JPH073299Y2 - 重量計量装置 - Google Patents
重量計量装置Info
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- JPH073299Y2 JPH073299Y2 JP1987082492U JP8249287U JPH073299Y2 JP H073299 Y2 JPH073299 Y2 JP H073299Y2 JP 1987082492 U JP1987082492 U JP 1987082492U JP 8249287 U JP8249287 U JP 8249287U JP H073299 Y2 JPH073299 Y2 JP H073299Y2
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- casing
- measuring device
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- weight measuring
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、商店のショーケースやキャッシャーに併設
され、食料品等の商品の重量を計量する装置の構造の技
術分野に属する。
され、食料品等の商品の重量を計量する装置の構造の技
術分野に属する。
〈要旨の概要〉 而して、この出願の考案は肉や魚等の商品を載置する秤
量皿をショーケース等の上面にセットするベースを下側
にして光電式のデジタル表示部をケーシングの前部と後
部に有する重量計量装置に関する考案であり、特に、縁
部を下側い所定角度で傾斜させた樹脂製の一体成形の可
及的に薄型のプレート状のケーシングが上面から裏側に
かけて水密状に一体成形される等して回転自在、伸縮自
在のスタンド等を介してベースに支持され、該スタンド
とケーシングの裏側とにはシールが介装されて水密状態
にされ、内部にはロードセル等の重量検出装置と計算装
置と電子回路等が組み込まれて洗浄、操作、組み立て等
が容易で使用性も向上された重量計量装置に係る考案で
ある。
量皿をショーケース等の上面にセットするベースを下側
にして光電式のデジタル表示部をケーシングの前部と後
部に有する重量計量装置に関する考案であり、特に、縁
部を下側い所定角度で傾斜させた樹脂製の一体成形の可
及的に薄型のプレート状のケーシングが上面から裏側に
かけて水密状に一体成形される等して回転自在、伸縮自
在のスタンド等を介してベースに支持され、該スタンド
とケーシングの裏側とにはシールが介装されて水密状態
にされ、内部にはロードセル等の重量検出装置と計算装
置と電子回路等が組み込まれて洗浄、操作、組み立て等
が容易で使用性も向上された重量計量装置に係る考案で
ある。
〈従来の技術〉 近時、市民生活が向上すると、食料品等の流通商品も多
岐に亘り、その取り扱いも多種多様ながら正確、且つ、
スムーズになされ、そのうえ、衛生状態も充分に保たれ
ることが必要であり、したがって、スーパーマーケット
のバックヤードや商店等での商品取り扱いにおける量目
計量も極めて重要になってきている。
岐に亘り、その取り扱いも多種多様ながら正確、且つ、
スムーズになされ、そのうえ、衛生状態も充分に保たれ
ることが必要であり、したがって、スーパーマーケット
のバックヤードや商店等での商品取り扱いにおける量目
計量も極めて重要になってきている。
したがって、かかるスーパーマーケットのバックヤード
や商店等で用いられる重量計量装置は正確な計量機能を
有することは勿論のこと、肉汁や汚れの付着を除去する
ための高頻度の水洗いや設置場所の頻繁な移動等の苛酷
な使用条件にも耐えられ、しかも、商品に対するコスト
の跳ね返りを抑えるべく、可及的に安価に製造が出来、
使用中にも適宜に保守点検や整備がなされる必要もあ
り、したがって、使用される重量計量装置はその製造段
階から使用の段階に至るまでさまざまな厳しい条件を課
せられている。
や商店等で用いられる重量計量装置は正確な計量機能を
有することは勿論のこと、肉汁や汚れの付着を除去する
ための高頻度の水洗いや設置場所の頻繁な移動等の苛酷
な使用条件にも耐えられ、しかも、商品に対するコスト
の跳ね返りを抑えるべく、可及的に安価に製造が出来、
使用中にも適宜に保守点検や整備がなされる必要もあ
り、したがって、使用される重量計量装置はその製造段
