JPH07332043A - 内燃機関の油圧動弁装置 - Google Patents

内燃機関の油圧動弁装置

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JPH07332043A
JPH07332043A JP6130317A JP13031794A JPH07332043A JP H07332043 A JPH07332043 A JP H07332043A JP 6130317 A JP6130317 A JP 6130317A JP 13031794 A JP13031794 A JP 13031794A JP H07332043 A JPH07332043 A JP H07332043A
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JP
Japan
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valve
hydraulic
engine
hydraulic oil
crank angle
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Application number
JP6130317A
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English (en)
Inventor
Shinji Kato
真司 加藤
Masaji Katsumata
正司 勝間田
Hideo Saruhashi
秀男 猿橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • F01L1/08Shape of cams

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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、内燃機関の油圧動弁装置に関し、
コストダウン及び小型化を実現することを目的とする。 【構成】 作動油が供給される時に対応する機関弁を開
弁させ、供給された作動油が全て排出された時に対応す
る機関弁を閉弁させる複数の油圧シリンダ10,20,
30,40と、機関クランクシャフトと同期して回転す
る単一のカム2の動作に伴い各機関弁の所定開弁クラン
ク角度から所定量の作動油を圧送する作動油圧送手段3
a,3bと、作動油圧送手段により作動油が圧送されて
いる間、対応する油圧シリンダに作動油を供給するよう
に、複数の油圧シリンダと作動油圧送手段との間の連通
状態を切り換える第1切換手段5と、各機関弁の所望閉
弁クランク角度において各機関弁が閉弁されるように、
各油圧シリンダから作動油を排出する作動油排出手段
6,8、とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の油圧動弁装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気弁及び/又は排気弁(機
関弁)の開弁期間を変化させるための油圧動弁装置が提
案されている。一般的な油圧動弁装置は、機関弁とカム
との間に油圧シリンダを介在させ、油圧シリンダ内の圧
力室を介してカムの動作を機関弁へ伝えるものであり、
このカムは機関弁に最大開弁期間を与える形状を有し、
機関弁開弁中に圧力室を開放して圧力室内の作動油をア
キュムレータに排出することにより、機関弁はそれを閉
弁方向に付勢するバネによって閉弁され、このように閉
弁時期を早めて機関弁の開弁期間を変化させるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような油圧動弁装
置は、油圧駆動される複数の機関弁のそれぞれに対して
油圧シリンダと、その圧力室に作用するカムと、圧力室
を開放するための開放手段とが必要であり、その製造コ
ストが高いだけでなく、非常に大型化して車両搭載性が
悪いものであった。特開平5−79311号公報には、
同時に開閉される複数の機関弁に対してコストダウン及
び小型化を意図して前述のカムを共通化するものが記載
されているが、各機関弁が異なる時期に開閉される気筒
間の機関弁に対してはカムを共通化することができず、
同時に開閉される機関弁を有さない一般的な二弁式多気
