JPH07328023A - 手術用縫合糸の結紮方法および手術用縫合糸の鉗子体 - Google Patents

手術用縫合糸の結紮方法および手術用縫合糸の鉗子体

Info

Publication number
JPH07328023A
JPH07328023A JP13151894A JP13151894A JPH07328023A JP H07328023 A JPH07328023 A JP H07328023A JP 13151894 A JP13151894 A JP 13151894A JP 13151894 A JP13151894 A JP 13151894A JP H07328023 A JPH07328023 A JP H07328023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forceps
piece
suture
cylinder
ligation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13151894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Matsuzawa
松澤裕一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP13151894A priority Critical patent/JPH07328023A/ja
Publication of JPH07328023A publication Critical patent/JPH07328023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手術用縫合糸を機械的手段によって結紮す
る。 【構成】 縫合糸の一端を第一鉗子片で、他の一端を第
二鉗子片でそれぞれ挾持させた後、第一鉗子片の後方に
おいて縫合糸の他の一端側でリング状の結紮用ループを
形成し、しかる後、該結紮用ループを第一鉗子片で挾持
した縫合糸の前記一端を挿通させつつ第一鉗子片の前方
に移動させて結紮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手術用縫合糸の結紮方法
および該結紮に用いる鉗子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手術の際の縫合糸の結紮には、結紮の緩
みを防ぐため、最初の結びと次の結びが対称になる、図
40の(a)で示す男結びが採用され、対称でない女結
び(b)は行われない。
【0003】ナイロン等の表面が平滑な材料からなる縫
合糸を結紮する際には、一回の男結びの後、結紮を強固
にするため、さらに男結びを数回追加する(c,d)。
【0004】最初から緩みやすい組織を結紮する際に
は、最初の結びで二重に糸を絡ませ、次の結びを男結び
で締める、いわゆる外科結紮が採用され、結紮の補強に
は、男結びを数回追加する(図39)。
【0005】通常の手術の際には、以上の各種男結び、
外科結紮が外科医の手により行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、普通の手術のように大きく開腹することなしに、腹
部の小さな切開創から挿入した腹腔鏡に接続したモニタ
ーテレビで観察しながら、直径10mm前後の各種手術
器具を体外から挿入して行う腹腔鏡手術など外科医の指
先を手術個所周辺に配することが不可能な場合は、縫合
糸の両端を手元(例えば、腹腔手術であれば腹腔外に)
に引き寄せて結紮操作を行わざるを得ない。
【0007】本発明は、斯様な常況に鑑み、結紮操作を
行える機械的手段を模索し、理論上機械的方法により結
紮が可能な結紮方法を提供することを目的として創案し
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図40の(a)の男結び
は、図41の(a)で示す結びが基本となっており、こ
の結びを、(b),(c)と順次変形させると、縫合糸
Sの一端側S′に形成された結紮用ループSaに、縫合
糸Sの他の一端側S″を挿通させた状態(d)となり、
この(d)の状態の前記結紮用ループSaを締め上げて
いけば図40の(a)の上側に示す結びが得られること
となる。
【0009】次に、図42に示す、図41と全く左右対
称なループを形成して先に示したように締め上げていけ
ば図40の(a)の下側に示す結びが、次に、図41の
操作の追加により図40の(c)が、図42の追加で図
40の(d)が形成される。
【0010】つまり、図41の基本操作とそれと左右対
称な一連の操作を交互に繰り返すことにより、男結びが
次々に形成されることになる。
【0011】そして、図43で示すように、結紮用ルー
プSaを二重に形成して、これに、縫合糸Sの他の一端
側S″を挿通させるようにすれば二重に絡ませた状態の
