JPH07333674A - カメラシステムおよび中間アダプタ - Google Patents

カメラシステムおよび中間アダプタ

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JPH07333674A
JPH07333674A JP13220594A JP13220594A JPH07333674A JP H07333674 A JPH07333674 A JP H07333674A JP 13220594 A JP13220594 A JP 13220594A JP 13220594 A JP13220594 A JP 13220594A JP H07333674 A JPH07333674 A JP H07333674A
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lens barrel
aperture
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lens
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Diaphragms For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レンズ内に絞り込み機構のあるタイプのレンズ
鏡筒とカメラボディとでカメラシステムを構成したと
き、小型・低コスト・軽量であるカメラシステムを提供
する。 【構成】カメラボディ300と、該カメラボディに対し
て着脱自在なNレンズ鏡筒と、このレンズ鏡筒よりもフ
ランジバックが長く、上記カメラボディ300に中間ア
ダプタ200を介して着脱自在なLタイプレンズ鏡筒1
00と、上記Nタイプレンズ鏡筒に設けられた第1絞り
機構駆動用モータと、上記レンズ鏡筒100に設けら
れ、外部から機械的に駆動される絞り機構103と、上
記中間アダプタ200に設けられた第2絞り機構駆動用
モータ214、および、該モータの駆動力を上記絞り機
構103に伝達する伝達機構とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラシステムおよび中
間アダプタ、詳しくは、カメラボディに対して着脱可能
なレンズ鏡筒を有するカメラのシステム、および、上記
レンズ鏡筒とカメラボディの間に介在する中間アダプタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭61−124927号公報
にて開示された交換レンズ用アダプタは、中間アダプタ
にて撮影レンズの設定絞り値を電気信号に交換し、カメ
ラボディに伝達し、該カメラボディは、絞り込みレバー
によって、上記アダプタの連動部を介して絞り込みを行
うものであった。
【0003】また、本出願人が先に出願した特願平5−
292078号のカメラは、カメラボディ内にAF(オ
ートフォーカス)モータを設け、これをAF駆動とノン
AF外部駆動絞り込みレンズ用の絞り駆動とに切り替え
ることによって兼用するものであり、上記ノンAF外部
駆動絞り込みのレンズは、上記AFモータにより絞り込
まれるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の特開昭6
1−124927号公報、および、特願平5−2920
78号のものは、共にカメラボディ内に、レンズ内絞り
込み機構のないレンズを絞り込む機構が必要となり、レ
ンズ内絞込み可能なレンズには不要な機構がカメラボデ
ィ内に入るため、新しいシステムのみで構成したとき、
コストアップ、大型化、重量大といった欠点を有するも
のであった。特に、特願平5−292078号のものに
は、フランジバックが異なるレンズ鏡筒は、使用不可で
あった。
【0005】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、第1の目的は、レンズ内に絞り込
み機構のあるタイプのレンズ鏡筒とカメラボディとでカ
メラシステムを構成したとき、小型・低コスト・軽量で
あるカメラシステムを提供することである。また、第2
の目的は、レンズ内絞り込み機構のあるタイプのレンズ
鏡筒を想定した絞り込み機構を伴わないカメラボディ
に、上記レンズ鏡筒のフランジバックが長く、外部から
駆動されないと絞り込めないようなタイプのレンズ鏡筒
も装着可能とするための中間アダプタを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明のカメ
ラシステムは、カメラボディと、このカメラボディに対
して着脱自在な第1レンズ鏡筒と、この第1レンズ鏡筒
よりもフランジバックが長く、上記カメラボディに中間
アダプタを介して着脱自在な第2レンズ鏡筒と、上記第
1レンズ鏡筒に設けられた第1絞り機構駆動用モータ
と、上記第1レンズ鏡筒に設けられ、外部から機械的に
駆動される絞り機構と、上記中間アダプタに設けられた
第2絞り機構駆動用モータと、上記中間アダプタに設け
られ、上記第2絞り機構駆動用モータの駆動力を上記第
2レンズ鏡筒の絞り機構に伝達する伝達機構とを具備し
ている。そして、上記カメラシステムにおいては、上記
カメラボディの絞り込み信号に基づいて、上記第1絞り
機構駆動用モータ、もしくは、第2絞り機構駆動用モー
タが駆動される。
【0007】また、本発明の中間アダプタは、カメラボ
ディとレンズ鏡筒との間に介在される中間アダプタにお
いて、撮影レンズの絞り設定手段により設定された開放
からの絞り込み量を電気信号として出力する設定絞り量
出力手段と、上記レンズ鏡筒の種類を特定するレンズタ
イプ特定手段と、上記レンズタイプの各種類における絞
り込み量と設定された絞り値との対応を記憶する記憶手
