JPH07334125A - 液晶表示装置とその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置とその駆動方法

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JPH07334125A
JPH07334125A JP6151778A JP15177894A JPH07334125A JP H07334125 A JPH07334125 A JP H07334125A JP 6151778 A JP6151778 A JP 6151778A JP 15177894 A JP15177894 A JP 15177894A JP H07334125 A JPH07334125 A JP H07334125A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印加電圧の数に制限があるために表示できな
い色を複数の画素の混色により表示できる液晶表示装置
を提供することである。 【構成】 変換テーブル19は、画像データに対応する
4ビットの電圧データを出力する。電圧データは、D/
A変換器23が実際に出力可能な電圧V0〜V7とそれ
らの中間値のいずれかを指示する。中間色制御回路21
は、供給された電圧データが電圧V0〜V7を指示して
いる場合、その電圧データの上位3ビットをD/A変換
器23に供給し、電圧データが中間値を指示している場
合、その電圧データの上位3ビットのデータと上位3ビ
ットに”001”を加算したデータとを交互に出力す
る。D/A変換器23は、供給された3ビットのデータ
をアナログ電圧V0〜V7のいずれかに変換して列ドラ
イバ33に供給し、電圧V0〜V7を印加しただけでは
表示できない色を複数画素の混色により表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印加電圧に応じた色
を表示する液晶表示素子を用いたカラー液晶表示装置及
びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー表示装置は、赤、緑、青の
三原色による加色混合により任意の表示色を得るもので
あり、赤、緑、青の三原色に対応するドットを備えてい
る。そして、このカラー表示装置は各原色に対応する
赤、緑、青のドットの輝度を独立させて制御することに
より任意の各色を表示する。このため、カラー表示装置
を備えたテレビジョンセット、パソコン等は、赤、緑、
青の三原色に対応する3つの輝度データを表示装置に供
給し、これらの三原色の輝度データに応じて各色のドッ
トの輝度を制御し、画素単位で所望の色を表示してい
る。
【0003】カラー液晶表示素子においても同様に、三
原色(赤、緑、青)のカラーフィルターに対応する3つ
のドットから1つの画素を形成するように複数のドット
を形成する電極が配列され、これらのドットを透過する
光の強さをそれぞれ独立させて制御することにより前記
3つのドットからなる1画素の表示色を選択するように
駆動されている。
【0004】この三原色カラーフィルターを備えた液晶
表示装置は、光の透過率が低いため背面に強力な光源を
配置した透過型の液晶表示装置としてテレビジョンセッ
ト、パソコン等に採用されている。しかし、上記カラー
液晶表示素子はカラーフィルターによる光吸収が大きい
ため背面からの照明を必要としない反射型のカラー液晶
表示装置を得ることが出来ない。
【0005】カラーフィルターを用いることなく、複数
色のカラー表示が可能な液晶表示素子として、電界制御
複屈折効果型が知られている。この電界制御複屈折効果
型の液晶表示素子は、配向処理が施された一対の基板間
に液晶を封入した液晶セルと、この液晶セルを挟むよう
に配置された2枚の偏光板とから構成され、電場を印加
して液晶の分子配列を変えさせることにより、液晶層の
複屈折効果を変化させ、この複屈折効果の変化により液
晶セルを透過する光のスペクトル分布を変えて所望の色
を表示させてカラー表示を行うものである。
【0006】この電界制御複屈折効果型の液晶表示素子
は、カラーフィルターを使用することなくカラー表示が
でき、カラーフィルターによる光吸収がないため、表示
が明るい。従って、反射型のカラー液晶表示装置が実現
可能であり、また、液晶表示素子の構造が単純であると
いう利点を有している。
【0007】電界制御複屈折効果型の液晶表示素子は、
液晶セルの対向する基板に配置された互いに対向する電
極間に印加する電圧を制御することにより所望の複数の
色を表示するものであり、1つのドットが1つの画素を
形成し、その1つの画素を構成する電極間に印加される
各電圧それぞれに各色が1対1で対応している。
【0008】この液晶表示素子の表示色を制御する為
に、画素単位で表示したい色に対応する電圧データをD
/A変換器を介してアナログ映像信号に変換し、アナロ
グLCDドライバに供給する。アナログLCDドライバ
は、供給されたアナログ映像信号を1走査ライン分づつ
サンプリングし、複屈折制御方式の液晶表示素子に供給
し、画素単位で任意の色を表示する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなカラー液
