JPH0732416U - ポータブル冷風装置 - Google Patents

ポータブル冷風装置

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Publication number
JPH0732416U
JPH0732416U JP063430U JP6343093U JPH0732416U JP H0732416 U JPH0732416 U JP H0732416U JP 063430 U JP063430 U JP 063430U JP 6343093 U JP6343093 U JP 6343093U JP H0732416 U JPH0732416 U JP H0732416U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
case
refrigerant
blower
holding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP063430U
Other languages
English (en)
Inventor
真作 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP063430U priority Critical patent/JPH0732416U/ja
Publication of JPH0732416U publication Critical patent/JPH0732416U/ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で軽量のポータブル冷風装置を得る。 【構成】 ケース1内に外気の流通が自在な流路2を形
成し、その流路2内に冷媒保持部材4によって冷媒5を
保持する。そして、送風機3によって流路2内を通過し
た空気をケース1外に送出する。すなわち、送風機3に
よって吸入された外気は、冷媒5によって冷却された保
持部材4の周囲で冷却され、ケース1内の流路2を通っ
て吹出口1cから冷風として送風されることとなる。こ
れにより、小型、軽量で且つ、効率よく冷風を供給する
ことができるポータブル冷風装置を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷風を送風することができ且つ、持ち運びが自在なポータブル冷風 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車体上に伸縮、起伏等が自在なブームを配設し、このブームの先端に 作業台を取り付けた高所作業車を使用し、この作業台を任意の高所に移動させる ことにより配電工事等の作業を行う場合がある。 この作業台は、作業者および工具等の落下事故を防止するために周囲が囲まれ た形状に形成されることが多く、夏季に屋外で作業を行う場合に熱気がこもり、 作業者に苦痛を与えるばかりか、作業効率の低下を招く。 したがって、作業環境を向上させるために、作業者に冷風を与えるようにする ことが好ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような高所作業車においては、作業台上の積載荷重が増 加すると、ブームの作動時に車体の安定を損ねるおそれがあると共に、作業台内 は狭いため、大型で重量の大きい冷風装置は使用することができないという問題 があった。 また、小型の冷風装置であっても据置型の冷風装置とすると、冷風装置を必要 としない夏季以外の季節においては、作業台内が不必要に狭くなるという問題も あった。
【0004】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、小型で軽量のポータ ブル冷風装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、本考案のポータブル冷風装置では、ケース内に 外気の流通が自在な流路を形成し、その流路内に冷媒保持部材によって冷媒を保 持する。そして、送風機によって流路内を通過した空気をケース外に送出する。
【0006】
【作用】
このようなポータブル冷風装置では、送風機によって吸引された外気が冷媒の 作用によって冷却されケース外に冷風として送風することができる。 これにより、外形を大型化することなく、効率よく冷風を送ることができるた め、狭い場所や軽量化を求められる場所においても用いることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図1を参照しながら説明する。 このポータブル冷風装置は、ケース1、冷媒保持部材5および、送風機3を主 だった構成要素としている。 ケース1は、蓋1aとケース本体1bとから構成され、ケース本体1bは上面 が開口した箱状に形成されると共に、ケース本体1bの開口部を覆うように蓋1 aが形成されている。この蓋1aの一辺には、一端がケース本体1bに取り付け られた蝶番11の他端が取り付けられている。これにより、蓋1aは一点鎖線で 示すようにケース本体1bに対し蝶番11を中心として上方に開閉自在に構成さ れる。また、蓋1aとケース本体1bにおいて蝶番11が取り付けられた側と反 対側の一辺にはパチン錠13が取り付けられており、蓋1aを閉じた状態におい て本体と固定できるようになっている。 そして、蓋1aの上面には取手12が取り付けられており、パチン錠13によ って蓋1aを固定した状態においてケース1全体の持ち運びが自在な構成になっ ている。
【0008】 ケース本体1bにおける側面の一面には、吹出口1cが形成され、この吹出口 1cと相対する側面には吸気口1dが形成されている。そして、吹出口1cおよ び、吸気口1dの下方にはケース本体1bを上下方向に遮断する仕切り板1eが 形成されている。 ここで、この仕切り板1eと蓋1aで囲まれたケース本体1bの内部スペース (流路)2が請求の範囲に記載の「流路」を形成することとなる。
【0009】 仕切り板1eの上面には支柱7によって支持された冷媒保持部材4が配設され ている。この冷媒保持部材4は、蓋4aと本体4bとから構成され、蓋4aおよ び、本体4bの外周面には放熱羽根4cが複数枚設けられている。 また、蓋4aと本体4bは嵌合自在に構成されており、本体4bに対して蓋4 aは着脱が自在となっている。 そして、この冷媒保持部材4の内部にはドライアイス(冷媒)5が載置可能に 構成されており、載置されたドライアイス5の冷熱により冷媒保持部材4が冷却 されることにより、放熱羽根4cによって流路2内の空気が冷却される。
【0010】 ケース本体1bにおける吸気口1dの内面には、送風機3が取り付けられてい る。この送風機3は、モータ3bによって羽根3aを回転させることにより、吸 気口1dから外気を吸入し、流路2を通って吹出口1cから吸入した外気を吹出 するように取り付けられている。 また、蓋1aおよび、ケース本体1bの内周には、流路2内を保温するために 断熱材9が貼付されている。 吸入口1dには、異物の吸い込みを防止するための網(図示せず)が取り付け られており、吹出口1cにもガード10が取り付けられている。
【0011】 ケース本体1b内部における仕切り板1eの下方には、送風機3のモータ3b を駆動するためのバッテリ6が取り付けられている。 モータ3bの駆動は、バッテリ6とモータ3bとを繋いで、ケース本体1bの 正面(吹出口1cの下方)に配設されたスイッチ14をオン−オフ制御すること によって行われる。 また、ケース本体1bの正面(吸気口1dの下方)には、充電用コンセント8 が取り付けられており、商用電源等の外部電源を接続することによりバッテリ6 の充電を行う。
【0012】 上記のように構成されたポータブル冷風装置においては、冷媒として用いられ るドライアイス5は、1Kgにつき2〜3時間冷媒としての能力を発揮すること ができる。したがって、冷媒保持部材4内に2Kg程度のドライアイス5を載置 しておけば1日分の冷媒を確保することができるため、冷媒保持部材4は2Kg のドライアイス5を載置できる容量を有している。そして、このドライアイスの 温度は−79゜Cであるため、送風時の吹出口1cでの温度は−50゜C程度と なる。 また、バッテリ6は、送風機3を連続で8時間駆動することができる充電量を 有するものが取り付けられており、送風機3は、2.5m3/minの風量を有 し、1m離れた位置での騒音値が48dBのものが用いられている。
【0013】 これにより、本実施例に係るポータブル冷風装置は、外形寸法をW250×H 240×D190(mm)程度とすることができると共に、重量も約10Kgと することができ、外部電源も必要としないため、持ち運びが自在で設置場所も制 限されず、且つ、作業者に十分な冷風を低騒音で得ることができる。
【0014】 なお、上記のポータブル冷風装置を用いて冷風を供給する場合に、冷媒として のドライアイス5は冷風装置を使用する直前に冷媒保持部材4内に載置すること がドライアイス5の無駄な消耗を防ぐ上で好ましい。 このため、上記ポータブル冷風装置には、冷風装置を使用する直前までドライ アイス5を保存しておく保管箱(図示せず)が併せて用いられる。この保管箱は 、断熱材を用いて形成され、外形寸法をW230×H355×D355(mm) 程度に形成することにより、約10Kgのドライアイスの保存が可能となり、2 4時間経過後であってもドライアイスの昇華を3%程度に抑えることが可能なよ うに構成されている。
【0015】 上記の実施例においては、冷媒としてドライアイスを用いることとしているが 、本考案はこれに限られるものではなく、冷媒として氷等を用いてもよい。 また、送風機の駆動源として電気モータを使用することとした場合に、電源と してケース内にバッテリを載置することとしているが、商用電源の供給を受ける ことができる場所で使用する場合には、必ずしもバッテリは必要ではなく、電源 コードを設ける構成とすればよい。さらに、屋外で使用することが多い場合には 、ケースの外周に太陽電池を取り付けることにより、その電源によって送風機を 駆動させるように構成してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案のポータブル冷風装置では、ケース内に外気の流通が自 在な流路を形成し、その流路内に冷媒保持部材によって冷媒を保持する。そして 、送風機によって流路内を通過した空気をケース外に送出する。すなわち、送風 機によって吸入された外気は、冷媒によって冷却された保持部材の周囲で冷却さ れ、ケース内の流路を通って吹出口から冷風として送風されることとなる。 これにより、小型、軽量で且つ、効率よく冷風を供給することができるポータ ブル冷風装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るポータブル冷風装置の正面図を
(A)に表し、このポータブル冷風装置のY−Y断面を
(B)に表す。
【符号の説明】
1 ケース 2 流路 3 送風機 4 冷媒保持部材 5 ドライアイス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気の流通が自在な流路が形成されたケ
    ースと、 冷媒を保持して前記流路内に配設された冷媒保持部材
    と、 前記流路内を通過した空気を前記ケース外へ送出可能な
    送風機とからなることを特徴とするポータブル冷風装
    置。
JP063430U 1993-11-01 1993-11-01 ポータブル冷風装置 Pending JPH0732416U (ja)

