JPH0731904B2 - デイスク記録再生装置 - Google Patents

デイスク記録再生装置

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JPH0731904B2
JPH0731904B2 JP19612186A JP19612186A JPH0731904B2 JP H0731904 B2 JPH0731904 B2 JP H0731904B2 JP 19612186 A JP19612186 A JP 19612186A JP 19612186 A JP19612186 A JP 19612186A JP H0731904 B2 JPH0731904 B2 JP H0731904B2
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は書込み可能なディスクに対して情報信号の記
録及び再生を行なうディスク記録再生装置に係り、特に
新情報を既記録情報に続いて追記記録可能なものに関す
る。
(従来の技術) 近時、例えば光学式ディスクに情報信号を記録し、これ
を再生するディスク記録再生装置の開発が進められてい
る。この装置の記録方式としては種々のものが考えられ
ているが、いずれにしても追記記録を可能とする必要が
ある。この場合、ディスクの記録容量を有効に利用する
ため、既記録部分の終端を検出し、既記録情報に続いて
新情報を記録することができるようにすることが望まし
い。ところが、従来より考えられている方式では、既記
録部分に追記記録部分が重なることを防止するため、第
5図(a)に示すように既記録部分の終端から所定間隔
離して追記記録が行われる。このように記録されたディ
スクを再生すると、再生信号にデータ間に空白部分がで
きてしまう。この場合、各情報を連続再生すると、再生
途中の空白部分でトラッキングがはずれたり、同期の周
期がくずれて再生不能になる恐れがある。このため、同
図(b)に示すように空白部分に無効データを挿入する
ようにした方式も考えられているが、いずれにしてもデ
ィスクに記録できるデータの容量が少なくなってしま
う。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、従来追記記録時に空白部分を形成したり、
無効データを挿入したりしていた点を改善し、既記録部
分に続いて正確に追記記録を行なうことができ、これに
よって実質的にデータ記録容量を増加することのできる
ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係るディスク記録再生装置は、所
定の記録フォーマットに従って、記録すべきデータにブ
ロック単位で順番にアドレスを付し、各アドレスブロッ
クを同期信号間に挿入して記録データ信号を生成する記
録データ生成手段と、この記録データ生成手段で生成さ
れた記録データ信号をピックアップを用いて書込み可能
なディスクに記録し再生するディスク記録再生機構部
と、前記記録データ信号が書込まれているディスクの既
記録部分の終端を検出し、その終端に位置するアドレス
ブロックのアドレス値を検出する最終アドレス値検出手
段と、この手段で検出された最終アドレス値から所定値
を減算した減算アドレス値を生成する減算アドレス生成
手段と、前記減算アドレス値の記録位置まで前記ピック
アップを移動させる減算アドレス値サーチ手段と、この
手段でサーチした位置から再生させ、再生信号中のアド
レスが前記最終アドレス値の一致したことを検出するア
ドレス一致検出手段と、この手段による再生中に再生信
号から同期信号を検出する同期信号検出手段と、前記ア
ドレス一致検出手段でアドレスの一致を検出したとき、
そのアドレスブロックの再生終了後の同期信号部分で再
生状態から記録状態に切換える切換手段と、前記アドレ
ス一致検出手段の再生期間中に前記記録データ生成手段
により追記記録データを生成し、この追記記録データを
前記切換手段によって記録状態に切替わる時点で前記デ
ィスク記録再生機構部に送出する追記記録準備手段とを
具備することを特徴とするものである。
(作用) 上記構成によるディスク記録再生装置は、既に記録され
たデータ中の最終アドレス値を検出し、その最終アドレ
ス値から所定値を減算した減算アドレス値が記録されて
いる位置をサーチし、その位置から再生して再生信号中
のアドレス値と最終アドレス値の一致を検出する。その
再生期間中では再生信号から同期信号を検出すると共に
追記記録の準備を行なう。そして、アドレス一致を検出
したとき、そのアドレスブロックの再生終了後、同期信
号部分で再生状態から記録状態に切換え、追記記録を開
始する。
(実施例) 以下、第1図乃至第4図を参照してこの発明の一実施例
