JPH07333099A - 気密性試験装置 - Google Patents

気密性試験装置

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JPH07333099A
JPH07333099A JP15263394A JP15263394A JPH07333099A JP H07333099 A JPH07333099 A JP H07333099A JP 15263394 A JP15263394 A JP 15263394A JP 15263394 A JP15263394 A JP 15263394A JP H07333099 A JPH07333099 A JP H07333099A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウムホイールリム面の気密性試験
(検査)を効率良く行なえるようにする。 【構成】 ベース95上に、インスペクション用の覗き
窓91を有する水槽9を設ける。水槽9内であって、覗
き窓91の反対側に水中ポンプ11、モータ12、ノズ
ル15等からなる水噴射装置19を設ける。支柱96に
取り付けられ、当該支柱96に沿って上下動するフレー
ム5を設ける。フレーム5内に、モータ3にて回転駆動
されるとともに、パワーシリンダ8にて上下動されるプ
ロペラシャフト2を設ける。プロペラシャフト2の下端
部にアッパディスク1を設ける。アッパディスク1に対
向する位置にロアディスク4を設ける。ロアディスク4
の中心部に中空シャフト6を設け、この中空シャフト6
の下端部に、高圧エア導入用のロータリバルブ7を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム合金製の
ホイール、いわゆるアルミホイールのリム部の気密性を
検査する装置に関するものであり、特に、上記リム部の
内側に高圧の空気(高圧エア)を導入し、このような状
態のものを水中に設置(セット)し、高圧エアによる気
泡が水中に発生しているか否かを目視することによっ
て、エア洩れの有無、すなわち、気密性の状態を検査す
る、水没式の気密性試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の気密性試験装置(検査装置)は、
図4及び図5に示す如く、ホイール990を保持すると
ともに、その両側に密着するように装着(セット)され
るディスク40、40’を有し、当該ディスク40、4
0’のうちの一方のディスクである駆動ディスク40を
回転駆動するモータ30を有し、更に、これらディスク
40、40’及びモータ30等の取り付けられるアーム
50を有し、また、当該アーム50の先端部に装着され
た上記ディスク40、40’、ホイール990、更には
検査用の水等の収納される水槽90を有する構成からな
るものである。このような試験装置の上記両ディスク4
0、40’間に、ホイール990を立てた状態で装着
し、このような状態に装着された上記ディスク40’の
一方側から、図5に示す如く、高圧のエアを導入すると
ともに、このような状態にセットされたホイール990
等を水の貯蔵された水槽内に投入して、気泡の発生を目
視し、これによって気密性の良否を判断(検査)するこ
ととしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの場合、上
記水中への投入の際、すなわち、水没させる際に、リム
部991のコーナ部分等断面形状の変化する部分には、
形状の変化、材料の表面特性、表面に付着したゴミ等に
より、気泡が付着する場合がある。従って、上記目視検
査をする前には、上記リム部991の表面外側に付着し
た気泡を取り除いておく必要がある。そのためには、一
般に、上記ホイール990を高速度で回転させ、水の粘
性等によって除去する方法が考えられる。しかしなが
ら、あまり高速度で回転させると、図5に示す如く、水
面が泡立ち、ここにも泡が生じてしまうおそれがある。
そのため、上方から作業者が目視する場合、気密洩れに
よる気泡の発生か、水面の泡立ち現象による泡の発生
か、の区別がつかなくなってしまう。そこで、従来のも
のにおいては、上記ホイール990をゆっくり回転させ
るとともに、ホイール990のリム部991の表面をブ
ラシ等でこすって、水没時にリム部表面に付着した気泡
を除去することとしている。しかる後に、エア洩れの有
