JPH07309175A - 物品キャリア - Google Patents

物品キャリア

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JPH07309175A
JPH07309175A JP25990294A JP25990294A JPH07309175A JP H07309175 A JPH07309175 A JP H07309175A JP 25990294 A JP25990294 A JP 25990294A JP 25990294 A JP25990294 A JP 25990294A JP H07309175 A JPH07309175 A JP H07309175A
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locking
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Pending
Application number
JP25990294A
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English (en)
Inventor
John S Cucheran
ジョン・スティーヴン・クチェラン
John A Bott
ジョン・アンソニー・ボット
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JAC PROD Inc
JAC Products Inc
Original Assignee
JAC PROD Inc
JAC Products Inc
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Publication date
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Publication of JPH07309175A publication Critical patent/JPH07309175A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R9/00Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
    • B60R9/04Carriers associated with vehicle roof
    • B60R9/045Carriers being adjustable or transformable, e.g. expansible, collapsible

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 調節可能で且つ/又は着脱可能な構成要素を
有する乗物の物品キャリアシステムの空気力学的な構造
を改良して、従来技術の何れのキャリアでも従来、達成
されなかった構造。 【構成】 荷物及びその他の同様の物を乗物の屋根22
の上方に固着する乗物24の物品キャリア20である。
該乗物の物品キャリアは、乗物の屋根に固定された一対
の支持部材26、28と、該支持部材の各々に配置され
たブラケット部材と、該ブラケット部材の間を伸長する
クロス部材とを備えている。ブラケット部材の各々は、
その関係する支持部材に沿って摺動可能に配置すること
が出来る。支持部材の各々は、穴又は切欠き238bが
形成された垂下するリップ部分238aを有する主通路
234を更に備えている。該穴又は切欠きは、関係する
ブラケット部材のフック部分に確実に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、全体として、乗物の物
品キャリア、又は荷物キャリア、特に、1978年7月
11日付けで発行された本出願人の米国特許第4,09
9,658号に示された型式の新規且つ改良にかかる乗
物の荷物キャリアに関する。
【従来の技術】本出願の基礎となる出願は、現在係属中
である1992年12月4日付けで出願した米国特許出
願第07/990,552号の一部継続である。一方、
上記出願は、1992年6月29日付けで出願して放棄
された米国特許出願第07/905,307号の継続出
願である。一方、上記放棄された出願は、米国特許第
5,158,425号として付与された1990年10
月4日出願の米国特許出願07/592,606号の継
続出願である。一方、上記特許は、1989年9月15
日付けで出願して放棄された米国特許出願第07/40
7,635号の継続出願である。一方、該放棄された出
願は、米国特許第4,877,168号として付与され
た1988年6月30日付け出願の米国特許第07/2
13,899号の継続出願である。上記米国特許は、米
国特許第4,684,048号として付与された198
5年9月20日付け出願米国特許出願第06/778,
385号の継続出願である。全体として、本発明の物品
キャリアは、乗物の屋根又はトランクの蓋のような自動
車の水平方向外面に固定状態に固着された2以上のスラ
ット型構成要素を備える型式のものである。これらの構
成要素は、その乗物外面に恒久的に取り付けられて、付
属品の拘束部材を着脱可能に且つ/又は調節可能に固着
し得るようにされ、又、調節可能な固定構成要素から成
るシステムを備え、該固定要素は、互いに協働し、場合
によっては、取り外すことが出来るようにしてある。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クロス部材
に関係する箱、荷物等の固縛手段を備える摺動且つ調節
可能なクロス部材を含む、摺動可能で且つ固定可能に係
合する構成要素を有する荷物ラックを提供することであ
る。本発明のクロス部材及び固縛装置は、調節可能であ
るのみならず、荷物キャリアから取り外したり、又は略
外部から見えないように、荷物キャリアの他の構成要素
内に格納することが出来る。各クロス部材は、物品、即
ち荷物を物品キャリアに固着し、従って、乗物に最適な
状態で固着するための少なくとも1つの固縛装置及び/
又は当接部材を備えることが出来る°本発明の物品キャ
リアの顕著な利点は、該物品キャリアが使用しないとき
に偏平な形態をしており、この乗物キャリアが取り付け
られる箇所である乗物の外面の面から突出する構造体が
最小であり、その結果、その物品キャリアの何れかの部
分が略垂直方向に持ち上げられたとき、騒音を最小に
し、又は燃料の経済性に対する悪影響を最小にし得る点
である。
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の米国特
許第4,099,658号に記載されたような本出願人
の従来技術分野の特許に係るスラット型荷物キャリアに
開示された、審美的な外観を有し、及び多数の機能上の
特徴及び選択可能な付属品を更に実現するものである。
特に注目すべき点は、本発明は、調節可能で且つ/又は
着脱可能な構成要素を有する乗物の物品キャリアシステ
ムの空気力学的な構造を改良して、従来技術の何れのキ
ャリアでも従来、達成されなかった構造を提供する点で
ある。該キャリアの基礎を提供する、本発明の細長い支
持部材、即ちスラットは、乗物の表面と合流して該面と
一体化する面を提供するのみならず、構成要素を調節し
且つ/又は着脱可能に取り付けるための通路をも備えて
いる。この改良に係る支持部材、即ちスラットと協働し
て、空気力学的な隠れて外部から見えない解放要素を備
え、システムの調節可能で且つ/又は着脱可能な構成要
素を部材、即ちスラットに取り付ける、新規で且つ改良
にかかるロック機構が提供される。上記の特徴を物品キ
ャリアシステムのその他の固定された構成要素と組み合
わせ、及び1984年7月14日付けで発行された本出
願人の米国特許第4,460,116号に記載されたも
