JPH0733410Y2 - 多端子接続器 - Google Patents

多端子接続器

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JPH0733410Y2
JPH0733410Y2 JP1986025849U JP2584986U JPH0733410Y2 JP H0733410 Y2 JPH0733410 Y2 JP H0733410Y2 JP 1986025849 U JP1986025849 U JP 1986025849U JP 2584986 U JP2584986 U JP 2584986U JP H0733410 Y2 JPH0733410 Y2 JP H0733410Y2
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JP
Japan
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female
contact
contactor
wiring board
printed wiring
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JP1986025849U
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JPS62137584U (ja
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勝美 原田
健一 畠山
俊昭 長藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は多端子接続器に関する。
〔従来の技術〕
従来コンピュータ,電子交換機のバックワイヤリングボ
ード(BWB)と印刷配線板の接続は、BWB側に印刷配線板
に金めっきされた接栓部をオスコンタクトした構成が主
であったが、装置の小型化,高密度,高集積化および高
速駆動化の必要から小形,多端子構成で且つ電気的ノイ
ズの影響をうけない高信頼度の電気接続器が必要になっ
ている。これら接続器の構成において、印刷配線板の接
栓部を使用した直接形コネクタは表裏2面しか使えない
ため多端子化への対応が難しく、最近では印刷配線板の
導電性貫通孔(スルーホール)と接触子の他端部を接続
する間接形コネクタが主流になっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の100端子以上を有する多端子間接
形コネクタは挿入力が大きくなること、また交換機等に
おいて間接形コネクタを搭載した印刷配線板の取替保守
は装置稼動中に行なわれるため印刷配線板挿脱に伴なう
電気的ノイズによるデータ、電話回線への影響を回避す
る必要が生じている。また、高密度実装のために形状の
小形化が要求され接続時に全体の力のバランスを均一に
する必要が生じている。またデータ処理を高速にするた
めIC素子の高速駆動が要求されてきた。
したがって、本考案の多端子接続器においては少なくと
も2行から構成される多端子間接形コネクタにおいて、
メス側コンタクトの接触点位置を3段階以上にずらすこ
とにより挿入力のピーク値をずらし軽挿入力化を果すと
共に、挿入時にオス側コンタクトと順次接触し抜去時に
も順次接触解除される構成が可能となる。また接地線と
電源線および信号線を確実に時差接触および開放するた
めに接地用および電源用コンタクトのばねの高さを高く
し印刷配線板に搭載される高周波用IC等の故障あるいは
ノイズを防止し信頼性を向上させ、またメス側コンタク
トを2行間で背向配置することにより接触バランスを向
上させている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の多端子接続器は、ストレートピン形状の複数の
オス側接触子を先端位置がほぼ合致するよう偶数行配列
させたオス側接続器と;偶数行配列された接触子窓を有
し印刷配線板の端部に配置されたハウジングと、前記オ
ス側接触子に接触するメス側接触部を一方の端部に有し
他方の端部を前記印刷配線板のスルーホールに挿入固定
させた複数のメス側接触子とを有し、これらメス側接触
子のうち前記印刷配線板の接地線に接続された第1のメ
ス側接触子を前記オス側接触子と最初に接触するよう
に、前記印刷配線板の電源側に接続された第2のメス側
接触子を前記オス側接触子と2番目に接触するように、
前記印刷配線板の信号線に接続した第3以降のメス側接
触子を前記オス側接触子と3番目以降に接触するよう
に、かつ前記メス側接触子を前記接触子窓に、隣接する
2行単位で前記メス側接触部の板ばねの曲げ方向が反対
となるよう背向配置し、さらに前記第1および第2のメ
ス側接触子の前記メス側接触部の高さが前記第3以降の
