JPH0731151Y2 - 衝撃試験装置 - Google Patents

衝撃試験装置

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JPH0731151Y2
JPH0731151Y2 JP9462889U JP9462889U JPH0731151Y2 JP H0731151 Y2 JPH0731151 Y2 JP H0731151Y2 JP 9462889 U JP9462889 U JP 9462889U JP 9462889 U JP9462889 U JP 9462889U JP H0731151 Y2 JPH0731151 Y2 JP H0731151Y2
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JP
Japan
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shock absorber
collision body
collision
test device
impact test
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JP9462889U
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JPH0335448U (ja
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俊明 亀井
常男 本橋
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Mazda Motor Corp
KYB Corp
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Mazda Motor Corp
KYB Corp
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等が障害物に衝突した時の減速度を試験
するのに適する衝撃試験装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の試験装置としては、例えば、第3図に示すもの
が従来から実施されている。
これは自動車等の衝突体1の衝突面例えば前側に緩衝部
を構成する緩衝ゴム2を設け、衝突体1の進行方向前方
に対向して油圧緩衝器3を設けたものである。
衝突体1が所定のスピードで進行し、緩衝ゴム2が油圧
緩衝器3のピストンロツド4に衝突するとピストン5が
圧縮し、オリフイス6の流動抵抗で減衰力を与えること
により減速度を検出するものである。
この際の減速度特性は第4図(A)に示すように近似台
形波aで示されるのが一般的であるが、オリフイス6の
機構を特殊にすることより第4図(B)(C)の近似三
角波b、近似正弦波cに示すような特性を得ることも知
られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
自動車等は一度ある障害物に衝突後二度、三度と他の物
体に連続して衝突する場合が多い為、最近自動車メーカ
ーでは複数段の衝突、いいかえれば、複数段の特性波形
を発生させる衝撃試験装置を要望しているが、上記従来
の試験装置では油圧緩衝器3が一つしか無く、二段以上
の特性を試験することが出来ないという不具合がある。
そこで、本考案の目的は、複数段の衝突試験が可能な衝
撃試験装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案の構成は、衝突体
の衝突面に対して複数段の緩衝部を設ける。
そして、これら緩衝部と対向して固定部材側には、衝突
体の各緩衝部が順次に時間差をもって衝突するようにし
た緩衝器を設置したことを特徴とするものである。
〔作用〕
これにより、衝突体側の緩衝部が固定部材側の緩衝器に
対し、順次に時間差をもって衝突することになる。
したがって、衝突体が最初の衝突後に、二度、三度に亙
って他の物体と衝突した場合の減速度特性を検出するこ
とが可能になる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第1図にもとづいて説明する。
走行路8上に車輪9を介して自動車等の衝突体1を走行
自在に設置し、衝突体1の前側に複数の、例えば上下二
つの緩衝ゴム2,2からなる緩衝部を設けている。
他方、壁等の固定部材10に衝突体1の緩衝ゴム2,2に対
向して二つの油圧緩衝器3,3を上下に設置させている。
油圧緩衝器3はシリンダ11と、シリンダ11内にピストン
5を介して移動自在に挿入したピストンロツド4と、シ
リンダ11と同芯に設けたアウターチユーブ12と、シリン
ダ11内にピストン5で区画された二つの油室13,14と、
シリンダ11に設けた多段のオリフイス6とで構成され、
シリンダ11の位置、又は図に示すようにピストンロッド
4の設定位置を進行方向に沿つて距離lだけずらしてい
る。
この為、衝突体1が所定のスピードで進行すると、最初
に下方の緩衝ゴム2が一段目の下方のピストンロツド4
に衝突し、このピストンロツド4を圧縮する為、油室14
の油がオリフイス6を介してアウターチユーブ12内の油
室15に流出し、オリフイス6の流動抵抗で減衰力を発生
させ、この減衰力に見合う減速度が検出される。この際
の減速度特性は第2図の一段目の台形波dで表わされ
る。
次いで、更に衝突体1が進行すると、上方の緩衝ゴム2
が二段目の上方のピストンロツド4に衝突し、同じよう
に減衰力を発生させる。この時の減速度特性は第2図の
二段目の台形波eで表わされる。
二段以上の特性を得たい場合には緩衝ゴム2等の緩衝部
と油圧緩衝器3の数を位置をずらして複数設ければよ
い。油圧緩衝器は空圧緩衝器やスプリングその他の緩衝
器に置き代ることが可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、緩衝部に対向して複数の緩衝器を位置
をづらして複数設けたから、衝突体が進行方向に沿つて
時間遅れで順次各緩衝器に衝突でき、その都度減速度を
検出できるから、複数段の衝撃試験が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る衝撃試験装置の略示縦
断側面図、第2図は減速度特性を示すグラフ、第3図は
従来例の略示縦断側面図、第4図(A)(B)(C)は
従来の減速度特性を示すグラフである。 1……衝突体、2……緩衝ゴム、3……油圧緩衝器、4
……ピストンロツド、6……オリフイス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】衝突体の衝突面に複数の緩衝部を設け、こ
    れら緩衝部と対向して固定部材側に、衝突体の各緩衝部
    が順次に時間差をもって衝突する緩衝器を設置したこと
    を特徴とする衝突試験装置。
JP9462889U 1989-08-11 1989-08-11 衝撃試験装置 Expired - Lifetime JPH0731151Y2 (ja)

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JPH0335448U JPH0335448U (ja) 1991-04-08
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JP5484938B2 (ja) * 2010-02-03 2014-05-07 タカタ株式会社 衝突試験装置及び衝突試験方法

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JPH0335448U (ja) 1991-04-08

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