JPH0733076Y2 - 加湿装置 - Google Patents
加湿装置Info
- Publication number
- JPH0733076Y2 JPH0733076Y2 JP1990000973U JP97390U JPH0733076Y2 JP H0733076 Y2 JPH0733076 Y2 JP H0733076Y2 JP 1990000973 U JP1990000973 U JP 1990000973U JP 97390 U JP97390 U JP 97390U JP H0733076 Y2 JPH0733076 Y2 JP H0733076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- housing
- lid
- bottom plate
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は加湿装置に関するものである。
(ロ)従来の技術及び本考案が解決しようとする課題 最近、室内暖房装置が多く使用されるようになったが、
その反面室内の空気が乾燥過剰を来たし易く、為に保健
上の見地から兎角の問題が起るようになった。
その反面室内の空気が乾燥過剰を来たし易く、為に保健
上の見地から兎角の問題が起るようになった。
本考案が解決しようとする課題は、放熱器の完備するに
伴って生ずる保健上に及ぼす悪影響を解消するため、放
熱器の使用を制限することなく、却って放熱器を利用し
て室内の加湿効果を発揮させることである。
伴って生ずる保健上に及ぼす悪影響を解消するため、放
熱器の使用を制限することなく、却って放熱器を利用し
て室内の加湿効果を発揮させることである。
(ハ)課題を解決するための手段 本考案に係る加湿装置は上記課題を解決したもので、次
の通りである。
の通りである。
即ち、蓋2の任意箇所に開口部3、4を設けた筐体1の
内底面に、下端を底板6の裏面に開放し上端を蓋2の下
面に臨ませた多数のパイプ5を樹立し、底板6に、吸水
布Aを掛けた掛枠7、7′又は観賞用の吸水性疑似植物
10を支持させ、その上部を上記蓋2に設けた開口部3、
4から外方へ突出させ、筐体1内に水12を蓄え、該筐体
1を、上面から温風を上方へ向け放出する放熱器13上に
載置したものである。
内底面に、下端を底板6の裏面に開放し上端を蓋2の下
面に臨ませた多数のパイプ5を樹立し、底板6に、吸水
布Aを掛けた掛枠7、7′又は観賞用の吸水性疑似植物
10を支持させ、その上部を上記蓋2に設けた開口部3、
4から外方へ突出させ、筐体1内に水12を蓄え、該筐体
1を、上面から温風を上方へ向け放出する放熱器13上に
載置したものである。
(ニ)作用 放熱器13の上面から上方へ向け放出する温風は、筐体1
の底板6の下面に当たると共に、多数のパイプ5内を上
昇して通過し、引き続き蓋2に設けた開口部3、4から
上昇して行く。従って、筐体1内の水は、効率良く蒸気
化して開口部3、4から室内に放散され、また開口部
3、4から外方へ突出させた掛枠7、7′に掛けた吸水
布A又は吸水性疑似植物10が吸収する水は、上記開口部
3、4から上昇する温風により蒸気化して室内に放散さ
れる。
の底板6の下面に当たると共に、多数のパイプ5内を上
昇して通過し、引き続き蓋2に設けた開口部3、4から
上昇して行く。従って、筐体1内の水は、効率良く蒸気
化して開口部3、4から室内に放散され、また開口部
3、4から外方へ突出させた掛枠7、7′に掛けた吸水
布A又は吸水性疑似植物10が吸収する水は、上記開口部
3、4から上昇する温風により蒸気化して室内に放散さ
れる。
尚、図面第2図及び第4図に示すように、吸水布Aを掛
けた掛枠7′又は吸水性疑似植物10の上部を、蓋2に設
けた開口部4から筐体1の斜め上方へ突出させた場合に
は、掛枠7′に掛けた吸水布A又は吸水性疑似植物10が
吸収する水は、上記開口部4から上昇する温風の他、放
熱器13から直接供給される温風により蒸気化される。
けた掛枠7′又は吸水性疑似植物10の上部を、蓋2に設
けた開口部4から筐体1の斜め上方へ突出させた場合に
は、掛枠7′に掛けた吸水布A又は吸水性疑似植物10が
吸収する水は、上記開口部4から上昇する温風の他、放
熱器13から直接供給される温風により蒸気化される。
(ホ)実施例 本考案の実施例1を図面第1図に基づき説明する。
図中1は蓋2の中央部に開口部3を設けた筐体1で、こ
の筐体1の内底面には、下端を底板6の裏面に開放し上
端を蓋2の下面に臨ませた多数の金属製パイプ5を樹立
してある。
の筐体1の内底面には、下端を底板6の裏面に開放し上
