JPH07319681A - 例示によるプログラミング方式 - Google Patents

例示によるプログラミング方式

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JPH07319681A
JPH07319681A JP6107332A JP10733294A JPH07319681A JP H07319681 A JPH07319681 A JP H07319681A JP 6107332 A JP6107332 A JP 6107332A JP 10733294 A JP10733294 A JP 10733294A JP H07319681 A JPH07319681 A JP H07319681A
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JP
Japan
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JP6107332A
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English (en)
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Atsushi Sugiura
淳 杉浦
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例示によるプログラミングにおいて、プログ
ラミング技術のないユーザでも、例示の一般化に利用さ
れる特徴量を追加することを可能とする。 【構成】 マーキング実行部21はユーザが検索・置換
え可視ルールエディタで作成した検索・置換え可視ルー
ルを用いてオブジェクト記憶部21に記憶されたオブジ
ェクトデータに基きオブジェクトのマーキングを行い、
マークされたオブジェクトの識別番号とルールの識別番
号を参照可能オブジェクト記憶部22に格納する。特徴
量生成部32は参照可能オブジェクト記憶部22と関係
記憶部23に記憶されているデータを用いて、新たな特
徴量を生成し、生成された特徴量を特徴量記憶部24に
格納する。コード生成部33は、ユーザの操作履歴と特
徴量記憶部24に記憶された特徴量とオブジェクト記憶
部に記憶された各オブジェクトの属性値を用いて帰納学
習方法によりプログラムを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラフィカルエディタ
上での例示によるプログラミングに関し、特に、例示に
よるプログラミングにおける一般化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】例示によるプログラミングは、Cypherら
の文献(“Watch What I Do:Programming by Demonstra
tion”,MIT Press, 1993 )にあるように、ユーザがシ
ステム上で行なった操作を記録しておき、該操作を一般
化し、システムが実行可能なプログラムに変換すること
により、ユーザがプログラミングを行なうことを可能と
する方法である。
【0003】該文献の中( 該文献 pp.341-360)で、Lieb
erman は、グラフィカルエディタにおいてグラフィカル
オブジェクトの編集を行なうためのマクロ作成を、例示
によるプログラミングで行なうシステムについて述べて
いる。該システムにおいては、ある特定のオブジェクト
( プログラムの引数、プログラム中で新規に生成された
オブジェクトなど) とその他のオブジェクトの関係を表
す特徴量を用いて、一般化を行なう方式を採用してい
る。例えば、図8(a)において、Obj−aをユーザ
が指定した引数とし、例示として「Obj−1とObj
−2を選択する」という操作をユーザがシステムに与え
図8(b)の状態にした場合を考える。Lieberman の方
式においては、システムは引数であるObj−aと選択
されたObj−1とObj−2の相対的な位置関係を考
慮し、ユーザが与えた「Obj−1とObj−2を選択
する」という操作を「Obj−aより左側にあるオブジ
ェクトを選択する」というように一般化する。この一般
化により、グラフィカルエディタ上のオブジェクトの数
や種類が異るような状況でも、ユーザの意図通りに動作
するプログラムが生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した文献に示され
たような方式を用いて、例示の一般化を行なったとして
も、ユーザの意図がシステムにあらかじめ用意された特
徴量だけで表現できない場合には、ユーザが望むように
一般化することが不可能であった。
【0005】例えば、図9に示す棒グラフにおいて、ユ
ーザが例示を行ない、システムが一般化する場合につい
て説明する。図9の棒グラフは、矩形、線、及び文字と
