JPH07314224A - 板状ワークの多軸穴明け装置 - Google Patents

板状ワークの多軸穴明け装置

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JPH07314224A
JPH07314224A JP11082694A JP11082694A JPH07314224A JP H07314224 A JPH07314224 A JP H07314224A JP 11082694 A JP11082694 A JP 11082694A JP 11082694 A JP11082694 A JP 11082694A JP H07314224 A JPH07314224 A JP H07314224A
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axis
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茂美 砂本
Masatoshi Araki
正俊 荒木
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Seikosha KK
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0044Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching

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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状ワークに多数の穴を高精度で明けられる
多軸穴明け装置を安価に提供する。 【構成】 ベース1に複数の穴明け手段31を並列させ
た2つの穴明けユニット18,19が設けてある。各穴
明けユニット18,19には、複数の穴明け手段31を
Y方向に移動させるY軸移動手段21およびX方向に微
小量だけ移動させるX軸調整手段34が設けてある。一
方の穴明けユニット18には穴明け手段をX方向に移動
させるX軸移動手段20を備えており、他方の穴明けユ
ニット19と同時に穴明け加工するときのX方向の穴明
け間隔を設定可能である。ワーク移動装置4によって2
点鎖線で示す位置まで移動したワークWは、2組の穴明
けユニットによって2つの加工ゾーンで同時に複数の穴
明けが行なわれ、その加工ゾーンの穴明け加工が終わる
と、ワークWは所定のピッチだけ移動し、同様に次の2
つの加工ゾーンに同時に穴明けが行なわれる。この作業
は最後の加工ゾーンまで続けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板などの板
状ワークに多数の穴を明けるための多軸穴明け装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】大形のプリント基板に多数の穴を明ける
装置としては、穴明けコスト低減の見地からプレスによ
る打ち抜き加工を廃し、単一のスピンドルモータにより
多数のドリルを同時に回転させて同時に多数の穴を明け
る多軸ボール盤が採用されていた。しかし、多軸ボール
盤はプリント基板の大きさや穴の位置等を異にする毎
に、ドリルのセッティングを行なわなければならないの
で、多品種少量生産には適さない。
【0003】これに対し、本出願人は、ドリルのセッテ
ィングの手間を省き、多品種少量生産に適合する多軸型
の穴明け加工装置を提案してきた(特公昭60−239
22号公報)。この先行技術の構成は、ワークを載置す
る加工テーブルの上方に設けられた支持プレートにそれ
ぞれ電磁的選択駆動手段によって昇降自在な穴明け手段
をマトリクス状に配設したものである。各穴明け手段は
外部からの駆動信号によって動作可能であり、予め穴明
け位置をプログラムしておき、定められた穴明け手段に
よって所望の位置に穴明けされる。各穴明け手段として
は、それぞれスピンドルモータを備え、スピンドルの先
端にコレットチャックを介してドリルが装着してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、支持プレートにマトリクス状に多数のスピンドルモ
ータを配設するために、穴明け間隔が例えば2.54m
mなど一定値の整数倍にしなければならないなどの制約