のと同様の外部から見えないように配置された、一体の
調節可能な固縛及び/又は接要素と組み合わせることに
より、及びクロス部材の上に配置された物品に対して安
定しているが、緩衝された荷重支承支持体のために、荷
重支承クロス部材の作用通路から離間されたクロスレー
ル内でパッド構造体を更に一体化することにより更なる
利点が得られる。本発明の更に別の特徴は、スラットに
閲して得られる。本発明のスラットは、細長い通路に形
成された複数の穴及び/又は切欠きを備えており、これ
らは、該装置のロック機構スラットに一層確実に固着す
るのを更に容易にする。これらの切欠き及び/又は穴
は、特定の適用例の必要性に適合し且つ使用されるロッ
ク機構の特別な構造体に適合するように各種の形態とす
ることが出来る。本発明のその他の目的及び利点は、添
付図面に関する以下の詳細な説明から明らかになるであ
ろう。
【実施例】次に、添付図面のうち図1を参照すると、自
動車用ラゲッジキャリヤ20が代表的な自動車24の全
体に水平なルーフ22と作動的に関連した状態で示して
ある。概して、ラゲッジキャリヤ20は、横方向に間隔
を隔てられた一対の長手方向に延びる支持部材即ちスト
ラット26及び28を有し、これらのストラットは、ル
ーフの横側部即ち横縁部と隣接した位置でルーフ22に
固定される。図示の実施例では、部材26及び28は、
ルーフ22が自動車のボディ部分の残りと出会い、ルー
フ22が下方に湾曲する継ぎ目上に配置されている。こ
れにより、部材26及び28はルーフ22の水平方向に
延びる表面部分と隣接して配置される。部材26及び2
8の外面形体は、空力的に流れ且つ自動車24の表面と
滑らかに合一する。部材26(又は28)の中間部分を
図2及び図3に断面で示す。部材26は、第1外面30
及び第2外面32を有し、これらの間に細長いチャンネ
ル34を有する。チャンネル34は、細長い凹所36及
びこの凹所36内に配置されたライナ38を有し、この
ライナは、ライナのボア37及び凹所36のボア39に
通された止め具35(図3参照)で固定されている。ラ
イナ38は、内方に差し向けられた一対の上フランジ4
4、46上に配置された上物品支持面40、42と、上
フランジから下方に延びる一対の側壁48、50と、壁
48、50間を延び、壁52及び53の夫々を介して壁
48、50と一体になったベース51とを有する。上フ
ランジ44、46は、図2及び図3に示すように後方に
巻いてあり、以下に説明する目的でチャンネル34の内
側に溝45及び47を構成する。止め具35は、図3及
び図4に示すように、凹所55内に配置することによっ
て、ベース51の表面の下に固定される。図2を参照す
ると、パッド54が部材26及び28の各々とルーフ2
2との間に配置されている。各部材26又は28は、部
材26又は28にボア58内で螺合し、ルーフに設けら
れた複数の穴60を介してルーフ22の内部で複数のナ
ット62によってルーフ22と係合したねじ山を備えた
複数のカラー付スタッド56によってルーフ22に固定
されている。スタッド56は、好ましい実施例では、プ
ラスチック製の部材26及び28に錐を用いて穿孔する
ことによって、又は他の従来の手段によって形成された
複数のボア58のところで部材26及び28と係合す
る。このようにして、スタッド56は、部材26及び2
8を自動車上に組み立てたとき、見えないように隠され
ている。図1の物品キャリヤ20は、横方向に延びる一
対の横部材組立体70及び72を更に有し、この他に締
結部材73及び複数の中間支持スラット75を更に有す
るのがよい。前側の横部材組立体70は、前側の横レー
ル78と入れ子式に係合し且つこれに固定された一対の
スタンション74及び76を有する。図4を参照する
と、スタンション74(及び同様に76)は、部材26
及び28の各々の前部分の2つのボア84及び86と嵌
合した二つの支柱80及び82を介して、及びスタンシ
ョン74及び76の各々の凹所92及び94、及び孔9
6及び98を通して部材26及び28のねじ山を備えた
対応するボア100及び102と螺合した二つのボルト
88及び90を介して、支持部材26(及び28)に固
定されている。スタンション74及び76は、図1、図
4、及び図5に示すように、空力学的に流線型をなした
曲線を有し、同様に空力学的に流線型をなした前側の横
レール78と入れ子式に係合する。図4及び図6を参照
すると、横レール78は底面104を有し、湾曲した前
縁面106及び湾曲した後縁面108が底面から上方に
延びている。横レール78の上面110には、細長い第
1チャンネル114の各側に一つづつ配置された表面1
11及び112、及びレール78の第2チャンネル12
0に固定された細長い前バンパー118上に配置された
表面116を含む一連の細長い物品支持面が設けられて
いる。バンパー118は、第2チャンネル120に固定
するため、その下側に一対の細長いフランジ122及び
124を有する。図4及び図6を参照すると、第1チャ
ンネル114は、ベース126、一対の側壁128及び
130、及び一対の内部クランプ面132及び134を
持つ内部断面を有する。第1チャンネル114内には
(図6参照)、1984年7月17日に賦与された本出
願人の米国特許第4,460,116号に開示されてい
るのと同様の締結/位置決め部材136が配置される。
締結/位置決め部材136(図6及び図13参照)は、
垂直方向に移動自在の衝合面142及び孔144を備え
た上区分140、ばね押圧部材148を含むベース部分
146、及び上区分140をベース部分146と枢動自
在に関連させるための枢軸150を有する。更に、上区
分140は、枢軸150の反対側に下カム部材151を
有し、これは、上区分140が水平方向から垂直方向へ
枢動するにつれて第1チャンネル114のベース126
と係合し、押圧部材148をクランプ面132及び13
4に対してクランプし、締結/位置決め部材136を第
1チャンネル114の長さに沿った任意の選択された位
置で係止する。更に、チャンネル114の端部には、水
平方向から垂直方向への上区分140の移動を助けるた
め、衝合体152(図5参照)が設けられている。後側
の横部材組立体72は、ストップ154(図4及び図5
参照)によって又はチャンネル34の端部によって決定
されたように部材26及び28の長さに沿った任意の選
択された位置に調節でき、所望であれば、取り外すこと
もできる。組立体72(図1及び図7参照)は、後側の
横レール164と入れ子式に係合し且つこれに固定され
た一対のスタンション160及び162を有する。これ
らのスタンション160及び162の各々は、対応する
支持部材26又は28のチャンネル34と係止機構16
6(図9乃至図12参照)を介して係合する。係止機構
166は、各スタンション160又は162に凹所17
0内で取り付けられ且つピン172に固定された枢着レ
バー168を有する。レバー168は、レバー168に
ついての垂直方向に配置された位置を示すため、ストッ
プ168(図1参照)によって移動が制限されている。
ピン172は、レバー168のボア175と螺合し、ス
タンションの内部174と連通し、スタンションの内部
174に配置された偏心部材178にボア181のとこ
ろで取り付けられたピン180を偏心移動させるため部
材178の中央からずれた所定位置にあるボア176を
介して部材178と係合する。図11及び図12を参照
すると、ピン180は、フック184と一体のヨーク1
82内で移動する。フック184の直線的な垂直方向移
動を安定させるため、案内体186及び188がヨーク
182の各側に一つづつ配置されているのがよい。フッ
ク184は、或る程度の弾性を備えるように曲線をなし
て形成されている。図9及び図10に示すように、フッ
ク184の移動路と隣接して固定された張力部材186
によって更に大きな張力がフックに加えられる。作動に
当たっては、スタンション160及び162は、支持部
