JPH07328471A - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

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JPH07328471A
JPH07328471A JP12394994A JP12394994A JPH07328471A JP H07328471 A JPH07328471 A JP H07328471A JP 12394994 A JP12394994 A JP 12394994A JP 12394994 A JP12394994 A JP 12394994A JP H07328471 A JPH07328471 A JP H07328471A
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JP
Japan
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pressure
nozzles
fine particles
water
pump
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12394994A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Ito
正義 伊東
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水に溶解しない金属等の微粒子を、摩擦熱に
よる変質や、高圧エアの断熱膨張による排気騒音を発生
せず、また、消費エネルギーが少なく、短時間で超微粒
に粉砕する。 【構成】 粉砕装置を高圧水を発生するポンプ2A、2
Bと、高圧水をジェット流9A、9Bとして噴射する複
数のノズル4A、4Bと、これらのノズル4A、4Bを
互いに対向する位置に配置した容器10と、微粒子をジ
ェット流と共に噴射させるよう前記ノズルへ供給する微
粒子供給手段17、7A、7Bとで構成し、高圧水のジ
ェット流9A、9Bと共に噴射された微粒子を、対向す
る位置のノズル4A、4Bから噴射された微粒子と衝突
させ、超微粒に粉砕する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水に溶解しない金属等
の微粒子を超微粒に粉砕する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属等の微粒子を製造するには、
金属等を加熱溶融し、溶融状態でガスアトマイズ法や水
アトマイズ法によって微粒子化するのが一般的である
が、このような方法では粒度が安定せず、数十μm以上
の比較的粗い微粒子しか得られない。
【0003】そこで、このような微粒子を更に数μmか
らサブミクロン程度まで微細化するためには、微粒子を
2マッハ以上のエアジェット流に連続的に供給して微粒
子同志を衝突させ、その強い衝撃により粉砕するエアジ
ェット式粉砕機が用いられているが、微粒子の衝突時の
摩擦熱による変質や、高圧エアの断熱膨張による排気騒
音の発生等の問題がある。
【0004】また、ローラミルの如き機械的粉砕を繰り
返して微粒子を得るには長時間を要し、消費エネルギー
が大きくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、粉砕装置
におけるかかる問題を解決するものであって、水に溶解
しない金属等の微粒子を、摩擦熱による変質や、高圧エ
アの断熱膨張による排気騒音を発生せず、また、消費エ
ネルギーが少なく、短時間で超微粒に粉砕することので
きる粉砕装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、粉砕装置を
高圧水を発生するポンプと、このポンプの吐出管路に接
続されており高圧水をジェット流として噴射する複数の
ノズルと、これらのノズルを互いに対向する位置に配置
した容器と、微粒子をジェット流と共に噴射させるよう
前記ノズルへ供給する微粒子供給手段とで構成すること
により上記課題を解決している。
【0007】ポンプの吐出管路から各ノズルへ供給され
る高圧水の水圧を検出する圧力検出器と、この圧力検出
器の検出信号に基づき各ノズルへ供給される高圧水の水
圧を所定圧に保持するようポンプを制御する制御装置と
を備えると、ジェット流を安定させ効率的な粉砕が可能
である。
【0008】
【作用】ポンプで発生した高圧水は、容器の互いに対向
する位置に設置したノズルからジェット流として噴射さ
れる。このノズルには微粒子供給手段で微粒子が供給さ
れ、微粒子がジェット流と共に噴射される。噴射された
微粒子は、対向する位置のノズルから噴射された微粒子
と衝突して、超微粒に粉砕される。
【0009】圧力検出器は、ポンプの吐出管路から各ノ
ズルへ供給される高圧水の水圧を検出して検出信号を制
御装置に送る。制御装置は、この圧力検出器の検出信号
に基づき各ノズルへ供給される高圧水の水圧を所定圧に
保持するようポンプを制御する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例である粉砕装置の構
成の説明図、図2は制御装置のブロック図である。この
粉砕装置は、回転数検出器23A、23Bを設けた原動
機1A、1Bで駆動される2台の高圧水を発生するポン
プ2A、2Bを備えており、このポンプ2A、2Bの吸
込管路20A、20Bは水タンク19内のストレーナ2
1に接続され、ポンプ2A、2Bの吐出管路3A、3B
は切換弁15A、15Bを介してノズル4A、4Bに接
続されている。吐出管路3A、3Bには、ノズル4A、
4Bに近接してノズル4A、4Bに供給される高圧水の
水圧を検出する圧力検出器22A、22Bが設けられて
おり、また、水タンク19への戻り管路18との間に圧
力制御弁16A、16Bが設けられている。
【0011】このノズル4A、4Bは、容器10のノズ
ル部7A、7Bの互いに対向する位置に配置されてい
る。容器10のノズル部7A、7Bには、粉体タンク5
から開閉弁6を介して粉体供給管路17が接続されてい
る。また、容器10の底部には切換弁11を具えた取出
口22が設けられており、この切換弁11からは循環ポ
ンプ13と開閉弁12を介設した循環路14が粉体供給
管路17へ接続されている。
【0012】ポンプ2A、2Bの吐出管路3A、3Bの
切換弁15A、15Bを連通側へ切換えると、ノズル4
A、4Bの噴射口8A、8Bからは、ポンプ2A、2B