があり、これ以外の任意の間隔に穴明けができいない短
所がある。
【0005】また、支持プレートに多数のスピンドルモ
ータが密集状態に配設してあるので、回転時における発
熱量が大きくなり、作業中に周囲が加熱してドリル間の
距離を変化させるなど加工精度を低下させる問題があ
る。さらにまた、高価なスピンドルモータを多数配設す
るものであるため、コスト高になる問題がある。
【0006】本発明の目的は、プリント基板などの板状
ワークの所望の位置に高精度に穴明け可能にした板状ワ
ークの多軸穴明け装置を安価に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、ベース上に位置するプリント基板等の板
状ワークにドリル等の穴明け手段を介して多数の穴明け
を行なう板状ワークの多軸穴明け装置であって、このベ
ース上には、ワークを把持して特定方向に平行移動させ
るワーク移動装置と、互いに並設してある2組の穴明け
ユニットとが設けてある。両穴明けユニットのそれぞれ
には、ベースと対向してワークの移動方向と直交する方
向に配列してある複数の穴明け手段と、各穴明け手段を
それぞれ独立してワークの移動方向と直交する方向に変
位させるY軸移動手段と、各穴明け手段をそれぞれ独立
してワークの移動方向と平行な方向に調整移動させるX
軸調整手段と、各穴明け手段をそれぞれ独立して昇降さ
せる昇降手段とが設けてある。穴明けユニットの一方は
ベースに対しワークの移動方向と平行な方向に位置を変
更可能なX軸移動手段に設けてあり、穴明けユニットの
他方はベースに対し固定された固定部材に設けてある。
【0008】ワーク移動装置は、ベース上を特定方向に
往復移動するキャリアと、このキャリアに備え付けら
れ、ワークを把持する把持爪と、このキャリアの移動位
置を検出するリニアスケールとを備えることによって常
にワークの位置をフィードバック可能にしてある。
【0009】ベースの一端部には、ベースの一側部に設
けてあるワーク供給装置から供給されるワークを受ける
ワーク受け台と、このワーク受け台の上に載置されたワ
ークの把持爪に対する相対的位置関係を検出する検出手
段とが設けてあり、ワーク受け台は、検出手段による検
出結果を受けてワークの把持爪に対する相対的位置関係
を補正すべくXYθテーブルによって構成されている。
検出手段としては2台の撮像カメラと画像処理装置とを
採用している。
【0010】
【作用】ワーク移動装置によって移動して来たワークは
それぞれ個々に穴明けの位置決め可能な複数の穴明け手
段を備えた各穴明けユニットによって穴明けされる。
【0011】ワーク移動装置によって所定のピッチで送
られるワークをX軸移動手段によって各穴明けユニット
による同時加工ゾーンを定め、Y軸移動手段とX軸調整
手段とによってワークの穴明け位置が定められる。
【0012】ワーク移動装置を構成するキャリアに、キ
ャリアの移動位置に設けてあるリニアスケールによっ
て、ワーク移動装置と各穴明けユニットとの相対位置が
求められ、穴明けユニットの位置決めにフィードバック
される。
【0013】検出手段の検出結果を受けてXYθテーブ
ルによってワークの把持爪に対する相対的位置関係を補
正するようにしている。検出手段としては、2台の撮像
カメラと画像処理装置とを採用している。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1に示すように、ベース1の一端(図
面左側)にプリント基板等の板状ワークWを供給するワ
ーク供給装置2が設けてある。ワーク供給装置2は、コ
ンベア等(図示せず)によってワークWをベース1上に
1枚ずつ供給可能である。ベース1の他端部(図右側)
には、穴明けされたワークWを回収し収納するワーク排
出ユニット2aが設けてある。
【0015】ワーク供給装置2と隣接するベース1の一
端部近傍(図1左側)の上面には、供給されたワークW
の位置または傾きを補正するための位置決め手段3が設
けてある。また、位置決め手段3に隣接する位置には、
ワークWを把持して図1の水平方向に移動させるワーク
移動装置4が設けてある。ベース1上のワーク排出ユニ
ット2aの近傍には、ワーク排出用ローラ4aが設けて
ある。ワーク排出用ローラ4aは、ワークWがワーク移
動装置4によってこのローラ上に運ばれてくるとローラ
の回転によりこれをワーク排出ユニット2aヘ排出す
る。位置決め手段3は、ワーク供給装置2から供給され
