JPH07321912A - 通話中の音声信号検出方法 - Google Patents

通話中の音声信号検出方法

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JPH07321912A
JPH07321912A JP6057516A JP5751694A JPH07321912A JP H07321912 A JPH07321912 A JP H07321912A JP 6057516 A JP6057516 A JP 6057516A JP 5751694 A JP5751694 A JP 5751694A JP H07321912 A JPH07321912 A JP H07321912A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 通話中の音声信号の存在を検出する方法及び
装置を与える。 【構成】 通話中の音声信号の検出方法は、Amaxをサ
ンプリング・ウインドウ内の受信信号の最大値とし、E
を受信信号の測定エネルギとして、下記の比率、 の値を計算するステツプ154と、この計算により得ら
れた値を、決定された第1の閾値と比較するステツプ1
55と、上記の比率の値が第1の閾値よりも小さく検出
された時に特別のトーンの存在を知らせるステツプ20
3〜206とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話通信の分野、より
詳細に言えば、電話線で伝送される音声信号と、種々の
呼の進行を示す信号とを区別するための方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】簡単なフアツクス装置から、非常に複雑
な音声処理アプリケーシヨンのシステムまでに広がる多
岐にわたる多くの電話通信用装置が通常の個人用スイツ
チ式電話ネツトワーク(Private Switched Telephone N
etwork-PSTN)に接続される傾向があるので、ある
種の通信中の音声信号の検出は電話通信分野の技術者に
とつて重要な問題となつている。
【0003】米国特許第5070526号は、音声周波
数帯内で実質的にランダムな周波数内容を持つ音声信号
に比較して、周期的な信号である呼(呼び出し)が進行
中であることを知らせる信号を検出するために、信号の
デイジタル表示を分析するシステムの従来の技術を記載
している。このシステムにおいて、電話線により転送さ
れたアナログ通信信号は、コンピユータのメモリ中にス
トアするためにデイジタル形式に変換される。この信号
のデイジタル表示のセグメントは、この信号が通常の間
隔で反復する均一な周波数コンポーネントを持つている
か否かを決定するために分析される。
【0004】通話中の音声信号検出の問題は、電話線の
一方の側にある1つのシステムから、他方の側にいる人
へ理解可能な音声的なメツセージの転送を与える音声サ
ービス・アプリケーシヨンの場合に特に重要である。上
述のようなシステムにおいて、発呼者により発生された
2つの異なつたタイプの呼を検出することができる。第
1のタイプの呼は、例えば、郵便による受注業者(mail
-order business)のアプリケーシヨンの場合のよう
に、音声サービス・アプリケーシヨンの電話番号をダイ
ヤルした人によつて開始された電話通信に適用される呼
のタイプであつて、しばしば「入接続(in-coming)」
呼と言われている。また、これとは逆に、個人の電話加
入者を呼び出すのに必要なダイヤル操作を行ない、音声
によるある種のメツセージを送り出すための複雑なシス
テム中の機械によつて、電話呼び出しを開始することが
できる。第2のタイプの呼は、「出接続(out-goin
g)」呼と言われている。例えば、図1に示した航空機
の予約サービス・アプリケーシヨンの場合を考えてみ
る。音声サーバ101は、PSTNネツトワーク102
に接続されており、決められた個人の電話器103に接
続することのできる或る種の航空機予約サービスを与え
る。このシステムにおいて、仮に或る特定の航空便がキ
ヤンセルされた場合、その航空機の席に予約を持つたす
べての人に対して、その特定の便にキヤンセルが生じた
ことを知らせることが必要である。従つて、音声サーバ
101は、キヤンセルの対象となつた便名と、異なつた
呼の進行プロシージヤとを管理することと、被呼者側に
