JPH07311782A - 社寺建築等の木割システム - Google Patents

社寺建築等の木割システム

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JPH07311782A
JPH07311782A JP3236490A JP23649091A JPH07311782A JP H07311782 A JPH07311782 A JP H07311782A JP 3236490 A JP3236490 A JP 3236490A JP 23649091 A JP23649091 A JP 23649091A JP H07311782 A JPH07311782 A JP H07311782A
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timber
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修 木内
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政宏 濱田
Hideki Yamashita
英樹 山下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝統的な社寺建築の技術を活かしながら、主
要構造体の違い、建築基準法のような法的制約等に自在
に対応した設計を簡便に行うことができる社寺建築等の
木割システムを提供する。 【構成】 基準となる寸法の割合で各部材の寸法、位置
等を定める木割の手法により社寺建築のプロポーション
の検討、設計を行う社寺建築等の木割システムであっ
て、少なくとも中の間、脇の間を含む軸組と垂木幅の寸
法を独立変数とし該独立変数に対する割合で各部材の寸
法、位置を定める木割設定手段2、3、4、該木割設定
手段により求められた各部材の寸法、位置に基づいて図
面や木割表のデータを作成するデータ作成手段6、独立
変数の入力及び作成したデータを出力する出力手段7を
備える。したがって、各独立変数をコンクリート造や鉄
骨造、或いは要求される正面中の間の寸法等に応じて自
由に図面や木割表のデータを作成し、設計することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木割体系をシステム化
し、コンピューターを使用した寺院本堂その他社寺建築
等の各部のプロポーション検討、立面図・パース・木割
表・各部詳細図・現寸図の自動作図を行う社寺建築等の
木割システムに関する。
【0002】
【従来の技術】日本の伝統的な木造建築においては、建
築美を創出するため建築物の各部材の大きさの割合を定
めた「木割」という手法がある。社寺建築では、この
「木割」という伝統的デザイン手法が確立され、今日に
至るまで受継がれている。その代表的なものとして「匠
明」が知られている 図5は基本型の社寺の構成を示す図であり、(イ)は側
面図、(ロ)は正面図、(ハ)は断面図を示す。図6は
三間四面堂の「匠明」の木割体系の仕組みを説明するた
めの図である。
【0003】社寺建築では、特に建築美を創出するため
図5に示すように通常の木造建築に比べて遙に多種類の
部材で、しかも、独特の部材をもって構成されている。
【0004】寺院本堂の基本型は、12尺の中の間と両
側の脇の間からなる真四角の三間四面堂であり、「匠
明」における木割体系の特徴は、図6に示すようにこの
三間四面堂について正面中の間の寸法(12尺、垂木2
0枝)を基準にして、柱太さ、長押内法、その他の建物
の材の寸法及び材相互間の寸法を割り出すようにしたも
のである。
【0005】例えば長押内法は中の間の75/100と
し、さらにその1/2を腰長押の位置としている。丸柱
の柱太さは、中の間の12/100とし、さらにその1
/5を垂木幅とし、垂木幅の1.2倍を垂木せいとして
いる。垂木幅からは、垂木せいの他にも、隅木幅、高欄
高さ、板扉厚さ、擬宝珠柱太さを定めている。垂木木間
は、 (中の間−垂木幅×垂木数)/垂木数 で求まるが、これと破風厚や蟇股枠幅を同一、脇の間寸
法を垂木数(16枝)とし、軒長さ、蟇股長さ、丸桁
幅、実肘木長さ、巻斗幅を垂木木間と垂木幅を基に定め
ている。そして、向拝柱太さ、来迎柱太さ、大斗せい、
大斗幅、長押せい、橋子段木せい等は、柱太さを基に定
めている。このように主に、比例関係を使って建物の寸
