JPH07310833A - ボンベバルブ - Google Patents

ボンベバルブ

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Publication number
JPH07310833A
JPH07310833A JP12416794A JP12416794A JPH07310833A JP H07310833 A JPH07310833 A JP H07310833A JP 12416794 A JP12416794 A JP 12416794A JP 12416794 A JP12416794 A JP 12416794A JP H07310833 A JPH07310833 A JP H07310833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
valve
chamber
seat
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP12416794A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Okubo
政和 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Valve Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Daito Valve Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daito Valve Seisakusho Co Ltd filed Critical Daito Valve Seisakusho Co Ltd
Priority to JP12416794A priority Critical patent/JPH07310833A/ja
Publication of JPH07310833A publication Critical patent/JPH07310833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Valve Housings (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁箱の製造加工の簡略化、パーツ数の少減
化、コンパクト化、低コスト化、トラブル対策の容易化
をなす。 【構成】 減圧弁をユニット化して弁箱に内蔵し、当該
ユニットに残圧保持機能をもたせ、必要に応じて逆止弁
ももたせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減圧弁を内蔵したボン
ベバルブ、減圧弁と残圧弁とを内蔵したボンベバルブお
よび減圧弁と残圧弁と逆止弁とを内蔵したボンベバルブ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の減圧弁・残圧弁・逆止弁
を備えたボンベバルブとして次のようなものが特開平3
−219172号公報に開示されている。この公報に開
示されているボンベバルブは、同公報中の第2図に示す
ように、弁箱のガス入口穴に、閉止弁・減圧弁・残圧弁
を順に介してガス出口穴を連通されると共に減圧弁と並
列に設けたバイパス路にバイパス用逆止弁を配置された
構成のものであって、上記閉止弁・減圧弁・残圧弁およ
びバイパス用逆止弁が、同公報中の第1図および第3図
に示すように、各々の弁体が放射方向に進退する独立構
成の分散配置で弁箱の壁に設けられている。このため
に、上記公報中の第1図および第3図によっても明らか
であるように、バイパス路、その他を穿設する必要があ
って弁箱の製造加工が煩瑣でパーツ数も多いものであ
り、コンパクト化および低コスト化に難がある等の欠陥
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠陥を
解消する工夫およびその他の工夫を施した新規のボンベ
バルブを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わるボンベバルブは、弁箱1の下端にボン
ベ2への連結用ネジ部3を、また同弁箱1に縦向き貫孔
4と同縦向き貫孔4と交叉しない横向き貫孔5とを、ま
た縦向き貫孔4の中間個所に主弁座6をもつ主弁室7を
形成すると共に同縦向き貫孔4の上半部に手動のスピン
ドル8で作動する主弁9を当該主弁9が主弁座6に着座
して閉じ離れて開く状態として螺入し、横向き貫孔5の
左端部をガス出入口10とすると共に同横向き貫孔5の
右半部を太い径として円筒内周壁面の弁内蔵室12を形
成して当該弁内蔵室12と上記主弁室7を中間孔14で
連通状態とし、弁内蔵室12の左端に左方に向って細く
なる円錐形の第1弁座部13を設けると共に当該弁内蔵