受信可能な人がいるか否かを確認することと、少なくと
も、キヤンセルが生じたことをその人に知らせる音声メ
ツセージを送り出すことを行なうために、登録されてい
る電話加入者の電話番号をダイヤルすることによつて、
一連の電話通信による呼を開始しなければならない。そ
の電話通信の呼が成功しなかつた場合には、音声サーバ
は後で再度の呼び出しを行なう。
【0005】発呼者により発生された呼の現在の状態を
発呼者に知らせるために、中央局により通常送られ、発
呼者に転送される呼の進行を示すトーン(発信音)とし
て一般に知られている種々の制御及び呼状態情報がある
ので、複数のトーンが電話システムに用いられている。
【0006】加えて、このような音声サービス・アプリ
ケーシヨンが国際的な広がりで用いられる傾向にある事
実を考慮すると、このようなシステムは、世界中に存在
する呼の多数の進行プロシージヤを処理する能力を持つ
ことが絶対に必要である。従つて、このようなシステム
は世界中に存在する異なつたPSTNにおいて使用され
ている広範囲な現用のトーンを処理し、かつ認識しなけ
ればならない。電話ネツトワークを通して伝送される異
なつたトーン、即ち、発信トーン、呼び出しトーン、話
中トーン、う回トーン、リオーダ・トーン等の各国で異
なつた周波数を持つトーンの正確な判別を与えるため
に、高いレベルの判別が必要である。
【0007】世界で共通している発信音(dial-tone)
の信号を考えてみると、発信音の信号はフランスでは4
40ヘルツの周波数を持つているけれども、イタリーの
発信音は特別の韻律を持つ425ヘルツの音で構成され
ており、アメリカ合衆国の発信音は350ヘルツと44
0ヘルツの周波数を持つ複合信号によつて作られた連続
音である。
【0008】更に、呼は、特に最近のフアクシミル・シ
ステム、あるいは、急速に拡大している音声サービス・
アプリケーシヨンを使用する場合において、高い周波数
のグループからの4つの周波数と、低い周波数のグルー
プからの4つの周波数の16個の組合わせで、通常の電
話器の押しボタンが押された時に発生される2重トーン
の複数周波数(Dual Tone Multi-Frequencies-DTM
F)トーン、即ちプツシユ・トーン、または発信音と呼
ばれているトーンの使用により完成することができる。
【0009】一般論として、電話通信システムにおい
て、呼の進行中を示すトーンの決定及び通話中の音声信
号の検出は、複雑な高速フーリエ変換(FFT)か、検
出されるべき所望の周波数に調節されたデイジタル・バ
ンドパス・フイルタを使用するかの何れかに基づいてい
る。前者のシステムは大量のデイジタル処理用リソース
を必要とし、後者のシステムは、異なつた多数の国で使
用されている広範な範囲のトーンに合致するよう簡単に
調節することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従つて、世界中の異な
つた国に存在する呼の進行を示すトーンの検出を与える
ための簡単な装置で、しかも、デイジタル処理用リソー
スを大量に必要としない音声検出処理は電話通信の分野
に必要である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明により解決される
べき問題は、受信信号中の少なくとも1つのトーンを正
確に検出し、しかも、異なつた周波数の大きさに対する
広範囲にわたる変化に合致するように調節することので
きる呼の進行を処理するメカニズム用の簡単な音声検出
方法を与えることである。
【0012】この問題は本発明に従つた下記の3つのス
テツプを含む通話中の音声信号検出方法によつて解決さ
れる。それら3つのステツプとは、
【0013】Amaxをサンプリング・ウインドウ中の受
信信号の最大値に対応する値とし、Eを受信信号のエネ
ルギの測定値として、下記の比率の値を計算するステツ
プと、
【0014】
【数7】
【0015】計算された上記比率の値と所定の第1の閾
値とを比較するステツプと、
【0016】上記比率の値が上記第1の閾値よりも小さ
く現われた時に特別のトーンの存在を知らせるステツプ
である。
【0017】加えて、上記の比率の値を所定の第2の閾
値と比較して、若しその比較値が第2の閾値よりも小さ
いならば、本発明のシステムは受信信号中の2重トーン
の存在を知らせ、2重トーンの処理動作を開始する。逆
に、若し上記比率の計算値が第2の閾値よりも大きく現