たワークWを受けるワーク受け台5と、後述の把持爪1
7に対する相対的位置関係を検出する検出手段6とによ
って構成されている。
【0016】なお、本実施例においては以後、図1にお
ける横方向をX方向、縦方向をY方向および紙面に垂直
な方向をZ方向として説明を進める。
【0017】ワーク受け台5は、ワーク供給装置2から
投入されたワークWを一時的に載置しておくためのもの
であって、前後左右および回転自在に変位可能なXYθ
テーブルによって構成してある。このXYθテーブル
は、後述の検出手段6によるワーク位置検出結果に基づ
いて作動させられる。
【0018】検出手段6は、ワーク受け台5に投入載置
されたワークWがワーク移動装置4に対してどのような
位置関係(前後のずれ、傾き等)にあるかを検出するも
のであり、この実施例で3は、2台の撮像カメラ7,8
と撮像データを処理する画像処理装置(図示せず)とに
よって構成してある。2台のカメラ7,8の内の一方の
カメラ7は、X方向すなわちワークWの移動方向に対し
て直交するように設けられたガイド9上を往復移動可能
なスライダ10によってY方向にのみ移動可能である。
これに対し、他方のカメラ8はワークWの移動方向と直
交するように設けられたガイド11およびさらにこれと
直交するように設けられたガイド12を介してXY方向
に移動可能である。2台のカメラ7,8によってワーク
Wに付された2つの基準マークを撮像し、それを画像処
理装置によって処理してワーク移動装置4(特には把持
爪17)に対する位置関係を検出し、この検出結果に基
づいてXYθテーブルを作動させることによって、ワー
ク受け台5に無作為に投入載置されたワークWがワーク
移動装置4に対し正しい位置関係に矯正される。
【0019】図2に示すように、ワーク移動装置4は、
ベース1の底板の下方に設けられた基礎台13の上に2
本のガイドレール14,14と、これらのガイドレール
上にスライダ14a,14aを介して移動可能に載置さ
れたキャリア15とを備えている。キャリア15は、基
礎台13の上面に固定された軸端サポート13aに支持
されたボールねじ16によってX方向に移動可能であ
る。把持爪17は、キャリア15に支持部15aを介し
て支持されており、支持部15aがベース1の溝部1a
を通ってベース1上面に位置している。上記した構成に
よりワーク移動装置4は、支持部15aが溝部1aに沿
って、X方向に往復移動可能である。
【0020】図1に示すように、把持爪17は3個の爪
部17aが設けてあり、それぞれ支持部15aに支持さ
れており、各把持爪は図示しない後述の制御手段によっ
て各々が独立して開閉自在に制御されている。また、把
持爪17は、爪部17a3個がそれぞれ独立して別々に
スライド手段15b(例えばロッドレスシリンダ等)に
載せられており、各々が独立してワークWに対してY方
向に前進・後退することが可能である。ワーク移動装置
4には、ワークWの移動位置を検知してこれを制御手段
に出力するリニアスケール(図示せず)を備えている。
【0021】図1,3に示すように、ベース1の上面に
は2組の穴明けユニット18,19が並設してある。こ
れらの穴明けユニットの内のベース1の中央部近傍に位
置する一方の穴明けユニット18は、X軸移動手段20
を構成する可動支持梁21に搭載されている。X軸移動
手段20は、ベース1の上面のほぼ中央部両側に設けら
れた1対のガイドレール22,22上に載置されて、ワ
ークWの移動方向と直交するように設けられている。X
軸移動手段20はボールねじ23によってX方向に往復
移動可能である。ボールねじ23は、ベース1の上面に
固定されたボールねじサポート24,24に回転自在に
支持されており、ボールねじ23の端部にはモータ取付
ブラケット25aによってベース1上面に固定されてい
るX軸用駆動モータ25が連結してある。
【0022】図2において、可動支持梁21の底板21
aの下面には、ガイドレール22,22と嵌合可能なス
ライダ26,26が固定してあり、これらのスライダ2
6,26がガイドレール22,22上を摺動することに
よって可動支持梁21がX方向に往復移動可能となる。
また、底板21aの下面にはボールねじ23と対応する
位置にボールねじ用ナット27が螺合するように固定さ
れている。モータ25によってこのボールねじ23を回
転させることにより、可動支持梁21はX方向に往復移
動可能である(図3参照)。