段と、上記設定絞り量出力手段、および、レンズタイプ
特定手段の出力と記憶手段の記憶値に基づいて、設定絞
り値を上記カメラボディに出力する設定絞り値出力手段
とを具備している。そして、上記中間アダプタが上記カ
メラボディとレンズ鏡筒との間に介在して取り付けられ
たシステムでは、上記設定絞り量出力手段、および、レ
ンズタイプ特定手段の出力と記憶手段の記憶値に基づい
て、その設定絞り値が上記カメラボディに出力される。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明
する。図1、図2は、本発明の第1実施例のカメラシス
テムの構成を示す図である。図1は、外部からの力で絞
り作動レバーが駆動されて、絞り込みが可能な第2レン
ズ鏡筒としてのLタイプレンズ鏡筒100と、中間アダ
プタ200と、カメラボディ300とで構成されたカメ
ラシステムを示している。また、図2は、レンズ鏡筒内
のモータで絞り込みが可能な第1レンズ鏡筒としてのN
タイプレンズ鏡筒400と、カメラボディ300で構成
されたカメラシステムを示している。
【0009】なお、上記Lタイプレンズ鏡筒100のレ
ンズのフランジバックは、上記第1レンズ鏡筒としての
Nタイプレンズ鏡筒400のそれより長く、カメラボデ
ィ300への装着時に、上記中間アダプタ200により
そのフランジバックの差が調整される。
【0010】まず、上記Lタイプレンズ鏡筒100の構
成について説明する。図1に示すように、上記第2レン
ズ鏡筒としてのLタイプレンズ鏡筒100は、撮影レン
ズL1と、絞り値入力手段としての絞り込み設定用リン
グ101と、絞り機構103と、絞り値伝達手段として
の連動レバー102、作動レバー104を内蔵してい
る。
【0011】上記絞り設定用リング101は、連動レバ
ー102と連動しており、このリング101の回転角に
比例した量だけ上記連動レバー102が動く。上記絞り
機構103は、作動レバー104と連動しており、通常
はバネ105で絞り開放側に付勢され、作動レバー10
4が絞り込み側に外部力により駆動されると、絞り機構
103は、絞り設定用リング101で設定された絞り値
まで絞り込みを行う。
【0012】次に、上記中間アダプタ200の構成につ
いて図1により説明する。上記中間アダプタ200は、
該アダプタ200内の各機構を制御するとともに、カメ
ラボディ内のマイコン等との通信を行うアダプタCPU
であるACPU201と、電気接点群203に接続さ
れ、カメラボディ300側との通信用の通信ライン群2
02と、各種データが記憶され、少なくとも一部が追記
・書換え可能な不揮発メモリで構成されるメモリ204
を内蔵している。
【0013】更に、該中間アダプタ200は、レンズタ
イプ特定手段としてのレンズタイプ特定用入力部材20
5と、設定絞り量出力手段としての連結環207および
コード板209と、絞り込みレバー211、および、後
述する該絞り込みレバー211の駆動系を内蔵してい
る。
【0014】なお、上記ACPU201には、設定絞り
値をカメラボディ300に出力する設定絞り値出力手
段、または、伝達手段と、中間アダプタ200のカメラ
ボディ300への装着情報を伝達する中間アダプタ識別
信号出力手段等も内蔵している。
【0015】上記レンズタイプ特定用入力部材205
は、上記ACPU201に対してレンズタイプ特定する
特定信号を入力する。また、表示部材であるLCD表示
部206は、上記ACPU201により特定されたレン
ズの名称、タイプ等を表示できる。上記連結環207
は、前記Nタイプレンズ鏡筒100の連動レバー102
と係合して動作し、バネ208によりそのツメ部207
aが常に連動レバー102に当接するように付勢されて
いる。該連結環207、ひいては、連動レバー102の
位置は、該連結環207に連動するコード板209によ
り検知可能である。
【0016】上記絞り込みレバー211は、第2絞り機
構駆動用モータとしてのモータ214により駆動変位変
換用の伝達機構である変位変換機構(TrA)212を
介して駆動される。そして、前記Lタイプレンズ鏡筒1
00の作動レバー104を絞り方向に駆動する。その絞
り開放方向位置決めは、ストッパ210で当て付いて位
置決めされる。
【0017】上記モータ214は、モータドライバ21
3によって駆動されるが、該モータドライバ213は、
ACPU201により制御され、前記カメラボディ30
0から電源接点219,220を介して供給される電力
により駆動される。上記モータ214のシャフト215
には、スリット板216が設けられ、モータ214が回
転するとスリット板216も回転し、フォトインタラプ
タ(以下、PIと記載する)217の光束を間欠的に遮
光して、PI回路218からモータ214の回転量に対
応したデジタルパルスが出力される。この信号が上記A
CPU201に伝達される。
【0018】次に、前記カメラボディ300の構成につ
いて図1を用いて説明する。上記カメラボディ300に
内蔵されるボディCPU(BCUP)303は、カメラ
ボディ300内の各ユニットを制御する。そして、BC
UP303の中間アダプタ200に対する通信信号の伝
達は、通信ライン群302と電気接点群301を介して
行われる。
【0019】更に、上記カメラボディ300には、レリ
ーズボタン304、ボディ側の絞り設定(以下、A設定
と記載する)部材305、バッテリ306、電源接点3
07、308、シャッタスピード設定(以下、S設定と
記載する)部材309、露出モード設定スイッチ31
0、および、設定された露出モードを表示する表示部材
であるLCD表示部311等が内蔵されている。
【0020】そして、上記BCPU303は、第1レン
ズ鏡筒識別信号出力手段もしくは中間アダプタ識別信号
