JPH07318192A - 吸収式冷凍装置用発生器 - Google Patents
吸収式冷凍装置用発生器Info
- Publication number
- JPH07318192A JPH07318192A JP10986694A JP10986694A JPH07318192A JP H07318192 A JPH07318192 A JP H07318192A JP 10986694 A JP10986694 A JP 10986694A JP 10986694 A JP10986694 A JP 10986694A JP H07318192 A JPH07318192 A JP H07318192A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多段トレイ式の精留器を有する吸収式冷凍装
置用発生器において、フラッディングを生じさせること
なく可及的に精留トレイ部の気液の有効接触面積を拡大
してコンパクト化を図る。 【構成】 上段側トレイ2bから下段側トレイ2cに低温
の濃混合作動液を流下させる筒状のダウンカマ3bを有
底構造体とし、その下部側に、対応する下段側精留トレ
イ2cの蒸気流通孔4,4・・・と対応しない放射方向に
開口した濃混合作動液流出口6を形成する一方、該ダウ
ンカマ3bの底部に対応する下段側トレイ2c面20にも
作動蒸気流通孔4,4・・・を形成した。
置用発生器において、フラッディングを生じさせること
なく可及的に精留トレイ部の気液の有効接触面積を拡大
してコンパクト化を図る。 【構成】 上段側トレイ2bから下段側トレイ2cに低温
の濃混合作動液を流下させる筒状のダウンカマ3bを有
底構造体とし、その下部側に、対応する下段側精留トレ
イ2cの蒸気流通孔4,4・・・と対応しない放射方向に
開口した濃混合作動液流出口6を形成する一方、該ダウ
ンカマ3bの底部に対応する下段側トレイ2c面20にも
作動蒸気流通孔4,4・・・を形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、吸収式冷凍装置の発
生器に関するものである。
生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸収式冷凍装置は、発生器および吸収器
を備え、冷媒が蒸発したときの蒸気(作動蒸気)を吸収剤
を用いて吸収することにより冷凍を行うものであるため
に、圧縮機が不要で運転音が静かであり、設置場所の制
限も受けない。又、その結果、消費電力もわずかで、蒸
気、温水などの排熱を利用し得る利点がある。
を備え、冷媒が蒸発したときの蒸気(作動蒸気)を吸収剤
を用いて吸収することにより冷凍を行うものであるため
に、圧縮機が不要で運転音が静かであり、設置場所の制
限も受けない。又、その結果、消費電力もわずかで、蒸
気、温水などの排熱を利用し得る利点がある。
【0003】したがって、最近では空気調和用の冷凍装
置としても、該吸収式冷凍装置が使用されるようになっ
てきている。
置としても、該吸収式冷凍装置が使用されるようになっ
てきている。
【0004】ところで、該吸収式冷凍装置においては、
例えば水−アンモニア系の装置の場合、例えばボイラ等
の加熱手段により加熱蒸発されて発生器から凝縮器に流
れて行くアンモニア蒸気(作動蒸気)中には、通常相当量
の水蒸気が含まれるため、効率が悪くなる。従って、本
来凝縮器には100%のアンモニアガスを流入させるよ
うにする必要がある。
例えば水−アンモニア系の装置の場合、例えばボイラ等
の加熱手段により加熱蒸発されて発生器から凝縮器に流
れて行くアンモニア蒸気(作動蒸気)中には、通常相当量
の水蒸気が含まれるため、効率が悪くなる。従って、本
来凝縮器には100%のアンモニアガスを流入させるよ
うにする必要がある。
【0005】そこで、そのために、従来より例えば図5
に示すように底部に受液器を形成した発生器1のタンク
状のケーシング1Aを上方に長く延設して同ケーシング
1A内に上下方向に複数の精留トレイ2a〜2eを有する
多段トレイ式の精留器を取り付け、該精留器の精留トレ
イ2a〜2eに上方側から吸収を終えて低温状態となった
濃混合作動液を流下させるとともに、さらに下部の受液
器から希溶液状態の液化冷媒(希作動液)の一部をもどし
て、これを同精留器中を流下させるようにしてアンモニ
ア蒸気中から水蒸気を取り去る方法を採用している(例
えば公知文献として特公昭55−17909号公報参
照)。なお図5中の符号10は受液器部を加熱するバー
ナである。
に示すように底部に受液器を形成した発生器1のタンク
