JPH07312625A - データを送信するための装置および方法 - Google Patents

データを送信するための装置および方法

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JPH07312625A
JPH07312625A JP7017119A JP1711995A JPH07312625A JP H07312625 A JPH07312625 A JP H07312625A JP 7017119 A JP7017119 A JP 7017119A JP 1711995 A JP1711995 A JP 1711995A JP H07312625 A JPH07312625 A JP H07312625A
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JP7017119A
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Inventor
Paul Schnizlein
ポール・シュニツライン
Alan F Hendrickson
アラン・エフ・ヘンドリックソン
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Advanced Micro Devices Inc
Original Assignee
Advanced Micro Devices Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/72502Cordless telephones with one base station connected to a single line
    • H04M1/72505Radio link set-up procedures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/73Battery saving arrangements

Abstract

(57)【要約】 【目的】 限定された利用可能なデータ帯域幅内でマル
チプレクスされた信号を送信するためのシステムおよび
方法を提供する。 【構成】 送信されたデータは、各々が少なくとも1つ
のコードワードからなる複数のデータパケットを含む。
このコードワードは標準的プロトコルに従うものであ
る。標準的プロトコルはコードワードを含む選択データ
パケットの保留中の送信を示す、コードワードの各々の
選択ビットに備えている。選択ビットの値は1でも0で
もよい。予備保留コードワードが、選択データパケット
の送信が次にくることを示す。この方法は、選択ビット
を検出し、選択ビットの値を判断し、その値が1であれ
ば選択ビットを含むコードワードの一部をストアし、ス
トアするステップに応答して予備保留コードワードを送
信し、選択データパケットを送る各ステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、限定された利用可能なデー
タ帯域幅内でマルチプレクスされた信号を送るためのシ
ステムおよび方法に関し、より特定的には、(ここで規
定する)CT2規格に従うコードレス電話集積回路にお
けるDチャネル送信のためのシステムおよび方法に関す
る。
【0002】
【関連技術の説明】コードレス電話方式の人気は、合衆
国においても他の国々においても高まりつつある。従来
のコード付電話は、電気コードによって接続された基台
ユニットと送受話器ユニットとからなる。従来のコード
付電話では基台ユニットと送受話器ユニットとが繋がっ
ているので、ユーザの行動範囲は電気コードの伸びる範
囲に制限される。一方、コードレス電話はユーザが電話
の使用中により広い範囲で行動することを可能にする。
物理的な電気コードが送受話器ユニットと基台ユニット
とを接続する代わりに、コードレス電話の送受話器ユニ
ットと基台ユニットとは、従来は電波である電磁波の送
信および受信によって確立される通信チャネルを介して
互いに通信し合う。
【0003】これまで、いくつかのコードレス電話シス
テム規格が開発され、実現されてきた。今日のコードレ
ス電話システムのほとんどは、これらの規格のうちの1
つに従うものである。ある1つの規格、すなわちデジタ
ル技術のためのコードレス電話方式ジェネレーション2