階から使用の段階に至るまでさまざまな厳しい条件を課
せられている。
特に、店舗等の末端に於ける使用態様では通常顧客との
直接取り引きがなされるために、その意匠的な見栄えの
良さも無視され得ないという付帯条件も重要になってき
ている。
直接取り引きがなされるために、その意匠的な見栄えの
良さも無視され得ないという付帯条件も重要になってき
ている。
而して、かかるさまざまな厳しい条件を有する重量計量
装置は近時のロードセルや電子回路の急速な発達と、精
密加工技術の進歩により優れたデザインと機能を有して
コンパクト化され、可能な限りのローコストで市場に提
供されており、例えば、第4図に示す様な一般に商店で
用いられる重量計量装置1は外観形状がすっきりとし、
コンパクトなデザインを有し、キャッシャー等の側部に
自在にセット出来る下側のベース2には電源接続コード
3を有し、内部にロードセル等の重量検出装置やコンデ
ンサ等の電装部品や計算装置も組み付けられており、前
部には少くともテンキー等の操作部4、レベル表示装置
5が設けられ、更に、前部と後部、又は、その一方に液
晶等による光電式のデジタル表示部6が設けられ、四隅
の下側にはレベル調整装置7、7…が配設され、ベース
2に対し外し自在に秤量皿8がオーバーハング状態でセ
ットされ、計量操作がし易いようにされている。
装置は近時のロードセルや電子回路の急速な発達と、精
密加工技術の進歩により優れたデザインと機能を有して
コンパクト化され、可能な限りのローコストで市場に提
供されており、例えば、第4図に示す様な一般に商店で
用いられる重量計量装置1は外観形状がすっきりとし、
コンパクトなデザインを有し、キャッシャー等の側部に
自在にセット出来る下側のベース2には電源接続コード
3を有し、内部にロードセル等の重量検出装置やコンデ
ンサ等の電装部品や計算装置も組み付けられており、前
部には少くともテンキー等の操作部4、レベル表示装置
5が設けられ、更に、前部と後部、又は、その一方に液
晶等による光電式のデジタル表示部6が設けられ、四隅
の下側にはレベル調整装置7、7…が配設され、ベース
2に対し外し自在に秤量皿8がオーバーハング状態でセ
ットされ、計量操作がし易いようにされている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、かかる在来態様の重量計量装置1にあっ
ては、ベース2と秤量皿8との取合部に於いて、ロード
セル等の重量検出装置との関係で全周的にクリアランス
9が介在され、前述した如く、相当程度の高頻度で水洗
い等がされるために、当該水洗い洗浄等に際して水や飛
沫が該クリアランス9から内部に浸入する虞が潜在的に
あり、そのうえ、ゴキブリや塵埃等の該クリアランス9
からの侵入の虞が無きにしもあらずという難点があっ
た。
ては、ベース2と秤量皿8との取合部に於いて、ロード
セル等の重量検出装置との関係で全周的にクリアランス
9が介在され、前述した如く、相当程度の高頻度で水洗
い等がされるために、当該水洗い洗浄等に際して水や飛
沫が該クリアランス9から内部に浸入する虞が潜在的に
あり、そのうえ、ゴキブリや塵埃等の該クリアランス9
からの侵入の虞が無きにしもあらずという難点があっ
た。
したがって、当然のことながら、これに対処するに当該
クリアランス9部分にベローズ等の防水シールや機構部
に対するラビリンスシール等を設ける等という手段も採
られているが、製造時の組み付けは極めて煩瑣となり、
しかも、熟練を要するという不都合さがあり、又、ロー
ドセルや電装部品や計算装置のリード線や電子部品の組
み付けはベース2内の基板に対して行わねばならず、そ
の組み付け時の自由度を欠くという欠点があり、これら
のシビアな条件から結果的にコスト的にも高くつくとい
う不利点があった。
クリアランス9部分にベローズ等の防水シールや機構部
に対するラビリンスシール等を設ける等という手段も採
られているが、製造時の組み付けは極めて煩瑣となり、
しかも、熟練を要するという不都合さがあり、又、ロー
ドセルや電装部品や計算装置のリード線や電子部品の組
み付けはベース2内の基板に対して行わねばならず、そ
の組み付け時の自由度を欠くという欠点があり、これら
のシビアな条件から結果的にコスト的にも高くつくとい
う不利点があった。
又、秤量皿8は四隅のレベル調整装置7、7…によりレ
