JPH0731899U - 乾式古紙解繊装置 - Google Patents

乾式古紙解繊装置

Info

Publication number
JPH0731899U
JPH0731899U JP6045893U JP6045893U JPH0731899U JP H0731899 U JPH0731899 U JP H0731899U JP 6045893 U JP6045893 U JP 6045893U JP 6045893 U JP6045893 U JP 6045893U JP H0731899 U JPH0731899 U JP H0731899U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste paper
centrifugal impeller
cylindrical casing
impeller
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6045893U
Other languages
English (en)
Inventor
充夫 寺田
悟 清瀬
哲朗 松本
博之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP6045893U priority Critical patent/JPH0731899U/ja
Priority to US08/313,895 priority patent/US5564635A/en
Priority to AU74338/94A priority patent/AU666083B2/en
Priority to GB9419600A priority patent/GB2282767B/en
Priority to DE19944434914 priority patent/DE4434914A1/de
Priority to KR1019940024738A priority patent/KR0160811B1/ko
Publication of JPH0731899U publication Critical patent/JPH0731899U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠心式羽根車の羽根部分に引っ付き堆積した
原料古紙及び解繊物を短時間で容易に除去でき、これに
よって装置稼働率の向上を図る。 【構成】 内周面に歯型111が形成された円筒状ケー
シング11の内側に遠心式羽根車12を収納し、この遠
心式羽根車12を回転させることにより、予め細かく裁
断された原料古紙をほぐして繊維状に解繊するようにし
た乾式古紙解繊装置おいて、円筒状ケーシング11に、
遠心式羽根車12の羽根部分に引っ付き堆積した原料古
紙及び解繊物を除去すべく加圧気体供給源からの加圧気
体を噴射させるための加圧気体噴射孔112を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、新聞紙等の原料古紙をほぐして繊維状に解繊する乾式古紙解繊装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乾式古紙解繊装置は、内周面に歯型が形成された円筒状ケーシングの内側に、 これと隙間空間を持たせて同軸芯状に遠心式羽根車を収納し、この遠心式羽根車 を回転させることにより、予め細かく裁断された原料古紙を、外部より空気流と ともに吸引して円筒状ケーシングの歯型と遠心式羽根車との隙間空間を通過させ て繊維状に解繊するようにしたものである。なお、乾式古紙解繊装置による解繊 物は、例えば建設用型枠をベニヤ板に取って代わって製造するための原料として 用いられるものである。
【0003】 このような乾式古紙解繊装置(乾式解繊装置)の一例が先に特願平4−262 851号にて提案されている。以下、この乾式古紙解繊装置を図7及び図8を参 照して説明する。図7は従来の乾式古紙解繊装置の一例を示す一部断面示側面図 、図8は図7に示す円筒状ケーシング及び遠心式羽根車の構造説明のための正面 図である。
【0004】 図7及び図8において、51は円筒状のケーシングであり、この円筒状ケーシ ング51の内周面には、周方向に沿って断面が図例では二等辺三角形の波状をな して山部511a及び谷部511bを有する歯型511が形成されている。この 円筒状ケーシング51の内側に、回転駆動用モータ55によって回転される遠心 式羽根車52が収められている。