状のケーシング1Aを上方に長く延設して同ケーシング
1A内に上下方向に複数の精留トレイ2a〜2eを有する
多段トレイ式の精留器を取り付け、該精留器の精留トレ
イ2a〜2eに上方側から吸収を終えて低温状態となった
濃混合作動液を流下させるとともに、さらに下部の受液
器から希溶液状態の液化冷媒(希作動液)の一部をもどし
て、これを同精留器中を流下させるようにしてアンモニ
ア蒸気中から水蒸気を取り去る方法を採用している(例
えば公知文献として特公昭55−17909号公報参
照)。なお図5中の符号10は受液器部を加熱するバー
ナである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなタイプの
発生器1では、一般に、その精留器部の上下各トレイ2
a〜2eが図5〜図7に示すように筒状のダウンカマ3a
〜3eによって相互に位置を変えて連通されて、低温の
濃混合作動液が順次上方側から下方側に流されるように
なっており、該流下時における精留トレイ2a〜2e上で
の滞留状態において蒸気流通孔4,4・・・を介して供
給される下方側からのアンモニア蒸気と接触し、水蒸気
を冷却して取り出すようにしている。
発生器1では、一般に、その精留器部の上下各トレイ2
a〜2eが図5〜図7に示すように筒状のダウンカマ3a
〜3eによって相互に位置を変えて連通されて、低温の
濃混合作動液が順次上方側から下方側に流されるように
なっており、該流下時における精留トレイ2a〜2e上で
の滞留状態において蒸気流通孔4,4・・・を介して供
給される下方側からのアンモニア蒸気と接触し、水蒸気
を冷却して取り出すようにしている。
【0007】そして、上記ダウンカマ3a〜3eは、図6
に詳細に示すように、その下部が完全に開口されている
とともに、一方該ダウンカマ3a〜3eの各開口部30に
対応するトレイ面部分20,20・・・は当該ダウンカ
マ3a〜3e内への蒸気の流入によるフラッディング(図
8参照)を避けるために蒸気流通孔4,4・・・のない盲
板構造となっている。
に詳細に示すように、その下部が完全に開口されている
とともに、一方該ダウンカマ3a〜3eの各開口部30に
対応するトレイ面部分20,20・・・は当該ダウンカ
マ3a〜3e内への蒸気の流入によるフラッディング(図
8参照)を避けるために蒸気流通孔4,4・・・のない盲
板構造となっている。
【0008】そのため、どおしても上記精留トレイ2a
〜2e部における気液の有効接触面積が小さくなり、塔
径が拡大してしまう問題があった。
〜2e部における気液の有効接触面積が小さくなり、塔
径が拡大してしまう問題があった。
【0009】本願発明は、該問題を解決するためになさ
れたものであって、フラッディンを生じさせることなく
上記精留トレイ部の気液の有効接触面積を拡大させるこ
とを可能とすることによって、可及的にコンパクト化を
可能とした吸収式冷凍装置用発生器を提供することを目
的とするものである。
れたものであって、フラッディンを生じさせることなく
上記精留トレイ部の気液の有効接触面積を拡大させるこ
とを可能とすることによって、可及的にコンパクト化を
可能とした吸収式冷凍装置用発生器を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の目的
を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構
成されている。
を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構
成されている。
【0011】すなわち、本願発明の吸収式冷凍装置用発
生器は、例えば図1〜図3に示すように加熱手段により
加熱されて冷媒と吸収剤との混合作動液から作動蒸気を
発生させる多段トレイ式の精留器を備えてなる発生器に
おいて、上段側トレイ2bから下段側トレイ2cに濃混合
作動液を流下させる筒状のダウンカマ3bを有底構造体
とし、その下部に濃混合作動液流出口6を形成するとと
もに該ダウンカマ3bの底部に対応する下段側トレイ2c
面20にも作動蒸気流通孔4,4・・・を形成して構成
されている。
生器は、例えば図1〜図3に示すように加熱手段により
加熱されて冷媒と吸収剤との混合作動液から作動蒸気を
発生させる多段トレイ式の精留器を備えてなる発生器に
おいて、上段側トレイ2bから下段側トレイ2cに濃混合
作動液を流下させる筒状のダウンカマ3bを有底構造体
とし、その下部に濃混合作動液流出口6を形成するとと
もに該ダウンカマ3bの底部に対応する下段側トレイ2c
面20にも作動蒸気流通孔4,4・・・を形成して構成