室12内に左半分の外周が第1円錐形弁15を右半分の
外周が多角形面16を呈する弁ケース体17を、多角形
面16の稜18が同弁内蔵室12の円筒内周壁面に摺動
自在に当接した状態および第1円錐形弁15が第1弁座
部13に着座自在の状態で装入し、弁ケース体17に両
端が同弁ケース体17の左右両端面に連通した左半分が
細径で中間が中間径で右半分が太径の第1貫通孔19を
穿設し、この第1貫通孔19の第1中間径孔20の内周
壁を円筒面とすると共に当該第1中間径孔20内に左半
分が太径で右半分が細径の減圧弁体21を、太径左半分
22が第1中間径孔20に摺動自在に密接した状態とし
て装入すると共に第1貫通孔19において第1細径孔3
0と第1中間径孔20との間に減圧弁体21の左端が当
接する第1段部33を形成し、第1貫通孔19における
第1太径孔23の内周面に第1雌ネジ24を刻設し且つ
同第1太径孔23内に有底筒状の第1端蓋25を第1雌
ネジ24との螺合により螺着し、この第1端蓋25の第
1筒状部26内に上記減圧弁体21の細径右半分27を
摺動自在に密接した状態として装入すると共に当該第1
端蓋25の右端面壁に第1筒状部26の内外に連通する
第2貫通孔28を穿設し、この第2貫通孔28の左半分
を細径とし右半分を太径として中間に第2段部29を形
成し、また同第2貫通孔28の第2太径孔31の内周面
に第2雌ネジ32を刻設し、この第2雌ネジ32にシー
ト押止部材39を螺着すると共にシート押止部材39の
内端面と上記第2段部29との間に減圧弁体21の先端
の弁部47が着座するリング形状のシート48を挟装
し、またシート押止部材39に内端がシート48の中心
孔に内端が弁内蔵室12に連通する第3貫通孔42を穿
設し、上記横向き貫孔5における右の外端部の内周面に
第3雌ネジ36を刻設し且つ同外端部内に第2端蓋37
を第3雌ネジ36との螺合により螺着して弁内蔵室12
を閉塞状態とすると共に第2端蓋37の内側に弁ケース
体17を着座状態に戻すリターンバネ35を設けたもの
であり、
【0005】また、弁箱1の下端にボンベ2への連結用
ネジ部3を、また同弁箱1に縦向き貫孔4と同縦向き貫
孔4と交叉しない横向き貫孔5とを、また縦向き貫孔4
の中間個所に主弁座6をもつ主弁室7を形成すると共に
同縦向き貫孔4の上半部に手動のスピンドル8で作動す
る主弁9を当該主弁9が主弁座6に着座して閉じ離れて
開く状態として螺入し、横向き貫孔5の左端部をガス出
入口10とすると共に同横向き貫孔5の右半部を太い径
として円筒内周壁面の弁内蔵室2を形成して当該残圧弁
室12と上記主弁室7を中間孔14で連通状態とし、弁
内蔵室12の左端に左方に向って細くなる円錐形の第1
弁座部13を設けると共に当該弁内蔵室12内に左半分
の外周が第1円錐形弁15を右半分の外周が多角形面1
6を呈する弁ケース体17を、多角形面16の稜18が
同弁内蔵室12の円筒内周壁面に摺動自在に当接した状
態および第1円錐形弁15が第1弁座部13に着座自在
の状態で装入し、弁ケース体17に両端が同弁ケース体
17の左右両端面に連通した左半分が細径で中間が中間
径で右半分が太径の第1貫通孔19を穿設し、この第1
貫通孔19の第1中間径孔20の内周壁を円筒面とする
と共に当該第1中間径孔20内に左半分が太径で右半分
が細径の減圧弁体21を、太径左半分22が第1中間径
孔20に摺動自在に密接した状態として装入すると共に
第1貫通孔19において第1細径孔30と第1中間径孔
20との間に形成された第1段部33と減圧弁体21の
太径左半分22との間に当該減圧弁体21を右方に押圧
するつり合いバネ34を挟入し、第1貫通孔19におけ
る第1太径孔23の内周面に第1雌ネジ24を刻設し且
つ同第1太径孔23内に有底筒状の第1端蓋25を第1
雌ネジ24との螺合により螺着し、この第1端蓋25の
第1筒状部26内に上記減圧弁体21の細径右半分27
を摺動自在に密接した状態として装入すると共に当該第
1端蓋25の右端面壁に第1筒状部26の内外に連通す
る第2貫通孔28を穿設し、この第2貫通孔28の左半
分を細径とし右半分を太径として中間に第2段部29を
形成し、また同第2貫通孔28の第2太径孔31の内周
面に第2雌ネジ32を刻設し、この第2雌ネジ32にシ
ート押止部材39を螺着すると共にシート押止部材39
の内端面と上記第2段部29との間に減圧弁体21の先
端の弁部47が着座するリング形状のシート48を挟装
し、またシート押止部材39に内端がシート48の中心
孔に内端が弁内蔵室12に連通する第3貫通孔42を穿
設し、上記横向き貫孔5における右の外端部の内周面に
第3雌ネジ36を刻設し且つ同外端部内に有底筒状の第
2端蓋37を第3雌ネジ36との螺合により螺着して弁
内蔵室12を閉塞状態とすると共に第2端蓋37の内側
に弁ケース体17を着座状態に戻すリターンバネ35を
設けたものであり、
【0006】また、弁箱1の下端にボンベ2への連結用