外科結紮用の結びMaが得られ、次いで、一端側S′で
図42に示した結紮用ループを形成して、これに他の一
端側を挿通し、締め上げれば図39のMbが形成され
る。
【0012】Mc以降の結紮法は、左右対称なループを
交互に形成していく、先に示した男結びの場合と全く同
じである。
【0013】本発明は斯様な点を理論的根拠として縫合
糸の一端を第一鉗子片で、他の一端を第二鉗子片でそれ
ぞれ挾持させた後、第一鉗子片の後方において縫合糸の
他の一端側でリング状の結紮用ループを形成し、しかる
後、該結紮用ループを第一鉗子片で挾持した縫合糸の前
記一端を挿通させつつ第一鉗子片の前方に移動させて結
紮するようにしたもので、この方法に使用する鉗子体と
して鉗子棒の先端に、松葉状の先端を備えた鉗子片を突
設した構成としたものである。
【0014】
【実施例】図面は本発明に係る手術用縫合糸の結紮方法
を適用した装置の一実施例を示し、この一実施例に基い
て本発明を説明する。
【0015】図中、1は、腹壁に挿着したシースを通じ
て先端側を腹腔内に挿入する主体筒で、主体筒1は後端
部を装置本体2に接続して装置本体2の内部と連通して
いる。
【0016】3は、主体筒1の先端側に常時突出する第
一鉗子体で、第一鉗子体3は鉗子棒3bと該鉗子棒3b
の先端に設けた第一鉗子片3aで構成したもので、この
第一鉗子体3を構成する第一鉗子片3aは、断面半円状
の弾性金属線を屈曲して松葉状の先端部3a′を設け、
該先端部3a′を構成する一対の部片で縫合糸Sの端部
を挾持するようにしたものである。
【0017】なお、第一鉗子片3a(後記する第二鉗子
片32aも同様)は樹脂製でも良く、要は、その松葉状
の形態により縫合糸を挾持できるものであれば良く、弾
性を備えていなくとも良い。
【0018】第一鉗子体3は、鉗子棒3bの後部におい
て支持杆4の先端部において離脱可能に接続支持される
一方、中間部においては前記主体筒1の内側に設けた保
持装置5に離脱可能に保持されている。
【0019】保持装置5は先側保持部片6aの後部と後
側保持部片6bの先部を接続ピン6cで互いに回動自在
に接続して構成した保持体6を、前記主体筒1の内側に
おいて、鉗子棒3bを中心位置にするようにして三方に
配し、各保持体6,6,6の後側保持部片6bの後部側
を主体筒1に支軸7で回動自在に枢着する一方、先側保
持部片6aの先端部と主体筒1との間に第一押圧スプリ
ング8を介在させ、この第一押圧スプリング8の付勢に
よって各保持部片6a,6bの前記接続ピン6c側は前
記鉗子棒3bの中間部に係合し、協同して鉗子棒3bす
なわち第一鉗子体3を保持するようになっている。そし
て、後側保持部片6bの前記鉗子棒3b側の第一、第二
の各縁部9a,9bのいずれかが後記する押出片10の
移動路上に位置し、押出片10が第一縁部9aに接触し
たときは前記第一押圧スプリング8の付勢によって両保
持部片6a,6bの接続ピン6c側、すなわち、鉗子棒
3bを保持している部分はいわば反転して鉗子棒3bを
保持状態から解放し(図29)、この解放後、図31で
示すように第二縁部9bが前記移動路上に位置し、前記
押出片10の原位置方向への復帰時に該第二縁部9bに
接触する(図32)ことによって、第一押圧スプリング
8の作用により各保持体6の両保持部片6a,6bは接
続ピン6cを支点に原位置に反転して鉗子棒3bを再び
保持するようになっている(図33)。
【0020】前記支持杆4は先端に備えた分岐部片4a
によって前記鉗子棒3bの後部を挾持するようになって
おり、その挾持状態は、支持杆4の外側に配した押え筒
11の先端が分岐部片4aを内包して保持することによ
って行われる。
【0021】図示12は先端に屈曲状にした弾性の係止
片13を備えた回動筒で、回動筒12は前記押え筒11
の外側に配され、押え筒11および押え筒11の内側に
配した前記支持杆4と共に後部を、前記主体筒1を通じ
て装置本体2内に導入してある。
【0022】回動筒12の後端部には第一歯車14に噛
み合わせて装置本体2内に設けた第二歯車15を一体的
に設け(第一歯車14と第二歯車15の端数比は2:
1)、回動筒12を通じて第二歯車15より突出する押
え筒11の後端部は装置本体2に前後方向に移動自在に
収設した第一移動ブロック16に接続し、該第一移動ブ
ロック16を通じて前記押え筒11に貫通させた前記支
持杆4の後端部を第一移動ロック16の後方に配した第
二移動ブロック17に接続し、第一、第二の各ブロック
16,17間には第一復帰スプリング18を、また、第
二移動ブロック17と装置本体2との間に第二復帰スプ
リング19を介在させ、これら復帰スプリング18,1
9によって各移動ブロック16,17は外力の負荷から
解放されると原位置に復帰するようになっている。
【0023】一方、前記の通り、回動筒12の先端に屈
曲状にした弾性の係止片13を連設してあるが、この係
止片13をその弾性を利用して拡開状態を閉塞して内包
保持する閉塞筒20を回動筒12の外側に回動筒12と