を説明する。尚、ここでは光学式ディスク記録再生装置
の場合について述べるが、その光学式ディスクはトラッ
キング用の案内溝が内周から外周へ向けて螺旋状に形成
されており、ディスク記録再生装置はディスクの案内溝
上に光ビームを照射することにより、情報信号(デー
タ)に対応したピットを形成あるいは検出して情報信号
を記録再生するものとし、この記録再生はディスク記録
再生部によって行われるものとする。
第1図はその構成を示すもので、図中11はこの光学式デ
ィスク記録再生装置を総括的にコントロールするシステ
ムコントローラである。このシステムコントローラ11は
図示しない操作スイッチ(記録、再生、停止、サーチ
等)の操作による操作信号SCを入力し、適宜その操作
に応じた制御信号を発生するものである。また、12は記
録すべき情報信号Sinを入力する入力端子で、この入力
端子12に供給された情報信号Sinは記録データ生成回路1
3に供給される。この記録データ生成回路13は後述する
記録準備信号F1を入力したとき入力情報信号を順次デー
タ化するもので、ここで生成された記録データは記録フ
ォーマットエンコーダ14から読出し指令が供給される毎
に記録フォーマットエンコーダ14に送られる。この記録
フォーマットエンコーダ14は上記記録データを所定の記
録フォーマットに合うようにエンコードし、一定周期の
法則性を持つブロック(例えばデジタル・オーディオ・
ディスクのフォーマットでは、インターリーブ長がブロ
ックとなる)に分割した後、各ブロックにアドレスを順
番に付してアドレスブロックに変換するもので、スター
ト信号を先頭にしてブロック化された各記録データを同
期信号間に挿入した形で出力する。ここでエンコードさ
れた記録データは記録データスタート検出回路15に送ら
れる。この記録データスタート検出回路15は入力データ
の先頭にあるスタート信号を検出した後、記録フォーマ
ットの同期信号を検出したとき書込みカウンタ16を動作
させ、バッファメモリ17に記録データを書込ませるもの
である。
このバッファメモリ17は記録データを一旦保持するため
のもので、書込みカウンタ16からの書込みアドレスに従
って順次記録データを書込み、読出しカウンタ18からの
読出しアドレスに従って順次書込んだ記録データを読み
出すものである。上記記録データの書込みはシステムコ
ントローラ11からの読出し停止制御信号SC1が供給され
るまで行われる。このメモリ17から読み出された記録デ
ータは排他的論理和回路(EX−OR回路)19を介して記録
開始タイミング回路20へ送られる。この記録開始タイミ
ング回路20は後述するフラグF5に基づいて記録データを
順次遅延させるもので、ここで遅延された記録データは
出力端子21を介して図示しないディスク記録再生機構部
に送られる。このディスク記録再生機構部は上記システ
ムコントローラ11から出力されピックアップ制御信号S
C2に応じてディスク記録状態、ディスク再生状態、ある
いは再生サーチ状態となるもので、上記記録データDout
入力時には記録状態となり、記録データDoutをディスク
に記録する。
一方、図中22は再生信号入力端子で、この入力端子22は
上記ディスク記録再生機構部によってディスクから読み
出された再生データDinが供給される。この再生データD
inはRF信号検出回路23及びアドレスデコーダ24に供給さ
れる。RF信号検出回路23は再生時の信号の有無を検出
し、信号が入ったときアドレスカウンタ25、同期カウン
タ26、同期信号ラッチ回路27及びシステムコントローラ
11に検出したデータ信号を送出するものである。また、
アドレスデコーダ24は再生データ信号中のアドレスをデ
コード、アドレスカウンタ25にそのアドレス値を出力す
るものである。
このアドレスカウンタ26はRF信号検出回路23から供給さ
れる再生信号の最後のアドレス値と、その最終アドレス
値から所定値を減算した値をセットし、前記記録データ
生成回路13、記録データスタート検出回路15、書込みカ
ウンタ16及び読出しカウンタ18に記録準備信号F1を送っ
て各回路を記録準備状態に設定すると共に、システムコ
ントローラ11にアドレスサーチをスタートさせるための
アドレスサーチ指令信号F2を送る。そして、減算したア
ドレス値と再生データ信号中のアドレス値とが一致した
時点でアドレスサーチ指令信号F2に代わって通常再生を
行なうための再生指令信号F3を送出し、これと同時に減
算アドレス値をリセットすると共に同期カウンタ26にス
タート信号F4を送出するものである。
この同期カウンタ26は、アドレスカウンタ25からのスタ
ート信号F4によって駆動状態となり、再生データ信号中
の同期信号により内部の同期ループカウンタに起動をか