ネジ部3を、また同弁箱1に縦向き貫孔4と同縦向き貫
孔4と交叉しない横向き貫孔5とを、また縦向き貫孔4
の中間個所に主弁座6をもつ主弁室7を形成すると共に
同縦向き貫孔4の上半部に手動のスピンドル8で作動す
る主弁9を当該主弁9が主弁座6に着座して閉じ離れて
開く状態として螺入し、横向き貫孔5の左端部をガス出
入口10とすると共に同横向き貫孔5の右半部を太い径
として円筒内周壁面の弁内蔵室12を形成して当該弁内
蔵室12と上記主弁室7を中間孔14で連通状態とし、
弁内蔵室12の左端に左方に向って細くなる円錐形の第
1弁座部13を設けると共に当該弁内蔵室12内に左半
分の外周が第1円錐形弁15を右半分の外周が多角形面
16を呈する弁ケース体17を、多角形面16の稜18
が同弁内蔵室12の円筒内周壁面に摺動自在に当接した
状態および第1円錐形弁15が第1弁座部13に着座自
在の状態で装入し、弁ケース体17に両端が同弁ケース
体17の左右両端面に連通した左半分が細径で中間が中
間径で右半分が太径の第1貫通孔19を穿設し、この第
1貫通孔19の第1中間径孔20の内周壁を円筒面とす
ると共に当該第1中間径孔20内に左半分が太径で右半
分が細径の減圧弁体21を、太径左半分22が第1中間
径孔20に摺動自在に密接した状態として装入すると共
に第1貫通孔19において第1細径孔30と第1中間径
孔20との間に形成された第1段部33と減圧弁体21
の太径左半分22との間に当該減圧弁体21を右方に押
圧するつり合いバネ34を挟入し、第1貫通孔19にお
ける第1太径孔23の内周面に第1雌ネジ24を刻設し
且つ同第1太径孔23内に有底筒状の第1端蓋25を第
1雌ネジ24との螺合により螺着し、この第1端蓋25
の第1筒状部26内に上記減圧弁体21の細径右半分2
7を摺動自在に密接した状態として装入すると共に当該
第1端蓋25の右端面壁に第1筒状部26の内外に連通
する第2貫通孔28を穿設し、この第2貫通孔28の左
半分を細径とし右半分を太径として中間に第2段部29
を形成し、また同第2貫通孔28の第2太径孔31の内
周面に第2雌ネジ32を刻設し、上記横向き貫孔5にお
ける右の外端部の内周面に第3雌ネジ36を刻設し且つ
同外端部内に有底筒状の第2端蓋37を第3雌ネジ36
との螺合により螺着し、この第2端蓋37の第2筒状部
38内にシート押止部材39を当該シート押止部材39
が同第2筒状部38の内周面に沿って摺動可能の状態で
嵌着してガス溜40を形成すると共にシート押止部材3
9の左半部の外周に第2雄ネジ41を刻設して当該第2
雄ネジ41を上記第2雌ネジ32に螺着し、シート押止
部材39に両端が同シート押止部材39の左右両端面に
連通する第3貫通孔42を穿設し、この第3貫通孔42
の中間に上記弁内蔵室12に開口する導通孔43を穿設
すると共に同第3貫通孔42において導通孔43より右
外側の位置に小型のチャッキ弁44を設け、また第2端
蓋37の右端面壁に第2筒状部38の内外に連通する第
4貫通孔45を穿設し、この第4貫通孔45に小型のブ
ロー弁46を設け、シート押止部材39の内端面と上記
第2段部29との間に減圧弁体21の先端の弁部47が
着座するリング形状のテフロン製シート48を挟装した
ものである。
【0007】
【実施例】図1〜図6に示す第1実施例は減圧弁を内蔵
したボンベバルブである。すなわち、下端にボンベ2へ
の連結用雄ネジ部3を備えた弁箱1を構成し、この弁箱
1に上下両端面に開口する縦向き貫孔4および左右両端
面に開口する横向き貫孔5をこれ等孔4、5が交叉しな
い状態として穿設する。縦向き貫孔4の中間個所に主弁
座6をもつ主弁室7を形成すると共に同縦向き貫孔4の
上半部に手動ハンドル(図示せず)およびスピンドル8
で作動する主弁9を当該主弁9が主弁座6に着座して閉
じ離れて開く状態として螺入する。また横向き貫孔5の
左端部をガス出入口10としてこのガス出入口10の外
周面に連結用第1雄ネジ11を刻設すると共に同横向き
貫孔5の右半部を太い径として円筒内周壁面の弁内蔵室
(残圧弁室として機能する)12を形成し、この弁内蔵
室12と上記主弁室7を中間孔14で連通状態とする。
弁内蔵室12の左端に左方に向って細くなる円錐形の第
1弁座部13を設けると共に当該弁内蔵室12内に左半
分の外周が第1円錐形弁15を右半分の外周が多角形面
16を呈する弁ケース体(残圧弁室として機能する)1
7を、多角形面16の稜18が同弁内蔵室12の円筒内
周壁面に摺動自在に当接した状態および第1円錐形弁1
5が第1弁座部13に着座自在の状態で装入する。
【0008】弁ケース体17に両端が同弁ケース体17
の左右両端に連通した左半分が細径で中間が中間径で右
半分が太径の第1貫通孔19を穿設し、この第1貫通孔
19の第1中間径孔20の内周壁を円筒面とすると共に
第1中間径孔20内に左半分が太径で右半分が細径の減
圧弁体21を、太径左半分22が第1中間径孔20に摺
動自在に密接した状態として装入すると共に第1貫通孔