いったグラフィカルオブジェクトより構成されており、
ここでのユーザの目的は、3カ月の売上高が破線で示さ
れた売上高より多い期間を表す文字の背景色を灰色に変
更する、という動作を行なうプログラムを記述すること
とする。
【0006】この場合、売上が破線を越えている期間は
“4−6”月である。ユーザは、グラフィカルオブジェ
クトの編集機能を用いて、図9(a)に示す初期状態か
ら図9(d)に示す最終状態までの例示を、システムに
対して行なう。すなわち、先ず図9(b)に示すように
文字オブジェクト“4−6”を選択して、次に図9
(c)に示すように選択された文字オブジェクトの背景
色を灰色に変えて、最後に図9(d)に示すように選択
状態を解除する。
【0007】異なる状況( 例えば、破線の位置がかわっ
た場合、売上高が別の年のものにかわった場合) でも、
ユーザが意図通りに動作するプログラムをシステムが生
成するためには、システムは、「文字オブジェクト“4
−6”を選択する」というユーザの操作に対し、どのよ
うな条件を満足するオブジェクトが選択されたのかを見
つけだし、一般化を行なわなければならない。例えば、
「破線と交わっている矩形と同じ行にある文字を選択す
る」というような一般化ができなければならない。
【0008】しかしながら、この例の場合、 Lieberman
の方式では、上記のような一般化を行なうことは不可能
である。該方式では、特定のオブジェクトとその他のオ
ブジェクトの関係を表す特徴量を用いて一般化を試み
る。そのため、上記のような一般化を行うためには、破
線と交わっている矩形を図9のグラフィカルオブジェク
トの中から検索し、ブログラム中で特定のオブジェクト
として指定する必要があるが、該方式では、そのような
手段は提供されていないため一般化に必要な特徴量を生
成することができない。そのため一般化に失敗し、例え
ば「文字が“4−6”である文字オブジェクトを選択す
る」といった、例示を与えた状況でのみ使用できるプロ
グラムを生成することしかできない。
【0009】即ち、ユーザが望む一般化を行なうために
は、新たな特徴量を生成する必要があるが、従来はその
ためのユーザによるプログラミングが必要であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、グラフィ
カルエディタ上での例示に基き前記例示に該当する特徴
量を選択して自動プログラミングを行うシステムにおけ
る例示によるプログラミング方式において、グラフィカ
ルオブジェクト(以降、単にオブジェクトと称する)の
識別番号と前記オブジェクトの属性値などのオブジェク
トデータが予め記憶されるオブジェクト記憶部と、予め
決められた方法でマーキングされた前記オブジェクトの
識別番号と前記オブジェクトのマーキングに使われたル
ールの識別番号を記憶する参照可能オブジェクト記憶部
と、予め前記オブジェクトの属性と前記属性との関係の
組が記憶される関係記憶部と、前記特徴量を記憶する特
徴量記憶部とを具備し、予め備えたルールエディタで作
成した前記ルールを用いて前記オブジェクト記憶部に記
憶されたオブジェクトデータに基き前記ルールの適用対
象であるオブジェクトのマーキングを行い前記マーキン
グされたオブジェクトの識別番号と前記マーキングに使
われた前記ルールの識別番号を前記参照可能オブジェク
ト記憶部に格納するマーキング実行部と、前記参照可能
オブジェクト記憶部と前記関係記憶部に記憶されている
データを用いて予め決められたアルゴリズムにより新た
な特徴量を生成し前記生成された特徴量を前記特徴量記
憶部に記憶させる特徴量生成部と、入力された操作履歴
と前記特徴量記憶部に記憶された前記特徴量と前記オブ
ジェクト記憶部に記憶された各オブジェクトの属性値を
用いてプログラムを生成するコード生成部から構成され
ることを特徴とする。
【0011】また、第2の発明は、前記ルールが、検索
・置換え可視ルールであることを特徴とする。
【0012】さらに、第3の発明は、前記コード生成部
が、帰納学習方式を用いて前記プログラムを生成するこ
とを特徴とする。
【0013】〔作用〕本発明では、ユーザの意図に関連
するオブジェクトを、ユーザがマークできるようにする
ために検索・置換え可視ルールを利用する。該ルール
は、グラフィカルオブジェクトの組から形成されるた
め、CやBASICといったプログラミング言語の知識
がないユーザでも、該ルールを作成することが可能であ
る。該ルールによってマークされたグラフィカルオブジ
ェクトは、記憶装置上の参照可能オブジェクト記憶部に
記録され、参照可能オブジェクト記憶部に記憶されたグ
ラフィカルオブジェクトとその他のオブジェクトとの何
らかの関係を表現する新たな特徴量が自動的に生成され
るため、プログラミング技術のないユーザが、新たな特
徴量を作成することが可能となる。さらに、該特徴量を