晶表示装置では、駆動回路から液晶表示素子に印加でき
る電圧の数に限りがあり、印加電圧の変化に対する表示
色の変化が急激な部分と穏やかな部分がある。従って、
D/A変換器の分解能(即ち、液晶に印加する電圧の間
隔)によっては、表示できる色と表示できる色との間隔
が非常に大きくなり、「色とび」が発生する場合があ
る。このような問題を回避するためには、印加できる電
圧の数を増加させる、即ち、D/A変換器の分解能を高
くする必要があった。しかし、D/A変換器の分解能を
高くすると、回路構成が複雑となり、コストも増加して
しまう。
【0010】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、印加できる電圧の種類(数)に制限がある場合に、
その電圧を印加しただけでは表示できない色を表示する
ことができる液晶表示装置及びその駆動方法を提供する
ことを目的とする。また、この発明は、簡単な構成で多
色の色を表示できる液晶表示装置及びその駆動方法を提
供することを他の目的とする。また、この発明は、複数
の画素で多色の色を表示できる液晶表示装置及びその駆
動方法を提供することを他の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる液晶表示装置は、印加電圧に応じ
た複数の色を画素単位で表示する液晶表示素子と、前記
液晶表示素子の指定表示色を指示する色指示手段と、前
記色指示手段により指示された指定表示色を、前記液晶
表示素子の印加電圧−表示色特性に基づいて表示可能な
色に対応する出力データに変換する変換手段と、前記変
換手段の出力データに基づいて、前記液晶表示素子に所
定数の電圧のうちのいずれかを印加することにより前記
液晶表示素子にカラー画像を表示させる駆動手段と、か
ら構成され、前記駆動手段は、前記変換手段の出力デー
タが前記駆動手段の所定数の電圧に対応しない電圧を指
示している時、前記所定数の電圧を複数画素に印加する
ことにより、前記指定表示色に近似した色を表示する、
ことを特徴とする。
【0012】また、この発明にかかる液晶表示装置の駆
動方法は、印加電圧に応じた複数の色を画素単位で表示
する液晶表示装置に所定の色に応じた複数の電圧のいず
れかを印加することにより、液晶表示装置にカラー画像
を表示させる液晶表示装置の駆動方法において、前記複
数の電圧に対応しない指定表示色が指示された際に、複
数の画素の色の混合により前記指定表示色に近似する色
を表示する、ことを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明によれば、印加電圧の電圧値の数が限
られているために表示できない色を表示したい場合に、
複数の画素で近似的にその色を表示する。従って、限ら
れた数の印加電圧を用いて印加電圧の数より多数の色を
近似的に表示できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図2に示すような、電圧−表示色特性を示す
複屈折制御方式の液晶表示素子において、液晶表示素子
に印加する電圧をV1,V2とし、その時の表示色をC
L1とCL2とすると、電圧−表示色特性がほぼ直線で
近似できる場合、色CL1と色CL2の中間色CL3
は、色CL1の画素と色CL2の画素を交互に配列する
ことにより、複数画素の混色により近似的に表現でき
る。
【0015】同様に、上記電圧−表示色特性図上で色C
L3と色CL2との中間の位置にある色CL4は、色C
L1の画素1つと色CL2の画素3つを順番に配列する
ことにより近似的に表現できる。そこで、この実施例で
は、D/A変換器の分解能等の制限のため、液晶表示素
子に印加できる電圧の数に制限があるために個々の画素
では表示できない色を、複数画素を用いて近似的に表示
する。
【0016】次に、この実施例の複屈折制御方式の液晶
表示装置の構成を図1を参照して説明する。この実施例
では、液晶表示素子の各画素に実際に印加できる電圧を
V0乃至V7の8種類とし、複数画素の混色により15
種類の色を表示可能とする。図示するように、この液晶
表示装置は、予め定められたプログラムに従ってシステ
ム全体を制御するCPU(中央処理装置)11と、該C
PU11の動作プログラム、例えば、画像作成プログラ
ムを記憶したプログラムメモリ13と、CPU11によ
り画像データが書き込まれる画像メモリ(表示メモリ)
15と、CPU11の制御下に画像メモリ15に記憶さ
れた画像データを順次読み出す表示制御回路17と、表
示制御回路17により読み出された画像データを対応す
る4ビットの電圧データに変換する変換テーブル19
と、変換テーブル19から出力された4ビットの電圧デ
ータを3ビットの電圧データに変換する中間色制御回路
21と、中間色制御回路21の出力する3ビットの電圧
データをアナログ電圧に変換するD/A(ディジタルア
ナログ)変換器23と、複屈折制御方式のアクティブマ
トリクス液晶表示素子25から構成される。
【0017】複屈折制御方式のアクティブマトリクス液
晶表示素子25は、液晶表示パネル31と、D/A変換
器23の出力信号をサンプリングし、データライン49
と薄膜トランジスタ(以下、TFT)45を介して画素
電極43に供給する列ドライバ(ドレインドライバ)3
3と、TFT45をオン・オフさせる行ドライバ(ゲー