われ、かつ、受信信号のレベルが約43dBmの値より
も大きいと検出されたならば、本発明のシステムは受信
信号中に通話中の音声が存在すると結論して、音声サー
ビス・アプリケーシヨンにその旨の情報を与える。
【0018】単一トーンの周波数か、または2重トーン
の周波数かを決定することは、下記のステツプを含むの
が望ましい。それらのステツプとは、上記のトーンの周
波数に関する決定に応答して、2段階の自動回帰処理
か、または4段階の自動回帰処理を適用して、上記受信
信号の自動回帰処理パラメータの第1の推定(estimati
on)を行なうステツプと、上記受信信号中に存在する雑
音の部分的除去を与えるために、上記自動回帰処理パラ
メータの推定の結果の値に調節されたデイジタル・バン
ドパス・フイルタ処理の動作を遂行するステツプと、上
記決定に応答して2段階の自動回帰処理か、または4段
階の自動回帰処理を再度適用して、上記受信信号の自動
処理パラメータの最後の推定を行なうステツプと、上記
推定されたパラメータの値から各トーンの周波数の大き
さを計算するステツプである。
【0019】本発明の良好な実施例において、1つ、ま
たは2つの異なつたトーンが受信信号の中に存在するか
否かの決定が、下記の式で計算された比率計算により達
成される。
【0020】
【数8】
【0021】この比率は、単一トーンの場合には2と
し、かつ、2重トーンの場合には4としてあるので、後
者の計算は、信号中に存在するトーンの数を決定するた
めの簡単な方法を与える。
【0022】第1段階の処理及び最終の第2段階の自動
回帰処理は、下記のz転送関数を有する推定関数に基づ
いており、かつ、エラー信号を最小にする目的で推定装
置のパラメータを連続して適用する「最小平均二乗(Le
ast Mean Square)」演算アルゴリズムに関連されてい
る。
【0023】
【数9】
【0024】本発明の良好な実施例において、第1段階
及び最後の第4段階の自動回帰処理は、下記のz転送関
数に基づいており、かつ、対応する「最小平均二乗」演
算アルゴリズムに関連されている。
【0025】
【数10】
【0026】DSPリソースを減少し、かつトーンを検
出するメカニズムの精度を向上するために、第2段階の
自動回帰処理は、a2パラメータの値を常に1に固定し
て遂行されるのが好ましい。他方、第4段階の自動回帰
処理は、a3及びa4の値を夫々、a1及び1にするこ
とによつて遂行されるのが望ましい。
【0027】特別のトーンが処理される場合には、デイ
ジタル・フイルタ処理動作は下記のz転送関数を有する
デイジタル・フイルタに基づくのが望ましい。
【0028】
【数11】
【0029】2重トーンの場合、デイジタル・フイルタ
処理動作は下記のz転送関数に基づいている。
【0030】
【数12】
【0031】音声を検出し、かつ周波数の値を決定する
のに用いられる処理ステツプは単純な処理ステツプしか
含まれていないから、本発明の装置はデイジタル処理用
リソースの量が少ない。
【0032】本発明の良好な実施例の説明から理解され
るように、本発明の方法はDTMF信号処理に特に有用
であり、音声サービス・アプリケーシヨンにも使用する
ことができる。
【0033】
【実施例】本発明の良好な実施例において、通話中の音
声信号検出方法は、ホスト・コンピユータとして公知の
RISC/6000(RISC/6000はIBM社の
商標)を基本とした音声サービス・アプリケーシヨン中
で処理される呼の進行を示すトーンの検出を与える。こ
のシステムのホスト・コンピユータは、例えば銀行用、
または郵便による受注業用のアプリケーシヨンのような
特定の音声サービス・アプリケーシヨンに適している。
このホスト・コンピユータは、主としてデイジタル・リ
ンクの管理を与える特別な電子式カードによつて動作さ
れる幾つかのT1デイジタル・リンク、またはE1デイ
ジタル・リンクを監視する。本発明に従つたトーン検出
方法及び呼の進行中の信号検出メカニズムに良好に適用
することのできるRISC/6000コンピユータのた
めの公知の電子式カードは「ボイス・パツク(Voice pa
ck)」9291、または9295と関連した「音声サー
バ・カード・アダプタ」として知られている。
【0034】然しながら、本発明は、上述の特定のコン
ピユータ・システムに限定されるものではなく、多種類
のトーンが存在する信号において音声信号を検出しなけ
ればならない電話ネツトワーク・システムや、音声サー
