JPH07311290A - 時刻発生方法及び装置並びにその応用装置 - Google Patents

時刻発生方法及び装置並びにその応用装置

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JPH07311290A
JPH07311290A JP12585494A JP12585494A JPH07311290A JP H07311290 A JPH07311290 A JP H07311290A JP 12585494 A JP12585494 A JP 12585494A JP 12585494 A JP12585494 A JP 12585494A JP H07311290 A JPH07311290 A JP H07311290A
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gps
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GPS受信信号から絶対時刻に同期したクロ
ックパルス及び時刻データを再生し、精度の高い現在時
刻を生成する低消費電力型時刻発生装置及びこの高精度
時刻データとセンサ出力とを同時に記録するようにした
データ記録装置を提供する。 【構成】 GPS受信信号から時刻データ及び絶対時刻
に同期したクロックパルスを抽出するGPS受信機と、
このGPS受信機の電源をオンオフ制御する電源制御手
段と、クロックパルスより高い周波数でパルス信号を発
生する手段と、このパルス信号を計数するカウンタモジ
ュールと、カウンタモジュールのカウント値をパルス信
号の設定周波数で割り、その結果に基準時間を加算して
現在時刻を求める演算手段とを設けることによって達成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、GPS(グローバル
ポジショニング システム)受信機を用いて、絶対時
刻に正確に同期した現在時刻を発生する時刻発生装置及
びその地球物理的応用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】地震探査、火山探査等の地球物理探査で
は人工的地震源により地表に地震波を加え、この地震波
が地球の下方に進行し、種々の地下層の界面における弾
性インピーダンスの差により反射又は屈折させられる。
地表に沿ってかつ/又は地中穴に配置された地震計又は
受振器と呼ばれる検出器は、検出する地震波の反射及び
/又は屈折に応答してアナログの電気地震信号を発生
し、このアナログ電気地震信号をサンプリングしてデジ
タル化し記録する。次に記録された地震データは、地下
層の性質及び構造を決定するために引き続いて処理及び
分析される。
【0003】種々の携帯型の地震探査システムが知られ
ている。第1のタイプの携帯型地震探査システムは、ケ
ーブル無し地震記録システムを使用しており、この記録
システムは地震計又は受振器が発生した地震信号をデジ
タル的に記録し、これを行うのに多導体ケーブル、若し
くは地震データを中央の記録地点に送信するための無線
又は有線の遠隔測定法の如き別の手段を必要としない。
第2のタイプの携帯型地震探査システムは、各種の遠隔
測定システムを用いており、これら遠隔測定法システム
は獲得した地震データを無線通信リンク若しくはファイ
バ光学ケーブルによって中央の記録地点に中継するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして地震火山探査
システムにおいて、火山体の地中でマグマがどこにあり
どの様に移動しているのかが観測できると、的確に噴火
等を予知することができるが、山岳地形の火山体等をケ
ーブルで面的に中継する作業には膨大な作業及び危険な
いし費用が伴ない、上述の第2のタイプの携帯型地震探
査システムは現実的でない。また、無線通信リンクを用
いて観測するシステムもあるが、無線通信リンク装置は
装置全体が大きく重量が重く消費電力も大きいので、一
般には車両等により運搬、設置されるようになってい
る。しかしながら観測地域は谷、川等の地形的障害によ
り必ずしも車両等で360°の全方向からアクセスでき
ず、人手により観測機材を運搬設置する第1のタイプの
携帯型地震/火山探査システムが適応性、費用等の面で
一般に優れている。
【0005】かかる第1のタイプの携帯型地震探査シス
テムの1つとして適応型地震グループ記録装置の一例が
特開昭62−162987号公報に記載されている。こ
の適応型地震計グループ記録装置では、RF送受信機に
よりオペレーティングプログラムをダウンロードした
り、地震信号の獲得、処理等を遠隔制御するようにして
いるが、複数の適応型地震計グループ記録装置を同時に
作動させようとすると、各適応型地震計グループ記録装
置は物理的距離がそれぞれ独立して設置されているた
め、簡単に精度良く時刻合わせをすることができないと
いう問題点があった。この時刻合わせの精度は、マグマ
や断層等の距離計測精度に直接影響し、例えば、放送局
の時報電波等を利用して時刻合わせを行うと、従来10
msec以内に精度を高めることは極めて難しく、地震波の
伝播速度を4〜6Km/秒とすると200〜400mの
計測誤差は避けられなかった。
【0006】かかる地球上の離れた各地点間において、
各観測位置を精度良く求めると共に世界共通の絶対時刻
を精度良く補正するシステムとしてGPSが知られてい
る。そして測位用GPS受信機を用いて、絶対時刻に同
期した現在時刻を発生する時刻発生装置が特開平5−6
0882号公報に記載されている。しかしながら、上述
の公報に記載の時刻発生装置では測位用GPS受信機を
24時間作動させ、1秒毎にGPS受信機から出力され
る同期用クロックパルスにより内部カウンタをリセット
しているので、車や事務所等電源供給に何の不自由もし
ない環境では利用できるが、山岳地帯や砂漠等の電源供
給の限られた環境ではGPS受信機の消費電力が約1.