トドライバ)35から構成される。
【0018】図1又は図9に示すように、液晶表示パネ
ル31を構成する一対の透明基板41、51(例えば、
ガラス基板)のうちの下方基板41には、透明な画素電
極43と画素電極43にソースが接続されたTFT45
とがマトリクス状に配列されている。さらに、下方基板
41には、行方向にゲートライン(走査ライン)47が
配線され、ゲートライン47は対応する行のTFT45
のゲート電極に接続されている。また、列方向には、デ
ータライン(階調信号ライン)49が配線され、対応す
る列のTFT45のドレインに接続されている。また、
下方基板41には、図9に示すように、画素電極43及
びTFT45上に所定の配向処理が施された配向膜60
が設けられ、さらに、その裏面側には、偏光板53と偏
光板53の裏面側にアルミニウム等の金属からなる反射
板55とが設けられている。
【0019】一方、上方基板51には、各画素電極43
に対向する透明な対向電極58が形成されている。さら
に、基板51の対向電極58上には、所定の配向処理が
施された配向膜59が設けられている。上方基板51の
表面側には、位相差板52が設けられ、この位相差板5
2の表面側には偏光板54が設けられている。
【0020】両基板41、51は、図示しない枠状のシ
ール材を介して接着されており、両基板41、51とシ
ール材とで囲まれた領域には、例えば、誘電異方性が正
のネマティック液晶56が配向膜59、60によりツイ
スト配向されて封入されている。
【0021】液晶表示パネル31の上方基板51の配向
膜59の表面上における液晶分子配向方向と偏光板5
3、54の透過軸方向は、液晶表示パネル31の下方基
板41の配向膜60の表面上における液晶分子の配向方
向を方位角0°の方向とし、この方向を基準として設定
されている。液晶表示パネル31の上方基板51上にお
ける液晶分子の配向方向は、下方基板41上における液
晶分子の配向方向、つまり方位角0°の方向に対し、上
方すなわち観察側から見て、例えば、左回りにほぼ90
°ずれており、液晶分子は両基板41、51間において
ほぼ90°のツイスト角でツイスト配向されている。
【0022】また、偏光板54の透過軸は方位角0°の
方向に対し観察側すなわち表面側からみて30°の方向
にあり、偏光板53の透過軸は方位角0°の方向に対し
観察側から見て50°の方向にあり、位相差板52の遅
相軸は、上方偏光板54の透過軸に対して、斜めにずれ
ている。
【0023】液晶表示パネル31は、上方偏光板54側
から入射する光が、反射板55で反射されて表示する反
射型であり、入射光は、上方偏光板54、位相差板5
2、液晶56及び下方偏光板53を順次通り、反射板5
5で反射され、この反射光が下方偏光板53、液晶5
6、位相差板52及び上方偏光板54を順次通って出射
する。
【0024】位相差板52の遅相軸は、上方偏光板54
の透過軸に対して斜めにずれているため、上方偏光板5
4を通って偏光された直線偏光が位相差板52を通る過
程でその複屈折効果により各波長光ごとに異なる楕円偏
光となり、この楕円偏光が液晶56を通る過程でその複
屈折効果によりさらに偏光状態が変えられて下方偏光板
53に出射され、各波長光の下方偏光板53の透過軸方
向の偏光成分のみが透過し、反射板55に反射される。
【0025】この反射光は下方偏光板53、液晶56、
位相差板52及び上方偏光板54を順次通る過程で偏光
作用、複屈折作用を受け、再び上方偏光板54に入射す
る。上方偏光板54に入射した光は、その透過軸方向の
偏光成分のみが透過し、透過した偏光成分を持つ波長光
に応じて着色される。液晶56の複屈折効果は、液晶5
6に印加される電圧に応じて変化し、その複屈折効果の
違いに応じて、出射する光のスペクトル分布が異なるの
で、液晶表示パネル31からの出射光は、液晶56に印
加される電圧に応じて、複数の色に着色される。
【0026】即ち、液晶表示素子25は、各画素、即
ち、画素電極43と対向電極58の間に電圧を印加する
ことにより、それらの間に介在する液晶分子の配列を変
化させ、その際に生ずる液晶56の複屈折効果により偏
光されて各画素毎に表示色を制御して、カラー画像を表
示する。
【0027】CPU11が生成し、画像メモリ15が記
憶する画像データは、例えば、図3に示すように1画素
当たり6ビットのデータから構成され、2ビットは赤
(R)、2ビットは緑(G)、2ビットは青(B)の輝
度を表し、これらの合成色が各画素に表示したい色(指
定表示色)に相当する。
【0028】表示制御回路17は、CPU11の制御下
に、画像メモリ15に記憶された画像データを1走査ラ
イン分づつ順次読み出し、変換テーブル19に出力す
る。変換テーブル19は、例えば、図4に示すように、
画像データをアドレスとする各記憶領域にその画像デー
タに対応する4ビットの電圧データを記憶しており、C
PU11の制御下に、表示制御回路17から供給される
画像データによりアドレス指定された位置に記憶されて
いる電圧データを読み出して出力する。
【0029】変換テーブル19の記憶データ(電圧デー
タ)は、例えば、次のようにして設定されている。ま
ず、使用する複屈折制御方式の液晶表示素子25の特性
(印加電圧に応じた画素の表示色の変化の特性)を例え
