールを摘要
してどの文字列に置き換えられたかを判定し、置き換え
語を検索語として再検索し検索結果に反映することによ
り、参照関係を漏れなく検索する。
【0023】検索手段により、利用者は、多様な検索を
迅速に行うことができ、改正すべき法令の特定や関連法
令の調査の時間、コスト、検索漏れや誤りを削減でき
る。
【0024】新法令を作成後、現行法令と新法令を比較
することにより、修正の入った部分を差分情報として、
新法令・現行法令それぞれの改正位置、変更か削除かの
改正種別などを抽出し、改正箇所と改正種別に対応した
改正規定を適用し、公布日、施行日、題名などを加えて
生成することにより、改正法令を自動的に生成できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0026】図1は、本実施例のシステム構成を示す図
である。101は、キーボード、ディスプレイなどの端
末装置、102は、CPU、103は、スキャナ、文字
認識装置などの入力装置、104は、作業用の記憶装置
(ワークメモリ)、105は、プリンタ装置、106
は、法令文書、法令関連文書を管理する法令集テーブル
を蓄積した磁気ディスク装置、107は、法令文書間、
メモ、コメントなど関連情報を蓄積した磁気ディスク装
置、108は、法令辞書やルールを蓄積した磁気ディス
ク装置、109は、各種プログラムを格納したメモリで
ある。
【0027】まず、法令文書を構造化して入力する手順
に従って、詳細を説明する。
【0028】図2は、構造化入力手段の概念図である。
紙の法令文書201をイメージスキャナ202を介して
読み込み、イメージデータ206として記憶する。文字
認識プログラムを格納する文字認識装置203はイメー
ジデータ206を読み込んで文字認識しコード化したテ
キストデータ207に変換するとともに、ページの左
端、上端からの位置をページの左上端を原点とした距離
としてデータの開始位置を示すデータ位置情報208に
変換し、文書単位、ページ単位に格納する。文字認識装
置203には、認識率を高めるため、法令名や組織名、
施設名などの固有名詞、特にひらがなについて辞書21
1に登録し、テキストデータに関し単語抽出を行い単語
に分割したテキストデータにしておくことが有効であ
る。
【0029】論理構造の抽出は、テキストデータ20
7、データ位置情報208とレイアウトパターン212
のパターンマッチングにより行う。
【0030】構造認識プログラム204により論理構造
を抽出し、その論理構造を表す構造識別子(以下「タ
グ」という)を文字列に埋め込み、構造化法令文209
及び表・様式データ210を作成する。
【0031】図3は、紙の法令文書と論理構造の対応を
示す図である。法令文書は、論理構造と物理構造とが厳
密に規定されており、物理的なレイアウト構造のパター
ン301と論理構造302との対応をレイアウトパター
ン303として作成しておく。ここで<公布文>、</
公布文>などがタグである。
【0032】条の場合を例にとって説明する。レイアウ
トパターン309として、次のデータを用意する。
【0033】 ″第″−{条番号}−″条″−″ ″−{条文} ″第″−{条番号}−″条″−{枝番}−″ ″−{条文} このデータは、単語の並び方を「−」で区切って示して
いる。「{}」は単語のカテゴリを表す。「″″」は、単
語の字面を表す。このパターンにマッチし、開始文字位
置が左マージンから1字目にあるテキストを条の開始と
認識することが可能である。
【0034】図4は、論理構造化の処理の流れを示すフ
ローチャートである。文書単位、ページ単位にイメージ
データ206とテキストデータ207をワークメモリ1
04に順に呼び出す(401,402)。法令文書は、
公布文304、公布日305、公布者名306、法令番
号307、法令名308、本則の順に現れるので、順に
パターンマッチングし、対応するタグを埋め込む(40
3)。条の開始を認識すると(405)、先頭に条を表
すタグ「<条>」を生成する(406)。次の条の開始4
07までを一つの条として認識し、直前に条の終了を表
すタグ「</条>」と条の開始を表すタグ「<条>」を生成
し(408)、繰り返す。
【0035】条の中に罫線がある場合には、表と認識し
(410)、罫線で囲まれた範囲のイメージを表として
切り出すと共にテキストも抽出し、文書の部品ファイル
およびそのテキストファイルとして格納する(41
1)。構造化法令ファイル中の表の該当位置には、部品
を表すタグとどの部品かを示すポインタ情報を生成する
(412)。文字、罫線として認識できない部分も図形
として同様に切り出す。
【0036】別表、様式の開始413であれば、条の終
了を表すタグ「</条>」を生成し、繰り返し処理を終了
する(409)。別表、様式は、条文の最後に次のパタ