材即ちスラット26のチャンネル34上に置かれ、フッ
ク184はチャンネル34内に置かれる。更に、スタン
ション160及び162は、前整合支柱188及び後整
合支柱190(図7参照)を有し、スタンションが部材
26又は28の上面40及び42の上に固定されたと
き、これらの支柱もまたチャンネル34内に置かれる。
ひとたび整合が得られると、レバー168を水平方向に
配置された位置(図10参照)から垂直方向に配置され
た位置(図9参照)まで回転させ、ストップ169と衝
合させ、フック184の前縁192がチャンネル34の
溝47と係合してスタンション160又は162を支持
部材即ちスラット26にクランプするようにフック18
4を持ち上げる。レバー168を水平位置に戻すと、フ
ック184及びスタンション160又は162が、調節
又は取り外しのため、部材即ちスラット26から外れ
る。図7及び図8に戻ると、後側の横レール164は、
底面194を有し、湾曲した前縁面196及び湾曲した
後縁面198がこの底面から上方に延びるという点で前
側の横レール78と同じである。しかしながら、前縁面
196及び後縁面198は、部材26及び28上での後
側の横レール組立体72の選択された配置に応じて逆で
あってもよいということに着目すべきである。横レール
164の上面200は、細長い第1チャンネル206の
各側に1つづつ配置された表面202及び204、レー
ル164の第2チャンネル212に固定された細長い前
バンパー210上に配置された表面208、及び追加の
表面213を含む一連の細長い物品支持面を有する。バ
ンパー210は、第2チャンネル212に固定するた
め、一対の細長いフランジ214及び216をその下側
に有する。図8を参照すると、第1チャンネル206
は、ベース226、一対の側壁228及び230、及び
一対のクランプ面232及び234を持つ内部断面を有
する。第1チャンネル206内には締結/位置決め部材
136が配置されている。この部材もまた、1984年
7月17日に賦与された本出願人の米国特許第4,46
0,116号に開示されているのと同じである。締結/
位置決め部材136は、垂直方向に移動自在の衝合面1
42及び孔144を備えた上区分140、ばね押圧部材
148を含むベース部分146、及び上区分140をベ
ース部分146と枢動自在に関連させるための枢軸15
0を有する。更に、上区分140は、枢軸150の反対
側に下カム部材を有し、これは、上区分140が水平方
向から垂直方向へ枢動するにつれて第1チャンネル21
2のベース226と係合し、押圧部材148をクランプ
面232及び234に対してクランプし、締結/位置決
め部材136を第1チャンネル212の長さに沿った任
意の選択された位置で係止する。更に、チャンネル21
2の端部には、水平方向から垂直方向への上区分140
の移動を助けるため、衝合体252(図7参照)が設け
られている。図14乃至図19を参照すると、これらの
図には、本発明のスラット組立体の複数の変形例が示し
てある。図14乃至図19の実施例の各々は、フック1
84(図9及び図10参照)と固定的に係合し、係止機
構166(図9及び図10参照)を更に固定的に保持す
るのに役立つという点で大きな利点を追加する。特に図
14を参照すると、本発明の第1の好ましい変形例によ
るスラット組立体200が示してある。スラット組立体
200は、スラット組立体26及び28(図1及び図2
参照)と同じであり、自動車24のルーフ22に図1に
示すように固定される。従って、スラット組立体200
のスラット26及び28と同じ構成要素には、200を
加えた同じ参照番号が附してある。図14を更に参照す
ると、スラフト組立体200は、第1外面230及び第
2外面232を有し、これらの面230と232との間
に細長いチャンネル234が形成されている。チャンネ
ル234内には、チャンネル部材238が設けられ、こ
の部材は、内方に差し向けられた一対の上フランジ24
4及び246が形成する一対の上物品支持面240及び
242を有する。チャンネル部材238は、上フランジ
244及び246から下方に延びる一対の側壁248及
び250と、壁部分252及び253と、これらの壁部
分252及び253と一体に形成されたベース251と
を有する。図14のスラット組立体200のチャンネル
部材238と図1のチャンネル部材38との間の主な相
違点は、チャンネル部材238と一体に形成され且つ上
フランジ246から下方に垂下したリップ部分238a
を追加に有するということである。リップ部分238a
には、複数の全体に矩形の孔238bが設けられてい
る。孔238bの各々は、フック184の前縁192を
受け入れて係止機構166をスラット組立体200に更
に積極的に固定するようになっている。図15には、本
発明の別の好ましい変形例によるスラット組立体300
が示してある。スラット組立体300は、図14のスラ
ット組立体200と同じであり、従ってその構成要素に
は図14で用いた参照番号に100を加えた参照番号が
附してある。スラット組立体300は、チャンネル部材
338のリップ部分338aに全体に矩形形状のノッチ
338bが設けられているという点で相違している。ス
ラット組立体300の構成は、他の点では、図14のス
ラット組立体200と同じである。全体に矩形形状のノ
ッチ部分338bにより、フック184の前縁192を
スラット組立体300に更に積極的に連結することがで
きる。この場合には、チャンネル部材338のベース3
51に対するフック184の高さ方向位置決め精度が僅
かに低い。図16を参照すると、本発明の更に別の好ま
しい変形例によるスラット組立体400が示してある。
スラット組立体400のスラット組立体200と共通の
構成要素には、図16において、参照番号を200増し
た参照番号が附してある。スラット組立体400の図1
4のスラット組立体200との主な相違点は、チャンネ
ル部材438のリップ部分438aに「半月形」形状ノ
ッチ438bが設けられているという点である。半月形
形状ノッチ438bにより、フック184の前縁192
をノッチ内に容易に係合させて係止機構166をスラッ
ト組立体300に更に積極的に保持することができる。
次に、図17を参照すると、本発明の別の好ましい変形
例によるスラット組立体500が示してある。図17で
は、スラット組立体200と共通の構成要素には、図1
4で用いられた参照番号に300を加えた参照番号が附
してある。スラット組立体500は、チャンネル部材5
38のリップ部分538aに複数の半月形形状孔538
bが形成されているということを除けば、実質的にはス
ラット組立体200と同じである。半月形形状孔538
bにより、フック184の前縁を正確に係合させて係止
機構166をスラット組立体500に非常にしっかりと
固定することができる。図18を参照すると、本発明の
更に別の好ましい変形例による別のスラット組立体60
0が示してある。スラット組立体600は、スラット組
立体200と実質的に同じであり、スラット組立体60
0のスラット組立体200と共通の構成要素には、図1
4で使用された参照番号に400を加えた参照番号が附
してある。主な相違点は、チャンネル部材638のリッ
プ部分638aに複数の全体に正方形形状のノッチ63
8bが設けられているということである。全体に正方形
形状のノッチ638bもまた、フック184の前縁19
2、及びかくして係止機構166をスラット組立体に固
定的に保持するのに役立つ。図19を参照すると、本発
明のこの他の好ましい変形例によるスラット組立体70
0が示してある。スラット組立体700は、スラット組
立体200と実質的に同じであり、共通の構成要素に
は、図14で用いられた参照番号に500を加えた参照
番号が附してある。スラット組立体700の主な相違点
は、チャンネル部材738のリップ部分738aに複数
