JPH07324056A - γ−アセトキシチグルアルデヒドの製造 - Google Patents

γ−アセトキシチグルアルデヒドの製造

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JPH07324056A
JPH07324056A JP6268034A JP26803494A JPH07324056A JP H07324056 A JPH07324056 A JP H07324056A JP 6268034 A JP6268034 A JP 6268034A JP 26803494 A JP26803494 A JP 26803494A JP H07324056 A JPH07324056 A JP H07324056A
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hydroxy
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cho
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Ulriche Zutter
ウルリヒ・ツツター
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F Hoffmann La Roche AG
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式 HC≡C−C(CH3)(OH)−CH=C(R)2
II のペンテニン−3−オールを低級アルカノール、R1
H中で選択的にオゾン分解し、かくして得られる式 HC≡C−C(CH3)(OH)−CHO III の2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチナール、なら
びに副生成物として得られる一般式 の1−アルコキシアルキルヒドロパーオキシドを接触水
添し(式IIIの2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチ
ナールの場合水添は選択的である)、式 H2C=CH−C(CH3)(OH)−CHO V の既知の2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール
とし、これをそれ自体既知の方法で式 CH3COO−CH2CH=C(CH3)−CHO I の所望のγ−アセトキシチグルアルデヒドに変換するγ
−アセトキシチグルアルデヒドの製造法。 [式中、両Rは水素又はメチルを示し、R1はC1-4アル
キルを示す] 【効果】 ビタミンAアセテートの製造のための出発材
料を簡単な方法で製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はγ−アセトキシチグルアルデヒド
(γ−acetoxytiglic aldehyde)(“C5−アルデヒ
ド”,I)の製造のための新規な方法に関し、これは
(β−イオニリデンエチル)トリフェニルホスホニウム
ハライド(“C15−ビニル塩”)及びこのC5−アルデ
ヒドからのビタミンAアセテート製造の出発材料として
既知である。
【0002】既知のビタミンAアセテート合成の最終段
階において、C5−アルデヒドはWittig反応を用
いてC15−ビニル塩とカップリングされる。これによ
り、その特に顕著な生物活性の故に好ましい全−トラン
ス−ビタミンAアセテートが高い選択率で直接得られ
る。しかしこのWittig反応において、C5−アル
デヒドの製造はまだ複雑で非常に高価なことが見いださ
れている。
【0003】本発明に従うγ−アセトキシチグルアルデ
ヒドの製造法は一般式 HC≡C−C(CH3)(OH)−CH=C(R)2 II [式中、両Rは水素又はメチルを示す]のペンテニン−
3−オールを低級アルカノール、R1OH[式中、R1
1-4アルキルを示す]中で選択的にオゾン分解し、か
くして得られる式 HC≡C−C(CH3)(OH)−CHO III の2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチナール、なら
びに副生成物として得られる一般式
【0004】
【化2】
【0005】[式中、両Rは水素又はメチルを示し、R
1はC1-4アルキルを示す]の1−アルコキシアルキルヒ