筒内燃機関のための油圧動弁装置において、そのコスト
ダウン及び小型化を実現することができない。
【0004】従って、本発明の目的は、コストダウン及
び小型化が実現された一般的な多気筒内燃機関のための
油圧動弁装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の内燃
機関の油圧動弁装置は、互いに所定開弁クランク角度が
異なる複数の機関弁のそれぞれを開閉させるための複数
の油圧シリンダであって、作動油が供給される時に対応
する機関弁を開弁させ、供給された作動油が全て排出さ
れた時に対応する機関弁を閉弁させる複数の油圧シリン
ダと、機関クランクシャフトと同期して回転する単一の
カムの動作に伴い前記各機関弁の所定開弁クランク角度
から所定量の作動油を圧送する作動油圧送手段と、前記
作動油圧送手段により作動油が圧送されている間、対応
する油圧シリンダに作動油を供給するように、前記複数
の油圧シリンダと前記作動油圧送手段との間の連通状態
を切り換える第1切換手段と、機関運転状態に応じて決
定される前記各機関弁の所望閉弁クランク角度において
前記各機関弁が閉弁されるように、前記各油圧シリンダ
から作動油を排出する作動油排出手段、とを具備するこ
とを特徴とする。
【0006】本発明による第二の内燃機関の油圧動弁装
置は、前述の第一の内燃機関の油圧動弁装置において、
前記作動油排出手段が、前記各機関弁の所望閉弁クラン
ク角度において前記各機関弁が閉弁されるように前記各
油圧シリンダから作動油を排出するために開弁される単
一の開放弁と、少なくとも前記開放弁の開弁時におい
て、対応する油圧シリンダから作動油が排出されるよう
に、前記複数の油圧シリンダと前記開放弁との間の連通
状態を切り換える第2切換手段、とを有することを特徴
とする。
【0007】
【作用】前述の第一の内燃機関の油圧動弁装置は、作動
油圧送手段が、機関クランクシャフトと同期して回転す
る単一のカムの動作に伴い各機関弁の所定開弁クランク
角度から所定量の作動油を圧送し、このように作動油が
圧送されている間、第1切換手段が、対応する油圧シリ
ンダに作動油を供給するように、複数の油圧シリンダと
作動油圧送手段との間の連通状態を切り換え、作動油排
出手段が、機関運転状態に応じて決定される各機関弁の
所望閉弁クランク角度において各機関弁が閉弁されるよ
うに、各油圧シリンダから作動油を排出するために、単
一のカムによって各機関弁は所定開弁クランク角度から
所望閉弁クランク角度まで開弁される。
【0008】前述の第二の内燃機関の油圧動弁装置は、
前述の第一の内燃機関の油圧動弁装置において、作動油
排出手段が単一の開放弁と第2切換手段とを有し、この
開放弁が各機関弁の所望閉弁クランク角度において各機
関弁が閉弁されるように各油圧シリンダから作動油を排
出するために開弁され、第2切換手段が少なくとも開放
弁の開弁時において、対応する油圧シリンダから作動油
が排出されるように、複数の油圧シリンダと開放弁との
間の連通状態を切り換えるために、単一のカム及び単一
の開放弁によって各機関弁は所定開弁クランク角度から
所望閉弁クランク角度まで開弁される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明による油圧動弁装置の実施例
を示す概略図である。同図において、10はステム端部
にバルブリテーナ10aを有する機関弁であり、バルブ
リテーナ10aとシリンダヘッド1との間に介在された
バネ11によって閉弁方向に付勢されている。12は機
関弁10を開閉させるための油圧シリンダであり、その
圧力室12a内に作動油が供給される時にそのピストン
12bがバネ11に逆らって機関弁10を開弁し、作動
油が排出される時にバネ11によって機関弁10の閉弁
を可能にするものである。
【0010】13はこのような作動油の供給及び排出の
ために設けられた接続通路であり、この接続通路13の
圧力室12a側が二股に分岐し、その一方は圧力室12
aからの作動油の排出用であり、機関弁10の閉弁直前
にピストン12bに形成された絞り通路12cを介して
作動油が排出される位置で圧力室12aに接続され、他
方は圧力室12aへの作動油の供給用であり、その方向
への流れのみを許容する逆止弁13aが配置され、前述
の絞り通路12cに関係しない位置で圧力室12aに接
続されている。従って、機関弁10の閉弁時には絞り通