【0005】 この遠心式羽根車52は、複数の羽根521を放射状に且つ後向き羽根形状と なるように両側の主板522と側板523とに固定し、さらに各羽根521の先 端にこれより前方に所定寸法突出するリード板524を鋲止め等によりそれぞれ 固定したものであり、円形ドーナツ状をなす前記側板523の中央空部が羽根車 吸込み口となされている。このように構成される遠心式羽根車52が、前記円筒 状ケーシング51の内側にこれと隙間空間を持たせて同軸芯状に収められており 、その主板522が駆動軸53と一体回転するホルダ筒54に固定されて、回転 駆動用モータ55によって回転されるようになっている。
【0006】 そして、前記円筒状ケーシング51における一面側には、中央に原料古紙吸込 み口56aを有する蓋体56が止着される一方、この蓋体56とは反対面側には 、一端に排出口57aが設けられたスパイラル流路57bを有する副ケーシング 体(渦巻キャップ)57が止着されている。副ケーシング体57内には送風ファ ン58が収められており、上流側からの解繊処理物を含む空気流をスパイラル流 路57bを介して排出口57aより排出する送風ファン58は、回転駆動用モー タ55によって前記遠心式羽根車52とともに回転されるようになされている。 また、この送風ファン58と遠心式羽根車52の間に、デストリビュータ59が 配設されている。このデストリビュータ59は、ドーナツ状のリング盤60の一 面に複数の放射翼61を放射状に取り付け、リング盤60の外周部を円筒状ケー シング51に固定したものであり、円筒状ケーシング51の歯型511と羽根車 51との隙間空間を通過して原料古紙が解繊された解繊処理物を含む空気流を、 その移動方向を方向転換して前記送風ファン58の軸部側(ファン吸込み口の側 )へ導くためのものである。
【0007】 このように構成される乾式古紙解繊装置においては、遠心式羽根車52を回転 させることにより、予め細かく裁断された原料古紙(例えば幅3mm長さ12m m程度の長方形形状)が、原料古紙吸込み口56aより空気流とともに吸引され て羽根車吸込み口である側板523の中央空部よりこの側板523と主板522 の間に導かれる。そして、原料古紙が、遠心式羽根車52の回転による遠心力に よって空気流とともに羽根車半径方向に輸送されて円筒状ケーシング51の歯型 511と遠心式羽根車52との隙間空間に導かれて、この隙間空間を通過する間 に繊維状にほぐされて綿状を呈する解繊物となり、この綿状の解繊物が、前記副 ケーシング体57内へ輸送されてその排出口57aより空気流とともに図示しな いサイクロンへ送られるようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した乾式古紙解繊装置では、図9に示すように、原料古紙が、 遠心式羽根車52の羽根521の羽根入口端に引っ付き(引っ掛かり)しだいに 幾重にも重なって堆積し、また、綿状の解繊物が、後向き羽根形状となるように 回転方向に対して後向きに取り付けられた羽根521の湾曲凹面側の羽根出口部 分に、この部分が空気流の粘性の影響によって低圧となり円筒状ケーシング51 との隙間空間からこの部分に向かう速度の遅い空気流が生じることから、引っ付 きしだいに堆積する。原料古紙及び解繊物が遠心式羽根車52の前記羽根部分に 引っ付き堆積したままの状態で放置すると、遠心式羽根車52の回転にアンバラ ンスが生じて遠心式羽根車52が破損したり、遠心式羽根車52を駆動する回転 駆動用モータ55が過負荷になって焼損したりする等の不具合が生じることにな る。そこでこれらを回避するために、定期的に乾式古紙解繊装置の運転を停止し 、その蓋体56を取り外して前記原料古紙及び解繊物を除去し、しかる後に再組 み立てをすることが必要となり、この除去作業に時間がかかって装置稼働率が低 下するという欠点があった。
【0009】 この考案は、内周面に歯型が形成された円筒状ケーシングの内側に遠心式羽根 車を収納し、この遠心式羽根車を回転させることにより、予め細かく裁断された 原料古紙をほぐして繊維状に解繊するようにした乾式古紙解繊装置おいて、前記 欠点を解消させ、遠心式羽根車の羽根部分に引っ付き堆積した原料古紙及び解繊 物を短時間で容易に除去できて、装置稼働率の向上を図ることができるようにし た、乾式古紙解繊装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、この考案による乾式古紙解繊装置は、内周面に 周方向に沿って歯型が形成された円筒状ケーシングの内側に、放射状に配された 複数の羽根を有する遠心式羽根車を前記円筒状ケーシングと隙間空間を持たせて 同軸芯状に収納し、前記遠心式羽根車を回転させることにより、原料古紙を前記 円筒状ケーシングの歯型と前記遠心式羽根車との隙間空間を通過させて繊維状に 解繊するようにした乾式古紙解繊装置において、前記円筒状ケーシングに、前記 遠心式羽根車の羽根部分に引っ付き堆積した原料古紙及び解繊物を除去すべく加 圧気体供給源からの加圧気体を噴射させるための加圧気体噴射孔を設けたことを 特徴とするものである。
【0011】
【作用】