ーンとマッチするので、次のパターンの開始の直前また
は、文書の終了までを一つの様式として同様に切り出す
とともにテキストの抽出を行い、文書の部品ファイルと
して格納する(414)。
【0037】 ″第″−{数字}−″号″−″様式″−″ ″ ″別表″−″第″−{数字} ファイルが終了したら(404)、構造化法令文を格納
する(415)。
【0038】以上が論理構造の自動抽出の手順である。
【0039】次に、図2に示すレイアウトプログラム2
13により、図5に示すように、構造化された構造化法
令文501をレイアウトパターン303に照らし合わ
せ、タグに対応した字下げや書体の変更、図や表のはめ
込みを行い、法令文書のレイアウト規定に対応したレイ
アウトファイル215と、タグ名とそのタグの開始位置
と終了の位置を文書の先頭からのバイト数として対応さ
せた構造情報214を作成する。
【0040】次に図2に示す文書登録プログラム205
により、図6に示すように、構造化法令文501をサー
チし、公布日602、法令番号603、法令名604に
関するタグに囲まれた文字列を抽出し、文書情報として
法令集テーブル605に自動登録する。
【0041】文書情報が不足する場合や、読み取りがう
まく行かない、構造化できない例外的な法令文書は、従
来のエディタなどを使用して、データを入力する。
【0042】以上が、紙の法令文書を論理構造化された
電子データに自動的に変換する手順である。
【0043】図7は、上記入力手段により入力された法
令文書のテーブル構成の概念図である。各法令文書の文
書情報を法令集テーブル605のレコードとして管理
し、法令文書を法令テーブル709のレコードとして管
理する。法令テーブル709のレコードは、構造化法令
文710、レイアウトファイル711、構造情報71
2、図・様式などの部品713の実体ファイル714を
指すポインタを管理する。法令集テーブル605のレコ
ードには、法令文書の状態を示す領域702を確保す
る。
【0044】図8は法令文の状態遷移を示す図である。
法令文書に対する利用者の操作801に応じ、現在の状
態の値802が遷移する値803を表す。通常の状態で
改正登録の操作を行うと、改正中の状態に遷移し(80
4)、また、施行日になると自動的に通常状態に戻る
(805)など、操作に応じて自動的に状態を遷移させ
ることにより、利用者は、参照している例規がどんな状
態かを即座に判断することができる。
【0045】法令文書と他の法令文書とが関連する場
合、法令文と法令文の関連をリンクとしてリンクテーブ
ルで管理する。図9は、リンクテーブルの構造を示す概
念図である。リンクテーブル901には、関連情報とし
てすべてのリンクを一意に識別するためのリンク識別子
902、関連のある一方の法令文書の格納位置を示す文
書1ポインタと関連する部分の文字列が文書の先頭から
何文字目から何文字目かを表す文書1内位置及びリンク
種類を含む文書1の情報903、他方の法令文書の格納
位置を示す文書2の情報904を管理する。リンク識別
子902は、リンクを表すリンクタグ906の間に埋め
込む。リンク種類は、引用関連、メモ、コメントなど、
関連の種類を記憶する領域である。
【0046】文書を表示するときには、文書内のリンク
タグ905をサーチし、概リンクタグ内のリンク識別子
902を取得する。
【0047】リンクテーブルからリンク識別子902を
キーに該当するリンク種類を判定し、それに応じた強調
属性でリンクタグ906で囲まれるリンク識別子902
を表示する。強調表示された部分を指示されると、リン
ク文書2の文書情報904を取得し、関連部分を表示す
ることにより、即座に関連文書を参照することができ
る。 次に、ある法令と他の法令とを自動的に関連づけ
る手順について説明する。
【0048】ある法令が他の法令を引用するには、その
最初の引用で法令名とその法令番号を必ず明記する。た
とえば、自然環境保全条例を引用する時には、 「自然環境保全条例(昭和47年神奈川県条例第52
号)」 と直接引用表現として引用する。条文中で同じ法令を再
び引用する場合には、「同条例」などの再引用表現や、
「以下、「条例」という。」などの略称表現により他の
言葉に置き換え、「自然環境保全条例第3条」を「条例
第3条」と引用する。
【0049】図10は、これらを解析し、自動的に関連
づける処理の手順を示すフローチャートである。まず、
対象とする構造化法令文をワークメモリ104に読み込
み、文書中の法令名をサーチし、直接引用表現として法
令名と、出現位置を直接引用テーブルに登録する(10
01)。見つかった直接引用表現に対し、略称されてい
ないかを以下の方法で調べる(1002)。略称のパタ
ーンとして、以下のデータをあらかじめ用意しておく。
【0050】{法令名}−″(″−{法令番号}−″。″