されている。
【0012】そして、上記ダウンカマ3bの底部裏面
は、下方側に凸状のアール面に形成され、また同ダウン
カマ3bの濃混合作動液流出口6は、対応する下段側ト
レイ2cの蒸気流通孔4,4・・・と対向しない放射方向
に開口されて構成されている。
は、下方側に凸状のアール面に形成され、また同ダウン
カマ3bの濃混合作動液流出口6は、対応する下段側ト
レイ2cの蒸気流通孔4,4・・・と対向しない放射方向
に開口されて構成されている。
【0013】
【作用】本願発明は、上記の構成に対応して次のような
作用を奏する。
作用を奏する。
【0014】すなわち、本願発明の構成では、上述の如
く、上段側トレイ2bから下段側トレイ2cに順次濃混合
作動液を流下させる筒状のダウンカマ3bを有底構造体
とし、その下部側に対応する下段側トレイ2cの蒸気流
通孔4,4・・・と対応しない放射方向に開口した濃混
合作動液流出口6を形成し、しかも該ダウンカマ3bの
底部に対応する下段側トレイ2c面20にも他の部分と
同様に作動蒸気流通孔4,4・・・を形成している。
く、上段側トレイ2bから下段側トレイ2cに順次濃混合
作動液を流下させる筒状のダウンカマ3bを有底構造体
とし、その下部側に対応する下段側トレイ2cの蒸気流
通孔4,4・・・と対応しない放射方向に開口した濃混
合作動液流出口6を形成し、しかも該ダウンカマ3bの
底部に対応する下段側トレイ2c面20にも他の部分と
同様に作動蒸気流通孔4,4・・・を形成している。
【0015】したがって、下段側トレイ2c部上での作
動蒸気と濃混合作動液との有効接触面積を最大限確保す
ることができるようになる一方、ダウンカマ3bの底部
が有底構造となっているために当該ダウンカマ3b内部
への蒸気の流入は生ぜず、従来同様にフラッディングは
確実に防止される。
動蒸気と濃混合作動液との有効接触面積を最大限確保す
ることができるようになる一方、ダウンカマ3bの底部
が有底構造となっているために当該ダウンカマ3b内部
への蒸気の流入は生ぜず、従来同様にフラッディングは
確実に防止される。
【0016】
【発明の効果】以上の効果、本願発明によると、可及的
にコンパクトで精留機能の高い吸収式冷凍装置用の発生
器を提供することができる。
にコンパクトで精留機能の高い吸収式冷凍装置用の発生
器を提供することができる。
【0017】
(実施例1)図1および図2は、本願発明の実施例1に係
る吸収式冷凍装置用発生器の多段トレイ式精留器部分の
要部の構成を示している。なお図は、上述の図5の構成
の発生器1に対応し、その第2段目と第3段目の精留ト
レイ部で代表させて示している。
る吸収式冷凍装置用発生器の多段トレイ式精留器部分の
要部の構成を示している。なお図は、上述の図5の構成
の発生器1に対応し、その第2段目と第3段目の精留ト
レイ部で代表させて示している。
【0018】該精留器は、従来と同様の発生器ケーシン
グ1A内に位置して上下方向に精留トレイ2b,2cを所
定の間隔を保って配設し、該上下各トレイ2b,2cが図
2に示すように筒状のダウンカマ3bによって連通され
て、吸収器側からの低温の濃混合作動液が順次上方側か
ら下方側に流されるようになっており、該流下時におけ
る精留トレイ2b,2c上での滞留状態において発生する
アンモニア蒸気と接触して水蒸気を取り出すようになっ
ている。
グ1A内に位置して上下方向に精留トレイ2b,2cを所
定の間隔を保って配設し、該上下各トレイ2b,2cが図
2に示すように筒状のダウンカマ3bによって連通され
て、吸収器側からの低温の濃混合作動液が順次上方側か
ら下方側に流されるようになっており、該流下時におけ
る精留トレイ2b,2c上での滞留状態において発生する
アンモニア蒸気と接触して水蒸気を取り出すようになっ
ている。
【0019】そして、上記ダウンカマ3bは、下端側底
部にフラットな蓋30aを有した有底構造に形成されて
いるとともに、その周壁部には対応する上記下段側トレ
イ2cの蒸気流通孔4,4・・・と対向しない放射方向に
混合作動液流出口6,6・・・が設けられている。そし
て、同ダウンカマ3bの上記蓋部30aに対応する下段側
トレイ2c面20部分にも蒸気流通孔4,4・・・が他の
部分と全く同様に形成されている。
部にフラットな蓋30aを有した有底構造に形成されて
いるとともに、その周壁部には対応する上記下段側トレ
イ2cの蒸気流通孔4,4・・・と対向しない放射方向に
混合作動液流出口6,6・・・が設けられている。そし
て、同ダウンカマ3bの上記蓋部30aに対応する下段側
トレイ2c面20部分にも蒸気流通孔4,4・・・が他の