5W前後と比較的大きいので、手軽に利用できないとい
う問題点があった。
【0007】この発明は上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、この発明の目的はGPS受信機
を低消費電力モードで作動させ、低消費電力で絶対時刻
に正確に同期した現在時刻を発生する時刻発生装置を提
供すると共に、その地球物理的応用探査システムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は時刻発生装置
に関し、この発明の上記目的は、GPS受信信号から時
刻データ及び絶対時刻に同期したクロックパルスを抽出
するGPS受信機と、所定の周波数でパルス信号を発生
するパルス発生手段と、前記GPS受信機で得られる最
新の時刻データを基準時間として順次格納更新する基準
時間格納手段と、前記パルス発生手段で得られるパルス
信号をカウントするカウンタと、このカウンタのカウン
ト値を前記パルス発生手段の設定周波数で割り、その結
果に前記基準時間格納手段に格納された基準時間を加算
して現在時刻を求める演算手段と、この演算手段及び前
記GPS受信機に結合され、前記GPS受信機で得られ
るクロックパルスが所定の期間内に入っていることを確
認して前記カウンタのリセット信号を生成するカウンタ
リセット信号生成手段とを設けることによって達成され
る。
【0009】また、この発明の上記目的は、GPS受信
信号から時刻データ及び絶対時刻に同期したクロックパ
ルスを抽出するGPS受信機と、所定の周波数でパルス
信号を発生するパルス発生手段と、前記GPS受信機で
得られる最新の時刻データを基準時間として順次格納更
新する基準時間格納手段と、前記パルス発生手段で得ら
れるパルス信号をカウントするカウンタと、このカウン
タのカウント値を前記パルス発生手段の設定周波数で割
り、その結果に前記基準時間格納手段に格納された基準
時間を加算して現在時刻を求める演算手段と、この演算
手段及び前記GPS受信機に結合され、前記GPS受信
機で得られるクロックパルスが所定の期間内に入ってい
ることを確認して前記カウンタのリセット信号を生成す
るカウンタリセット信号生成手段と前記演算手段に結合
され前記GPS受信機の電源をオンオフ制御する電源制
御手段とを具え、前記カウンタで計測されるカウンタ値
の絶対精度が所定の精度範囲内となるように、前記GP
S受信機及びカウンタリセット信号生成手段に前記電源
制御手段により間欠的に電源を供給することによっても
達成される。
【0010】この発明は時刻発生方法にも関し、この発
明の上記目的は、GPS受信信号から時刻データ及び絶
対時刻に同期したクロックパルスを抽出するGPS受信
工程と、所定の周波数でパルス信号を発生するパルス発
生工程と、前記GPS受信工程で得られる最新の時刻デ
ータを基準時間として順次格納更新する基準時間格納工
程と、前記パルス発生工程で生成されるパルス信号をカ
ウンタでカウントし、このカウント値を前記パルス発生
工程の設定周波数で割り、その結果に前記基準時間格納
工程で格納された基準時間を加算して現在時刻を求める
現在時刻演算工程と、前記GPS受信工程で得られるク
ロックパルスが所定の期間内に入っていることを確認し
て前記カウンタのリセット信号を生成するカウンタリセ
ット信号生成工程とを設けることによって達成される。
【0011】また、この発明の上記目的はGPS受信信
号から時刻データ及び絶対時刻に同期したクロックパル
スを抽出するGPS受信工程と、所定の周波数でパルス
信号を発生するパルス発生工程と、前記GPS受信工程
で得られる最新の時刻データを基準時間として順次格納
更新する基準時間格納工程と、前記パルス発生工程で生
成されるパルス信号をカウンタでカウントし、このカウ
ント値を前記パルス発生工程の設定周波数で割り、その
結果に前記基準時間格納工程で格納された基準時間を加
算して現在時刻を求める現在演算工程と、前記GPS受
信工程で得られるクロックパルスが所定の期間内に入っ
ていることを確認して前記カウンタのリセット信号を生
成するカウンタリセット信号生成工程と、前記カウンタ
で計測されるカウンタ値の絶対精度が所定の精度範囲内
となるように、間欠的に電源を供給して前記GPS受信
工程及びカウンタリセット信号生成工程を作動させるよ
うにした電源制御工程とを設けることによって達成され
る。
【0012】更にまた、この発明はセンサからのセンサ
出力信号を獲得し、処理し、記憶するための自律型デー
タ記録装置(Autonomous Data Recorder :ADRと略
す) にも関し、この発明の上記目的は、 イ)時刻発生装置、 ロ)第1固体メモリ ハ)前記ADRに設けられており、記録装置作動パラメ
ータのメニューを提供する複数のオペレーティングプロ
グラムを前記ADRの前記第1固体メモリに電子的にダ
ウンロードするための入力手段、 ニ)前記ADRに設けられており、前記時刻発生装置の
絶対時間に応答して、前記オペレーティングプログラム
が提供する記録装置作動パラメータの前記メニューから
記録装置作動パラメータの組を選択して前記センサ信号
を獲得し処理するようにするための処理手段、及び ホ)前記処理手段からの獲得され処理されたセンサデー
タを記憶するための第2固体メモリとを具えた自律型デ
ータ記録装置によって達成される。
【0013】また、この発明は空間的に異なる地点に配
備された自律型データ記録装置によってセンサ信号を獲
得し、処理し、記憶し、統合処理するための物理探査方
法にも関し、この発明の上記目的は、 イ)GPS受信信号から絶対時刻を受信して絶対時刻精
度を管理すると共に、常駐したオペレーティングプログ
ラムが提供する記録装置作動パラメータのメニューから
1組の記録装置作動パラメータを選択して待機する工
程、 ロ)前記選択された1組の記録装置作動パラメータに従
って各自律型データ記録装置に電子的に結合された少な
くとも1つのセンサにより発生されるセンサ信号を絶対
時刻と共に獲得し処理する工程、 ハ)前記各自律型データ記録装置に記録されたセンサ信
号を統合処理装置に転送して、センサ信号の空間的特性
を解析する工程を設けることによっても達成される。
【0014】更にまた、この発明の上記目的は イ)GPS受信信号から空間位置及び絶対時刻を受信し
て絶対時刻精度を管理すると共に、常駐したオペレーテ
ィングプログラムが提供する記録装置作動パラメータの