出力手段からの出力信号が得られない場合に絞り制御を
伴なう露出動作を禁止する禁止手段(後述する図10の
フローチャートのステップS158参照)を有してい
る。また、ボディ側絞り値入力手段を有しており、上記
第1レンズ鏡筒識別信号出力手段の出力信号を受けた時
には該ボディ側絞り値入力手段の動作を許可し、上記第
1レンズ鏡筒識別信号出力手段の出力信号を受けない場
合は該ボディ側絞り値入力手段の動作を禁止する規制手
段を有している。
【0021】次に、前記第1レンズ鏡筒としてのNタイ
プレンズ鏡筒400の構成について図2により説明す
る。上記Nタイプレンズ鏡筒400には、撮影レンズL
2と、レンズ鏡筒400内の各ユニットの制御を行うレ
ンズCPU(LCPU)401と、各種データが記憶さ
れるメモリ402と、通信ライン群403と、電気接点
群404と、第1絞り機構駆動モータとしてのステッピ
ングモータ407と、該ステッピングモータ407によ
り駆動される絞り機構405と、上記LCPU401の
制御により上記ステップモータ407を駆動するモータ
ドライバ406と、カメラボディ300からの電力を受
ける電源接点408、409等が内蔵されている。上記
LCPU401は、第1レンズ鏡筒識別信号出力手段を
内蔵しており、通信ライン群403と電気接点群404
を介してNタイプレンズ鏡筒400であることを示す識
別信号を出力する。
【0022】図3〜図5は、本実施例のレンズ鏡筒装着
状態でのカメラシステムの平面図である。図3、図4
は、前記図1と同様にLタイプレンズ鏡筒100を中間
アダプタ200を介してカメラボディ300に装着した
状態を示している。一方、図5は、前記図2と同様にN
タイプレンズ鏡筒400をカメラボディ300に装着し
た状態を示している。
【0023】上記図3、図4に示すLタイプレンズ鏡筒
100においては、その絞り設定用リング101に矢印
が付されており、絞り設定時にはこれを鏡筒100上に
示される数値に合わせる。なお、絞り目盛りの間隔は、
特に開放側が狭くなっており、不均一である。中間アダ
プタ200には、レンズ特定用入力部材205に対応す
るセットボタン205aと、リセットボタン205R が
設けられ、該セットボタン205aを押す毎に特定され
るレンズ鏡筒のタイプは変わり、表示部206上に表示
される。また、上記リセットボタン205R を押すと、
特定レンズはクリアされ、図4に示すような表示とな
る。
【0024】また、カメラボディ300の上面右部に
は、レリーズボタン304とスライド式のメインスイッ
チ308が配設され、また、左上部には液晶パネルの表
示部311が設けられ、更に、シャッタ設定部材309
としてのアップダウンスイッチ309aと、絞り設定手
段305としての電子ダイヤル305aと、露出モード
設定スイッチ310が配設されている。
【0025】絞りとシャッタスピードは、上記絞り設定
部材305とシャッタ設定部材309の設定により変化
し、露出モード設定スイッチ310を押し下げる毎に、
モードが切り換えられ、プログラムオート(Pモード)
→絞り優先オート(Aモード)→シャッタスピード優先
オート(Sモード)→マニュアル(Mモード)と変化
し、再びプログラムオートに戻る。
【0026】そのとき、表示部311には、図6に示す
ように表示される。即ち、上記プログラムオート(Pモ
ード)からマニュアル(Mモード)間の切り換えによ
り、図6の(A)、(B)、(C)、(D)のように変
化する。なお、ユーザは、上記プログラムオート(Pモ
ード)時には絞り設定用リング101を最大絞り(最小
口径)にセットすることになる。
【0027】前記図4は、図1に示した同一の組合せに
おけるカメラシステムで、レンズの特定を行わない場合
を示しているが、このとき、アダプタ200の表示部2
06には表示はなく、カメラボディ300の表示部31
1上の絞り値の表示もない。また、この状態では、露出
モードは絞り優先オートとマニュアルのみが許可され
る。
【0028】図5は、上述のようにカメラボディ300
にNタイプレンズ400を装着した状態のカメラシステ
ムの平面図であるが、この状態では、露出モードは上記
Pモード、Aモード、Sモード、Mモードの全て切り換
え可能である。
【0029】次に、Lタイプレンズ鏡筒100の連動レ
バー102の変位と絞り設定値との関係を説明する。本
実施例におけるLタイプレンズ鏡筒100は、図8の特
性図に示すように絞り設定用リング101の回転角に対
し、画面全体の平均の光量が比例するように設計されて
いる。従って、口径比、または、絞り値(F)と絞り設
定用リング101の回転角の関係は、図7に示すように
周辺光量の落ちる開放付近ではノンリニア特性となる。
【0030】上記図7に示す特性は、40mmレンズF
2.0と、90mmマクロレンズF2.0と、90mm
マクロレンズF2.8と、200mmレンズF4.0の
4本のレンズ鏡筒に関するものである。それぞれ開放付
近では曲線の特性を示し、開放位置が上記絞り設定用リ
ング101の基準位置(0゜)であるため、例えば、同
じF5.6でもそれぞれのレンズに対して回転角度が異
なっている。これらの対応関係がそれぞれメモリ204
内に記憶されている。従って、レンズを特定すれば、そ
のレンズに対応したメモリ値が読み出される。
【0031】次に、以上のように構成された本実施例の
カメラシステムにおける初期設定動作から露光動作まで
の処理動作について説明する。図9、図10は、カメラ
ボディ300内のBCPU303の処理動作のフローチ
ャートを示す。カメラボディ300のメインスイッチ3
08をオフからオンに切り換えるか、あるいは、メイン
スイッチ308がオンの状態で、レンズ鏡筒またはアダ