法及び材相互間の寸法を割り出している。
【0006】また、図6の他に、形態を規定するために
比例関係を用い、大斗、巻斗の斗繰等、破風の形
態、茅負の反り、屋だるみ、擬宝珠の割合、懸
魚幅とせいの割合、等を定めているのに対し、逆に、比
例関係によらないで材の位置及び相互関係を示すものと
して、破風立所は丸桁外面を踏む、縁広さ木負内面
を踏む、妻梁の位置−破風より五枝入る、向拝柱の
位置−縋破風の長さの1/3の所、のように定めている
ことである。さらに、勾配としては、屋根野地勾配−
6寸3分、垂木勾配−地垂木3寸7分、飛櫓垂木−2
寸3分を定めている。
【0007】上記のように、「匠明」における木割体系
では、中の間の寸法が決まると、柱の太さがその12/
100、垂木幅が柱の太さの1/5というように基本と
なる寸法が決まり、続いて長押内法高さ、腰長押高さ、
組物から軒廻りの諸寸法に至るまで連動して決定され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この「木割」
は現在も徒弟制度的な伝承によるため、長大な伝承期間
を必要とし、また、伝承者も少なく高齢化も進んでい
る。このような背景のなかで、「木割」に基づいた設計
を行う場合にも、「木割」に基づきそれに精通したベテ
ランの設計者が立面図を描いては修正するという作業を
繰り返し行い、プロポーションを決定するといった方法
によらざるを得ないため、能率的とはいえずこれを向上
させることは難しいという問題がある。
【0009】また、監理段階では現寸図を繰り返し描
き、各部位のプロポーションを決定していくため、要す
る日数は数ヶ月に及ぶことも稀ではないため、棟梁任せ
の分野とされ、この点でも非常に大きな制約があった。
【0010】特に近代建築は、古来の木造から鉄筋コン
クリート造や鉄骨造等に移行し、社寺建築においても例
外でなくなってきている。そのため、今日では、社寺建
築を設計するにも、木造とする場合は少なく、鉄筋コン
クリート造や鉄骨造にする場合が増えてきている。この
ような場合、鉄筋コンクリート造であれば、鉄筋とその
周囲のコンクリートの肉厚から制約される寸法がある
等、当然木造とは、構造部材の寸法や強度等が異なって
くる。そのため、柱の数を減らし、スパンを長くした
り、随所において従来の高さ、間隔より大きめにとった
りすることも可能になり、単純に上記のような従来の
「木割」に基づいた設計を行うことはできなくなってく
る。
【0011】また、木造で建てる場合でも、例えば使い
勝手から柱を少なくする傾向にあり、従来の伝統的な
「木割」がそのまま当てはまらなくなることも多く、伝
統的な「木割」そのものを適用して対応することはます
ます難しくなってきている。
【0012】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、伝統的な社寺建築の技術を活かしながら、主要構
造体の違い、建築基準法のような法的制約等に自在に対
応した設計を簡便に行うことができる社寺建築等の木割
システムを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、基
準となる寸法の割合で各部材の寸法、位置等を定める木
割の手法により社寺建築等のプロポーションの検討、設
計を行う社寺建築等の木割システムであって、独立変数
に対する割合で各部材の寸法、位置を定める木割設定手
段、該木割設定手段により求められた各部材の寸法、位
置に基づいて図面や木割表のデータを作成するデータ作
成手段、独立変数の入力及び作成したデータを出力する
出力手段を備え、木割設定手段は、少なくとも全体の骨
格をなす軸組の各寸法を独立変数とするように構成した
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明の社寺建築等の木割システムでは、独立
変数に対する割合で各部材の寸法、位置を定める木割設
定手段、該木割設定手段により求められた各部材の寸
法、位置に基づいて図面や木割表のデータを作成するデ
ータ作成手段、独立変数の入力及び作成したデータを出
力する出力手段を備え、木割設定手段は、少なくとも全
体の骨格をなす軸組の各寸法を独立変数とするので、3
間4面堂でも、少なくとも中の間、脇の間を含む軸組と
垂木幅の寸法を独立変数とし、コンクリート造や鉄骨