メニューから1組の記録装置作動パラメータを選択して
待機する工程、 ロ)前記選択された1組の記録装置作動パラメータに従
って各自律型データ記録装置に電子的に結合された少な
くとも1つのセンサにより発生されるセンサ信号を空間
位置及び絶対時刻と共に獲得し処理する工程、 ハ)前記各自律型データ記録装置に記録されたセンサ信
号を統合処理装置に転送して、センサ信号の空間・時間
特性を解析する工程から成る物理探査方法によっても達
成される。
【0015】また、この発明は空間的に異なる地点に配
備された自律型データ記録装置によってセンセ信号を獲
得し、処理し、記憶し、統合処理するための物理探査シ
ステムにも関し、この発明の上記目的は、 イ)前記各自律型データ記録装置にオペレーティングプ
ログラムが提供する記録装置作動パラメータのメニュー
から1組の記録装置作動パラメータを選択して設定する
ためのパラメータ選択設定手段と、 ロ)前記選択された1組の記録装置作動パラメータに従
って電子的に結合された少なくとも1つのセンサにより
発生されるセンサ信号をGPS受信信号から獲得される
絶対時刻と共に獲得し処理し記憶する自律型データ記録
装置と、 ハ)前記各自律型データ記録装置に記録されたセンサ信
号を入力して、センサ信号の空間/時間的特性を解析す
る統合処理手段とを設けることによって達成される。
【0016】更にまた、この発明の上記目的は物理探査
に関心のある地域に配備された自律型データ記録装置に
よってセンサ信号を獲得し、処理し、記憶し、統合処理
するための物理探査システムにおいて、 イ)前記各自律型データ記録装置にオペレーティングプ
ログラムが提供する記録装置作動パラメータのメニュー
から1組の記録装置作動パラメータを選択して設定する
ためのパラメータ選択設定手段と、 ロ)前記選択された1組の記録装置作動パラメータに従
って電子的に結合された少なくとも1つのセンサにより
発生されるセンサ信号をGPS受信信号から獲得される
空間位置及び絶対時刻と共に獲得し処理し記憶する自律
型データ記録装置と、 ハ)前記各自律型データ記録装置に記録されたセンサ信
号を入力して、センサ信号の空間/時間的特性を解析す
る統合処理手段とを設けることによっても達成される。
【0017】
【作用】この発明の時刻発生装置によれば、時刻補正時
以外はGPS受信機の電源供給を停止しているので、低
消費電力で絶対時刻補正が行える。従って、同一容量の
電池であればより長時間の地震データが記録できると共
に、携帯型データ記録装置の重量を著しく軽量化でき
る。また、GPS時刻較正システムを利用して時刻補正
するので、10μsec 〜1msec単位の時刻補正が可能と
なり、物理探査の計測精度を飛躍的に高めることができ
る。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0019】図1はこの発明の時刻発生装置のハードウ
ェア構成の一例を示すもので、GPSアンテナ2で受信
されたGPS信号はGPS受信機4に送られる。このG
PS受信機4は入力GPS信号から測位データを検出出
力すると共にその測位データ中に含まれている絶対時刻
に基づく時刻データTDだけを抽出することができ、更
に絶対時刻に同期したクロックパルス(以下、GPSパ
ルス)CPを再生出力する。これらの測位データ、時刻
データTD及びGPSパルスCPはマイクロプロセッサ
(以下、MPU)10等で構成された時刻補正部に送ら
れる。
【0020】この時刻補正部は、MPU10、発振器
6、カウンタ及びタイマモジュール8(カウンタ又はタ
イマが論理回路と共に一個又は複数個内蔵されてい
る。)、カウンタリセット手段12、記憶手段14及び
入出力制御部16で構成される。GPSパルスCPはM
PU10に送られると共に、リセット手段12を構成す
るアンドゲートの一方の端子にも入力され、他方の入力
端子はMPU10から出力される制御信号XGが接続さ
れるようになっている。またリセット手段12の出力R
STは計時用カウンタ8のリセット端子に接続され、ハ
ードウェアで直接計時用カウンタ8をリセットするよう
になっている。
【0021】一方、発振器6は一定の周波数信号を発生
し、計時用タイマ8の発振源となるもので、その周波数
精度により後述の時刻校正処理精度が決定されるので、
できる限り精度の高いものが望ましく、例えば、温度補
償付水晶発振器が好適である。タイマ/カウンタモジュ
ール8は発振器6の出力信号をカウントするカウンタと
して動作すると共に、MPU10からの設定条件により
タイマとしても動作可能となっており、例えば、MPU
10の設定条件で1、2、5、10、20、50、10
0、200、500、1000、2000、5000ミ
リ秒の割込クロックを適当に選択して出力できるような
構成のものが好ましい。そして、計時用カウンタ8は発
振器6の出力信号をもとに設定された周波数のクロック
を計数してMPU10にパラレル出力すると共に、MP
U10が省電力モードで機能停止中は機能停止期間を計
測するタイマとして単独で作動するようになっている。
【0022】MPU10は、カウンタ8からのパルスカ
ウント値をパラレル入力し、GPSパルスCPを割込み
入力として図3に示す時刻校正処理ルーチンを起動して
基準時間を更新すると共に現在時刻を求める。この現在
時刻データは記憶手段14に格納されると共に、入出力
制御部16を介して外部に出力される。
【0023】このような構成において、図2のタイムチ
ャート及び図3のフローチャートを参照してその動作を
説明する。
【0024】GPSシステムでは、図2(A)に示すよ
うに、GPS受信機4で得られるクロックパルスCPは
絶対時刻に同期させて再生されており、通常は1秒間隔
で再生出力されている。また、時刻データTDも正常な
状態では1秒毎に更新されるようになっている。しかし
ながら、GPSアンテナ2の上空に高い樹木があった
り、太陽の黒点活動により電離層の状態が急変したりす
ると、必ずしも毎回、確実にクロックパルスCPを1秒
間隔で再生できるとは限らない。
【0025】そこで、時刻補正部では、MPU10によ
り図3に示す処理を実行して時刻データTDを校正し、
基準時間及び現在時刻を求める。先ず、図2(A)の時
刻t1にGPS受信機4から出力されたクロックパルス
CPがMPU10に入力される(ステップS2)。する
と、MPU10では次に出力されるクロックパルスCP
をチェックするため、図2(B)に示すような期間t2
