JPH07308830A - 自動ねじ締め機 - Google Patents

自動ねじ締め機

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Publication number
JPH07308830A
JPH07308830A JP10014594A JP10014594A JPH07308830A JP H07308830 A JPH07308830 A JP H07308830A JP 10014594 A JP10014594 A JP 10014594A JP 10014594 A JP10014594 A JP 10014594A JP H07308830 A JPH07308830 A JP H07308830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw tightening
thrust
bit
screw
teaching
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10014594A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Yagi
明子 八木
Masahiro Inaba
雅裕 稲庭
Hidetaka Osawa
秀隆 大澤
Takashi Kikuchi
俊 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP10014594A priority Critical patent/JPH07308830A/ja
Publication of JPH07308830A publication Critical patent/JPH07308830A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ダイレクトティーチング機
能を有し、空気圧によってねじ締めドライバのビット推
力を得る自動ねじ締め機に関し、教示処理の前後のビッ
ト推力の調整を自動化して教示時の操作性を向上させる
ことである。 【構成】 予め調整された2段階に圧力切り替え可能な
空気制御ユニット4により、ねじ締め作業時ははねじの
締め付けに必要なビット推力P1でねじ締め作業を行
い、教示作業時は、作業者がねじ締めドライバ3を容易
に動かすことが可能で、かつ位置がずれない程度にビッ
トをワークに押し付けておくだけのビット推力P2に切
り替えるというように、作業内容の変化に連動して統括
制御部1から指令が出され、夫々の状況に応じたビット
推力が自動的に選択されるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイレクトティーチン
グ機能を有し、空気圧によってねじ締めドライバのビッ
ト推力を得る自動ねじ締め機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図2及び図3を用
いて説明する。図2はこの種の自動ねじ締め機の一例を
示す図である。1は統括制御部、2は作業内容の教示や
作業開始を指示する操作部、12はXキャリア、11は
Yキャリアである。空気制御ユニット4は、スライドユ
ニット5に取り付けられたねじ締めドライバ3の昇降方
向の切り替え及び昇降速度やねじ締めドライバ3のビッ
ト推力の調整を行う。ねじ締めヘッド14はスライドユ
ニット5とねじ締めドライバ3から構成される。
【0003】ダイレクトティーチング時においては、作
業者がXキャリア12及びYキャリア11を直接手で動
かしてねじ締めヘッド14をねじ締め位置上方付近まで
移動させてから、操作部2でねじ締め命令の教示を指示
すると、ねじ締めドライバ3がねじ締め穴位置まで下降
する。作業者は下降状態のねじ締めドライバ3のビット
とねじ締め穴位置を正確に合わせ、操作部2からねじ締
め命令の記憶を指示すると、前記Xキャリア12及びY
キャリア11の現在位置が取り込まれてねじ締め位置情
報及びねじ締め命令が記憶保存された後、ねじ締めドラ
イバ3は上端位置まで上昇する。
【0004】ねじ締め作業の実行時、ねじ締めヘッド1
4はXキャリア12及びYキャリア11によって教示さ
れたねじ締め位置上方まで移動し、ねじ締めドライバ3
は回転しながら下降して、予めねじ供給フィーダ13に
よってビット先端に供給され姿勢保持されているねじを
ワークに締め付ける。
【0005】図3は従来の空気制御ユニット4及びスラ
イドユニット5の詳細を示す図である。16はエア源、
17はフィルタ及びレギュレータからなるFRユニット
である。5ポートソレノイドバルブ20はスライドユニ
ット昇降用シリンダ24の昇降方向の切り替えを行い、
スピコン22及び23は昇降速度を制御し、またレギュ
レータ21はねじ締め付け時及びねじ締めドライバ3下
降時のビット推力を予め調整された値に制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来レギュレータ21
によって制御されるビット推力は、前もってねじ締め作
業を行うために必要な値に調整され固定されていた。し
かしながらダイレクトティーチング時、ねじ締めドライ
バ3を下降後に作業者が実際にビットとねじ締め穴位置
を合わせて行う微調整段階では、前記ビット推力のまま
ではビットをワークに押し付ける圧力が高いため、下降
状態のままのねじ締めヘッド14を手で上下方向に動か
すことが困難であった。このため、作業者は教示を行う
際にはエア源16を切り離して、ビット推力無しの状態