同軸(支持杆4を軸とする)にして配し、閉塞筒20の
外側には、支持杆4および該支持杆4を同一軸として支
持杆4の外側に順次配した押え筒11、回動筒12およ
び閉塞筒20を貫通させるようにして前記押出片10を
配置してある。
【0024】前記閉塞筒20は後端部に鍔部片20aを
備え、前記押出片10に係止する、この鍔部片20aを
主体筒1内に装置した空間部21に装置し、空間部21
の後壁部21aと鍔部片20aとの間に第二押圧スプリ
ング22を介在させ、この第二押圧スプリング22の付
勢によって移動する前記閉塞筒20は、鍔部片20aが
前記空間部21の前壁21bに係止して空間部21より
抜けないようになっている。
【0025】押出片10は主体筒1の先端より突出可能
にして主体筒1に組付けたもので、移動筒23の先端に
一体に設けてある。
【0026】移動筒23は前記回動筒12等と同様に、
後部が主体筒1を通じて装置本体2内に導入され、その
後端に鋼線24の先端を接続し、この鋼線24の前後方
向の移動によって主体筒1を出入するようになってい
る。
【0027】鋼線24は、装置本体2に連設した把手2
5に組付けた巻取りドラム26に導出自在に巻回し、該
ドラム26に同軸にして設けた歯車27に、回動レバー
28に設けた内歯車29を噛み合わせ、回動レバー28
を図8図示矢印方向に回動することによって鋼線24は
巻取りドラム26より引き出されるようになっている。
また、回動レバー28は軸30によって回動自在にし
て前記把手25に枢着し、この主軸30に巻回したスプ
リング31によって常時原位置に、すなわち、鋼線24
を巻取り、押出片10を主体筒1内に納める方向に復帰
するようになっている。
【0028】なお、スプリング31は前記第二押圧スプ
リング22より弾性力が強く、従って、回動レバー28
を操作しない限り、移動筒23(押出片10)ないし閉
塞筒20は、主体筒1の前方方向へ移動しない。
【0029】また、移動筒23には第二鉗子体32の鉗
子棒32bを貫通させ、第二鉗子体32は、鉗子棒32
bと該鉗子棒32bの先端に設けた第二鉗子片32aで
構成し、移動筒23の後端より導出した鉗子棒32bの
後端を第三移動ブロック33に接続する。第三移動ブロ
ック33には操作筒34を連設して装置本体2より外界
に導出し、この操作筒34が係合する案内杆35を装置
本体2に装置し、該案内杆35に第三復帰スプリング3
6を巻回して配置し、前記第三移動ブロック33はこの
第三復帰スプリング36の付勢によって後退し、付勢に
抗して前進させると、第二鉗子体32が前進して第二鉗
子片32aは主体筒1の前方に突出するようにしてあ
る。
【0030】なお、第二鉗子片32aは第一鉗子片3a
と同様に構成する。
【0031】図示37は、後壁部片37aに第三移動ブ
ロック33が係止する前面開口の押動筒で、該押動筒3
7は後壁部片37aに前記回動筒12等および操作筒3
4を貫通させて装置本体2に前後方向移動可能に組付け
たもので、図7で示すように、後壁部片37a側の周壁
部の一側にはスプリング38によって突出方向に付勢さ
せた第二係合ピン39を突設し、該第二係合ピン39を
装置本体2に収設した回動体40の周側に設けた第二カ
ム溝41に係合してある。
【0032】回動体40は、先端側を筒状にした小径部
40aの後端に大径部40bを連設し、大径部40bの
後端に前記第一歯車14を一体にしたもので、大径部4
0bの周側に前記第二カム溝41を形成する一方、小径
部40aに第一カム溝42を設け、第一カム溝42に係
合した第一係合ピン43を備えた駆動リング44を、該
駆動リング44に前記小径部40aを貫通させるように
して回動体40に組付けてある。
【0033】駆動リング44は外周面に突子45を備え
(図34ないし図37)、この突子45を前記装置本体
2の内面に前後方向にして直線状に設けた案内溝46に
係合し、また、内周面部に案内穴47を設け、該案内穴
47に前記第一係合ピン43を駆動リング44の半径方
向に移動可能に係合し、案内穴47の奥壁と第一係合ピ
ン43との間にスプリング48を介在させ、このスプリ
ング48の付勢に抗して第一係合ピン43を案内穴47
の奥壁方向に後退させる切替杆49が出入する貫通孔5
0を、前記案内穴47と直交するようにして駆動リング
44に設け、この貫通孔50位置に第一係合ピン43の
周側に設けた突縁43aを前記スプリング48によって
常時位置させるようにしてある。
【0034】前記の第一カム溝42は図10の展開図で
明らかなように、回動体40の小径部40aの円周に沿
わせ、小径部40aの先端側から後端、すなわち大径部
40bに漸次近接するように配した第一往路42a、該
第一往路42aに平行する第一復路42b、第一復路4
2bに連続し前記第一往路42aと同様に回動体40の
小径部40aの円周に沿わせ先端側から後端に漸次近接
するように配した第二往路42cおよび第二往路42c
