JPH0731075A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JPH0731075A
JPH0731075A JP17455193A JP17455193A JPH0731075A JP H0731075 A JPH0731075 A JP H0731075A JP 17455193 A JP17455193 A JP 17455193A JP 17455193 A JP17455193 A JP 17455193A JP H0731075 A JPH0731075 A JP H0731075A
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JP
Japan
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current
charger
converter
resonance type
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP17455193A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Kiyoto
文博 清遠
Tadayoshi Kachi
忠義 可知
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力電流を安定化し、且つ、出力短絡時の安全
を図ることが可能な高効率で小型軽量の充電器を提供す
る。 【構成】充電器11は、整流器12と電流共振型定電流
DC−DCコンバータ13とから構成されている。そし
て、充電器11は、単相200V,30Aの商用電源か
ら、バッテリ式フォークリフトの車載バッテリ14(鉛
蓄電池を16個直列接続してある)の充電に必要な19
2V,14Aの直流を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は充電器に係り、詳しく
は、車載可能な電気自動車用の充電器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、バッテリ式フォークリフトなどの
産業用電気車用の充電器としては、一般に準定電圧方式
充電器と呼ばれるものが広く用いられている。
【0003】図7に、バッテリ式フォークリフト用の準
定電圧方式充電器の一例を示す。この充電器41は、リ
レー42と電源トランス43と整流器44とから構成さ
れている。そして、単相200V,30Aの商用電源か
ら、バッテリ式フォークリフトの車載バッテリ45(鉛
蓄電池を16個直列接続してある)の充電に必要な19
2V,14Aの直流を生成するようになっている。ここ
で、リレー42は電源スイッチとして働き、充電器41
をオン/オフさせるために設けられている。電源トラン
ス43は電圧変換および一次二次の絶縁用に設けられて
いる。つまり、何らかの原因によって電源トランス43
の二次側が短絡した場合に(例えば、充電器41の出力
短絡時など)、一次側に設けられた安全装置(ヒューズ
やブレーカ等。図示略)が動作して安全を図ることがで
きるようになっている。整流器44は交流を直流に変換
して平滑するために設けられている。
【0004】このような準定電圧方式充電器は、部品点
数が少なく構成が簡単であるため、故障が少なくメイン
テナンスが容易であるという特徴をもっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、準定電
圧方式充電器で用いられる電源トランス43は、商用電
源の周波数を扱う低周波用の電源トランスであるため、
電気車の充電に必要な大電力を取り出すとなると、重量
・外径寸法が非常に大きくなってしまう。また、商用電
源の周波数は低いため、リプル分の少ない十分な平滑を
行うためには、整流器44内に設けられている平滑用コ
ンデンサを大容量のものにする必要があり、平滑用コン
デンサの重量・外径寸法が非常に大きくなってしまう。
その結果、充電器41全体の重量・外径寸法も非常に大
きくなるという問題があった。ちなみに、上記の充電器
41の外径寸法は43×40×42cm(約72l)で重量は70Kgも
ある。従って、充電器41をバッテリ式フォークリフト
に車載することはできなかった。
【0006】ところで、近年、バッテリ式フォークリフ
トなどの産業用電気車だけでなく、乗用車やトラックな
どの民生用電気自動車の需要が高まってきている。その
ため、充電器を小型軽量化して車載可能にすることが要
求されているが、準定電圧方式充電器ではその要求に応
えることができない。
【0007】また、電気車のバッテリとして通常用いら
れる鉛蓄電池は、定電流で充電することが望ましい。と
ころが、準定電圧方式充電器では出力電流を安定化する
ことが難しく、鉛蓄電池を必ずしも最適な条件で充電で
きるわけではないという問題もあった。
【0008】さらに、準定電圧方式充電器では、前記の
ように、電源トランス43の二次側短絡時用の安全装置
を設ける必要があった。本発明は上記問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、出力電流を