造、或いは要求される正面中の間の寸法等に応じて自由
に図面や木割表のデータを作成し、設計することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の社寺建築等の木割システムの1
実施例を示す図、図2は本発明の社寺建築等の木割シス
テムによる木割体系を示す図である。
【0016】図1において、入力部1は、キーボード等
の入力手段であり、システムの動作指示、必要なデータ
の入力等を行うものである。演算データ2は、独立変数
の値から各部材の寸法や位置を計算するためのデータで
あり、演算部3は、入力部1から入力された独立変数と
演算データから各部材の寸法や位置を計算し木割データ
4を作成するものである。作図データ5は、木割データ
4を基に作図するためのデータであり、立面図、側面
図、断面図、さらには、軒反り、破風、斗組、高欄等の
各詳細図、パースを作成するためのそれぞれのデータで
ある。作図・出力データ処理部6は、木割データ4と作
図データ5から指定された図面を作図するものであり、
その作図した図面や木割データを表にした木割表等を出
力するのがXYプロッタやプリンタ、ディスプレイ、イ
メージデータファイル等からなる出力部7である。
【0017】本発明の社寺建築等の木割システムでは、
軸組と垂木幅を独立変数とするものであり、この独立変
数から細部の部材、その位置等を演算データ2にしたが
って定めていくことを基本としている。社寺建築の軸組
には、例えば中の間、脇の間、柱の太さ、長押内高さ等
が含まれ、これらは、以下の理由に基づいて独立変数と
される。
【0018】例えば中の間は、使い勝手上大きい方が便
利であり、また、鉄筋コンクリート造や鉄骨造では大ス
パンが可能となる。そのため、中の間を独立に変えるこ
とができるようにする。このように中の間を独立に変え
る場合には、中の間を大きくしても、脇の間がそれに比
例して大きくならないようにする必要が生じる。そのた
め、中の間との比を大きくし脇の間を相対的に小さなス
パンとすることができるように、脇の間も中の間と独立
に変えられる独立変数とする。また、中の間が大スパン
になると、伝統的な木割では、それに比例して柱も太く
なるが、太くなりすぎないようにするため、柱の太さも
独立変数として扱う。これまでの検討では、例えば鉄筋
コンクリート造の場合には500〜600mmφが適切
である。また、従来の木割では、長押内法高さが中の間
のスパンに比例しているが、そうすると、長押内法高さ
が高すぎて非実用的な寸法になってしまう。そのため、
中の間、脇の間のバランスを見ながら、実用的な寸法を
設定できるように独立変数とする。このように中の間、
脇の間、柱の太さ、長押内法高さ等の軸組を独立変数と
することにより、バランスを保ちながら軸組を自由に変
えることができる。
【0019】また、垂木も鉄筋コンクリート造やPCコ
ンクリート造の場合、かぶり厚さ等の問題から、あまり
細くすることができないため、独立変数として扱うこと
により、構造に合わせた木割を可能にする。
【0020】上記の独立変数を木割体系の中に位置付
け、そのしくみを先に説明した従来の木割体系と対応さ
せて示したのが図2である。図2に示す木割体系によれ
ば、中の間、脇の間を独立変数とするので、コンクリー
ト造や鉄骨造で大スパンとなる場合にも対応でき、中の
間、脇の間のバランスを観ながら柱太さや長押内法を実
用的な寸法で独立に決め、さらに腰長押の位置も窓台の
高さとして独立に決めることができる。また、垂木幅も
PCコントリート等を採用した場合には、製作上の制約
から他と独立に決めることができる。従来の木割体系で
は、中の間を基準にして他を一律的に決めていたが、こ
のように軸組を独立変数とすることによって、鉄筋コン
クリート造や鉄骨造に対応した望ましい軸組、垂木幅を
自在に検討することができる。
【0021】図3は本発明の社寺建築等の木割システム
による処理の流れを説明するための図、図4は部位詳細
の例を示す図である。
【0022】本発明の社寺建築等の木割システムでは、
図3に示すようにまず、基本形状の入力を行う。この入
力には、例えば桁行方向、梁間方向の間口数の入力、向
拝/高欄/縁などの有無、組物/屋根などの種別の指定
がある。
【0023】さらに、軸部基本寸法の入力を行う。この
入力には、「中の間」の寸法および枝数、「脇の間」お
よび「隅の間」の枝数の入力や、各間口の建具種別、階