無を調べる気密性試験を行なうこととしている。従っ
て、一個のホイールを検査するに当たって、多くの時間
を要することとなり、作業効率が低下するという問題点
がある。このような問題点を解決するために、作業効率
に優れたアルミホイールの気密性試験装置を提供しよう
とするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、アルミホイールのリム部における気密性
を検査する水没式の気密性試験装置に関して、ベース上
に脚柱を介して設けられるものであって、一部に透明体
からなる覗き窓を有する水槽と、当該水槽内に設置され
るモータ、及び当該モータによって駆動される水中ポン
プ、更には当該水中ポンプから吐出される水をワーク
(アルミホイール)のリム部に向かって噴出させるノズ
ルからなる水噴射装置と、上記ベース上に設けられた支
柱に取り付けられるとともに、当該支柱に沿って上下動
するフレームと、当該フレームを構成するアッパメンバ
に軸受を介して支持され、かつ、パワーシリンダによっ
て上下方向に駆動されるとともに、後記モータによって
回転駆動されるプロペラシャフトと、当該プロペラシャ
フトを回転駆動するものであって、上記フレームを構成
するサイドメンバに上下動が可能なように取り付けられ
るモータと、上記プロペラシャフトの下端部に設けられ
るアッパディスクと、当該アッパディスクに対向するよ
うに設けられるものであって、上記フレームを構成する
ロアメンバに回転自在に取り付けられるロアディスク
と、当該ロアディスクの中心位置に設けられ、当該ロア
ディスクと一体となって回転運動をする中空シャフト
と、当該中空シャフトが回転運動中も、当該中空シャフ
トの内径部に高圧エアを供給するように形成されたロー
タリバルブと、からなる構成を採ることとした。
【0005】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明において
は、次のような作用を呈することとなる。まず、ワーク
(アルミホイール)99の気密性検査を行なうにあたっ
ては、図1に示す如く、ワーク99を上記構成からなる
水没式の気密性試験装置にセットする。そのためには、
ベース95上に脚柱97を介して設けられる水槽9内に
ワーク99を水没させ、更に、当該ワーク99内に高圧
エアを導入させる必要がある。それには、まず、上記ベ
ース95上に設けられた支柱96にアーム94を介して
取り付けられた四角形の形態からなるフレーム5を、当
該フレーム5の下端部を形成するロアメンバ55が水槽
9内の水面98から上方に出る位置まで持ち上げる必要
がある。その位置で、ワーク99をアッパディスク1及
びロアディスク4間に装着する。次に、上記ワーク99
の内部に、ロータリバルブ7、中空シャフト6等を介し
て、高圧エアを注入する。
【0006】このように装着(設置)された状態のワー
ク99を、フレーム5と共に下方へ下げ、水槽9内の水
面下の位置に水没させる。このような状態において、上
記水没させたワーク99を、モータ3の回転駆動力によ
って回転運動させる。なお、これと同時に、ワーク99
のリム部991に向かって、図3に示す如く、水中ポン
プ11にて吸入された水槽9内の水を、ノズル15から
水噴流として噴射させる。これによって、上記ワーク9
9のリム部991の表面に水没時に付着していた気泡等
が除去される。なお、上記ノズル15等からなる水噴射
装置19は、図3に示す如く、覗き窓91の反対側(裏
面側)に設置されているので、このようにして塵や気泡
の取り除かれた状態のリム部991が半回転して覗き窓
91のところに来たときには、その部分を目視すること
によって、瞬時に気密性の検査が行なわれる。また、ワ
ーク99はモータ3にて回転駆動されているので、これ
によって、連続的に、ワーク99のリム部991の全周
長にわたっての気密性検査が行なわれることとなる。
【0007】なお、これら一連の作業を効率よく行なう
ために、上記構成の試験装置が2台用意され、それら
が、図2に示す如く、並列に設置される。そして、ま
ず、図中左図において、ワーク99の表面の空気漏れ
(エア漏れ)が検査される。このように、エア漏れ検査
がなされている間に、図中右図に示す如く、自動的にロ
アディスク4上にワーク99が設置され、試験装置(検
査装置)のセットがなされる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について、図1ないし図3を
