JPH07332336A - 打ち込みネジ - Google Patents
打ち込みネジInfo
- Publication number
- JPH07332336A JPH07332336A JP14527394A JP14527394A JPH07332336A JP H07332336 A JPH07332336 A JP H07332336A JP 14527394 A JP14527394 A JP 14527394A JP 14527394 A JP14527394 A JP 14527394A JP H07332336 A JPH07332336 A JP H07332336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- driving
- tip
- angle
- bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】打ち込み時に自ら回転することによりビットを
ネジ頭部の溝に嵌合させることにより、常に適正な深さ
の打ち込みとねじ込みを可能とする打ち込みネジ。 【構成】ネジ軸部2に第1のネジ部5が形成され、ネジ
軸部2の先端部4を砲弾形状に形成し、ネジ頭部1をビ
ット12又はソケットで一定の深さまで打ち込んだ後に
さらにねじ込む打ち込みネジで、砲弾形の先端部4にネ
ジ軸部2の第1のネジ部5のねじれ角よりも大きなねじ
れ角を有する第2のネジ部6を形成するとともに、この
第2のネジ部6のネジ山の断面の山角を90°以上15
0°以下に形成した。
ネジ頭部の溝に嵌合させることにより、常に適正な深さ
の打ち込みとねじ込みを可能とする打ち込みネジ。 【構成】ネジ軸部2に第1のネジ部5が形成され、ネジ
軸部2の先端部4を砲弾形状に形成し、ネジ頭部1をビ
ット12又はソケットで一定の深さまで打ち込んだ後に
さらにねじ込む打ち込みネジで、砲弾形の先端部4にネ
ジ軸部2の第1のネジ部5のねじれ角よりも大きなねじ
れ角を有する第2のネジ部6を形成するとともに、この
第2のネジ部6のネジ山の断面の山角を90°以上15
0°以下に形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被打込み材に対して打ち
込み後にねじ込む打ち込みネジに関する。
込み後にねじ込む打ち込みネジに関する。
【0002】
【従来技術】打ち込みネジは、特公昭59ー39607
号公報の第1図に示されるように、軸部がネジ部と砲弾
形の先端部とから形成され、ビットによりネジ頭部を打
撃した後、さらにねじ込んで被打込み材を止着結合させ
るものである。
号公報の第1図に示されるように、軸部がネジ部と砲弾
形の先端部とから形成され、ビットによりネジ頭部を打
撃した後、さらにねじ込んで被打込み材を止着結合させ
るものである。
【0003】ネジの回転はビットの先端がネジ頭部の溝
に嵌合することにより行なわれるものであるが、打撃時
にビットの先端がネジ頭部の溝に合致したり、合致しな
かったりする。
に嵌合することにより行なわれるものであるが、打撃時
にビットの先端がネジ頭部の溝に合致したり、合致しな
かったりする。
【0004】ところが、打込み時のビットのストローク
は同じであるから、ビットがネジ頭部の溝に嵌合したり
しなかったりすると、例えば図4(a) のように石膏ボー
ド10を薄い鋼板11に止着する場合、打撃時にビット
12の先端がネジ頭部の溝13に合致するときは、打ち
込み直後は鋼鈑11を少し突き破る程度の適正位置で停
止するので、鋼鈑11に空いた孔13の径は小さく、さ
らに打込みネジ14を回転させて締め込んでいくと、ネ
ジ先端部15で鋼鈑11の孔13を押し広げながら螺進
していくことになるので、先端部15とネジ部16との
食い込みが大きく、引き抜き耐力が大きくなる。
は同じであるから、ビットがネジ頭部の溝に嵌合したり
しなかったりすると、例えば図4(a) のように石膏ボー
ド10を薄い鋼板11に止着する場合、打撃時にビット
12の先端がネジ頭部の溝13に合致するときは、打ち
込み直後は鋼鈑11を少し突き破る程度の適正位置で停
止するので、鋼鈑11に空いた孔13の径は小さく、さ
らに打込みネジ14を回転させて締め込んでいくと、ネ
ジ先端部15で鋼鈑11の孔13を押し広げながら螺進
していくことになるので、先端部15とネジ部16との