(CT2:Cordless Telephony Generation 2)インタフ
ェース仕様が、現在イギリスおよびヨーロッパのいくつ
かの国において広く従われている。CT2規格は、欧州
電気通信規格機関(ETSI:European Telecommunications
Standard Institute )によって暫定的なヨーロッパ規
格として受入れられている。米国では、別の規格すなわ
ちデジタル欧州コードレス電気通信(DECT:Digital Eur
opean Cordless Telecommunications )規格が、最も一
般に従われている。CT2規格は間もなくヨーロッパ諸
国の永久的な規格になり、そのような規格はアジアや太
平洋沿岸の諸国を含む他の国々においても採用されるで
あろうと思われる。
【0004】CT2規格によれば、この規格に従うコー
ドレス電話装置は時分割二重モードにおいて72キロビ
ット/秒の瞬間的データレートでデータを「交換」す
る。さまざまな状況下で、利用可能なデータ帯域幅内に
おいて最大3つのサブチャネルがマルチプレクスされな
ければならない。これらの「サブチャネル」は、(1)
信号チャネル(Dチャネル)と、(2) ボイス/デ
ータチャネル(Bチャネル)と、(3) ビットおよび
バースト同期のために用いられるバースト同期チャネル
(SYNチャネル)とである。 (暫定的欧州電気通信規格1−ETS 300 131
R1、第5案、欧州電気通信規格機関(1993年2月
3日)、41頁[「CT2仕様」]) CT2規格によって提示されるように、Dチャネルは信
号送信のために用いられる別個になったデータストリー
ムである。CT2は、Dチャネル内で送信可能な2種類
のデータパケットに備えている。これら2種類のデータ
パケットは、単一コードワードパケットおよび複数コー
ドワードパケットである。単一コードワード(または
「固定長」)パケットは、パケット1つあたりただ1つ
のワードからなる。一方複数コードワード(または「可
変長」)パケットは、パケット内に最初はアドレスコー
ドワードを含み、可変数のデータコードワードがそれに
続く。単一コードワードパケットおよび複数コードワー
ドパケットの双方における各コードワードは、8個のオ
クテット(すなわち64ビット)からなる。
【0005】CT2規格はさらに、データパケットの順
序付けのためのプロトコルを提供する。CT2規格に従
いDチャネル上でデータパケットを送る際に、まず「S
ync D」と呼ばれるキャラクタが、Dチャネル上で
送られる。この「SyncD」は、16ビット同期ワー
ドであって、これは受信器を能動化して単一コードワー
ドまたは複数コードワードのいずれかであるコードワー
ドを受信する準備をする。換言すれば、Sync Dは
データパケットの受信器に、次のデータパケットとして
コードワードを受信する準備としてSync Dワード
に同期すべきであることを示す。CT2規格は、Dチャ
ネルが特定のSync Dワードが送られるまでアイド
ル状態に留まる、すなわちただ交代するだけであるよう
に、このSync Dのために備える。Sync Dワ
ードは、次のワードがコードワードなので「聞き」始め
なければならないということを受信者に示すものであ
る。
【0006】さらにCT2規格プロトコルに関しては、
パケットが単一コードワードパケットであるか複数コー
ドワードパケットであるかに応じてパケットは2種類あ
る。CT2仕様に従い、パケットが単一コードワードパ
ケットであることを示すコードワードはビット2(フォ
ーマルタイプビットまたは「FT」)として0値を含
む。一方複数コードワードパケットを送る場合、CT2
仕様では、コードワードがビット2(FTビット)とし
て値1を含むようになっている。(CT2仕様、57
頁) CT2規格のプロトコルの下では、各データパケットは
Sync Dワードに続く1つまたは数個のコードワー
ドを占めていてもよい。パケットの最初のコードワード
はアドレスコードワードであり、後続するコードワード
はいずれもデータコードワードである。コードワードの
ビット1、オクテット1がアドレスコードワード(「A
CW」)のために1と符号化され、データコードワード
(「DCW」)のためには0に符号化される。フォーマ
ットタイプビット(「FT」)、オクテット1、ビット
2によって示されるように2つのパケットフォーマット