けてこのループを同期信号に同期させる。そして、ここ
で得られた同期信号の始めにトリガパルスを発生し、こ
のパルスをアドレスカウンタ25に設定されている所定値
まで係数した後、フラグF5をたてて読出しカウンタ18及
び記録開始タイミング回路20を駆動し、バッファメモリ
17からデータを読み出させる。同時に、発生したトリガ
パルスP0を同期信号ラッチ回路27に送るものである。こ
の同期信号ラッチ回路27は同期カウンタ26からのパルス
P0により、同期信号のスタートビットの極性を保持し、
その保持した極性に応じて前記EX−OR回路19の出力を適
宜反転させるものである。
上記構成において、以下第2図乃至第4図を参照してそ
の動作について説明する。
第2図はデジタル・オーディオ・ディスクのフォーマッ
トにより作成した場合の記録データ(再生データ)の構
成を示すもので、記録データ生成回路13で生成された記
録データは記録フォーマットエンコーダ14でブロック化
され、さらに同期信号及びアドレスが付加されてアドレ
スブロックとされる。尚、ビデオディスク等の記録フォ
ーマットについても、アドレス信号がデータ中に入って
いるため、同様に考えることができる。このように変換
された記録データの末尾には同期信号の半周期分が付加
される。
第3図は上記装置の全体の動作を流れを示すフローチャ
ートである。すなわち、この装置に対して追記記録が指
定されると(ステップa)、始めにディスクに記録及び
再生を行なうピックアップを再生状態に設定し、トラッ
ク・ジャンプと再生とを繰返して、前回行なった最後の
記録トラックをサーチした後、その最後の記録トラック
またはそれより数トラックだけ記録されている方向にト
ラックジャンプして(ステップb)、前回記録した最後
のアドレス値を読込む(ステップc)。以上の動作につ
いては、RF信号検出回路23、アドレスデコーダ24、アド
レスカウンタ25及びシステムコントローラ11により行わ
れる。
このようにして得られた再生データの最後のアドレス値
はアドレスカウンタ25に送られる。このとき、アドレス
カウンタ25に送られる。このとき、アドレスカウンタ25
は入力アドレス値をセットすると共にそのアドレス値か
ら所定値を減算した値もセットし、これと同時にシステ
ムコントローラ11にアドレスサーチ指令信号F2を送って
ピックアップをトラックジャンプさせ、セットした減算
アドレス値をサーチする(ステップd)。そして、この
アドレスサーチによってセットした減算アドレス値と一
致するアドレス値を検出した時点(ステップe)で、記
録データ生成回路13、記録データスタート検出回路15、
書込みカウンタ16、読出しカウンタ18に記録準備信号F1
を送る。これによって記録データSinは順次所定フォー
マットに従ってデータ化され、バッファメモリ17に書込
まれる。また、この時点でアドレスカウンタ25はアドレ
スサーチ指令信号F2に代わって再生指令信号F3をシステ
ム・コントローラ11に送る。これによってピックアップ
を通常再生状態に設定される。前回記録した最後のデー
タまで再生が行われる(ステップf)と、アドレスカウ
ンタ25はセットされている前回まで記録した最後のアド
レス値と同一のアドレスを検出した時点で、同期カウン
タ26に記録スタート信号F4を送る。
この同期カウンタ26はスタート信号F4を入力すると、次
の同期信号位置の記録スタート時点でフラグF5を発生し
て読出しカウンタ18に送る。読出しカウンタ18はフラグ
F5を入力した時点で動作を開始し、バッファメモリ17に
記憶されたデータを順次読み出させる。この読出しデー
タはEX−OR回路19に送られる。ここで、同期カウンタ26
から出力されるトリガパルスP0により、ラッチ回路27は
再生データDinから同期信号の最初のビットの極性をラ
ッチする。このラッチされた極性がハイレベルであれば
上記メモリ17から送られてくる記録データは反転出力さ
れ、ローレベルであればそのまま出力される。このEX−
OR回路19から出力される記録データは記録開始タイミン
グ回路20に送られ、再生データDinと同期タイミングを
合わせてディスク記録再生機構部に送られ、ディスクに
記録される。
その後、停止スイッチが操作させると、システムコント
ローラ11は停止制御信号SC1をメモリ17に送り、メモリ
17の読出しを同期信号の半周期時点で停止させる。これ
によって、記録データDoutの末尾に半同期信号を付加す
ることができる。
ここで、上記記録開始タイミング回路20の記録データ出
力時点は、第4図に示すように設定すればよい。すなわ
ち、同図(a)に示すように、再生データDinの末尾に
ある半同期信号が“0"レベル(記録レーザオフによりピ