ドロパーオキシドを接触水添し(式IIIの2−ヒドロ
キシ−2−メチル−3−ブチナールの場合水添は選択的
である)、式 H2C=CH−C(CH3)(OH)−CHO V の既知の2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール
とし、これをそれ自体既知の方法で式 CH3COO−CH2CH=C(CH3)−CHO I の所望のγ−アセトキシチグルアルデヒドに変換するこ
とを含む。
【0006】第1段階のオゾン分解(ozonolysis)は溶媒
として低級アルカノール、R1OH、好ましくはメタノ
ール又はエタノール、特に好ましくはメタノール中で、
最高約0℃の比較的低温、好ましくは約−20℃〜約0
℃の範囲の温度で簡単に行われる。オゾンは簡便に低温
に保たれた反応溶液中に、例えばガスクロマトグラフィ
ーにより完全な、又はほとんど完全な変換が確定される
まで導かれる。さらにオゾン分解の完了後、オゾン分解
溶液に不活性ガス、例えばアルゴンを通じて過剰のオゾ
ンを除去するのが良い。反応では式IIIの2−ヒドロ
キシ−2−メチル−3−ブチナールの他に式IVの1−
アルコキシアルキルヒドロパーオキシドも製造される。
さらにオゾン分解において溶媒として低級アルカノー
ル、R1OHが用いられるので、2−ヒドロキシ−2−
メチル−3−ブチナールは式 HC≡C−C(CH3)(OH)−CH(OH)(OR1) の対応するヘミアセタールに部分的に変換され得る。1
−アルコキシアルキルヒドロパーオキシド及びヘミアセ
タールの両方共、最初に副生成物の1つ又は両方を除去
する必要なく、続く接触水添において主生成物、すなわ
ち2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチナールと共に
直接反応させることができる。
【0007】(それぞれの)3重結合が選択的に2重結
合に還元される2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチ
ナール及び存在し得るヘミアセタールのその後の水添、
ならびに同時に起こる1−アルコキシアルキルヒドロパ
ーオキシドの水添分裂は、水素を導入しながらまだ冷た
いオゾン分解溶液を懸濁液中の触媒に加えることにより
簡単に行われる。白金又はパラジウム触媒が特に適した
触媒である。パラジウム触媒、例えば酸化アルミニウム
担持パラジウム又は活性炭担持パラジウムが白金触媒よ
り選択性が高く、従って好ましい。触媒は対応するアル
カノール、R1OH、例えばメタノール中の室温におい
て予備水添するのが簡便である。かくして触媒懸濁液が
得られ、続いてそれをオゾン分解冷溶液に加える。添加
は滴下によって行うのが好ましく、滴下によらない場合
にしばしば観察される触媒のヒドロパーオキシド−関与
による被毒(poisoning)がこの方法で避けら
れる。さらに水添の間の添加速度は、パーオキシド濃度
が可能な限り低く保たれるように制御される。同様に、
ブチナールが完全に反応すると過剰水添生成物(overhyd
rogenated product)、すなわち2−ヒドロキシ−2−メ
チル−ブタナールも生ずるので、水添の間、ブチナール
が完全に反応しないように注意しなればならない。これ
はオゾン分解溶液の各部分を残留ブチナール含有量に至
るまで(upto a residual butyn
al content)水添することにより行われる。
水添は常圧で、又は最高約20バールの過圧において、
及び約20℃〜約40℃の温度、好ましくは室温で簡単
に行われる。水素の吸収が終了した後、触媒を例えば濾
過により除去する。かくして製造された2−ヒドロキシ
−2−メチル−3−ブテナールは、そのアルコール溶液
を次のプロセス段階で直接処理することができるので、
単離は必要でないことが見いだされた。オゾン分解から
生じたブチナールヘミアセタールの選択的接触水添によ
り得られ、存在し得るこの化合物のヘミアセタールの場
合も同様である。
【0008】式IIIの2−ヒドロキシ−2−メチル−
3−ブチナールから対応する式Vの3−ブテナールへの
既知の選択的水添の場合の反応条件はベルギー特許明細
書第564,339号にも記載されている。しかしこの
場合式IIIのブチナールはメチルグリオキサルアセタ
ールのエチニル化(アセチレンとの反応)により得られ
る。
【0009】上記の通り第2のプロセス段階で得られる