ビス・アプリケーシヨンに適用できることは理解される
べきである。基本的には、上述のカードは、音声サービ
ス・アプリケーシヨンによつて要求される通信タスクを
処理するための「デイジタル信号処理」用リソースで与
えられる。これらの処理タスクは、通常のDTMF及び
呼の進行を管理する機能に加えて、ホスト・コンピユー
タ、音声認識のアルゴリズム、エコー消去動作において
動作する包括的なアプリケーシヨン・プログラムにおい
て使用される多くのプロンプト・メツセージをストアす
るために必要とされるストレージの大きさを制限するコ
ンプレツシヨン及びデコンプレツシヨン・アルゴリズム
等のタスクを含んでいる。
【0035】図2は、特に、通話中の音声信号の検出
と、呼の処理が進行中であることを示すトーンの処理と
を含む音声サービス・アプリケーシヨンにおいて必要と
される技術的ステツプを示す流れ図である。ステツプ1
0において、図2に示した装置は電話ラインを使用する
ために受話器を取り上げた状態にある。次に、ステツプ
20において、電話ラインの発信音の存在を検出するた
めに電話ライン上の信号が分析される。この場合におい
ては、ダイヤル動作はステツプ30において行なわれ
る。次に、ステツプ40において、ダイヤル処理は異な
つたトーンの検出が続き、同時に、ラインの他の側にい
る被呼者が通話状態になつた瞬間を決定するために、通
話中の音声信号を検出する方法が遂行される。
【0036】図3において、デイジタル信号の処理リソ
ースを大量に必要とすることなく、通話中の音声信号の
検出と、呼のトーンの処理とを同時に与える技術的ステ
ツプを示す流れ図が示されている。通常の基本的なμ変
換、またはA規則変換に基づくスケーリング・ステツプ
151は、最初に、T1、またはE1デイジタル・リン
クから受け取られる毎秒64Kビツト(64Kbps)
のデイジタル信号で遂行される。これは、8キロヘルツ
の12ビツトPCMサンプル流を与える。このμ変換処
理、またはA規則変換処理は公知なので、これ以上の説
明はしない。
【0037】次に、図3を再度参照して、ステツプ15
2において、この実施例で使用されるサンプリング・ウ
インドウ中のk個のPCMサンプルの組中のAmaxが計
算される。本発明の良好な実施例において、この計算
は、20ミリ秒のサンプリング・ウインドウ中のk=1
60サンプルの組に行なわれる。次に、ステツプ153
において、この計算結果は、受信信号のエネルギEの計
算を行なうのに用いられる。この計算を行なうために、
デイジタル信号処理手段はPCMサンプルの平均二乗値
を計算する。次に、ステツプ154において、下記の関
数に基づいて比率の値rが計算される。下記の関数にお
いてAmaxは受信信号の最大値であり、Eは受信信号の
エネルギの計算値である。
【0038】
【数13】
【0039】次に、受信信号のタイプ、つまり、その信
号が特別のトーンを含んでいるか、または判別し得る2
つのトーンを含んでいるか否かを決定するために、一連
のテストが行なわれる。実際、信号が特別の正弦波トー
ンを含んでいる場合には、テストは比率の値、r=2を
与えるが、信号が2重トーンを含んでいる場合にはテス
トは比率の値r=4を与える。ここで、この比率の値r
はトーンの周波数の高低には依存しないことには注意を
払う必要がある。従つて、ステツプ155において、若
し計算された比率の値、rが3より小さいと判断された
ならば、このアルゴリズムは、特別の信号トーンが受信
信号の中に存在すると決定し、処理は、周波数の正確な
測定を行なうステツプ203に進む。周波数の正確な測
定を行なうステツプ203については後述する。
【0040】上述とは反対に、ステツプ155におい
て、rの値が3よりも大きい場合には、ステツプ156
において、rの値が約5.2よりも小さいか否かを検出
する補充テストが行なわれる。若しrの値が5.2より
も小さければ、処理は受信信号中に2重トーンが存在す
ることを決定した後、この2重トーンの周波数が処理さ
れるステツプ208に進む。反対に、若し上述のrの値
が5.2よりも大きければ、受信信号が少なくとも43
dBmに等しいレベルにあるか否かを決定する付加的な
ステツプ157が遂行される。受信信号が少なくとも4
3dBmに近いレベルにある場合には、受信信号の中に
通話中の音声信号が存在すると結論付けて、この情報を
音声サービス・アプリケーシヨンに知らせる。反対に、
若し受信信号が43dBm以下のレベルにあれば、この