ば、図5のRGB色度空間内に示すように求める。即
ち、液晶表示パネル31の画素電極43と対向電極58
との間に0Vから5Vまで電圧を印加すると矢印の通り
に画素の表示が変化する。次に、D/A変換器23が出
力可能な8つの電圧V0(最小)〜V7(最大)を印加
した場合に表示される8つの色を求める。さらに、中間
電圧(V0+V1)/2〜(V6+V7)/2を印加し
た場合に表示される7つの中間色を求める。実際に表示
可能な8つの色については、対応する電圧データのLS
Bを”0”とし、”0000”乃至”1110”とす
る。一方、中間色については、対応する電圧データのL
SBを”1”とし、”0001”乃至”1101”とす
る。
【0030】次に、RGBそれぞれ2ビット、計6ビッ
トのデータにより定義される64(22×22×22)色
のそれぞれについて、図6に示すように、上述の15色
の中から最も近似する色を求め、この表示色に対応する
4ビットの電圧データを変換テーブル19の対応する記
憶領域に設定する。
【0031】中間色制御回路21は、画素単位で表示で
きる色に対応する電圧データ”0000”〜”111
0”が変換テーブル19から供給された場合には、その
色を表示する為の3ビットの電圧データを出力する。ま
た、中間色制御回路21は、画素単位では表示できない
中間色に対応する電圧データ”0001”〜”110
1”が変換テーブル19から単独で供給された場合に
は、その中間色に近接する表示可能な色を表示する為の
3ビットの電圧データを出力し、連続して供給された場
合には、混色により指示された中間色を表示するよう
に、その中間色の両側の表示色を表示する為の3ビット
の電圧データを出力する。
【0032】換言すると、中間色制御回路21は、LS
Bが”0”のデータ、即ち、データ”XXX0”が供給
された際には、上位3ビットから成るデータ”XXX”
を出力する。また、LSBが”1”のデータ、即ち、デ
ータ”XXX1”が単独で供給された際には、上位3ビ
ットから成るデータ”XXX”を出力する。さらに、中
間色制御回路21は、LSBが”1”のデータ、即ち、
データ”XXX1”が連続して供給された際には、上位
3ビットから成るデータ”XXX”と”XXX+00
1”を交互に出力する。これにより、隣接する2つの画
素に印加される電圧の平均値は、変換テーブル19の出
力する4ビットの電圧データにより指示された電圧に実
質的に等しい値となる。
【0033】D/A変換器23は、CPU11の制御下
に、中間色制御回路21から3ビットの電圧データを受
け、これを0V〜5Vの範囲で8段階の電圧V0〜V7
に変換して出力する。このように、D/A変換器23の
分解能に制限があるため、液晶表示素子25の特性上は
表示できる色であっても、実際には個々の画素が表示で
きない色が発生する。CPU11の制御により、D/A
変換器23は、各水平同期期間には、所定のレベルの信
号を出力する。このため、D/A変換器23の出力する
アナログ映像信号は図7に示すような波形となる。
【0034】列ドライバ33はD/A変換器23から供
給される1ライン分の映像信号をサンプリングすると共
に1水平走査期間前にサンプリングした映像信号をデー
タライン49に出力する。行ドライバ35は、CPU1
1からのタイミング信号に従って、ゲートライン47に
順次ゲートパルスを印加する。ゲートパルスが印加され
たゲートライン47に接続されたTFT45はオンし、
オンしたTFT45に接続されている画素電極43にデ
ータライン49から表示色に対応する電圧(書き込み電
圧)V0〜V7が印加される、即ち、対応する画素に電
圧が印加される。
【0035】行ドライバ35は、CPU11からのタイ
ミング信号に従って、データライン49に印加されてい
る電圧が切り替わる直前にゲートパルスをオフする。す
ると、TFT45がオフし、画素電極43と対向電極5
8とその間の液晶56により形成される容量に、それま
で印加されていた電圧が保持され、非選択期間、その画
素の液晶分子の配向状態が所望の状態に維持され、所望
の表示色が維持される。
【0036】次に、図1に示す液晶表示装置の動作を説
明する。CPU11はプログラムメモリ13に記憶され
たプログラムを処理し、画像メモリ15に表示したい画
像を定義する画像データを適宜書き込む。
【0037】CPU11により画像メモリ15に書き込
まれた画像データは、画素単位(6ビット単位)で1走
査ライン分づつ表示制御回路17により読み出され、変
換テーブル19のアドレス端子に順次供給される。変換
テーブル19は画像データによりアドレス指定された位
置に記憶された4ビットの電圧データを読み出し、中間
色制御回路21に供給する。
【0038】中間色制御回路21は、変換テーブル19
からLSBが”0”の電圧データが供給された際には、
その上位3ビットを抽出して出力し、LSBが”1”の
データが単独で供給された際には、その上位3ビットを
出力し、LSBが”1”のデータが連続して供給された
際には、上位3ビットから成るデータと上位3ビット
に”001”を加算したデータを交互に出力する。この
ため、例えば、変換テーブル19から出力される画像デ
ータにより定義される各画素の色の配置が図8(A)に
示すような画像であった場合、中間色制御回路21の出
