JPH07325729A - 障害判定機能付マルチプロセッサ装置 - Google Patents

障害判定機能付マルチプロセッサ装置

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JPH07325729A
JPH07325729A JP6142255A JP14225594A JPH07325729A JP H07325729 A JPH07325729 A JP H07325729A JP 6142255 A JP6142255 A JP 6142255A JP 14225594 A JP14225594 A JP 14225594A JP H07325729 A JPH07325729 A JP H07325729A
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JP
Japan
Prior art keywords
processor device
abnormality
reference number
work unit
common bus
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Pending
Application number
JP6142255A
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English (en)
Inventor
Kazushi Matsumoto
一志 松本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07325729A publication Critical patent/JPH07325729A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害判定機能付マルチプロセッサ装置におい
て、本当は故障していない作業単位用プロセッサ装置
を、共通バスから切り離すのを防止すること。 【構成】 障害判定機能付マルチプロセッサ装置は、幾
つかの作業単位用プロセッサ装置A〜Nと、それらを総
合的に制御する総合制御用プロセッサ装置1とが、共通
バス4で接続されて構成されている。総合制御用プロセ
ッサ装置1は、各作業単位用プロセッサ装置で発生する
異常回数をそれぞれカウントする異常回数カウンタ2
と、各作業単位用プロセッサ装置をそれぞれ故障と判定
する判定基準回数3と、各作業単位用プロセッサ装置毎
に定めた所定時間を計時するタイマ5を具える。そし
て、該所定時間が経過する毎に前記異常回数カウンタを
リセットする。これにより、一過性の異常はときどき発
生するが、本当は故障していない作業単位用プロセッサ
装置を、共通バスから切り離してしまうことがなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異常発生回数をカウン
トし、それが所定値を超えたプロセッサ装置を故障と判
定する障害判定機能付マルチプロセッサ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プロセッサを搭載した幾つかの装置を共
通バスで接続し、総合的な制御を行うプロセッサによっ
て全体的な制御を行うマルチプロセッサ装置が知られて
いる。しかし、接続されているプロセッサ装置の中には
故障を起こすものが出て来ることがあるが、故障したも
のは共通バス4より切り離される。
【0003】しかしながら、異常が発生しても一過性の
異常であった場合には、自動的に直ぐ正常に復帰する。
従って、異常が発生したからといって直ちに共通バス4
から切り離してしまうことは、マルチプロセッサ装置全
体の動作効率から見て、好ましくない。
【0004】そこで、障害判定機能付マルチプロセッサ
装置の中には、本当に故障しているのであれば、異常は
頻繁に起こる筈であるし、一過性の異常がたまたま起こ
っているというのであれば、異常の回数は少ない筈であ
るという観点に立ち、各装置で発生する異常の回数をカ
ウントし、装置毎に決められている所定値(判定基準回
数)を超えた時に、初めて故障と判定するものがある。
【0005】図6は、そのような従来の障害判定機能付
マルチプロセッサ装置を示す。図6において、1は総合
制御用プロセッサ装置、2は異常回数カウンタ、3は判
定基準回数、4は共通バス、A,B,Nは作業単位用プ
ロセッサ装置である。作業単位用プロセッサ装置A〜N
は、例えば、ディスクドライブ装置とか磁気テープ駆動
装置とかプリンタ装置等といったような、或る特定の作
業をするための装置である。これらの装置には、その作
業をするための処理プログラムや、故障していた場合に
その装置を共通バス4から切り離す回路や、当然のこと
ながらプロセッサ等が搭載されている。
【0006】総合制御用プロセッサ装置1は、作業単位
用プロセッサ装置A〜Nを総合的に制御するためのもの
であるが、これは、異常回数カウンタ2,判定基準回数
3を具えている。異常回数カウンタ2は、各作業単位用
プロセッサ装置毎に設けられている。例えば、CA は作
業単位用プロセッサ装置Aでの異常発生をカウントする
カウンタである。判定基準回数3も、各作業単位用プロ
セッサ装置毎に用意されている。例えば、KA は作業単
位用プロセッサ装置A用の判定基準回数である。異常回
数カウンタCA のカウント値が判定基準回数KA より大
となった時、作業単位用プロセッサ装置Aは故障してい
ると判定される。
【0007】図7は、従来の障害判定機能付マルチプロ
セッサ装置に関するタイムチャートである。この図で
は、作業単位用プロセッサ装置Aの場合を例にとってい
る。処理の進行は、下向き矢印で表されている。P1
4 は、処理の過程において生じた異常検知を示してい
る。判定基準回数KA は「3」と定められているとして
いる。作業単位用プロセッサ装置Aの異常検知がなされ
る度に異常回数カウンタCA はカウントアップされ、P
4 の時にCA =4となってKA の3より大となる。その
ため、この時点で作業単位用プロセッサ装置Aは故障と
判定される。
【0008】なお、障害判定機能付マルチプロセッサ装
置に関する従来の文献としては、例えば、特公平3−20
774 号公報がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の障害判定機能付マルチプロセッサ装置では、異
常発生回数が積算されていく一方なので、処理をしてい
る時間が長いと、やがては判定基準回数を超えることと
なり、本当には故障していないのに共通バスより切り離
されてしまうという問題点があった。本発明は、このよ
うな問題点を解決することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、幾つかの作業単位用プロセッサ装置
と、それらを総合的に制御する総合制御用プロセッサ装