処理はこの信号を単なる雑音であると結論付けて、次の
処理動作は行なわない。
【0041】次に、単一トーン、または2重トーンの両
方の周波数の大きさの計算を与える技術的ステツプを以
下に説明する。この処理ステツプには、僅かな技術的ス
テツプしかなく、その技術的ステツプの大部分
(Amax、Eの計算及び上述の比率計算のような部分)
が、単一トーン、または2重トーンの周波数の両方の計
算用と、受信信号中の音声の存在の決定用とに用いられ
る。従つて、通話中の音声信号の検出処理及びトーン周
波数の計算処理の全体的な処理は、大量のデイジタル信
号処理用リソースを必要とせずに行なうことができる。
【0042】受信信号中の単一トーンの検出処理の場
合、処理は信号の自動回帰処理パラメータの第1の推定
が行なわれるステツプ203に進む。これは、図4に示
されたブロツク図で説明する2段階の自動回帰処理装置
によつて遂行される。
【0043】図4に示されているように、自動回帰(Au
to Regressive-AR)処理の推定装置302は推定値の
信号を与える。これは、下記の数式で与えられるz転送
関数によつて特徴付けられる。
【0044】
【数14】
【0045】減算器304は推定された値、xテイルド
(文字xの上に〜を付けた記号)と、受信信号xとの間
のエラー値を計算する。受信信号x及びエラーの推定値
を受け取る最小平均二乗(LMS)演算アルゴリズム処
理ブロツク306は、a1パラメータの値に連続して適
合するので、推定された信号のエラー値を最小にする。
受信信号は正弦波トーンであるようにサポートされてい
るので、a2パラメータは1に等しいと見なされ、そし
て、自動回帰(AR)処理は1に等しいa2パラメータ
により連続して遂行される。この処理はAR処理の演算
アルゴリズムに必要とされる処理リソースを本質的に最
小限にとどめ、そして、a1パラメータに関する計算の
精度を向上させる。
【0046】最小平均二乗(LMS)演算アルゴリズム
処理ブロツク306の数式は下記の通りである。
【0047】
【数15】
【0048】本発明の良好な実施例において、βの値が
下記の数式で計算された場合には、特に良好な結果が得
られる。下記の数式において、β0は定数であり、Eは
上述のように受信信号の計算されたエネルギの値であ
る。
【0049】
【数16】
【0050】再度、図3を参照して、ステツプ203
は、上述したように、受信信号の自動回帰処理パラメー
タa1の第1の推定値を発生する。次に、ステツプ20
4において、処理は、ステツプ203において決定され
たトーンの周波数近くに調節されたデイジタル・バンド
パス・フイルタによる処理動作を遂行する。ステツプ2
04のフイルタ処理動作は、特性が調節された第1段階
のデイジタル・フイルタに基づいているので、検出され
たトーン付近に存在する雑音の殆どの部分が除去され
る。本発明の良好な実施例において、第1段階のバンド
・パス・フイルタは下記の式で与えられるz転送関数に
基づいて決められる。
【0051】
【数17】
【0052】上式において、μはフイルタの選択性に特
徴付けられたパラメータである。このパラメータは、高
いレベルの選択性を与えるように、1に近い値を持つの
が望ましい。本発明の良好な実施例においては、μの値
は0.92に固定される。
【0053】この第1段階のフイルタは、このアルゴリ
ズムの全体の処理において、雑音に対する許容度を実質
的に改善し、結果として、信号対雑音比が悪い信号を除
去することが分つている。
【0054】次に、ステツプ205において、自動回帰
処理のパラメータの最終推定が行なわれる。この処理は
図4の自動回帰処理のブロツク図に従つてろ過された信
号を処理することにより遂行される。図4の自動回帰処
理のブロツク図は既に説明した。次に、ステツプ206
において、周波数の大きさが下記の数式に従つて計算さ
れる。下式において、Δtはサンプリング期間に対応す
る。
【0055】
【数18】
【0056】次に、処理は、ホスト・プロセツサにおい
て実行されているアプリケーシヨン・プログラムに対し
て、トーンの大きさ及び長さが通知される韻律処理ステ
ツプ207に進む。
【0057】既に述べたように、ステツプ156のテス
トが受信信号中の2重トーンの存在を検出した場合、処
理は、4段階の自動回帰処理が遂行されるステツプ20
8に進む。上述した処理と同じように、この新しい自動
