JPH0732812U - 発光体保持具 - Google Patents

発光体保持具

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JPH0732812U
JPH0732812U JP6283193U JP6283193U JPH0732812U JP H0732812 U JPH0732812 U JP H0732812U JP 6283193 U JP6283193 U JP 6283193U JP 6283193 U JP6283193 U JP 6283193U JP H0732812 U JPH0732812 U JP H0732812U
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JP
Japan
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pocket
holder
light emitter
light
tent
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Withdrawn
Application number
JP6283193U
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English (en)
Inventor
宏之 馬場
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication of JPH0732812U publication Critical patent/JPH0732812U/ja
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばキャンプ場等で夜間歩行するときや緊
急避難時等にテントの張り綱等に足を引掛けて転倒しな
いよう、必要に応じて発光する発光体を簡単に取り付け
られる発光体保持具を提供する。 【構成】 発光体1を収容するポケット3と、張り綱5
等の対象物に着脱自在に取り付けるための係止手段6と
を可撓性材料で一体的に形成し、少なくともポケット3
の部分に透光性をもたせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は発光体保持具に関するものであり、例示的に説明すれば、キャンプ場 等に張られたテントやタープ(ターポリン)の張り綱あるいは目かくし布の開閉 用ファスナーの金具に、発光体を装着するために使用される発光体の保持手段に 関するものである。上記テント等は典型的な使用例であって、本考案の発光体保 持具は、夜間や暗い場所での目視確認が必要となるようなバッグ、携帯品その他 の種々物品に使用することができる。以下ではテントの場合を例にとって説明す る。
【0002】
【従来の技術】
キャンプ場等にテントを張る際には、テントの張設支持用のポールに張り綱の 一端を係止し、所定の傾斜角度を維持して斜めに延びるこの張り綱の他端を地面 に打ち込まれた杭等に結び付ける方式が採用されている。
【0003】 テントには用途に応じて種々タイプのものがあり、出入口部分を開閉するため にファスナーを設けたものや、張られたテントの開口部に必要に応じてファスナ ー付きの目かくし布を付設し、このファスナーを閉じることによってテント内へ の風雨の侵入を遮断するようにしたものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記張り綱は、テントの本体の外側に張設されている。昼間は目視による確認 が容易であるため、キャンパーが張り綱に引掛ったり、足を取られる心配はない が、夜間キャンプ場内を歩行する際には、暗いため、懐中電灯等の照明手段を利 用しない限り張り綱の張設位置の目視確認は容易でない。反面、懐中電灯を使用 すると一方の手がふさがってしまうため、歩行の安全性は向上するものの行動の 自由度が低下し、作業性も低下してしまう。
【0005】 また、キャンプ場内で夜間自分のテントに戻るとき、あるいは夜間の緊急脱出 時等に、テントの出入口部分のファスナーまたは開口部に取り付けられている目 かくし布のファスナーを開こうとするとき、暗いためファスナー金具の取付け位 置が判らず、安全性の確保と行動の迅速性が損なわれる場合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の問題点を解決するため、本考案は、発光体を収容するポケットと、対象 物に着脱自在に取り付けるための係止手段とを、可撓性材料で一体的に形成して なり、少なくとも上記ポケットの部分が透光性を有する発光体保持具を提供する ものである。
【0007】 なお、発光体自体は本考案の要旨に直接関係するものではなく、種々タイプの ものを採用することができる。たとえば、ある種の蓚酸エステルと酸化剤とが反 応することにより励起状態に至らしめられた蛍光物質が元の状態に戻ろうとする ときに可視光線を発するといった化学発光を利用したもの(特開昭59−136 781号公報等)のほか、フィルム状基材の表面に蛍光被膜を被着形成したプレ ート状ないしテープ状のものを使用することもできる。