基に説明する。本実施例の構成は、図1に示す如く、ベ
ース95上に脚柱97を介して設けられるものであっ
て、内部に水の貯えられた水槽9と、上記ベース95上
に設けられた支柱96に取り付けられ、当該支柱96に
沿って上下動するフレーム5と、当該フレーム5を構成
するアッパメンバ51の中央部に軸受22を介して支持
され、かつ、パワーシリンダ8によって上下方向に駆動
され、更には、後記モータ3によって回転駆動されるプ
ロペラシャフト2と、当該プロペラシャフト2を回転駆
動するものであって、上記フレーム5を構成するサイド
メンバ52に取付部材32を介して上下方向の移動が可
能なように取り付けられるモター3と、上記プロペラシ
ャフト2の下端部に設けられるアッパディスク1と、当
該アッパディスク1に対向するように設けられるもので
あって、上記フレーム5を構成するロアメンバ55に回
転自在に取り付けられるロアディスク4と、当該ロアデ
ィスク4の中心位置に設けられ、当該ロアディスク4と
一体となって回転運動をする中空シャフト6と、当該中
空シャフト6が回転運動中も、当該中空シャフト6の内
径部に高圧エアを供給するロータリバルブ7と、からな
ることを基本とするものである。そして、更に、このよ
うな構成において、上記水槽9内には、当該水槽9内の
水を吸い込んでワーク99のリム部991の表面へ、水
噴流を噴射させる水噴射装置19が設けられている構成
からなるものである。
【0009】このような基本構成において、上記水槽9
の側壁の一部には透明体からなる覗き窓91が設けられ
ており、当該覗き窓91を介して水槽9内の水中に没し
たワーク99の状態を水面下で観察することができるよ
うになっている。また、上記水槽9内であって、上記覗
き窓91の在る側とは反対側(裏面側)には、ワーク9
9のリム部991の表面に水噴流を噴射させる水噴射装
置19が設けられている。そして、この水噴射装置19
は、水中に設置されたポンプ(水中ポンプ)11と、当
該水中ポンプ11を駆動する水没式のモータ12と、上
記水中ポンプ11へ水槽9中の水を導入するストレーナ
13と、当該ストレーナ13から吸入された水を上記ワ
ーク99のリム部991に向かって水噴流として噴射さ
せるノズル(水噴射ノズル)15とからなるものであ
る。なお、これらストレーナ13、ポンプ11、水噴射
ノズル15等、水噴流を発生させる機構はすべて水中に
設置されるようになっており、上記水噴流には、空気
(気泡)が全く混入しないようになっているものであ
る。
【0010】次に、アーム94を介して支柱96に上下
動が可能なように取り付けられるフレーム5は、四角形
の籠状の形態からなるものであって、アッパメンバ51
と、当該アッパメンバ51と上下に相対するロアメンバ
55と、これらアッパメンバ51とロアメンバ55との
間を連結する4本のサイドメンバ52とからなるもので
ある。これら構成からなるフレーム5は、上記アッパメ
ンバ51上に設けられるアーム94を介して、上記支柱
96内に設けられた昇降フレーム93に連結されるよう
になっている。そして、当該昇降フレーム93は、上記
支柱96の下方部に設けられた昇降シリンダ92に連結
されるとともに、当該昇降シリンダ92の作動によっ
て、上記支柱96内を上下動することができるようにな
っている。
【0011】また、上記フレーム5を形成するアッパメ
ンバ51には、パワーシリンダ8が設けられており、当
該パワーシリンダ8のロッド81の先端部は、後記プロ
ペラシャフト2を形成するようになっているものであ
る。すなわち、上記フレーム5内には、上記パワーシリ
ンダ8のロッド81の先端部に形成されたプロペラシャ
フト2が設けられている構成となっている。そして、当
該プロペラシャフト2の下端部には、アッパディスク1
が一体的に設けられるとともに、当該アッパディスク1
と上下に対向する位置にはロアディスク4が設けられて
いる構成となっている。
【0012】また、サイドメンバ52にはモータ(電動
モータ)3が取付部材32を介して取り付けられてお
り、当該電動モータ3は、上記プロペラシャフト2及び
アッパディスク1の上下動に伴って、上記サイドメンバ
52上を上下に摺動できるようになっている。また、当
該電動モータ3にはドライブギヤ31が設けられてお
り、当該ドライブギヤ31は、上記プロペラシャフト2