力する3ビットの電圧データにより定義される画像は図
8(B)に示すようになる。なお、図8において、C0
〜C7は電圧V0〜V7の印加により表示される色、C
01〜C67はC0とC1の中間色〜C6とC7の中間色を
示す。
【0039】D/A変換器23は変換テーブル19から
順次供給される3ビットの電圧データをアナログ電圧に
変換し、図7に示すようなアナログ映像信号として出力
する。列ドライバ33は、CPU11からのタイミング
信号に従って、D/A変換器23から供給される1ライ
ン分の映像信号をサンプリングし、それを次の水平走査
期間にデータライン49に出力する。行ドライバ35
は、CPU11からのタイミング信号に従って、ゲート
ライン47に順次ゲートパルスを印加して、順次画素電
極43を選択(スキャン)しており、選択された行の、
画素(画素電極43)にデータライン49とTFT45
を介して表示色に対応する電圧が印加される。
【0040】行ドライバ35は、データライン49に印
加されている電圧が切り替わる直前にゲートパルスをオ
フし、TFT45をオフし、画素電極43と対向電極5
8とその間の液晶56により形成される画素容量に、書
き込み電圧を保持させる。このため、非選択期間中、そ
の画素の液晶分子の配列状態が所望の状態に維持され、
所望の複屈折が維持され、表示色が維持される。
【0041】このような動作を繰り返すことにより、図
8(A),(B)に示すように、中間色が連続して指示
された部分では、中間色に近似する色の画素が交互に配
置され、その混色により中間色が液晶表示素子25に表
示される。
【0042】次に、中間色制御回路21の具体的な構成
の一例を図9を参照して説明する。変換テーブル19の
出力するm+αビット(m=3、α=1)の電圧データ
Dtは、入力データを1クロック期間(1画素期間)遅
延させる第1ラッチ71と比較器73及び加算器75に
供給される。比較器73には、さらに第1ラッチ71に
より1クロック期間遅延された電圧データDt−1も供
給される。比較器73は2つの入力データが一致すると
き、一致信号Sを”1”レベル、2つの入力データが不
一致のとき、一致信号Sを”0”レベルとする。
【0043】加算器75は、変換テーブル19の出力す
る電圧データDtと後述する第2ラッチ79からのデー
タを受け、一致信号Sが”1”レベルの時、2つの入力
データを加算して出力し、一致信号Sが”0”レベルの
時、変換テーブル19の出力する電圧データDtをその
まま出力する。
【0044】まるめ器77は、加算器75から供給され
たm+αビットのデータの上位mビットを抽出してデー
タdtとしてD/A変換器23に供給し、加算器75か
ら供給されたm+αビットのデータの下位αビットを抽
出して第2ラッチ79に供給する。
【0045】次に、図10(A)〜10(D)を参照し
て、図7に示す中間色制御回路21の動作を説明する。
図10(A)において、実線は、変換テーブル19から
出力される4ビットの電圧データにより指示される表示
したい色に対応する電圧を示し、実際に液晶に印加可能
な電圧V0〜V7とそれらの中間値のいずれかを指示す
る。一方、破線はまるめ器77から出力される3ビット
の電圧データにより指示される電圧を示し、D/A変換
器23が出力しうる電圧V0〜V7のいずれかを指示す
る。また、図10(B)は比較回路73の出力する一致
信号Sを示し、図10(C)は第2ラッチ79の出力デ
ータを示し、図10(D)は表示される各画素の色を示
す。
【0046】初期状態では、比較器73の出力信号Sは
図10(B)に示すように”0”レベルであり、加算器
75は変換テーブル19から出力された4ビットの電圧
データ、例えば、”1001”をそのまま出力する。ま
るめ器77はその上位3ビット”100”を抽出してD
/A変換器23に供給し、D/A変換器23は図10
(A)に示すように、電圧データ”100”をアナログ
電圧V4に変換して列ドライバ33に供給する。このた
め、対応する画素の表示色は、図10(D)に示すよう
に、電圧V4に対応する色C4となる。一方、まるめ器
77は4ビットの電圧信号”1001”のLSB”1”
を第2ラッチ79に供給する。このため、第2ラッチ7
9の出力は、図10(C)に示すように、”1”とな
る。
【0047】変換テーブル19から再び電圧データ”1
001”が読み出されると、第1ラッチ71に保持され
ていた先の電圧データと今回の電圧データが一致し、比
較器73は、図10(B)に示すように、”1”レベル
の一致信号Sを出力する。この一致信号Sに従って、加
算器75は、変換テーブル19から出力された電圧デー
タ”1001”と第2ラッチ79に保持されていたデー
タ”1”を加算し、データ”1010”を出力する。ま
るめ器77はその上位3ビット”101”を抽出してD
/A変換器23に供給し、D/A変換器23は、図10
(A)に示すように、電圧データ”101”をアナログ
電圧V5に変換して列ドライバに供給する。このため、
対応する画素の表示色は、図10(D)に示すように、
電圧V5に対応する色C5となる。一方、まるめ器77
はデータ”1010”のLSB”0”を第2ラッチ79
に供給し、図10(C)に示すように、第2ラッチ79
はこれをラッチする。
【0048】変換テーブル19から再び電圧データ”1