に平行し前記第一往路42aに連続する第二復路42d
とから成り、第一往路42aと第一復路42bは前記小
径部40aの周側の一半に、第二往路42cと第二復路
42dは他の一半にそれぞれ配し、第一往路42aの始
点部42a′を前記周側の一半側に、第二往路42cの
始点部42c′を前記周側の他の一半側に配し、前記ピ
ン43が第二往路42cの始点部42c′から第二復路
42dを経て第一往路42aの始点部42a′まで確実
に移動するようにしてある。
【0035】なお、第一往路42aと第一復路42bは
前記小径部40aの前後方向に直線状に配した第一仲介
路42eを介して互いに連通し、また、第二往路42c
の終点部42c″は第二仲介路42gを介して第二復路
42dに連通し、第二仲介路42gは第一仲介路42e
と同様小径部40aの前後方向に直線状に配してある。
【0036】また、前記スプリング48の付勢に抗して
第一係合ピン43を案内穴47の奥壁方向に移動させる
と、第一係合ピン43は第二往路42cの始点部42
c′から境界壁52を乗り越えて第一往路42aの始点
部42a′に移動できるようになっている。
【0037】また、前記第二カム溝41は図12の展開
図で示すような形状をしている。すなわち、第二カム溝
41は第二鉗子体32すなわち第二鉗子片32aを主体
筒1より突出させるタイミングを図るもので、回動体4
0の大径部40b周側の一半部に、小径部40aに備え
た前記第一カム溝42の第一往路42aと第一復路42
bにそれぞれ対応する第一往路41aと第一復路41
b、他の一半部に備えた同じく第二往路42cと第二復
路42dに対応する第二往路41cと第二復路41dと
で成り、各往路41a,41cは各復路41b,41d
方向に漸次溝の深さを浅くし、各復路41b,41dは
往路41a,41cの始点部と同じ深さにして、第二係
合ピン39が復路41b,41dから往路41a,41
c方向にと移動しないようにしてある。
【0038】第二カム溝41は第一カム溝42に沿う第
二係合ピン39の移動と前記タイミングに対応してその
形状、配置が決められる。
【0039】前記駆動リング44と回動体40の大径部
40bとの間には小径部40aに巻回した第四復帰スプ
リング55を介在させ、この第四復帰スプリング55よ
り付勢力の強い第五復帰スプリング56を回動体40に
貫通させた押圧杆57の受圧部片57aと駆動筒58と
の間に介在させ、案内杆61に支持させてある。
【0040】押圧杆57は回動体40の小径部40aの
筒状部に先端の前記受圧部片57aを摺嵌して前記の通
り回動体40を貫通させ、回動体40より突出する後端
部を前記第一移動ブロック16に接続してある。
【0041】なお、前記第一ないし第四の各復帰スプリ
ング18,19,36,55は第五復帰スプリング56
より付勢力を弱くしてある。
【0042】前記駆動筒58は装置本体2の外部に配し
た操作レバー59と一体にしてあり、この駆動筒58に
前記切替杆49を貫通させ、切替杆49は基部を装置本
体2の外部に導出し、該基部を押圧することにより前記
貫通孔50に挿通され、本体2に装置したスプリング6
0によって原位置に復帰するようになっている。
【0043】しかして、実施例の装置は、概して操作レ
バー59を往復動作させて縫合糸の一端側で結紮用ルー
プを形成し、次いで、回動レバー28を回動させること
によって前記結紮用ループに縫合糸の他の一端側を挿通
させる結び合わせ操作を行い、回動レバー28を原位置
に復帰させることによって次段の結紮操作開始状態とな
るようになっている。
【0044】理解に便利なように図44で示す模式図に
ついて説明すると、今(a)の状態で回動筒12を右方
向へほぼ1回転回動させると(c)で示すように縫合糸
Sの一端S′側で作られる円が形成され、この状態で、
第二鉗子片32aを回動筒12より上方(係止片13よ
り上方)に移動させ(d)、次に左方向へほぼ1回転回
動筒12を回動させると、前記円の上方において前記一
端S′側は縫合糸の縫合部側に巻きつき(f)、リング
状の結紮用ループSaが形成され(g)、これに縫合糸
Sの他の一端S″側を挿通する(h)のようにすれば、
図41で示すと同様の基本的な結びが形成される
(i)。
【0045】そして図44で示したのと左右が全く逆の
回転をした場合、図41と全く左右対称な図42に示し
たループが形成される。
【0046】これまで説明した装置構成により結紮用ル
ープの成形動作を具体的に説明する。
【0047】図示省略したシースを通じて腹腔部内に結
紮器具Aの主体筒1の先端側を挿入し、縫合(患部を縫
合した)糸近傍に配置した状態を示すのが図1ないし図
2である(もとより、術者は腹腔鏡を必要に応じてみな
がら行う、以下も同じ)。
【0048】この結紮操作開始状態から、図15で示す
ように第三復帰スプリング36の付勢に抗して第三移動
ブロック33を介して操作筒34を装置本体2の前方方
向に移動させると、前記第三移動ブロック33に後端を