19において第1細径孔30と第1中間径孔20との間
に減圧弁体21の左端が当接する第1段部33を形成す
る。
【0009】第1貫通孔19における第1太径孔23の
内周面に第1雌ネジ24を刻設し且つ同第1太径孔23
内に有底筒状の第1端蓋25を第1雌ネジ24との螺合
により螺着し、この第1端蓋25の第1筒状部26内に
上記減圧弁体21の細径右半分27を摺動自在に密接し
た状態として装入すると共に当該第1端蓋25の右端面
壁に第1筒状部26の内外に連通する第2貫通孔28を
穿設し、この第2貫通孔28の左半分を細径とし右半分
を太径として中間に第2段部29を形成し、また同第2
貫通孔28の第2太径孔31の内周面に第2雌ネジ32
を刻設し、この第2雌ネジ32にシート押止部材39を
螺着すると共にシート押止部材39の内端面と上記第2
段部29との間に減圧弁体21の先端の弁部47が着座
するリング形状のシート48を挟装し、またシート押止
部材39に内端がシート48の中心孔に内端が弁内蔵室
12に連通する第3貫通孔42を穿設する。
【0010】上記横向き貫孔5における右の外端部の内
周面に第3雌ネジ36を刻設し且つ同外端部内に有底筒
状の第2端蓋37を第3雌ネジ36との螺合により螺着
して弁ケース室12を閉塞状態とすると共に第2端蓋3
7の内側に弁ケース体17を着座状態に戻すリターンバ
ネ35を設ける。
【0011】弁箱1の縦向き貫孔4を主弁9よりも下側
の位置で分岐して1次側安全弁取付用第1ポート61を
設け、この第1ポート61に第1安全弁板62、第1安
全弁パッキン63および第1溶融型安全弁蓋ボルト64
をセットして1次側安全装置65を構成する。
【0012】また、上記ガス出入口10の口縁端面に一
端が開口し他端が上記1次側安全弁装置65の側傍個所
に開口する分流路67を上記弁箱1に穿設し、この分流
路67の他端に2次側安全弁取付用第2ポート68を設
け、この第2ポート68に第2安全弁板69、第2安全
パッキン70および第2安全弁蓋ボルト71をセットし
て2次安全弁装置72したものである。
【0013】上記第1実施例においてボンベ2にガスを
充填するには、先ず第1雄ネジ11に充填ノズル51を
連結してから主弁9を開く。するとガス充填ノズル51
から送入されるガス圧によって弁ケース体17の第1円
錐弁15が第1弁座部13より離れ(図5参照)、送入
されたガスが弁内蔵室12内に流入して中間孔14およ
び主弁9を経てボンベ2に充填される。
【0014】ボンベ2からガスを例えば溶接機等使用器
具(図示せず)に供給する場合には当該使用器具のガス
取出し管52を第1雄ネジ11に連結した(図6参照)
のち主弁9を開く。このようにするとボンベ2内のガス
が主弁9、中間孔14、導通孔43、第3貫通孔42お
よびフィルター49を経て減圧弁体21を開き(図6参
照)、弁部47とシート48の間隙により減圧された状
態で当該減圧弁体21に穿設したガス出し孔53および
第1細径孔30を介してガス取出し管52に流出する。
【0015】図7および図8に示す第2実施例は、減圧
弁と残圧弁を内蔵したボンベバルブである。これは上記
第1実施例と同様に構成したものであるが、第1貫通孔
19において第1細径孔30と第1中間径孔20との間
に形成された第1段部33と減圧弁体21の太径左半分
22との間に当該減圧弁体21を右方に押圧するつり合
いバネ34を挟入した所が異っているものであり、弁内
蔵室12内に収納した弁ケース体17がつり合いバネ3
4およびリターンバネ35の作用力を受けて残圧弁とし
て機能し、またつり合いバネ34が減圧弁体21を閉じ
て外部から外気や不純物の浸入することを阻止するよう
にしたものである。
【0016】図9〜図12に示す第3実施例は、減圧弁
と残圧弁と逆止弁とを内蔵したボンベバルブである。す
なわち、下端にボンベ2への連結用雄ネジ部3を備えた
弁箱1を構成し、この弁箱1に上下両端面に開口する縦
向き貫孔4および左右両端面に開口する横向き貫孔5を
これ等孔4、5が交叉しない状態として穿設する。縦向
き貫孔4の中間個所に主弁座6をもつ主弁室7を形成す
ると共に同縦向き貫孔4の上半部に手動ハンドル(図示
せず)およびスピンドル8で作動する主弁9を当該主弁
9が主弁座6に着座して閉じ離れて開く状態として螺入
する。また横向き貫孔5の左端部をガス出入口10とし
てこのガス出入口10の外周面に連結用第1雄ネジ11
を刻設すると共に同横向き貫孔5の右半部を太い径とし
て円筒内周壁面の弁内蔵室(残圧弁室として機能する)
12を形成し、この弁内蔵室12と上記主弁室7を中間
孔14で連通状態とする。弁内蔵室12の左端に左方に
向って細くなる円錐形の第1弁座部13を設けると共に
当該弁内蔵室12内に左半分の外周が第1円錐形弁15
を右半分の外周が多角形面16を呈する弁ケース体(残
圧弁室として機能する)17を、多角形面16の稜18