プタをカメラボディ300に装着すると、上記図9の初
期設定処理がスタートする(ステップS101)。
【0032】まず、カメラボディ300の電気接点群3
01を介して通信要求信号を出力する(ステップS10
2)。それに応答があるか否かをみる(ステップS10
3)。応答がなければレンズ非装着とみて、後述するス
テップS108に進む。上記ステップS103で応答あ
りと判別されれば、装着されたレンズ鏡筒、または、中
間アダプタからのデータを受信する(ステップS10
4)。
【0033】次に、そのデータ中の識別信号を見て、中
間アダプタか否かを識別し(ステップS105)、中間
アダプタでなければステップS113へ進む。ステップ
S105で中間アダプタ装着とわかれば、ステップS1
06へ進む。上記ステップS106では、中間アダプタ
から出力されたデータの内容をみて、中間アダプタに
て、レンズが特定されているかをみてレンズが特定され
ていれば、ステップS111へ、また、特定されていな
ければステップS107へ進む。
【0034】上記ステップS107では、中間アダプタ
の絞り込み機構が直ちに動作に入れるように、絞り込み
レバー211を開放位置へリセットさせるよう、ACP
U201に対して開放リセットの指示を出す。次に、ス
テップS108では、開放からの絞り込み量は検知でき
るが、前に述べたように、設定絞り値はカメラボディ3
00には伝達されないため、プログラムオートやシャッ
タスピード優先オートは不可能となり、これらを禁止す
るため、プログラムオート・シャッタスピード優先オー
ト禁止フラグ(以下、P、Sモード禁止フラグと記載す
る)をセットする。
【0035】ステップS109では、上記理由によりカ
メラボディ300はレンズを所定の絞り値に制御するこ
とができないため、カメラボディ300のA設定(絞り
設定)部材305による設定は意味がない。従って、こ
れを不動作にするため、A設定部材不動作フラグをセッ
トする。そして、ステップS110ではスタート前に設
定されていた最も新しい露出モードをプリセットする。
このとき、スタート前がプログラムかシャッタスピード
優先であったならば、このモードを解除し、絞り優先オ
ートモードをプリセットする。
【0036】上記ステップS106の判別処理でステッ
プS111に進んだ場合は、ステップS107と同様
に、中間アダプタに開放リセットを指示する。次に、ス
テップS112にてA設定部材305に対するA設定部
材不動作フラグを上記ステップS109と同様にセット
するが、レンズ特定がなされており、図7に示す関係の
情報が得られ、プログラムオートやシャッタスピード優
先オートも最大絞り値(最小口径絞り値)に絞り設定用
リング101をセットすれば、任意の絞り値をカメラボ
ディ300が中間アダプタ200に指示することにより
実現できるため、ステップS108のようなモードの一
部禁止はしない。そして、ステップS114へ進む。
【0037】上記ステップS105の判別処理でステッ
プS113に進んだ場合は、絞り設定はカメラボディ3
00の絞り設定部材305の動作を許可し、ステップS
114へ進む。ステップS114では、全露出モードを
選択できるようにするため、P,Sモード禁止フラグを
クリアし、ステップS115では前の設定であり、か
つ、最新の設定をプリセットする。以上で初期設定が終
わり、図10の露光処理のルーチンに入っていく。
【0038】引き続き、上記図10に示すステップS1
51以下の動作を説明すると、まず、レリーズボタン3
04が押下されたか否かをみて(ステップS151)、
押下されていれば、ステップS170へ進み、押下され
ていなければステップS152へ進む。
【0039】上記ステップS170では、中間アダプタ
200へ絞り込みの指示と駆動パルス数の指定を行い、
露光動作(ステップS171)の後、再び、中間アダプ
タ200へ絞り開放の指示をする(ステップS17
2)。そして、上記ステップS151へ戻る。上記ステ
ップS152へ進んだ場合は、メインスイッチ308が
オフされたか否かをみて、オフされていれば、省電モー
ドとして本ルーチンを終了する(ステップS157)。
オフされていなければ、ステップS153へ進む。
【0040】上記ステップS153では、カメラボディ
300側の絞り設定部材305が操作されたか否かをみ
て、操作されていたならばステップS158へ進み、操
作されていなければステップS154へ進む。上記ステ
ップS158では、絞り設定部材不動作フラグがセット
されたか否かをみて、セットされていれば、ステップS
151へ戻る。セットされていなければ、ステップS1
59へ進んで絞り設定値を変更し、ステップS162で
表示部311の表示を変更して、ステップS151へ戻
る。
【0041】上記ステップS154に進んだ場合は、シ
ャッタスピード設定部材309が操作されたか否かをみ
て、操作されていれば、ステップS160にてシャッタ
スピードを変更し、ステップS162へ進む。ステップ
S154で操作がなければステップS155へ進む。上
記ステップS155では、モード設定スイッチ310が
操作されているか否かをみて、操作された場合、ステッ
プS161で露出モードを変更し、ステップS162へ
進む。上記ステップS161ではP,S禁止フラグを考
慮し、そのフラグが立っていればプログラムモードとシ
ャッタ優先モードは設定しない。上記ステップS155
の判別でモード設定スイッチ310の操作がなければス
テップS163に進む。
【0042】上記ステップS163では、電気接点群3
01を介して通信要求信号を出力する。そして、通信要
求に対する応答の有無が、以前と変化したかをみて(ス
テップS164)、変化していれば、ユニットの組合せ
が変化したと考えられるので、ステップS103へ戻