接続した第二鉗子体32の鉗子棒32bは前方に移動
し、該鉗子棒32bの先端に設けた第二鉗子片32aは
主体筒1の先端より突出し、この突出状態において、縫
合糸Sの一端S′をその松葉状の先端部32a′に貫通
させて器具A全体を前記腹腔の外部方向に引くと、前記
一端S′は第二鉗子片32aにその先端部32a′にお
いて挾持されることになる(図14)。
【0049】そして、前記操作筒34を解放すると、第
三復帰スプリング36の付勢によって操作筒34は原位
置に復帰し(図15斜線で示す位置)、縫合糸Sの一端
S′を挾持した第二鉗子片32aは主体筒1に収まり、
定位置である第一鉗子片3aの後方に復帰する(図1
6)。次いで、図17で示すように、前記縫合糸Sの他
の一端S″を、第二鉗子片32aで一端S′を挾持した
のと同様にして、第一鉗子片3aで挾持させ、結紮用ル
ープの形成準備作業を終える。
【0050】なお、このとき、縫合糸Sの患部と第二鉗
子片32aとの間の一端S′側は軽度のテンションがか
かる位置に配し、回動筒12の先端に設けた係止片13
がいわば圧接するような位置に配しておく。
【0051】そして、図19で示すように、操作レバー
59を装置本体2の後方へと移動させると、操作レバー
59と一体にした駆動筒58は後方へと移動し、この結
果、第五復帰スプリング56は駆動筒58に押されて後
退し、第五復帰スプリング56の後端が受圧部片57a
部において係止した押圧杆57は第五復帰スプリング5
6に押されて後退し、押圧杆57の後端部を接続した第
一移動ブロック16は第一復帰スプリング18の付勢に
抗して後退する(図19)。
【0052】第一移動ブロック16には押え筒11の後
端部を接続してあるので、押え筒11の先端部は、支持
杆4の第一鉗子体3の鉗子棒3bを挾持している分岐部
片4a周囲から後退し(図18)、さらに、操作レバー
59の後退操作を継続すると、第一移動ブロック16内
に第一復帰スプリング18が収められ、第一移動ブロッ
ク16は第二移動ブロック17を押圧し、第二移動ブロ
ック17は第二復帰スプリング19に抗して後退し(図
21)、この第二移動ブロック17に後端を接続した支
持杆4は回動筒12内に後退し、第一鉗子体3は保持装
置5を構成する円周方向に互いに等間隔に配した3組の
保持体6,6,6のみで保持されることとなる(図2
0)。
【0053】そして、さらに図21の矢印で示すよう
に、操作レバー59の後退操作(往路移動操作)を継続
すると、第二、第一の各移動ブロック17,16の後退
死点までの移動によって、駆動筒58は第五復帰スプリ
ング56を圧縮させ、この圧縮に伴って駆動リング44
を押圧し、駆動リング44は、その外周に設けた突子4
5が装置本体2に形成した前後方向直線状の案内溝46
に係合しているので第四復帰スプリング55を圧縮して
(図24)いわば直線的に後退する。一方、前記駆動リ
ング44の内周面側に設けた第一係合ピン43は第一カ
ム溝42の第一往路42aの始点部42a′から第一往
路42aおよびこれに連続する第二仲介路42e位置に
強制的に移動しようとする結果、回動体40は回動させ
られ、左方向へ半回転し、回動体40に備えた第一歯車
14も左方向に半回転し、この結果、第一歯車14に対
して1/2割合の歯数比で噛み合わせた第二歯車15は
右方向へ1回転し、該第二歯車15に後端において接続
していた前記回動筒12は第二歯車15と共に回動し、
回動筒12の先端に備えた係止片13は、縫合糸Sの一
端S′側を引掛けて回動する結果、回動筒12の先端側
には縫合糸Sの一端S′側による1巻きの巻付け状態が
得られる。この回動筒12の右方向への回動動作終了直
前に、回動体40の大径部40bに形成した第二カム溝
41に押動筒37に設けた第二係合ピン39が係合して
いるので、第一往路41a形状によって押動筒37は瞬
間的に前進し、この結果、押動筒37の後壁部片37a
に接する第三移動ブロック33は第三復帰スプリング3
6に抗して前進し、第三移動ブロック33に後端部を接
続した第二鉗子体32は前進し(図24)、縫合糸Sの
一端S′は前記巻付け状態の始点と前後方向ほぼ同位置
に位置する(図23)。
【0054】そして、この状態で後退終点位置まで移動
させた操作レバー59を解放すると、第五復帰スプリン
グ56によって駆動筒58は原位置方向へと移動し、こ
の駆動筒58の移動によって駆動リング44は解放され
て第四復帰スプリング55の付勢によってこれも原位置
方向へ移動し、駆動リング44に組付けた第一係合ピン
43は第一カム溝42の第一復路42bに係合されるた
め回動体40は右回動し、回動体40に設けた第一歯車
14に噛み合う第二歯車15は左回動し、この結果、回
動筒12は同じく左回動し、回動筒12の先端の係止片
13は第二鉗子片32aで挾持した縫合糸Sの一端S′
寄りを引掛けて回動する(このとき、押動筒37に備え
た第二係合ピン39は回動体40の大径部40bに設け