路12cを通る作動油の排出により、ダンパ作用がもた
らされ、機関弁10とその弁座との間に大きな衝撃力が
発生しないようになっている。
【0011】前述の機関弁10は、一番気筒に設けられ
た吸気弁又は排気弁であり、本実施例は内燃機関が直列
四気筒の場合を示しており、二番、三番、及び四番気筒
には、それぞれ、40番台、20番台、30番台の同様
な参照番号が付けられた同様な機関弁及び油圧シリンダ
が設けられている。
【0012】2はクランクシャフトの一回転毎に一回転
するカムである。このカム2はピストン3bを介して圧
送室3aに作用し、ピストン3bはバネ3cにより作動
油圧力が低い場合でも確実にカム2に当接するように付
勢されている。カム2の形状は、半回転毎にピストン3
bに所定リフト量を与えて圧送室3aから所定量の作動
油を圧送するようになっており、その配置は、180°
クランク角度間隔毎に開弁される四つの機関弁の各所定
開弁クランク角度とカム2による圧送開始クランク角度
とが一致するようになっている。5は圧送室3aと各油
圧シリンダ12,22,32,42の接続通路13,2
3,33,43との連通状態を切り換えるための第1切
換装置である。
【0013】この第1切換装置5には、そのブロック5
0内をクランクシャフトの二回転毎に一回転する円柱状
のロータ51が設けられ、ブロック50には、内燃機関
が四気筒であるために、90°の等角度間隔でロータ5
0の周囲に通じる四つの通路50a,50b,50c,
50dが形成されている。ロータ51の中央に形成され
た中央通路51aは第1接続管4によって圧送室3aに
接続されている。ロータ51の周囲には中央通路51a
に連通する周囲通路51bが形成され、この周囲通路5
1bの形成角度範囲Aは、カム2による一回の作動油圧
送クランク角度範囲Bの1/2とされ、圧送室3aから
作動油が圧送されている間だけ、この周囲通路51bと
ブロック50の四つの通路50a,50b,50c,5
0dのいずれか一つが連通するようになっている。
【0014】ブロック50内の四つの通路50a,50
b,50c,50dは、ロータ51の回転方向である時
計回りに、この内燃機関の点火順序である一番気筒、三
番気筒、四番気筒、及び二番気筒の接続通路13,2
3,33,43の順に接続されている。また、これらの
接続通路13,23,33,43は、第2切換装置6の
ブロック60内に形成された四つの通路60a,60
b,60c,60dに、同様な順番で接続されている。
【0015】第2切換装置6は、第1切換装置5とほぼ
同様な構造を有しており、以下に違いのみを説明する。
第2切換装置6のブロック60内をクランクシャフトの
二回転毎に一回転するロータ61は、その中央通路61
aが第2接続管7によってスピル弁8の入口側に接続さ
れており、また周囲通路61bの形成角度範囲Cが90
°とされ、180°クランク角度範囲の間、四つの通路
60a,60b,60c,60dのいずれか一つと連通
するようになっている。
【0016】スピル弁8の出口側は第3接続管9によっ
て第1逆止弁10を介して第1接続管4に通じている。
この第1逆止弁10はスピル弁8から第1接続管4方向
への作動油流れのみを許容するものであり、第3接続管
9の第1逆止弁10とスピル弁8との間にはアキューム
レータ11が接続されている。また、第1接続管4に
は、作動油補給装置12が第2逆止弁13を介して接続
されている。この作動油補給装置12は、作動油タンク
12aと、作動油を第1接続管4方向に所定圧力に加圧
して供給するためのポンプ12bとを有しており、前述
の第2逆止弁13は、この方向の作動油流れだけを許容
するものである。
【0017】このように構成された油圧動弁装置の動作
を以下に説明する。図1は、一番気筒における油圧シリ
ンダ12への圧送室3aによる作動油圧送が終了した状
態を示している。この時、一番気筒の機関弁10は最大
にリフトして開弁しており、このクランク角度が各機関
弁のリフト量を示す図2のタイムチャートにおいてθL
1 で示されている。機関弁10は、カム2による圧送室
3aの圧送開始クランク角度に一致する所定開弁クラン
ク角度θO1 から開弁されている。
【0018】第2切換装置6におけるロータ61の外周
通路61bは、各機関弁10,20,30,40の最大
開弁クランク角度範囲αにおける閉弁クランク角度θC
1 ,θC2 ,θC3 ,θC4 までブロック60に形成さ