−″以下″−″、″−″「″−@A−″」″− ″と″−″いう″−″。″−″)″ 記号は、前記構造抽出のパターンと同じである。@A
は、略称となる部分が当てはまる変数である。「自然環
境保全条例(昭和47年神奈川県条例第52号。以下、
「条例」という。)」を例に取ると、直接引用表現と上
記パターンのマッチングを行うことにより、 ″自然環境保全条例″−″(″−昭和47年神奈川県条
例第52号−″。″−″以下″−″、″−″ 「″
−″条例″−″」″−″と″−″いう″−″。″
−″)″ となり、この結果、「自然環境保全条例」の略称は、変
数@Aの部分にマッチした「条例」であることを認識す
る。以降、法令名以外に「条例」という単語をサーチ
し、その出現位置と対応する直接引用表現の識別子を略
称テーブルに登録する。図11は、直接引用テーブル、
図12は、略称テーブルの構造を示した図である。次
に、引用の表現を解析する(1003)。引用表現パタ
ーンとして以下のデータを用意する。
【0051】″第″−{数字}−″条″ ;タイプ1 ″第″−{数字}−″項″ ;タイプ1 ″前″−″条″ ;タイプ2 ″次″−″条″ ;タイプ3 ″同″−″条″ ;タイプ4 ″同″−″条例″ ;タイプ4 ″同″−″規則″ ;タイプ4 「;」から右はパターン毎の引用先のサーチ方法のタイ
プを示す。このパターンと法令テキストファイルのマッ
チングにより、「第5条第2項」、「第3項」、「前
条」、「同条例第3条」を引用表現と認識したとする。
このときの引用テーブルの内容を、図13に示す。これ
らの引用表現が、直接あるいは、接続詞を介して連続す
る部分について解析する。この解析の詳細は、「梶、山
野著、”日英/英日機械翻訳システムHICATS”b
it別冊 機械翻訳、野村、田中編、共立出版、pp.
191−197,1988年9月」に示された公知技術
を使用する。「第5条第2項及び第3項」の「第3項」
は、「第5条の第3項」であることが分かり、「同条例
第3条」は、「同条例の第3条」ということが分かる。
【0052】次に、パターンの引用先サーチのタイプに
したがって次のように引用先を取得する(1004〜1
008)。
【0053】タイプ1 引用表現中の番号によるサー
チ タイプ2 直前の条をサーチ タイプ3 直後の条をサーチ タイプ4 直前引用表現をサーチし、その引用表現の
引用先をサーチ サーチの結果、引用先の位置が明確になり、引用テーブ
ルは図14に示す内容となる。文書のポインタとその位
置と引用先の文書のポインタとその位置をリンクテーブ
ルに登録し(1009)、そのリンク識別子をリンクタ
グで囲んで各テキスト中に埋め込む(1010)。以上
が、法令文書の自動関連づけの手順である。 図15
は、検索手段の構成の概念図である。端末装置より、検
索条件を入力する(1501)と、同義語展開プログラ
ム1502が辞書(図示せず)を検索し、検索文字列の
同義語を展開して全文検索プログラム1503が法令集
中の構造化法令文1508を検索し、検索文字列を含む
法令文書の識別子を検索結果テーブル1507に登録す
る。読み替え検索プログラム1504は、検索文字列が
別の文字に置き換えられているか否かを解析し、置き換
えられている場合、該置き換え語を検索文字列として再
検索1505する。構造指定検索が指定されている場合
は、構造指定検索プログラム1506が起動され、検索
結果テーブル1507を更新する。検索結果は、結果表
示プログラム1509により、表示する。
【0054】次に、図16のフローチャートに従い、検
索の処理手順の詳細について説明する。まず、与えられ
た検索条件を入力し、検索結果テーブル1507に登録
する(1601)。文書情報による検索は、その属性名
と属性値を与えられることにより、法令集テーブルから
順に該属性の属性値を呼出し、検索属性値と比較し、真
となったレコードの法令集ポインタを検索結果テーブル
1507に登録する(1602)。
【0055】全文検索で同義語や意表記語の展開の指示
がされている場合は、辞書をサーチし、同義語や意表記
語も検索文字列に加え検索対象とする(1603)。
【0056】全文検索は、構造化法令文をサーチし、与
えられた検索文字列とマッチングした文書の法令集ポイ
ンタおよびマッチした文字列とその位置を検索結果テー
ブル1507に登録する(1604)。
【0057】文書情報検索との検索結果の論理積を取る
指示がなされた場合は、文書情報の検索結果として検索
結果テーブルに登録された法令集ポインタの構造化法令
文を対象にサーチする。
【0058】読み替え語の展開の指示がされている場合
は、マッチした文字列が他の語に読み替えられている語
か、他の語を読み替えている語かを解析し(160
5)、その他の語も検索文字列とする。読み替えの解析
は、次の手順で行う。読み替えは、略称表現と同様なパ