が存在する。コードワードのFTビットは、0にセット
されるとそのコードワードが単一コードワードパケット
であることを示し、1にセットされるとそのコードワー
ドが複数コードワードパケットの一部であることを示
す。これらのプロトコルにより、Dチャネルデータパケ
ット送信における受信器はコードワードのタイプがアド
レスであるかデータであるか、およびデータパケットの
タイプが単一コードワードパケットであるのか複数コー
ドワードパケットであるのかを判断することができる。
【0007】コードレス電話装置において電力を節約す
るための手段には利点がある。典型的にはこれらの装置
は、基台ユニットと送受話器ユニットとを含む。基台ユ
ニットは典型的には継続的に利用可能な電源に固定接続
される。一方、送受話器ユニットは典型的には基台ユニ
ットからいくらかの距離だけ可動であり、基台ユニット
と接触するように正確に位置付けられたときのみ電力を
供給され得る。送受話器ユニットが基台ユニットに対す
る位置から外されると、送受話器ユニットは電荷をいく
らかの期間、排出されるまで保持する。一旦送受話器ユ
ニットによって蓄積された電力が使い果たされてしまう
と、送受話器ユニットは基台ユニットと接触する適所に
再び位置付けられて再充電されなければならない。明ら
かなことであるが、送受話器ユニットによる電力消費を
制限することで充電の合間の動作の期間をより長くする
ことができる。この、送受話器ユニットによる電力消費
を制限することの利点に加えて、基台ユニットによる電
力消費を低減することにもある一定の利点がある。
【0008】限られた利用可能な帯域幅(または「チャ
ネル」)内でマルチプレクスされた信号を送ることとの
関連で、バッファ信号経路が信号送信のための経路の容
量を増大させることができるということは知られてい
る。ここでは一貫して、「信号」という語は広い意味を
持つものであって、データを1つの点から別の点へ伝え
るいかなる物理的表現、および情報を伝えるのに用いら
れるいかなる可視、可聴、または他の表示、または通信
システムを介して伝えられるべき消息、メッセージまた
は効果をも含むが、それらに限定されはしない。バッフ
ァは1つの点から別の点への送信の過程でデータが一時
的にストアされる装置であって、データを1つの装置か
ら別の装置に送信するときにデータの流れまたは事象の
発生における時間の差を補償するのに用いられる。複数
の信号が限られた利用可能な帯域幅を介して送られる場
合、いかなる瞬間にもその帯域幅を介して送られるのは
限られた数の信号であろう。たとえばバースト信号を与
えることによる信号のマルチプレクスにより、帯域幅信
号容量を増大させることができる。マルチプレクスと
は、単一のチャネル上で2つまたはそれ以上のメッセー
ジをインタリーブするまたは同時に送信するためのいく
つかの方法のうちのいずれのものをも言う語である。し
かしながらマルチプレクスにやはり制限がある。すなわ
ちマルチプレクスによってさえも、特定の帯域幅の単一
のチャネルを介して同時にセットされてよいのは限られ
た数の信号のみである。バッファリングは、マルチプレ
クスに加え、チャネルの各端にあるプロセッサがチャネ
ルによって送られた信号を処理するのにより多くの時間
を掛けることができるようにするものである。
【0009】バッファが信号チャネルと相互に接続され
た場合、そのバッファはチャネルを介して送られるある
一定の信号をストアする働きができる。チャネルを通じ
て送られたある一定の信号がバッファにストアされるた
めに受渡されると、それらの信号により、チャネルのい
ずれの端にあるプロセッサもストアされたデータを処理
するのにより多くの時間を掛けることができるようにな
る。バッファなしでは、プロセッサはデータがチャネル
からプロセッサに受渡される際にすべてのデータを即時
に処理する必要に迫られるだろう。チャネル内で送られ
る信号をこのようにバッファすることによって、プロセ
ッサは信号をよりゆっくりと処理してよく、より低いプ
ロセッサ速度が許容される。
【0010】信号チャネルを通じて送られる信号を処理
するのにさらにより多くの時間を掛けられるようにする
ため、信号チャネルを二重にバッファすることさえあっ
てもよい。二重バッファリングに当たっては、いくつか
の配列が可能であるが、典型的な配列は「カスケード接
続された」バッファを含み、それにおいては2つのバッ