001”が読み出されると、比較器73は、図10
(B)に示すように、”1”レベルの一致信号Sを出力
する。加算器75は、変換テーブル19から出力された
電圧データ”1001”と第2ラッチ79に保持されて
いたデータ”0”を加算し、データ”1001”を出力
する。まるめ器77はその上位3ビット”100”を抽
出してD/A変換器23に供給し、D/A変換器23は
アナログ電圧V4を列ドライバに供給する。このため、
対応する画素の表示色は、図10(D)に示すように、
電圧V4に対応する色C4となる。一方、まるめ器77
はデータ”1001”のLSB”1”を第2ラッチ79
に供給し、図10(C)に示すように、第2ラッチ79
はこれをラッチする。
【0049】以後、同様の動作が繰り返され、変換テー
ブル19が4ビットの電圧データ”1001”を連続し
て出力する度に、D/A変換器23から電圧V4とV5
が順番に列デコーダ33に供給され、列デコーダ33は
供給された電圧V4とV5をサンプリングし、対応する
画素電極43に印加する。このため、図10(D)に示
すように、色C4の画素と色C5の画素が交互に配置さ
れ、これらの混色により中間色C45が表示される。
【0050】変換テーブル19の出力する電圧データ
が、図10(A)に示すように、他の値、例えば、電圧
V4に対応する”1000”に変化すると、比較器73
は、図10(B)に示すように、”0”レベルの一致信
号Sを出力する。加算器75は、変換テーブル19から
出力された電圧データ”1000”をそのまま出力し、
まるめ器77はその上位3ビット”100”を抽出して
D/A変換器23に供給し、D/A変換器23は図10
(A)に示すように、アナログ電圧V4を列ドライバ3
3に供給する。このため、対応する画素の表示色は、図
10(D)に示すように、電圧V4に対応する色C4と
なる。一方、まるめ器77はデータ”1000”のLS
B”0”を第2ラッチ79に供給し、図10(C)に示
すように、第2ラッチ79はこれをラッチする。
【0051】図10(A)に示すように、変換テーブル
19から再び電圧データ”1000”が読み出される
と、比較器73は図10(B)に示すように、”1”レ
ベルの一致信号Sを出力する。加算器75は、変換テー
ブル19から出力された電圧データ”1000”と第2
ラッチ79に保持されていたデータ”0”を加算し、デ
ータ”1000”を出力する。まるめ器77はその上位
3ビット”100”を抽出してD/A変換器23に供給
し、D/A変換器23は図10(A)に示すように、ア
ナログ電圧V4を列ドライバ33に供給する。このた
め、対応する画素の表示色は、図10(D)に示すよう
に、電圧V4に対応する色C4となる。一方、まるめ器
77はデータ”1000”のLSB”0”を第2ラッチ
79に供給し、図10(C)に示すように、第2ラッチ
79はこれをラッチする。
【0052】以後、同様の動作が繰り返され、変換テー
ブル19が4ビットの電圧データ”1000”を出力す
る度に電圧V4が列デコーダ33に供給され、列デコー
ダ33は供給された電圧V4をサンプリングし、対応す
る画素電極43に印加する。
【0053】このようにして、図9に示す構成の中間色
制御回路21は、LSBが”0”のデータ、即ち、デー
タ”XXX0”が変換テーブル19から供給された際に
は、上位3ビットから成るデータ”XXX”を出力す
る。また、LSBが”1”のデータ、即ち、データ”X
XX1”が変換テーブル19から単独で供給された際に
は、その上位3ビットから成るデータ”XXX”を出力
する。また、LSBが”1”のデータ、データ”XXX
1”が変換テーブル19から連続して供給された際に
は、その平均値が供給されたデータに実質的に等しくな
るように、上位3ビットから成るデータ”XXX”と”
XXX+001”を交互に出力し、2つの画素の混色で
個々の画素では表示できない色を表示する。
【0054】上記実施例では、電圧V0〜V7を印加し
て実際に表示できる色の中間色を近似的に表示する場合
を例に説明したが、図2を参照して例示したように、実
際に表示できる色と色の間を色度図上で多等分し、近似
的に表示する色の数を増加してもよい。この場合は、複
数画素の印加電圧の平均値が液晶表示素子の特性上表示
したい色を表示するために印加すべき電圧に等しくなる
ように、印加電圧を配置する。例えば、変換テーブル1
9の出力する電圧データを5ビットとし、図9に示す構
成の中間色制御回路のビット数mを3、αを2とするこ
とにより、色度図上で実際に表示できる色と色の間を4
等分して近似的に表示することが可能である。また、液
晶表示素子25に印加できる電圧を8種類より多数とし
てもよい。この場合、中間色制御回路21の出力する電
圧データのビット数を4ビット以上し、変換テーブル1
9の出力する電圧データのビット数は4ビットに近似的
に表示する色を指示するためのビット数を加算した値と
する。なお、印加電圧と印加電圧の間隔は、印加電圧−
表示色特性図上で、印加電圧間の特性が直線で近似でき
る程度であることが望ましい。
【0055】以上説明したように、この実施例によれ
ば、液晶表示素子の特性上は表示できるが、実際には印
加電圧の数の制限のために表示できない色を複数画素の
混色により表現することができる。
【0056】上記実施例では、中間色変換回路21の出