が同弁内蔵室12の円筒内周壁面に摺動自在に当接した
状態および第1円錐形弁15が第1弁座部13に着座自
在の状態で装入する。
【0017】弁ケース体17に両端が同弁ケース体17
の左右両端面に連通した左半分が細径で中間が中間径で
右半分が太径の第1貫通孔19を穿設し、この第1貫通
孔19の第1中間径孔20の内周壁を円筒面とすると共
に当該第1中間径孔20内に左半分が太径で右半分が細
径の減圧弁体21を、太径左半分22が第1中間径孔2
0に摺動自在に密接した状態として装入すると共に第1
貫通孔19において第1細径孔30と第1中間径孔20
との間に形成された第1段部33と減圧弁体21の太径
左半分22との間に当該減圧弁体21を右方に押圧する
つり合いバネ34を挟入する。
【0018】第1貫通孔19における第1太径孔23の
内周面に第1雌ネジ24を刻設し且つ同第1太径孔23
内に有底筒状の第1端蓋25を第1雌ネジ24との螺合
により螺着し、この第1端蓋25の第1筒状部26内に
上記減圧弁体21の細径右半分27を摺動自在に密接し
た状態として装入すると共に当該第1端蓋25の右端面
壁に第1筒状部26の内外に連通する第2貫通孔28を
穿設し、この第2貫通孔28の左半分を細径とし右半分
を太径として中間に第2段部29を形成し、また同第2
貫通孔28の第2太径孔31の内周面に第2雌ネジ32
を刻設する。
【0019】上記横向き貫孔5における右の外端部の内
周面に第3雌ネジ36を刻設し且つ同外端部内に有底筒
状の第2端蓋37を第3雌ネジ36との螺合により螺着
し、この第2端蓋37の第2筒状部38内にシート押止
部材39を当該シート押止部材39が同第2筒状部38
の内周面に沿って摺動可能の状態で嵌着してガス溜40
を形成すると共にシート押止部材39の左半部の外周に
第2雄ネジ41を刻設して当該第2雄ネジ41を上記第
2雌ネジ32に螺着する。
【0020】シート押止部材39に両端が同シート押止
部材39の左右両端面に連通する第3貫通孔42を穿設
し、この第3貫通孔42の中間に上記残圧弁室12に開
口する導通孔43を穿設すると共に同第3貫通孔42に
おいて導通孔43より右外側の位置に小型のチャッキ弁
(玉弁)44を設け、また第2端蓋37の右端面壁に第
2筒状部38の内外に連通する(ガス溜40に連通す
る)第4貫通孔45を穿設し、この第4貫通孔45に小
型のブロー弁(押し弁)46を設ける。
【0021】シート押止部材39の内端面と上記第2段
部29との間に減圧弁体21の先端の弁部47が着座す
るリング形状のテフロン製シート48を、このシート4
8とシート押止部材39の内端面との間に網フィルター
49をそれぞれ挟入したものである。
【0022】上記第3実施例においてボンベ2にガスを
充填するには先ず、ブロー弁46を一旦開放してガス溜
40を低い圧力としたのち当該ブロー弁46を閉じ、ま
たガス充填ノズル51を第1雄ネジ11に連結したのち
に主弁9を開く。このようにするとガス充填ノズル51
から送入されるガス圧によって弁ケース体17の第1円
錐弁15が第1弁座部13より離れ(図11参照)、送
入されたガスが残圧弁室12内に流入して中間孔14お
よび主弁9を経てボンベ2に充填されると共に同送入ガ
スがすき間59 、60を介しシート押止部材39にお
ける導通孔43および第3貫通孔42を経てチャッキ弁
44を開き、ガス溜40にも流入する。
【0023】ボンベ2が満タンになったときに主弁9を
閉じてガス送入を停止したのちガス充填ノズル51を外
す。この外しと同時にガス溜40内に存するガスの圧が
シート押止部材39、第1端蓋25および弁ケース体1
7を押して第1円錐弁15が第1弁座部13に着座して
閉じる(図9参照)。
【0024】ボンベ2からガスを例えば溶接機等使用器
具(図示せず)に供給する場合には当該使用器具のガス
取出し管52を第1雄ネジ11に連結した(図12参
照)のち主弁9を開く。このようにするとボンベ2内の
ガスが主弁9、中間孔14、導通孔43、第3貫通孔4
2およびフィルター49を経て減圧弁体21を開き(図
12参照)、減圧された状態で当該減圧弁体21に穿設
したガス出し孔53および第1細径孔30を介してガス
取出し管52に流出する。
【0025】ガス取出し管52がガスの受け取りを停止
する場合には主弁9を閉じる。するとつり合いバネ34
の作用力で減圧弁体21の弁部47がシート48に着座
して当該停止をなす(図9参照)。
【0026】ボンベ2が空になったときには、つり合い
バネ34が減圧弁体21を閉じ且つ上記ガス溜40内に
存するガスの圧が残圧弁体17を閉じて、外部から外気
や不純物がボンベ2内に浸入することを阻止する。
【0027】尚、ブロー弁46の開閉操作を特定の人だ
けに可能とすることによって、ガス溜40内のガス抜か
れ事故を防止できる。
【0028】
【作用】請求項1に係わるボンベバルブは、上記第1実
施例の説明で明らかであるように開閉機能・減圧機能を