【0023】可動支持梁21には、穴明けユニット18
を構成する4個の穴明け手段31をそれぞれ独立してワ
ークWの移動方向と直交する方向に変位させるY軸移動
手段28が取り付けてある。Y軸移動手段28は、可動
支持梁21の一方の側板21bに設けられたモータ取付
け板29aを介して4基のモータ29と、可動支持梁2
1の側板間に架設した4本のY軸用ボールねじ30とを
備えている。各Y軸用ボールねじ30の端部に取り付け
られた歯車30aとモータ29の駆動歯車29bとがそ
れぞれ噛合している。各Y軸用ボールねじ30の回転に
より、対応する穴明け手段31はそれぞれ独立してY方
向へ往復移動可能である。
【0024】図3において、各穴明け手段31は、それ
ぞれ支持部材32に取り付けられており、これらの支持
部材32はそれぞれ可動支持梁21に2本の水平軸3
3,33を介して支持されている。各穴明け手段31
は、X方向に微小量だけ調整移動させるための装置とし
てのX軸調整手段34を備えている。X軸調整手段34
は、可動支持梁21に固定されたブラケット35を介し
て設けられたX軸調整用モータ36と、これに連結され
たX軸調整用ボールねじ37とによって構成されてい
る。X軸調整用ボールねじ37は、X軸調整用モータ3
6の回転により支持部材32に取り付けられたナット部
32aを介してこの支持部材をX方向へ微小調整可能で
ある。こうして、穴明けユニット18に属する穴明け手
段31は、X軸移動手段20によってX方向に移動可能
であるとともに、Y軸移動手段28によってY方向に移
動可能であるのに加えて、このX軸調整手段34によっ
てX方向への微小調整移動が可能である。
【0025】各穴明け手段31は、穴明け手段の支持部
材32に垂直に支持されたスピンドルモータ38と、こ
のモータの下端にコレットチャック38aを介して取付
けられたドリル38bを備えている。スピンドルモータ
38は、支持部材32に取り付けられた昇降手段の一例
としてのサーボモータ39にジョイント38cを介して
連結されており、このサーボモータ39によって昇降が
制御される。なお、本実施例においては昇降手段として
サーボモータを用いているが、これに限るものでなく、
油圧式、空気圧式、電磁式等のシリンダを用いても構わ
ない。ベース1の上面の穴明け手段31による穴明け可
能範囲には、ドリル38bが下降したときの逃がし部と
なる当て板38dが装着してある(図2参照)。当て板
38dはドリル38bによってワークWの穴明け時にワ
ークWとともに穴が明けられるので定期的に交換するこ
とが必要である。
【0026】次に図4を参照して穴明けユニット18の
動作機構について説明する。ここでは、各X軸調整手段
20および穴明け手段31等の符号について、前述して
きた2桁の符号の末尾に1〜4の数字を付加して3桁の
符号で表わしているものがある。これは各穴明け手段の
構成要素毎に2桁の符号の末尾に1〜4の数字を付加さ
せて用いることによって区別するためである。
【0027】図4(a)は、4つの穴明け手段31の内
の第1の穴明け手段311の移動機構を示している。ベ
ース1上に設けられたガイドレール22上に、可動支持
梁21の底板21aの下面に固着されたスライダ26が
摺動可能に載置されている。可動支持梁21は既に説明
したように、ボールねじ23によってX方向(図4にお
いて左右方向)に移動可能にしてある。可動支持梁21
(X軸移動手段20)の移動に伴ない、穴明けユニット
18全体がX方向に移動可能である。
【0028】可動支持梁21の底板21aの上面には、
Y方向に伸びるガイド40aが設けてあり、このガイド
40a上には、穴明けユニット18を支持するブラケッ
ト351がスライダ411を介して案内可能に載置して
ある。また、ブラケット351の他の部分351aに
は、Y方向に貫通するボールねじ用ナット421が設け
てあり、ボールねじ301がこれに嵌合している。支持
部材321を支持する一方の水平軸331,331は、
ブラケット351およびこのブラケットの上方部351
aにスリーブ351b,351bを介して摺動自在に支
持されている。このため、Y軸移動手段28の4基の駆
動モータ29(図1〜3参照)の中の対応するモータに
よりボールねじ301が回転することにより穴明け手段
311はY方向に移動可能である。
【0029】支持部材321から水平方向に垂設されて
いる水平軸331,331は、軸受351b,351b