で教示を行うか、FRユニット17あるいはレギュレー
タ21によってビット推力を通常の値よりも低く設定し
て教示を行っていた。
【0007】このうちエア源16を切り離す方法はビッ
トをワークに押し付ける力が無くなるために、ビットと
ねじ締め穴位置を合わせる時にビット位置がずれやすく
正確な位置教示が困難であった。一方、ビット推力を通
常値よりも下げてから教示を行う方法は、作業者がねじ
締めヘッド14を容易に動かすことが可能で、かつ位置
がずれない程度にビットをワークに押し付けておくだけ
のビット推力値を選択することが可能である半面、教示
開始時と終了時毎に作業者がビット推力の調整を行わな
ければならず、作業者にとって負担になっていた。
【0008】本発明の目的は、教示に関する以上のよう
な繁雑な作業を自動化して教示時の操作性を向上させる
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ビット推力
を予め調整された2段階に切り替える手段を設け、教示
開始及び教示終了に対応してビット推力を切り替えるよ
うに構成することで達成される。
【0010】
【作用】上記のように構成された自動ねじ締め機は、ね
じ締め作業時はねじの締め付けに必要なビット推力P1
でねじ締め作業を行い、また教示時は、作業者がねじ締
めヘッド14を上下方向に容易に動かすことが可能で、
かつ位置がずれない程度にビットをワークに押し付けて
おくだけのビット推力P2に自動的に切り替えるように
動作する。
【0011】
【実施例】本発明による一実施例について、以下に図
1、図2、図4、図6を用いて説明する。図1は本実施
例の構成を示すブロック図であり、図4はねじ締めドラ
イバの昇降機構である空気制御ユニット4及びスライド
ユニット5の詳細部分である。図1において、1は自動
ねじ締め機の統括制御を行い教示内容の記憶機能を有す
る統括制御部、2は作業者が自動ねじ締め機に対して作
業内容の教示や作業開始を指示する操作部、3はねじ締
めドライバ、4は空気制御ユニット、5はスライドユニ
ットである。6は前記Xキャリア12及びYキャリア1
1の駆動用エンコーダ9付きサーボモータ8からの位置
情報から現在位置を算出する位置検出部であり、7は現
在位置データと目標位置データに基づいて位置制御を行
う位置制御部である。
【0012】空気制御ユニット4は、図4に詳細を示す
とおり、スライドユニット5に取り付けられたねじ締め
ドライバ3の昇降方向の切り替え及び昇降速度やねじ締
めドライバ3のビット推力の調整を行う点は基本的に従
来と同様であるが、新たに3ポートソレノイドバルブ1
8及びレギュレータ19を追加し、5ポートソレノイド
バルブ20に供給されるエア圧が統括制御部1からの指
令により2段階に切り替え可能な構成になっている。
【0013】エア源16から各部に供給するエア圧力
は、予めFRユニット17、レギュレータ19、21に
よって調整する。このうちFRユニット17は、ねじ供
給フィーダ13、スライドユニット5等システム全体に
供給するおおもとのエア圧力値を設定する。次に3ポー
トソレノイドバルブ18を流路26側にして、ねじ締め
作業におけるスライドユニット5の下降時の圧力を、調
整値がねじ締め付け時に必要なビット推力P1になるよ
うに、レギュレータ21により調整する。さらに3ポー
トソレノイドバルブ18をレギュレータ19側に切り替
えて、教示作業におけるスライドユニット5の下降時の
圧力をレギュレータ19によって調整する。この場合の
下降圧は、作業者が下降状態のねじ締めヘッド14を容
易に動かすことが可能で、かつ位置がずれない程度にビ
ットをワークに押し付けておくだけのビット推力値P2
(P1>P2)に設定する。以上の調整は、基本的に1
回行えば十分でありその後は調整値は固定しておいてよ
い。
【0014】図6は統括制御部1からビット推力を切り
替える指令を出す処理について示したフローチャートで
ある。自動ねじ締め機は電源がオンされると処理100
によってシステムの初期化が行われた後、処理101に
て初期状態としてビット推力P1が選択される。これは
具体的には図4の3ポートソレノイドバルブ18を流路
26側にすることである。作業者が操作部2から教示開
始を指示すると判断103により教示処理へ移行する。
教示処理105を開始する直前に図4の3ポートソレノ
イドバルブ18の流路をレギュレータ19側に切り替え
てビット推力をP2にする処理104を行う。また、教
示処理105終了時も図4の3ポートソレノイドバルブ
18の流路を初期状態の流路26側に切り替えて、ビッ
ト推力をP1にする処理106を実行する。上記処理に
より、ビット推力P2で処理が行われるのは教示処理1
05の間だけであり、その他の場合は常に初期状態であ
るビット推力P1が選択されている。従って、作業者が
操作部2からねじ締め作業開始を指示して判断107に
より実行されるねじ締め作業108はビット推力P1で
ねじ締めが行われる。
【0015】本実施例によれば、予めねじ締め作業及び
教示作業の夫々の状況に応じたビット推力P1、P2を
調整しておき、作業者が教示開始を指示するのに連動し
てビット推力が切り替わるようにしたので、教示前後の
エア圧調整作業が不要で、教示時の操作性が大幅に向上
する。
【0016】図5は本発明の他の実施例のねじ締めドラ
イバの昇降機構を示す図である。上記実施例ではレギュ
レータ19によってビット推力2の調整を行っていたの
に対し、本実施例では分岐継手27でエアを一部排気す