式Vの2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール
は、それ自体既知の方法により式Iの所望のγ−アセト
キシチグルアルデヒドに変換することができる。
【0010】これは簡便に、ブテナール[ならびに存在
し得る式H2C=CH−C(CH3)(OH)−CH(O
H)(OR1)のそのヘミアセタール]を式 H2C=CH−C(CH3)(OH)−CH(OR22 VI [式中、R2はC1-4アルキルを示す]の対応するジアル
キルアセタールに[又は式H2C=CH−C(CH3
(OH)−CH(OR1)(OR2) VI’のジアルキ
ルアセタールに完全に]アセタール化し、ジアルキルア
セタールをアセチル化し、得られる式 H2C=CH−C(CH3)(OCOCH3)−CH(OR22 VII [又はH2C=CH−C(CH3)(OCOCH3)−CH(OR1)(OR2) VII’] の2−アセトキシ−2−メチル−3−ブテナールジアル
キルアセタールを触媒転位させて式 CH3COO−CH2CH=C(CH3)−CH(OR22 VIII [又はCH3COO−CH2CH=C(CH3)−CH(OR1)(OR2) VIII’] のγ−アセトキシチグルアルデヒド ジアルキルアセタ
ールとし、それを酸触媒加水分解により式Iの所望のγ
−アセトキシチグルアルデヒドに変換することにより行
われる。
【0011】アセタール化はアセタール化剤としてアセ
トンジメチルアセタールを、簡便に式IIのペンテニン
−3−オールの使用量に基づいて約1モル過剰で用いて
行うのが好ましい。さらに反応は酸、好ましくは塩酸又
は硫酸の存在下で、及び上記の通り前段階の生成物のア
ルコール性溶液を用いて行う。アセタール化は高温で、
好ましくは反応混合物の還流温度で簡便に行われる。生
成物である2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナー
ルジメチルアセタールはそれ自体既知の方法で、例えば
混合物をナトリウムメチレートなどの塩基で中和し、溶
媒を蒸留し、最後に減圧下で残留物を蒸留することによ
り単離及び精製することができる。
【0012】アセタール化は対応する低級アルカノー
ル、R2OHとのブテナール及びヘミアセタールの既知
の酸触媒反応によっても行うことができ、塩酸が好まし
い酸触媒である。
【0013】続くアセチル化もそれ自体既知の方法で、
例えば対応するアセチルハライド、特にクロリド又は酢
酸無水物を用いて行うことができる。アセチル化は過剰
の沸騰酢酸無水物を用いて行うのが好ましく、形成され
る酢酸は連続的及び急速に反応混合物から蒸留する。こ
の方法でアセチル化はほとんど定量的に進行する。装置
に依存して過剰の酸無水物、特に1モルのジアルキルア
セタールVI(及びVI’)当たり約2〜約10モルの
酸無水物を用いるのが簡便である。反応の後、アセチル
化生成物は従来の方法で反応混合物から単離することが
でき、通常の方法で精製することもできる。
【0014】次のプロセス段階である式VII(及びお
そらくVII’も)の2−アセトキシ−2−メチル−3
−ブテナール ジアルキルアセタールの触媒転位は例え
ばDOS 1,297,597又はDOS 2,84
0,125に記載され、例示された方法に従って、すな
わちジアルキルアセタールVII又はVII’を触媒と
して金属銅又は銅化合物、特に塩化銅(I)の存在下で
50〜250℃、好ましくは110〜180℃の温度に
加熱することにより行うことができる。塩化銅(I)は
単独で、又は不活性担体材料上に担持して用いることが
でき、一般に出発材料に基づく銅として計算して0.0
05〜5重量%、簡便に0.05〜0.5重量%の量で
用いる。転位の間に生ずる低沸点副生成物は常圧又は減
圧、簡便に100〜500ミリバール、好ましくは20
0〜350ミリバールの圧力における蒸留により、好ま
しくは連続的に反応混合物から分離することができ、あ
るいは代わりに反応混合物を流通する不活性ガス、例え
ば窒素、アルゴンあるいは二酸化炭素、メタン、水素又
は塩化メチルを用いたストリッピングにより分離するこ
とができる。
【0015】DOS2,513,198に記載され、例
示されている方法は、上記の転位法の代わりに用いるこ
とができる。この方法では一般式 (PdX2Y)n [式中、nは1又は2を示し、Xは塩素又は臭素を示