食い込みが大きく、引き抜き耐力が大きくなる。
【0005】これに対し、同図(b) のように打撃時にビ
ット12の先端がネジ頭部の溝13に合致しないとき
は、両者は嵌合していないので、打込みネジの打ち込み
量が大きくなり過ぎ、打ち込みのみによって鋼鈑11を
大きく突き破ってしまうから、鋼鈑11に空いた孔13
の径が大きくなり過ぎ、その後打込みネジを回転させて
も、鋼鈑11とネジ部16との食い込み度合いは小さい
ため、引き抜き耐力も小さくなってしまう。
ット12の先端がネジ頭部の溝13に合致しないとき
は、両者は嵌合していないので、打込みネジの打ち込み
量が大きくなり過ぎ、打ち込みのみによって鋼鈑11を
大きく突き破ってしまうから、鋼鈑11に空いた孔13
の径が大きくなり過ぎ、その後打込みネジを回転させて
も、鋼鈑11とネジ部16との食い込み度合いは小さい
ため、引き抜き耐力も小さくなってしまう。
【0006】なお、ネジ頭部を多角形状に形成し、この
ネジ頭部にソケットを嵌合させてねじ込む方式のものも
あるが、この場合も同様の問題が発生する。
ネジ頭部にソケットを嵌合させてねじ込む方式のものも
あるが、この場合も同様の問題が発生する。
【0007】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、打ち込み時
に自ら回転することによりビットをネジ頭部の溝に嵌合
させることにより、常に適正な深さの打ち込みとねじ込
みを可能とする打ち込みネジを提供することをその目的
とする。
に自ら回転することによりビットをネジ頭部の溝に嵌合
させることにより、常に適正な深さの打ち込みとねじ込
みを可能とする打ち込みネジを提供することをその目的
とする。
【0008】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る打ち込みネジは、ネジ軸部の先端部を
砲弾形状に形成し、ネジ頭部をビット又はソケットによ
り材料に対して一定の深さまで打ち込んだ後にさらにね
じ込む打ち込みネジにおいて、前記ネジ軸部の先端部を
除く部分に第1のネジ部を形成し、砲弾形の先端部に第
2のネジ部を形成するとともに、第2のネジ部のねじれ
角を上記第1のネジ部のねじれ角よりも小さく形成し、
第2のネジ部のネジ山の断面の山角を90°以上150
°以下に形成したことを特徴とする。
め、本発明に係る打ち込みネジは、ネジ軸部の先端部を
砲弾形状に形成し、ネジ頭部をビット又はソケットによ
り材料に対して一定の深さまで打ち込んだ後にさらにね
じ込む打ち込みネジにおいて、前記ネジ軸部の先端部を
除く部分に第1のネジ部を形成し、砲弾形の先端部に第
2のネジ部を形成するとともに、第2のネジ部のねじれ
角を上記第1のネジ部のねじれ角よりも小さく形成し、
第2のネジ部のネジ山の断面の山角を90°以上150
°以下に形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の作用、効果】まず、ビットにより打ち込みネジ
の頭部を打撃すると、打ち込みネジの先端部が打ち込ま
れるが、このとき先端部には第1のネジ部のねじれ角よ
りも小さいねじれ角を有する第2のネジ部が切ってある
ため、第2のネジ部の螺旋に沿って打ち込みネジが回転
する。したがって、打込み時にビットの先端がネジ頭部
の溝に合致するように打撃されなくても、打ち込みネジ
の回転中にビットの先端がネジ頭部の溝に嵌合するか
ら、打ち込みネジは適正な深さ位置、つまり先端部が鋼
鈑を鋼鈑を少し突き破った位置で停止する。その後、ビ
ットが回転することにより、第2のネジ部が鋼板の孔を
押し広げながら第1のネジ部により螺進してねじ込ま
れ、止着作業が完了する。
の頭部を打撃すると、打ち込みネジの先端部が打ち込ま
れるが、このとき先端部には第1のネジ部のねじれ角よ
りも小さいねじれ角を有する第2のネジ部が切ってある
ため、第2のネジ部の螺旋に沿って打ち込みネジが回転
する。したがって、打込み時にビットの先端がネジ頭部
の溝に合致するように打撃されなくても、打ち込みネジ
の回転中にビットの先端がネジ頭部の溝に嵌合するか
ら、打ち込みネジは適正な深さ位置、つまり先端部が鋼
鈑を鋼鈑を少し突き破った位置で停止する。その後、ビ
ットが回転することにより、第2のネジ部が鋼板の孔を
押し広げながら第1のネジ部により螺進してねじ込ま