回帰(AR)処理は、AR処理の推定装置302が下記
のz転送関数を有する4段階の推定装置により構成され
た図4の処理ブロツク図に基づいて行なわれる。
【0058】
【数19】
【0059】上式において、「a1、a2、a3及びa
4」は信号のこの自動回帰処理に用いられる4つのパラ
メータである。上述の動作と同様に、2重トーンは純粋
な正弦波であると想定されているので、a3及びa4の
値はa1及び1に等しく一定値に固定されている。これ
は、ARの演算アルゴリズムの処理を容易にし、そして
また、周波数計算の精度を向上する。
【0060】ステツプ208の処理において、LMS演
算アルゴリズムの処理ブロツク306は下記の数式によ
つて特徴付けられる。
【0061】
【数20】
【0062】ステツプ208の自動回帰処理が終了する
と、2重デイジタル・バンドパス・フイルタの処理動作
が行なわれ、これは、4個の上述のパラメータの決定か
ら評価することのできる2つの周波数と合致するよう調
節する(204)。上述したように、この2重フイルタ
処理は下記の式を有する2つの単段バンドパス・デイジ
タル・フイルタの組合わせに基づいている。下式におい
て、μはフイルタの選択性のパラメータ特性である。
【0063】
【数21】
【0064】次に、ステツプ210において、ステツプ
205について説明したのと同じように自動回帰処理パ
ラメータの最終推定が行なわれる。結局、2重トーンの
周波数の正確な大きさは下記の数式に従つてステツプ2
11において遂行することができる。
【0065】
【数22】
【0066】計算を行なつた後、2つの周波数の大きさ
はステツプ207において韻律処理ルーチンへ知らせる
ことができ、次に、ホスト・コンピユータ中で実行され
ている汎用アプリケーシヨン・プログラムによつて処理
される。
【0067】また、2つのトーンの夫々のエネルギが計
算される。これは、ステツプ212において、公知の関
係を持つ下記の数式に従つた自動回帰処理関数Rxx
(1)及びRxx(2)の計算装置によつて行なわれ
る。
【0068】
【数23】
【0069】次に、ステツプ213において、2つのト
ーンのエネルギの推定値の所望の値P1及びP2を計算
するために下記の数式が演算される。
【0070】
【数24】
【0071】次に、P1及びP2の計算結果は、ステツ
プ207の韻律処理機能に転送される。エネルギの値の
知識は、実際のトーンが存在するか否かの期間を識別し
て、特に、ステツプ207の韻律処理動作を向上する。
【0072】図5は、受信信号中のn個の異なつたトー
ンの検出を与える本発明に従つた自動回帰処理を説明す
るための図である。これは、下記の数式に基づく自動回
帰(AR)処理による推定値の演算アルゴリズムにより
動作する推定値計算装置ブロツク402を使用して遂行
される。
【0073】
【数25】
【0074】上述したように、「a1」係数は、全体の
関係に従つてエラーを最小限にとどめるために、この係
数を連続して更新する傾度アルゴリズムにより動作する
傾度の最小平均二乗(LMS)演算アルゴリズム処理ブ
ロツク406により決定される。
【0075】
【数26】
【0076】周波数は下記の数式の平方根を調べること
によつて決定される。
【0077】
【数27】
【0078】各トーン信号のエネルギは下記の数式に従
つて計算され、この計算結果は、次に、有効にするため
韻律処理ステツプ207に知らされる。
【0079】
【数28】
【0080】図6は通常のFFTベースの転送におい
て、2つのトーンを判別した場合の信号を示す波形図で
あり、これに対して、図7は、本発明に従つた通話中の
音声信号の検出方法を用いた場合の波形を示す図であ
る。図7から理解できるように、本発明に従つたトーン
検出方法は、デイジタル信号処理用リソースの量を少な
くし、それにも拘らず、受信信号中の2つの密接に関連
したトーンの明瞭な区別を与える。
【0081】
【発明の効果】本発明は、世界中の異なつた国に存在す
るであろう呼の進行中を表わすトーン(呼信号)の検出
を与え、しかも、大量のデイジタル処理用リソースを必
要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従つたトーンの検出処理を適用するこ
とのできる音声サービス・アプリケーシヨンを示す模式
的なブロツク図である。
【図2】通話中の音声信号の検出方法と、呼の進行中を
示すトーンの処理との間の時間的な関係を説明するため