し、nが1の場合Yは基(R3CN)2を示し、ここでR
3はアルキル又はアリール基を示し、nが2の場合Yは
モノ−オレフィン性不飽和脂肪族又は環状脂肪族炭化水
素残基を示す]のパラジウム触媒、好ましくは式PdX
2(CH3CN)2のビス−(アセトニトリル)−パラジ
ウムクロリド又は−パラジウムブロミド、特に前者、す
なわちPdCl2(CH3CN)2の存在下で転位が行わ
れる。転位は溶媒の存在下又は不在下で行うことがで
き、特に溶媒として塩素化エチレンなどの塩素化炭化水
素、例えばジ−、トリ−及びテトラクロロエチレン、低
級脂肪族ケトン、例えばアセトン、低級脂肪族又は環状
エーテル、例えばジイソプロピルエーテル又はジオキサ
ン、ならびに低級脂肪族エステル、例えば酢酸エチルが
考慮される。さらに転位は室温近辺から約100℃、特
に約30〜約50℃の温度範囲で簡便に行われる。触媒
の量は用いられる出発材料の量に基づき1重量ppt
(part per thousand)以下から約7
〜8重量pptまで変えることができる。反応時間は反
応温度及び触媒の使用量に依存して数分から数時間の
間、例えば約20時間である。
【0016】一般にDOS2,513,198の方法
[パラジウム触媒(PdX2Y)nの利用]がDOS1,
297,597又はDOS2,840,125の方法
[金属銅又は銅化合物、特に塩化銅(I)の利用]より
好ましい。それぞれの場合に転位生成物の単離及びその
精製はそれ自体既知の方法に従って行うことができる。
【0017】所望の生成物γ−アセトキシチグルアルデ
ヒド、CH3COO−CH2CH=C(CH3)−CHO
(I)への最終段階は、例えば簡便に室温でγ−アセト
キシチグルアルデヒド ジアルキルアセタール(VII
I)を希無機酸、例えば塩酸で処理することにより、そ
れ自体既知の方法における酸性加水分解により行うこと
ができる。この場合も生成物はそれ自体既知の方法で単
離及び精製することができる。
【0018】本発明を以下の実施例により例示する。
【0019】
【実施例】実施例1 3,5−ジメチル−4−ヘキセン−1−イン−3−オー
ル(オゾン分解への出発材料)の製造 1.875lのアンモニアを約−34℃の初期温度で二
酸化炭素/アセトン浴で−40℃に冷却しながら、撹拌
機、ガス導入管、温度計及び二酸化炭素/アセトン コ
ンデンサーを取り付けた4.5lのスルホン化フラスコ
に入れる。続いて26.03g(3.75モル)の長さ
が2〜3cmのリチウムワイアの片を撹拌しながら45
分以内に加え、得られた暗青色の溶液を15分間撹拌す
る。続いて−34℃の内部温度(浴温−42〜−44
℃)でガス導入管を介し、4l/分の処理速度でアセチ
レンをアンモニア溶液中に導入する。45分後に暗青色
から灰色(透明)への色の変化が起こったら、続く30
分間でさらにアセチレンを導入し、その後アセチレン消
費は約300lの量となる。それにより内部温度は−3
5℃の浴温度において−37℃に低下する。
【0020】ここでコンデンサー中のアセトンを−78
℃から−20℃に温め、二酸化炭素/アセトン浴を30
〜40℃の水浴に置換する。この方法でアンモニアを蒸
留しながら、合計約1.875lのジエチルエーテルを
継続的に滴下することにより反応混合物の体積を一定に
保つ。それにより内部温度は−37℃から+5℃に上昇
し、灰色の反応混合物から白色懸濁液が形成される。反
応混合物を5℃に15分間保ち、続いて水浴を用いずに
2l/分のアセチレンを30分間飽和させる。ここでア
セチレン(2l/分)の導入を続けながら混合物を−1
0℃に冷却し、この温度で255mlのジエチルエーテ
ル中の294.5g(3モル)のメシチルオキシドの溶
液を約−30℃の浴温で50分以内に滴下する。続いて
混合物を10分間撹拌し、ガスクロマトグラフィー(G
C)により変換が完了してからアセチレン導入を止め
る。
【0021】中和のために、続いて強力に撹拌し、浴温
を−30℃に保ちながら反応混合物のpHが7となるま
で約870mlの30%硫酸を−5〜+5℃で3時間以
内にゆっくり滴下する。続いて水相を分液ロートで分離
する。有機相を無水硫酸ナトリウム上(100g)で乾
燥し、乾燥剤を濾過した後、溶媒を減圧下の30℃で蒸
発させる。残留物(364.3g、理論収量の97.8
%)を分別蒸留する。関連する詳細を下表にまとめる。
【0022】
【表1】
【0023】主留分は332.2g(理論収量の89.