用いて例示の一般化が行なわれるため、ユーザが意図し
た通りの一般化を、システムが行なうことが可能とな
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は、本発明の一実施例を示すシステム
構成図であり、グラフィカルオブジェクトを表示する表
示装置2、グラフィカルオブジェクトの操作・編集及び
検索・置換え可視ルールの入力するためのマウスおよび
キーボードといった入力装置1、例示の一般化に必要な
情報を記憶するための記憶装置4、これら表示装置、入
力装置及び記憶装置を制御して処理を実行するコンピュ
ータ3より構成される。
【0016】図2は、記憶装置4の内容を示す図であ
り、記憶装置にはオブジェクト記憶部21、参照可能オ
ブジェクト記憶部22、関係記憶部23、及び、特徴量
記憶部24を設ける。オブジェクト記憶部21には、グ
ラフィカルオブジェクトの識別番号と各オブジェクトの
属性値がシステムにより記憶される。参照可能オブジェ
クト記憶部22には、検索・置換え可視ルールによりグ
ラフィカルオブジェクトがマークされた場合に、マーク
されたグラフィカルオブジェクトの識別番号と該オブジ
ェクトのマークに使われた検索・置換え可視ルールの識
別番号がシステムにより記憶される。関係記憶部23に
は、オブジェクト間の関係を表すために使用される属性
と関係の組が記憶される。関係記憶部に記憶されている
データは、システムが予め用意するものである。特徴量
記憶部24には、一般化の際に利用可能な特徴量が記憶
される。特徴量記憶部に記憶される特徴量には、システ
ムにより予め用意されている特徴量(図2の上から5
つ)、および参照可能オブジェクト記憶部と関係記憶部
の情報から新たに生成される特徴量(図2では下から1
0個)がある。
【0017】図3は、本発明の一実施例を示すブロック
構成図であり、ユーザが検索・置換え可視ルールエディ
タで作成した検索・置換え可視ルールを用いてオブジェ
クト記憶部21に記憶されたオブジェクトデータに基き
ルールに該当するオブジェクトのマーキングを行い、マ
ークされたオブジェクトの識別番号とマークに使われた
検索・置換え可視ルールの識別番号を参照可能オブジェ
クト記憶部22に格納するマーキング実行部31と、参
照可能オブジェクト記憶部22と関係記憶部23に記憶
されているデータを用いて、予め定められた方法により
新たな特徴量を生成し、生成された特徴量を特徴量記憶
部24に格納する特徴量生成部32と、ユーザの操作履
歴と特徴量記憶部24に記憶された特徴量とオブジェク
ト記憶部に記憶された各オブジェクトの属性値を用いて
帰納学習方法によりプログラムを生成するコード生成部
33から構成される。
【0018】次に、具体例を示す前に、検索・置換え可
視ルール及びオブジェクトのマーキングについて説明す
る。
【0019】検索・置換え可視ルールは、Bellらの文献
(“ChemTrains : A Language forCreating Behaving P
ictures,'' Proceedings of the 1993 IEEE Sympos ium
onVisual Languages, pp.188-195, 1993.)に示されるよ
うに、グラフィカルオブジェクトの検索パターンと置換
えパターンを有するものであり、該検索パターンと該置
換えパターンは、ともにグラフィカルオブジェクトで構
成されるものである。検索・置換え可視ルールを任意の
グラフィカルオブジェクトの集合に適用すると、該集合
中で検索パターンに一致した部分が置換えパターンのオ
ブジェクトに置換えられる。例えば、図5に示すような
矩形と破線が交わった部分の検索・置換え可視ルール
を、図4(a)に示すグラフィカルオブジェクトの集合
に適用すると、矩形と破線が交わった部分が検索され、
図4(b)に示すように選択されていなかった矩形が、
選択されたノブの付いた状態の矩形に置き換えらる。
【0020】また、本実施例では、上記のように、検索
・置換え可視ルールを用いて、選択されていないオブジ
ェクトを、選択されたノブの付いた状態のオブジェクト
に置き換えることにより、ユーザがオブジェクトをマー
クできるものとする。したがって、図4(b)のオブジ
ェクト1はマークされたことになる。
【0021】以下、具体例を用いて説明する。例えば、
図4に示す棒グラフにおいて、ユーザが例示を行ない、
システムが一般化する場合について説明する。図4の棒
グラフは、ユーザがグラフィカルエディタを用いて作成
するものであり、矩形、線、及び文字といったグラフィ
カルオブジェクトより構成されており、ここでのユーザ
の目的は、3カ月の売上高が破線で示された売上高より
多い期間を表す文字の背景の色を灰色に変更する、とい
う動作を行なうプログラムを記述することとする。ま
た、初期状態において、記憶装置は図6に示すように、
参照可能オブジェクト記憶部には何も記憶されておら