だけ経過後、期間t3だけ低レベルとなるようなソフト
ウェアモノマルチルーチンを起動させる(ステップS
8)と共に、図2(D)に示すタイミングでGPS受信
機4から出力される最新の時刻データTDを読込む(ス
テップS6)。
【0026】しかして、図2(A)の例では、所定の期
間t3内に次のCPパルスが到達しなかったので(ステ
ップS8)、ステップS2に戻り、GPS受信機4から
出力されるCPパルスの入力待ちとなる。そして、図2
(A)の時刻t4において再びCPパルスが出力される
と、時期間t2だけ経過後、期間t3だけ低レベルとな
るようなソフトウェアモノマルチルーチンを再び起動さ
せる(ステップS8)と共に、図2(D)に示すタイミ
ングでGPS受信機4から出力される最新の時刻データ
TDをMPU10に読込む(ステップS6)。
【0027】次に、今回はチェック期間t3の期間内に
次のCPパルスがGPS受信機4から出力された(ステ
ップS8)ので、リセット手段12を介して計時用カウ
ンタ8だけがCPパルスの立下がりのタイミングでハー
ド的にリセットされると共に、ステップS6で読込んだ
時刻データを秒以下の時刻を切り捨てた時間に調整した
後、1秒を加えて基準時間として格納する(ステップS
10)。例えばステップS6で入力した時刻が0:0
1:02.03秒であった場合、基準時間は0:01:
03.00秒となる。
【0028】かくして、基準時間の更新が終了すると、
センサ入力等他の処理があるか否かチェックし(ステッ
プS12)、無ければステップS2へ戻る。一方、他の
処理がある場合は、更新した基準時間(秒)及びカウン
タ8のカウント値(N)から次式を演算し、現在時刻
(秒)を求めた後、他の処理を実行する(ステップS1
4)。
【0029】
【数1】現在時刻(秒)=基準時間(秒)+カウント値
(N)/タイマ周波数(Hz) 尚、タイマ周波数(Hz)はタイマ8の設定周波数であ
り、タイマ周波数を1000Hzとすると、分解能は1
ミリ秒となる。
【0030】従って、上記構成による時刻発生装置は、
GPS受信機4から出力されるCPパルス間隔をチェッ
クして計時用カウンタ/タイマをリセットすると共に、
チェック用CPパルスの到達時点でハードウェアカウン
タ及びソフトウェア絶対時刻を同時に更新するようにし
ているのでタイマサービス・ルーチンにより任意の時点
で現在時刻の読出しがあっても、絶対時刻に同期した現
在時刻を正確に回答できる。また、CPパルスから生成
されるリセットパルスRSTの間隔を、一定の周波数で
分解して基準時間に加算することにより現在時刻を求め
るようにしているので、絶対時刻に同期した精度の高い
現在時刻を得ることもできる。
【0031】図1に対応させて示す図4はこの発明の時
刻発生装置の別の一実施例を示すものであり、それぞれ
同一の番号を付した装置は同一の機能を果たすと共に、
GPS受信機4及びデジタル回路20に電源供給手段4
2a及び42bを設け、不使用時にはMPU10に結合
された電源制御手段40を介して電池30の電源をON
−OFF制御して、電池30の消費電力低減を計ったも
のである。これは通常デジタル回路20及びMPU10
が40mA、発信器6及びカウンタモジュール8が2m
A程度の消費電力に対し、GPS受信機4が300mA
と非常に消費電力が大きいので(各装置の電源電圧は5
Vを想定しているが、電源電圧が3V前後に設定できれ
ば、一段と消費電力を節約できることは明らかであ
る。)、絶対時刻の同期調整が終了したら直ちにGPS
受信機4の電源をオフすると、電池の消耗を大幅に低減
でき、特に携帯型装置用時刻発生装置として有用であ
る。
【0032】図4の時刻発生装置の動作を図5のフロー
チャートを参照して説明すると、先ず、MPU10から
GPS受信機4に対し、別の手段で入手した大まかな現
在位置及び絶対時刻を入力し、図3と同様な処理を実行
して、正確な現在位置の測位データを入手すると共に、
GPS絶対時刻との同期をとる(ステップS20)。
【0033】そして、図2(B)に示す次のCPパルス
受信チェック期間t3内に、GPS受信機4からCPパ
ルスを入力したら、GPS時刻データ+1を基準時間と
して記憶手段14に更新・格納すると共に、直ちに電源
制御手段40にGPS受信機4の電源断指令PG1を出
力する(ステップS22)。更に、発振器6の周波数安
定精度(例えば、0.1ppm乃至10ppm)に応じ
て、次の電源投入時刻を計算し(例えば、0.1ppm
精度であれば150分後、また10ppm精度であれば
100秒であるか通常は1ppm精度で3〜6時間間隔
で電源投入すると十分である。)、タイマのMPU起動
用タイマ8へ次の電源投入割込発生時刻を設定し、電源
制御手段40を介して、デジタル回路20の電源もオフ
する(ステップS22)。その後、MPU10は省電力
モードへ移る(ステップS24)。この状態では発振器
6及びカウンタモジュール8のみが作動しているので、
消費電源は約2mAと1/150以下に節約できる。
【0034】かくして、上述の電源再投入時刻に至る
と、タイマ8からタイマ割込が発生し、MPU10に再
起動がかかる(ステップS26)。MPU10は再起動
されると、先ずデジタル回路20及びGPS受信機4の
電源を電源制御手段40を介して再投入する(ステップ
S28)。続いて、MPU10はGPS受信機4からの
CPパルス入力待ちとなり(ステップS30)、CPパ
ルスが到達すると、次のCPパルス到達迄の時間間隔を
チェックするためのソフトウェアモノマルチルーチンを
起動させると共に、GPS受信機4から時刻データTD
が出力された場合には(ステップS32)、このGPS
時刻データをMPU10へ読込む(ステップS34)。
【0035】かくして、所定のチェック期間t3内に次
のCPパルスが到達すると(ステップS36)、リセッ
ト手段12を介してハード的にカウンタモジュール8の
計時用カウンタがリセットされ、再びカウントが開始さ
れると共に、MPU10から電源制御手段40を介して
直ちにGPS受信機4の電源供給がカットされ、ステッ
プS34で読込んだGPS時刻データ+1が基準時間と
して記憶手段14に更新格納される(ステップS3
8)。
【0036】続いて、他の処理があるか否かチェックし
(ステップS40)、有る場合には、基準時間及びカウ
ンタ値から現在時刻を演算すると共にセンサ入力等他の
処理を実行する(ステップS42)。その後、ステップ