り、設定をやり直す。上記ステップS164の判別で応
答の有無の変化なければ、ステップS165に進み、
今、応答があったか否かをみて、応答がなければステッ
プS151へ戻る。ステップS165で応答あったと判
別されれば、ステップS166でデータを受信し、ステ
ップS167に進む。
【0043】上記ステップS167で装着されたものが
中間アダプタ200か否かが前と変わったかを見て、変
化していれば、やはり、ユニットの組合せが変化したこ
とになるので、上記図9のステップS105へ戻って再
設定をする。変化なければ、ステップS168へ進み、
特定レンズセットの有無が、以前と変化したかをみる。
変化していればやはりユニットの組合せが変化したので
あるから、上記ステップS106へ戻って再設定をす
る。変化なければ、上記ステップS151へ戻る。
【0044】次に、図11、図12のフローチャートを
参照して、上記中間アダプタ200装着後のACPU2
01における処理動作を説明する。まず、カメラボディ
300に上記中間アダプタ200が装着されると、本処
理ルーチンはスタートする(ステップS201)。メモ
リ204に書き込んであった、以前に設定していた特定
レンズを読み出し、これをデフォルト情報としてACP
U201内の識別用レジスタに対応する値をセットする
(ステップS202)。その情報を表示部206に表示
する(ステップS203)。なお、工場出荷時は、特定
レンズなしにセットしておく。
【0045】次に、BCPU303から通信要求があっ
たか否かをみて(ステップS204)、通信要求があれ
ばステップS210へ進み、要求がなければ、後述する
ステップS205へ進む。上記ステップS210では、
まず、コード板209によりLタイプレンズ100の連
動レバー102と係合する連結環207の位置を読み取
る。次に、ステップS211にてアダプタ200に対し
て特定レンズがセットされているか否かをみて、されて
いればメモリ204より相当するレンズの連動レバー2
07の位置と絞り値との関係のテーブル表から絞り値を
決定し(ステップS212)、ステップS214へ進
む。
【0046】一方、上記ステップS211で特定レンズ
がセットされていないと判別されれば、上記連結環20
7の位置から絞り込み量を検知し、ステップS214へ
進む。上記ステップS214では、まず、中間アダプタ
200であることを示す識別コードを出力し、ステップ
S215で絞り情報を出力し、ステップS216でその
他のデータを出力し、最後にステップS217で終了信
号を出力する。そしてステップS204へ戻る。
【0047】上記ステップS205に進んだ場合は、B
CPU303から絞り込み指示があったか否かをみて、
その指示があれば、図12に示すステップS241へ進
み、指示がなければ、ステップS206へ進む。上記ス
テップS241では、まず、絞り込み方向にモータ21
4をオンさせ、カメラボディ300から指示されたパル
ス数を駆動したか否かをみて(ステップS242)、所
定量駆動したらモータ214を停止する(ステップS2
43)。そして、ステップS204へ戻る。
【0048】次に、ステップS206では、絞り開放の
指示があったか否かをみて、指示があれば、図12に示
すステップS251へ進み、指示がなければ、ステップ
S207へ進む。上記ステップS251では、開放方向
にモータ214をオンさせ、カメラボディから指示され
た絞り値に相当する量を駆動したか否かをみて(ステッ
プS252)、駆動が終了したらモータ214を停止さ
せる(ステップS253)。
【0049】上記ステップS207では、絞りリセット
の指示があったか否かをみて、指示があれば、図12に
示すステップS261へ進み、指示がなければ、ステッ
プS208へ進む。上記ステップS261では開放方向
にモータ214をオンさせ、パルスが消失するまでパル
スをモニタし(ステップS262)、パルスが消失した
らモータ214を停止する(ステップS263)。そし
て、上記ステップS204へ戻る。
【0050】上記ステップS208では、リセットボタ
ン205R が操作されたか否かをみて、操作されたなら
ば、ステップS218へ進み、操作されなければ、ステ
ップS209へ進む。上記ステップS218では、ま
ず、特定レンズなしにセットし、表示部206の表示を
図4のように変更する(ステップS219)。そして、
現設定の特定レンズなしという情報をメモリ204に記
憶し、ステップS204へ戻る。
【0051】上記ステップS209では、セットボタン
205aが操作されたか否かをみて、操作があれば、ス
テップS221へ進み、操作がなければ、ステップS2
04へ進む。上記ステップS221では特定レンズを変
更する。例えば、設定なし→40mmF2→90mmM
CF2→90mmMCF2.8→200mmF4→設定
なし等の順で、1回操作毎に特定レンズが変化する。次
に、表示部206の表示を変更し(ステップS22
2)、新しく設定した特定レンズ情報をメモリ204に
記憶する(ステップS223)。そしてステップS20
4へ戻る。
【0052】以上、説明した本実施例のカメラシステム
によれば、外部から駆動されることにより絞り込まれる
ようなLタイプレンズ鏡筒100であっても、中間アダ
プタ200内の絞り込み機構で絞り込めるため、絞り込
み用のレバーを持たないカメラボディにも適用できる。
【0053】また、絞り込み量が口径比に比例しない連
動レバー102の変位によって出力されるタイプのレン
ズ鏡筒であっても、中間アダプタ200にて装着レンズ
を特定することによって、その設定絞り値をはじめ、各
種のレンズ固有データをカメラボディ300に伝達する
ことができ、絞り値表示が可能となり、そして、第1レ
ンズ鏡筒としてのNタイプレンズ鏡筒400と同様な多