段位置、向拝位置の指定がある。
【0024】以上の基本形状の入力、軸部基本寸法の入
力に従い軸部立面図を作図し表示する。
【0025】次に、軸部詳細寸法の調整を行う。この段
階では、側柱直径、垂木幅、長押内法寸法、腰長押高
さ、縁高さ、高欄高さ、階段踏面/蹴上げを調整し、軸
部立面図を作図し表示する。
【0026】さらに、屋根寸法の入力を行う。この入力
には、垂木の長さ/勾配、屋根勾配、軒反り量、破風位
置、梁妻位置などの基本条件の入力があり、この入力に
従い立面図を作図し表示する。
【0027】そして、屋根詳細条件の入力を行う。この
入力には、例えば入母屋屋根であれば、破風詳細寸法の
入力や、妻飾りの指示があるが、その他屋根の詳細寸法
の入力があり、この入力に従い立面図を作図し表示す
る。
【0028】御堂を構成する各部材は、「木割」という
ツリー構造により、その大きさや位置が決められるの
で、この「木割」をもとに、設計者は立面検討(プロポ
ーションの検討等)を行うことができる。この御堂のプ
ロポーションを検討するために、「木割」に基づいた立
面図の自動作図、木割表の作成が企画・基本設計段階で
行われる。
【0029】また、「木割」に基づいて作図する軒反り
詳細図、破風詳細図、斗組詳細図、高欄詳細図などの部
分詳細図は、設計監理段階で、御堂の各部位の詳細プロ
ポーションの検討と現場への指示のために利用され、
「木割」に基づき作成される御堂の正面パースは、外観
デザインを検討するために利用される。
【0030】例えば軒先の部位詳細図の例を示したのが
図4(イ)、斗組の部位詳細図の例を示したのが図4
(ロ)、破風の部位詳細図の例を示したのが図4
(ハ)、高欄の部位詳細図の例を示したのが図4(ニ)
である。
【0031】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、寺院建築設計の基礎となる三間四面堂を
対象に説明したが、五間四面堂、七間四面堂等について
も同様に適用できることは勿論、塔(三重の塔や五重の
塔)、鳥居、その他の所謂社寺建築に類する建築設計に
も同様に適用できることはいうまでもない。例えば五間
四面堂の場合には、中の間の両側に脇の間が続き、両端
が隅の間となるが、木割体系では、脇の間に並列に隅の
間が独立変数として設定される。また中の間、脇の間、
柱の太さ、長押内高さ等の軸組と垂木幅を独立変数とし
たが、さらに、法規上、安全性、実用性、デザイン等に
かかる縁高さや階段蹴上げ、踏面寸法、擬宝珠高さ、腰
長押高さ、枝数等を独立変数に加えてもよい。
【0032】第1種住居専用地域等、高さ制限のある地
域では、少しでも1階の床の高さを低く押さえなければ
ならない場合もある。同様に階段の蹴上、踏面の寸法も
建築基準法の中できめなければならない。このような法
的規制のある縁高さや階段蹴上げ高さについても、その
規制に対応できるようにするためには、独立変数として
扱うことが必要になる。また、縁高さが高い場合、擬宝
珠勾欄の架木の高さは、建築基準法の高さ1,100m
m以上を確保する必要が生じるので、擬宝珠高さについ
ても独立変数として扱うことが必要になる。
【0033】その他、基準となる中の間の枝数も、独立
変数にすると本繁垂木から粗垂木に対応できる。また、
伝統的な木割では、腰長押高さを長押内法高さの1/2
としているが、腰長押高さも独立変数とすると、窓台の
高さとして常に実用的な値を選択できる。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、「木割」に基づいた社寺建築の伝統的デザイン手法
をシステム化したので、設計作業における、数ヶ月に及
ぶ木割の検討、現寸の検討を大幅に省力化することがで
きると共に、施工図、現寸図作成作業の省力化を図るこ
とができ、伝統的手法の蓄積・継承と共に、企画・基本
及び監理段階での設計作業の効率化を図ることができ
る。
【0035】しかも、独立変数を採用することにより、
デザインの自由度が拡がり、簡便、迅速に、社寺建築の
立面を検討することが可能になる。勿論、従来の木割体
系にしたがった値は、例えばデフォルト値により本発明
のシステムにおける解の1例として位置付けることがで
き、きわめて汎用性の高いシステムを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の社寺建築等の木割システムの1実施