た第二カム溝41の第一復路41bに係合し、該第一復
路41bの配置位置(形状)の関係で第二鉗子片32b
は図23の前進状態を維持している)。
【0055】そして、駆動リング44の前進の継続によ
り、回動体40は原位置に復帰し、この間、第二鉗子片
32bは原位置に復帰してリング状の結紮リングSaが
形成され(図25)、支持杆4も原位置に復帰して第一
鉗子体3の鉗子棒3bを挾持し(図26)、該支持杆4
の分岐部片4aを押え筒11が再び内包挾持する(図2
7)。
【0056】すなわち、各部材は第一係合ピン43を除
き原位置に復帰し、回動筒12を取り囲む第一段階の結
紮用ループSaの第一次形成作業が完了する。
【0057】この形成作業中、第一係合ピン43は第一
カム溝42の始点部42a′から第一往路42a、第一
仲介路42eおよび第一復路42bを順次経て第二往路
の始点部42c′に係合し、この第一係合ピン43を備
えた駆動リング44は第四復帰スプリング55によって
原位置方向へ押圧されている。
【0058】斯様にして結紮用ループSaが形成された
段階で駆動レバー28を図30で示す矢印方向に回動さ
せると、移動筒23は巻取りドラム26より導出される
鋼線24によって押圧されて前進し、この移動筒23の
先端に備えた押出片10も前進し、押出片10が前進す
るため第二押圧スプリング22の作用により閉塞筒20
が前進し、回動筒12の先端に備えた係止片13を内包
保持する(図28)。
【0059】そして、駆動レバー28の回動操作を継続
すると、閉塞筒20は係止片13を内包した状態で鍔部
片20aが空間部21の前壁部21bに係止して前進を
規制される一方、押出片10は前進しつつ結紮用ループ
Saを押しつつ、保持装置5を構成する保持体6の後側
保持部片6bの第一縁部9aに圧接し、保持体6は第一
押圧スプリング8の作用によりいわば反転して第一鉗子
体3の保持位置から離開し、前記ループSaの通路が形
成される(図29)。
【0060】そして、回動レバー28の回動操作終了時
には、図31で示すように、押出片10は第一鉗子体3
の前方に移動し、ループSaは縮径して第一鉗子片3a
で挾持した縫合糸Sの他の一端S″が挿通され結びが形
成される。
【0061】前記回動レバー28から指先を離すと回動
レバー28は原位置に復帰し、この復帰動作に従って、
押出片10は保持体6の後側保持部片6bの第二縁部9
bに接触してこれを押圧し(図32)、この結果、第一
押圧スプリング8の作用により保持体6は再び反転して
第一鉗子体3の鉗子棒3bを保持し、他の一端S″側に
結び形成された状態にして各部材は原位置に復帰する
(図33)。
【0062】斯様にして結び合わせ操作を終え、図41
の(a)で示す結びが得られる。
【0063】次いで、操作レバー59を操作すると、第
一係合ピン43は第二往路42Cの始点部42C′から
第二往路42Cおよび第二復路42Dに順次係合するか
ら、回動体40はこれまでとは逆に回転し、回動筒12
もそれに対応して回動するから、図41のaとは逆方向
の図42のaのループが形成され、駆動レバー28を前
記のように操作すると図42のaで示す結びが得られる
結果図40aの男結びが形成されることになる。
【0064】図39はいわゆる外科結紮結びを示すが上
記の図41の(a)で示す結紮用ループ形成後、スプリ
ング60に抗して切替杆49の押圧してその先端を駆動
リング44に形成した貫通孔50に貫通させると、切替
杆49は突縁43aにおいて第一係合ピン43をスプリ
ング48に抗して押し上げ、この結果、第一係合ピン4
3は第一カム溝42の第二往路の始点部42c′より外
れ、駆動リング44には先に述べたように第四復帰スプ
リング55が作用しているので、該駆動リング44はわ
ずかに移動し、第一係合ピン43の直下に第一カム溝4
2の第一往路42aの始点部42a′が位置し(図3
6)、切替杆49を離すと、切替杆49はスプリング6
0により原位置に復帰し、第一係合ピン43は前記始点
部42a′に係合し、斯様な操作後、操作レバー59を
操作すると、前記の通りに各部材は動作して第一段操作
時に形成された結紮用ループと同様の結紮用ループが形
成され、つまり、二重の結紮用ループが形成され、次い
で、前記した駆動レバー28によって結び操作を行う
と、図39で示す第一結びMaが得られ(このとき、第
一係合ピン43は第一カム溝42の第二往路42cの始
点部42c′に係合している)、次いで、操作レバー5
9を操作すると、第一係合ピン43は第二往路42cの
始点部42c′から第二往路42cおよび第二復路42
dに順次係合するから、回動体40はこれまでとは逆
に、回動し、回動筒12もそれに対応して回動するか
ら、第一結びMaにおける結紮用ループと逆方向のルー
プが形成され、駆動レバー28を前記のように操作する
と、第二結びMbが第一結びMaの後に形成され(この
とき、第一係合ピン43は第一カム溝42の第一往路4
2aの始点部42a′に位置する)、さらに、操作レバ