【0008】 発光体保持具を対象物に取り付けるための係止手段は、その対象物によって次 のような形態を取り得る。対象物が張られたテントの張り綱のようなものである 場合、発光体保持具を貫通する穴と、この穴と連通し上記ポケットを横断して発 光体保持具の一端縁まで延びるスリットとで構成される係止手段を採用すること ができる。また、対象物がファスナーの引手のようなものである場合には、発光 体保持具の一端に設けられた舌部と、この舌部に穿設された長穴とで構成される 係止手段を採用することができる。
【0009】
【作用】
発光体保持具を係止手段によりテントの張り綱、出入口部分や目かくし布の開 閉用ファスナーの引手等といった対象物に取り付け、発光体保持具のポケットに 発光体を挿入し、夜間など必要に応じて上記発光体の発光作用を発生させること によって、張り綱やファスナー金具の目視確認を容易にする。
【0010】
【実施例】
先ず、図1および図2を参照しながら本考案の第1の実施例を説明する。
【0011】 発光体保持具(10)は図1(A)(B)に示すような形状で、合成樹脂シート のようなシート状の可撓性材料を打抜き成形することによってポケット(3)と 係止手段(6)とが一体的に形成されている。
【0012】 発光体(1)を収容するためのポケット(3)は両端開口状態で形成されてい る。ポケット(3)は、発光体保持具(10)の本体(10A)と一体構造をなす限 りその成形手段には格別の制限は認められず種々の成形手段を採用することがで きる。例えば、図1(B)に示すように、やや厚手の合成樹脂シートからなる本 体(10A)に、薄手の可撓性合成樹脂シート(10B)を重ね合わせ、両者を熱溶 着することによってポケット(3)を形成させることができる。また、1枚の可 撓性合成樹脂シートを2つ折りにして、あるいは2枚の可撓性合成樹脂シートを 重ね合わせて発光体保持具(10)を形成し、ポケット(3)部分をその長手方向 に沿って熱溶着することにより、両端部にて開口したポケット(3)を形成させ るようにしてもよい。さらに別法として、ブロー成形やスプリット加工によって ポケット(3)を形成することもできる。
【0013】 ポケット(3)の配設位置と合わせてその近傍に、発光体保持具(10)を取付 け対象物、例えばテント(4)の張り綱(5)に位置決め状態で固定するための 係止手段(6)が設けてある。この係止手段(6)は、図1及び図2に示す発光 体保持具(10)では、張り綱(5)を挿入できる程度の大きさの一対の穴(6B) と、各穴(6B)から発光体保持具(10)の下端縁までポケット(3)を横断して 延びるスリット(6A)とで構成されている。
【0014】 発光体保持具(10)は少なくともポケット(3)の部分が、全部又は部分的に 、透光性を有するものとする。このために、たとえば無色透明の合成樹脂シート を使用するほか、ポケット部分の合成樹脂シートに印刷もしくは打ちぬきにより 文字その他のマークを施すこともできる。このようにマークを施しておけば、た とえば、同じような発光体を使用した多数のテントが設営された場所でも自分の テントを即座に確認できるという利点がある。なお、発光体(1)による発光作 用を著しく阻害しない限り着色透明もしくは半透明としてもよい。
【0015】 一方、発光体(1)を例示的に説明するならば、折曲げ可能なポリエチレン、 ポリプロピレン等の合成樹脂製チューブ(7)の両端部を封止し、その内部に図 示しない隔膜を介して、蛍光物質、シュウ酸エステル等の反応物質および溶媒の 混合液からなる蛍光液と、過酸化水素、溶媒および触媒の混合液からなる酸化液 とを分離状態で封入したものである。チューブ(7)を折り曲げると上記隔膜が 破れ、蛍光液と酸化液が混合することによって化学的な発光が開始される。この 化学的発光は非可逆的な蛍光反応であり、通常4乃至6時間程度持続する。蛍光 物質によりグリーン、ブルー、イエローといった蛍光が得られる。なお、蛍光液 の入った合成樹脂製チューブ内に酸化液の入ったガラスアンプルを収容した二重 管構造の発光体も知られている。
【0016】 使用に際しては、まず発光体保持具(10)をスリット(6A)の部分で拡開して テント(4)等の張り綱(5)を穴(6B)に導入し(図1(C))、次に発光体 (1)を発光体保持具(10)のポケット(3)に挿入する。これにより、発光体 (1)がポケット(3)の全長を貫いて延在する結果、張り綱(5)が穴(6B) から外れることが防止されることとなり、発光体(1)を収容した発光体保持具 (10)が張り綱(5)上の所望位置に装着される。そして、夜間等の必要時に、 発光体(1)を発光体保持具(10)ごと折り曲げて隔壁を破り、内部に封入され ている2液を混合させることによって発光作用を行わせ、張り綱(5)の目視確 認手段として利用する。
【0017】 次に、図3および図4を参照しながら本考案の第2の実施例を説明する。なお 、説明の便宜上、既述の第1の実施例と同一の構成部材は同一の符号で表示し、 重複事項に関しては記述を省略する。