ターンで行われる。読み替えのパターンとしてあらかじ
め次のデータを複数個記憶装置に登録しておく。
【0059】@A−″(″−″以下″−″、″−″「″
−@B−″」″−″と″−″いう″−″。″−″)″ まず検索語と読み替えパターン中の@Aの値(文字列)
とのパターンマッチングを行う。一致する文字列がある
とその検索語は、変数@Bの部分にマッチした文字列に
読み替えられいると認識し(1605)、変数@Bの値
(文字列)を検索語として登録し、再検索する(160
6)。次に、検索語と読み替えパターン中の@Bの値
(文字列)とのパターンマッチングを行う。一致する文
字列があるとその検索語は、変数@Aの部分にマッチし
た文字列を読み替えていると認識し(1605)、変数
@Aの文字列を検索語として登録し、再検索する(16
06)。なお読み替えのパターンとして、上記のような
文章形式でなく@Aの文字列と対応する@Bの文字列と
を対照して複数個列挙するテーブル形式でもよい。
【0060】検索対象の構造の範囲として検索対象タグ
を指定された場合、上記マッチした文字位置に対応する
タグ名を構造情報ファイルから取得し、該検索対象タグ
と一致しない場合は、検索結果テーブル1507から法
令集ポインタを削除する(1607)。
【0061】以上の検索により、検索結果テーブル15
07に登録された法令集ポインタの指すレコードの文書
情報を呼出し、検索結果として表示する(1608)。
検索結果からある法令文書を指示されると、その法令集
ポインタの示す法令テーブル709のポインタの示すレ
イアウトファイル711を読み込み、検索結果テーブル
のマッチした文字の文字位置から、文字列長の領域を強
調属性として表示する。文書情報中の状態702が、通
常ではなく、改正中などの場合は、警告を示す。
【0062】また、前記関連づけにより、リンクタグ9
05がある場合には、リンク識別子902をもとに関連
文書をこの検索方法によらず表示することができる。以
上が、法令文書の検索の説明である。
【0063】次に、図17を用い、改正作業の処理手順
について説明する。
【0064】検索により改正対象法令を確定し改正登録
の指示を行うと、法令集テーブル1701の状態170
2を「改正中」に変更し、改正法令テーブル1704の
レコードを登録し、改正案テーブル1707を生成す
る。改正案テーブルの旧法令ポインタ1709には、現
行法令ポインタ1703を複写し、法令テーブル中の現
行法令のエントリ1711を指すようにする。このと
き、あらかじめ改正方式に対応し法令名に追加する文字
列として次のデータを用意し、一部改正か全部改正か廃
止かの改正方式を選択させる。
【0065】一部改正 「の一部を改正する@A」 廃止 「を廃止する@A」 全部改正 「」 「」で囲まれた文字列が法令名に追加する文字列であ
り、変数@Aは法令種別を表し、条例であれば「条
例」、規則であれば「規則」を表す。
【0066】これにより「自然環境保全条例」を一部改
正する場合には、「自然環境保全条例の一部を改正する
条例」と法令名を生成し、改正法令テーブル1704の
レコードの文書情報に登録する(1705)。
【0067】改正法令テーブルは1704、一般の検索
者および、他の改正担当者に対して参照不可の属性に設
定し、テーブル内のエントリは改正担当者自身のみ書き
込み可能、法令審査担当者は、参照可能の属性に設定す
る。また、文書情報として公布予定日、施行予定日を入
力する(1706)。
【0068】改正法令テーブル1704から、改正する
法令を指示されると、現行法令ポインタの示す法令テー
ブルの複製1713を生成する。改正案テーブル170
7の新法令ポインタ1708には、この複製のポインタ
を登録する。このとき、構造化法令文と図・表などのポ
インタは、現行法令と同じ実体1712を指している。
図18は、新旧法令の差分を抽出し新旧対照表を作成
する概要図である。現行法令1801に改正の指示を与
えると、現行法令を複写した改正法令レコードを登録す
る(1802)。構造化文書編集プログラムにより、新
法令文1808を作成する。作成した法令文に対し、推
敲プログラム1809により、辞書、ルール1812と
照らし合わせ検査する。差分抽出プログラム1804に
より新法令1808と、現行法令1801の差分を差分
テーブル1810として作成し、これを改正箇所の解析
プログラム1805により詳細な差分情報として抽出
し、新旧対照表作成プログラム1806により自動的に
新旧対照表1811を生成する。
【0069】構造化法令文をエディタなどで編集(18
03)し、改正後の新法令の文書1809を作成する。
このとき、改正担当者は、文章の物理的なレイアウト規
定を意識せず、論理構造を意識するだけでよい。構造化
法令文、図・表などを変更したときは、別の実体ファイ