ベル調整がされるようにされているが、その重量の点か
ら一旦セットされると自在に調整が出来ず、使い勝手が
悪いという不具合があった。
ベル調整がされるようにされているが、その重量の点か
ら一旦セットされると自在に調整が出来ず、使い勝手が
悪いという不具合があった。
〈考案の目的〉 この出願の考案の目的は上述従来技術に基づくスーパー
マーケットのバックヤードや商店のキャッシャー等に側
部にセットされる重量計量装置のさまざまな問題点を解
決すべき技術的課題とし、高度に発達した電子回路やロ
ードセル等の重量検出装置の利点を生かしながらも、そ
の組み付け性に自由度があり、しかも、熟練を要するこ
となく組み付けが容易に行え、そのうえ、使い勝手が良
く、水洗い等の洗浄も自在に行え、ゴキブリ等の侵入も
確実に防止出来、衛生状態を充分に維持しながら自在に
商品の重量を計量することが出来るようにして流通産業
における計量技術利用分野に益する優れた重量計量装置
を提供せんとするものである。
マーケットのバックヤードや商店のキャッシャー等に側
部にセットされる重量計量装置のさまざまな問題点を解
決すべき技術的課題とし、高度に発達した電子回路やロ
ードセル等の重量検出装置の利点を生かしながらも、そ
の組み付け性に自由度があり、しかも、熟練を要するこ
となく組み付けが容易に行え、そのうえ、使い勝手が良
く、水洗い等の洗浄も自在に行え、ゴキブリ等の侵入も
確実に防止出来、衛生状態を充分に維持しながら自在に
商品の重量を計量することが出来るようにして流通産業
における計量技術利用分野に益する優れた重量計量装置
を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を要旨とす
るこの出願の考案の構成は前述課題を解決するために、
プラスチック等による秤量皿兼用の上面からその下面に
対して縁部を所定角度下り勾配に一体的に成形され、在
来態様とは上下の取り合い構造が全く逆にされて下側の
ベース、或いは、該ベースに対するスタンドを介してケ
ーシングの裏側にベローズ等のシールを介して設置され
るようにし、その周囲の基板に対してはコンデンサ等の
電装品や計算装置が自在に組み付けられるようにし、
又、前面、或いは、前面と後面には少くとも光電式の表
示部が水密状態に一体に装備されて低コストで製造さ
れ、裏面のシール等で水密性を保持するのみならず、ゴ
キブリ等の侵入をも完全に阻止し、水洗い等の洗浄に対
する防水性も完全であり、しかも、使用に際してはベー
スに対し所望高さに伸縮自在にされ、又、旋回機能等も
具備されるようにし、使い勝手が良く、デザイン的にも
優れて顧客に対する印象も良いようにされて移動性も良
く、自由な使用性が保証されるようにした技術的手段を
講じたものである。
るこの出願の考案の構成は前述課題を解決するために、
プラスチック等による秤量皿兼用の上面からその下面に
対して縁部を所定角度下り勾配に一体的に成形され、在
来態様とは上下の取り合い構造が全く逆にされて下側の
ベース、或いは、該ベースに対するスタンドを介してケ
ーシングの裏側にベローズ等のシールを介して設置され
るようにし、その周囲の基板に対してはコンデンサ等の
電装品や計算装置が自在に組み付けられるようにし、
又、前面、或いは、前面と後面には少くとも光電式の表
示部が水密状態に一体に装備されて低コストで製造さ
れ、裏面のシール等で水密性を保持するのみならず、ゴ
キブリ等の侵入をも完全に阻止し、水洗い等の洗浄に対
する防水性も完全であり、しかも、使用に際してはベー
スに対し所望高さに伸縮自在にされ、又、旋回機能等も
具備されるようにし、使い勝手が良く、デザイン的にも
優れて顧客に対する印象も良いようにされて移動性も良
く、自由な使用性が保証されるようにした技術的手段を
講じたものである。
〈実施例〉 次に、この出願の考案の実施例を第1〜3図に基づいて
説明すれば以下の通りである。尚、第4図と同一態様部
分は同一符号を用いて説明するものとする。
説明すれば以下の通りである。尚、第4図と同一態様部
分は同一符号を用いて説明するものとする。
第1図に示す実施例において、1′はこの出願の考案の
要旨を成す重量計量装置であり、当該実施例はスーパー
マーケットのバックヤードや店舗のキャッシャーの所定
の部位に移動自在に設置される電子はかりタイプの態様
であり、略方形のベース2の四隅にはつまみネジ式のレ
ベル調整装置7、7…が配設され、電源コード3を挿通