例を示す図である。
【図2】 本発明の社寺建築等の木割システムによる木
割体系を示す図である。
【図3】 本発明の社寺建築等の木割システムによる処
理の流れを説明するための図である。
【図4】 部位詳細の例を示す図である。
【図5】 基本型の社寺の構成を示す図であり、(イ)
は側面図、(ロ)は正面図、(ハ)は断面図である。
【図6】 三間四面堂の「匠明」の木割体系の仕組みを
説明するための図である。
【符号の説明】
1…入力部、2…演算データ、3…演算部、4…木割デ
ータ、5…作図データ、6…作図・出力データ処理部、
7…出力部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の社寺建築等の木割システムの1実施
例を示す図である。
【図2】 本発明の社寺建築等の木割システムによる木
割体系を示す図である。
【図3】 本発明の社寺建築等の木割システムによる処
理の流れを説明するための図である。
【図4イ】 部位詳細の例を示す図である。
【図4ロ】 部位詳細の例を示す図である。
【図4ハ】 部位詳細の例を示す図である。
【図4ニ】 部位詳細の例を示す図である。
【図5A】 基本型の社寺の構成を示す図であり、
(イ)は側面図、(ロ)は正面図、(ハ)は断面図であ
る。
【図5B】 基本型の社寺の構成を示す図であり、
(イ)は側面図、(ロ)は正面図、(ハ)は断面図であ
る。
【図6】 三間四面堂の「匠明」の木割体系の仕組みを
説明するための図である。
【符号の説明】 1…入力部、2…演算データ、3…演算部、4…木割デ
ータ、5…作図データ、6…作図・出力データ処理部、
7…出力部
【書類名】 図面
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4ハ】
【図3】
【図4ロ】
【図4ニ】
【図4イ】
【図5A】
【図5B】
【図6】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の社寺建築等の木割システムの1実施
例を示す図である。
【図2】 本発明の社寺建築等の木割システムによる木
割体系を示す図である。
【図3】 本発明の社寺建築等の木割システムによる処
理の流れを説明するための図である。
【図4イ】 部位詳細の例を示す図である。
【図4ロ】 部位詳細の例を示す図である。
【図4ハ】 部位詳細の例を示す図である。
【図4ニ】 部位詳細の例を示す図である。
【図5A】 基本型の社寺の構成を示す図であり、
(イ)は側面図、(ロ)は正面図、(ハ)は断面図であ
る。
【図5B】 基本型の社寺の構成を示す図であり、
(イ)は側面図、(ロ)は正面図、(ハ)は断面図であ
る。
【図6】 三間四面堂の「匠明」の木割体系の仕組みを
説明するための図である。
【符号の説明】 1…入力部、2…演算データ、3…演算部、4…木割デ
ータ、5…作図データ、6…作図・出力データ処理部、
7…出力部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4イ】
【図4ハ】
【図4ニ】
【図4ロ】
【図5A】
【図5B】
【図6】
フロントページの続き (72)発明者 関 雅也 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となる寸法の割合で各部材の寸法、
    位置等を定める木割の手法により社寺建築等のプロポー
    ションの検討、設計を行う社寺建築等の木割システムで
    あって、独立変数に対する割合で各部材の寸法、位置を
    定める木割設定手段、該木割設定手段により求められた
    各部材の寸法、位置に基づいて図面や木割表のデータを
    作成するデータ作成手段、独立変数の入力及び作成した
    データを出力する出力手段を備え、木割設定手段は、少
    なくとも全体の骨格をなす軸組の各寸法を独立変数とす
    るように構成したことを特徴とする社寺建築等の木割シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 木割設定手段は、少なくとも中の間、脇
    の間を含む軸組と垂木幅の寸法を独立変数とすることを
    特徴とする請求項1記載の社寺建築等の木割システム。
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