を介してブラケット351,351aに摺動自在に支持
されている。X軸調整用モータ361が回転するとX軸
調整用ボールねじ371が回転し、その回転はボールね
じ用ナット321aを介して支持部材321に伝えら
れ、支持部材321はX方向の位置を移動可能となる。
よって、穴明け手段311は、X軸移動手段20の他
に、X軸調整手段341によりX方向に微小調整可能で
ある。
【0030】第1の穴明け手段311は、支持部材32
1に垂直に支持されたスピンドルモータ381と、この
モータの下端にコレットチャック381aを介して取り
付けられたドリル381bを備えている。スピンドルモ
ータ381は、支持部材321に取り付けられた昇降手
段の一例としてのサーボモータ391にジョイント38
1cを介して連結されており、このサーボモータ391
によって昇降が制御される。
【0031】図4(b)は、4つの穴明け手段31の内
の第2の穴明け手段312の移動機構を示している。
【0032】図4(b)は、第2の穴明け手段312の
移動機構を示すもので、ここでは可動支持梁21がY方
向へ移動する点では第1の穴明け手段311の場合と共
通であるが、第2の穴明け手段312は、これに対応す
るボールねじ302によってY方向に移動可能であると
ともに、X軸調整用モータ362によってX方向への位
置調整が可能である。その他の構成は前記した場合と同
様である。
【0033】図4(c),(d)は前述した(a),
(b)と同様に、第3および第4の穴明け手段313,
314の移動機構を示している。この機構では、Y軸移
動手段28とX軸調整手段34等の配置の関係から穴明
け手段313,314のY方向へ往復移動させるX軸調
整手段343,344のX軸調整用モータ363,36
4を支持するブラケット353,354は、可動支持梁
21の天梁21cに摺動可能に設けてあり、穴明け手段
313,314を吊支する状態になっている。その他の
構成は、前記した(a),(b)と同様である。
【0034】次に図1において、ベース1の右寄りの位
置にある穴明けユニット19について説明する。
【0035】図1,3に示すように、穴明けユニット1
9は、ベース1の他端部(図1右側)近傍にワークWの
移動方向(X方向)と直交するように設けられた固定部
材44に取り付けられている。固定部材44は、固定台
44aを介してベース1上に固定されており、穴明け手
段18に備えられているようなX軸移動手段を有しな
い。
【0036】穴明けユニット19の構成は、前述したよ
うにX軸移動手段20を備えてない他は穴明けユニット
18と同様である。したがって、ここではそれぞれの符
号についても同じものを用いる。穴明けユニット19の
穴明け手段31は、Y方向に往復移動可能かつX方向に
微小移動可能であるが、穴明けユニット全体が同時にX
方向へ往復移動することは行なわれない。
【0037】次に本発明に係る多軸型穴明け装置の動作
について説明する。
【0038】まず、本装置を制御するコントローラ(図
示せず)にワーク(プリント基板)Wの大きさ・厚さ・
穴明け位置や穴径等の穴明け条件を入力してこれを記憶
させる。ここではワークWは図5に示すように、大きさ
が600mm×600mm、厚さが1mmとし、これに
穴径がφ1mmの穴を200個を、穴明け間隔を±0.
05mmの精度で明けるものとして説明を進める。
【0039】上記したワークWをワーク供給装置2に収
納し、本装置を起動させると、ワークWはワーク供給装
置に備えられているコンベアによって、ベース1上に設
けてあるワーク受け台5上に送り出される。
【0040】ワーク受け台5上に載置されたワークWの
端部の2か所には、予め可視光線で識別可能な基準マー
ク(図示せず)が付されており、この基準マークを画像
処理用撮像カメラ7,8で撮像し、図示しない画像処理
装置によって画像処理し、その結果に基いてワーク受け
台5のXYθテーブルを動かす。このXYθテーブルの
作動によって、これに載置されたワークWはワーク移動
装置4(把持爪17)に対し正しい位置関係になるよう
に修正される。
【0041】本発明は、2つの穴明けユニット18,1
9に設けられた複数の穴明け手段31を同時に稼動させ
ることによって数個の穴を次々と明けて行くもので、ワ
ーク移動装置4によってワークWが所定の加工位置まで
送り出されると、2つの穴明けユニット18,19にそ
れぞれ備え付けられた穴明け手段31に穴明け加工の分