することが出来るようにされ、そして、スタンド11内を
リード線が通り、ケーシング8′内が電気導通部にされ
ている。
要旨を成す重量計量装置であり、当該実施例はスーパー
マーケットのバックヤードや店舗のキャッシャーの所定
の部位に移動自在に設置される電子はかりタイプの態様
であり、略方形のベース2の四隅にはつまみネジ式のレ
ベル調整装置7、7…が配設され、電源コード3を挿通
することが出来るようにされ、そして、スタンド11内を
リード線が通り、ケーシング8′内が電気導通部にされ
ている。
そして、上面が秤量皿8″にされると共に前後の縁部が
所定角度下り勾配に傾斜されて端部がオーバーハング状
に形成されて裏面8としたケーシング8′は所定の硬
質プラスチック等の材料で一体成形され、又、中央に重
量計量に伴う変位を許容するベローズ16を介して前後端
部にアンダーハング部を有する裏面8は後工程でエポ
キシ系接着剤等を介しての一体接着により一体化される
ようにされており、その内部にあってはケーシング8′
の秤量皿8″の下面にこの出願の考案の出願時まで既に
充分実用化可能に開発されているアモルフアス系の小型
ロードセル等の重量検出装置10が秤量皿8″とベローズ
9と一体化されているブラケット10′との間に4点支持
方式で設置されており、而して、この出願の考案におい
ては該ブラケット10′とベース2との間に介装されたス
タンド11が図示しない商品の計量重量とケーシング8′
を支持するようにされ、したがって、その構成は上下の
関係において、第4図に示す在来態様の重量計量装置1
とは全く逆にされていることになる。
所定角度下り勾配に傾斜されて端部がオーバーハング状
に形成されて裏面8としたケーシング8′は所定の硬
質プラスチック等の材料で一体成形され、又、中央に重
量計量に伴う変位を許容するベローズ16を介して前後端
部にアンダーハング部を有する裏面8は後工程でエポ
キシ系接着剤等を介しての一体接着により一体化される
ようにされており、その内部にあってはケーシング8′
の秤量皿8″の下面にこの出願の考案の出願時まで既に
充分実用化可能に開発されているアモルフアス系の小型
ロードセル等の重量検出装置10が秤量皿8″とベローズ
9と一体化されているブラケット10′との間に4点支持
方式で設置されており、而して、この出願の考案におい
ては該ブラケット10′とベース2との間に介装されたス
タンド11が図示しない商品の計量重量とケーシング8′
を支持するようにされ、したがって、その構成は上下の
関係において、第4図に示す在来態様の重量計量装置1
とは全く逆にされていることになる。
又、スタンド11にあってはその上下部にねじ螺合部12、
12′を介してブラケット10′とベース2との間で取り外
し自在のタイプにされるか、又は、該ブラケット10′と
ベース2との間で回転自在に嵌合されて直接秤量皿8″
を上面に兼用して有するケーシング8′をベース2に直
接組み付けて使用する姿勢が自在にされるタイプにする
ことが出来るようにされており、又、該スタンド11の所
望部位の中途部には図示しないラジアルベアリングを介
してベース2に対し該スタンド11ごとケーシング8′を
自在に回転することが出来るようにされている。
12′を介してブラケット10′とベース2との間で取り外
し自在のタイプにされるか、又は、該ブラケット10′と
ベース2との間で回転自在に嵌合されて直接秤量皿8″
を上面に兼用して有するケーシング8′をベース2に直
接組み付けて使用する姿勢が自在にされるタイプにする
ことが出来るようにされており、又、該スタンド11の所
望部位の中途部には図示しないラジアルベアリングを介
してベース2に対し該スタンド11ごとケーシング8′を
自在に回転することが出来るようにされている。
又、スタンド11は多数のフランジ状ピースの連結体から
成り、その1つづつが、取り外し、組み立て自在とさ
れ、それぞれの当接面で回転自在となるようにされてい
る。
成り、その1つづつが、取り外し、組み立て自在とさ
れ、それぞれの当接面で回転自在となるようにされてい
る。
而して、ケーシング8′の内部にはその裏面のエポキシ
系の接着剤を介して一体化可能に基板13がブラケット1
0′に取り付けられるようにされるか、又は、該ケーシ
ング8′の裏面8″の上にその前工程において電源コー
ド3に接続されるトランス等の電装品14と電子式の計算