なすものであり、請求項2に係わるボンベバルブは、上
記第2実施例の説明で明らかであるように開閉機能・残
圧保持機能・減圧機能をなすものであり、請求項3に係
わるボンベバルブは、第3実施例であるように開閉機能
・残圧保持機能・減圧機能・逆止機能をなすものであ
る。また、図面で明らかであるように、弁ケース体17
の胴部分を多角形とする等のことによって、減圧弁を内
蔵したユニットを得ることが可能となったものである。
【0029】
【発明の効果】本発明に係わるボンベバルブは、上記し
たように減圧弁等をユニットし、このユニットを第2端
蓋37の脱着によって抜去したり装填したりすることを
可能としたものであって、弁箱の製造加工の簡略化、パ
ーツ数の少減化、コンパクト化、低コスト化に多大の貢
献をなすものであり、またたとえば減圧機能部に出流れ
等のトラブルが発生した場合には上記ユニットの交換で
容易に対応処置できるものであり、請求項3に係わるボ
ンベバルブはこれが残圧保持状態となったときには、ガ
ス溜40内に存するガスの圧が弁ケース体17を押して
いるので、ガス出入口10の方(消費側)からの逆流を
阻止するものであって当該逆流によるトラブルを防止で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるボンベバルブの第1実施例を示
す断面図である。
【図2】同じく要部を切截した正面図である。
【図3】同じく要部の横断面図である。
【図4】同じく要部の分解断面図である。
【図5】弁ケース体が開いた状態で示す一部切截正面図
である。
【図6】減圧弁体が開いた状態で示す一部切截正面図で
ある。
【図7】第2実施例を示す一部切截正面図である。
【図8】同じく要部の分解断面図である。
【図9】第3実施例を示す要部を切截した正面図であ
る。
【図10】同じく要部の分解断面図である。
【図11】弁ケース体が開いた状態で示す一部切截正面
図である。
【図12】減圧弁体が開いた状態で示す一部切截正面図
である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 ボンベ 3 連結用雄ネジ部 4 縦向き貫孔 5 横向き貫孔 6 主弁座 7 主弁室 8 スピンドル 9 主弁 10 ガス出入口 11 第1雄ネジ 12 弁内蔵室 13 第1弁座部 14 中間孔 15 第1円錐形弁 16 多角形面 17 弁ケース体 18 稜 19 第1貫通孔 20 第1中間径孔 21 減圧弁体 22 太径左半分 23 第1太径孔 24 第1雌ネジ 25 第1端蓋 26 第1筒状部 27 細径右半分 28 第2貫通孔 29 第2段部 30 第1細径孔 31 第2太径孔 32 第2雌ネジ 33 第1段部 34 つり合いバネ 35 リターンバネ 36 第3雌ネジ 37 第2端蓋 38 第2筒状部 39 シート押止部材 40 ガス溜 41 第2雄ネジ 42 第3貫通孔 43 導通孔 44 チャッキ弁 45 第4貫通孔 46 ブロー弁 47 弁部 48 シート 49 網フィルター 51 ガス充填ノズル 52 ガス取出し管 53 ガス出し孔 54 取出し時密封用パッキン 55 充填時密封 56 特定個所 57 ガス取入口 59、60 すき間 61 第1ポート 62 第1安全弁板 63 第1安全弁パッキン 64 第1溶融型安全弁蓋ボルト 65 第1次側安全弁装置 67 分流路 68 第2ポート 69 第2安全弁板 70 第2安全弁パッキン 71 第2安全弁蓋ボルト 72 第2次側安全弁装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱1の下端にボンベ2への連結用ネジ
    部3を、また同弁箱1に縦向き貫孔4と同縦向き貫孔4
    と交叉しない横向き貫孔5とを、また縦向き貫孔4の中
    間個所に主弁座6をもつ主弁室7を形成すると共に同縦
    向き貫孔4の上半部に手動のスピンドル8で作動する主
    弁9を当該主弁9が主弁座6に着座して閉じ離れて開く
    状態として螺入し、 横向き貫孔5の左端部をガス出入口10とすると共に同
    横向き貫孔5の右半部を太い径として円筒内周壁面の弁
    内蔵室12を形成して当該弁内蔵室12と上記主弁室7
    を中間孔14で連通状態とし、 弁内蔵室12の左端に左方に向って細くなる円錐形の第
    1弁座部13を設けると共に当該弁内蔵室12内に左半
    分の外周が第1円錐形弁15を右半分の外周が多角形面
    16を呈する弁ケース体17を、多角形面16の稜18
    が同弁内蔵室12の円筒内周壁面に摺動自在に当接した
    状態および第1円錐形弁15が第1弁座部13に着座自
    在の状態で装入し、 弁ケース体17に両端が同弁ケース体17の左右両端面
    に連通した左半分が細径で中間が中間径で右半分が太径
    の第1貫通孔19を穿設し、この第1貫通孔19の第1