れ、止着作業が完了する。
【0010】このように、上記打込みネジによれば、打
込み時に回転しながら打込まれていくので、ビットの先
端とネジ頭部の溝とを確実に嵌合させることができ、こ
れにより常に適正な深さの打ち込みとねじ込みが可能と
なる。
込み時に回転しながら打込まれていくので、ビットの先
端とネジ頭部の溝とを確実に嵌合させることができ、こ
れにより常に適正な深さの打ち込みとねじ込みが可能と
なる。
【0011】また、打込みネジは先端部のネジ山の山角
が90°以上150°以下であり、先端が石膏ボード中
に打込まれるときに石膏ボードとの抵抗が小さくて済む
ため、自ら回転することができる。
が90°以上150°以下であり、先端が石膏ボード中
に打込まれるときに石膏ボードとの抵抗が小さくて済む
ため、自ら回転することができる。
【0012】さらに、先端部が砲弾形に形成されている
ので、回転によって効果的に鋼鈑等の硬質材を突き破る
ことができ、締め付け力が大きくなる。
ので、回転によって効果的に鋼鈑等の硬質材を突き破る
ことができ、締め付け力が大きくなる。
【0013】さらにまた、従来の打込みネジは第1のネ
ジ部を形成するローリング加工と先端のネジなしの砲弾
部を形成するためのピンチポインター加工が必要であっ
たが、上記打込みネジはネジ軸部の先端部にも第1のネ
ジ部(第2のネジ部)を形成する構造であるから、ロー
リング加工のみで足り、生産性が向上し、コストも低く
することができる。
ジ部を形成するローリング加工と先端のネジなしの砲弾
部を形成するためのピンチポインター加工が必要であっ
たが、上記打込みネジはネジ軸部の先端部にも第1のネ
ジ部(第2のネジ部)を形成する構造であるから、ロー
リング加工のみで足り、生産性が向上し、コストも低く
することができる。
【0014】
【実施例】図1(a) は本発明に係る打ち込みネジの正面
図、同図(b) はその平面図で、同図において符号1はネ
ジ頭部、2はネジ軸部を示す。ネジ頭部1には十字溝3
が形成され、ネジ軸部2の先端部4はほぼ砲弾形に形成
されている。ネジ軸部2には先端部4を除いて第1のネ
ジ部5が形成されている。また、先端部4には第2のネ
ジ部6が形成されている。なお、ネジ頭部1の十字溝3
はゆる目に形成されている。
図、同図(b) はその平面図で、同図において符号1はネ
ジ頭部、2はネジ軸部を示す。ネジ頭部1には十字溝3
が形成され、ネジ軸部2の先端部4はほぼ砲弾形に形成
されている。ネジ軸部2には先端部4を除いて第1のネ
ジ部5が形成されている。また、先端部4には第2のネ
ジ部6が形成されている。なお、ネジ頭部1の十字溝3
はゆる目に形成されている。
【0015】第1のネジ部5は通常の打込みネジのネジ
部と同様に形成されるが、先端側に約10°のテーパが
形成されている。これはいわゆるバカ穴になるのを防止
するためである。
部と同様に形成されるが、先端側に約10°のテーパが
形成されている。これはいわゆるバカ穴になるのを防止
するためである。
【0016】第2のネジ部6は打ち込みによって打ち込
みネジ自体に回転力を生じさせるためのものである。第
2のネジ部6のネジ山の断面の山角αは図2のように、
120°に設定されている。この90°未満では打込み
時に石膏ボードとの抵抗が大きくなるので回転しにく
い。また、150°を越えると良好な回転力が得られに
くい。したがって、山角は90°以上150°以下にす
るのが好ましい。
みネジ自体に回転力を生じさせるためのものである。第
2のネジ部6のネジ山の断面の山角αは図2のように、
120°に設定されている。この90°未満では打込み
時に石膏ボードとの抵抗が大きくなるので回転しにく
い。また、150°を越えると良好な回転力が得られに
くい。したがって、山角は90°以上150°以下にす
るのが好ましい。
【0017】ところで、第1のネジ部5と第2のネジ部
6との関係は、第1のネジ部5のねじれ角α(ネジ山の
つる巻き線と、その上の1点を通るネジ軸に平行な直線
とがなす角度)よりも第2のネジ部6のねじれ角βの方
が小さくなるように形成されている。
6との関係は、第1のネジ部5のねじれ角α(ネジ山の
つる巻き線と、その上の1点を通るネジ軸に平行な直線
とがなす角度)よりも第2のネジ部6のねじれ角βの方
が小さくなるように形成されている。