ー59等を操作すると、第二結びMbに続く第三結びM
c形成され(このとき、第一係合ピン43は第二往路4
2cの始点部42c′に位置する)、さらに操作レバー
59等を操作すると、第二結びMbと同形の第四結びM
dが形成されるのである。
【0065】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
これまで手作業で行っていた結紮操作を機械的手段によ
って行うことができるので、腹腔鏡手術等においてこれ
まで煩雑な作業としてみられていた結紮作業を円滑に行
うことができる。
【0066】また、本発明の鉗子体によれば、鉗子片に
縫合糸を挿通させるようにして鉗子体を引けば自動的に
縫合糸を挾持することができ、従って、簡単な構造によ
って挾持操作を行えるから実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】結紮器具先部の断面図。
【図2】結紮器具後部の拡大断面図。
【図3】図1のa−a線断面図。
【図4】図1のb−b線断面図。
【図5】図1のc−c線断面図。
【図6】図2の一部の拡大図。
【図7】図2の他の一部の拡大図。
【図8】回動レバー部の一部欠截拡大図。
【図9】図8の断面図。
【図10】第一カム溝の展開図。
【図11】図10のX−X線断面図。
【図12】第二カム溝の展開図。
【図13】図12のY−Y線断面図。
【図14】第二鉗子片で縫合糸を挾持した状態の結紮器
具先部の断面図。
【図15】操作筒を前進させた状態の拡大図。
【図16】第二鉗子片を原位置へ後退させた状態の結紮
器具先部の断面図。
【図17】第一鉗子片で縫合糸を挾持する状態を示す結
紮器具先部の前面図。
【図18】押え筒を後退させる途中時の結紮器具先部の
断面図。
【図19】図18の状態における結紮器具後部の拡大断
面図。
【図20】押え筒および支持杆を後退させた状態の結紮
器具先部の断面図。
【図21】図20の状態の結紮器具後部の拡大断面図。
【図22】結紮用ループ形成過程の結紮器具先部の断面
図。
【図23】結紮用ループ形成過程における第二鉗子片を
一時的に前進させた状態の結紮器具先部の断面図。
【図24】図23の状態における結紮器具後部の拡大断
面図。
【図25】結紮用ループ完成時点の結紮器具先部の断面
図。
【図26】支持杆を前進させて原位置に復帰させた状態
の結紮器具先部の断面図。
【図27】押え筒を前進させて原位置に復帰させた状態
の結紮器具先部の断面図。
【図28】移動筒を前進させ閉塞筒によって係止片を内
包する過程時の結紮器具先部の断面図。
【図29】押出片により結紮用ループを押し出す過程時
の結紮器具先部の断面図。
【図30】回動レバーの回動操作完了時の結紮器具後部
の拡大断面図。
【図31】図30の状態において結び合わせ完了時の結
紮器具先部の断面図。
【図32】回動レバーを解放し、押出片を後退させる途
中時の結紮器具先部の断面図。
【図33】押出片が原位置に復帰する過程時の結紮器具
先部の断面図。
【図34】切替杆と第一係合ピンの関係を示す拡大断面
図。
【図35】切替杆により第一係合ピンを受支した状態の
拡大断面図。
【図36】切替杆により第一係合ピンを受支し駆動リン
グが前進した状態の拡大断面図。
【図37】第一係合ピンの受支状態から解放した状態の
拡大断面図。
【図38】結紮器具の正面図。
【図39】外科結紮の説明図。
【図40】男結びの説明図。
【図41】結紮の基本の説明図。
【図42】結紮の基本の説明図。
【図43】外科結紮の基本の説明図。
【図44】基本的結紮方法の概念図。
【符号の説明】
3a 第一鉗子片 32a 第二鉗子片 S 縫合糸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫合糸の一端を第一鉗子片で、他の一端
    を第二鉗子片でそれぞれ挾持させた後、第一鉗子片の後
    方において縫合糸の他の一端側でリング状の結紮用ルー
    プを形成し、しかる後、該結紮用ループを第一鉗子片で
    挾持した縫合糸の前記一端を挿通させつつ第一鉗子片の
    前方に移動させて結紮することを特徴とする手術用縫合
    糸の結紮方法。
  2. 【請求項2】 鉗子棒の先端に、松葉状の先端を備えた
    鉗子片を突設した、手術用縫合糸の鉗子体。
JP13151894A 1994-06-14 1994-06-14 手術用縫合糸の結紮方法および手術用縫合糸の鉗子体 Pending JPH07328023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13151894A JPH07328023A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 手術用縫合糸の結紮方法および手術用縫合糸の鉗子体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13151894A JPH07328023A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 手術用縫合糸の結紮方法および手術用縫合糸の鉗子体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07328023A true JPH07328023A (ja) 1995-12-19