の多角形形状ノッチ738bが設けられているというこ
とである。多角形形状ノッチ738bは、フック184
の前縁192をチャンネル部材738に極めて強く係合
させるのに役立つと同時に、多角形形状ノッチ738b
の壁に角度が付いているため、ノッチ内での前縁192
の係合を幾分容易に行うことができる。図14乃至図1
9のスラット組立体200乃至700の各々は、係止機
構のフック部材又は同様の装置を更に固定する上で独特
の利点を提供すると同時に、係止機構及びかくしてこれ
に取り付けられた横バーをスラットの長さに沿った複数
の位置で長手方向に調節することができる。しかしなが
ら、図14乃至図19に示すノッチ及び孔の更に別の変
形例をフック部材の固定に使用することができ、図14
乃至図19の実施例は、本発明の目的を達成するために
実施できるノッチ及び孔の多くの可能な形状のうちの幾
つかを例示せんとするものであるということは理解され
よう。以上開示した本発明の好ましい実施例は、上述の
目的を達成する上でよく計算されているけれども、本発
明は、特許請求の範囲の適正な範囲即ち真正の意味から
逸脱することなく、変形及び変更を行うことができると
いうことは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従ってつくられた物品キャリヤ
を自動車に取り付けられた状態で示す、自動車の概略斜
視図である。
【図2】図1に示す支持部材部分の、図1の2−2線で
の拡大断面図である。
【図3】図1に示す支持部材部分の、図1の3−3線で
の拡大断面図である。
【図4】図1の構造の前側のスタンション部分の一方
の、図1の3−3線での拡大断面図である。
【図5】図1の前側のスタンション組立体の一方の、矢
印5の方向での拡大部分立面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った図5の横レール部分の
断面図である。
【図7】図1の構造の後側のスタンション部分の一方
の、矢印7の方向での拡大部分立面図である。
【図8】図7の横レール部分の、図7の8−8線に沿っ
た断面図である。
【図9】図1のベース支持部材即ちストラットに係止さ
れた図7の後側スタンションの断面図である。
【図10】図1のベース支持部材即ちストラットから解
放された図7の後側スタンションの、図9と同様の断面
図である。
【図11】図9の後側スタンションの、図9の矢印Aの
方向で見た、一部を除去した図4と同様の拡大断面図で
ある。
【図12】図10の後側スタンションの、図10の矢印
Bの方向で見た、一部を除去した図11と同様の拡大断
面図である。
【図13】横レールに配置された締結部材の、図6又は
図8のいずれかの13−13線に沿った垂直方向断面図
である。
【図14】本発明のフックが係合できる複数のノッチを
持つスラットのチャンネル部材を示す、本発明の好まし
い実施例によるスラットの部分斜視図である。
【図15】内壁に複数のノッチを持つチャンネル部材を
示す、図14の装置の変形例の斜視図である。
【図16】内壁に複数の半円形ノッチが形成されたチャ
ンネル部材を示す、図14の装置の別の変形例の斜視図
である。
【図17】スラットのチャンネル部材の内壁に設けられ
た、各々が「半月形」形状を持つ複数のノッチを示す、
図14の装置の更に別の変形例の斜視図である。
【図18】内壁に複数の正方形形状ノッチが形成された
チャンネル部材を示す、図14の装置の他の変形例の斜
視図である。
【図19】スラットのチャンネル部材に形成された、各
々が角度をなした側部を持つ複数のノッチを示す、図1
4の装置の更に他の変形例の斜視図である。
【符号の説明】
20 自動車用ラゲッジキャリヤ 22 ルーフ 24 自動車 26、28 支持部材 30、32 外面 34 チャンネル 35 止め具 36 凹所 37 ボア 38 ライナ 39 ボア 40、42 物品支持面 44、46 上フランジ 45、47 溝 48、50 側壁 51 ベース 52、53 壁 54 パッド 55 凹所
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 物品キャリア
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全体として、乗物の物
品キャリア、又は荷物キャリア、特に、1978年7月
11日付けで発行された本出願人の米国特許第4,09
9,658号に示された型式の新規且つ改良にかかる乗
物の荷物キャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願の基礎となる出願は、現在係属中
である1992年12月4日付けで出願した米国特許出
願第07/990,552号の一部継続である。一方、
上記出願は、1992年6月29日付けで出願して放棄
された米国特許出願第07/905,307号の継続出
願である。一方、上記放棄された出願は、米国特許第
5,158,425号として付与された1990年10
月4日出願の米国特許出願07/592,606号の継
続出願である。一方、上記特許は、1989年9月15
日付けで出願して放棄された米国特許出願第07/40
7,635号の継続出願である。一方、該放棄された出
願は、米国特許第4,877,168号として付与され
た1988年6月30日付け出願の米国特許第07/2
13,899号の継続出願である。上記米国特許は、米
国特許第4,684,048号として付与された198
5年9月20日付け出願米国特許出願第06/778,
385号の継続出願である。
【0003】全体として、本発明の物品キャリアは、乗
物の屋根又はトランクの蓋のような自動車の水平方向外
面に固定状態に固着された2以上のスラット型構成要素
を備える型式のものである。これらの構成要素は、その
乗物外面に恒久的に取り付けられて、付属品の拘束部材
を着脱可能に且つ/又は調節可能に固着し得るようにさ
れ、又、調節可能な固定構成要素から成るシステムを備
え、該固定要素は、互いに協働し、場合によっては、取
り外すことが出来るようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クロス部材
に関係する箱、荷物等の固縛手段を備える摺動且つ調節
可能なクロス部材を含む、摺動可能で且つ固定可能に係
合する構成要素を有する荷物ラックを提供することであ
る。本発明のクロス部材及び固縛装置は、調節可能であ
るのみならず、荷物キャリアから取り外したり、又は略
外部から見えないように、荷物キャリアの他の構成要素
内に格納することが出来る。各クロス部材は、物品、即
ち荷物を物品キャリアに固着し、従って、乗物に最適な
状態で固着するための少なくとも1つの固縛装置及び/
又は当接部材を備えることが出来る。
【0005】本発明の物品キャリアの顕著な利点は、該
物品キャリアが使用しないときに偏平な形態をしてお
り、この乗物キャリアが取り付けられる箇所である乗物
の外面の面から突出する構造体が最小であり、その結
果、その物品キャリアの何れかの部分が略垂直方向に持
ち上げられたとき、騒音を最小にし、又は燃料の経済性
に対する悪影響を最小にし得る点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の米国特
許第4,099,658号に記載されたような本出願人
の従来技術分野の特許に係るスラット型荷物キャリアに
開示された、審美的な外観を有し、及び多数の機能上の
特徴及び選択可能な付属品を更に実現するものである。
【0007】特に注目すべき点は、本発明は、調節可能
で且つ/又は着脱可能な構成要素を有する乗物の物品キ
ャリアシステムの空気力学的な構造を改良して、従来技
術の何れのキャリアでも従来、達成されなかった構造を
提供する点である。該キャリアの基礎を提供する、本発
明の細長い支持部材、即ちスラットは、乗物の表面と合