ル1715として格納し、該当する法令テーブルのポイ
ンタ情報1717を新しい実体ファイル1715を示す
値に変更する。これらの編集作業は、エディタ上で新法
令と改正対象の現行法令を左右対比表示させて行うこと
が有効である。
【0070】次に、推敲の手順を説明する。新法令文書
を、不適当用語や法令用語、ルール1807に照らし合
わせ、不適当であれば警告と対処方法を表示し、法令文
書として適切かどうか推敲を行う。「改訂」という文字
があれば、「統一するため、「改定」に変更します。」 「調製」という文字があれば、「「調整」とまぎれやす
いので、「作成」に変更します。」 といった、情報を利用者に示し、利用者の指示により、
文字の置き換えを行う。
【0071】また、前記、関連付けの自動化の手順(1
001〜1008)により、新法令文書で参照している
参照先を抽出し、参照先の他法令文書の文書情報110
6を取得し、状態が改正中であれば、利用者に警告を促
す。また、リンクテーブル901のエントリの参照先9
04と、今回抽出したリンクの参照先が不一致であれ
ば、そのリンク情報および、参照先の文書情報を表示
し、修正する旨の表示を行う。以上が、推敲の手順であ
る。
【0072】次に、改正の自動化の前処理として新法令
と現行法令の差分を抽出し、対照して表示する手順につ
いて説明する。新法令ポインタ1708の指す法令レコ
ードの構造化法令文と旧法令ポインタ1709の指す法
令レコードの構造化法令文とを読み込む。各構造化法令
文に対し、単語への分割を行う。単語分割の詳細は、前
記の文献の公知技術を使用する。単語分割された文書の
差分の取得は、「角田、”ファイル間の相違検査法”、
情報処理、Vol.24、No.4、pp.514−5
20,1983」に示されたLCS法およびHecke
l法など公知の技術により行い、差分テーブル1810
を作成する。
【0073】図19に、差分テーブルの構成を示す。差
分情報は、変更箇所開始位置の文書の先頭からの文字数
1905、文字列長1906および、追加、変更、削除
といった変更種別1903からなり、差分テーブルのエ
ントリ順に変更箇所を変更種別に応じた強調属性で表示
装置上に表示する。
【0074】ここで表示結果が、改正者が意図したとお
りでない場合、強調表示の範囲や強調属性の種類を変更
し、その変更情報に従い、差分テーブルのエントリを図
20のように変更する。
【0075】例えば、「行うものをいう」を「行うこと
をいう」に改正する場合、前記の差分抽出法で、「も
の」と「こと」が反転表示で表示されたとする。この反
転表示を「行うもの」と「行うこと」にそれぞれ変更す
ることにより、差分テーブルのエントリの変更箇所の開
始位置の文字数を半角文字換算でそれぞれ−4(200
4、2006)、文字列長をそれぞれ+4(2005、
2007)する。
【0076】図や表は、部品を表すタグの有無、ポイン
タ情報を比較し、異なる場合は、改正が行われた部分と
して差分テーブルに登録する。改正箇所と差分種別を、
正しく変更したら新旧対照表を生成する。
【0077】新旧対照表の生成指示を受けると、新旧対
照表ファイルを生成し、差分テーブル1901から、順
にエントリを呼出し、変更箇所の開始位置以前のタグと
以降の終了タグをサーチし、差分テーブルにタグ名20
02を改正タグ名として登録する。このタグが条内に含
まれる項や号、表のタグの場合は、前後をサーチし、条
の開始タグと終了タグの間の範囲を差分として新旧対照
表ファイルに書き出し、変更箇所を強調属性とする。ま
た、変更箇所の属する条項号の番号を登録する。上記以
外の条や題名や目次のタグであれば、タグ名を変更箇所
として登録し(2003)、開始タグの直後に番号があ
る場合には番号を登録し、変更箇所を強調属性としてそ
のタグの範囲を新旧対照表ファイルに書き出す。
【0078】新旧対照表ファイルのポインタ情報を改正
案テーブル1707のエントリに登録する。以上が、差
分抽出の手順である。
【0079】図21は、改正法令生成の概念を示す図で
ある。改正法令生成プログラム2101は、現行法令文
書2102、新法令文書2103、及びそれらの差分テ
ーブル2104を読み込み、改正ルール2105に照ら
し合わせ、現行法令を新法令に改めるための改正法令文
書2106を生成する。
【0080】次に改正法令の生成の手順を図22を用い
て説明する。改正箇所のタグ名と変更種別と変更箇所の
連続性に応じた改正文をあらかじめ、改正ルールテーブ
ルを用意しておく。処理はまず差分テーブル2104を
読み込む(2201)。次に当該レコードの改正タグ2
002と変更種別1903から対応する改正規定を生成
する(2202)。次のレコードを読み込み、変更箇所
2203が同じかつ、変更種別1903が同じ(220