部分と全く同様に形成されている。
【0020】このように本実施例の吸収式冷凍装置用発
生器によると、その精留器部の上段側トレイ2bから下
段側トレイ2cに順次低温の濃混合作動液を流下させる
筒状のダウンカマ3bを底部に蓋30aを有する有底構造
体とし、その下部側に対応する精留トレイ2cの蒸気流
通孔4,4・・・と対応しない放射方向に開口した混合
作動液流出口6を形成し、しかも該ダウンカマ3bの底
部の蓋30aに対応する下段側トレイ2c面20部にも他
の部分と同様に蒸気流通孔4,4・・・を形成して構成
されている。
生器によると、その精留器部の上段側トレイ2bから下
段側トレイ2cに順次低温の濃混合作動液を流下させる
筒状のダウンカマ3bを底部に蓋30aを有する有底構造
体とし、その下部側に対応する精留トレイ2cの蒸気流
通孔4,4・・・と対応しない放射方向に開口した混合
作動液流出口6を形成し、しかも該ダウンカマ3bの底
部の蓋30aに対応する下段側トレイ2c面20部にも他
の部分と同様に蒸気流通孔4,4・・・を形成して構成
されている。
【0021】したがって、上下各精留トレイ2b,2c部
上でのアンモニア蒸気と濃混合作動液との有効接触面積
を最大限確保することができるようになる一方、蓋30
aの存在によりダウンカマ3b内部へのアンモニア蒸気の
流入は生ぜず、従来同様にフラッディングは確実に防止
される。
上でのアンモニア蒸気と濃混合作動液との有効接触面積
を最大限確保することができるようになる一方、蓋30
aの存在によりダウンカマ3b内部へのアンモニア蒸気の
流入は生ぜず、従来同様にフラッディングは確実に防止
される。
【0022】その結果、該構成によれば、可及的にコン
パクトで精留機能の高い吸収式冷凍装置用の発生器を提
供することができるようになる (実施例2)次に、図3及び図4は、本願発明の実施例2
に係る吸収式冷凍装置用発生器の精留器部分の構成を示
している。
パクトで精留機能の高い吸収式冷凍装置用の発生器を提
供することができるようになる (実施例2)次に、図3及び図4は、本願発明の実施例2
に係る吸収式冷凍装置用発生器の精留器部分の構成を示
している。
【0023】該実施例のダウンカマ3bは、上記実施例
1の構成において、その底部側蓋30aの裏面を下方に
凸状となったアール面に形成しことを特徴とするもので
ある。
1の構成において、その底部側蓋30aの裏面を下方に
凸状となったアール面に形成しことを特徴とするもので
ある。
【0024】上記実施例1のようにダウンカマ3bの底
部側蓋30aの裏面がフラットになっていると、該部分
に気泡が留りやすい。
部側蓋30aの裏面がフラットになっていると、該部分
に気泡が留りやすい。
【0025】ところが、本実施例のようにアール面に形
成しておくと、気泡が確実に半径方向に分かれて上昇す
るようになるので、滞留を生じず、気液接触効率がより
向上するようになる。
成しておくと、気泡が確実に半径方向に分かれて上昇す
るようになるので、滞留を生じず、気液接触効率がより
向上するようになる。
【図1】図1は、本願発明の実施例1に係る吸収式冷凍
装置用発生器の精留器部分の構成を示す断面図である。
装置用発生器の精留器部分の構成を示す断面図である。
【図2】図2は、同要部の斜視図である。
【図3】図3は、本願発明の実施例2に係る吸収式冷凍
装置用発生器の精留器部分の構成を示す断面図である。
装置用発生器の精留器部分の構成を示す断面図である。
【図4】図4は、同要部の斜視図である。
【図5】図5は、従来の吸収式冷凍装置用発生器の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】図6は、同発生器の精留器の部分の要部の拡大
断面図である。
断面図である。
【図7】図7は、同斜視図である。
【図8】図8は、同従来の精留器の構成の問題点を示す
要部の拡大断面図である。
要部の拡大断面図である。
1は発生器、1Aはケーシング、2a,2b,2c,2d,2e
は精留トレイ、3a,3b,3c,3d,3eはダウンカマ、4
は蒸気流通孔、6は濃混合作動液流出口、30aは底部
蓋である。
は精留トレイ、3a,3b,3c,3d,3eはダウンカマ、4
は蒸気流通孔、6は濃混合作動液流出口、30aは底部
蓋である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 文一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 安尾 晃一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 薬師寺 史朗 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 加熱手段により加熱されて冷媒と吸収剤