ファがカスケード接続された態様で単一チャネルを介し
て送られる信号を保持する、すなわち第1の信号が第1
のバッファにロードされ、その後第2の信号が第1のバ
ッファ内のその第1の信号に取って代わり、第1の信号
は第2のバッファにロードされ、その後第3の信号が第
1のバッファ内の第2の信号に取って代わって、第2の
信号は受信装置に至る第2のバッファ内の第1の信号に
取って代わり、…等々となってよい。三重の、およびさ
らに多数のバッファ配列も、他のバッファロード/交換
配列と同様に可能である。
【0011】プロセッサがチャネル内で送られるデータ
を処理するのにより多く時間を掛けられるようにするた
めに、信号チャネルと1つまたはそれ以上のバッファと
を相互に接続することは慣例となっている。マルチプレ
クスされた信号を単一の信号チャネルを介して送ること
も慣例となっている。これらの慣例は双方とも、CT2
規格集積回路のDチャネルとの関連で、およびコードレ
ス電話システム内で用いられるそのような回路におい
て、これまでに用いられている。
【0012】これら先行するバッファおよびマルチプレ
クスの慣例は、たとえばそれぞれより低いプロセッサの
速度を見越してのものであり、またチャネル信号容量を
増大させるものであるかもしれないが、CT2規格集積
回路のDチャネルにおいては、バッファリングおよびマ
ルチプレクスを用いるための先行技術が、必ずしも電力
消費の点から最適なものではないということが発見され
ている。本発明は、バッファすることによって処理を行
なうのにより多くの時間をかけることができ、マルチプ
レクスすることによってチャネル容量が増大した装置に
おいて、電力消費を低減する。本発明はそのような有利
な電力消費の低減を、チャネル上で送られるデータパケ
ットのコードワードの特定のプロトコルおよびフォーマ
ットを利用することによって成し遂げる。
【0013】本発明は、データパケットプロトコルおよ
びフォーマットのある一定の固有の性質、特にCT2規
格に固有の性質を利用することにより、コードレス電話
方式の技術およびエレクトロニクス一般における電力の
節約および他の利点を提供する。本発明は、コードレス
電話方式におけるシステムおよび方法で実現されると、
特に効果的であると思われる。特定的には、本発明は基
台ユニットと送受話器ユニットとを含み、CT2規格に
従うコードレス電話システムの場合において特に望まし
いものである。またこれらの応用において特に望ましい
とはいえ、この発明はさらに、適合するかもしれない特
定の規格があったとしても、それにはかかわりなく、電
話およびデジタル通信および装置システム一般において
見られる多くのさまざまな他の問題を解決することがで
きると信じられる。明らかとなるであろうように、本発
明には数多くの変形された応用があり、当該技術分野に
おける著しい改良である。
【0014】
【発明の概要】1つの実施例では、本発明はデータを送
信するための装置である。データは、各々が少なくとも
1つのコードワードからなる複数個のデータパケットを
含む。複数のデータパケットの各々における少なくとも
1つのコードワードは、標準的なプロトコルに従う。標
準的なプロトコルは、複数のデータパケットの各々にお
ける少なくとも1つのコードワードの各々の選択ビット
に備えたものであり、これは少なくとも1つのコードワ
ードを含む選択データパケットの送信が保留中であるこ
とを示すものである。選択ビットは、1または0の値を
有していてもよい。予備保留コードワードは、選択デー
タパケットの送信が次に起こるであろうことを示す。装
置は、複数のデータパケットのうち1つにおけるその少
なくとも1つのコードワードの1つにおける選択ビット
の存在を感知するための検出器と、選択ビットの値を判
断するための評価器と、選択ビットの値が1であった場
合に選択ビットを含む少なくとも1つのコードワードの
1つの一部をストアするためのレジスタと、その一部の
ストアに応答して予備保留コードワードを送信するため
のトリガと、選択データパケットを送るための送信器と
を含む。
【0015】他の実施例では、この発明はデータを送信
する方法である。データは、少なくとも1つのコードワ
ードから各々がなる複数のデータパケットを含む。複数
のデータパケットの各々における少なくとも1つのコー
ドワードは、標準的プロトコルに従う。標準的プロトコ