くの露出モードを選ぶことが可能となる。
【0054】また、特定レンズを指定しなければ、プロ
グラムモードとシャッタ優先モードが禁止され、絞り優
先オートモードとマニュアルモードで、多種のLタイプ
レンズ鏡筒を特定入力することなく用いられる。また、
中間アダプタ装着時に絞り込み機構が開放状態にリセッ
トされるため、すぐに撮影動作を開始できる。更に、中
間アダプタ使用時は、カメラボディの絞り設定部材が不
動作になるため、Lタイプレンズ鏡筒の絞り設定部材と
混同することなく、絞りが設定できる。
【0055】続いて、本発明の第2実施例を示すカメラ
システムについて説明する。図13は、第2実施例のカ
メラシステムのブロック構成図であって、第1レンズ鏡
筒であるLタイプレンズ鏡筒100を中間アダプタ20
0Aを介してカメラボディ300に装着した状態でのブ
ロック構成図である。本実施例のカメラシステムは、上
記中間アダプタ200Aの構成が前記第1実施例のそれ
と異なるが他の構成は、第1実施例ものと同一であり、
各構成部材の符号も同一として説明する。
【0056】上記中間アダプタ200Aにおいては、前
記第1実施例におけるコード板209に代わってポテン
ショメータ209Aが適用され、ACPU201でA/
D変換することによりレンズ鏡筒100の連動レバー1
02の位置が検出される。更に、前記第1実施例におけ
る絞り込みレバー211に代わって絞り込みレバー21
1Aを適用する。このレバー211Aには突出部211
Aaが設けられ、絞り開放位置ではPI217aの光束
を遮光し、また、絞り込み位置ではPI217bの光束
を遮光するようになっている。上記PI217a、21
7bの出力は、PI回路218a,218bでデジタル
化され、ACPU201にてモニタされる。
【0057】なお、変位変換機構212駆動用のモータ
214のシャフト215には、スリット板は配設されて
いない。また、特定レンズ設定表示用部材も配設されて
いない。
【0058】次に、以上のように構成された本実施例の
カメラシステムにおける初期設定動作から露光動作まで
のカメラボディ内BCPU303の処理動作を図14、
図15に示すフローチャートにより説明する。この処理
は、前記第1実施例における図9,図10の処理とほぼ
等しい。しかし、特定レンズのセットが行えないため、
図9におけるステップS106,S111,S112の
処理はない。また、図10におけるステップS154,
S160の処理もない。
【0059】一方、中間アダプタ300A内のACPU
301の処理動作について、図16、図17に示すフロ
ーチャートにより説明する。この処理では、第1実施例
における図11の処理の特定レンズ設定等に関するステ
ップがない。即ち、図11のステップS208、S20
9、S218〜S223がない。ステップS211,S
212も同様に不要である。そして、図11のステップ
S210は、ポテンショメータ209Aの読み取り処理
(ステップS210A)となる。 更に、開放・絞り
込みの位置は、それぞれ開放位置用PI217aと絞り
込み位置用PI217bがオンするか否かで検知できる
ので、図12におけるステップS242、S252、S
262が、ステップS242A,S252A,S262
Aに代わり、PIがオフするか否かをモニタするのみと
なる。
【0060】上記中間アダプタ200Aを適用した本実
施例のカメラシステムによれば、Lタイプレンズ鏡筒を
取り付けた際は、露出モードが制約されるがレンズ特定
等の操作が不要となり、操作が易しく、また、上記中間
アダプタ200Aの構成も簡単になり軽量化とコストダ
ウンが可能である。
【0061】なお、前述した第1実施例において、特定
できるレンズは4種類を示したが、もっと多く特定でき
てもよく、また、ICカードのようなものを挿入するこ
とによって、自動設定するようにしてもよい。また、前
記第1、第2実施例において適用した、モータの回転量
検出や絞り込みレバーの検出用のPIは、それ以外のス
イッチや、磁気センサ等、他の位置検出手段や変位量検
出手段を適用してもよい。更に、前記第1,第2実施例
に示した各操作部材の配置や表示形態等も、上記実施例
と異なっていてもよい。
【0062】(付記)以上、詳述した如き本発明の実施
態様によれば、以下の如き構成を得ることができる。即
ち、 (1)カメラボディと、このカメラボディに対して着脱
自在な第1レンズ鏡筒と、この第1レンズ鏡筒よりもフ
ランジバックが長く、上記カメラボディに中間アダプタ
を介して着脱自在な第2レンズ鏡筒と、上記第1レンズ
鏡筒に設けられた第1絞り機構駆動用モータと、上記第
2レンズ鏡筒に設けられ、外部から機械的に駆動される
絞り機構と、上記中間アダプタに設けられた第2絞り機
構駆動用モータと、上記中間アダプタに設けられ、上記
第2絞り機構駆動用モータの駆動力を上記第2レンズ鏡
筒内の絞り機構に伝達する伝達機構と、を具備してお
り、上記カメラボディの絞り込み信号により、上記第1
絞り機構駆動用モータ、もしくは、第2絞り機構駆動用
モータを駆動することを特徴とするカメラシステム。
【0063】(2)上記付記(1)において、上記カメ
ラシステムは、更に、上記カメラボディに設けられ、カ
メラの動作可能状態と動作不能状態とを設定可能なメイ
ンスイッチと、上記中間アダプタに設けられ、該中間ア
ダプタ識別信号を上記カメラボディに伝達する中間アダ
プタ識別信号出力手段と、上記カメラボディに設けら
れ、上記メインスイッチがオンされて上記中間アダプタ
識別信号が検知された場合は、上記伝達機構が絞り開放
位置となるようにリセットさせるリセット指示手段と、
を具備するものである。
【0064】(3)上記付記(1)において、上記カメ
ラシステムは、更に、上記中間アダプタに設けられ、該