端を蓋2の下面に臨ませた多数の金属製パイプ5を樹立
してある。
7は下端に受台8を設けた掛枠で、前記筐体1の底板6
に支持させると共に、その上部を開口部3から外方へ突
出させてあり、この掛枠7に吸水布Aを掛けてある。
に支持させると共に、その上部を開口部3から外方へ突
出させてあり、この掛枠7に吸水布Aを掛けてある。
尚、第1図に於ては示してないが、上記筐体1内に水12
を蓄え、該筐体1を、上面から温風を上方へ向け放出す
る放熱器13上に載置する。
を蓄え、該筐体1を、上面から温風を上方へ向け放出す
る放熱器13上に載置する。
実施例2を第2図に基づき説明する。
この実施例では、筐体1の蓋2の側方寄りに開口部4を
設け、この開口部4から、吸水布Aを掛けた掛枠7′の
上部を筐体1の斜め上方へ突出させてある。
設け、この開口部4から、吸水布Aを掛けた掛枠7′の
上部を筐体1の斜め上方へ突出させてある。
実施例3を第3図に基づき説明する。
この実施例は、上記実施例1及び2に於ける吸水布Aを
掛けた掛枠7、7′に代えて、観賞用の吸水性疑似植物
10を用いた例を示すもので、この観賞用の吸水性疑似植
物10は、金属棒等を使用した芯材aに吸水性の布やスポ
ンジ等bを装着して形成することにより吸水性を付与し
たもので、その下端部を筐体1の底板6に支持させ、上
部を開口部3から外方へ突出させてある。
掛けた掛枠7、7′に代えて、観賞用の吸水性疑似植物
10を用いた例を示すもので、この観賞用の吸水性疑似植
物10は、金属棒等を使用した芯材aに吸水性の布やスポ
ンジ等bを装着して形成することにより吸水性を付与し
たもので、その下端部を筐体1の底板6に支持させ、上
部を開口部3から外方へ突出させてある。
実施例4を第4図に基づき説明する。
この実施例では、筐体1の蓋2の側方寄りに設けた開口
部4から、前記実施例3で示したものと同様の構成の吸
水性疑似植物10の上部を筐体1の斜め上方へ突出させて
ある。
部4から、前記実施例3で示したものと同様の構成の吸
水性疑似植物10の上部を筐体1の斜め上方へ突出させて
ある。
実施例5を第5図に基づき説明する。
この実施例は観賞用の吸水性疑似植物の他の例を示すも
ので、この吸水性疑似植物10は、毛細管現象を利用しう
る極細の多量の合成樹脂製パイプcを芯材に巻き付けて
形成することにより吸水性を付与したものであり、その
下端部を筐体1の底板6に支持させ、上部を開口部3か
ら外方へ突出させてある。
ので、この吸水性疑似植物10は、毛細管現象を利用しう
る極細の多量の合成樹脂製パイプcを芯材に巻き付けて
形成することにより吸水性を付与したものであり、その
下端部を筐体1の底板6に支持させ、上部を開口部3か
ら外方へ突出させてある。
尚、上記蓋2に設ける開口部3、4の位置は中央部又は
側方寄りに限定されるものではない。
側方寄りに限定されるものではない。
(ヘ)考案の効果 放熱器の上面から上方へ向け放出する温風は、筐体の底
板の下面に当たると共に、筐体の内底面に樹立した多数
のパイプ内を上昇して行くため、筐体内の水は効率良く
蒸気化して開口部から室内に放散される。一方、上記多
数のパイプ内を上昇して通過する温風は、引き続き蓋に
設けた開口部から上昇して行くため、該開口部から外方
へ突出させた掛枠に掛けた吸水布又は吸水性疑似植物が
吸収する水は温風により効率良く蒸気化して室内に放散
される。従って、蒸気化の効率が極めて良好な加湿装置
を提供できることとなる。
板の下面に当たると共に、筐体の内底面に樹立した多数
のパイプ内を上昇して行くため、筐体内の水は効率良く
蒸気化して開口部から室内に放散される。一方、上記多
数のパイプ内を上昇して通過する温風は、引き続き蓋に
設けた開口部から上昇して行くため、該開口部から外方
へ突出させた掛枠に掛けた吸水布又は吸水性疑似植物が
吸収する水は温風により効率良く蒸気化して室内に放散
される。従って、蒸気化の効率が極めて良好な加湿装置
を提供できることとなる。
また、本考案に係る加湿装置は、室内に装置した放熱器
から供給される温風を利用して室内に湿潤空気を供給す
ることにより、室内暖房と加湿とが同時になされるか
ら、暖房により室内の空気が乾燥過剰を来たすことがな
くなり、保健上に起り易い兎角の問題は解消されること
となる。
から供給される温風を利用して室内に湿潤空気を供給す
ることにより、室内暖房と加湿とが同時になされるか
ら、暖房により室内の空気が乾燥過剰を来たすことがな
くなり、保健上に起り易い兎角の問題は解消されること
となる。
然もこの加湿装置は放熱器と相俟って加湿効果を発揮す