2%)の沸点が66〜69o/20ミリバールの淡黄色
の液体を与え、それはガスクロマトグラフィーにより9
8.6面積%の所望の3,5−ジメチル−4−ヘキセン
−1−イン−3−オールを含む。
【0024】実施例2 2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチナール(式II
I)の製造 撹拌機、温度計、ガス導入管及びバブルカウンターを取
り付けた350mlの冷却ジャケット付きフラスコ中の
−20℃において、200mlのメタノール中の49.
7g(400モル)の3,5−ジメチル−4−ヘキセン
−1−イン−3−オール(GC 98.6面積%、実施
例1に従い製造)の溶液を通して撹拌しながらオゾンを
5時間導く。オゾンの通過の間、過剰のオゾンはバブル
カウンターを介して排気される。ガスクロマトグラフィ
ーにより完全な変換がこの間に起こる。過剰のオゾンの
除去のためにオゾン分解溶液に−20℃で30分間アル
ゴンを通す。続いてこの溶液を250mlの冷却滴下ロ
ート(−20℃に冷却)に移し、少量のメタノール濯ぎ
液で250mlに希釈する。ガスクロマトグラフィーに
より、メタノールに溶解した反応生成物は主に所望の2
−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチナールから成る。
副生成物として1−メトキシ−1−メチルエチルヒドロ
パーオキシドが同定される。
【0025】実施例3 2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール(式V)
の製造 800mlのメタノール中の10gの酸化アルミニウム
担持5%パラジウムを、250mlの目盛り付き冷却滴
下ロート(圧力均衡)、発泡撹拌機(gasifica
tion stirer)、温度計及び隔壁(sept
um)(試料採取のため)を取り付けた1.5lのスル
ホン化フラスコ中の室温で20分間予備水添する。続い
て25mlのオゾン分解溶液(実施例2を参照)を触媒
懸濁液に滴下し、その後混合物を常圧で1.4lの水素
が吸収されるまで水添する。過剰水添生成物の形成を避
けるために、ガスクロマトグラフィー分析を用いて最低
2〜20%の残留2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブ
チナール含有量を保証する。残りのオゾン分解溶液を2
5mlづつの9回で加え、それぞれの場合に混合物を約
30℃で(反応混合物は自然にこの温度に温まる)1.