力データをD/A変換器23によりD/A変換して、各
画素電極43に印加するアナログ電圧を得たが、他の手
法を使用してもよい。例えば、図11に示すように、電
圧V0〜V7を出力する分圧回路(抵抗分圧回路、容量
分圧回路等)等からなる電圧生成回路61を配置し、中
間色制御回路21の出力データに従ってマルチプレクサ
63で電圧生成回路61の出力電圧を選択して、列ドラ
イバ33に供給するようにしてもよい。
【0057】上記実施例では、RGB色度図上の印加電
圧と表示色に基づいて変換テーブルの内容を設定した
が、CIE色度図上の表示色の軌跡に基づいて変換テー
ブル19の内容を設定してもよい。
【0058】上記実施例では、変換テーブル19を使用
して画像データを電圧データに変換したが、他の手法を
用いて画像データを電圧データに変換してもよい。ま
た、上記実施例において採用した各データのビット数は
例示であり、例えば、画像データは6ビット以外のビッ
ト数でもよく、変換テーブル19の出力する電圧データ
のビット数を5ビット以上とし、中間色制御回路21の
出力する電圧データを4ビット以上として、これに伴っ
てD/A変換器23が出力する電圧の種類を9種類以上
としてもよい。
【0059】上記実施例における液晶表示素子は、液晶
セル内に誘電異方性が正のネマティック液晶をツイスト
配向させて用いた。しかし、この発明は、液晶分子をホ
メオトロピック配列させたセルを用いる垂直分子配列
(DAP)型、液晶分子をねじれのないホモジニアス状
態に配列させたセルを用いる平行分子配列(ホモジニア
ス)型、液晶分子の配列が一方の基板面で垂直、他方の
基板面で平行、そして両基板間でその配列が連続的に変
化しているハイブリッド分子配列させたセルを用いるハ
イブリッド分子配列(HAN)型、あるいは、液晶分子
が電圧に応じてスプレイ配向とベンド配向との間で変化
する液晶層を有するセルを用いる液晶配列モード型等の
種々の表示素子に適用可能である。また、上記実施例で
は、位相差板を用いたが、液晶分子の配列によっては、
適宜除いてもよい。また、この発明は、反射型に限ら
ず、透過型の液晶表示素子にも適用可能である。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、印加電圧に応じて任
意の色を画素単位で表示可能な液晶表示素子において、
液晶表示素子に印加する電圧の数の制限から表示できな
い色が指示された場合に、複数の画素で近似的にその色
を表示するようにしたので、限られた数の駆動電圧で多
数の色を含む画像を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる液晶表示装置の回
路図である。
【図2】液晶表示素子に印加する電圧とその印加電圧に
より表示される色及びそれらの中間色の関係を示す図で
ある。
【図3】図1に示す画像メモリに記憶される画像データ
の例を示す図である。
【図4】図1に示す変換テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図5】液晶表示素子の印加電圧と表示色の関係の一例
を示すRGB色度図である。
【図6】表示できない色に対応する電圧データを設定す
る手法を説明する図である。
【図7】D/A変換器の出力信号の一例を示す図であ
る。
【図8】(A)は変換テーブルの出力データにより定義
される画像の一例を示す図であり、(B)は中間色制御
回路の出力データにより定義される画像の一例を示す図
である。
【図9】図1に示す中間色制御回路の構成の一例を示す
図である。
【図10】図9に示す中間色制御回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートであり、(A)は出力したい
電圧(変換テーブルから出力される電圧データにより指
示される電圧)と実際に出力される電圧(D/A変換器
から出力される電圧)を示す図、(B)は図9に示す比
較回路の出力する一致信号Sを示す図、(C)は図9に
示す第2ラッチの出力データを示す図、(D)は実際に
表示される各画素の色を示す図である。
【図11】中間色制御回路の出力データに基づいて列ド
ライバに供給するアナログ電圧を生成する回路の他の構
成例を示す図である。
【図12】液晶表示パネルの断面図である。
【符号の説明】
11・・・CPU、13・・・プログラムメモリ、15・・・画
像メモリ、17・・・表示制御回路、19・・・変換テーブ
ル、21・・・中間色制御回路、23・・・D/A変換器、2
5・・・液晶表示素子、31・・・液晶表示パネル、33・・・
列ドライバ、35・・・行ドライバ、41・・・基板、43・・
・画素電極、45・・・薄膜トランジスタ(TFT)、47
・・・ゲートライン、49・・・データライン、51・・・基
板、52・・・位相差板、53・・・偏光板、54・・・偏光
板、55・・・反射板、56・・・液晶、58・・・対向電極、
59・・・配向膜、60・・・配向膜、61・・・電圧生成回
路、63・・・マルチプレクサ71・・・第1ラッチ、73・・
・比較器、75・・・加算器、77・・・まるめ器、79・・・第
2ラッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印加電圧に応じた複数の色を画素単位で表