回路を有する基板13等が重量バランスをとられるように
配置されて、デジタル式の表示部6やテンキー等の操作
部4に電気的にシートコード等により接続されている。
系の接着剤を介して一体化可能に基板13がブラケット1
0′に取り付けられるようにされるか、又は、該ケーシ
ング8′の裏面8″の上にその前工程において電源コー
ド3に接続されるトランス等の電装品14と電子式の計算
回路を有する基板13等が重量バランスをとられるように
配置されて、デジタル式の表示部6やテンキー等の操作
部4に電気的にシートコード等により接続されている。
又、重量計量時のスタンド11に対するケーシング8′の
相対挙動を許容すると共に、防水兼ゴキブリ等の侵入を
阻止するベローズ16がブラケット10′の中途部とケーシ
ング8′の裏面8との間に張設されて完全な防水タイ
プにされると共に完全な防虫タイプにされている。
相対挙動を許容すると共に、防水兼ゴキブリ等の侵入を
阻止するベローズ16がブラケット10′の中途部とケーシ
ング8′の裏面8との間に張設されて完全な防水タイ
プにされると共に完全な防虫タイプにされている。
尚、図示する様に、スタンド11はねじ螺合方式により多
段連結式にしてその高さを所望の有段的に変えることが
出来るようにすることが可能である。
段連結式にしてその高さを所望の有段的に変えることが
出来るようにすることが可能である。
上述構成において、重量計量装置1′の製造に際して
は、ケーシング8′の上面の秤量皿8″とその下り勾配
の前後面、及び、端部のアンダーハング部と裏面8を
一体成形し、操作部4、表示部6を裏面から防水タイプ
に一体的に組み付け、又、秤量皿8″内には重量検出装
置10を組み付け、別途に基板13に対する電装品14を組み
付けて操作部4、表示部6に電気的に接続するが、これ
らの作業は該基板3とケーシング8′の秤量皿8″の裏
面8に対する作業が別であるために、独立的に行わ
れ、何らその組み付け工程に相互に拘束条件を与えるこ
となく行われ、最終的に別成形した裏面8をケーシン
グ8′とエポキシ系接着剤により一体的にシールしてベ
ース2にスタンド11を介しねじ螺合等により折り付け
る。
は、ケーシング8′の上面の秤量皿8″とその下り勾配
の前後面、及び、端部のアンダーハング部と裏面8を
一体成形し、操作部4、表示部6を裏面から防水タイプ
に一体的に組み付け、又、秤量皿8″内には重量検出装
置10を組み付け、別途に基板13に対する電装品14を組み
付けて操作部4、表示部6に電気的に接続するが、これ
らの作業は該基板3とケーシング8′の秤量皿8″の裏
面8に対する作業が別であるために、独立的に行わ
れ、何らその組み付け工程に相互に拘束条件を与えるこ
となく行われ、最終的に別成形した裏面8をケーシン
グ8′とエポキシ系接着剤により一体的にシールしてベ
ース2にスタンド11を介しねじ螺合等により折り付け
る。
而して、その使用に際しては、ケーシング8′の秤量皿
8″に所定の肉等の商品を載置すると、その重量は該秤
量皿8″を介してロードセルの重量検出装置10に検出さ
れて基板13の計算回路で所定の計算がなされ、操作部4
のテンキー操作により表示部6に単価、重量、総価格等
の所定の表示事項がデジタル式に表示され所定の重量計
量が行われる。
8″に所定の肉等の商品を載置すると、その重量は該秤
量皿8″を介してロードセルの重量検出装置10に検出さ
れて基板13の計算回路で所定の計算がなされ、操作部4
のテンキー操作により表示部6に単価、重量、総価格等
の所定の表示事項がデジタル式に表示され所定の重量計
量が行われる。
この間、所望によりスタンド11を介してのケーシング
8′の旋回動により所望姿勢に回転することが出来、必
要に応じてスタンド11の高さを有段的に変えることも出
来、極めて使い勝手が良く、確実に重量計量がなされ、
顧客に対してもサービス性が著しく向上される。
8′の旋回動により所望姿勢に回転することが出来、必
要に応じてスタンド11の高さを有段的に変えることも出
来、極めて使い勝手が良く、確実に重量計量がなされ、
顧客に対してもサービス性が著しく向上される。
そして、使用後所望に水洗い等をする場合には、上向
き、或いは、下向きに重量計量装置1′を転倒する等し
て散水しても、ケーシング8′を密封タイプであり、ベ
ローズ16からの水の内部への浸入は完全に防ぐことが出
来、又、上方からの水は傾斜部から落下して裏面8か