    中間径孔20の内周壁を円筒面とすると共に当該第1中
    間径孔20内に左半分が太径で右半分が細径の減圧弁体
    21を、太径左半分22が第1中間径孔20に摺動自在
    に密接した状態として装入すると共に第1貫通孔19に
    おいて第1細径孔30と第1中間径孔20との間に減圧
    弁体21の左端が当接する第1段部33を形成し、 第1貫通孔19における第1太径孔23の内周面に第1
    雌ネジ24を刻設し且つ同第1太径孔23内に有底筒状
    の第1端蓋25を第1雌ネジ24との螺合により螺着
    し、この第1端蓋25の第1筒状部26内に上記減圧弁
    体21の細径右半分27を摺動自在に密接した状態とし
    て装入すると共に当該第1端蓋25の右端面壁に第1筒
    状部26の内外に連通する第2貫通孔28を穿設し、こ
    の第2貫通孔28の左半分を細径とし右半分を太径とし
    て中間に第2段部29を形成し、また同第2貫通孔28
    の第2太径孔31の内周面に第2雌ネジ32を刻設し、
    この第2雌ネジ32にシート押止部材39を螺着すると
    共にシート押止部材39の内端面と上記第2段部29と
    の間に減圧弁体21の先端の弁部47が着座するリング
    形状のシート48を挟装し、またシート押止部材39に
    内端がシート48の中心孔に内端が弁内蔵室12に連通
    する第3貫通孔42を穿設し、 上記横向き貫孔5における右の外端部の内周面に第3雌
    ネジ36を刻設し且つ同外端部内に第2端蓋37を第3
    雌ネジ36との螺合により螺着して弁内蔵室12を閉塞
    状態とすると共に第2端蓋37の内側に弁ケース体17
    を着座状態に戻すリターンバネ35を設けたことを特徴
    とするボンベバルブ。
  2. 【請求項2】 弁箱1の下端にボンベ2への連結用ネジ
    部3を、また同弁箱1に縦向き貫孔4と同縦向き貫孔4
    と交叉しない横向き貫孔5とを、また縦向き貫孔4の中
    間個所に主弁座6をもつ主弁室7を形成すると共に同縦
    向き貫孔4の上半部に手動のスピンドル8で作動する主
    弁9を当該主弁9が主弁座6に着座して閉じ離れて開く
    状態として螺入し、 横向き貫孔5の左端部をガス出入口10とすると共に同
    横向き貫孔5の右半部を太い径として円筒内周壁面の弁
    内蔵室2を形成して当該残圧弁室12と上記主弁室7を
    中間孔14で連通状態とし、 弁内蔵室12の左端に左方に向って細くなる円錐形の第
    1弁座部13を設けると共に当該弁内蔵室12内に左半
    分の外周が第1円錐形弁15を右半分の外周が多角形面
    16を呈する弁ケース体17を、多角形面16の稜18
    が同弁内蔵室12の円筒内周壁面に摺動自在に当接した
    状態および第1円錐形弁15が第1弁座部13に着座自
    在の状態で装入し、 弁ケース体17に両端が同弁ケース体17の左右両端面
    に連通した左半分が細径で中間が中間径で右半分が太径
    の第1貫通孔19を穿設し、この第1貫通孔19の第1
    中間径孔20の内周壁を円筒面とすると共に当該第1中
    間径孔20内に左半分が太径で右半分が細径の減圧弁体
    21を、太径左半分22が第1中間径孔20に摺動自在
    に密接した状態として装入すると共に第1貫通孔19に
    おいて第1細径孔30と第1中間径孔20との間に形成
    された第1段部33と減圧弁体21の太径左半分22と
    の間に当該減圧弁体21を右方に押圧するつり合いバネ
    34を挟入し、 第1貫通孔19における第1太径孔23の内周面に第1
    雌ネジ24を刻設し且つ同第1太径孔23内に有底筒状
    の第1端蓋25を第1雌ネジ24との螺合により螺着
    し、この第1端蓋25の第1筒状部26内に上記減圧弁
    体21の細径右半分27を摺動自在に密接した状態とし
    て装入すると共に当該第1端蓋25の右端面壁に第1筒
    状部26の内外に連通する第2貫通孔28を穿設し、こ
    の第2貫通孔28の左半分を細径とし右半分を太径とし
    て中間に第2段部29を形成し、また同第2貫通孔28
    の第2太径孔31の内周面に第2雌ネジ32を刻設し、
    この第2雌ネジ32にシート押止部材39を螺着すると
    共にシート押止部材39の内端面と上記第2段部29と
    の間に減圧弁体21の先端の弁部47が着座するリング
    形状のシート48を挟装し、またシート押止部材39に
    内端がシート48の中心孔に内端が弁内蔵室12に連通
    する第3貫通孔42を穿設し、 上記横向き貫孔5における右の外端部の内周面に第3雌
    ネジ36を刻設し且つ同外端部内に有底筒状の第2端蓋
    37を第3雌ネジ36との螺合により螺着して弁内蔵室