メス側接触子の前記メス接触部より高くなるように曲げ
たメス側接続器と;を有することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図〜第4図を参照すると、本考案の一実施例は、オ
ス側接続器18とメス側接続器30とから構成される。オス
側接続器18は、複数の電気接触ピン(オス側接触子)19
を行列状に固定配置しており、これら電気接触ピン19の
一端はバックワイヤリングボード17に接続されている。
メス側接続器30は、4行m列(mは正の正数)のマトリ
ックス状に設けられた接触子窓32を有するハウジング31
と、接触子窓32内にそれぞれ絶縁配列された電気接触子
(メス側接触子)9,10,11,12,62,82,92とを有してい
る。電気接触子12,11,10はそれぞれハウジング31におけ
る最上行,上から2番目の行,上から3番目の行の接触
子窓32に配置されている。接触子窓32の最下行には電気
接触子9(接地用),62(電源用),82,92が配置されて
いる。これら電気接触子9,10,11,12,62,82,92は、板ば
ね状のメス側接触部1,3,5,7,63,83,93と、電子部品55,5
6が搭載された印刷配線板50のスルーホール51に接続す
る電気端子部2,4,6,8,65,85,95とを有している。メス側
接触部1,3,5,7,63,83,93は頂点部13,14,15,16,61,81,91
において板ばねの弾性により電気接触ピン19と接触す
る。また、電気接触子9,10,11,12,62,82,92は、2行単
位でメス側接触部1,63,83,93と3,5と7が背向配置され
ている。隣接する2行間の頂点部13と14、15と16は奥行
位置がそれぞれ異なっている。また、第2図(B)に示
すように最下行の接触部位置は4種類ある。電気接触子
9は印刷配線板50の接地端子であり、その頂点部13はハ
ウジング31の先端より距離x離れた位置にある。電気接
触子62は印刷配線板50の電源端子であり、その頂点部61
はハウジング31の先端より距離x+Δx1離れた位置にあ
る。電気接触子82および92はどちらも信号端子であり、
頂点部81および91はそれぞれハウジング31の先端より距
離x+Δx1+Δx2およびx+Δx1+Δx2+Δx3離れた位
置にある。なお、最上行および下から2行目の電気接触
子12および10は信号端子であり、頂点部16および14はど
ちらもハウジング31の先端より距離x+Δx1+Δx2+Δ
x3離れた位置ある。また、上から2行目の電気接触子11
は信号端子であり、頂点部15はハウジング31の先端より
距離x+Δx1+Δx2離れた位置にある。このように頂点
部の位置は接地用(距離x),電源用(距離x+Δx
1),第1の信号線用(距離x+Δx1+Δx2),第2の
信号線用(距離x+Δx1+Δx2+Δx3)の合計4種類存
在する。また、接地用および電源用のメス側接触部1お
よび63は信号用のメス側接触部3,5,7,83,93に比べて大
きく曲げられており、図示のように傾斜角が大きくなっ
ているとともに頂点部13および61の位置は頂点部14,15,
16,81,91に比べ高い。メス側接触部の頂点部の位置がハ
ウジングの接触子窓から同一距離の場合には、メス側接
触部の傾斜角が大きくて頂点部が高いほうが傾斜角が小
さくて頂点部が低い場合よりもオス側接触子との接触タ
イミングが早くなるという事実から明らかなように、接
地用および電源用のメス側接触部の傾斜角および頂点部
を信号用のメス側接触部の傾斜角および頂点部より高く
することにより、接地用および電源用のオス側接触子が
信号用のオス側接触子より後にメス側接触部に接触する
ことが確実に避けられる。換言すれば、信号用のメス側
接触部の傾斜角および頂点部が接地用および電源用のメ
ス側接触部の傾斜角および頂点部より小さくて低いか
ら、信号用のオス側接触子が接地用および電源用のそれ
より先にメス側接触部と接触することがなくなり搭載電
子部品の誤動作防止および保護ができるという本願発明
の目的とする時差接触をより確実にすることができる。
また、オス側接触子はハウジングの接触子窓から内部へ
ガイドされて挿入されるが、オス側接触子とハウジング
内面との間隔に多少のばらつきがあっても、メス側接触
部の傾斜角が大きく頂点部が高いほうがオス側接触子と
の接触タイミングのばらつきも小さくなるので、時差接
触の確実性はより有利になる。
オス側接続器18がメス側接続器30に挿入されると、まず
接地用電気接触子9の頂点部13と接地用電気接触ピン19
1との接触が、続いて電源用電気接触子62の頂点部61と
電源用電気接触ピン192との接触が、次に信号用電気接
触子11および82の頂点部15および81と信号用電気接触ピ
ン19との接触が、最後に信号用電気接触子10,12,および
92の頂点部14,16,および91と信号用電気接触ピン19との