ルは、複数のデータパケットの各々における少なくとも
1つのコードワードの各々の選択ビットに備えており、
これはその少なくとも1つのコードワードを含む選択デ
ータパケットの送信が保留中であることを示すものであ
る。選択ビットは1または0の値を有していてもよい。
予備保留コードワードは、選択データパケットの送信が
次に起こるであろうことを示す。この方法は、複数のデ
ータパケットのうちの1つにおける少なくとも1つのコ
ードワードの1つの選択ビットを検出するステップと、
選択ビットの値を定めるステップと、選択ビットの値が
1であった場合に選択ビットを含む少なくとも1つのコ
ードワードの1つの一部をストアするステップと、スト
アするステップに応答して予備保留コードワードを送信
するステップと、選択データパケットを送るステップと
を含む。
【0016】本発明に対するより完全な理解、および本
発明のさらなる目的および利点については、添付の図面
との関連で以下の説明をこれより参照されたい。
【0017】
【発明の詳しい説明】以下に述べる詳しい説明は、主と
してこの発明の好ましい実施例に向けられたものであ
る。当業者にはしかしながら、この発明には多くの可能
な実施例があり、これらの実施例は広範かつさまざまな
場合において、かつ変更された条件下で用いてよいとい
うことが容易に認識されるであろう。以下の詳しい説明
はまた、主にCT2規格に従う通信システムに対する応
用における好ましい実施例に向けられている。当業者は
やはり、この発明の代替的な応用、局面、および実施例
が可能であることを理解かつ認識するであろう。これら
すべての他の応用、局面、および実施例は、ここにおい
て本発明に明確に含まれており、その一部をなすもので
ある。
【0018】一般に、1つの実施例におけるこの発明
は、限られた利用可能なデータ帯域幅内でマルチプレク
スされた信号を送るためのシステムおよび方法を含む。
この実施例におけるシステムおよび方法は特にCT2規
格に従う、すなわちCT2規格によってDチャネルデー
タパケット送信および受信のために提供されるプロトコ
ルおよびフォーマットに従うデータ送信に効果的であ
る。とはいえ、この実施例および可能な代替的実施例の
システムおよび方法は、その規格に関連する特定の応用
に限定されるわけではない。この実施例は、可能な代替
的実施例とともに、転送の制御または信号制御を行なう
プロトコルおよびフォーマットにかかわるデータ転送の
いかなる場合においても変更された広範な応用を有する
と考えられる。
【0019】ここで図1を参照して、CT2規格に従う
データパケットのコードワードフォーマット2が、図示
および例示の目的のみのために示される。CT2規格に
関して前述したように、データパケットのためのコード
ワードフォーマット2は各々が8ビットからなる8バイ
ト(またはオクテット)からなる。説明のため、バイト
は1〜8と番号を付けられた8個のブロックからなる行
であり、ビットはその行内の1〜8と番号を付けられた
ブロックである。ここでアドレスコードワード(「AC
W」)ビット4と呼ばれるバイト1・ビット1では、A
CWビット4が含まれる特定のコードワードがアドレス
コードワードであるか否かを示す単一ビットのデータが
見出されるということに注意されたい。ACWビット4
の値が1であれば、コードワードはアドレスコードワー
ドである。一方、ACWビット4の値が0であれば、コ
ードワードはデータコードワードである。
【0020】やはり図1を参照して、CT2規格に従う
データパケットのコードワードフォーマット2におけ
る、ここでフォーマットタイプ(「FT」)ビット6と
呼ばれるバイト1・ビット2が識別される。このFTビ
ット6はコードワードフォーマット2がその一部である
特定のデータパケットにおけるフォーマットタイプを示
すものである。前述のように、FTビット6が0の値を
有するならば、そのデータパケットは単一コードワード
パケットである。一方、FTビット6の値が1ならばそ
のデータパケットは複数コードワードパケットであると
いうことである。
【0021】図1の参照を続けて、前に述べたように、
CT2規格に従うには、コードワードを送る前にDチャ
ネルにSync Dキャラクタを送り、それにより受信
器に次の送信がデータパケットのコードワードであると
いうことを知らせなければならないということを喚起さ