4)であれば、同改正として、改正タグと変更種別に対
応する改正規定を生成する(2205)。変更種別が異
なれば、異改正として改正タグ2202と変更種別19
03に対応する改正規定を生成する(2206)。条番
号が異なる場合か、条内の改正以外の場合は、終了とし
て改正規定を生成する(2107)。
【0081】以下、 「 ABC規則 第1条 ・・・・を1,000円とする。 第2条 ・・・・を行うものをいう。・・・・ ・・・・は、1箇月以内に・・・。 2 ・・・・。 第3条 ・・・。 」 を 「 ABD規則 第1条 ・・・・を1,200円とする。 第2条 ・・・・を行うことをいう。・・・・ ・・・・は、3箇月以内に・・・。 第3条 ・・・ 」 に改正する場合の差分テーブル2104の構成を図20
に示す。
【0082】図23は、改正ルール2105の内容であ
る。改正ルールは変数@A,@B,@Cと定型句とから
構成される。変数@A(2304)は、変更箇所200
3の内容が当てはめられる。変数@Bは、差分テーブル
にエントリされた現行法令2102の変更箇所、@Cに
は、新法令2103の変更箇所が当てはめられる。
【0083】まず、差文テーブル2104の法令名が呼
び出される(2201)。改正ルール2105によれば
法令名の改正は、全部置き換えで行う(2303)た
め、新法令2103の法令名を取得し、次の改正規定を
生成する(2202)。
【0084】「<柱書き>題名を次のように改める。 <置換法令名>ABD規則</置換法令名> </柱書き> 」 差文テーブル2104の2番目のレコードを読み、これ
は改正ルール2105によれば条の変更2304である
から変数@Aに「第1条」が当てはめられる。差分テー
ブル2104の3番目のレコードを読み、条番号が第2
条であるため、条変更の終了2305と判断し、次の改
正規定が生成される(2207)。
【0085】「<柱書き>第1条中、「1,000円」を「1,2
00円」に改める。</柱書き>」 ここで差分テーブル2104の2番目のレコードを参照
し、改正ルール2105の同改正の@Bには現行法令の
変更箇所、@Cには新法令2103の変更箇所が当ては
められる。差分テーブル2104の4番目のレコードを
読み、変更箇所2003が同じ第2条第1項でかつ変更
であるため、条変更の同改正2306と判断し、次の改
正規定が生成される(2205)。
【0086】「<柱書き>第2条第1項中、「行うもの」
を「行うこと」に、」 差分テーブル2104の5番目のレコードを読み、同じ
第2条だが、全削除(法令文字数−)であるため、条変
更の異改正2307と判断し、次の改正規定が生成され
る(2206)。
【0087】「「1箇月以内」を「3箇月以内」に改
め、」 ここで差分レコードが最後であるため、条全削除の終了
2308と判断し、次の改正規定が生成される(220
7)。
【0088】「同条第2項を削る。</柱書き>」 また、文書情報1704から法令名や公布予定日を抽出
する(2208)ことにより、次の改正法令を生成し、
格納する(2209)。
【0089】「 <公布日>平成6年4月1日</公布日> <法令名>ABC規則の一部を改める規則</法令名> <柱書き>題名を次のように改める。 <置換法令名>ABD規則</置換法令名> </柱書き> <柱書き>第1条中、「1,000円」を「1,200円」に改め
る。</柱書き> <柱書き>第2条第1項中、「行うもの」を「行うこと」
に、「1箇月以内」 を「3箇月以内」に改め、同
条第2項を削る。</柱書き> 」 以上が、改正法令の生成の手順である。
【0090】上長や他部署との合意形成のための説明資
料を作成する場合は、改正案テーブルのレコード170
7を指定し指示を行う。改正案レコードに、説明資料の
ポインタが登録される。法令種別が条例の場合、「あら
まし」1718が必須であり、審査依頼を指示されると
ポインタをチェックし、NULLであれば、警告を促
し、拒否する。
【0091】次に、審査・決裁の手順を説明する。
【0092】改正法令の編集が終了し、確定した改正案
に対し審査依頼の指示を行う。
【0093】改正法令レコードの状態2402を、「審
査待ち」に変更し、改正担当者の変更不可の属性を、審
査担当者に変更許可の属性を与えるとともに、審査対象
法令テーブル2401に登録する。
【0094】審査は、審査対象法令テーブルから改正法
令文2403や新旧対照表2404を参照して行う。審
査対象法令テーブルから該当エントリにアクセスすると
改正法令レコードの状態2402を、「審査中」に変更
する。改正技法や、用語に不適当なものがあれば、修正
すべき改正法令文の範囲を指定し、コメント生成指示を
受けると、エディタを起動する、自由にコメントを作成
し、登録すると、法令の関連付けと同様に、改正法令文
の文書ポインタとファイル中の位置と、コメント文書の