中間アダプタが上記カメラボディに装着されたか否かを
検出する検出手段と、上記中間アダプタに設けられ、上
記装着を検出すると上記連動機構を絞り開放位置となる
ようにリセットするリセット手段と、を具備するもので
ある。
【0065】(4)カメラボディとレンズ鏡筒との間に
介在される中間アダプタにおいて、撮影レンズの絞り設
定手段により設定された開放からの絞り込み量を電気信
号として出力する設定絞り量出力手段と、上記レンズ鏡
筒の種類を特定するレンズタイプ特定手段と、上記レン
ズタイプの各種類における絞り込み量と設定された絞り
値との対応を記憶する記億手段と、上記設定絞り量出力
手段、および、レンズタイプ特定手段の出力と記憶手段
の記憶値に基づいて、設定絞り値を上記カメラボディに
出力する設定絞り値出力手段と、を具備することを特徴
とする中間アダプタ。
【0066】(5)上記付記(4)において、上記レン
ズタイプ特定手段は、特定のレンズタイプなしの設定が
可能であり、特定レンズなしの場合、上記絞り値のかわ
りに設定絞り込み量と、特定レンズ不識別信号を上記カ
メラボディに出力する。 (6)上記付記(4)において、上記レンズタイプ特定
手段は出荷時には特定のレンズタイプなしに設定されて
いる。 (7)上記付記(4)において、上記レンズタイプ特定
手段により特定されるレンズタイプは、不揮発性メモリ
に記憶され、再度、特定操作されるまでは変更されな
い。
【0067】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
に記載のカメラシステムによれば、レンズ鏡筒内絞り込
み機構のある第1レンズ鏡筒用のカメラボディに、第1
レンズ鏡筒よりもフランジバックが長く、外部から機械
的に駆動される絞り機構を有し、外部から駆動されない
と絞り込めない第2レンズ鏡筒も中間アダプタを介すこ
とによって使用でき、小型・低コスト・軽量で使い勝手
のよいカメラシステムが得られる。
【0068】本発明の請求項2に記載の中間アダプタに
よれば、特定したレンズタイプの設定絞り値をカメラボ
ディに出力して、レンズ鏡筒の絞り制御を行うことが可
能となる。本発明の請求項3に記載のカメラシステムで
は、第1レンズ鏡筒識別信号出力手段もしくは中間アダ
プタ識別信号出力手段からの出力信号が得られない場合
は、絞り制御を伴なう露出動作を禁止するようにしたの
で、第1レンズ鏡筒、または、中間アダプタがカメラボ
ディに装着されたことが確認された状態で絞り制御を行
うことができる。
【0069】本発明の請求項4に記載のカメラシステム
は、第1レンズ鏡筒識別信号出力手段の出力信号を受け
た時にはボディ側絞り値入力手段の動作を許可し、上記
第1レンズ鏡筒識別信号出力手段の出力信号を受けない
場合は上記ボディ側絞り値入力手段の動作を禁止するよ
うにしたので、上記第1レンズ鏡筒が装着されたことが
確実に確認された状態でボディ側絞り値入力が行われ
る。
【0070】本発明の請求項5に記載のカメラシステム
は、中間アダプタ識別信号が検出されない場合はカメラ
ボディに設けられた絞り値入力手段の動作を許可し、該
中間アダプタ識別信号が検出された場合は該カメラボデ
ィに設けられた絞り値入力手段の動作を禁止するように
したので、中間アダプタが装着されたときにはカメラボ
ディの絞り値入力を不可能として、カメラの絞り操作が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すカメラシステムのブ
ロック構成図であって、カメラボディにLタイプレンズ
鏡筒を中間アダプタを介して装着したときのブロック構
成図。
【図2】上記図1のカメラシステムのブロック構成図で
あって、カメラボディにNタイプレンズ鏡筒を装着した
ときのブロック構成図。
【図3】上記図1のLタイプレンズ鏡筒装着状態でのカ
メラシステムの平面図。
【図4】上記図1のLタイプレンズ鏡筒装着状態でのカ
メラシステムの平面図。
【図5】上記図2のNタイプレンズ鏡筒装着状態でのカ
メラシステムの平面図。
【図6】上記図1のカメラシステムにおいて、プログラ
ムオート(Pモード)からマニュアル(Mモード)間の
切り換えたときの表示部の表示状態を示す図であって、
(A)はPモード、(B)はAモード、(C)はSモー
ド、(D)はMモードでの表示状態を示す。
【図7】上記図1のカメラシステムにおける絞り設定用
リングの回転角と絞り値の関係を示す特性線図。
【図8】上記図1のカメラシステムにおける絞り設定用
リングの回転角と画面全体の平均の光量の関係を示す特
性線図。
【図9】上記図1のカメラシステムにおけるカメラボデ
ィ内のBCPUの処理動作におけるフローチャートの一
部。
【図10】上記図1のカメラシステムにおけるカメラボ
ディ内のBCPUの処理動作におけるフローチャートの
一部。
【図11】上記図1のカメラシステムにおける中間アダ
プタ内のACPUの処理動作におけるフローチャートの
一部。
【図12】上記図1のカメラシステムにおける中間アダ
プタ内のACPUの処理動作におけるフローチャートの
一部。
【図13】本発明の第2実施例を示すカメラシステムの
ブロック構成図であって、カメラボディにLタイプレン
ズ鏡筒を中間アダプタを介して装着したときのブロック
構成図。
【図14】上記図13のカメラシステムにおけるカメラ
ボディ内のBCPUの処理動作におけるフローチャート
の一部。
【図15】上記図13のカメラシステムにおけるカメラ
ボディ内のBCPUの処理動作におけるフローチャート
の一部。
【図16】上記図13のカメラシステムにおける中間ア
ダプタ内のACPUの処理動作におけるフローチャート
の一部。
【図17】上記図13のカメラシステムにおける中間ア
ダプタ内のACPUの処理動作におけるフローチャート