ら内部に浸入する虞はない。
き、或いは、下向きに重量計量装置1′を転倒する等し
て散水しても、ケーシング8′を密封タイプであり、ベ
ローズ16からの水の内部への浸入は完全に防ぐことが出
来、又、上方からの水は傾斜部から落下して裏面8か
ら内部に浸入する虞はない。
尚、操作部4と表示部6は適宜のエンブレム、或いは、
ケーシング8′の透明部を介して該ケーシング8′内に
設けるか、或いは、薄膜の透明ビニールカバー等による
防水型にされているために何ら水滴等の浸入の虞はな
い。
ケーシング8′の透明部を介して該ケーシング8′内に
設けるか、或いは、薄膜の透明ビニールカバー等による
防水型にされているために何ら水滴等の浸入の虞はな
い。
更に、ゴキブリや塵埃等の侵入はケーシング8′がベロ
ーズ16による密閉タイプのために侵入する虞は全くな
い。
ーズ16による密閉タイプのために侵入する虞は全くな
い。
次に、第2図に示す実施例は上述実施例のスタンド11を
取り外し、ケーシング8′をベース2に直接載置した定
姿勢のタイプであって、当該定姿勢で使用することが好
ましい使用の態様であり、より安定することが出来るも
のであり、ベース2に対するケーシング8′の旋回動は
自在に許容されるようにされている。
取り外し、ケーシング8′をベース2に直接載置した定
姿勢のタイプであって、当該定姿勢で使用することが好
ましい使用の態様であり、より安定することが出来るも
のであり、ベース2に対するケーシング8′の旋回動は
自在に許容されるようにされている。
そして、当該実施例においても、重量計量装置1″の製
造については上述実施例と同様に最も組み付け作業のし
易い態様である点は何ら変わらず、又、使い勝手の良さ
も実質的に変わらず、水洗い等のし易さにおける防滴性
やゴキブリ等に対する防虫性も変わりはないものであ
る。
造については上述実施例と同様に最も組み付け作業のし
易い態様である点は何ら変わらず、又、使い勝手の良さ
も実質的に変わらず、水洗い等のし易さにおける防滴性
やゴキブリ等に対する防虫性も変わりはないものであ
る。
そして、第3図に示す重量計量装置1の実施例はベー
ス2にこれまでに開発されてきている印字装置16をセッ
トし、該ベース2の裏面からセット、リセット自在にさ
れるシートロール17からのシートラベルやレシート18に
所定の印字事項を印刷してラベル排出口19からラベルを
プリントアウトすることが出来るようにした態様であ
り、基本的な作用効果は上述各実施例と何ら差はないも
のである。
ス2にこれまでに開発されてきている印字装置16をセッ
トし、該ベース2の裏面からセット、リセット自在にさ
れるシートロール17からのシートラベルやレシート18に
所定の印字事項を印刷してラベル排出口19からラベルを
プリントアウトすることが出来るようにした態様であ
り、基本的な作用効果は上述各実施例と何ら差はないも
のである。
更に、他の実施例としては図示されていないが、ケーシ
ング8′全体が透明であるか、表示部6のみが透明で形
成され得る。
ング8′全体が透明であるか、表示部6のみが透明で形
成され得る。
該種実施例によると、ケーシング8′が完全密封状態で
あり、テンキー等の操作部4はケーシング8′に設けず
にベース2、又は、該ベース2から電線コードで引き出
すか、ワイヤレスにより操作すべく構成し、ケーシング
8′内の電気回路、記憶部等の諸系統部を作動させるよ
うに構成することが出来る。
あり、テンキー等の操作部4はケーシング8′に設けず
にベース2、又は、該ベース2から電線コードで引き出
すか、ワイヤレスにより操作すべく構成し、ケーシング
8′内の電気回路、記憶部等の諸系統部を作動させるよ
うに構成することが出来る。
尚、この出願の考案の実施態様は上述各実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、秤量皿の周辺を全
て下り勾配にしたりする等種々の態様が採用可能であ
る。
のでないことは勿論であり、例えば、秤量皿の周辺を全
て下り勾配にしたりする等種々の態様が採用可能であ
る。
そして、適用対象はスーパーマーケットのバックヤード
や商店のキャッシャーの側部ばかりでなく、家庭用等に
も用いることが出来ることは勿論のことである。
や商店のキャッシャーの側部ばかりでなく、家庭用等に
も用いることが出来ることは勿論のことである。
〈考案の効果〉 以上、この出願の考案によれば、基本的にスーパーマー