置であって、各作業単位用プロセッサ装置で発生する異
常回数をそれぞれカウントする異常回数カウンタと各作
業単位用プロセッサ装置をそれぞれ故障と判定する判定
基準回数とを有する総合制御用プロセッサ装置とが共通
バスを介して接続されて成る障害判定機能付マルチプロ
セッサ装置において、前記総合制御用プロセッサ装置に
各作業単位用プロセッサ装置毎に定めた所定時間を計時
するタイマを更に具え、該所定時間が経過する毎に前記
異常回数カウンタをリセットすることとした。
【0011】また、前記総合制御用プロセッサ装置に前
記のようなタイマを具えるのではなく、各作業単位用プ
ロセッサ装置における処理の種類とその処理の際に適用
する判定基準回数との対応表を格納した判定基準回数表
格納部を具え、処理が異なる毎に該判定基準回数表格納
部より対応した判定基準回数を選定して使用すると共
に、処理が終了する毎に前記異常回数カウンタをリセッ
トすることとしてもよい。
【0012】
【作 用】本発明では、作業単位用プロセッサ装置で
発生する異常をカウントする異常回数カウンタを、積算
する一方でなく、適当な時点においてリセットするよう
にした。これにより、一過性の異常はときどき発生する
ものの、本当は故障していない作業単位用プロセッサ装
置を、共通バスから切り離してしまうことがなくなる。
【0013】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例であ
る。符号は図6のものに対応し、5はタイマである。図
6と同じ符号のものは同様のものであるので、その説明
は省略する。構成上、従来の障害判定機能付マルチプロ
セッサ装置と異なる点は、総合制御用プロセッサ装置1
に新たにタイマ5を搭載したことである。タイマ5に
は、各作業単位用プロセッサ装置ごとのタイマTA ,T
B ,…TN が設けられている。
【0014】本発明では、異常回数カウンタを適当なと
ころでリセットするという概念を導入したものである
が、第1の実施例では、一定時間毎にリセットするよう
にしたものである。その一定時間は各作業単位用プロセ
ッサ装置毎に予め定めておくが、その時間を計時するた
めにタイマ5が設けられている。例えば、タイマT
A は、作業単位用プロセッサ装置Aに対して定められて
いる一定時間(例えばt)を、計時するものである。
【0015】図2は、第1の実施例に関するタイムチャ
ートである。符号は図7のものに対応している。やは
り、作業単位用プロセッサ装置Aでの動作を例にとって
いる。リセットする一定時間として定められている時間
は、tであるとする。処理の開始と共にタイマTA が計
時を開始し、異常回数カウンタCA はt時間毎にリセッ
トされる。そのため、一過性の異常である限りカウント
値が判定基準回数(KA=3)を超えることがなく、共
通バス4から切り離されることがなくなる。
【0016】ただし、時間tの値および判定基準回数K
A =3という値は、作業単位用プロセッサ装置Aに関す
る時間当たりの一過性異常発生回数等を予め実験等によ
り調査しておき、それを基にして、一過性の異常のみが
発生している場合には、異常回数カウンタのカウント値
が、判定基準回数を超えないように定める。
【0017】(第2の実施例)図3は、本発明の第2の
実施例を示す図である。符号は図1のものに対応し、6
は判定基準回数表格納部である。構成上、図1の実施例
と異なる点は、タイマ5を無くし、判定基準回数表格納
部6を設けた点である。そして、判定基準回数3の値
は、各作業単位用プロセッサ装置における異なった種類
の処理毎に、その処理に対応して予め定めておいた値を
判定基準回数表格納部6から取り寄せて使用するように
した。
【0018】図4は、判定基準回数表格納部6の例を示
す図である。図4(イ)は作業単位用プロセッサ装置A
用の判定基準回数表であり、図4(ロ),(ハ)は、そ
れぞれ作業単位用プロセッサ装置B用,N用の判定基準
回数表である。どの表も同様の構成になっているので、
図4(イ)を例にとって説明する。
【0019】「処理の種類」欄の「SA1」に対応して、
「判定基準回数」欄には「KA1」と書いてあるが、これ
は、作業単位用プロセッサ装置AにおいてSA1という種
類の処理を行う場合には、判定基準回数としてはKA1
いう値を用いるということを示している。他の欄も同様
である。
【0020】図5は、第2の実施例に関するタイムチャ
ートである。符号は図2,図4のものに対応している。
やはり、作業単位用プロセッサ装置Aの場合を例にとっ
ている。最初に行う処理はSA1であるので、KA として
は判定基準回数表格納部6からKA1が取り寄せられる。
その処理が終了するまでに異常回数カウンタCA の値が
A1を超えれば、作業単位用プロセッサ装置Aは故障と
判定される。処理SA1が終了すると、異常回数カウンタ
A はリセットされる。
【0021】次に行う処理はSA2であるので、KA とし
ては判定基準回数表格納部6からKA2が取り寄せられ
る。その処理が終了するまでに異常回数カウンタCA
値がKA2を超えれば、作業単位用プロセッサ装置Aは故
障と判定される。処理SA2が終了すると、異常回数カウ
ンタCA はリセットされる。
【0022】判定基準回数KA1,KA2等は、処理SA1
A2等が処理完了までに通常要する時間を目安にして定
められる。その時間が長ければ、判定基準回数の値も大
にされる。これを定めるに当たっても、第1の実施例で
の時間t等を定める場合と同様に、各処理を行う場合に
時間当たりに発生する一過性の異常の回数を、予め実験
等により調べておき、それを参考にして定める。例え
ば、時間tあたり3回程度異常が発生するのは一過性異
常であるということが、予め実験等によって分かってい
る場合、処理SA1が処理完了するまでに通常要する時間
が2tであれば、KA1=6などと定める。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の障害判定機能
付マルチプロセッサ装置では、異常回数カウンタを一定
の時間毎にリセットしたり、処理が終了する度にリセッ
トしたりすることとしたので、一過性の異常が発生する
だけで本当は故障していない作業単位用プロセッサ装置
を、共通バスから切り離してしまうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す図
【図2】 第1の実施例に関するタイムチャート
【図3】 本発明の第2の実施例を示す図
【図4】 判定基準回数表格納部の例を示す図
【図5】 第2の実施例に関するタイムチャート
【図6】 従来の障害判定機能付マルチプロセッサ装置
を示す図
【図7】 従来の障害判定機能付マルチプロセッサ装置
に関するタイムチャート
【符号の説明】
1…総合制御用プロセッサ装置、2…異常回数カウン
タ、3…判定基準回数、4…共通バス、5…タイマ、6
…判定基準回数表格納部、A,B,N…作業単位用プロ
セッサ装置、P1 〜P5 …異常検知