    示する液晶表示素子と、 前記液晶表示素子の指定表示色を指示する色指示手段
    と、 前記色指示手段により指示された指定表示色を、前記液
    晶表示素子の印加電圧−表示色特性に基づいて表示可能
    な色に対応する出力データに変換する変換手段と、 前記変換手段の出力データに基づいて、前記液晶表示素
    子に所定数の電圧のうちのいずれかを印加することによ
    り前記液晶表示素子にカラー画像を表示させる駆動手段
    と、から構成され、 前記駆動手段は、前記変換手段の出力データが前記駆動
    手段の所定数の電圧に対応しない電圧を指示している
    時、前記所定数の電圧を複数画素に印加することによ
    り、前記指定表示色に近似した色を表示する、ことを特
    徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記色指示手段は、前記指定表示色を、異
    なる波長域からなる複数色の色データとして指示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記駆動手段は、前記変換手段が前記駆動
    手段の所定数の電圧に対応しない電圧の出力データを繰
    り返して出力する時、その電圧の近傍の前記所定数の電
    圧を選択して複数画素に印加することにより、前記複数
    画素の混色により前記指定表示色に近似した色を表示す
    る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示
    装置。
  4. 【請求項4】前記駆動手段は、前記所定数の電圧を複数
    画素に印加することにより、前記液晶表示素子の印加電
    圧−表示色特性図上において、前記駆動手段が前記複数
    画素に印加する前記所定数の電圧の間を直線的に近似す
    る色を表示することを特徴とする請求項1、2又は3に
    記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】印加電圧に応じた複数の色を画素単位で表
    示する液晶表示素子と、 前記液晶表示素子にn(nは2以上の自然数)個の電圧
    のいずれかを印加することにより、前記液晶表示素子を
    駆動する駆動手段と、 前記液晶表示素子に印加すべき電圧を画素単位で指示す
    る指示手段と、 前記指示手段により指示された電圧の電圧値が前記n個
    の電圧以外の電圧値である時に、前記駆動手段を制御
    し、平均値が前記指示手段により指示された電圧の電圧
    値に実質的に等しくなるような複数の電圧を前記n個の
    電圧の中から選択して前記液晶表示素子の複数画素に印
    加させる制御手段と、を備えることを特徴とする液晶表
    示装置。
  6. 【請求項6】前記液晶表示素子は、複屈折制御方式の液
    晶表示素子であることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1つに記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】印加電圧に応じた複数の色を画素単位で表
    示する液晶表示装置に所定の色に応じた複数の電圧のい
    ずれかを印加することにより、液晶表示装置にカラー画
    像を表示させる液晶表示装置の駆動方法において、 前記複数の電圧に対応しない指定表示色が指示された際
    に、複数の画素の色の混合により前記指定表示色に近似
    する色を表示する、ことを特徴とする液晶表示装置の駆
    動方法。
  8. 【請求項8】前記指定表示色あるいはそれに近時した色
    を表示するために印加すべき電圧の電圧値に電圧値の平
    均値がほぼ同一になるような複数の電圧を複数画素に印
    加するステップを含む、ことを特徴とする請求項7に記
    載の液晶表示装置の駆動方法。
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MYPI95001513A MY130604A (en) 1994-06-10 1995-06-08 Liquid crystal display apparatus and method of driving the same, and power supply circuit for liquid crystal display apparatus
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JP2012093437A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Chi Mei Electronics Corp 液晶ディスプレイ装置及びこれを有する電子機器
JP2016513821A (ja) * 2013-03-14 2016-05-16 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 高次元反射ディスプレイを使用したスペクトル色再生

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