JPH07334282A

JPH07334282A - 指で触れるキーに、複数のキーを配属することで、キーの数を減らした、ワードプロセッサ等の、指キー。

Info

Publication number: JPH07334282A
Application number: JP6164461A
Authority: JP
Inventors: Takuji Uetake; 卓治植竹
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1994-06-13
Filing date: 1994-06-13
Publication date: 1995-12-22

Abstract

(57)【要約】ワードプロセッサ、コンピュータ等の、指で触れるキー
に複数のキーを配属し、キーの押しかたにより、配属し
たキーを選別作動させるようにして、キーボード上のキ
ーの数を少なくした。【目的】ワードプロセッサ等のキーの数を減らすこと
により、操作を簡単にするとともに機器の小形化をし易
くする。【構成】指キー１に複数のキーを配属する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ、コ
ンピュータ等の、キーボード上のキーの数を減らすこと
により、操作を容易にすると共に、装置の小形化を促そ
うとす方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のワードプロセッサ、コンピュータ
等は、キーボードに多数のキーが並んでいて操作が難し
い。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のワードプロセッ
サ等は、キーを見ないで操作できるまでに上達するには
長い時間を要した。又装置を小形化するには、キーの占
める面積による制約があった。

【０００４】本発明は、ワードプロセッサ等のキーの数
を減らし、従来よりも使いやすく、その作用は従来と変
らず、初心者は上達が早くなり、しかも小形化し易い方
法を提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決ための手段】上記目的を達成するために、
本発明はワードプロセッサ等の、指キー（指で触れるキ
ー）に複数のキーを配属することにより、キーボード上
の指で触れるキーの数を少なくしたものである。

【０００６】上記指キーに複数のキーを配属して、配属
しているキーを選別作動させる方法は数多くあるが、こ
こでは比較的説明し易い方法を選ぶことにした。本発明
を図面を参照して説明すると次のようである。

【０００７】図１は、本発明の指キーの一例を示した平
面図である。指キー１、には複数のキーが配属してあ
り。表面には配属しているキーの文字や記号が記載され
ている。（は、つ、め、い、た、ろ、う、変換、）のよ
うに。

【０００８】図２は、図１のＡ−Ａを断面にした側面図
である。指キー１とキー座７は球面４で互いに滑合して
いて、外周部にはジャバラ３がありその上部は指キー１
に、下部はキー座７に止め輪２で締付けられていて、ジ
ャバラ３の引張る弾力により、指キーとキー座は互いに
引付けられて正常の関係位置を保っていて、基盤８の上
に固定されている。５はキー頭、６はキーである。

【０００９】ジャバラ３は外部からの塵を防ぐ、機密の
役を合せもっている。

【００１０】図３は、図２において、図１の（ろ）のと
ころを押した図である。指キー１は、球面４を中心にし
て傾き下面でキー頭５を押し下げて、これに連なるキー
６が押されて作動し、画面には（ろ）と表示される。手
を離すと、ジャバラ３の弾力により図２の状態に復元す
る。

【００１１】図４は、キー座７の（上の指キー１を取外
した）平面図である。球面４を中心に、面９、９１、９
２、９３、９４、９５、９６、９７、に区切らていて、
各面にキー頭５（ろ）、５１（は）、５２（つ）、５３
（め）、５４（い）、５５（た）、５６（う）、５７
（変換）の各キーが配属されている。

【００１２】指キー１の、（は）のところを押すと、指
キーは球面４を中心に傾き下面で、キー頭５１を押し下
げて、指キーの下面と、面９１が重なり、キーが作動し
て画面に（は）と表示される。キーは面が重なる状態に
近付づくまでは、作動しないようになっているから、隣
のキーと重複して作動することは絶対にない。指キーを
右回りに、は、つ、め、い、た、ろ、う、変換と押すと
画面には（発明太郎）と表示される。指キーを押したま
ま、指をぐるぐると右回転させると、画面はたちまち
（明太郎）の連続文字で埋まることになる。

【００１３】図５は、指キー１を配列したキーボード図
である。この指キーの中に操作に必要なすべてのキーが
配属されている。指キーは片手４本の指で操作すると便
利なようにし、指をあまり移動させないで操作できるよ
うに配列してある。

【００１４】指キーに記載してある文字や記号は小さく
て見にくい。そこで画面の上部に、キーホード図を拡大
して書いた案内板を取付け、この案内板を見ながら操作
するようにしてある。

【００１５】図６は、ワードプロセッサ１４、の画面の
上方に案内板１０、を取付けた図である。案内板１０、
にはキーボードの拡大図が書いてあって、指キーの細か
い文字や記号が拡大して書いてあるから、初心者はこの
案内板を見ながら（キーボードは見ないで）操作するこ
とになる。そのほうが上達も早い。

【００１６】案内板は上達に応じて別のものと取替える
ことが出来る。取替えるには止め具１１の頭を案内板の
孔１２から抜き出すと簡単に取り外せる。

【００１７】

【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので次のような効果をそうする。キーの数が少ない
ので指をあまり移動せず楽に操作できる。機器の小形化
がし易くなる。初心者は案内板を見るだけで操作出来る
ので、上達が早く目の疲れも少なくてすむ。等の効果が
期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】指キー（指で触れるキー）を拡大した平面図で
ある。

【図２】図１のＡ−Ａを断面にした側面図である。

【図３】図２において、図１の（ろ）のところを押した
図である。

【図４】キー座７の（上の指キー１を取外した）平面図
である。

【図５】指キー１をキーボードに配列した図である。

【図６】ワードプロセッサ１４に案内板１０を取付けた
図である。

【符号の説明】

１指キー２止め輪３ジャバラ４球面５、５１、５２、５３、５４、５５、５６、５７キー
頭６キー７キー座８基盤９、９１、９２、９３、９４、９５、９６、９７面１０案内板１１止め具１２孔１３画面１４ワードプロセッサ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】指キー１に、複数のキーを配属し、指キ
ーの押し方により、配属しているキーを選別して作動さ
せるようにした、指キー。
【請求項２】指キー１とキー座７を球面４で滑合さ
せ、その外周にジャバラ３を取付けて、ジャバラの引張
る弾力により、指キー１とキー座７を正常な関係位置に
保ようにした、指キーの構造。
【請求項３】指キー１とキー座７を中心の球面４で滑
合させたキー座に、複数のキー頭５、５１、５２、５
３、５４、５５、５６、５７を配属させて、指キー１の
押す位置により、キー頭を選別して押し、キーを作動さ
せるようにした指キーの構造。
【請求項４】キー座７の球面４を中心に、複数の面
９、９１、９２、９３、９４、９５、９６、９７に分別
して、指キー１を押したとき、分別した一面と指キーの
下面が重なる状態に近づくと、キーが作動するようにし
て隣のキーと重複作動しないようにした、指キーの構
造。