安定化し、且つ、出力短絡時の安全を図ることができる
高効率で小型軽量の充電器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、一次整流平滑回路と電流共振型定電流DC
−DCコンバータ13とを備えたことをその要旨とす
る。
【0010】
【作用】電流共振型定電流DC−DCコンバータは、出
力電流を安定化することができ、出力短絡時にも出力電
流を一定にして安全を図ることができる上に、高効率で
小型軽量である。そのため、充電器に電流共振型定電流
DC−DCコンバータを用いれば、その特性を生かして
充電器の性能を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1に示すように、本実施例の充電器
11は、整流器12と電流共振型定電流DC−DCコン
バータ13とから構成されている。そして、単相200
V,30Aの商用電源から、電気車の車載バッテリ14
(鉛蓄電池を16個直列接続してある)の充電に必要な
192V,14Aの直流を生成するようになっている。
【0012】整流器12は交流を直流に変換するために
設けられている。また、電流共振型定電流DC−DCコ
ンバータ13は、整流器12から出力される直流電圧
を車載バッテリ14の充電に必要な電圧に変換する、
充電器11の出力電流を車載バッテリ14の充電に最適
な値に安定化する、充電器11の出力が短絡された場
合でも過大な電流が流れないようにして安全を図る、た
めに設けられている。
【0013】図2に、電流共振型定電流DC−DCコン
バータ13の一例を示す。尚、図2に示す電流共振型定
電流DC−DCコンバータ13は公知なものであるた
め、ここではその概略だけを説明する。
【0014】電流共振型定電流DC−DCコンバータ1
3は、一次平滑用コンデンサ21とスイッチング素子T
r1,Tr2と帰還ダイオード24,25と共振用イン
ダクタLと共振用キャパシタCとスイッチングトランス
22と平滑用フィルタ23とから構成されている。平滑
用フィルタ23は整流用ダイオード23aと二次平滑用
コンデンサ23bとから構成されている。尚、整流器1
2の出力電圧をE、電流共振型定電流DC−DCコンバ
ータ13の出力電圧(すなわち、充電器11の出力電
圧)をVOUT 、一次電流をIC 、電流共振型定電流DC
−DCコンバータ13の出力電流である二次電流(すな
わち、充電器11の出力電流)をIOUT 、スイッチング
トランス22の巻線比をn:1、スイッチングトランス
22の一次側電圧をVC 、共振用インダクタLのインダ
クタンスをL、共振用キャパシタCのキャパシタンスを
Cとする。
【0015】図3に、電流共振型定電流DC−DCコン
バータ13の動作波形を示す。各スイッチング素子Tr
1,Tr2のオン時間をt、各スイッチング素子Tr
1,Tr2のオン周期をtSWとすると、スイッチング周
波数fswは式(1)、共振周波数fは式(2)で表され
る。但し、スイッチング周波数fswと共振周波数fとを
式(3)に示す関係にする。尚、原理的にはスイッチン
グ周波数fswを十数MHZ にすることが可能であり、現
在でも、数MHZ にすることができる。
【0016】 fsw=1/tSW …………(1) f=1/2t=1/{2π(LC)1/2 } …………(2) fsw<f …………(3) そして、一次電流IC は、各スイッチング素子Tr1,
Tr2のスイッチング動作に従って図3に示すように変
位する。また、二次電流IOUT は式(4)で表される。
【0017】 IOUT =4nfCE …………(4) 図4に、一次側電圧VC と一次電流IC の関係(スイッ
チング波形)とスイッチング電力損失とを示す。
【0018】電流共振型DC−DCコンバータ13で
は、各スイッチング素子Tr1,Tr2のオン時間tに
おいて、共振用インダクタLと共振用キャパシタCとの
共振によって一次電流IC (共振電流)の波形を正弦波
にしている。また、オン時間t以外においては、一次電
流IC をゼロにしている。これにより、理論的には、タ
ーンオン時およびターンオフ時のスイッチング電力損失
がゼロになる。但し、実際には、オン時間tにも数Vの
一次側電圧VC が生じるため、スイッチング電力損失は
ゼロにはならない。しかし、オン時間tの一次側電圧V
C を低減することによって、スイッチング電力損失を極
めて小さくすることは可能である。
【0019】図5に、出力電圧VOUT と二次電流(出力
電流)IOUT との関係を示す。出力電圧VOUT の広い範
囲に渡って安定した値の二次電流(出力電流)IOUT を
得ることができる。
【0020】図6に、出力電圧VOUT と効率との関係を
示す。出力電圧VOUT の広い範囲に渡って高い効率を得
ることができる。また、スイッチングトランス22は、
動作周波数の高いスイッチングトランスであるため、重
量・外径寸法を小さくすることができる。また、電流共
振型DC−DCコンバータ13はリプル分に対する許容
度が高いため、一次平滑用コンデンサ21は小容量のも
のでよい。そのため、一次平滑用コンデンサ21は小型
軽量にすることができる。すなわち、電流共振型定電流
DC−DCコンバータ13では、動作周波数(スイッチ