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幾つかの作業単位用プロセッサ装置と、
    それらを総合的に制御する総合制御用プロセッサ装置で
    あって、各作業単位用プロセッサ装置で発生する異常回
    数をそれぞれカウントする異常回数カウンタと各作業単
    位用プロセッサ装置をそれぞれ故障と判定する判定基準
    回数とを有する総合制御用プロセッサ装置とが共通バス
    を介して接続されて成る障害判定機能付マルチプロセッ
    サ装置において、 前記総合制御用プロセッサ装置に各作業単位用プロセッ
    サ装置毎に定めた所定時間を計時するタイマを更に具
    え、該所定時間が経過する毎に前記異常回数カウンタを
    リセットすることを特徴とする障害判定機能付マルチプ
    ロセッサ装置。
  2. 【請求項2】 幾つかの作業単位用プロセッサ装置と、
    それらを総合的に制御する総合制御用プロセッサ装置で
    あって、各作業単位用プロセッサ装置で発生する異常回
    数をそれぞれカウントする異常回数カウンタと各作業単
    位用プロセッサ装置をそれぞれ故障と判定する判定基準
    回数とを有する総合制御用プロセッサ装置とが共通バス
    を介して接続されて成る障害判定機能付マルチプロセッ
    サ装置において、 前記総合制御用プロセッサ装置に各作業単位用プロセッ
    サ装置における処理の種類とその処理の際に適用する判
    定基準回数との対応表を格納した判定基準回数表格納部
    を更に具え、処理が異なる毎に該判定基準回数表格納部
    より対応した判定基準回数を選定して使用すると共に、
    処理が終了する毎に前記異常回数カウンタをリセットす
    ることを特徴とする障害判定機能付マルチプロセッサ装
    置。
JP6142255A 1994-06-01 1994-06-01 障害判定機能付マルチプロセッサ装置 Pending JPH07325729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6142255A JPH07325729A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 障害判定機能付マルチプロセッサ装置

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JP6142255A JPH07325729A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 障害判定機能付マルチプロセッサ装置

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JPH07325729A true JPH07325729A (ja) 1995-12-12

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ID=15311073

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JP6142255A Pending JPH07325729A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 障害判定機能付マルチプロセッサ装置

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JP (1) JPH07325729A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394553B1 (ko) * 1998-12-24 2003-11-28 엘지전자 주식회사 아이피씨시스템에서특정프로세서에대한재시동장치및방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394553B1 (ko) * 1998-12-24 2003-11-28 엘지전자 주식회사 아이피씨시스템에서특정프로세서에대한재시동장치및방법

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