れたい。Sync DがDチャネル上で適切に受信器に
送られ次に続くのがコードワードだということを受信器
に知らせるようにするために必要な処理を行なうには、
さまざまな手段が機能するだろう。たとえば、1クロッ
クサイクル内で、各コードフォーマット2における6バ
イト(たとえばバイト1〜6)がストアされてもよく、
各コードワードフォーマット2における次のチェックバ
イト8(たとえばバイト7)のチェックが行なわれても
よい。その後、チェックバイト8に行なわれるチェック
により、レジスタ(図示せず)内にストアされた特定の
ビット(図示せず)に対し値の決定が行なわれてもよ
い。チェックバイト8はその後廃棄されてもよい。登録
されたビットはその後コードワードを送る前にSync
Dを挿入すべきかどうかを信号で示すことができる。
この例ではこれらすべての処理ステップが1クロックサ
イクル内で行なわれるので、プロセッサは高速に動作し
なければならない。一般に知られているように、高速で
動作させられるプロセッサは、より低いスピードで動作
するプロセッサよりも消費電力が多い。本発明は後に詳
細に述べるように、Sync DがDチャネル上で適切
に受信器に送られるようにし、なおかつ電力消費を低減
する。これはプロセッサのスピードを、他の多くの構成
におけるものよりも遅いものとすることができるためで
ある。
【0022】ここで図2を参照して、処理スピードの要
求を制限し、それによって電力を節約する働きのある、
送信器のための本発明における好ましい実施例が、簡略
に示される。この好ましい実施例では、データパケット
のうちの1ビットが検出される。この検出に基づき、レ
ジスタ、すなわちSync D制御レジスタ20が、そ
のビットの値のみに基づいて、Sync Dが、次に送
られるべきコードワードに先立って送られるべきである
かどうかの判断を下す。
【0023】やはり図2を参照して、この送信器のため
の好ましい実施例では、送信に先立ち各コードワードフ
ォーマット2のACWビット4について検出が行なわれ
る。ACWビット4が1の値を有するならば、Sync
D制御レジスタ20はバイト1 22をロードする。
Sync D制御レジスタ20はその後次の送信として
Sync Dワードをトリガする。しかしながらACW
ビット4が0の値を有するならば、Sync D制御レ
ジスタ20はバイト1 22を(値0とともに)ロード
するが、Sync D制御レジスタ20は次の送信とし
てSync Dワードをトリガしない。
【0024】ここで図1に戻り、受信器にDチャネル上
でSync Dを受取らせ、Sync Dに続くデータ
パケットを捕捉し、かつデータパケットが完全に捕捉さ
れた後で受信器をリセットするのに必要な処理を行なう
ために、さまざまな手段が機能してもよい。たとえば、
受信器はデータパケットに先行する送信されたSync
Dワードを受取った直後に送信されたデータパケット
の捕捉を始めてもよい。送信されたデータは受信器によ
って、そのバッファ内で捕捉されてもよい。受信器のバ
ッファが捕捉されたデータで一杯になると、受信器は捕
捉プロセスを中断し、捕捉されたデータをバッファから
移すための処理が行なわれる。この処理によって、捕捉
されたデータが取除かれてしまうと、特定の制御ビット
がレジスタに書込まれてもよい。制御ビットはそのよう
に書込まれると、別のSyncDが受信器に送られるま
では、それ以上のデータを処理しないように受信器に指
示する役割を果たすものであってもよい。受信器はま
た、最終コードワードの後でリセットを行なう。この例
ではこれらすべての処理ステップは受信器によってDチ
ャネル上でデータを受取る際に行なわれなければならな
いので、プロセッサは高速で動作しなければならない。
既に知られており上で述べられたように、処理は電力を
消費するものであり、要求される処理スピードが高いほ
ど、電力消費は大きくなる。本発明は後に詳細に述べる
ように、上で提示された例示的な受信器のシナリオ、お
よび他のシナリオにおける要求されるであろう高速処理
の多くを排除するので、受信器の動作における電力消費
を低減する。
【0025】ここで図3を参照して、処理スピードを低
減し、それにより電力を節約する働きをすることのでき
る、受信器のための好ましい実施例が示される。この好
ましい実施例では、高速処理の要求の多くが排除されて
いる。これがこの好ましい実施例において可能なのは、