文書ポインタをリンクテーブルに記憶する。リンクテー
ブルのエントリは、審査担当者のみが変更、削除可能と
する。
【0095】上長や関連部署などの利用者に回覧するに
は、回覧する人の回覧文書テーブルに改正法令レコード
のポインタを登録し、参照、コメント生成を許可する属
性とする。
【0096】審査、回覧で承認が得られず、差し戻しを
指示されると改正法令レコードの状態2402を「改正
中」に戻す。改正担当者は、再度前記改正作業を行い、
審査依頼する。合格であれば、承認の指示により、改正
法令レコード、法令集レコードの状態2402を「公布
待ち」とし、変更不可の属性とする。
【0097】次に、公報発行の手順について説明する。
【0098】審査テーブルから、状態2504が「公布
登録待ち」のレコード2502を抽出し、公布予定日、
牽制、施行予定日の順に表示する。公布する法令のレコ
ードを指定し、公布登録を指示し、定期公報か号外かを
選択させると、公報テーブル2501を生成し、公報番
号と発行年月日を生成し、公布する法令のレコードのポ
インタ2503を登録し、公布予定日を公報発行日に変
更し、牽制順に法令番号を生成し、目次を作成する。公
布原稿作成の指示を受けると、牽制順に法令レコードの
ポインタが示す改正法令のレイアウトを印刷する。ただ
し、法令種別2506が条例であれば、レイアウトの印
刷の前に条例あらまし2507を印刷する。改正法令レ
コードの公布日2603とシステムの日付が一致する
と、該改正法令レコードを改正履歴テーブルの最後に加
え、一般検索者に参照許可の属性を与え、状態2605
を「施行待ち」とする。
【0099】また、施行日2604とシステムの日付が
一致すると、法令集テーブルの現行法令ポインタ260
6を改正法令レコードの新法令ポインタの指し示す法令
レコードの値2607に変更し、状態2608を通常に
変更し、改正履歴レコードの状態2603を「施行済」
とし、改正法令テーブルからレコードを削除する。以上
が、改正作業の手順である。
【0100】次に、法令文書の体系化の手順を説明す
る。
【0101】法令文書を法令集の編・章や、主管する組
織名、法令種別の階層的な分類体系を作成する場合を例
にとる。図27は、分類テーブルの構成図である。
【0102】分類テーブルのレコードとして、当該分類
語レコードの語識別子2702、分類語の内容270
3、上位語を指す語識別子2704、複数の下位語を指
す語識別子2705、当該分類語に関連する法令集テー
ブルのレコードのポインタ2706を管理する。
【0103】図28の分類体系を例に、詳細に説明す
る。
【0104】分類テーブルの最上位のレコードを生成
し、分類名を「分類」とし、識別子を[0]とする。こ
こで識別子は16進数とする。「分類」のレコードを指
定した状態で、レコード生成指示を行い、分類名を「法
令集」(2801)、識別子を[10]とし、上位語の
識別子として[0]を登録する。「分類」のレコードの
下位語には[10]を登録する。以下、「法令集」の下
位語として、「総規」(2802)[110]、「人
事」(2803)[210]としていく。また、「分
類」の下位語として「組織」(2804)[20]を、
その下位語として「総務部」(2805)[120]、
「環境部」(2806)[130]いうように体系を作
成する。
【0105】ある分類レコードには該分類語に関連する
法令集レコードのポインタを登録しておく(270
7)。
【0106】図29は、分類検索の手順である。例え
ば、「組織」[20]>「総務部」[120]と「法令
集」[10]>「人事」[210]>「報酬、給与等」
[4210]に関する法令の一覧表示を指示される(2
901)と、分類テーブル2904をサーチし、「総務
部」の識別子[120]との論理積が120となる分類
レコードを抽出し、このレコードの法令集レコードのポ
インタをワーク領域に登録する。下位のレコードの識別
子は、識別子との論理積を取ることにより、高速に検索
し、特定できる。また、「報酬、給与等」[4210]
との論理積が4210である分類レコードについて同様
に処理し、ワーク領域に抽出された、2つの分類語に関
連する法令文書のポインタをマッチング処理し、マッチ
した法令文書のレコードポインタを検索結果テーブル2
903に登録する。この検索結果テーブル2903のエ
ントリより、法令集テーブル2905を参照して文書情
報を取得し、文書の一覧として表示する(2906)。
【0107】
【発明の効果】本発明により、法令文書の改正作業の根
幹となる改正法令の制定、新旧対照表の作成の自動化を
主として、システムへの入力、蓄積、検索、改正、審査
承認および公布、データ更新までの作業を統括的に一元
化し、改正作業の作業時間の短縮、紙の切り貼りやワー
ドプロセッサなどによる清書の際の読み合わせなどの煩