に設けられたドリブンギヤ21と噛み合うようになって
いる。
【0013】なお、上記ロアディスク4は、図1に示す
如く、ロアメンバ55上に、ベアリング59及び中空シ
ャフト6を介して回転自在に取り付けられている。な
お、上記中空シャフト6は、上記ロアディスク4の中心
部に結合されており、当該ロアディスク4と一体となっ
て回転運動をするようになっている。そして更に、当該
中空シャフト6の下端部にはロータリバルブ7が設けら
れており、当該ロータリバルブ7には、工場エア等の高
圧のエアが導入されるようになっている。また、上記中
空シャフト6の下端部の上記ロータリバルブ7との接触
部は、上記ロアディスク4及び中空シャフト6が回転運
動中も、上記高圧のエアが洩れないようになっているも
のである。
【0014】このような構成からなる気密性試験装置
が、図2に示す如く、並列に2台並べられ、インスペク
ション用の覗き窓91が作業者の方を向くように設置さ
れている。
【0015】これら構成からなる本実施例の作動態様等
について説明する。まず、ワーク(アルミホイール)9
9の気密性の検査を行なうに当たっては、図1に示す如
く、ワーク99を水没式気密性試験装置にセットする。
そのためには、水槽9内にワーク99を水没させ、更
に、当該ワーク99内に高圧エアを導入させる必要があ
る。それには、まず、上記ベース95上に設けられた支
柱96に、上下動が可能なように取り付けられている四
角形の形態からなるフレーム5を、当該フレーム5の下
端部を形成するロアメンバ55が水槽9内の水面98か
ら上方に出るようになるまで持ち上げる必要がある。そ
の状態で、ワーク99をアッパディスク1及びロアディ
スク4間に装着する。次に、このように装着(設置)さ
れた状態のワーク99の内部にロータリバルブ7、中空
シャフト6等を介して高圧エアを注入する。そして、こ
のような状態のものを、上記支柱96内に設置された昇
降シリンダ92を作動させることによって、上記フレー
ム5と共に水槽9内の水面下の位置に水没させる。
【0016】このような状態において、上記水没させた
ワーク99を、モータ3の回転駆動力によって回転運動
させる。なお、これと同時に、ワーク99のリム部99
1に向かって、図3に示す如く、水中ポンプ11にて吸
入された水槽9内の水を、ノズル15から水噴流として
噴射させる。これによって、上記ワーク99のリム部9
91の表面に水没時に付着していた気泡等が除去され
る。なお、上記ノズル15等からなる水噴射装置19
は、図3に示す如く、覗き窓91の反対側(裏面側)に
設置されているので、このようにして塵や気泡の取り除
かれた状態のリム部991が半回転して覗き窓91のと
ころに来たときには、その部分を目視することによっ
て、瞬時に気密性の検査が行なわれることとなる。ま
た、ワーク99はモータ3にて回転駆動されているの
で、これによって、連続的に、ワーク99のリム部99
1の全周長にわたっての気密性検査が行なわれることと
なる。
【0017】なお、上記検査は、上記構成を有する試験
装置が、図2に示す如く、2台並列に設置されているこ
とより、まず、図中左図において、リム部991の表面
の空気漏れ検査が行なわれている間に、図中右図におい
て、自動的にロアディスク4上へのワーク99の設置が
行なわれることとなり、手際良く、気密性試験(検査)
が進められることとなる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、アルミホイールのリム
部における気密性を検査する水没式の気密性試験装置に
関して、ベース上に脚柱を介して設けられるものであっ
て、一部に透明体からなる覗き窓を有する水槽と、当該
水槽内に設置されるモータ、及び当該モータによって駆
動される水中ポンプ、更には当該水中ポンプから吐出さ
れる水をワーク(アルミホイール)のリム部に向かって
噴出させるノズルからなる水噴射装置と、上記ベース上
に設けられた支柱に取り付けられるとともに、当該支柱
に沿って上下動するフレームと、当該フレームを構成す
るアッパメンバに軸受を介して支持され、かつ、パワー
シリンダによって上下方向に駆動されるとともに、後記
モータによって回転駆動されるプロペラシャフトと、当
該プロペラシャフトを回転駆動するものであって、上記
フレームを構成するサイドメンバに上下動が可能なよう
に取り付けられるモータと、上記プロペラシャフトの下