【0018】なお、第2のネジ部6のねじれ角βは、ビ
ットによる打撃時に打込みネジが所定の深さだけ被打込
み材中に進入するときの打込み量に応じて、打込みネジ
がネジ頭部1の十字溝3の隣り合う溝間の角度(90
°)だけ回転するように形成すればよく、この実施例の
場合、第2のネジ部6のねじれ角βは45°に設定され
ているが、50°±25°の範囲内に設定するのが好ま
しい。
ットによる打撃時に打込みネジが所定の深さだけ被打込
み材中に進入するときの打込み量に応じて、打込みネジ
がネジ頭部1の十字溝3の隣り合う溝間の角度(90
°)だけ回転するように形成すればよく、この実施例の
場合、第2のネジ部6のねじれ角βは45°に設定され
ているが、50°±25°の範囲内に設定するのが好ま
しい。
【0019】次に、前記構成の打ち込みネジにより石膏
ボード7を薄い鋼板8に止着する例について説明する。
まず、図3(a) のようにビット12により打ち込みネジ
Aの頭部1を打撃すると、打ち込みネジAの先端部4が
打ち込まれるが、このとき先端部4には第2のネジ部6
が切ってあり、そのねじれ角は第1のネジ部のねじれ角
よりも小さいため、第2のネジ部6の螺旋に沿って打ち
込みネジAが回転する。したがって、打込み時にビット
12の先端がネジ頭部1の十字溝3に合致するように打
撃されなくても、打ち込みネジAの回転中にビット12
の先端がネジ頭部1の十字溝3に嵌合するから、打ち込
みネジAは適正な深さ位置、つまり先端部4が鋼鈑8を
少し突き破った位置で停止する。その後、ビット12が
回転することにより、同図(b) のように第2のネジ部6
が鋼板8の孔9を押し広げながら第1のネジ部5により
螺進してねじ込まれ、止着作業が完了する。
ボード7を薄い鋼板8に止着する例について説明する。
まず、図3(a) のようにビット12により打ち込みネジ
Aの頭部1を打撃すると、打ち込みネジAの先端部4が
打ち込まれるが、このとき先端部4には第2のネジ部6
が切ってあり、そのねじれ角は第1のネジ部のねじれ角
よりも小さいため、第2のネジ部6の螺旋に沿って打ち
込みネジAが回転する。したがって、打込み時にビット
12の先端がネジ頭部1の十字溝3に合致するように打
撃されなくても、打ち込みネジAの回転中にビット12
の先端がネジ頭部1の十字溝3に嵌合するから、打ち込
みネジAは適正な深さ位置、つまり先端部4が鋼鈑8を
少し突き破った位置で停止する。その後、ビット12が
回転することにより、同図(b) のように第2のネジ部6
が鋼板8の孔9を押し広げながら第1のネジ部5により
螺進してねじ込まれ、止着作業が完了する。
【0020】このように、上記打込みネジによれば、打
込み時に回転しながら打込まれていくので、ビット12
の先端とネジ頭部1の十字溝3とを確実に嵌合させるこ
とができ、これにより常に適正な深さの打ち込みとねじ
込みが可能となる。
込み時に回転しながら打込まれていくので、ビット12
の先端とネジ頭部1の十字溝3とを確実に嵌合させるこ
とができ、これにより常に適正な深さの打ち込みとねじ
込みが可能となる。
【0021】また、打込みネジが打込み時に回転するた
めには、打込みネジの先端と石膏ボード7との抵抗は小
さくなければならない。上記打込みネジは先端部4のネ
ジ山の山角が90°以上であり、先端が石膏ボード7中
に打込まれるときに、石膏ボード7との抵抗が小さくて
済むため、自ら回転する。これに対し、ネジ山の山角が
90°以下の場合は、打込み時に石膏ボード7との抵抗
が大きく、回転しにくい。
めには、打込みネジの先端と石膏ボード7との抵抗は小
さくなければならない。上記打込みネジは先端部4のネ
ジ山の山角が90°以上であり、先端が石膏ボード7中
に打込まれるときに、石膏ボード7との抵抗が小さくて
済むため、自ら回転する。これに対し、ネジ山の山角が
90°以下の場合は、打込み時に石膏ボード7との抵抗
が大きく、回転しにくい。
【0022】さらに、先端部4が砲弾形に形成されてい
るので、単にテーパ状に形成したものに比べて打込み抵
抗が小さく、回転によって効果的に鋼鈑8を突き破るこ
と(バーリング)ができ、締め付け力が大きくなる。
るので、単にテーパ状に形成したものに比べて打込み抵
抗が小さく、回転によって効果的に鋼鈑8を突き破るこ
と(バーリング)ができ、締め付け力が大きくなる。
【0023】なお、ネジ頭部を多角形状に形成し、この