装置運転時間が適当に経過したところで原料古紙の供給を一時停止し、遠心式 羽根車を低速回転とした状態で、円筒状ケーシングに設けられた加圧気体噴射孔 より例えば加圧空気(圧縮空気)を低速回転している遠心式羽根車に向けて噴射 することにより、遠心式羽根車の羽根の羽根入口端に引っ付き堆積していた原料 古紙が除去されるとともに、遠心式羽根車の後向き羽根の湾曲凹面側の羽根出口 部分に引っ付き堆積していた解繊物が除去される。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を説明する。図1はこの考案の一実施例による乾式 古紙解繊装置の一部断面示側面図、図2は図1に示す加圧空気噴射孔が設けられ た円筒状ケーシングと遠心式羽根車との構造説明のための正面図である。
【0013】 図1及び図2において、11は円筒状のケーシングである。この円筒状ケーシ ング11の内周面には、周方向に沿って断面が図例では二等辺三角形の波状をな して山部111a及び谷部111bを有する歯型111が形成されている。なお 、前記歯型111は、図例の形状に限定されず例えば円弧をなす波状のものでも よい。そして円筒状ケーシング11には、その周方向におけるこの実施例では一 箇所であってケーシング歯幅方向における後述する遠心式羽根車12の羽根幅中 央部にほぼ対応する位置に、内外を貫通する直径4mm程度の加圧空気噴射孔1 12が設けられており、この加圧空気噴射孔112には、加圧空気供給源(図示 省略)からの加圧空気を減圧弁(図示省略)及びオンオフ弁(図示省略)を介し て供給するための加圧空気供給管20が接続されている。このような歯型111 及び加圧空気噴射孔112が設けられた円筒状ケーシング11の内側に、回転駆 動用モータ15によって回転される遠心式羽根車12が収められている。
【0014】 この遠心式羽根車12は、複数の羽根121を放射状に且つ後向き羽根形状と なるように両側の主板122と側板123とに固定し、さらに円形の主板122 をハブ124にリベット締め等により固定してなるものである。なお、円形ドー ナツ状の側板123の中央空部の部分が羽根車吸込み口となっており、各羽根1 21は、円筒状ケーシング11の歯型111に相対向するその先端部がリード部 121aとして主板122及び側板123より所定寸法突出した状態で、主板1 22及び側板123に固定されている。このように構成される遠心式羽根車12 が、前記円筒状ケーシング11の内側にこれと隙間空間を持たせて同軸芯状に収 められており、そのハブ124が駆動軸13にこれと一体回転する羽根車用ホル ダ筒14を介して固定されて、回転駆動用モータ15によって回転されるように なっている。
【0015】 そして、円筒状ケーシング11における羽根車吸込み口の側の面には、原料古 紙吸込み口16aを有する蓋体16がボルト締めにて固定されている一方、円筒 状ケーシング11における前記蓋体16の取り付け面とは反対側の面には、一端 に排出口17aが設けられ内部に渦巻き流路17bが形成された渦巻き状ケーシ ング17がボルト締めにて固定されている。
【0016】 ここで、図4〜図6を参照しつつ前記乾式古紙解繊装置における解繊原理につ いて説明しておく。なお、図4〜図6において、Iは遠心式羽根車、Vは遠心式 羽根車Iの羽根、V1は羽根リード部、Cは円筒状ケーシング、Kは円筒状ケー シングCの歯型、K1は歯型山部、K2は歯型谷部、Mは原料古紙、をそれぞれ 示す。
【0017】 解繊原理としては、主に次の作用機構が考えられる。 原料古紙の歯型山部への衝突による解繊(図4参照) 遠心式羽根車Iと円筒状ケーシングCの歯型Kとの隙間空間においては、遠心 式羽根車Iの回転により、ケーシング円周方向の速度成分と、ケーシング半径方 向(羽根車半径方向)の速度成分と、ケーシング軸方向(羽根車軸方向)の速度 成分とを有する空気流が発生する。遠心式羽根車Iの回転による遠心力によって 羽根車吸込み口から羽根車半径方向に輸送されて歯型Kと遠心式羽根車Iとの隙 間空間に導かれた原料古紙Mが、前記空気流のケーシング半径方向の速度成分に よって歯型山部K1に押し付けられること、さらに、前記空気流のケーシング円 周方向の速度成分によって周回運動しながら非周期的に次々と歯型山部K1に衝 突し、切削されてほぐされることにより、解繊されて行くと推定される。
【0018】 羽根リード部と原料古紙との非弾性衝突による解繊(図5参照) 原料古紙Mのケーシング円周方向への移動速度は、原料古紙Mがその周回運動 している間に歯型山部K1との衝突による切削作用を受けるため、羽根リード部 V1の周速よりかなり遅い。その結果、遠心式羽根車Iの羽根リード部V1がこ れと同一軌道上にある原料古紙Mに衝突し、この羽根リード部V1と原料古紙M との非弾性衝突により原料古紙Mがほぐされて解繊されて行くと推定される。
