JPH07332796A - 温水熱利用方式 - Google Patents

温水熱利用方式

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JPH07332796A
JPH07332796A JP16988094A JP16988094A JPH07332796A JP H07332796 A JPH07332796 A JP H07332796A JP 16988094 A JP16988094 A JP 16988094A JP 16988094 A JP16988094 A JP 16988094A JP H07332796 A JPH07332796 A JP H07332796A
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JP
Japan
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heat
refrigerant
water
high temperature
compressor
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JP16988094A
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Sadajiro Sano
定治郎 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温水中の熱を効率よく取出し利用することを
目的とする。 【構成】 常温の水を温度に近い温度に沸点を有する冷
媒を使用し、主として圧縮機を使用して熱を取り出し冷
媒の液化には常温の水を使用する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は地熱、廃熱等の比較的高温の液体中の熱を取
り出して利用するためのものである。一般に熱を取り出
す場合には冷媒を用いるが、冷却を主体とする時はエネ
ルギー効率はあまり問題とならないが、熱エネルギーを
取り出してそれを利用する場合には、その工程に使用す
る機器の運転エネルギーは取り出される熱エネルギーよ
り相当小さくなければならない。このためには冷媒の選
定が大きく影響する。冷媒の沸騰点と液化する時の冷却
とを考える時、大きな運転エネルギーが必要となるもの
は使用出来ない。従って吸収すべき液の温度より低い温
度で沸騰し且液化は冷却体として容易に得られる常温の
水で大気圧のもとで可能なものが最も運転エネルギーが
小さくてすむ。この条件に適合する冷媒としてはフロン
R−11があるが、フロンに代わる冷媒ではこの条件に
合ったものを使用する。フロンR−11にて吸収した熱
は加圧により高温の冷媒液中に含まれ、又この熱で水を
加熱し水蒸気を発生させて使用する。この場合のフロン
R−11の温度は摂氏198度である。冷媒液化は大気
圧で摂氏23、77度であるので常温の水で充分であ
り、場合によっては圧縮機を用いて補助的に加圧する場
合もあるがこの圧縮機は小出力で充分である。これらの
操作においては機器としては圧縮機が主で他に冷媒冷却
時に冷却水を蒸発に使用するため段階的に冷媒より熱を
吸収するため冷却槽の間にポンプを使用する。この段階
的な操作は熱吸収の場合にも行なはれる場合もある。こ
のようにこの方式では使用する機器は小規模であるから
設備費も多くは要せずに多量の熱を吸収し使用い得る。
なお発電の場合には発生した水蒸気を加圧及び加熱する
こととなるのが普通であるが、この加熱に当っては発生
水蒸気を圧縮液化する際に発生する熱を利用することも
ある。以上述べたようにこの方式は多量にある熱を効率
的に取出して有効なエネルギー源とすることが小量の運
転エネルギーのもとで可能となる有用な方式である。
【図面の簡単な説明】
図1はこの方式の概略図であって、1は温水槽、2は冷
媒を通する管である。3は冷媒蒸気の圧縮機でここで高
温の液となった冷媒を5と6の水槽で冷却するが5では
水蒸気を取り出す程度の高温水となるも6の所では充分
冷却されるので蒸発は一部するであろうが多量ではな
い。7はこの冷却水槽の水を順次高温の槽に移すポンプ
である。8は冷却水の補給用水槽で9はこの水槽と冷却
水槽との水を調整する弁である。9は水蒸気の取出口で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気圧のもとで常温の水の温度附近で沸
    騰する冷媒を用いて温液中の熱を取り出し、この冷媒蒸
    気を圧縮し高温を得、更にこの高温にて水を沸騰させ、
    生じた水蒸気の熱を直接利用するか、又は発電等を行な
    う方式。
JP16988094A 1994-06-02 1994-06-02 温水熱利用方式 Pending JPH07332796A (ja)

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