7lの水素が吸収されるまで水添する。前記の通り最低
2〜20%の残留2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブ
チナール含有量を保証する。25mlの部分の水添時間
は、第1部分の10分から第10部分の50分に増加
し、合計水添時間は6時間となる。合計16.8lの水
素吸収の後(理論値 19.3l、GC分析によりブチ
ナールは検出されず、0.5%以下の過剰水添が検出さ
れる)、触媒を約20gのDicalite Spee
dex(濾過助剤)上で濾過し、100mlのメタノー
ルで洗浄する。濾液(約1.2l)は所望の2−ヒドロ
キシ−2−メチル−3−ブテナールを含み、それは1m
lの試料のヨウ素滴定によると、過酸による汚染はな
い。
【0026】実施例4 2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール ジメチ
ルアセタール(式VI)の製造 最後のプロセス段階の濾液(約1.2l、実施例3を参
照)を、撹拌機、温度計及び還流コンデンサーを取り付
けた1.5lのスルホン化フラスコ中で83.3g(8
00ミリモル、98ml)のアセトン ジメチルアセタ
ールで処理する。続いて1.0mlの37%塩酸を用い
てpHを約4.5から約1に調節し、反応混合物を85
℃の浴温で2.5時間、還流温度に加熱する。その後混
合物を室温に冷却し、メタノール中の30%ナトリウム
メチレート約2.5mlを用いてpHを7〜8に調節す
る。溶媒(少量のアセトンを含むメタノール)をWil
sonコイルを充填した50cmの充填塔(φ2.5c
m)上において常圧、62〜65℃の塔頂温度及び90
〜95℃の油浴温度で蒸留し、残留物をWilsonコ
イルを充填した10cmの銀−被覆充填塔(φ1.5c
m)上の減圧下(水流ポンプ真空)で分別蒸留する。以
下の留分が採取される。
【0027】
【表2】
【0028】主留分(3)は41.4g(理論収量の7
0.8%)の沸点が63〜65℃/19ミリバールの無
色の液体を与え、それはガスクロマトグラフィーにより
97.0面積%の所望の生成物、2−ヒドロキシ−2−
メチル−3−ブテナール ジメチルアセタールを含む。
【0029】実施例5 2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチナール(式II
I)の製造 撹拌機、温度計、ガス導入管及びバブルカウンターを取
り付けた350mlの冷却ジャケット付きフラスコ中の
−20℃において、200mlのメタノール中の38.
45g(400ミリモル)の3−ヒドロキシ−3−メチ
ル−1−ペンテン−4−イン(GC 98.0面積%)
の溶液を通して撹拌しながらオゾンを5.5時間導く。
オゾンの通過の間、過剰のオゾンはバブルカウンターを
介して排気される。ガスクロマトグラフィーにより事実
上完全な変換がこの間に起こる。過剰のオゾンの除去の
ためにオゾン分解溶液に−20℃で30分間アルゴンを
通す。続いてこの溶液を250mlの冷却滴下ロート
(−20℃に冷却)に移し、少量のメタノール濯ぎ液で
225mlに希釈する。ガスクロマトグラフィーによ
り、メタノールに溶解した反応生成物は主に所望の2−
ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチナールから成る。副
生成物としてメトキシメチルヒドロパーオキシドが同定
される。
【0030】実施例6 2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール(式V)
の製造 800mlのメタノール中の7.7gの酸化アルミニウ
ム担持5%パラジウムを、250mlの目盛り付き冷却
滴下ロート(圧力均衡)、発泡撹拌機(gasific
ation stirer)、温度計及び隔壁(sep
tum)(試料採取のため)を取り付けた1.5lのス
ルホン化フラスコ中の室温で20分間予備水添する。続
いて25mlのオゾン分解溶液(実施例5を参照)を触
媒懸濁液に滴下し、その後混合物を常圧で1.4lの水
素が吸収されるまで水添する。過剰水添生成物の形成を
避けるために、ガスクロマトグラフィー分析を用いて最
低2〜20%の残留2−ヒドロキシ−2−メチル−3−
ブチナール含有量を保証する。残りのオゾン分解溶液を
25mlづつの9回で加え、それぞれの場合に混合物を
約30℃で(反応混合物は自然にこの温度に温まる)
1.5lの水素が吸収されるまで水添する。前記の通り
最低2〜20%の残留2−ヒドロキシ−2−メチル−3