流して該面と一体化する面を提供するのみならず、構成
要素を調節し且つ/又は着脱可能に取り付けるための通
路をも備えている。
【0008】この改良に係る支持部材、即ちスラットと
協働して、空気力学的な隠れて外部から見えない解放要
素を備え、システムの調節可能で且つ/又は着脱可能な
構成要素を部材、即ちスラットに取り付ける、新規で且
つ改良にかかるロック機構が提供される。
【0009】上記の特徴を物品キャリアシステムのその
他の固定された構成要素と組み合わせ、及び1984年
7月14日付けで発行された本出願人の米国特許第4,
460,116号に記載されたものと同様の外部から見
えないように配置された、一体の調節可能な固縛及び/
又は接要素と組み合わせることにより、及びクロス部材
の上に配置された物品に対して安定しているが、緩衝さ
れた荷重支承支持体のために、荷重支承クロス部材の作
用通路から離間されたクロスレール内でパッド構造体を
更に一体化することにより更なる利点が得られる。
【0010】本発明の更に別の特徴は、スラットに関し
て得られる。本発明のスラットは、細長い通路に形成さ
れた複数の穴及び/又は切欠きを備えており、これら
は、該装置のロック機構スラットに一層確実に固着する
のを更に容易にする。これらの切欠き及び/又は穴は、
特定の適用例の必要性に適合し且つ使用されるロック機
構の特別な構造体に適合するように各種の形態とするこ
とが出来る。
【0011】本発明のその他の目的及び利点は、添付図
面に関する以下の詳細な説明から明らかになるであろ
う。
【0012】
【実施例】次に、添付図面のうち図1を参照すると、自
動車用ラゲッジキャリヤ20が代表的な自動車24の全
体に水平なルーフ22と作動的に関連した状態で示して
ある。概して、ラゲッジキャリヤ20は、横方向に間隔
を隔てられた一対の長手方向に延びる支持部材即ちスト
ラット26及び28を有し、これらのストラットは、ル
ーフの横側部即ち横縁部と隣接した位置でルーフ22に
固定される。図示の実施例では、部材26及び28は、
ルーフ22が自動車のボディ部分の残りと出会い、ルー
フ22が下方に湾曲する継ぎ目上に配置されている。こ
れにより、部材26及び28はルーフ22の水平方向に
延びる表面部分と隣接して配置される。部材26及び2
8の外面形体は、空力的に流れ且つ自動車24の表面と
滑らかに合一する。
【0013】部材26(又は28)の中間部分を図2及
び図3に断面で示す。部材26は、第1外面30及び第
2外面32を有し、これらの間に細長いチャンネル34
を有する。チャンネル34は、細長い凹所36及びこの
凹所36内に配置されたライナ38を有し、このライナ
は、ライナのボア37及び凹所36のボア39に通され
た止め具35(図3参照)で固定されている。ライナ3
8は、内方に差し向けられた一対の上フランジ44、4
6上に配置された上物品支持面40、42と、上フラン
ジから下方に延びる一対の側壁48、50と、壁48、
50間を延び、壁52及び53の夫々を介して壁48、
50と一体になったベース51とを有する。上フランジ
44、46は、図2及び図3に示すように後方に巻いて
あり、以下に説明する目的でチャンネル34の内側に溝
45及び47を構成する。止め具35は、図3及び図4
に示すように、凹所55内に配置することによって、ベ
ース51の表面の下に固定される。
【0014】図2を参照すると、パッド54が部材26
及び28の各々とルーフ22との間に配置されている。
各部材26又は28は、部材26又は28にボア58内
で螺合し、ルーフに設けられた複数の穴60を介してル
ーフ22の内部で複数のナット62によってルーフ22
と係合したねじ山を備えた複数のカラー付スタッド56
によってルーフ22に固定されている。スタッド56
は、好ましい実施例では、プラスチック製の部材26及
び28に錐を用いて穿孔することによって、又は他の従
来の手段によって形成された複数のボア58のところで
部材26及び28と係合する。このようにして、スタッ
ド56は、部材26及び28を自動車上に組み立てたと
き、見えないように隠されている。
【0015】図1の物品キャリヤ20は、横方向に延び
る一対の横部材組立体70及び72を更に有し、この他
に締結部材73及び複数の中間支持スラット75を更に
有するのがよい。前側の横部材組立体70は、前側の横
レール78と入れ子式に係合し且つこれに固定された一
対のスタンション74及び76を有する。図4を参照す
ると、スタンション74(及び同様に76)は、部材2
6及び28の各々の前部分の2つのボア84及び86と
嵌合した二つの支柱80及び82を介して、及びスタン
ション74及び76の各々の凹所92及び94、及び孔
96及び98を通して部材26及び28のねじ山を備え
た対応するボア100及び102と螺合した二つのボル
ト88及び90を介して、支持部材26(及び28)に
固定されている。
【0016】スタンション74及び76は、図1、図
4、及び図5に示すように、空力学的に流線型をなした
曲線を有し、同様に空力学的に流線型をなした前側の横
レール78と入れ子式に係合する。図4及び図6を参照
すると、横レール78は底面104を有し、湾曲した前
縁面106及び湾曲した後縁面108が底面から上方に
延びている。横レール78の上面110には、細長い第
1チャンネル114の各側に一つづつ配置された表面1
11及び112、及びレール78の第2チャンネル12
0に固定された細長い前バンパー118上に配置された
表面116を含む一連の細長い物品支持面が設けられて
いる。バンパー118は、第2チャンネル120に固定
するため、その下側に一対の細長いフランジ122及び
124を有する。
【0017】図4及び図6を参照すると、第1チャンネ
ル114は、ベース126、一対の側壁128及び13
0、及び一対の内部クランプ面132及び134を持つ
内部断面を有する。第1チャンネル114内には(図6
参照)、1984年7月17日に賦与された本出願人の
米国特許第4,460,116号に開示されているのと
同様の締結/位置決め部材136が配置される。締結/
位置決め部材136(図6及び図13参照)は、垂直方
向に移動自在の衝合面142及び孔144を備えた上区
分140、ばね押圧部材148を含むベース部分14
6、及び上区分140をベース部分146と枢動自在に
関連させるための枢軸150を有する。更に、上区分1
40は、枢軸150の反対側に下カム部材151を有
し、これは、上区分140が水平方向から垂直方向へ枢
動するにつれて第1チャンネル114のベース126と
係合し、押圧部材148をクランプ面132及び134
に対してクランプし、締結/位置決め部材136を第1
チャンネル114の長さに沿った任意の選択された位置
で係止する。更に、チャンネル114の端部には、水平
方向から垂直方向への上区分140の移動を助けるた
め、衝合体152(図5参照)が設けられている。
【0018】後側の横部材組立体72は、ストップ15
4(図4及び図5参照)によって又はチャンネル34の
端部によって決定されたように部材26及び28の長さ
に沿った任意の選択された位置に調節でき、所望であれ
ば、取り外すこともできる。組立体72(図1及び図7
参照)は、後側の横レール164と入れ子式に係合し且
つこれに固定された一対のスタンション160及び16
2を有する。これらのスタンション160及び162の
各々は、対応する支持部材26又は28のチャンネル3
4と係止機構166(図9乃至図12参照)を介して係
合する。係止機構166は、各スタンション160又は
162に凹所170内で取り付けられ且つピン172に
固定された枢着レバー168を有する。レバー168
は、レバー168についての垂直方向に配置された位置
を示すため、ストップ168(図1参照)によって移動
が制限されている。ピン172は、レバー168のボア
175と螺合し、スタンションの内部174と連通し、