ング周波数fsw,共振周波数f)を高くすることによ
り、スイッチングトランス22および一次平滑用コンデ
ンサ21(一次平滑用フィルタ)を小型軽量にすること
ができる。その結果、充電器11全体を小型軽量にする
ことができる。ちなみに、充電器11の外径寸法は45×
30×28cm(約38l)と小型で重量は21Kgと軽量である。そ
のため、乗用車やトラックなどの民生用電気自動車でも
十分に車載可能である。
【0021】また、電流共振型定電流DC−DCコンバ
ータ13は上記のように二次電流IOUT の制御が可能で
ある。そのため、充電器11の出力電流を安定化するこ
とが容易であり、車載バッテリ14として通常用いられ
る鉛蓄電池の充電に際しても最適な条件で充電すること
ができる。
【0022】さらに、電流共振型定電流DC−DCコン
バータ13は出力が短絡されても二次電流IOUT が一定
であるため、準定電圧方式充電器のように出力短絡時用
の安全装置を設けなくても、十分な安全を確保すること
ができる。
【0023】ところで、DC−DCコンバータとして
は、図2に示すような電流共振型のもの以外にも、PW
M方式や電圧共振型のものが種々提案されている。しか
しながら、PWM方式はスイッチング電力損失が大きく
効率が低いという欠点をもっている。また、電圧共振型
は出力電流の制御が容易ではないという欠点をもってい
る。従って、PWM方式または電圧共振型のDC−DC
コンバータを充電器に用いても、本実施例のような優れ
た効果を得ることはできない。
【0024】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、一次平滑用コンデンサ21を整流器
12に組み込み、整流器12単独で一次整流平滑回路を
構成するようにしてもよい(上記実施例では、整流器1
2と一次平滑用コンデンサ21とで一次整流平滑回路を
構成している)。また、電流共振型定電流DC−DCコ
ンバータ13は図2に示した回路形式に限るものではな
い。さらに、鉛蓄電池の充電に限らず、他の形式の電池
の充電に用いてもよい。また、電気車用の車載充電器と
してでなく、電気製品の充電用等、充電器としてどのよ
うな使い方をしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、出
力電流を安定化し、且つ、出力短絡時の安全を図ること
が可能な高効率で小型軽量の充電器を提供することがで
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例の構成を示すブロ
ック回路図である。
【図2】一実施例に用いる電流共振型定電流DC−DC
コンバータ13の一例を示す回路図である。
【図3】図2に示す電流共振型定電流DC−DCコンバ
ータ13の特性図である。
【図4】図2に示す電流共振型定電流DC−DCコンバ
ータ13の特性図である。
【図5】図2に示す電流共振型定電流DC−DCコンバ
ータ13の特性図である。
【図6】図2に示す電流共振型定電流DC−DCコンバ
ータ13の特性図である。
【図7】従来の準定電圧方式充電器の構成を示すブロッ
ク回路図である。
【符号の説明】
12…整流器、13…電流共振型定電流DC−DCコン
バータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次整流平滑回路と電流共振型定電流D
    C−DCコンバータとを備えたことを特徴とする充電
    器。
JP17455193A 1993-07-14 1993-07-14 充電器 Pending JPH0731075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17455193A JPH0731075A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 充電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17455193A JPH0731075A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 充電器

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JPH0731075A true JPH0731075A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15980540

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JP17455193A Pending JPH0731075A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 充電器

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JP (1) JPH0731075A (ja)

Cited By (6)

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