S22と同様に、次の電源投入時刻を演算してタイマ8
の再起動用タイマへ設定した後、デジタル回路20の電
源供給をカットし(ステップS44)、ステップS24
へ移り、MPU10の省電力モードへ移る。
【0037】以下、ステップS24乃至S44の処理を
繰り返す。かかる電源制御手段により、GPS絶対時間
に同期した絶対時刻を高精度で長時間、最小の消費電力
で維持することが可能となり、特に、電池容量に制限の
ある携帯型装置において有効な時刻発生方法である。
尚、上述のフローチャートにおいてステップS28のG
PS受信機への電源投入からステップS38のGPS受
信機電源断迄の期間は通常30秒乃至2分程度である。
【0038】次に、この時刻発生装置を地球物理探査へ
応用した例を述べる。図6は火山体の構造探査の一例で
あり、ダイナマイト100a,100b等により人工地
震を発生させ、この地震波を予め空間的に分散設置した
多数の観測点(200a〜200m)で記録し、後でこ
の記録データを収集解析してマグマや火山体の地下構造
を演算するものである。しかして、複雑な火山地帯の中
にできるだけ均一に観測点を設定するためには、機械の
運搬は人手に頼るしかなく、小型・軽量・低消費電力の
携帯型高精度記録装置を提供する必要がある。
【0039】図4に対応させて示す図7はかかる携帯用
自律型データ記憶装置200aの一例であり、それぞれ
同一の番号を付した装置は同一の機能を果たすと共に、
プリアンプ52a〜52m、低減フィルタ54a〜54
m、マルチプレクサ56及びAD変換手段58で構成さ
れたアナログ回路50がMPU10に結合され、その電
源は電源制御手段40から出力される制御信号PGkに
よりオンオフ制御されると共に、操作メニュー等が液晶
等で構成された表示手段20bに表示され入力手段70
を介して各種パラメータを選択/設定するようになって
いる。又プリアンプ52a〜52mの先には地震センサ
60a〜60cや温度センサ等が接続されるようになっ
ている。
【0040】このような構成においてその動作を図8乃
至図10を参照して説明すると、先ず、データ記録装置
200aにセンサ等の測定条件をダウンロードし又は表
示手段20bと入力手段70を操作して初期設定する
(図8のステップS60)。又、各観測地点に到着した
ならば、大まかな空間位置及び絶対時刻をダウンロード
データ又は入力手段70を介してMPU10に入力し、
これらデータをGPS受信機4に転送して、図3のフロ
ーチャートと同一の処理を実行し、正確な現在位置の測
位データをGPS受信機4から読出すと共に、GPSク
ロックパルスCPによりGPS絶対時刻との同期をとる
(ステップS60)。
【0041】かくして、初期設定が終了すると、MPU
10から電源制御手段40へGPS受信機4及びアナロ
グ回路50の電源断指令を出力し、その後タイマ8の再
起動用タイマへ時刻補正のための次の電源投入時刻を設
定して、デジタル回路20a及び20bの電源をカット
する(ステップS62)。
【0042】その後、MPU10は省電力モードへ移り
(ステップS64)、この状態では、発振器6及びカウ
ンタモジュール8のみが作動しているので、消費電流は
大幅に節約できる。
【0043】しかして上述の電源再投入時刻に至ると、
タイマモジュール8からタイマ割込が発生し、MPU1
0に再起動がかかる(ステップS66)。MPU10は
再起動されると、先ず、再起動の要因が時刻補正のため
のものか、指定時刻でのセンサ計測のためのものか、他
の処理のためのものか判定する。そして、GPS時刻補
正のための再起動の場合には(ステップS68)、デジ
タル回路20a及びGPS受信機4の電源を投入して図
5のステップS28乃至S38と同様のGPS時刻補正
処理を行ない(ステップS70)、ステップS84へ移
る。
【0044】また、指定時刻でのセンサ計測の場合には
(ステップS72)、先ずデジタル回路20a及びアナ
ログ回路50の電源を投入した後、プリアンプ、フィル
タ及びAD変換パラメータ等を記憶手段14から読出
し、所定のレジスタ等にそれぞれ設定する(ステップS
74)。その後、指定時刻迄カウンタ8を監視し(ステ
ップS76)、指定時刻となったなら、基準時間及びカ
ウンタ値から現在時刻を演算して記憶手段14に記憶す
ると共に、センサ60a〜60mの出力を順次切換え
て、AD変換手段58によりデジタル化し、記憶手段1
4に所定の回数だけを書込む。
【0045】この様子を図9(A)乃至(F)及び図1
0を参照して更に詳しく説明すると、MPUI0は図9
(A)のように待機モードと記録モードとをそれぞれ切
替えて実行するようになっており、その間に発振器6の
精度が所定の精度より悪化する少し手前の時刻でGPS
受信機4に電源を再供給して絶対時刻精度が所定の精度
範囲内に必ず収まるように制御している(図9
(B))。しかして、待機モードでは、消費電力を低減
させるため、アナログ回路50、デジタル回路20a及
びMPU10の電源をカットすると共に、記録に必要な
時のみ各装置に電源を供給するように、電源制御手段4
0により各装置の電源をきめ細かくオンオフ制御するよ
うにしている。そして、記録iのサンプリングモードで
は、図9(C)の時点t30でMPU10を再起動さ
せ、デジタル回路20a及びアナログ回路50に電源を
供給すると共に、マルチプレクサ56をパラメータで指
定された順番で順次切換え、AD変換してセンサ出力6
0a〜60mを順次デジタル化するようになっている
(図9(D))。更に、測定開始指定時刻t32の手前
のプリトリガ開始時点t31から上述したAD変換デー
タを図10に示すようなフォーマットで記憶手段14に
書込むようになっている(図9(E)及び(F))。
【0046】すなわち、記録i番目のデータとしては、
測定位置、測定時刻、プリアンプゲイン、フィルタ条
件、AD変換条件、プリトリガ期間(ウインドウ期
間)、外部増幅器ゲイン、温度/湿度及び各センサのA
D変換値等があり、記憶手段14としては、フラッシュ
メモリ又はバッテリ内蔵RAM等の電源のオンオフによ
り記憶内容が消えないメモリが望ましい。
【0047】かくして、指定時刻でのセンサ計測が終了
すると、アナログ回路50の電源をカットした後(ステ
ップS78)、ステップS84へ移る。
【0048】また、システムのダウンロード、記録デー
タの外部への転送、テストプログラムの実行、パラメー
タ設定等の他の処理を実行する場合には(ステップS8