ットが形成されていない状態)であるとき、同期信号期
間の半周期前から記録データを出力する。逆に、同図
(b)に示すように、再生データDinの末尾にある半同
期信号が“1"レベルであるとき、同期信号期間の半周期
後から記録データを出力する。これによって、既記録部
分と追記記録部分を、同期信号をくずすことなく繋げる
ことができる。
したがって、上記のように構成すれば、ディスクにデー
タの追記記録を行なう際、書き込んだデータ間に空白部
を形成することなく、また書き込んだデータ中の同期信
号を崩すことなく、既記録データと連続して追記記録デ
ータを記録することができる。これによってトラッキン
グがはずれるようなことはなくなり、また連続的に内周
側から外周側まで再生がスムーズにいくようになり、結
果的にディスクに書き込む容量を増したことになる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、既記録部分に続
いて正確に追記記録を行なうことができ、これによって
実質的にデータ記憶容量を増加することのできるディス
ク記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディスク記録再生装置の一実施
例を示すブロック回路構成図、第2図は同実施例に適用
される記録フォーマットのによる記録データの構成を説
明するための図、第3図は同実施例の全体の動作の流れ
を示すフローチャート、第4図は同実施例の再生記録切
換タイミングを説明するための図、第5図は従来装置に
よる再生データのパターンを説明するための図である。 11……システムコントローラ、13……記録データ生成回
路、14……記録フォーマットエンコーダ、15……記録デ
ータスタート検出回路、16……書込みカウンタ、17……
バッファメモリ、18……読出しカウンタ、19……EX−OR
回路、20……記録開始タイミング回路、23……RF信号検
出回路、24……アドレスデコーダ、25……アドレスカウ
ンタ、26……同期カウンタ、27……同期信号ラッチ回
路、Sin……情報信号、SC……操作信号、Dout……記録
データ、Din……再生データ、F1……追記記録準備信
号、F2……アドレスサーチ指令信号、F3……再生指令信
号、F4……記録スタート信号、F5……フラグ、P0……ト
リガパルス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記録フォーマットに従って、記録す
    べきデータにブロック単位で順番にアドレスを付し、各
    アドレスブロックを同期信号間に挿入して記録データ信
    号を生成する記録データ生成手段と、この記録データ生
    成手段で生成された記録データ信号をピックアップを用
    いて書込み可能なディスクに記録し再生するディスク記
    録再生機構部と、前記記録データ信号が書込まれている
    ディスクの既記録部分の終端を検出し、その終端に位置
    するアドレスブロックのアドレス値を検出する最終アド
    レス値検出手段と、この手段で検出された最終アドレス
    値から所定値を減算した減算アドレス値を生成する減算
    アドレス生成手段と、前記減算アドレス値の記録位置ま
    で前記ピックアップを移動させる減算アドレス値サーチ
    手段と、この手段でサーチした位置から再生させ、再生
    信号中のアドレスが前記最終アドレス値の一致したこと
    を検出するアドレス一致検出手段と、この手段による再
    生中に再生信号から同期信号を検出する同期信号検出手
    段と、前記アドレス一致検出手段でアドレスの一致を検
    出したとき、そのアドレスブロックの再生終了後の同期
    信号部分で再生状態から記録状態に切換える切換手段
    と、前記アドレス一致検出手段の再生期間中に前記記録
    データ生成手段により追記記録データを生成し、この追
    記記録データを前記切換手段によって記録状態に切替わ
    る時点で前記ディスク記録再生機構部に送出する追記記
    録準備手段とを具備することを特徴とするディスク記録
    再生装置。
JP19612186A 1986-08-21 1986-08-21 デイスク記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0731904B2 (ja)

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JPS6352393A JPS6352393A (ja) 1988-03-05
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