端部に設けられるアッパディスクと、当該アッパディス
クに対向するように設けられるものであって、上記フレ
ームを構成するロアメンバに回転自在に取り付けられる
ロアディスクと、当該ロアディスクの中心位置に設けら
れ、当該ロアディスクと一体となって回転運動をする中
空シャフトと、当該中空シャフトが回転運動中も、当該
中空シャフトの内径部に高圧エアを供給するように形成
されたロータリバルブと、からなる構成を採ることとし
たので、水中でアルミホイールをゆっくりと回転させな
がら、しかも、同時に当該アルミホイールのリム面(リ
ム部)に水噴射装置からの水噴流を噴射させ、これによ
って、水没時にリム面に付着した気泡を除去させること
ができるようになり、気密性試験(気密性検査)を、迅
速に、かつ、連続的に行なうことができるようになっ
た。
【0019】また、気泡の有無の検査を水槽の側面に設
けられた覗き窓を介して行なうとともに、水没時に発生
した気泡の除去を覗き窓の裏面側に設けられた水噴射装
置にて行なうこととしたので、検査作業中、上記アルミ
ホイールのリム面、すなわち、覗き窓の付近は、水の流
れが層流(整流)となっているため、波立ちや泡立ちが
生ぜず、気泡の有無の確認が容易になり、かつ、正確に
行なえるようになった。また、試験装置(検査装置)を
並列に2台並べ、一方の装置で検査を行なっている間
に、他方の装置にワーク(アルミホイール)を設置(セ
ット)するようにしたので、気密性試験(検査)を、迅
速、かつ、効率的に行なうことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す気密性試験装置の立面
図である。
【図2】本発明にかかる気密性試験装置を2台並列に並
べた状態を示す図である。
【図3】本発明にかかる気密性試験装置にてリム部表面
の気密性試験(検査)を行なっている状態を示す図であ
る。
【図4】従来例の気密性試験装置におけるホイールのセ
ット状態を示す図である。
【図5】従来例の気密性試験装置における検査状態を示
す図である。
【符号の説明】
1 アッパディスク 11 水中ポンプ 12 モータ(水没式モータ) 13 ストレーナ 15 ノズル(水噴射ノズル) 19 水噴射装置 2 プロペラシャフト 21 ドリブンギヤ 22 軸受 3 モータ(電動モータ) 31 ドライブギヤ 32 取付部材 4 ロアディスク 5 フレーム 51 アッパメンバ 52 サイドメンバ 55 ロアメンバ 59 ベアリング 6 中空シャフト 7 ロータリバルブ 8 パワーシリンダ 81 ロッド 9 水槽 91 覗き窓 92 昇降シリンダ 93 昇降フレーム 94 アーム 95 ベース 96 支柱 97 脚柱 98 水面 99 ワーク(アルミホイール) 991 リム部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に設けられるものであって、一
    部に透明体からなる覗き窓を有する水槽と、当該水槽内
    に設置されるモータ、及び当該モータによって駆動され
    る水中ポンプ、更には当該水中ポンプから吐出される水
    をワークに向かって噴出させるノズルからなる水噴射装
    置と、上記ベース上に設けられた支柱に取り付けられ、
    当該支柱に沿って上下動するフレームと、当該フレーム
    を構成するアッパメンバに軸受を介して支持され、か
    つ、パワーシリンダによって上下方向に駆動されるとと
    もに、後記モータによって回転駆動されるプロペラシャ
    フトと、当該プロペラシャフトを回転駆動するものであ
    って、上記フレームを構成するサイドメンバに上下動が
    可能なように取り付けられるモータと、上記プロペラシ
    ャフトの下端部に設けられるアッパディスクと、当該ア
    ッパディスクに対向するように設けられるものであっ
    て、上記フレームを構成するロアメンバに回転自在に取
    り付けられるロアディスクと、当該ロアディスクの中心
    位置に設けられ、当該ロアディスクと一体となって回転
    運動をする中空シャフトと、当該中空シャフトが回転運
    動中も、当該中空シャフトの内径部に高圧エアを供給す
    るように形成されたロータリバルブと、からなることを
    特徴とする気密性試験装置。
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