0)、それぞれ必要な装置にのみ電源を供給し、各処理
を実行するようになっている(ステップS82)。
【0049】更に、ステップS84では、次のGPS時
刻補正開始時刻と記録iの開始時刻とを比較し、どちら
か早い方の時刻をタイマ8の再起動用タイマに設定し
て、デジタル回路20aの電源をカットする(ステップ
S84)。
【0050】尚、図11に示すようにGPSアンテナ2
の周囲に太陽電池パネル1を貼付けたアンテナを用意
し、GPSアンテナ2に太陽が当たる間は、太陽電池パ
ネル1によりバッテリ30を充電するようにすると、電
池寿命を更に延長することが可能である。
【0051】一方、データ記録装置200aのプログラ
ミング構造を図12に基づいて説明すると、図示しない
パーソナルコンピュータ等で作成された操作オペレーテ
ィングプログラム500やダウンロード可能アルゴリズ
ム510等は入出力制御手段16を介してROM等に書
込まれたMPUオペレーティングプログラム410の制
御の基にバファメモリ420に一度読込まれ、フラッシ
ュメモリ等の所定のアドレスへ書込まれるようになって
いる。又各記録モードでサンプリングしたセンサ出力は
センサデータメモリ600へ順次書込まれるようになっ
ている。このようなプログラミング構造を採用すると、
操作メニューへのデータ設定やフィルタアルゴリズムを
ハードウェア構成を何も変更せずに容易に変更できて大
変便利である。
【0052】又、上述のデータ記録装置を長大橋や超大
型タンカー或いは大きな建物に複数個分散設置して、絶
対時刻に同期した加速度センサ出力を記録すると、デー
タ収集のためのケーブル敷設作業が不要となり、構造設
計等の振動解析確認作業を容易に実施することができ
る。更に、南極/北極等で地磁気センサ出力を絶対時刻
と共に記録することにより、オーロラ現象の解析にも役
立てることができる。更に又、上述のデータ記録装置の
一方を地面に固定して振動計測し、他方のデータ記録装
置を車等の移動体に固定して、地面の振動及び車の振動
を絶対時刻に基づいて同時計測することにより、移動体
と地面との間の伝達関数等を求めることも可能となり、
従来不可能であった各種振動計測が容易に実現できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の時刻発
生装置によれば、低消費電力で正確な絶対時刻の補正が
実現できる。また、従来の方法と比較して、1桁精度の
高い時刻補正が実現できるので、物理探査精度を一段と
向上させることができる。更に、移動体と地上とそれぞ
れ独立して絶対時刻に基づいた振動計測ができるので、
従来計測不能であった移動体と地面との間の伝達関数等
も容易に演算することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の時刻発生装置の一実施例を示すハー
ドウェアブロック図である。
【図2】その動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図3】その動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】この発明の別の時刻発生装置の一実施例を示す
ハードウェアブロック図である。
【図5】その動作を示すためのフローチャートである。
【図6】火山探査の原理を説明するための図である。
【図7】この発明のデータ記録装置のハードウェア構成
の一例を示す図である。
【図8】その動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】その動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図10】読取装置の記録フォーマットの一例である。
【図11】この発明の充電兼用のGPSアンテナの一例
である。
【図12】この発明のデータ記録装置のプログラム構造
を説明するための図である。
【符号の説明】
2 GPSアンテナ 4 GPS受信機 6 発振器 8 タイマ・カウンタ・モジュール 10 MPU 12 リセット手段 14 記憶手段 16 入出力制御手段 20,20a デジタル回路 20b 表示手段 30 電池 40 電源制御手段 50 アナログ回路 60a〜60m センサ 70 入力手段 100,100a 時刻発生装置 200a,200n データ記録装置

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS受信信号から時刻データ及び絶対
    時刻に同期したクロックパルスを抽出するGPS受信機
    と、所定の周波数でパルス信号を発生するパルス発生手
    段と、前記GPS受信機で得られる最新の時刻データを
    基準時間として順次格納更新する基準時間格納手段と、
    前記パルス発生手段で得られるパルス信号をカウントす
    るカウンタと、このカウンタのカウント値を前記パルス
    発生手段の設定周波数で割り、その結果に前記基準時間
    格納手段に格納された基準時間を加算して現在時刻を求
    める演算手段と、この演算手段及び前記GPS受信機に
    結合され、前記GPS受信機で得られるクロックパルス
    が所定の期間内に入っていることを確認して前記カウン
    タのリセット信号を生成するカウンタリセット信号生成
    手段とを具備する時刻発生装置。
  2. 【請求項2】 GPS受信信号から時刻データ及び絶対
    時刻に同期したクロックパルスを抽出するGPS受信機
    と、所定の周波数でパルス信号を発生するパルス発生手
    段と、前記GPS受信機で得られる最新の時刻データを
    基準時間として順次格納更新する基準時間格納手段と、
    前記パルス発生手段で得られるパルス信号をカウントす
    るカウンタと、このカウンタのカウント値を前記パルス
    発生手段の設定周波数で割り、その結果に前記基準時間
    格納手段に格納された基準時間を加算して現在時刻を求
    める演算手段と、この演算手段及び前記GPS受信機に
    結合され、前記GPS受信機で得られるクロックパルス
    が所定の期間内に入っていることを確認して前記カウン
    タのリセット信号を生成するカウンタリセット信号生成
    手段と、前記演算手段に結合され前記GPS受信機の電
    源をオンオフ制御する電源制御手段とを具え、前記カウ