れた各油圧シリンダに対応する通路60a,60d,6
0b,60cに連通するようになっており、すなわち、
各閉弁クランク角度θC1 ,θC2 ,θC3 ,θC4
180°クランク角度以前から各油圧シリンダに対応す
る通路60a,60d,60b,60cに連通するよう
になっている。
【0019】いずれかの油圧シリンダが第2切換装置6
のロータ61を介してスピル弁8に連通している間にお
いて、スピル弁8を開弁することでこの油圧シリンダの
油圧室から作動油が排出され、対応する機関弁を閉弁さ
せることができる。各機関弁10,20,30,40に
おける現在の所望閉弁クランク角度θC1',θC2',θ
3',θC4'は、エアフローメータ(図示せず)によっ
て検出される吸入空気量、回転センサ(図示せず)によ
って検出される機関回転数、及び冷却水温センサ(図示
せず)によって検出される機関温度としての冷却水温等
により決定される機関運転状態に応じて決定され、制御
装置100は、各油圧シリンダのダンパ作用を考慮し
て、スピル弁8を開弁してから実際に機関弁が閉弁され
るまでの時間を推測し、現在の機関回転数に応じて機関
弁が所望閉弁クランク角度で閉弁されるようにスピル弁
8の開弁クランク角度を決定して開弁制御するようにな
っている。油圧シリンダへの作動油の圧送中においても
スピル弁8を開弁して対応する機関弁を閉弁させること
も可能であり、この時には、圧送中の作動油が油圧シリ
ンダへ向かうことなく直接スピル弁8を通過することも
考慮されて前述の時間を推測する必要がある。図2に
は、機関弁の閉弁調整可能クランク角度範囲がβにより
示されおり、機関弁をこの範囲で自在に閉弁させること
ができる。
【0020】各油圧シリンダの圧力室12a,22a,
32a,42aからスピル弁8を介して排出される作動
油は、アキュームレータ11に収納され、その後、次の
圧送のために圧送室3a内に吸入されて他の油圧シリン
ダに圧送されるために、作動油は各油圧シリンダを循環
し、前述の作動油補充装置12は、わずかな漏れ量を補
給する程度の小型のもので十分である。
【0021】本実施例は内燃機関が四気筒である場合を
示したが、この考え方は、他の気筒数の内燃機関にも適
用可能であり、例えば、直列六気筒内燃機関では、各機
関弁の所定開弁クランク角度が120°クランク角度間
隔毎になるために、カムはこの角度間隔毎に作動油を圧
送可能な三つの突出部を有する形状となり、第1及び第
2切換装置は、そのブロック内に形成される通路が60
°角度間隔毎になり、また各ロータの周囲通路の形成角
度範囲が、単純には前述の実施例と比較して2/3に減
少される。
【0022】このように形成された油圧動弁装置は、カ
ムによる圧送クランク角度範囲が小さくなるために一回
の作動油圧送量が減少する可能性があるが、各油圧シリ
ンダのボア径を変化させることでバルブリフト量は十分
に確保可能である。図3は、このような油圧動弁装置を
使用した時の図2に相当するタイムチャートである。
【0023】第2切換装置の構造上、各機関弁の閉弁調
整可能クランク角度範囲がβ’は、前述の実施例の約2
/3となっており、さらに早いクランク角度での閉弁が
望まれる場合には、第2切換装置のロータの位相を一般
的な機械式可変バルブタイミング装置に使用されるヘリ
カルギヤ等によって進角するようにすることも可能であ
り、このような進角によってカムによる作動油圧送と同
時にスピル弁8を開弁して、特定気筒の機関弁を開弁さ
せずに特定気筒だけを休止させる減筒運転が可能とな
り、これは、フューエルカットによる減筒運転に比較し
て気筒内への空気流入及び気筒外への空気流出がないた
めに、空気の流動抵抗が存在せずその分の機関出力の減
少を防止することができる。
【0024】前述した実施例において、各油圧シリンダ
の圧力室に第2切換手段を介して単一のスピル弁を設け
ることは、本発明を限定するものではなく、例えば、従
来同様、各油圧シリンダ毎に別々のスピル弁を設けて、
各機関弁が各所望閉弁クランク角度で閉弁されるように
各スピル弁の開弁制御を実施しても、従来の油圧動弁装
置に比較して、カムの共通化により十分なコストダウン
及び小型化を実現することができる。また、内燃機関が
直列八気筒のように非常に多気筒である場合には、カム
に多数の突起部を設ける必要があり、圧送室による十分
な量の作動油の圧送が不可能であるならば、全気筒を点