    12を閉塞状態とすると共に第2端蓋37の内側に弁ケ
    ース体17を着座状態に戻すリターンバネ35を設けた
    ことを特徴とするボンベバルブ。
  3. 【請求項3】 弁箱1の下端にボンベ2への連結用ネジ
    部3を、また同弁箱1に縦向き貫孔4と同縦向き貫孔4
    と交叉しない横向き貫孔5とを、また縦向き貫孔4の中
    間個所に主弁座6をもつ主弁室7を形成すると共に同縦
    向き貫孔4の上半部に手動のスピンドル8で作動する主
    弁9を当該主弁9が主弁座6に着座して閉じ離れて開く
    状態として螺入し、 横向き貫孔5の左端部をガス出入口10とすると共に同
    横向き貫孔5の右半部を太い径として円筒内周壁面の弁
    内蔵室12を形成して当該弁内蔵室12と上記主弁室7
    を中間孔14で連通状態とし、 弁内蔵室12の左端に左方に向って細くなる円錐形の第
    1弁座部13を設けると共に当該弁内蔵室12内に左半
    分の外周が第1円錐形弁15を右半分の外周が多角形面
    16を呈する弁ケース体17を、多角形面16の稜18
    が同弁内蔵室12の円筒内周壁面に摺動自在に当接した
    状態および第1円錐形弁15が第1弁座部13に着座自
    在の状態で装入し、 弁ケース体17に両端が同弁ケース体17の左右両端面
    に連通した左半分が細径で中間が中間径で右半分が太径
    の第1貫通孔19を穿設し、この第1貫通孔19の第1
    中間径孔20の内周壁を円筒面とすると共に当該第1中
    間径孔20内に左半分が太径で右半分が細径の減圧弁体
    21を、太径左半分22が第1中間径孔20に摺動自在
    に密接した状態として装入すると共に第1貫通孔19に
    おいて第1細径孔30と第1中間径孔20との間に形成
    された第1段部33と減圧弁体21の太径左半分22と
    の間に当該減圧弁体21を右方に押圧するつり合いバネ
    34を挟入し、 第1貫通孔19における第1太径孔23の内周面に第1
    雌ネジ24を刻設し且つ同第1太径孔23内に有底筒状
    の第1端蓋25を第1雌ネジ24との螺合により螺着
    し、この第1端蓋25の第1筒状部26内に上記減圧弁
    体21の細径右半分27を摺動自在に密接した状態とし
    て装入すると共に当該第1端蓋25の右端面壁に第1筒
    状部26の内外に連通する第2貫通孔28を穿設し、こ
    の第2貫通孔28の左半分を細径とし右半分を太径とし
    て中間に第2段部29を形成し、また同第2貫通孔28
    の第2太径孔31の内周面に第2雌ネジ32を刻設し、 上記横向き貫孔5における右の外端部の内周面に第3雌
    ネジ36を刻設し且つ同外端部内に有底筒状の第2端蓋
    37を第3雌ネジ36との螺合により螺着し、この第2
    端蓋37の第2筒状部38内にシート押止部材39を当
    該シート押止部材39が同第2筒状部38の内周面に沿
    って摺動可能の状態で嵌着してガス溜40を形成すると
    共にシート押止部材39の左半部の外周に第2雄ネジ4
    1を刻設して当該第2雄ネジ41を上記第2雌ネジ32
    に螺着し、 シート押止部材39に両端が同シート押止部材39の左
    右両端面に連通する第3貫通孔42を穿設し、この第3
    貫通孔42の中間に上記弁内蔵室12に開口する導通孔
    43を穿設すると共に同第3貫通孔42において導通孔
    43より右外側の位置に小型のチャッキ弁44を設け、
    また第2端蓋37の右端面壁に第2筒状部38の内外に
    連通する第4貫通孔45を穿設し、この第4貫通孔45
    に小型のブロー弁46を設け、 シート押止部材39の内端面と上記第2段部29との間
    に減圧弁体21の先端の弁部47が着座するリング形状
    のテフロン製シート48を挟装したことを特徴とするボ
    ンベバルブ。
JP12416794A 1994-05-13 1994-05-13 ボンベバルブ Pending JPH07310833A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014535029A (ja) * 2011-11-15 2014-12-25 ルクセンブルク パテント カンパニー エス.エー. 残留圧力弁及び停止弁を制御するはずみ車を備えるガス容器弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014535029A (ja) * 2011-11-15 2014-12-25 ルクセンブルク パテント カンパニー エス.エー. 残留圧力弁及び停止弁を制御するはずみ車を備えるガス容器弁

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