ネジ頭部にソケットを嵌合させてねじ込む方式の場合
も、ネジ頭部の形状を除いて上述の例と同様に構成すれ
ばよい。
ネジ頭部にソケットを嵌合させてねじ込む方式の場合
も、ネジ頭部の形状を除いて上述の例と同様に構成すれ
ばよい。
【図1】本発明に係る打込みネジの正面図
【図2】図1のXーX線上の断面図
【図3】(a) (b) は上記打込みネジの使用態様説明図
【図4】(a) (b) は従来の打込みネジの使用態様説明図
A 打込みネジ β 山角 2 ネジ軸部 4 先端部 5 第1のネジ部 6 第2のネジ部
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】第2のネジ部6は打ち込みによって打ち込
みネジ自体に回転力を生じさせるためのものである。第
2のネジ部6のネジ山の断面の山角γは図2のように、
120°に設定されている。この90°未満では打込み
時に石膏ボードとの抵抗が大きくなるので回転しにく
い。また、150°を越えると良好な回転力が得られに
くい。したがって、山角は90°以上150°以下にす
るのが好ましい。
みネジ自体に回転力を生じさせるためのものである。第
2のネジ部6のネジ山の断面の山角γは図2のように、
120°に設定されている。この90°未満では打込み
時に石膏ボードとの抵抗が大きくなるので回転しにく
い。また、150°を越えると良好な回転力が得られに
くい。したがって、山角は90°以上150°以下にす
るのが好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 A 打込みネジγ 山角 2 ネジ軸部 4 先端部 5 第1のネジ部 6 第2のネジ部
Claims (1)
- 【請求項1】 ネジ軸部の先端部を砲弾形状に形成し、
ネジ頭部をビット又はソケットにより材料に対して一定
の深さまで打ち込んだ後にさらにねじ込む打ち込みネジ
において、前記ネジ軸部の先端部を除く部分に第1のネ
ジ部を形成し、砲弾形の先端部に第2のネジ部を形成す
るとともに、第2のネジ部のねじれ角を上記第1のネジ
部のねじれ角よりも小さく形成し、第2のネジ部のネジ
山の断面の山角を90°以上150°以下に形成したこ
とを特徴とする打ち込みネジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14527394A JPH07332336A (ja) | 1994-06-04 | 1994-06-04 | 打ち込みネジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14527394A JPH07332336A (ja) | 1994-06-04 | 1994-06-04 | 打ち込みネジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07332336A true JPH07332336A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15381329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14527394A Pending JPH07332336A (ja) | 1994-06-04 | 1994-06-04 | 打ち込みネジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07332336A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043234A (ja) * | 2009-08-23 | 2011-03-03 | Takeo Hasegawa | 打ち込み式ねじ釘 |
-
1994
- 1994-06-04 JP JP14527394A patent/JPH07332336A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043234A (ja) * | 2009-08-23 | 2011-03-03 | Takeo Hasegawa | 打ち込み式ねじ釘 |
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