との混合作動液から作動蒸気を発生させる多段トレイ式
の精留器を備えてなる発生器において、上記精留器の上
段側トレイ(2b)から下段側トレイ(2c)に濃混合作動液
を流下させる筒状のダウンカマ(3b)を有底構造体と
し、その下部に濃混合作動液流出口(6)を形成するとと
もに該ダウンカマ(3b)の底部に対応する下段側トレイ
(2c)面(20)にも作動蒸気流通孔(4),(4)・・・を形
成したことを特徴とする吸収式冷凍装置用発生器。 - 【請求項2】 ダウンカマ(3b)の底部裏面は、下方側
に凸状のアール面となっていることを特徴とする請求項
1記載の吸収式冷凍装置用発生器。 - 【請求項3】 濃混合作動液流出口(6)は、対応する下
段側トレイ(2c)の蒸気流通孔(4),(4)・・・と対向し
ない放射方向に開口されていることを特徴とする請求項
1又は2記載の吸収式冷凍装置用発生器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10986694A JPH07318192A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 吸収式冷凍装置用発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10986694A JPH07318192A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 吸収式冷凍装置用発生器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07318192A true JPH07318192A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14521189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10986694A Pending JPH07318192A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 吸収式冷凍装置用発生器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07318192A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998032511A1 (en) * | 1996-07-29 | 1998-07-30 | Norton Chemical Process Products Corporation | Fractionation trays |
JP2003511215A (ja) * | 1999-10-07 | 2003-03-25 | サルザー ケムテック ユーエスエー インコーポレーテッド | 蒸気/液体接触装置 |
JP2003522627A (ja) * | 2000-02-16 | 2003-07-29 | シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー | 気液接触トレイ |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP10986694A patent/JPH07318192A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998032511A1 (en) * | 1996-07-29 | 1998-07-30 | Norton Chemical Process Products Corporation | Fractionation trays |
JP2003511215A (ja) * | 1999-10-07 | 2003-03-25 | サルザー ケムテック ユーエスエー インコーポレーテッド | 蒸気/液体接触装置 |
JP2003522627A (ja) * | 2000-02-16 | 2003-07-29 | シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー | 気液接触トレイ |
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