火順序で二組の気筒群に交互に振り分け、各気筒群毎に
前述の油圧動弁装置を配置するようにすることも可能で
ある。
【0025】
【発明の効果】このように、本発明による第一の内燃機
関の油圧動弁装置によれば、機関クランクシャフトと同
期して回転する単一のカムの動作に伴い各機関弁の所定
開弁クランク角度から所定量の作動油を圧送する作動油
圧送手段と、対応する油圧シリンダに作動油が供給され
るように、複数の油圧シリンダと作動油圧送手段との間
の連通状態を切り換える第1切換手段とによって、単一
のカムを使用して各油圧シリンダを介して各機関弁を各
所定開弁クランク角度で開弁させ、作動油排出手段によ
って各油圧シリンダから作動油が排出されて各機関弁が
各所望閉弁クランク角度において閉弁されるために、各
油圧シリンダ毎にカムを必要とする従来の油圧動弁装置
に比較して、かなりのコストダウン及び小型化を実現す
ることが可能となる。
【0026】また、本発明のよる第二の内燃機関の油圧
動弁装置によれば、第一の内燃機関の油圧動弁装置にお
いて、作動油排出手段が単一の開放弁と第2切換手段と
を有し、各機関弁の所望閉弁クランク角度において各機
関弁が閉弁されるように各油圧シリンダから作動油を排
出するために開弁される開放弁と、少なくとも開放弁の
開弁時において、対応する油圧シリンダから作動油が排
出されるように、複数の油圧シリンダと開放弁との間の
連通状態を切り換える第2切換手段とによって、各油圧
シリンダを介して各所定開弁クランク角度で開弁された
各機関弁は、単一の開放弁を使用して所望閉弁クランク
角度において閉弁されるために、第一の内燃機関の油圧
動弁装置より、さらなるコストダウン及び小型化を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内燃機関の油圧動弁装置の概略図
である。
【図2】クランク角度に対する各機関弁のリフト量を示
すタイムチャートである。
【図3】内燃機関が六気筒である場合の図2に相当する
タイムチャートである。
【符号の説明】
2…カム 3a…圧送室 5…第1切換手段 6…第2切換手段 8…スピル弁 10,20,30,40…機関弁 12,22,32,42…油圧シリンダ 100…制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定開弁クランク角度が異なる複
    数の機関弁のそれぞれを開閉させるための複数の油圧シ
    リンダであって、作動油が供給される時に対応する機関
    弁を開弁させ、供給された作動油が全て排出された時に
    対応する機関弁を閉弁させる複数の油圧シリンダと、機
    関クランクシャフトと同期して回転する単一のカムの動
    作に伴い前記各機関弁の所定開弁クランク角度から所定
    量の作動油を圧送する作動油圧送手段と、前記作動油圧
    送手段により作動油が圧送されている間、対応する油圧
    シリンダに作動油を供給するように、前記複数の油圧シ
    リンダと前記作動油圧送手段との間の連通状態を切り換
    える第1切換手段と、機関運転状態に応じて決定される
    前記各機関弁の所望閉弁クランク角度において前記各機
    関弁が閉弁されるように、前記各油圧シリンダから作動
    油を排出する作動油排出手段、とを具備することを特徴
    とする内燃機関の油圧動弁装置。
  2. 【請求項2】 前記作動油排出手段が、前記各機関弁の
    所望閉弁クランク角度において前記各機関弁が閉弁され
    るように前記各油圧シリンダから作動油を排出するため
    に開弁される単一の開放弁と、少なくとも前記開放弁の
    開弁時において、対応する油圧シリンダから作動油が排
    出されるように、前記複数の油圧シリンダと前記開放弁
    との間の連通状態を切り換える第2切換手段、とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の油圧動
    弁装置。
JP6130317A 1994-06-13 1994-06-13 内燃機関の油圧動弁装置 Pending JPH07332043A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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