【0018】 この実施例では、発光体保持具(10)が可撓性合成樹脂シート(10A)(10B) の打抜き成形によって形成され、発光体(1)を収容するポケット(3)が設け られている点は上記第1の実施例と同様であるが、ポケット(3)および係止手 段(6)の構造が第1の実施例と若干異なっている。すなわち、図3に示すよう に、ポケット(3)は上端部分のみが開口した有底器体に形成されており、係止 手段(6)は、発光体保持具(10)の上端に設けられた舌部(6C)と、この舌部 (6C)に穿設された長穴(6D)とで構成される。
【0019】 テント(4)のファスナーの引手(8)に発光体保持具(10)を装着する場合 について説明すると、図4に示すように、発光体(1)の挿入に先立って、発光 体保持具(10)をポケット(3)側の端部からファスナーの引手(8)の開口( 8A)内に挿入し、続いてその端部を舌部(6C)の長穴(6D)に通し、ポケット( 3)部分を長穴(6D)から通過させて図4(B)(C)に示される状態となす。 これによってファスナーの引手(8)への発光体保持具(10)の取付けが終了す る。この後、ポケット(3)の上端開口部から発光体(1)を押し込み、発光体 保持具(10)に発光体(1)を保持させる。発光開始要領は上記第1の実施例と 同様であって、ポケット(3)ごと発光体(1)を折り曲げることによって内部 の2液が混合して化学的発光が開始される。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の発光体保持具は、発光体を収容するポケット と、対象物に着脱自在に取り付けるための係止手段とを、可撓性材料で一体的に 形成してなり、テントの張り綱、ファスナーの引手等といった対象物に対して簡 単に取り付け、取り外しができる。そして、少なくともポケットの部分が透光性 を有するから、ポケットに収容した発光体の発光作用により、夜間でもテント( 4)の張り綱(5)あるいは出入口部分や目かくし布の開閉用ファスナーの引手 (8)の目視確認が容易となる。この結果、照明の不充分な夜間でも張り綱(5 )に引掛って転倒したり、ファスナーの開閉に手間取ったりすることがなくなり 、キャンパー等の安全確保に顕著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す正面図(A)、側面図
(B)、装着要領を説明する正面図(C)および使用状
態を示す正面図(D)。
【図2】張り綱への発光体保持具の取付け要領を説明す
る斜視図。
【図3】第2の実施例を示す正面図(A)および側面図
(B)。
【図4】第2の実施例の装着要領を説明する正面図
(A)、使用状態の正面図(B)および側面図(C)。
【符号の説明】
1 発光体 3 ポケット 4 テントまたはタープ 5 張り網 6 係止手段 6A スリット 6B 穴 6C 舌部 6D 長穴 8 ファスナーの引手 10 発光体保持具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光体を収容するポケットと、対象物に
    着脱自在に取り付けるための係止手段とを、可撓性材料
    で一体的に形成してなり、少なくとも上記ポケットの部
    分が透光性を有する発光体保持具。
  2. 【請求項2】 上記係止手段が、発光体保持具を貫通す
    る穴と、この穴と連通し上記ポケットを横断して発光体
    保持具の一端縁まで延びるスリットとで構成される請求
    項1の発光体保持具。
  3. 【請求項3】 上記係止手段が、発光体保持具の一端に
    設けられた舌部と、この舌部に穿設された長穴とで構成
    される請求項1の発光体保持具。
JP6283193U 1993-11-24 1993-11-24 発光体保持具 Withdrawn JPH0732812U (ja)

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JP6283193U JPH0732812U (ja) 1993-11-24 1993-11-24 発光体保持具

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ID=13211667

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JP6283193U Withdrawn JPH0732812U (ja) 1993-11-24 1993-11-24 発光体保持具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150129999A (ko) * 2014-05-13 2015-11-23 주식회사 베오스 텐트 고정로프 확인용 광섬유 시인장치
KR20220099433A (ko) * 2021-01-06 2022-07-13 컴퍼니키바 주식회사 모빌 하우스(홈)용 강풍 보강 시스템

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Effective date: 19980305