ず、特徴量記憶部にも初期の特徴量が記憶されているだ
けとする。
【0022】「発明が解決しようとする課題」で述べた
ように、図6の特徴量記憶部に記憶されている特徴量の
みでは、ユーザが望んだ一般化が行なわれず、ユーザは
所望のプログラムを得ることはできない。そこで、ユー
ザは、検索・置換え可視ルールを用いて、一般化の際に
考慮されるべきグラフィカルオブジェクトをマークす
る。すなわち、ユーザの例示は次のようなものになる。
まず、図4(a)のグラフィカルオブジェクトの集合に
対して、図5に示す検索・置換え可視ルールを適用す
る。この結果、上記のように、図4(b)のオブジェク
ト1がマークされる。次に、図4(c)に示すようにオ
ブジェクト2を選択し、次に図4(d)に示すように選
択されたオブジェクト2の背景色を灰色に変え、最後に
図4(e)に示すように選択状態を解除する。なお、図
5に示す検索・置換え可視ルールはユーザが、グラフィ
カルエディタと同等のグラフィカルオブジェクト編集機
能をもつ検索・置換え可視ルールエディタを用いて作成
するものとする。
【0023】グラフィカルオブジェクトがユーザにより
マークされると、マーキング実行部31(図3)は、参
照可能オブジェクト記憶部22に該オブジェクトとマー
キングに利用された検索・置換え可視ルールの識別番号
を記憶する。図4の例の場合、参照可能オブジェクト記
憶部22には図2に示すように図4に示すオブジェクト
1 及び図5に示すルール1 が記憶される。
【0024】次に、特徴量生成部32は、参照可能オブ
ジェクト記憶部22に記憶されたデータと関係記憶部2
3に記憶されているデータを組み合わせて新たな特徴量
を生成し、生成された特徴量を特徴量記憶部24に記憶
する。具体的には、参照可能オブジェクト記憶部22の
検索・置換え可視ルール欄に検索・置換え可視ルールV
Rが記憶されており、関係記憶部の属性欄に属性A、関
係欄に関係Relationが記憶されている場合、「VRによ
りマークされたオブジェクトの属性Aの属性値との関に
Relationが成立するか否か」という特徴量が生成され
る。このように生成された特徴量は、図2に示すよう
に、特徴量記憶部24に記憶される。
【0025】その後で、コード生成部33(図3)は、
特徴量記憶部24に記憶されている特徴量とオブジェク
ト記憶部21に記憶されている各オブジェクトの属性値
情報を用いて、ユーザの操作を一般化する。この図4の
例の場合、複数の解釈が可能な操作は、図4(c)の
「オブジェクト2を選択する」という操作のみであるた
め、この操作だけ一般化される。
【0026】図4(c)の「オブジェクト2を選択す
る」という操作は、次のように行われる。ここでは、ユ
ーザが選択したオブジェクト2とそれ以外のオブジェク
トを、それぞれ正例、負例とし、正例と負例を完全に区
別する条件を、帰納学習方式を用いて生成する。ここで
生成される条件は、特徴量記憶部に記憶されている特徴
量を論理演算子∨および∧で組み合わせたものであり、
全ての正例のオブジェクト(この場合、図4(c)で選
択されたオブジェクト2)は該条件を満足し、全ての負
例のオブジェクト(この場合オブジェクト2以外の全て
のオブジェクト)は該条件を満足しないものである。
【0027】例えば、 (ルール1 によってマークされた
オブジェクトの上側のy 座標y1より下にある) ∧( ルー
ル1 によってマークされたオブジェクトの下側のy 座標
y2より上にある) ∧( オブジェクトの種類が文字) とい
う条件が生成される。この条件を満たすオブジェクト
は、正例であるオブジェクト2のみである。
【0028】上記一般化の結果と図4のユーザの操作を
踏まえて、コード生成部33は、図7に示すように動作
するプログラムを生成する。即ち、ステップ1は、検索
・置換え可視ルール“ルール1”を用いてマーキングを
行うプログラム、ステップ2は、 (ルール1 によってマ
ークされたオブジェクトのy1より下にある) ∧( ルー
ル1 によってマークされたオブジェクトのy2より上に
ある) ∧( オブジェクトの種類が文字) という条件を満
たすオブジェクトを選択するプログラム、ステップ3
は、選択されたオブジェクトの背景色を灰色に変えるプ
ログラム、ステップ4は、全ての選択を解除するプログ
ラムからなる。ステップ1からステップ4は、それぞれ
図4(b)から図4(e)の操作に対応して生成され
る。ステップ1においてマークされるオブジェクトは、
プログラムが起動されるその時々の状況によって異な
る。即ち、図4の破線の位置が変わっても、検索・置換
え可視ルール1によって破線と交わっている矩形をマー
クすることができるため、ユーザは所望の動作をするプ
ログラムを得ることが可能となる。
【0029】なお、検索・置換え可視ルールは、グラフ
ィカルオブジェクトの検索および置換えができるもので