スタンションの内部174に配置された偏心部材178
にボア181のところで取り付けられたピン180を偏
心移動させるため部材178の中央からずれた所定位置
にあるボア176を介して部材178と係合する。図1
1及び図12を参照すると、ピン180は、フック18
4と一体のヨーク182内で移動する。フック184の
直線的な垂直方向移動を安定させるため、案内体186
及び188がヨーク182の各側に一つづつ配置されて
いるのがよい。フック184は、或る程度の弾性を備え
るように曲線をなして形成されている。図9及び図10
に示すように、フック184の移動路と隣接して固定さ
れた張力部材186によって更に大きな張力がフックに
加えられる。
【0019】作動に当たっては、スタンション160及
び162は、支持部材即ちスラット26のチャンネル3
4上に置かれ、フック184はチャンネル34内に置か
れる。更に、スタンション160及び162は、前整合
支柱188及び後整合支柱190(図7参照)を有し、
スタンションが部材26又は28の上面40及び42の
上に固定されたとき、これらの支柱もまたチャンネル3
4内に置かれる。ひとたび整合が得られると、レバー1
68を水平方向に配置された位置(図10参照)から垂
直方向に配置された位置(図9参照)まで回転させ、ス
トップ169と衝合させ、フック184の前縁192が
チャンネル34の溝47と係合してスタンション160
又は162を支持部材即ちスラット26にクランプする
ようにフック184を持ち上げる。レバー168を水平
位置に戻すと、フック184及びスタンション160又
は162が、調節又は取り外しのため、部材即ちスラッ
ト26から外れる。
【0020】図7及び図8に戻ると、後側の横レール1
64は、底面194を有し、湾曲した前縁面196及び
湾曲した後縁面198がこの底面から上方に延びるとい
う点で前側の横レール78と同じである。しかしなが
ら、前縁面196及び後縁面198は、部材26及び2
8上での後側の横レール組立体72の選択された配置に
応じて逆であってもよいということに着目すべきであ
る。横レール164の上面200は、細長い第1チャン
ネル206の各側に1つづつ配置された表面202及び
204、レール164の第2チャンネル212に固定さ
れた細長い前バンパー210上に配置された表面20
8、及び追加の表面213を含む一連の細長い物品支持
面を有する。バンパー210は、第2チャンネル212
に固定するため、一対の細長いフランジ214及び21
6をその下側に有する。
【0021】図8を参照すると、第1チャンネル206
は、ベース226、一対の側壁228及び230、及び
一対のクランプ面232及び234を持つ内部断面を有
する。第1チャンネル206内には締結/位置決め部材
136が配置されている。この部材もまた、1984年
7月17日に賦与された本出願人の米国特許第4,46
0,116号に開示されているのと同じである。締結/
位置決め部材136は、垂直方向に移動自在の衝合面1
42及び孔144を備えた上区分140、ばね押圧部材
148を含むベース部分146、及び上区分140をベ
ース部分146と枢動自在に関連させるための枢軸15
0を有する。更に、上区分140は、枢軸150の反対
側に下カム部材を有し、これは、上区分140が水平方
向から垂直方向へ枢動するにつれて第1チャンネル21
2のベース226と係合し、押圧部材148をクランプ
面232及び234に対してクランプし、締結/位置決
め部材136を第1チャンネル212の長さに沿った任
意の選択された位置で係止する。更に、チャンネル21
2の端部には、水平方向から垂直方向への上区分140
の移動を助けるため、衝合体252(図7参照)が設け
られている。
【0022】図14乃至図19を参照すると、これらの
図には、本発明のスラット組立体の複数の変形例が示し
てある。図14乃至図19の実施例の各々は、フック1
84(図9及び図10参照)と固定的に係合し、係止機
構166(図9及び図10参照)を更に固定的に保持す
るのに役立つという点で大きな利点を追加する。
【0023】特に図14を参照すると、本発明の第1の
好ましい変形例によるスラット組立体200が示してあ
る。スラット組立体200は、スラット組立体26及び
28(図1及び図2参照)と同じであり、自動車24の
ルーフ22に図1に示すように固定される。従って、ス
ラット組立体200のスラット26及び28と同じ構成
要素には、200を加えた同じ参照番号が附してある。
【0024】図14を更に参照すると、スラット組立体
200は、第1外面230及び第2外面232を有し、
これらの面230と232との間に細長いチャンネル2
34が形成されている。チャンネル234内には、チャ
ンネル部材238が設けられ、この部材は、内方に差し
向けられた一対の上フランジ244及び246が形成す
る一対の上物品支持面240及び242を有する。チャ
ンネル部材238は、上フランジ244及び246から
下方に延びる一対の側壁248及び250と、壁部分2
52及び253と、これらの壁部分252及び253と
一体に形成されたベース251とを有する。
【0025】図14のスラット組立体200のチャンネ
ル部材238と図1のチャンネル部材38との間の主な
相違点は、チャンネル部材238と一体に形成され且つ
上フランジ246から下方に垂下したリップ部分238
aを追加に有するということである。リップ部分238
aには、複数の全体に矩形の孔238bが設けられてい
る。孔238bの各々は、フック184の前縁192を
受け入れて係止機構166をスラット組立体200に更
に積極的に固定するようになっている。
【0026】図15には、本発明の別の好ましい変形例
によるスラット組立体300が示してある。スラット組
立体300は、図14のスラット組立体200と同じで
あり、従ってその構成要素には図14で用いた参照番号
に100を加えた参照番号が附してある。スラット組立
体300は、チャンネル部材338のリップ部分338
aに全体に矩形形状のノッチ338bが設けられている
という点で相違している。スラット組立体300の構成
は、他の点では、図14のスラット組立体200と同じ
である。全体に矩形形状のノッチ部分338bにより、
フック184の前縁192をスラット組立体300に更
に積極的に連結することができる。この場合には、チャ
ンネル部材338のベース351に対するフック184
の高さ方向位置決め精度が僅かに低い。
【0027】図16を参照すると、本発明の更に別の好
ましい変形例によるスラット組立体400が示してあ
る。スラット組立体400のスラット組立体200と共
通の構成要素には、図16において、参照番号を200
増した参照番号が附してある。スラット組立体400の
図14のスラット組立体200との主な相違点は、チャ
ンネル部材438のリップ部分438aに「半月形」形
状ノッチ438bが設けられているという点である。半
月形形状ノッチ438bにより、フック184の前縁1
92をノッチ内に容易に係合させて係止機構166をス
ラット組立体300に更に積極的に保持することができ
る。
【0028】次に、図17を参照すると、本発明の別の
好ましい変形例によるスラット組立体500が示してあ
る。図17では、スラット組立体200と共通の構成要
素には、図14で用いられた参照番号に300を加えた
参照番号が附してある。
【0029】スラット組立体500は、チャンネル部材
538のリップ部分538aに複数の半月形形状孔53
8bが形成されているということを除けば、実質的には
スラット組立体200と同じである。半月形形状孔53
8bにより、フック184の前縁を正確に係合させて係
止機構166をスラット組立体500に非常にしっかり
と固定することができる。
【0030】図18を参照すると、本発明の更に別の好
ましい変形例による別のスラット組立体600が示して