雑かつ単純な作業に関わる人件費の削減が可能となる。
【0108】また、常に最新状態の法令を、その引用し
ている他の法令を含め利用者が迅速に検索し参照するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】印刷文書入力手段、構造化手段の実施例を示す
概念図である。
【図3】法令文書の紙文書と論理構造の対応を示す概念
図である。
【図4】論理構造化の処理手順を示すPAD図である。
【図5】構造化法令文とレイアウトの対応を示す概念図
である。
【図6】構造化法令文と文書情報の対応を示す概念図で
ある。
【図7】法令文書のテーブル構成を示す概念図である。
【図8】状態フラグの遷移図である。
【図9】リンクテーブルの構造を示す概念図である。
【図10】法令文書を自動的に関連付ける手順を示すP
AD図である。
【図11】直接引用テーブルの内容を示す図である。
【図12】略称テーブルの内容を示す図である。
【図13】引用先取得前の引用テーブルの内容を示す図
である。
【図14】引用先取得後の引用テーブルの内容を示す図
である。
【図15】検索手段の実施例を示す概念図である。
【図16】検索の手順を示すPAD図である。
【図17】改正法令文書のテーブル構成を示す概念図で
ある。
【図18】構造化文書編集手段の実施例を示す概念図で
ある。
【図19】差分テーブルの内容を示す図である。
【図20】変更箇所を特定した差分テーブルの内容を示
す図である。
【図21】改正法令の自動生成の構成を示す概念図であ
る。
【図22】改正法令生成の処理手順を示すPAD図であ
る。
【図23】改正ルールテーブルの内容を示す概念図であ
る。
【図24】法令文書の審査・回覧に関するテーブル構成
を示す概念図である。
【図25】法令文書の公布文書作成に関するテーブル構
成を示す概念図である。
【図26】法令テーブルの自動更新に関するテーブル構
成を示す概念図である。
【図27】分類テーブルの構成を示す概念図である。
【図28】分類体系の実施例を示す概念図である。
【図29】分類検索の実施例の構成を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
101・・・キーボード、ディスプレイなどの端末装
置、 102・・・CPU、 103・・・スキャナ、文字認識装置などの入力装置、 104・・・ワークメモリ、 105・・・プリンタ装置、 106・・・法令文書、法令関連文書を管理する法令集
テーブルを蓄積した磁気ディスク装置、 107・・・法令文書間、メモ、コメントなど関連情報
を蓄積した磁気ディスク装置、 108・・・法令辞書やルールを蓄積した磁気ディスク
装置、 109・・・プログラムを格納したメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指定された検索条件に基づいて複数の法令
    文書を格納する記憶手段を検索しマッチした法令文書を
    抽出する検索手段と、 現行の法令文書と新法令文書とを比較して差分を抽出し
    差分テーブルを作成する差分抽出手段と、 該現行法令文書、該新法令文書、該差分テーブル及び改
    正ルールとから改正法令を生成する改正法令生成手段と
    を有することを特徴とする法令文書検索改正システム。
  2. 【請求項2】複数の法令文書を格納する記憶手段と、 第1の文字列に読み替えられる第2の文字列を対照し複
    数個列挙して記憶する手段と、 検索語を含む検索条件を入力する手段と、 入力された検索語に基づいて第1の文字列を検索しマッ
    チした文字列があれば読み替えられる第2の文字列につ
    いて該法令文書を検索し、該検索語に基づいて第2の文
    字列を検索しマッチした文字列があれば対照される第1
    の文字列について該法令文書を検索し、マッチした法令
    文書を抽出する手段とを有することを特徴とする法令文
    書検索システム。
  3. 【請求項3】現行の法令文書を格納する記憶手段と、 新法令文書を格納する記憶手段と、 該現行法令文書の変更すべき箇所と新法令文書の変更さ
    れた箇所との対応関係を格納する差分テーブル手段と、 該現行法令文書及び該新法令文書を変数で表現し、該変
    数と定型句とから構成される改正ルールを格納する記憶
    手段と、 該差分テーブル、該改正ルール、該現行法令文書及び該
    新法令文書に基づいて該改正ルールの変数に該現行法令
    文書の変更すべき箇所及び新法令文書の変更された箇所
    を当てはめて改正規定を生成する手段とを有することを
    特徴とする法令文書改正システム。
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