JPH0732643B2 - 両刃除草鎌 - Google Patents

両刃除草鎌

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JPH0732643B2
JPH0732643B2 JP1081774A JP8177489A JPH0732643B2 JP H0732643 B2 JPH0732643 B2 JP H0732643B2 JP 1081774 A JP1081774 A JP 1081774A JP 8177489 A JP8177489 A JP 8177489A JP H0732643 B2 JPH0732643 B2 JP H0732643B2
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JP
Japan
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sickle
handle
cutting blade
ground
cutting
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Application number
JP1081774A
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JPH02261309A (ja
Inventor
榮裕 庄司
Original Assignee
榮裕 庄司
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Publication date
Application filed by 榮裕 庄司 filed Critical 榮裕 庄司
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、庭地に生える小雑草を除去する作業に用いる
小鎌の改良に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の小鎌は、草刈鎌を略小型にした形状であ
って、手前側に刈刃が設けられて柄の上向き角度も小さ
いのが一般である。
(発明が解決しようとする課題) 前記の小鎌は、柄の上向き角度が小さいために、柄を握
っている拳を地面に接する位置まで下げても刈刃が地面
と略同一の高さとなり、この状態で草取りをすると、地
表面または地表面から浅い位置で雑草の元根部の上部を
切り取りがちであり、このような位置で切り取ると、後
日切り取り部分から分けつ芽が生じて却って草量が多く
なることがある。すなわち、第7図(a)に示す雑草a
において、地中の茎と根の間の元根部bの所を、地面E
の下5〜10mmの切断線cで切断すると、根は枯死して以
後分けつ芽は出ないが、同図(b)のように地面すれす
れの切断線dで切断すると、この部分から分けつ芽が出
る。
その上、切断線dの位置で刈刃を移動させると、切り込
み位置が高いために腰の弱い雑草の場合は該雑草の手前
側に倒れて充分な切り取りが行われず取り残しをするこ
とが多く、見た目も悪い上に取り残された草が切り取っ
た草を集める際に邪魔になるという不都合がある。
また、鎌本体を立てるようにして先端部を深く押し込む
ようにして切れば所望の位置で切れるが、切断範囲が狭
く能率的ではない。
したがって、本発明は、これらの不具合のない除草鎌を
提供することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の前記課題の解決手段は、刈刃を備えた鎌本体の
基部に柄取り付け部を連設し、これに柄を取り付けた鎌
において、鎌本体の主体部を平らで略くさび形に形成し
て前記刈刃を直線状に設け、主体部の外縁に刈刃と反対
側を向き刈刃の2分の1以上の長さをもつ直接状の押し
切り刃を設け、かつ前記基部に主体部寄りの折り曲げ部
と柄寄りの折り曲げ部とを設けて柄取付け部を上向きに
傾斜させ、鎌本体下面全体を地面に接触させて地面上で
把握できる高さの柄を取り付けたことを特徴とする。
(作用) 鎌本体を軽く地面に押し付けて前後進の繰り返しを行う
か円を描くように動かすと、柄の角度が大きいため鎌本
体は容易に地中に入り、刈刃と押し切り刃は、地面内で
土を梳くように動いていずれかの刃で雑草の元根部を切
断する。腰の弱い草は、一方の刃で切断されずに該刃の
運動方向に倒れ易いが、次に他方の刃で反対方向に押さ
れたとき再び反対に倒れることは難しく、該他方の刃で
切断される。
庭石の際や植木の根元のように、普通の鎌の刃が届かな
い又は芝生の中の雑草に対しては、鎌を鎌本体の稜線方
向に押込むと、主体部は平らでくさび形の両刃のため抵
抗なく土内に進入して元根部を切断することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図において1は鎌本体で平らでくさび形の主体部1aに刈
刃2を有し、該刈刃2の終端付近の基部3から柄取り付
け部4がのびて柄5の割り溝6に挿入され、目くぎ7と
口金8によって固定される。口金8は通常のように円筒
形のリングでよいが、地面との接触と泥の付着を避ける
ために、第3図に示すように柄の先端の地面E側を斜面
にして口金8もこれに合わせて斜面9とすることが好ま
しい。
鎌本体1の上縁10には刈刃2の2分の1以上の長さをも
つ押し切り刃11が刈刃2と反対向きに、かつ平面視くさ
び形をなすように設けられており、第2図に示すように
刃2と11は、稜線12を境にした斜面と略平面の裏面13に
よって形成される。先端部14は、極めて狭く使用により
研ぎが繰返されればさらに狭くなる。主体部1aを地中に
入れ、又は地面に密着させた状態で、地面Eと峯Hの間
に隙間Sが生じて鎌を自由に動かせるように、柄5は大
きな上向き角θをもって取付けられており、該上向き角
θをもたせるために、基部3には主体部1a寄りの折り曲
げ部15と柄5寄りの折り曲げ部16が設けられている。
以上の構成であるから、鎌本体1を軽く地面に押し付け
て前後進の繰り返しを行うか円を描くように動かすと、
柄5の角度θが大きいことと基部3の抵抗がないことか