データパケットごとの各コードワードにおける2つのビ
ットの検出が行なわれるからである。この好ましい実施
例はその後これら2つのビットで、受信制御ブロック3
0を含む特定の回路により、受信器がデータの捕捉を止
めてリセットすべきかどうかの判断をこれらのビットの
それぞれの値のみに基づいて行なう。
【0026】やはり図3を参照して、この受信器のため
の好ましい実施例では、受信器に送られる各コードワー
ドフォーマット2におけるFTビット6とエンドワード
ビット7とに対する検出が行なわれる。(a)FTビッ
ト6が0の値を有する(これはデータパケットが単一コ
ードワードであることを示す)か、(b)FTビット6
が1の値を有する(これはデータパケットが複数コード
ワードであることを示す)かのいずれかであり、コード
ワードフォーマット2のエンドワードビット7が、その
コードワードがデータパケットの最後のものであるとい
うことを示す値(設計により0または1のいずれか)を
有する場合、受信制御ブロック30は受信器においてリ
セット動作をトリガする。一方、コードワードフォーマ
ット2におけるエンドワードビット7が、そのコードワ
ードがデータパケットの最後のものではないということ
を示す値(設計に従い0または1の他方のもの)を有し
ており、そのデータパケットが複数コードワードパケッ
トである場合、受信制御ブロック30は受信器において
リセット動作をトリガせず、受信器はデータの捕捉を継
続する。
【0027】ここで図4および5を参照して、それぞれ
Sync D制御レジスタ20と受信制御ブロック30
との好ましい実施例の詳細な模式図が示される。当業者
は、これらの模式図によって図示されているものを理解
かつ認識するであろう。これらの模式図は好ましい実施
例を示すものであるが、当業者が認識するであろうよう
に、この発明の原理に従う代替的な実施例が可能であ
る。
【0028】本発明において可能な1つの応用は、既に
述べたように、たとえばコードレス電話の送受話器ユニ
ットおよび基台ユニットのための集積回路であって、こ
れは同時係属中であり共通の譲受人に譲渡された出願連
続番号第07/917,497号、第07/917,4
89号、第07/917,488号、第07/917,
503号、第07/918,627号、第07/91
8,626号、第07/918,625号、第07/9
18,624号、第07/918,631号、第07/
918,632号、第07/918,622号、および
第07/918,621号において開示される集積回路
などである。これらの出願は各々1992年7月21日
に提出されており、その開示はここに引用によって援用
される。しかしながら、この発明には他の応用もあり、
好ましい実施例および他のすべての実施例はCT2規格
に従うコードレス電話の基台ユニットおよび送受話器ユ
ニットのための集積回路における使用に限定されてはい
ない。本発明およびその実施例は、特定のプロトコルお
よびフォーマットに従うデータ送信のいかなる場合にお
ける応用をも有するであろうし、それらのプロトコルお
よびフォーマットは送信されるデータパケット間で、ま
たはそれらのうちのいくつかの間で行なわれるべき動作
を示すデータを提供するものである。
【0029】明らかなように、本発明は当該技術分野に
おける著しい改良となるものである。本発明はここに説
明されるように構成され用いられた場合に特に効果的で
あると信じられるが、しかしながら当業者は、この発
明、および実施例によって、特にここで明確に記述され
た好ましい実施例によって達成されるのと実質的に同じ
結果を達成するためのその利用および構成において、数
多くの変形および代用が行なわれてもよいことを容易に
認識するであろう。これらの変形の各々はここにおける
説明に含まれるものとして意図されており、本発明の一
部をなすものである。以上の詳細な説明はしたがって、
図示および例示としてのみ提示されており、本発明の精
神および範囲は前掲の特許請求の範囲のみによって限定
されるものであることが明確に理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】CT2規格に従うコードワードの図である。
【図2】コードレス電話の送信器などで用いるための、
本発明における好ましい実施例の動作を示す簡略化され
たブロック図である。