の発生する高圧水がジェット流9A、9Bとして噴射さ
れる。このとき噴射口8A、8Bは負圧となるので、粉
体タンク5から粉体供給管路17を通ってノズル部7
A、7Bに供給された微粒子がジェット流9A、9Bと
共に高圧高速で噴射される。ノズル4A、4Bは容器1
0の互いに対向する位置に配置されているので、噴射さ
れた微粒子は高速で衝突し、その衝撃で超微粒に粉砕さ
れる。
【0013】若し、粉砕が不十分な場合には、粉体供給
管路17の開閉弁6を閉じ、循環路14の開閉弁12を
開いて循環ポンプ13を駆動することにより、微粒子が
所定の粒度になるまで繰返し粉砕を行うことができる。
所定粒度の超微粒子が得られたら、取出口22の切換弁
11を切換えて取出し脱水乾燥して製品とする。また、
この粉砕装置は、ジェット流9A、9Bを噴射するノズ
ル4A、4Bの噴射口8A、8Bの口径が非常に小さ
く、その加工精度や長期使用による磨耗、或いはポンプ
2A、2Bの脈動等により水圧が変化するので、水圧を
制御する制御装置24が設けられている。制御装置24
は、CPU25とメモリ26と水圧設定手段27とを備
えており、水圧設定手段27により予め目標とする水圧
がメモリ26に設定される。
【0014】粉砕作業の際には、圧力検出器22A、2
2Bと、回転数検出器23A、23Bの検出データが制
御装置24に送られる。制御装置24では、CPU25
が予めメモリ26に設定されている水圧と圧力検出器2
2A、22Bの検出データとを比較し、許容圧力範囲内
でない場合には、圧力検出器22A、22Bと回転数検
出器23A、23Bの検出データとポンプ2A、2Bの
特性に基づいて、原動機1A、1Bにポンプ2A、2B
が適正回転数となるよう回転数制御信号を送出する。こ
のようにポンプ2A、2Bの回転数制御を行うことによ
り、ノズル4A、4Bの水圧を所定圧に保持し、安定し
た微粒子の衝突作用が行われる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粉砕装置
によれば、水に溶解しない金属等の微粒子を、摩擦熱に
よる変質や、高圧エアの断熱膨張による排気騒音を発生
せず、また、消費エネルギーが少なく、短時間で超微粒
に粉砕することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である粉砕装置の構成の説明
図である。
【図2】制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
1A 原動機 1B 原動機 2A ポンプ 2B ポンプ 3A 吐出管路 3B 吐出管路 4A ノズル 4B ノズル 5 粉体タンク 9A ジェット流 9B ジェット流 10 容器 15A 切換弁 15B 切換弁 17 粉体供給管路 22A 圧力検出器 22B 圧力検出器 23A 回転数検出器 23B 回転数検出器 24 制御装置 25 CPU 26 メモリ 27 水圧設定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧水を発生するポンプと、該ポンプの
    吐出管路に接続されており高圧水をジェット流として噴
    射する複数のノズルと、該ノズルを互いに対向する位置
    に配置した容器と、微粒子をジェット流と共に噴射させ
    るよう前記ノズルへ供給する微粒子供給手段とからなる
    粉砕装置。
  2. 【請求項2】 ポンプの吐出管路から各ノズルへ供給さ
    れる高圧水の水圧を検出する圧力検出器と、該圧力検出
    器の検出信号に基づき各ノズルへ供給される高圧水の水
    圧を所定圧に保持するようポンプを制御する制御装置と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の粉砕装置。
JP12394994A 1994-06-06 1994-06-06 粉砕装置 Withdrawn JPH07328471A (ja)

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JP12394994A JPH07328471A (ja) 1994-06-06 1994-06-06 粉砕装置

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JP12394994A JPH07328471A (ja) 1994-06-06 1994-06-06 粉砕装置

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JPH07328471A true JPH07328471A (ja) 1995-12-19

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JP12394994A Withdrawn JPH07328471A (ja) 1994-06-06 1994-06-06 粉砕装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000020108A1 (fr) * 1998-10-02 2000-04-13 Karasawa Fine Co., Ltd. Procede pour produire des dispersions de fines particules
JP2002153769A (ja) * 2000-11-15 2002-05-28 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 粒子の微細化方法及び微細化装置
KR100465662B1 (ko) * 2002-02-27 2005-01-13 조용래 대향 충돌형 분쇄 분산장치
KR100497162B1 (ko) * 2002-11-07 2005-06-28 신광산업(주) 액상 고충격 미분쇄기
JP2006521396A (ja) * 2003-03-24 2006-09-21 バクスター インターナショナル インコーポレイテッド 懸濁液中の小粒子の粉砕および安定化のための方法
JP2020536728A (ja) * 2017-10-12 2020-12-17 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 合流ジェットを用いた低温粉砕のための装置及び方法

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20010904