担が割り振られる。穴明けの割り振りは、ワークWの移
動方向を幾つかの加工ゾーン(a〜l)として区分し、
各穴明けユニットがそれぞれの加工ゾーンを分担するよ
うにしてある(図5(1)参照)。したがって加工ゾー
ンの数が偶数のときには、各穴明けユニットの分担する
加工ゾーンの数はその半分となり、奇数である場合には
どちらかの穴明けユニットが加工ゾーンを1つだけ多く
分担することになる。
【0042】ここでは加工ゾーンを12に分けるものと
すると、一方の穴明けユニット18でg〜lの6加工ゾ
ーンを分担し、他方の穴明けユニット19でa〜fの6
加工ゾーンを分担することになる。穴明け数を200程
度とすると、1加工ゾーン当り16〜17の穴数となる
が、この穴数を3個の穴明け手段で分担するとすれば、
1つの穴明け手段31は、1加工ゾーンでは5〜6個の
穴明け加工を分担することになる。
【0043】上記したように、ワークWが位置決め手段
3によって正常な位置に修正されると、ワーク移動装置
4の爪部17aによってワークWの一端を把持し、これ
をベース1の溝部1aに沿ってX方向に移動させる。ワ
ークWがワーク移動装置4によって図1に2点鎖線で示
す位置W2 に移動すると、一方の組の穴明けユニット1
8の穴明け手段31は、図5(2)に示す第7の加工ゾ
ーンgのほぼ上方に位置する状態となり、他方の組のそ
れは第1の加工ゾーンaのほぼ上方に位置する状態にな
る。各穴明け手段31は、2つの加工ゾーンg,aを同
時に加工するもので、これらの加工ゾーンの設定はワー
ク移動装置4の移動ピッチおよびX軸移動手段20の移
動量によって定まる。加工ゾーン内の正確な穴明け位置
は予め数値制御手段に設定することによって定められて
いる。
【0044】各穴明け手段31が穴明け位置に設定され
ると、それぞれサーボモータ39によってスピンドルモ
ータ38とともにドリル31bが降下してワークWに次
々と同一径の穴が明けられる。各加工ゾーンg,aの穴
明けが終了すると、ワーク移動装置によって図5(3)
に示すように、次の加工ゾーンh,bが各穴明けユニッ
トの加工位置に移動し、同様にして穴明け手段31によ
って穴明けが行なわれる。こうして図1に3点鎖線で示
す位置W3 まで移動して図5(4)に示すように加工ゾ
ーンl、fまでの穴明け加工が終了する。
【0045】穴明け加工が終了したワークWはワーク移
動装置4によって排出ローラ4aに到達する位置W5
(図1に5点鎖線にて図示)まで運ばれて把持爪17か
ら解放される。その後で、ワークWは排出ローラ4aの
回転によって排出ユニット2aへ排出される。
【0046】以上の説明は加工する穴径が全て等しいも
のである場合であるが、例えば、ワークWのガイド穴の
ようにワークWに明ける穴が、本実施例の構成におい
て、加工する穴径が5種類以上最大8種類まで(なぜな
ら、穴明けユニット(18,19)1つに4種類のドリ
ルを備え付け可能であるから)の場合について述べてお
く。
【0047】本実施例の構成においては、加工する穴径
が5種類以上最大8種類まで場合、前述までのように穴
明けユニット18,19がワークWを半々に分担するこ
とが不可能となり、穴明け手段31に取り付けられた全
種類のドリルがワークW全面をカバーすることが必要と
なる。したがって、ワーク加工開始位置は1点鎖線で示
す位置W1 、そしてワーク加工終了位置は5点鎖線で示
す位置W5 になる。つまり、ワークWが1点鎖線で示す
位置にある時は穴明けユニット18に備え付けられた穴
明け手段31が図5(a)で示す加工ゾーンa上に存在
する状態にあり、ワークWが5点鎖線で示す位置にある
ときは穴明けユニット19に備え付けられた穴明け手段
31が図5(a)に示す加工ゾーンl上に存在する状態
にあることになる。
【0048】また、それぞれ4つの穴明け手段31の中
の1つ、それぞれ最も外側(図1手前側)に位置する穴
明け手段31を用いる際の他の3つの穴明け手段は、図
2に2点鎖線で示すように、ワークWの外方に退避させ
るようにする。したがって、どの穴明け手段31もワー
クWのどの位置にも加工することが可能である。
【0049】端部に明けようとする穴の位置が把持爪1
7の爪部17aによって把持された部分になっていると
きには、把持爪17の爪部17aは3つ備えられている
ので、邪魔になる爪部17aは退避させ、ワークWの把
持に支障を生じないようになっている。
【0050】本実施例では、穴明け手段31の数を各4