の一部。
【符号の説明】
100……Lタイプレンズ鏡筒(第2レンズ鏡筒) 101……絞り設定用リング(絞り設定手段、絞り値入
力手段) 102……連動レバー(絞り値伝達手段) 103……絞り機構 200……中間アダプタ 201……ACPU(設定絞り値出力手段、中間アダプ
タ識別信号出力手段、絞り伝達手段) 202……通信ライン(設定絞り値出力手段) 204……メモリ(記憶手段) 205……レンズタイプ特定入力部材(レンズタイプ特
定手段) 209……コード板(設定絞り量出力手段) 209A…ポテンショメータ(設定絞り量出力手段) 212……変位変換機構TrA(伝達機構) 214……第2絞り機構駆動用モータ 300……カメラボディ 303……BCPU(禁止手段、規制手段、ボディ側絞
り値入力手段) 400……Nタイプレンズ鏡筒(第1レンズ鏡筒) 401……LCPU(第1レンズ鏡筒識別信号出力手
段) 407……ステッピングモータ(第1絞り機構駆動用モ
ータ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディと、 このカメラボディに対して着脱自在な第1レンズ鏡筒
    と、 この第1レンズ鏡筒よりもフランジバックが長く、上記
    カメラボディに中間アダプタを介して着脱自在な第2レ
    ンズ鏡筒と、 上記第1レンズ鏡筒に設けられた第1絞り機構駆動用モ
    ータと、 上記第2レンズ鏡筒に設けられ、外部から機械的に駆動
    される絞り機構と、 上記中間アダプタに設けられた第2絞り機構駆動用モー
    タと、 上記中間アダプタに設けられ、上記第2絞り機構駆動用
    モータの駆動力を上記第2レンズ鏡筒の絞り機構に伝達
    する伝達機構と、 を具備しており、上記カメラボディの絞り込み信号によ
    り、上記第1絞り機構駆動用モータ、もしくは、第2絞
    り機構駆動用モータを駆動することを特徴とするカメラ
    システム。
  2. 【請求項2】 カメラボディとレンズ鏡筒との間に介在
    される中間アダプタにおいて、 撮影レンズの絞り設定手段により設定された開放からの
    絞り込み量を電気信号として出力する設定絞り量出力手
    段と、 上記レンズ鏡筒の種類を特定するレンズタイプ特定手段
    と、 上記レンズタイプの各種類における絞り込み量と設定さ
    れた絞り値との対応を記憶する記憶手段と、 上記設定絞り量出力手段、および、レンズタイプ特定手
    段の出力と記憶手段の記憶値に基づいて、設定絞り値を
    上記カメラボディに出力する設定絞り値出力手段と、 を具備することを特徴とする中間アダプタ。
  3. 【請求項3】 カメラボディと、 このカメラボディに対して着脱自在な第1レンズ鏡筒
    と、 上記カメラボディに中間アダプタを介して着脱自在な第
    2レンズ鏡筒と、 上記中間アダプタに設けられ、該中間アダプタの上記カ
    メラボディへの装着を該カメラボディに伝達する中間ア
    ダプタ識別信号出力手段と、 上記第2レンズ鏡筒に設けられた絞り値入力手段と、 上記第2レンズ鏡筒に設けられ、上記絞り値入力手段の
    設定値を上記カメラボディに伝達する絞り値伝達手段
    と、 上記第1レンズ鏡筒に設けられ、該第1レンズ鏡筒の上
    記カメラボディへの装着を該カメラボディに伝達する第
    1レンズ鏡筒識別信号出力手段と、 上記カメラボディに設けられ、上記第1レンズ鏡筒識別
    信号出力手段もしくは中間アダプタ識別信号出力手段か
    らの出力信号が得られない場合は、絞り制御を伴なう露
    出動作を禁止する禁止手段と、 を具備することを特徴とするカメラシステム。
  4. 【請求項4】 カメラボディと、 このカメラボディに対して着脱自在な第1レンズ鏡筒
    と、 上記カメラボディに中間アダプタを介して着脱自在に構
    成され、絞り値入力手段を有する第2レンズ鏡筒と、 上記第1レンズ鏡筒に設けられ、該第1レンズ鏡筒の上
    記カメラボディへの装着を該カメラボディに伝達する第
    1レンズ鏡筒識別信号出力手段と、 上記中間アダプタに設けられ、上記第2レンズ鏡筒の絞
    り値入力手段の設定値を上記カメラボディに伝達する絞
    り値伝達手段と、 上記カメラボディに設けられたボディ側絞り値入力手段
    と、 上記カメラボディに設けられ、上記第1レンズ鏡筒識別
    信号出力手段の出力信号を受けた時には上記ボディ側絞
    り値入力手段の動作を許可し、上記第1レンズ鏡筒識別
    信号出力手段の出力信号を受けない場合は上記ボディ側
    絞り値入力手段の動作を禁止する規制手段と、 を具備することを特徴とするカメラシステム。
  5. 【請求項5】 カメラボディと、 このカメラボディに対して着脱自在な第1レンズ鏡筒
    と、 上記カメラボディに中間アダプタを介して着脱自在に構
    成され、絞り値入力手段を有する第2レンズ鏡筒と、 上記中間アダプタに設けられ、上記第2レンズ鏡筒の絞
    り値入力手段の設定値を上記カメラボディに伝達する絞
    り値伝連手段と、 上記中間アダプタに設けられ、該中間アダプタの識別信
    号を出力する中間アダプタ識別信号出力手段と、 上記カメラボディに設けられ、上記中間アダプタ識別信
    号が検出されない場合は上記カメラボディに設けられた
    絞り値入力手段の動作を許可し、該中間アダプタ識別信
    号が検出された場合は該カメラボディに設けられた絞り
    値入力手段の動作を禁止する規制手段と、 を具備することを特徴とするカメラシステム。
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