−ブチナール含有量を保証する。25mlの部分の水添
時間は、15分から25分に増加し、合計水添時間は
3.5時間となる。合計13.5lの水素吸収の後(理
論値 19.3l、GC分析によりブチナールは検出さ
れず、約1.5%の過剰水添が検出される)、触媒を約
20gのDicalite Speedex(濾過助
剤)上で濾過し、100mlのメタノールで洗浄する。
濾液(約1.2l)は所望の2−ヒドロキシ−2−メチ
ル−3−ブテナールを含み、それは1mlの試料のヨウ
素滴定によると、過酸による汚染はない。
【0031】実施例7 2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール ジメチ
ルアセタール(式VI)の製造 最後のプロセス段階の濾液(約1.2l、実施例6を参
照)を、撹拌機、温度計及び還流コンデンサーを取り付
けた1.5lのスルホン化フラスコ中で125g(12
00ミリモル、147.2ml)のアセトン ジメチル
アセタールで処理する。続いて0.5mlの濃硫酸を用
いてpHを約4.5から1〜2に調節し、反応混合物を
85℃の浴温で3時間、還流温度に加熱する。その後混
合物を室温に冷却し、メタノール中の30%ナトリウム
メチレート3mlを用いてpHを7〜8に調節する。溶
媒(少量のアセトンを含むメタノール)をWilson
コイルを充填した50cmの充填塔(φ2.5cm)上
において常圧、62〜65℃の塔頂温度及び90〜95
℃の油浴温度で蒸留し、残留物をWilsonコイルを
充填した10cmの銀−被覆充填塔(φ1.5cm)上
の減圧下(水流ポンプ真空)で分別蒸留する。以下の留
分が採取される。
【0032】
【表3】
【0033】主留分(3)は41.8g(理論収量の7
1.4%)の沸点が63〜65℃/19ミリバールの無
色の液体を与え、それはガスクロマトグラフィーにより
97.6面積%の所望の生成物、2−ヒドロキシ−2−
メチル−3−ブテナール ジメチルアセタールを含む。
【0034】実施例8 2−アセトキシ−2−メチル−3−ブテナール ジメチ
ルアセタール(式VII)の製造 還流コンデンサー、隔壁(試料採取のため)、滴下ロー
ト及び温度計を取り付けた2lの4つ口フラスコ中の
1.224kg(12モル)の酢酸無水物を油浴を用い
て加熱し、激しく沸騰させる。続いて441.3g(3
モル)の2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール
ジメチルアセタールを1時間以内で加える。そのよう
にしている間、フラスコの内容物が激しく沸騰し、還流
コンデンサーの塔頂温度が約130℃を維持するように
浴温を200〜215℃に保つ。
【0035】ジメチルアセタールの添加の完了後約6時
間の間に約450gの酢酸−酢酸無水物が除去され、そ
の後還流コンデンサーの塔頂温度が上昇する。さらに2
10gの蒸留物(主に酢酸無水物)を除去する。
【0036】この時点でフラスコ内容物(約1kg)を
70〜100℃の浴温で均一に蒸留し、それにより沸点
が48〜85℃/20ミリバールの蒸留物が約997g
得られる(7〜8gの残渣)。残った過剰の酢酸無水物
は、続いてRashingリングを充填したカラム上で
17〜23ミリバール及び90〜115℃の浴温におい
て蒸留物から蒸留し、それは440〜442gの事実上
純粋な酢酸無水物から成る蒸留物を与える。わずかに黄
色がかった残留物(約550〜555g)は約0.5%
の酢酸無水物を含むのみであり、続く転移に直接用いる
ことができる。それは主に(約97%)所望の2−アセ
トキシ−2−メチル−3−ブテナールジメチルアセター
ル、沸点85〜86℃/20ミリバールから成る。収率
は理論値の約95%となる。
【0037】実施例9 γ−アセトキシチグルアルデヒド ジメチルアセタール
(式VIII)の製造 30gの2−アセトキシ−2−メチル−3−ブテナール
ジメチルアセタール及び0.22gのビス−(アセト
ニトリル)−パラジウムクロリドの混合物を、還流コン
デンサー及び塩化カルシウム管を取り付けた50mlの
丸底フラスコ中で磁気撹拌機を用いて撹拌しながら1時
間、50℃に加熱する。パラジウム錯体が溶液となり、
それは初期に黄色であり、反応の最後に茶−赤色とな
る。フラスコを室温に冷却し、薄層蒸発器(ジャケット
温度50℃、圧力0.01Torr)を用いて触媒を分
離する。得られた生成物(29.8g)は89.6%の
トランス−γ−アセトキシチグルアルデヒド ジメチル
アセタール及び8.7%の対応するシス化合物を含む。