    ンタで計測されるカウンタ値の絶対精度が所定の精度範
    囲内となるように、前記GPS受信機及びカウンタリセ
    ット信号生成手段に前記電源制御手段により間欠的に電
    源を供給するようにしたことを特徴とする時刻発生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記GPS受信機で得られる絶対時刻と
    前記カウンタのカウンタ値との相対誤差信号から次の電
    源投入時刻を演算するようにした請求項2に記載の時刻
    発生装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス発生手段が温度補償付発振器
    で構成された請求項1乃至3に記載の時刻発生装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段がマイクロプロセッサで構
    成され、前記基準時間格納手段がフラッシュメモリ又は
    バッテリーバックアップされた半導体RAMメモリで構
    成された請求項1乃至4に記載の時刻発生装置。
  6. 【請求項6】 前記カウンタリセット信号生成手段は二
    入力アンドゲートで構成され、その一方の入力には前記
    GPS受信機で得られるクロックパルスが供給され、他
    方の入力には前記演算手段から所定の期間だけアクティ
    ブとなる制御信号が供給されるようになっている請求項
    1乃至5に記載の時刻発生装置。
  7. 【請求項7】 前記電源制御手段により前記GPS受信
    機及びカウンタリセット信号生成手段の電源をオフ制御
    した場合、次にこの電源をオン制御する迄の時間を前記
    カウンタに設定した後、当該設定時間経過中、更に前記
    演算手段を省電力モードで待機させるようにした請求項
    2乃至6に記載の時刻発生装置。
  8. 【請求項8】 装置の電源が充電可能電池で構成される
    と共に、該電池への外部からの充電端子を設けるように
    した請求項1乃至7に記載の時刻発生装置。
  9. 【請求項9】 太陽電池で前記充電可能電池に充電する
    ようにした請求項8に記載の時刻発生装置。
  10. 【請求項10】 前記GPS受信機に接続されるGPS
    アンテナが太陽電池を兼備した請求項1乃至9に記載の
    時刻発生装置。
  11. 【請求項11】 GPS受信信号から時刻データ及び絶
    対時刻に同期したクロックパルスを抽出するGPS受信
    工程と、所定の周波数でパルス信号を発生するパルス発
    生工程と、前記GPS受信工程で得られる最新の時刻デ
    ータを基準時間として順次格納更新する基準時間格納工
    程と、前記パルス発生工程で生成されるパルス信号をカ
    ウンタでカウントし、このカウント値を前記パルス発生
    工程の設定周波数で割り、その結果に前記基準時間格納
    工程で格納された基準時間を加算して現在時刻を求める
    現在時刻演算工程と、前記GPS受信工程で得られるク
    ロックパルスが所定の期間内に入っていることを確認し
    て前記カウンタのリセット信号を生成するカウンタリセ
    ット信号生成工程とを具備する時刻発生方法。
  12. 【請求項12】 GPS受信信号から時刻データ及び絶
    対時刻に同期したクロックパルスを抽出するGPS受信
    工程と、所定の周波数でパルス信号を発生するパルス発
    生工程と、前記GPS受信工程で得られる最新の時刻デ
    ータを基準時間として順次格納更新する基準時間格納工
    程と、前記パルス発生工程で生成されるパルス信号をカ
    ウンタでカウントし、このカウント値を前記パルス発生
    工程の設定周波数で割り、その結果に前記基準時間格納
    工程で格納された基準時間を加算して現在時刻を求める
    現在演算工程と、前記GPS受信工程で得られるクロッ
    クパルスが所定の期間内に入っていることを確認して前
    記カウンタのリセット信号を生成するカウンタリセット
    信号生成工程と、前記カウンタで計測されるカウンタ値
    の絶対精度が所定の精度範囲内となるように、間欠的に
    電源を供給して前記GPS受信工程及びカウンタリセッ
    ト信号生成工程を作動させるようにした電源制御工程と
    を具備する時刻発生方法。
  13. 【請求項13】 データ収録システムにおいて、少なく
    とも1つのセンサからのセンサ信号を獲得し、処理し、
    記憶するための自律型データ記録装置(Autonomous Dat
    a Recorder :ADR) が イ)請求項1乃至10に記載の時刻発生装置、 ロ)第1固体メモリ、 ハ)前記ADRに設けられており、記録装置作動パラメ
    ータのメニューを提供する複数のオペレーティングプロ
    グラムを前記ADRの前記第1固体メモリに電子的にダ
    ウンロードするための入力手段、 ニ)前記ADRに設けられており、前記時刻発生装置の
    絶対時間に応答して、前記オペレーティングプログラム
    が提供する記録装置作動パラメータの前記メニューから
    記録装置作動パラメータの組を選択して前記センサ信号
    を獲得し処理するようにするための処理手段、及び ホ)前記処理手段からの獲得され処理されたセンサデー
    タを記憶するための第2固体メモリから成る自律型デー
    タ記録装置。
  14. 【請求項14】 前記処理手段と前記時刻発生装置にお
    ける演算手段とが同一のマイクロプロセッサで構成され
    た請求項13に記載の自律型データ記録装置。
  15. 【請求項15】 前記第2固体メモリに記憶された前記
    センサ信号を電子的に外部に転送するための出力手段を
    含む請求項13に記載の自律型データ記録装置。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の固体メモリがフラ
    ッシュメモリサブシステムから成る請求項13に記載の
    自律型データ記録装置。
  17. 【請求項17】 前記入力手段及び前記出力手段は、前
    記処理手段からのコード化信号に応答し、オペレーティ
    ングプログラムを前記第1固体メモリに電子的にダウン
    ロードし、かつ前記第2固体メモリに記憶されたセンサ