ある。スラット組立体600は、スラット組立体200
と実質的に同じであり、スラット組立体600のスラッ
ト組立体200と共通の構成要素には、図14で使用さ
れた参照番号に400を加えた参照番号が附してある。
主な相違点は、チャンネル部材638のリップ部分63
8aに複数の全体に正方形形状のノッチ638bが設け
られているということである。全体に正方形形状のノッ
チ638bもまた、フック184の前縁192、及びか
くして係止機構166をスラット組立体に固定的に保持
するのに役立つ。
【0031】図19を参照すると、本発明のこの他の好
ましい変形例によるスラット組立体700が示してあ
る。スラット組立体700は、スラット組立体200と
実質的に同じであり、共通の構成要素には、図14で用
いられた参照番号に500を加えた参照番号が附してあ
る。スラット組立体700の主な相違点は、チャンネル
部材738のリップ部分738aに複数の多角形形状ノ
ッチ738bが設けられているということである。多角
形形状ノッチ738bは、フック184の前縁192を
チャンネル部材738に極めて強く係合させるのに役立
つと同時に、多角形形状ノッチ738bの壁に角度が付
いているため、ノッチ内での前縁192の係合を幾分容
易に行うことができる。
【0032】図14乃至図19のスラット組立体200
乃至700の各々は、係止機構のフック部材又は同様の
装置を更に固定する上で独特の利点を提供すると同時
に、係止機構及びかくしてこれに取り付けられた横バー
をスラットの長さに沿った複数の位置で長手方向に調節
することができる。しかしながら、図14乃至図19に
示すノッチ及び孔の更に別の変形例をフック部材の固定
に使用することができ、図14乃至図19の実施例は、
本発明の目的を達成するために実施できるノッチ及び孔
の多くの可能な形状のうちの幾つかを例示せんとするも
のであるということは理解されよう。
【0033】以上開示した本発明の好ましい実施例は、
上述の目的を達成する上でよく計算されているけれど
も、本発明は、特許請求の範囲の適正な範囲即ち真正の
意味から逸脱することなく、変形及び変更を行うことが
できるということは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従ってつくられた物品キャリヤ
を自動車に取り付けられた状態で示す、自動車の概略斜
視図である。
【図2】図1に示す支持部材部分の、図1の2−2線で
の拡大断面図である。
【図3】図1に示す支持部材部分の、図1の3−3線で
の拡大断面図である。
【図4】図1の構造の前側のスタンション部分の一方
の、図1の3−3線での拡大断面図である。
【図5】図1の前側のスタンション組立体の一方の、矢
印5の方向での拡大部分立面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った図5の横レール部分の
断面図である。
【図7】図1の構造の後側のスタンション部分の一方
の、矢印7の方向での拡大部分立面図である。
【図8】図7の横レール部分の、図7の8−8線に沿っ
た断面図である。
【図9】図1のベース支持部材即ちストラットに係止さ
れた図7の後側スタンションの断面図である。
【図10】図1のベース支持部材即ちストラットから解
放された図7の後側スタンションの、図9と同様の断面
図である。
【図11】図9の後側スタンションの、図9の矢印Aの
方向で見た、一部を除去した図4と同様の拡大断面図で
ある。
【図12】図10の後側スタンションの、図10の矢印
Bの方向で見た、一部を除去した図11と同様の拡大断
面図である。
【図13】横レールに配置された締結部材の、図6又は
図8のいずれかの13−13線に沿った垂直方向断面図
である。
【図14】本発明のフックが係合できる複数のノッチを
持つスラットのチャンネル部材を示す、本発明の好まし
い実施例によるスラットの部分斜視図である。
【図15】内壁に複数のノッチを持つチャンネル部材を
示す、図14の装置の変形例の斜視図である。
【図16】内壁に複数の半円形ノッチが形成されたチャ
ンネル部材を示す、図14の装置の別の変形例の斜視図
である。
【図17】スラットのチャンネル部材の内壁に設けられ
た、各々が「半月形」形状を持つ複数のノッチを示す、
図14の装置の更に別の変形例の斜視図である。
【図18】内壁に複数の正方形形状ノッチが形成された
チャンネル部材を示す、図14の装置の他の変形例の斜
視図である。
【図19】スラットのチャンネル部材に形成された、各
々が角度をなした側部を持つ複数のノッチを示す、図1
4の装置の更に他の変形例の斜視図である。
【符号の説明】 20 自動車用ラゲッジキャリヤ 22 ルーフ 24 自動車 26、28 支持部材 30、32 外面 34 チャンネル 35 止め具 36 凹所 37 ボア 38 ライナ 39 ボア 40、42 物品支持面 44、46 上フランジ 45、47 溝 48、50 側壁 51 ベース 52、53 壁 54 パッド 55 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・アンソニー・ボット アメリカ合衆国ミシガン州48236,グロ ス・ポイント・ファームズ,レイクショア ー・ドライブ 201

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平方向に伸長する乗物本体表面に隣
    接して自動車に固着し得るようにした物品キャリアにし
    て、 前記乗物に固着し得るようにした一対の細長の支持部材
    であって、該支持部材の各々が、前記乗物本体の表面に
    向けて略対面する関係に配置され、前記乗物本体の表面
    と略平らに着座し得るようにされた底部分と、該底部分
    に対して広がる関係にて漸進的に上方及び内方に湾曲す
    る上側及び外側部分と、前記支持部分の前記底部分から
    略垂直方向に伸長する面から広がる面に沿って開放す
    る、細長の主通路部材であって、前記支持部材の長手方
    向中心線からずらして配置された細長の主通路部材と、
    リップの形態をしたロック部分と、を備える支持部材
    と、 2つの端部分を有し、前記支持部材の間で略垂直方向に
    配置され、前記乗物本体の面よりも上方で且つ該面に対
    して略平行に伸長する少なくとも1つの一つのクロス部
    材と、 前記2つの端部分の各々にて前記クロス部材と関係し、
    該クロス部材を前記支持部材の各々の選択した位置にて
    解放可能にロックするロック手段であって、伸長するロ
    ック部材を有するハウジングを備えるロック手段と、 第2の通路を形成する略垂直方向に垂下するリップ部分
    であって、前記ロック部材にロック可能に係合し、該ロ
    ック部材の一部が前記第2の通路内に突出するのを可能
    にし、これにより、前記ロック手段が前記支持部材に確
    実にロックされるようにする手段を備えるリップを有す
    る前記通路部材と、 第1の枢着点にて前記ロック手段に枢動可能に関係し、
    第2の枢着点にて前記ロック手段に枢動可能に関係する
    作動手段であって、該作動部材が前記ロック手段に関し
    て枢動可能に手で移動するのに応答して、前記ロック部
    材を前記ロック手段の略垂直内方及び外方に直線状に動
    かし且つ前記ロック部分に対して略垂直方向に動かす作
    動手段と、を備え、前記ロック部材が前記支持部材の前
    記ロック部分と協働して、前記支持部材に沿った所望の
    位置にて前記ロック手段及び前記クロス部材を解放可能
    に固着することを特徴とする物品キャリア。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の物品キャリアにして、