接触がそれぞれ行われる。また、開放は逆に接地側,電
源側が遅く開放される構成となる。すなわち、電気的接
続において時間差を設けることができ搭載電子部品の誤
動作防止及び保護ができる。また、機械的には頂点部の
位置が異なることにより挿入力のピーク値をずらすこと
が可能となる。なお、ハウジング31においてメス側接触
子を2行m列に配置する場合は、頂点部の位置を接地
用,電源用,信号用の3種類としても良い。
続いて、第5図(A)〜第5図(E)を参照すると、第
5図(A)に示す本考案の構成は、既述のように2列単
位で背向配置してあるため、第5図(B)に示す従来の
ような一方配置に比較し、挿入後の位置は同図(C)の
ように平行状態となる。しかしながら、従来の一方向配
置では同図(D),(E)のように傾いてしまう。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案は軽挿入力かつ平行に挿入がで
き、かつ挿抜時に接地線と信号線とに確実な時間差を与
えることができIC,LSI等の搭載部品の保護を図れる上
に、発生するノイズを抑制できる。したがって、信頼性
が高く取扱い易い多端子接続器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図
(A)は第1図のX−X断面図、第2図(B)は第2図
(A)のZ−Z断面図、第2図(C),(D),(E)
は各電気接触子の位置関係を示す図、第3図は第1図の
Y−Y断面図、第4図はメス側電気接触子の斜視図、第
5図(A)〜(E)は本考案および従来の多端子接続器
の挿入状態を示す図である。 9,10,11,12,62,82,92……電気接触子(メス側接触
子)、1,3,5,7,63,83,93……メス側接触部、13,14,15,1
6,61,81,91……頂点部、17……バックワイヤリングボー
ド、18……オス側接続器、19,191,192……電気接触ピン
(オス側接触子)、30……メス側接続器、31……ハウジ
ング、32……接触子窓、50……印刷配線板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−49172(JP,A) 実開 昭55−31240(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストレートピン形状の複数のオス側接触子
    を先端位置がほぼ合致するよう偶数行配列させたオス側
    接続器と; 偶数行配列された接触子窓を有し印刷配線板の端部に配
    置されたハウジングと、前記オス側接触子に接触するメ
    ス側接触部を一方の端部に有し他方の端部を前記印刷配
    線板のスルーホールに挿入固定させた複数のメス側接触
    子とを有し、これらメス側接触子のうち前記印刷配線板
    の接地線に接続した第1のメス側接触子の接触部頂点を
    前記接触子窓から第1の距離離れた位置に配置し、前記
    印刷配線板の電源線に接続した第2のメス側接触子の接
    触部頂点を前記接触子窓から前記第1の距離より大きな
    第2の距離離れた位置に配置し、前記印刷配線板の信号
    線に接続した第3以降のメス側接触子の接触部頂点を前
    記接触子窓から前記第2の距離より大きな第3の距離離
    れた位置に配置し、かつ前記メス側接触子を前記接触子
    窓に、隣接する2行単位で前記メス側接触部の板ばねの
    曲げ方向が反対となるよう背向配置するとともに、前記
    第1および第2のメス側接触子の前記メス側接触部の傾
    斜角および高さが前記第3以降のメス側接触子の前記メ
    ス側接触部の傾斜角および高さより大きくなるように曲
    げたメス側接続器と; を有することを特徴とする多端子接続器。
JP1986025849U 1986-02-24 1986-02-24 多端子接続器 Expired - Lifetime JPH0733410Y2 (ja)

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JPS62137584U JPS62137584U (ja) 1987-08-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5531240U (ja) * 1978-08-23 1980-02-28
JPS5949172A (ja) * 1982-09-14 1984-03-21 日本電気株式会社 多端子接続器

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JPS62137584U (ja) 1987-08-29

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