つとしているがこの数に限定されない。この数は少なけ
れば非能率的であり、多過ぎれば従来技術と同様の問題
点が現れるおそれが生じるので4〜6程度にするのが望
ましい。
【0051】
【発明の効果】本発明は、2つの穴明けユニットに設け
られた少数の穴明け手段によってワークに設定された加
工ゾーンごとに穴明けするものであるため、穴明け手段
の数が少なくてすむので穴明け装置のコストを低減させ
ることができる。また、従来技術のように穴明け手段を
密集させてないので、加工中の加熱による加工精度の低
下を生じさせない。なお、ワーク移動装置によってワー
ク(プリント基板)を所定量ずつ移動させる他、X軸移
動手段によって2組の穴明け手段によって同時に加工可
能なゾーンを設定可能であり、任意の送りピッチで穴明
けができる他、2つの穴明けユニットにそれぞれX軸調
整手段を備えているので、ワークの移動方向に対する穴
明け位置の微小調整が可能になり、ワークの所望の位置
へ高精度の穴明けが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1図1の矢印B方向から見た穴明けユニット
の拡大図である。
【図4】一方の穴明けユニットの動作機構を示す断面図
である。
【図5】ワークの加工手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 ワーク供給装置 4 ワーク移動装置 5 ワーク受け台(XYθテーブル) 7,8 検出手段(画像処理用撮像カメラ) 15 キャリア 17 把持爪 18,19 穴明けユニット 20 X軸移動手段(可動支持梁) 28 Y軸移動手段 31 穴明け手段 34 X軸調整手段 39 昇降手段 48 固定部材 W ワーク(プリント基板)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に位置するプリント基板等の板
    状ワークにドリル等の穴明け手段を介して多数の穴明け
    を行なう板状ワークの多軸穴明け装置であって、 上記ベース上には、上記ワークを把持して特定方向に平
    行移動させるワーク移動装置と、互いに並設してある2
    つの穴明けユニットが設けてあり、 上記両穴明けユニットのそれぞれには、上記ベースと対
    向して上記ワークの移動方向と直交する方向に配列して
    ある複数の上記穴明け手段と、各穴明けを手段をそれぞ
    れ独立して上記ワークの移動方向と直交する方向に変位
    させるY軸移動手段と、各穴明け手段をそれぞれ独立し
    て上記ワークの移動方向と平行な方向に調整移動させる
    X軸調整手段と、各穴明け手段をそれぞれ独立して昇降
    させる昇降手段とが設けてあり、 上記穴明けユニットの一方は、上記ベースに対し上記ワ
    ークの移動方向と平行な方向に位置を変更可能なX軸移
    動手段に設けてあり、 上記穴明けユニットの他方は、上記ベースに対し固定さ
    れた固定部材に設けてあることを特徴とする板状ワーク
    の多軸穴明け装置。
  2. 【請求項2】 上記ワーク移動装置は、上記ベース上を
    上記特定方向に往復移動するキャリアと、このキャリア
    に備え付けてあり上記ワークを把持する把持爪と、この
    キャリアの移動位置を検出するリニアスケールとを備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の板状ワークの多
    軸穴明け装置。
  3. 【請求項3】 上記ベースの一端部には、上記ベースの
    一側部に設けてあるワーク供給装置から供給される上記
    ワークを受けるワーク受け台と、このワーク受け台の上
    に載置された上記ワークの上記把持爪に対する相対的位
    置関係を検出する検出手段とが設けてあり、上記ワーク
    受け台は、上記検出手段による検出結果を受けて上記ワ
    ークの上記把持爪に対する相対的位置関係を補正すべく
    XYθテーブルによって構成されていることを特徴とす
    る請求項2記載の板状ワークの多軸穴明け装置。
  4. 【請求項4】 上記検出手段は2台の撮像カメラと画像
    処理装置とによって構成されていることを特徴とする請
    求項3記載の板状ワークの多軸穴明け装置。
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