【図3】コードレス電話の受信器などにおいて用いるた
めの、本発明における好ましい実施例の動作を示す簡略
化されたブロック図である。
【図4】本発明における好ましい実施例の受信制御ブロ
ックを示す詳細な模式図である。
【図5】本発明における好ましい実施例のSync D
制御レジスタを示す詳細な模式図である。
【符号の説明】
2 コードワードフォーマット 4 ACWビット 20 Sync D制御レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン・エフ・ヘンドリックソン アメリカ合衆国、78704 テキサス州、オ ースティン、ケンウッド、1801

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを送信するための装置であって、
    前記データは各々が少なくとも1つのコードワードから
    なる複数のデータパケットを含み、前記複数のデータパ
    ケットの各々における前記少なくとも1つのコードワー
    ドは、標準的プロトコルに従っており、前記標準的プロ
    トコルは前記少なくとも1つのコードワードを含む選択
    データパケットの送信が保留中であることを示す前記複
    数のデータパケットの各々における前記少なくとも1つ
    のコードワードの各々の選択ビットに備えたものであ
    り、前記選択ビットは1または0の値を有しており、予
    備保留コードワードは前記選択データパケットの送信が
    次に起こることを示し、前記装置は、 前記複数のデータパケットのうちの1つにおける前記少
    なくとも1つのコードワードの1つの、前記選択ビット
    の存在を感知するための検出器と、 前記選択ビットの前記値を定めるための評価器と、 前記選択ビットの前記値が1であった場合に前記選択ビ
    ットを含む前記少なくとも1つのコードワードの前記1
    つの一部をストアするためのレジスタと、 前記一部のストアに応答して前記予備保留コードワード
    を送信するためのトリガと、 前記選択データパケットを送るための送信器とを含む、
    データを送信するための装置。
  2. 【請求項2】 データを送信する方法であって、前記デ
    ータは各々が少なくとも1つのコードワードからなる複
    数のデータパケットを含み、前記複数のデータパケット
    の各々における前記少なくとも1つのコードワードは標
    準的プロトコルに従っており、前記標準的プロトコルは
    前記少なくとも1つのコードワードを含む選択データパ
    ケットの送信が保留中であることを示す前記複数のデー
    タパケットの各々における少なくとも1つのコードワー
    ドの各々の選択ビットに備えたものであり、前記選択ビ
    ットは1または0の値を有しており、予備保留コードワ
    ードは前記選択データパケットの送信が次に起こること
    を示し、前記方法は、 前記複数のデータパケットの1つにおける前記少なくと
    も1つのコードワードの1つにおける前記選択ビットを
    検出するステップと、 前記選択ビットの前記値を定めるステップと、 前記選択ビットの前記値が1であった場合に前記選択ビ
    ットを含む前記少なくとも1つのコードワードの前記1
    つの一部をストアするステップと、 前記ストアするステップに応答して前記予備保留コード
    ワードを送信するステップと、 前記選択データパケットを送信するステップとを含む、
    データを送信する方法。
JP7017119A 1994-02-04 1995-02-03 データを送信するための装置および方法 Withdrawn JPH07312625A (ja)

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US19194994A 1994-02-04 1994-02-04
US191949 1994-02-04

Publications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0666675A2 (en) 1995-08-09
EP0666675A3 (en) 1999-05-26

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