【0019】 歯型山部と羽根リード部とにより行われるこれらの間に挟まった原料古紙の 剪断による解繊(図6参照) 周回運動中に歯型山部K1と羽根リード部V1との間に挟まった原料古紙Mが 、歯型山部K1と羽根車リード部V1とにより剪断されることで解繊されて行く と推定される。
【0020】 さて、前述したように構成される乾式古紙解繊装置においては、装置運転時間 が適当に経過したところで原料古紙の供給を一時停止し、遠心式羽根車12を低 速回転とした状態で、円筒状ケーシング11に設けられた加圧空気噴射孔112 より加圧空気(圧縮空気)を低速回転している遠心式羽根車12に向けて噴射す る。これにより、遠心式羽根車12の羽根121の羽根入口端に引っ付き堆積し ていた原料古紙や、遠心式羽根車12の後向き羽根121の湾曲凹面側の羽根出 口部分に引っ付き堆積していた解繊物を短時間で容易に除去することができ、蓋 体16の取り外し・再組み立て作業が不要となり、装置稼働率を高めることがで きる。
【0021】 図3はこの考案の他の実施例による乾式古紙解繊装置の一部断面示側面図であ る。前記図1に示す乾式古紙解繊装置の構成と異なる点について説明すると、円 筒状ケーシング11′の内側には、回転駆動用モータ15によって回転されるこ の実施例では3個の遠心式羽根車12A,12B,12Cが多段式に収められて いる。そして前記円筒状ケーシング11′には、図に示すように、そのケーシン グ歯幅方向における前記遠心式羽根車12A,12B,12Cそれぞれの羽根幅 中央部に対応する位置に、内外を貫通する加圧空気噴射孔112A,112B, 112Cが設けられており、これらの加圧空気噴射孔112A,112B,11 2Cには、それぞれ、加圧空気供給源(図示省略)からの加圧空気を減圧弁(図 示省略)及びオンオフ弁(図示省略)を介して供給するための加圧空気供給管2 0A,20B,20Cが接続されている。
【0022】 なお、このように複数個(この実施例では3個)の遠心式羽根車を備えること により、1段目の遠心式羽根車12Aにおいて、その主板近くに流入したために 隙間空間における周方向の流れにトラップされずに紙片形状のままの未解繊紙片 が発生しても、このような未解繊紙片は2段目以降の遠心式羽根車12B,12 Cで解繊されることになるので、単数の遠心式羽根車を備えたものに比べて、未 解繊紙片の発生を減らすことができるようになっている。
【0023】 このように構成される乾式古紙解繊装置においては、装置運転時間が適当に経 過したところで原料古紙の供給を一時停止し、遠心式羽根車12A,12B,1 2Cを低速回転とした状態で、円筒状ケーシング11′に設けられた加圧空気噴 射孔112A,112B,112Cより加圧空気(圧縮空気)を低速回転してい る前記遠心式羽根車に向けて噴射する。これにより、羽根形状が後向き羽根とさ れた1段目の遠心式羽根車12Aにおいては、その羽根の羽根入口端に引っ付き 堆積していた原料古紙や、羽根の湾曲凹面側の羽根出口部分に引っ付き堆積して いた解繊物を短時間で容易に除去することができる一方、羽根形状が後向き羽根 とされた2段目以降の遠心式羽根車12B,12Cにおいては、羽根の湾曲凹面 側の羽根出口部分に引っ付き堆積していた解繊物を短時間で容易に除去すること ができ、蓋体16の取り外し・再組み立て作業が不要となり、装置稼働率を高め ることができる。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案による乾式古紙解繊装置によると、内周面に歯型 が形成された円筒状ケーシングの内側に遠心式羽根車を収納し、この遠心式羽根 車を回転させることにより、予め細かく裁断された原料古紙をほぐして繊維状に 解繊するようにした乾式古紙解繊装置おいて、円筒状ケーシングに、遠心式羽根 車の羽根部分に引っ付き堆積した原料古紙及び解繊物を除去すべく加圧気体供給 源からの加圧気体を噴射させるための加圧気体噴射孔を設けたものであるから、 遠心式羽根車の羽根部分に引っ付き堆積した原料古紙及び解繊物を短時間で容易 に除去することができ、これによって装置稼働率の向上を図ることができ、さら に前記加圧気体噴射孔を設けるという簡単な構成でよく堆積物除去用のカッター 装置等が不要で製作コストが安価ですむという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による乾式古紙解繊装置の
一部断面示側面図である。
【図2】図1に示す加圧空気噴射孔が設けられた円筒状
ケーシングと遠心式羽根車との構造説明のための正面図
である。
【図3】この考案の他の実施例による乾式古紙解繊装置
の一部断面示側面図である。
【図4】原料古紙の歯型山部への衝突による解繊の様子
を説明するための図である。
【図5】羽根リード部と原料古紙との非弾性衝突による
解繊の様子を説明するための図である。
【図6】歯型山部と羽根リード部とにより行われるこれ