の流れ図である。
【図3】本発明に従つた通話中の音声信号検出処理の基
本的なステツプを示す流れ図である。
【図4】信号を自動回帰処理する演算アルゴリズムの動
作原理を説明するブロツク図である。
【図5】n個の異なつたトーンが用いられた場合の自動
回帰処理の演算アルゴリズムの動作原理を説明するため
のブロツク図である。
【図6】近接して置かれた2つのトーンを判別するため
の能力において、FFTベースの方法の持つ能力と、本
発明の方法の持つ能力との差を説明するための信号波形
図である。
【図7】近接して置かれた2つのトーンを判別するため
の能力において、FFTベースの方法の持つ能力と、本
発明の方法の持つ能力との差を説明するための信号波形
図である。
【符号の説明】
101 音声サービス・アプリケーシヨン 102 電話通信用ネツトワーク 103 電話器 104 電話線 302 自動回帰(AR)処理の推定装置 304 減算器 306 LMS計算アルゴリズム 402 推定値計算装置 406 傾度計算アルゴリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェラール・リヒター フランス サン・ジャネ、シュマン・ド・ パロー 138

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの周波数のトーン、または2つの周波
    数のトーンが存在し得る電話信号中の音声信号の存在を
    決定する音声信号検出方法において、 Amaxをサンプリング・ウインドウ中の受信信号の最大
    値に対応する値とし、Eを受信信号のエネルギの測定値
    であるとして、下記の比率の値を計算するステツプと、 【数1】 計算された上記比率の値と、所定の第1の閾値とを比較
    するステツプと、 上記比率の値が上記第1の閾値よりも小さい時、特別の
    トーンの存在を知らせるステツプとを含む通話中の音声
    信号検出方法。
  2. 【請求項2】計算された上記比率の値と、上記第1の閾
    値よりも大きな値を持つ所定の第2の閾値とを比較する
    ステツプと、 該比較ステツプに応答して、上記比率の値が上記第2の
    閾値よりも小さい時、上記受信信号中の2重トーンの存
    在を知らせるステツプとを含むことを特徴とする請求項
    1記載の通話中の音声信号検出方法。
  3. 【請求項3】上記比率の値が上記第2の閾値よりも大き
    く、かつ、受信信号が所定の第3の閾値よりも大きい時
    に受信信号中に音声信号が存在することを知らせるステ
    ツプを含むことを特徴とする請求項2記載の通話中の音
    声信号検出方法。
  4. 【請求項4】上記第1、第2及び第3の閾値は夫々「3
    dB」、「5.2dB」及び「43dB」に固定されて
    いることを特徴とする請求項2記載の通話中の音声信号
    検出方法。
  5. 【請求項5】上記受信信号中の単一トーンの決定に応答
    して、 2段階の自動回帰処理を適用して、上記受信信号の自動
    回帰処理パラメータの第1の推定を行なうステツプと、 上記受信信号中に存在する雑音の部分的除去を与えるた
    めに、上記自動回帰処理パラメータの推定の結果に対し
    て調節されたデイジタル・バンドパス・フイルタ処理の
    動作を遂行するステツプと、 第2段階の自動回帰処理を再度適用して、上記受信信号
    の自動回帰処理パラメータの最終推定を行なうステツプ
    と、 上記推定されたパラメータから上記単一トーンの周波数
    の大きさを計算するステツプとを含むことを特徴とする
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載された方法を適用
    した通話中の音声信号検出方法。
  6. 【請求項6】上記受信信号中の2重トーンの決定に応答
    して、 4段階の自動回帰処理を適用して、上記受信信号の自動
    回帰処理パラメータの第1の推定を行なうステツプと、 上記受信信号中に存在する雑音の部分的除去を与えるた
    めに、上記自動回帰パラメータの推定の結果に対して調
    節されたデイジタル・バンドパス・フイルタ処理の動作
    を遂行するステツプと、 第4段階の自動回帰処理を再度適用して、上記受信信号
    の自動回帰パラメータの最終推定を行なうステツプと、 上記推定されたパラメータの値から2つのトーンの周波