あれば、任意の方式の検索・置換え可視ルールを用いて
もよい。また、グラフィカルオブジェクトのマーキング
は、本実施例で示した以外の方法を採用してもよい。さ
らに、帰納学習方式は、与えられた特徴量を用いて正例
と負例を区別する条件を生成するものであれば、任意の
方式を用いることができる。
【0030】本方式は、任意の絵(グラフィカルオブジ
ェクトの集合)を描くことができるグラフィカルエディ
タを用い、グラフィカルオブジェクトの集合から任意の
オブジェクトの組を検索して置き換える検索・置換え可
視ルールを用いてマーキングを行い、正例と負例を与え
れば、正例と負例を完全に区別する条件を生成する帰納
学習方式を用いるため、本方式は、グラフィカルオブジ
ェクトを扱う任意のシステムにおいて、利用することが
可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユ
ーザが検索・置換え可視ルールを用いて一般化に必要な
グラフィカルオブジェクトをシステムに示すと、システ
ムは該オブジェクトを用いて新たな特徴量を生成するこ
とができるようにしたことにより、例示に基くユーザ所
望の一般化プログラムの生成を、システムが行なうこと
が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】図1の記憶装置4の内容を示す図である。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図4】本実施例における検索・置換え可視ルールを用
いて例示を行なう際のグラフィカルオブジェクトの状態
の変化を示す図である。
【図5】本実施例における検索・置換え可視ルールの一
例を示す図である。
【図6】本実施例における記憶装置の初期状態を示す図
である。
【図7】本実施例における生成された一般化プログラム
の一例を示す図である。
【図8】従来技術の動作説明図である
【図9】従来技術のグラフィカルオブジェクトの状態の
変化を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 表示装置 3 コンピュータ 4 記憶装置 21 オブジェクト記憶部 22 参照可能オブジェクト記憶部 23 関係記憶部 24 特徴量記憶部 31 マーキング実行部 32 特徴量生成部 33 コード生成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィカルエディタ上での例示に基き
    前記例示に該当する特徴量を選択して自動プログラミン
    グを行うシステムにおける例示によるプログラミング方
    式において、グラフィカルオブジェクト(以降、単にオ
    ブジェクトと称する)の識別番号と前記オブジェクトの
    属性値などのオブジェクトデータが予め記憶されるオブ
    ジェクト記憶部と、予め決められた方法でマーキングさ
    れた前記オブジェクトの識別番号と前記オブジェクトの
    マーキングに使われたルールの識別番号を記憶する参照
    可能オブジェクト記憶部と、予め前記オブジェクトの属
    性と前記属性との関係の組が記憶される関係記憶部と、
    前記特徴量を記憶する特徴量記憶部とを具備し、予め備
    えたルールエディタで作成した前記ルールを用いて前記
    オブジェクト記憶部に記憶されたオブジェクトデータに
    基き前記ルールの適用対象であるオブジェクトのマーキ
    ングを行い前記マーキングされたオブジェクトの識別番
    号と前記マーキングに使われた前記ルールの識別番号を
    前記参照可能オブジェクト記憶部に格納するマーキング
    実行部と、前記参照可能オブジェクト記憶部と前記関係
    記憶部に記憶されているデータを用いて予め決められた
    アルゴリズムにより新たな特徴量を生成し前記生成され
    た特徴量を前記特徴量記憶部に記憶させる特徴量生成部
    と、入力された操作履歴と前記特徴量記憶部に記憶され
    た前記特徴量と前記オブジェクト記憶部に記憶された各
    オブジェクトの属性値を用いてプログラムを生成するコ
    ード生成部から構成されることを特徴とする例示による
    プログラミング方式。
  2. 【請求項2】 前記ルールが、検索・置換え可視ルール
    であることを特徴とする請求項1記載の例示によるプロ
    グラミング方式。
  3. 【請求項3】 前記コード生成部が、帰納学習方式を用
    いて前記プログラムを生成することを特徴とする請求項
    1記載の例示によるプログラミング方式。
JP6107332A 1994-05-23 1994-05-23 例示によるプログラミング方式 Pending JPH07319681A (ja)

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