らの間に挟まった原料古紙の剪断による解繊の様子を説
明するための図である。
【図7】従来の乾式古紙解繊装置の一例を示す一部断面
示側面図である。
【図8】図7に示す円筒状ケーシング及び遠心式羽根車
の構造説明のための正面図である。
【図9】羽根車の羽根に引っ付き堆積した原料古紙及び
解繊物の様子を説明するための図である。
【符号の説明】
11,11′…円筒状ケーシング 111…歯型 11
1a…山部 111b…谷部 112,112A,11
2B,112C…加圧空気噴射孔 12,12A,12
B,12C…遠心式羽根車 121…羽根 121a…
羽根リード部 122…主板 123…側板 124…ハブ 13…駆
動軸 14…羽根車用ホルダ筒 15…回転駆動用モー
タ 16…蓋体 16a…原料古紙吸込み口 17…渦
巻き状ケーシング 17a…排出口 17b…渦巻き流
路 20,20A,20B,20C…加圧空気供給管
I…遠心式羽根車 V…遠心式羽根車Iの羽根 V1…
羽根リード部 C…円筒状ケーシング K…円筒状ケー
シングCの歯型 K1…歯型山部 K2…歯型谷部 M
…原料古紙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
フロントページの続き (72)考案者 田中 博之 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に周方向に沿って歯型が形成され
    た円筒状ケーシングの内側に、放射状に配された複数の
    羽根を有する遠心式羽根車を前記円筒状ケーシングと隙
    間空間を持たせて同軸芯状に収納し、前記遠心式羽根車
    を回転させることにより、原料古紙を前記円筒状ケーシ
    ングの歯型と前記遠心式羽根車との隙間空間を通過させ
    て繊維状に解繊するようにした乾式古紙解繊装置におい
    て、前記円筒状ケーシングに、前記遠心式羽根車の羽根
    部分に引っ付き堆積した原料古紙及び解繊物を除去すべ
    く加圧気体供給源からの加圧気体を噴射させるための加
    圧気体噴射孔を設けたことを特徴とする乾式古紙解繊装
    置。
JP6045893U 1993-09-29 1993-11-10 乾式古紙解繊装置 Pending JPH0731899U (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6045893U JPH0731899U (ja) 1993-11-10 1993-11-10 乾式古紙解繊装置
US08/313,895 US5564635A (en) 1993-09-29 1994-09-28 Apparatus for dry disintegration of used paper
AU74338/94A AU666083B2 (en) 1993-09-29 1994-09-29 Method and apparatus for dry disintegration of used paper
GB9419600A GB2282767B (en) 1993-09-29 1994-09-29 Method and apparatus for dry disintegration of used paper
DE19944434914 DE4434914A1 (de) 1993-09-29 1994-09-29 Verfahren und Vorrichtung zur trockenen Desintegration von Altpapier
KR1019940024738A KR0160811B1 (ko) 1993-09-29 1994-09-29 고지의 건식해섬방법 및 그 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6045893U JPH0731899U (ja) 1993-11-10 1993-11-10 乾式古紙解繊装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0731899U true JPH0731899U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13142848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6045893U Pending JPH0731899U (ja) 1993-09-29 1993-11-10 乾式古紙解繊装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0731899U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015196929A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP2015196930A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP2016124991A (ja) * 2014-12-30 2016-07-11 富士紙管株式会社 繊維成分入り合成樹脂組成物の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116526A (ja) * 1974-07-30 1976-02-09 Nippon Denso Co