    数の大きさを計算するステツプとを含むことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れかに記載の通話中の音声
    信号検出方法。
  7. 【請求項7】第1段階及び最終の第2段階の自動回帰処
    理は、下記のz転送関数を有する推定関数に基づいてお
    り、 【数2】 かつ、上記z転送関数から計算された推定値の信号と上
    記受信信号との間の差から生じるエラーを最小にとどめ
    るように、上記推定関数のパラメータを適用する「最小
    平均二乗」演算アルゴリズムに関連されていることを特
    徴とする請求項5記載の通話中の音声信号検出方法。
  8. 【請求項8】上記2段階の自動回帰処理は、a2パラメ
    ータの値が常に1に固定されていることにより遂行され
    ることを特徴とする請求項7記載の通話中の音声信号検
    出方法。
  9. 【請求項9】上記デイジタル・フイルタ処理の動作は下
    記のz転送関数、 【数3】 を有するデイジタル・フイルタに基づいていることを特
    徴とする請求項7記載の通話中の音声信号検出方法。
  10. 【請求項10】上記μパラメータは0.90乃至0.9
    5の範囲内の値に固定されていることを特徴とする請求
    項9記載の通話中の音声信号検出方法。
  11. 【請求項11】2重トーンの決定に応答して、上記第1
    段階及び最終の上記第4段階の自動回帰処理は下記のz
    関数を有する推定関数に基づいており、 【数4】 かつ、上記z転送関数から計算された推定値の信号と上
    記受信信号との間の差から生じるエラーを最小にとどめ
    るように、上記推定関数のパラメータを適用する「最小
    平均二乗」演算アルゴリズムと関連されていることを特
    徴とする請求項6記載の通話中の音声信号検出方法。
  12. 【請求項12】上記第4段階の自動回帰処理は、a3及
    びa4の値が夫々、a1及び1に常に固定されているこ
    とにより行なわれることを特徴とする請求項11記載の
    通話中の音声信号検出方法。
  13. 【請求項13】上記デイジタル・フイルタ処理の動作は
    下記のz転送関数、 【数5】 を有するデイジタル・フイルタに基づいていることを特
    徴とする請求項11記載の通話中の音声信号検出方法。
  14. 【請求項14】上記受信信号中の特別のトーンの決定に
    応答して、 上記受信信号の自動回帰関数、Rxx(1)及びRxx
    (2)を計算するステツプと、 下記の数式、 【数6】 に従つて上記計算された自動回帰関数、Rxx(1)及び
    Rxx(2)から上記トーンの各々のエネルギを計算する
    ステツプとを含むことを特徴とする請求項5乃至請求項
    10記載の方法の何れかを適用した通話中の音声信号検
    出方法。
  15. 【請求項15】電話ラインのネツトワークから受け取る
    種々の呼の進行中を示すトーンを処理する呼の進行を処
    理する方法において、 請求項1乃至請求項14記載の方法の何れかを適用した
    通話中の音声信号検出方法を含むことを特徴とする呼の
    進行処理方法。
  16. 【請求項16】押しボタン式電話器により発生されたト
    ーンをダイヤル式番号のコード表示に翻訳するために、
    2重トーン式の複数周波数受信装置中の2重トーンの検
    出を与えることを特徴とする請求項1乃至請求項15記
    載の方法の何れかを適用したトーン検出方法。
  17. 【請求項17】E1、またはT1デイジタル・リンクに
    よる電話通信ネツトワークに接続された電話通信システ
    ム中で用いられていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項16記載の方法の何れかを適用したトーン検出方
    法。
  18. 【請求項18】請求項1乃至請求項17記載の方法の何
    れかを遂行する手段を含む電話通信装置。
  19. 【請求項19】請求項1乃至請求項17記載の方法の何
    れかを適用したトーン検出方法を遂行する手段を含む音
    声サービス・アプリケーシヨン。
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