Family

ID=15059931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13151894A Pending JPH07328023A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 手術用縫合糸の結紮方法および手術用縫合糸の鉗子体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07328023A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100453053C (zh) * 2006-04-21 2009-01-21 先健科技(深圳)有限公司 一种结扎左心耳的装置及其使用方法
CN113425358A (zh) * 2021-06-29 2021-09-24 硕企(广东)医疗器械有限公司 套扎器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100453053C (zh) * 2006-04-21 2009-01-21 先健科技(深圳)有限公司 一种结扎左心耳的装置及其使用方法
CN113425358A (zh) * 2021-06-29 2021-09-24 硕企(广东)医疗器械有限公司 套扎器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5527323A (en) Surgical instrument for tying a knot in a length of suture at a remote location
US5681331A (en) Surgical instrument for tying a knot in a length of suture at a remote location
US5716368A (en) Knotmaker with curved elongate member used in tying a ligature
US5336229A (en) Dual ligating and dividing apparatus
AU735268B2 (en) Suture cartridge assembly for a surgical knot
US5792151A (en) Method and apparatus for ligating a blood vessel, tissue or other bodily duct
US5797928A (en) Ligating apparatus
US5728113A (en) Endoscopic vascular suturing apparatus
US6004332A (en) Suturing instrument with multiple rotatably mounted offset needle holders and method of using the same
JP4566003B2 (ja) 縫合糸操作及び/または切断器具
US5707379A (en) Method and apparatus for intracorporeal suturing
US5447512A (en) Controller for intracorporeal knot tying apparatus
US5152769A (en) Apparatus for laparoscopic suturing with improved suture needle
US5549618A (en) Knot tying method and apparatus
JPH11502432A (ja) 組織の縫合方法および縫合装置
JP6451459B2 (ja) 結び目形成装置
JPH08500506A (ja) 内視鏡的縫合装置
WO1995019139A1 (en) Knot tying method and apparatus
JPH07328023A (ja) 手術用縫合糸の結紮方法および手術用縫合糸の鉗子体
GB2569171A (en) A sewing device
JP3327073B2 (ja) 結紮装置
JP2003019139A (ja) 内視鏡用処置具
JP3800648B2 (ja) 結紮装置
JP3476902B2 (ja) 縫合用具
JP3806449B2 (ja) 縫合用具