【0038】実施例10 γ−アセトキシチグルアルデヒド(式I)の製造 磁気撹拌機、温度計及び滴下ロートを取り付けた250
mlの4つ口フラスコに200mlの1N塩酸を入れ
る。79.6gのγ−アセトキシチグルアルデヒド ジ
メチルアセタール(0.424モル)を強力に撹拌しな
がら5分以内で滴下する。滴下ロートを10mlのメチ
レンクロリドで濯ぐ。溶液をさらに室温で15分間撹拌
する。水相の分離後、これを150mlのメチレンクロ
リドで抽出し、さらに各回70mlのメチレンクロリド
で2回抽出する。合わせた有機相を70mlの飽和重炭
酸ナトリウム溶液で洗浄し、20gの無水硫酸ナトリウ
ムを用いて乾燥する。溶媒を回転蒸発器上で蒸発させ
る。61.4gの粗γ−アセトキシチグルアルデヒドが
得られる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 HC≡C−C(CH3)(OH)−CH=C(R)2 II [式中、両Rは水素又はメチルを示す]のペンテニン−
    3−オールを低級アルカノール、R1OH[式中、R1
    1-4アルキルを示す]中で選択的にオゾン分解し、か
    くして得られる式 HC≡C−C(CH3)(OH)−CHO III の2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブチナール、なら
    びに副生成物として得られる一般式 【化1】 [式中、両Rは水素又はメチルを示し、R1はC1-4アル
    キルを示す]の1−アルコキシアルキルヒドロパーオキ
    シドを接触水添し(式IIIの2−ヒドロキシ−2−メ
    チル−3−ブチナールの場合水添は選択的である)、式 H2C=CH−C(CH3)(OH)−CHO V の既知の2−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテナール
    とし、これをそれ自体既知の方法で式 CH3COO−CH2CH=C(CH3)−CHO I の所望のγ−アセトキシチグルアルデヒドに変換するこ
    とを特徴とするγ−アセトキシチグルアルデヒドの製造
    法。
  2. 【請求項2】 R1がメチルを示す請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 オゾン分解を約−20℃〜約0℃の範囲
    内の温度で行う請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 水添のための触媒としてパラジウム触媒
    を用いる請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 パラジウム触媒が酸化アルミニウム担持
    パラジウム又は活性炭担持パラジウムである請求項4に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 水添を約20℃〜約40℃の温度、好ま
    しくは室温で行う請求項4又は5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 式Vのブテナールならびに存在し得る式
    2C=CH−C(CH3)(OH)−CH(OH)(O
    1)のそのヘミアセタールを式 H2C=CH−C(CH3)(OH)−CH(OR22 VI [式中、R2はC1-4アルキルを示す]の対応するジアル
    キルアセタールにアセタール化し[又は式H2C=CH
    −C(CH3)(OH)−CH(OR1)(OR2) V
    I’のジアルキルアセタールに完全にアセタール化
    し]、ジアルキルアセタールをアセチル化し、得られる
    式 H2C=CH−C(CH3)(OCOCH3)−CH(OR22 VII [又はH2C=CH−C(CH3)(OCOCH3)−CH(OR1)(OR2) VII’] の2−アセトキシ−2−メチル−3−ブテナールジアル
    キルアセタールを触媒転位させて式 CH3COO−CH2CH=C(CH3)−CH(OR22 VIII [又はCH3COO−CH2CH=C(CH3)−CH(OR1)(OR2) VIII’] のγ−アセトキシチグルアルデヒド ジアルキルアセタ
    ールとし、それを酸触媒加水分解により式Iの所望のγ
    −アセトキシチグルアルデヒドに変換する請求項1〜6
    のいずれか1つに記載の方法。
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