JPH0731575Y2 - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH0731575Y2
JPH0731575Y2 JP1990019736U JP1973690U JPH0731575Y2 JP H0731575 Y2 JPH0731575 Y2 JP H0731575Y2 JP 1990019736 U JP1990019736 U JP 1990019736U JP 1973690 U JP1973690 U JP 1973690U JP H0731575 Y2 JPH0731575 Y2 JP H0731575Y2
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JP
Japan
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screw
hole
recess
cover
wall
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満 富田
善之 正岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回路遮断器或いは電磁接触器等の電気機器に
関する。
〔従来の技術〕 一般に、この種の電気機器は、器体を合成樹脂製ボディ
及び合成樹脂製カバーで構成し、ボディ及びカバーを取
付ネジにより結合して構成されている。例えば、実開平
1−149177号に示すように、ボディにネジ孔を設けると
ともに、カバーにネジ孔に連通する貫通孔とこの貫通孔
の外縁に凹所とを設け、この凹所にネジ孔に螺合させた
取付ネジのネジ頭部を収納したものがある。このものに
よれば、ネジ頭部を凹所に収納しているので、ネジ頭部
がカバーから突出せず、見栄えのよいものとなる。
しかしながら、取付ネジのネジ頭部を収納する凹所をカ
バーの側面から所定間隔内方に形成しているので、内部
空間を確保することができず、器体を小型化することが
困難であった。
そこで、内部空間を確保して器体を小型化するため、凹
所を器体の側面に近接させることが行われている。例え
ば、第4図及び第5図の如く、カバー2の外側壁2aに設
けたネジ孔2bに、ボディ3の外側壁3aに設けた貫通孔3b
を介して、取付ネジ4のネジ部4aを螺合すると共に、こ
の取付ネジ4のネジ頭部4bを、貫通孔3bの外縁に設けた
凹所3cに収納している。
この凹所3cは、取付ネジ4を外側壁2a、3aに設けたこと
から、ネジ頭部4bが側面1bに近接するため、側面1bに開
口した構成となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかして、上述した電気機器は、凹所3cは側面1bに開口
し且つ取付ネジ4のネジ頭部4bの底面4cが全面に接する
よう平面になっている関係から、特に強度の弱い凹所3c
の側面1b縁Aにカケやひび割れが入り、締付力が弱くな
ってボディ3及びカバー2の結合が十分に行えない恐れ
があった。
本考案は、かかる事由に鑑みて成したもので、その目的
とするところは、器体を小型化し易く、かつボディ及び
カバーの結合が確実に行える電気機器の提供にある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる課題を解決するため、本考案の電気機器は、凹所
の側面縁より内側に、ネジ頭部の底面が接する突出部を
形成してなるものである。
〔作用〕
本考案の電気機器は、器体の側面縁より内側で取付ネジ
の締付けによる力を受ける関係から、特に強度の弱い凹
所の側面縁への力を弱く出来る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、第1図乃至第3図に基づい
て説明すると、回路遮断器或いは電磁接触器等の電気機
器の機構部品を収納する内部空間1aを設けた器体1を、
合成樹脂製カバー2及び合成樹脂製ボディ3で構成して
いる。
このカバー2の外側壁2aには、ネジ孔2bを形成してい
る。勿論、ナットを装備して、ネジ孔2bを設けるもので
もよい。
また、ボディ3の外側壁3aには、ネジ孔2bに連通する貫
通孔3bを形成し、この貫通孔3bの外縁に側面1b側に開口
する凹所3cを形成している。
さらに、カバー3の凹所3cには、側面1b縁より内側に、
突起を設けて突出部3dを形成している。この突出部3d
は、実施例では貫通孔3bの略中央より内側に設けている
が、側面1b縁より内側に設けるものであればよいし、ま
た内側に向かって高くなるような傾斜であってもよい。
しかも、このカバー3の貫通孔3bを介して、取付ネジ4
のネジ部4aが、カバー2のネジ孔2bに螺合し、取付ネジ
4のネジ頭部4bが凹所3cに収納されてネジ頭部4bの底面
4cが突出部3dに接し、カバー2及びボディ3を結合して
いる。
尚、実施例では、カバー2の外側壁2aにネジ孔2bを、ま
たボディ3の外側壁3aに貫通孔3b及び凹所3cを形成し
て、電気機器の使用状態での取付ネジ4の隠蔽を図った
が、勿論その逆の構成としてもよい。
〔考案の効果〕
かように、本考案の電気機器は、ボディ及びカバーの一
方側の外側壁にネジ孔を設けると共に、ボディ及びカバ
ーの他方側の外側壁に前記ネジ孔に連通する貫通孔とこ
の貫通孔の外縁に側面に開口する凹所とを設けたので、
内部空間を確保でき、器体を小型化することが容易とな
る。更に、凹所の側面縁より内側に、ネジ頭部の底面が
接する突出部を形成したので、器体の側面縁よりも内側
で取付ネジの締付けによる力を受ける関係から、特に強
度の弱い凹所の側面縁への力が弱くなり、もって凹所の
側面縁のカケやひび割れを少なく出来て、ボディ及びカ
バーの結合を確実に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す断面正面図、 第2図は、第1図の側面正面図、 第3図は、第1図の取付ネジの取付前の斜視図、 第4図は、従来の断面正面図、 第5図は、第4図の側面正面図である。 1……器体、1b……側面、2……カバー、2a……外側
壁、2b……ネジ孔、3……ボディ、3a……外側壁、3b…
…貫通孔、3c……凹所、3d……当接部、4……取付ネ
ジ、4a……ネジ部、4b……ネジ頭部、4c……底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器体を合成樹脂製ボディ及び合成樹脂製カ
    バーで構成し、このボディ及びカバーの一方側の外側壁
    にネジ孔を設けると共に、ボディ及びカバーの他方側の
    外側壁に前記ネジ孔に連通する貫通孔とこの貫通孔の外
    縁に側面に開口する凹所とを設け、前記ネジ孔に螺合さ
    せた取付ネジのネジ頭部を前記凹所に収納した電気機器
    に於いて、 前記凹所の側面縁より内側に、ネジ頭部の底面が接する
    突出部を形成したことを特徴とする電気機器。
JP1990019736U 1990-02-28 1990-02-28 電気機器 Expired - Fee Related JPH0731575Y2 (ja)

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JPH03128973U JPH03128973U (ja) 1991-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139974U (ja) * 1984-08-17 1986-03-13 三洋電機株式会社 音響機器のキヤビネツト固定装置
JPS6452281U (ja) * 1987-09-28 1989-03-31
JPH01149177U (ja) * 1988-04-04 1989-10-16

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JPH03128973U (ja) 1991-12-25

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