るものであるから、構成が簡単であり低廉な価格で市場
に提供することができる等の特長を有するものである。
るものであるから、構成が簡単であり低廉な価格で市場
に提供することができる等の特長を有するものである。
第1図は本考案の実施例1を示す要部の一部切欠き斜視
図。 第2図は本考案の実施例2を示す一部切欠き正面図。 第3図は本考案の実施例3を示す一部切欠き正面図。 第4図は本考案の実施例4を示す一部切欠き正面図。 第5図は本考案の実施例5を示す一部切欠き正面図。 図中 1は筐体。 2は蓋。 3、4は開口部。 5はパイプ。 6は底板。 7、7′は掛枠。 10は吸水性疑似植物。 12は水。 13は放熱器。 Aは吸水布。
図。 第2図は本考案の実施例2を示す一部切欠き正面図。 第3図は本考案の実施例3を示す一部切欠き正面図。 第4図は本考案の実施例4を示す一部切欠き正面図。 第5図は本考案の実施例5を示す一部切欠き正面図。 図中 1は筐体。 2は蓋。 3、4は開口部。 5はパイプ。 6は底板。 7、7′は掛枠。 10は吸水性疑似植物。 12は水。 13は放熱器。 Aは吸水布。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 遠藤 和也 静岡県富士宮市元城町22番3号 (72)考案者 伊藤 弘子 静岡県富士宮市元城町22番3号 審査官 藤原 直欣
Claims (1)
- 【請求項1】蓋の任意箇所に開口部を設けた筐体の内底
面に、下端を底板の裏面に開放し上端を蓋の下面に臨ま
せた多数のパイプを樹立し、底板に、吸水布を掛けた掛
枠又は観賞用の吸水性疑似植物を支持させ、その上部を
上記蓋に設けた開口部から外方へ突出させ、筐体内に水
を蓄え、該筐体を、上面から温風を上方へ向け放出する
放熱器上に載置してなる加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000973U JPH0733076Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000973U JPH0733076Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 加湿装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393334U JPH0393334U (ja) | 1991-09-24 |
JPH0733076Y2 true JPH0733076Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31504908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990000973U Expired - Lifetime JPH0733076Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733076Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4731299B2 (ja) * | 2005-12-01 | 2011-07-20 | 株式会社ダスキン | 清掃部材保持具及びそれを用いた清掃具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61289237A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-19 | Nishida Marine Boiler Co Ltd | 加湿装置 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP1990000973U patent/JPH0733076Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61289237A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-19 | Nishida Marine Boiler Co Ltd | 加湿装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0393334U (ja) | 1991-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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