    前記通路部材が、底壁部分を備え、前記リップ部分が、
    前記底壁部分に対して略垂直に配置され、 前記ロック部材にロック可能に係合する前記手段が、前
    記ロック部材の前記部分を受け入れる穴を備えることを
    特徴とする前記物品キャリア。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の物品キャリアにして、
    前記通路部材が底壁部分を備え、 前記リップ部分が、前記底壁部分に対して略垂直に配置
    され、 前記ロック部材にロック可能に係合する前記手段が、前
    記ロック部材に確実に係合し且つ前記ロック部材の前記
    部分が前記第2の通路内に突出するのを可能にし得るよ
    うに前記リップ部分に形成された少なくとも1つの切欠
    きを備えることを特徴とする前記物品キャリア。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の物品キャリアにして、
    前記ロック部材にロック可能に係合する前記手段が、該
    ロック部材の前記部分が前記第2の通路内に突出するの
    を可能にし得るように前記リップ内に形成された複数の
    切欠きを備えることを特徴とする物品キャリア。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の物品キャリアにして、
    前記ロック部材にロック可能に係合する前記手段が、前
    記ロック部材の前記部分を受け入れ得るように前記リッ
    プ部分に形成された穴を備えることを特徴とする前記通
    路。
  6. 【請求項6】 略水平方向に伸長する乗物本体表面に隣
    接して自動車に固着し得るようにした物品キャリアにし
    て、 乗物の表面に固着し得るようにした−対の細長の支持部
    材であって、該支持部材の各々が、乗物本体の表面に向
    けて略対面する関係に配置され且つ前記面と略平らに着
    座し得るようにした底部分と、該底部分に対して広がる
    関係で且つ互いに収斂する関係にて漸進的に上方及び内
    方に湾曲すると共に、乗物の隣接する面に対して空気力
    学的に適合する上側及び外側部分と、内側部分と、該内
    側部分に隣接して外方に伸長するロック部分と、前記支
    持部材の各々の上で長手方向に伸長する、細長の略垂直
    方向に方向決めされた主通路部材とを備え、前記支持部
    材の長手方向中心線からずらして配置された細長の通路
    部材と、 一対の物品支持面と、一対の側壁部分と、底壁部分と、
    該底壁部分及び前記物品支持面に対して略垂直方向に前
    記物品支持部材の1つから垂下して第2の通路を形成す
    るリップ部分であって、少なくとも1つの切欠きを有す
    る前記主通路部材と、 2つの対向する端部分を有し、前記支持部材の間で略垂
    直方向に配置され、前記乗物の前記本体の表面の上方に
    且つ該表面に対して平行に配置された少なくとも1つの
    クロス部材と、 前記クロス部材の少なくとも1つの端部分に固着され且
    つ前記支持部材の少なくとも1つの選択した部材の上に
    配置されて、前記支持部材の前記選択した1つの部材に
    沿って前記クロス部材をロックするロック手段であっ
    て、前記リップ部分の前記切欠きと係合可能に移動す
    る、略直線状に伸長可能で且つ退却可能であるロック部
    材を備え、該ロック部材の一端部分が、前記第2の通路
    内に突出し、前記支持部材に沿った選択位置にて前記ロ
    ック手段のクロス部材を解放可能に固着し得るようにし
    たロック手段と、 前記ロック部材の各々と関係し、前記ロック部材を略直
    線方向に付勢して、前記選択した支持部材とロック可能
    に係脱させ、前記ロック部材が、前記切欠きと協働する
    ことにより、前記クロス部材を前記選択した位置に固着
    する作動手段であって、第一の枢着点にて前記ロック手
    段のハウジングと枢動可能に関係いる一方、第二の枢着
    点にで前記ロック部材と枢動可能に関係し、前記作動手
    段が前記ロック手段の前記ハウジングに関して枢動する
    ことにより、前記ロック部材が略直線方向に付勢され
    て、前記リップ部分の前記切欠きに接近し且つ該切欠き
    から離れるようにした作動手段と、 前記ロック手段が前記支持部材の前記選択した1つの部
    材に配置されたとき、前記支持部材の前記選択した1つ
    の部材の前記主通路内に少なくとも部分的に突出して、
    前記クロス部材を長手方向に配置したとき、前記ロック
    手段を前記支持部材の前記選択した1つの部材から最初
    に取り外さずに、前記ロック手段及び前記クロス部材を
    前記支持部材の前記選択した1つの部材に沿って長手方
    向に案内する案内部分を更に備える前記ロック手段と、
    を備えることを特徴とする物品キャリア。
  7. 【請求項7】 略水平方向に伸長する乗物本体表面に隣
    接して自動車に固着し得るようにした物品キャリアにし
    て、 クロス部材と、 前記クロス部材の各端部に配置されたブラケット部材
    と、 前記乗物に固着し得るようにした一対の細長の支持部材
    であって、該支持部材の各々が乗物本体に向けて略対面
    する関係に配置され且つ前記面に対して略平らに着座し
    得るようにした底部分と、該底部分に関して広がる関係
    にて漸進的に上方及び内方に湾曲する上側及び外側部分
    と、内側部分と、略上方に開放し、前記支持部分の各々
    に沿って長手方向に伸長する細長の主通路とを備え、該
    通路が前記支持部材の長手方向中心線からずらして配置
    された一対の細長の支持部材と、 一対の物品支持面と、一対の側壁部分と、該側壁部分の
    間を伸長する底壁部分と、該底壁部分に対して略垂直に
    前記物品支持面の1つの面から垂下して、前記リップ部
    分と前記側壁部分の選択した1つの部分との中間に第2
    の通路を形成するリップ部分であって、ロック部材に確
    実に係合する手段が形成されたリップ部分とを有する前
    記通路部材の各々と、 下面と、外面と、前記下面により前記外面から横方向に
    離間された内面と、前記支持部材の対応する1つの部材
    の前記主通路の対応する通路内に配置された前記下面の
    最下方部分と、前記ハウジング内に略配置された細長の
    ロック部材と、前記ロック部材を動かして、前記リップ
    部分に形成された前記手段と係脱させ、前記リップ部分
    及び前記第2通路に確実に係合する手で移動可能な作動
    部材とを有する前記ブラケット部材の各々と、 その下端部分の第1の枢着点を中心としてその関係する
    前記ハウジングに関して枢動可能である前記作動部材の
    各々と、 その関係する前記ロック部材と枢動可能に関係し、前記
    作動部材の各々が枢動することにより、その関係する前
    記ロック部材が前記ロック部分に向けて略直線状に付勢
    されて、選択細長のロック部材が、前記ロック部分と協
    働し、前記ブラケット部材をその関係する前記支持部材
    に沿った所望の位置に維持し得るようにした前記作動部
    材の各々と、 前記ブラケット部材、又はその関係する前記支持部材を
    分解することなく、その関係する前記支持部材から更に
    取り外し可能である前記ブラケット部材の各々とを備え
    ることを特徴とする物品キャリア。
JP25990294A 1993-09-15 1994-09-16 物品キャリア Pending JPH07309175A (ja)

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