ら鎌本体1は容易に地中に入り、刈刃2と押し切り刃11
は、地面内で土を梳くように動いていずれかの刃で雑草
の元根部bを切断する。腰の弱い草は、一方の刃で切断
されずに該刃の運動方向に倒れ易いが、次に他方の刃で
反対方向に押されたとき再び反対に倒れることは難し
く、該他方の刃で切断される。第2図に示すように鎌本
体1を薄くして刃を鋭利にしておくと、普通の庭地では
殆ど抵抗なく作業をすることができる。
また、主体部1aが平らでくさび形をなしており、刃2、
11の延長線が鋭角で交差し、先端部14が狭いため、狭い
所にも鎌を先端から押込むことができ、押込む際の抵抗
も少ない。
庭石の際や植木の根元に近い所のように、普通の鎌の刈
り刃が届かない所にも、第4図のように使用することが
できる。同図で雑草aと庭石sの間隙が小さくても、鎌
本体1も先端の幅が狭いため該間隙内に進入させること
ができ、稜線12と一致する矢印Aの方向に進行させるだ
けで雑草aを切断することができる。刃2、11は稜線12
に対して略対称であるから両刃の抵抗も略等しく、鎌本
体1は稜線方向に直進し易いから所望の方向に移動させ
ることが容易にでき、刈刃2を雑草aに沿って滑らせな
がら切込んで切断するから軽い力で切断することができ
る。
また、芝生内の雑草や根深の雑草に対しては、第5図に
矢印Bで示すように約45°の傾斜角αで先端部14から押
込むと、先端部14が狭く、薄い両刃であるから押込みに
力を要せず、元根部に沿って刃を滑らせるように前進さ
せることができ、前進に伴う切込みで軽く切断できる。
芝e間の雑草aに対しては、該雑草aを軽く手で押さえ
て、鎌本体1は、芝生に一文字の切込みを入れるだけで
あるから芝生を傷めることが少ない。
このようにして刈り取った雑草は、第6図の掻き板20を
用いて掻き寄せる。該掻き板20は、長い三角状で下縁21
に向けて薄くなり、広幅側の両面上部に半円形の取っ手
22,22を備えた構造であり、取っ手を持って前後及び左
右方向に、図(b)のようにα=30〜45°傾けて矢印
方向に数回ずつ動かすことにより、切断した草は容易に
掻き寄せられて集まり、地面も平に均される。
なお、柄の傾斜角θを形成する手段は、前記折り曲げ部
15、16に限ることなく、適宜の湾曲部により形成するこ
とができる。
(発明の効果) 以上のように本発明の鎌は、両刃の鎌であるため往復で
2回切断作業ができて能率よく除草を行うことができ、
柄の位置が高いので鎌本体全体を容易に地面下に食い込
ませることができるから元根部を切断でき、取り残しも
少なく未熟練者でも使い易い効果を有する。しかも主体
部が平らで刈刃と押し切り刃が直線のくさび形をなして
いるので、地中に押込むとき抵抗が少ないと共に直進性
を有し、かつ押し切り刃も充分な長さをもつため使い易
く、刈刃又は押切り刃で草を切取ることができ植木や庭
石の際の草や芝生の中の草も軽く切断することができて
極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の正面図、第2図(a)は第1
図矢印IIa方向の図、同(b)は第1図のIIb−IIb線断
面図、第3図は使用中の側面図、第4図は狭い場所での
使用方法の説明図、第5図は芝生での使用方法の説明
図、第6図(a)は掻き板の正面図、(b)は使用中の
側面図、第7図(a)(b)は雑草の説明図である。 1…鎌本体、1a…主体部、2…刈刃 3…基部、4…柄取り付け部 10…外縁、11…押し切り刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈刃を備えた鎌本体の基部に柄取り付け部
    を連設し、これに柄を取り付けた鎌において、鎌本体の
    主体部を平らで略くさび形に形成して前記刈刃を直線状
    に設け、主体部の外縁に刈刃と反対側を向き刈刃の2分
    の1以上の長さをもつ直線状の押し切り刃を設け、かつ
    前記基部に主体部寄りの折り曲げ部と柄寄りの折り曲げ
    部とを設けて柄取付け部を上向きに傾斜させ、鎌本体下
    面全体を地面に接触させて地面上で把握できる高さの柄
    を取り付けたことを特徴とする、両刃除草鎌。
JP1081774A 1989-03-31 1989-03-31 両刃除草鎌 Expired - Lifetime JPH0732643B2 (ja)

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JP1081774A JPH0732643B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 両刃除草鎌

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JP1081774A JPH0732643B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 両刃除草鎌

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Publication Number Publication Date
JPH02261309A JPH02261309A (ja) 1990-10-24
JPH0732643B2 true JPH0732643B2 (ja) 1995-04-12

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ID=13755825

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JP1081774A Expired - Lifetime JPH0732643B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 両刃除草鎌

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JPH02261309A (ja) 1990-10-24

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