るようにし、スピコン25の絞りで排気量を調整して同
様の機能を実現しようというものである。この実施例に
おいては、分岐継手やスピコン25等の簡単な部品の組
み合せのため小形かつ安価に構成することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ねじ締め作業時はねじ
の締め付けに必要なビット推力P1でねじ締め作業を行
い、また教示作業時は、作業者がねじ締めヘッド14を
容易に動かすことが可能で、かつ位置がずれない程度に
ビットをワークに押し付けておくだけのビット推力P2
に切り替えるというように、作業内容の変化に連動し
て、夫々の状況に応じたビット推力が自動的に選択され
るようにしたので、作業者は最初の1回だけビット推力
の調整を行えば良く、従来は教示の度に行っていたビッ
ト推力の調整が不要となり、操作性が大幅に改善され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自動ねじ締め機の一実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】図1の自動ねじ締め機を示す斜視図。
【図3】従来のねじ締めドライバ昇降機構に関する一例
を示すエア回路図。
【図4】本発明ねじ締めドライバ昇降機構に関するエア
回路図。
【図5】ねじ締めドライバ昇降機構に関する本発明の他
の実施例を示すエア回路図。
【図6】本発明のビット推力切り替え方法を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1は統括制御部、2は操作部、3はねじ締めドライバ、
4は空気制御ユニット、5はスライドユニット、6は位
置検出部、7は位置制御部、8はサーボモータ、9はエ
ンコーダである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 俊 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め教示した内容に従ってねじ締め作業
    を行う自動ねじ締め機にであって、 操作部と、記憶部を有する統括制御部と、キャリア部
    と、キャリア部の現在位置を検出する手段と、位置決め
    制御部と、ねじ締めドライバと、空気圧によってねじ締
    めドライバをねじ締め付け方向に移動させる手段を備
    え、前記ねじ締めドライバのねじ締め付け方向の推力
    を、作業時はねじの締め付けに必要な推力P1とし、教
    示時には作業者が容易に前記推力に対抗して前記ねじ締
    めヘッドを動かすことが可能でかつ精度良い位置教示を
    行うために必要な推力P2(<P1)に切り替える手段
    を設けたことを特徴とする自動ねじ締め機。
JP10014594A 1994-05-13 1994-05-13 自動ねじ締め機 Withdrawn JPH07308830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10014594A JPH07308830A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 自動ねじ締め機

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JP10014594A JPH07308830A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 自動ねじ締め機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07308830A true JPH07308830A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14266153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10014594A Withdrawn JPH07308830A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 自動ねじ締め機

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JP (1) JPH07308830A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5021350A (en) * 1981-03-06 1991-06-04 Rhone-Poulenc Industries Process for inclusion of mycorrhizae and actinorhizae in a matrix
US6010725A (en) * 1996-07-09 2000-01-04 Nestec S.A. Spray-drying process
KR100613736B1 (ko) * 1998-05-25 2006-08-22 소니 가부시끼 가이샤 조립 장치
JP5886921B1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-16 日東精工株式会社 ねじ締め装置
CN113245827A (zh) * 2021-05-28 2021-08-13 深圳市天思智慧科技有限公司 一种网关生产用背板铭牌安装装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731