    信号を電子的に外部に転送するための高速データトラン
    シーバを含むことを特徴とする請求項15に記載の自律
    型データ記録装置。
  18. 【請求項18】 前記オペレーティングプログラムが提
    供する記録装置作動パラメータの前記メニューが、 イ)獲得パラメータ、 ロ)記録装置作動命令、 ハ)センサ信号処理命令、及び ニ)診断命令、 のグループから選択されることを特徴とする請求項13
    に記載の自律型データ記録装置。
  19. 【請求項19】 前記獲得パラメータが、センサ信号サ
    ンプリング・レート、センサ入力チャンネル、ローパス
    フィルタ周波数選択、前置増幅器利得、及び外部利得を
    含むことを特徴とする請求項18に記載の自律型データ
    記録装置。
  20. 【請求項20】 前記記録装置作動命令は、前記処理手
    段が応答する前記時刻発生装置の絶対時刻を含んでいる
    ことを特徴とする請求項18に記載の自律型データ記録
    装置。
  21. 【請求項21】 前記センサ信号処理命令は、重み付け
    アルゴリズム及び前記センサ信号を処理するためのウイ
    ンドウ長さを含むことを特徴とする請求項18に記載の
    自律型データ記録装置。
  22. 【請求項22】 空間的に異なる地点に配備された自律
    型データ記録装置によってセンセ信号を獲得し、処理
    し、記憶し、統合処理するための物理探査方法におい
    て、 イ)GPS受信信号から絶対時刻を受信して絶対時刻精
    度を管理すると共に、常駐したオペレーティングプログ
    ラムが提供する記録装置作動パラメータのメニューから
    1組の記録装置作動パラメータを選択して待機する工
    程、 ロ)前記選択された1組の記録装置作動パラメータに従
    って各自律型データ記録装置に電子的に結合された少な
    くとも1つのセンサにより発生されるセンサ信号を絶対
    時刻と共に獲得し処理する工程、 ハ)前記各自律型データ記録装置に記録されたセンサ信
    号を統合処理装置に転送して、センサ信号の空間的特性
    を解析する工程から成る物理探査方法。
  23. 【請求項23】 物理探査に関心のある地域に配備され
    た自律型データ記録装置によってセンサ信号を獲得し、
    処理し、記憶し、統合処理するための物理探査の方法に
    おいて、 イ)GPS受信信号から空間位置及び絶対時刻を受信し
    て絶対時刻精度を管理すると共に、常駐したオペレーテ
    ィングプログラムが提供する記録装置作動パラメータの
    メニューから1組の記録装置作動パラメータを選択して
    待機する工程、 ロ)前記選択された1組の記録装置作動パラメータに従
    って各自律型データ記録装置に電子的に結合された少な
    くとも1つのセンサにより発生されるセンサ信号を空間
    位置及び絶対時刻と共に獲得し処理する工程、 ハ)前記各自律型データ記録装置に記録されたセンサ信
    号を統合処理装置に転送して、センサ信号の空間・時間
    特性を解析する工程から成る物理探査方法。
  24. 【請求項24】 前記待機工程においては、GPS時刻
    補正時のみGPS受信機に電源を供給して時刻補正し、
    時刻補正しない期間中はGPS受信機への電源供給をカ
    ットするようにした請求項22又は23に記載の物理探
    査の方法。
  25. 【請求項25】 前記オペレーティングプログラムが提
    供する前記メニューの記録装置作動パラメータは、 イ)獲得パラメータ、 ロ)記録装置作動命令、 ハ)センサ信号処理命令、及び ニ)診断命令、 を含むことができることを特徴とする請求項22又は2
    3に記載の物理探査の方法。
  26. 【請求項26】 空間的に異なる地点に配備された自律
    型データ記録装置によってセンセ信号を獲得し、処理
    し、記憶し、統合処理するための物理探査システムにお
    いて、 イ)前記各自律型データ記録装置にオペレーティングプ
    ログラムが提供する記録装置作動パラメータのメニュー
    から1組の記録装置作動パラメータを選択して設定する
    ためのパラメータ選択設定手段と、 ロ)前記選択された1組の記録装置作動パラメータに従
    って電子的に結合された少なくとも1つのセンサにより
    発生されるセンサ信号をGPS受信信号から獲得される
    絶対時刻と共に獲得し処理し記憶する自律型データ記録
    装置と、 ハ)前記各自律型データ記録装置に記録されたセンサ信
    号を入力して、センサ信号の空間/時間的特性を解析す
    る統合処理手段とを具備することを特徴とする物理探査
    システム。
  27. 【請求項27】 物理探査に関心のある地域に配備され
    た自律型データ記録装置によってセンサ信号を獲得し、
    処理し、記憶し、統合処理するための物理探査システム
    において、 イ)前記各自律型データ記録装置にオペレーティングプ
    ログラムが提供する記録装置作動パラメータのメニュー
    から1組の記録装置作動パラメータを選択して設定する
    ためのパラメータ選択設定手段と、 ロ)前記選択された1組の記録装置作動パラメータに従
    って電子的に結合された少なくとも1つのセンサにより
    発生されるセンサ信号をGPS受信信号から獲得される
    空間位置及び絶対時刻と共に獲得し処理し記憶する自律
    型データ記録装置と、 ハ)前記各自律型データ記録装置に記録されたセンサ信
    号を入力して、センサ信号の空間/時間的特性を解析す
    る統合処理手段とを具備することを特徴とする物理探査
    システム。
  28. 【請求項28】 地球に加えられた地震エネルギーに応
    答する受振器センサからのセンサ信号を獲得し、処理
    し、記憶し、統合処理するようにした請求項26又は2
    7に記載の物理探査システム。
  29. 【請求項29】 地球に加えられた太陽エネルギーに応
    答するオーロラセンサからのセンサ信号を獲得し、処理
    し、記憶し、統合処理するようにした請求項26又は2
    7に記載の物理探査システム。
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