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JP063430U JPH0732416U (ja) 1993-11-01 1993-11-01 ポータブル冷風装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP063430U JPH0732416U (ja) 1993-11-01 1993-11-01 ポータブル冷風装置

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Publication Number Publication Date
JPH0732416U true JPH0732416U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13229058

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JP063430U Pending JPH0732416U (ja) 1993-11-01 1993-11-01 ポータブル冷風装置

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JP (1) JPH0732416U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012193874A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Japan Oil Transportation Co Ltd ポータブル式空調装置
WO2015186985A1 (ko) * 2014-06-05 2015-12-10 김용구 에어 자켓 및 그의 제조방법, 그를 위한 휴대형 냉각 기구
KR20150140046A (ko) * 2014-06-05 2015-12-15 김용구 휴대용 냉매 장치
KR101640708B1 (ko) * 2015-03-25 2016-07-22 김용구 에어 자켓을 위한 휴대형 냉각 기구
KR20160114875A (ko) * 2015-03-25 2016-10-06 김용구 에어 자켓을 위한 휴대형 냉각 기구

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WO2015186985A1 (ko) * 2014-06-05 2015-12-10 김용구 에어 자켓 및 그의 제조방법, 그를 위한 휴대형 냉각 기구
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KR101640708B1 (ko) * 2015-03-25 2016-07-22 김용구 에어 자켓을 위한 휴대형 냉각 기구
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