JPH0214088A (ja) * 1988-04-04 1990-01-18 Kimberly Clark Corp 紙屑の繊維再生用制御バルブ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116526A (ja) * 1974-07-30 1976-02-09 Nippon Denso Co
JPH0214088A (ja) * 1988-04-04 1990-01-18 Kimberly Clark Corp 紙屑の繊維再生用制御バルブ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015196929A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP2015196930A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP2016124991A (ja) * 2014-12-30 2016-07-11 富士紙管株式会社 繊維成分入り合成樹脂組成物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0570644A1 (en) Screenless disk mill
EP0089106A2 (en) Cut and mill fiberizer
US5564635A (en) Apparatus for dry disintegration of used paper
US5188298A (en) Method and apparatus for fiberizing
EP1052065B1 (en) "Centrifugal blasting apparatus"
JP4302138B2 (ja) 空の容器の圧縮のための装置並びに該圧縮のための方法
EP2047911A1 (en) Wood chipping machine with peripheral sieving and disintegration device
CA2059196C (en) Fan wheel for a fan or blower assembly
EP0903182A1 (en) Shredder
JPH0731899U (ja) 乾式古紙解繊装置
JPH0320486B2 (ja)
CN214555867U (zh) 一种边料收集粉碎机
US5332163A (en) Motor-driven machine
JPH0733998U (ja) 乾式古紙解繊装置
US1233115A (en) Centrifugal conveyer-fan.
US4247053A (en) Chipper with means for separating debris from chips
US5469901A (en) Double action disc hog with chip sizing grate
US7207513B2 (en) Device and method for comminuting materials
US4145197A (en) Impeller for separating dust particles from an air stream
US6497009B2 (en) Apparatus for providing a flock-air mixture substantially free from flock lumps and a method of dispersing flock lumps
JP2625365B2 (ja) 乾式古紙解繊装置
RU2616792C1 (ru) Устройство дезинтегратор-классификатор сыпучих материалов
US4336672A (en) Centrifugal blasting apparatus
JPS63147561A (ja) 切断式クラツシヤ
JP4593701B2 (ja) 切りくず破砕装置および切りくず処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970708