ケットのバックヤードや商店等で用いる電子はかりタイ
プ等の重量計量装置において、そのベース上に設けるケ
ーシングをその上面に秤量皿を樹脂等により予め一体成
形し、その裏面部をベースに直接、或いは、スタンドを
介して支持し、該スタンドやベースの上面と秤量皿との
間にロードセル等の重量検出装置を介装する在来態様と
は上下の関係が全く逆にされた態様にすることが出来る
ために、製造時の組み付けに際しての構造上の自由度が
著しく高まり、組み付けがし易く、それだけ作業に熟練
も要せず、低コスト化にもつながるという優れた効果が
奏される。
ケットのバックヤードや商店等で用いる電子はかりタイ
プ等の重量計量装置において、そのベース上に設けるケ
ーシングをその上面に秤量皿を樹脂等により予め一体成
形し、その裏面部をベースに直接、或いは、スタンドを
介して支持し、該スタンドやベースの上面と秤量皿との
間にロードセル等の重量検出装置を介装する在来態様と
は上下の関係が全く逆にされた態様にすることが出来る
ために、製造時の組み付けに際しての構造上の自由度が
著しく高まり、組み付けがし易く、それだけ作業に熟練
も要せず、低コスト化にもつながるという優れた効果が
奏される。
又、一体化された裏面に於いて、ケーシングとスタンド
やベースとの取合部の計量時の許容部にはベローズ等の
シールを介装して密封タイプにすることが出来るため
に、完全な防滴性や防虫性が得られ、したがって、肉や
魚等の頻繁な重量計量に際しての肉汁等が付着した際の
水洗い等を完全に行っても、何らそれらの水滴が入った
りする虞もなく、機能の保持は完全であり、更に、ゴキ
ブリや塵埃等の侵入が完全に防げるために衛生状態もよ
り確実に得られるという優れた効果が奏される。
やベースとの取合部の計量時の許容部にはベローズ等の
シールを介装して密封タイプにすることが出来るため
に、完全な防滴性や防虫性が得られ、したがって、肉や
魚等の頻繁な重量計量に際しての肉汁等が付着した際の
水洗い等を完全に行っても、何らそれらの水滴が入った
りする虞もなく、機能の保持は完全であり、更に、ゴキ
ブリや塵埃等の侵入が完全に防げるために衛生状態もよ
り確実に得られるという優れた効果が奏される。
又、秤量皿を一体に有するケーシングの縁部が下り勾配
にされる設計が採れるために、表示部も見易く、使用者
は勿論のこと、顧客に対するサービス性も良く、又、デ
ザイン的にも優れ、ベースやスタンドに対するケーシン
グの旋回動自在、或いは、伸縮自在にする設計により更
に使い勝手が良くなるという効果があり、防滴性、防虫
性のために保守点検整備の必要もなくなり、イニシャル
コストは勿論のこと、ランニングコストも安く抑えるこ
とが出来るという利点もある。
にされる設計が採れるために、表示部も見易く、使用者
は勿論のこと、顧客に対するサービス性も良く、又、デ
ザイン的にも優れ、ベースやスタンドに対するケーシン
グの旋回動自在、或いは、伸縮自在にする設計により更
に使い勝手が良くなるという効果があり、防滴性、防虫
性のために保守点検整備の必要もなくなり、イニシャル
コストは勿論のこと、ランニングコストも安く抑えるこ
とが出来るという利点もある。
第1〜3図はこの出願の考案の実施例の説明図であり、
第1図は1実施例の部分断面側面図、第2図は他の実施
例の側面図、第3図は別の実施例の斜視図、第4図は従
来技術に基づく重量計量装置の斜視図である。 8″……秤量皿、2……ベース、4……操作部、6……
表示部、1′……重量計量装置、8′……ケーシング、
10……重量検出装置、13……基板、16……シール、11…
…スタンド
第1図は1実施例の部分断面側面図、第2図は他の実施
例の側面図、第3図は別の実施例の斜視図、第4図は従
来技術に基づく重量計量装置の斜視図である。 8″……秤量皿、2……ベース、4……操作部、6……
表示部、1′……重量計量装置、8′……ケーシング、
10……重量検出装置、13……基板、16……シール、11…
…スタンド
Claims (5)
- 【請求項1】秤量皿を上側にベースを下側にしてそれら
の間にて少くとも前部に表示部を有する重量計量装置に
おいて、上記秤量皿を上面に形成したディスク状のケー
シングがその周囲を下向き傾斜状に形成され、内部に重
量検出装置と計算機能を有する基板を装備され、該ケー
シングの少くとも前部に表示部を有し、該ケーシングの
裏面がシールを介してベースに旋回動自在に枢支されて
いることを特徴とする重量計量装置。 - 【請求項2】上記ベースにラベルシート発行部が配設さ
れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載の重量計量装置。 - 【請求項3】上記ケーシングが一体成形にされているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の重
量計量装置。 - 【請求項4】上記ベースに取り外し自在にスタンドが付
設されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の重量計量装置。 - 【請求項5】上記スタンドが伸縮自在にされていること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第4項記載の重量
計量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987082492U JPH073299Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 重量計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987082492U JPH073299Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 重量計量装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63190931U JPS63190931U (ja) | 1988-12-08 |
JPH073299Y2 true JPH073299Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=30935201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987082492U Expired - Lifetime JPH073299Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 重量計量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073299Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6529828B2 (ja) * | 2015-06-10 | 2019-06-12 | 大和製衡株式会社 | 分散トレイ及びこれを備えた組合せ秤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6059932B2 (ja) * | 1978-09-27 | 1985-12-27 | 鐘淵化学工業株式会社 | 電気用不飽和ポリエステル樹脂積層板の加工性改良方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59127136U (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-27 | 沢 真喜子 | 不透湿性の保護体付き体重計 |
JPS6059932U (ja) * | 1983-10-01 | 1985-04-25 | 株式会社石田衡器製作所 | 電子秤 |
JPH025383Y2 (ja) * | 1985-01-31 | 1990-02-08 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP1987082492U patent/JPH073299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6059932B2 (ja) * | 1978-09-27 | 1985-12-27 | 鐘淵化学工業株式会社 | 電気用不飽和ポリエステル樹脂積層板の加工性改良方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63190931U (ja) | 1988-12-08 |
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