JPH07308403A - 足踏み式運動機 - Google Patents

足踏み式運動機

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JPH07308403A
JPH07308403A JP10312594A JP10312594A JPH07308403A JP H07308403 A JPH07308403 A JP H07308403A JP 10312594 A JP10312594 A JP 10312594A JP 10312594 A JP10312594 A JP 10312594A JP H07308403 A JPH07308403 A JP H07308403A
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JP
Japan
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revolutions
pedal
driving
motor
reference number
Prior art date
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Pending
Application number
JP10312594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Tsuzuki
俊宏 都築
Ryuichi Hatanaka
龍一 畑中
Tadashi Tsujimura
直史 辻村
Tetsuya Nishizawa
哲也 西澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUTAKA IRYOKI KK
Original Assignee
MARUTAKA IRYOKI KK
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Publication date
Application filed by MARUTAKA IRYOKI KK filed Critical MARUTAKA IRYOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機によってペダルを駆動する運動機にお
いて、起動時の安全性の向上を図る。 【構成】 自転車形運動機1の誘導電動機13の回転数
を検出する回転センサ29を設ける。制御部には基準回
転数設定機能と回転数比較機能及び駆動電流制御機能が
設けられている。ペダル駆動モードにおいては、誘導電
動機13の回転数が基準回転数以下の場合は駆動電流は
出力されず、ペダル15,16が突然回転を開始するこ
とはない。運動者が着座してペダル15,16を漕ぎ、
クランクペダル軸17とギヤによって連結された誘導電
動機13の回転数が基準回転数以上となると誘導電動機
13が駆動されて軽負荷のストレッチ運動に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は足踏み式運動機に関す
るものであり、特に、ペダルを電動機によって駆動する
足踏み式運動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】足踏み式運動機には、機械的ブレーキ或
いは電気的ブレーキによりペダルを制動して運動負荷を
与えるものと、電動機によりペダルを駆動してストレッ
チ運動や運動機能の治療を目的としたものとがある。駆
動形の運動機は、スプロケットとチェーン等によってク
ランク軸と電動機とを連結してペダルを駆動し、電動機
の回転速度を任意に設定することができる。そして、電
源スイッチあるいはスタートスイッチを閉じることによ
りペダルの駆動が開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電動機によって駆動す
る従来の足踏み式運動機は、スイッチ操作によって電動
機が始動してペダルの駆動が開始される。従って、運動
者が着座する前や、ペダルに足を載せる前にスイッチを
操作するとペダルが運動者の脚等に衝突して怪我をする
虞れがある。また、不慣れな運動者は、ペダルが起動す
る際にペダルから足が外れて、前述した場合と同様に怪
我をすることが起こりうる。
【0004】そこで、不慮の事故を防止して危険性を解
消するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案するものであり、フレームに回転自在
なクランクペダル或いは揺動自在なレバー形ペダル等の
ペダルを設け、電動機と前記ペダルとを動力伝動機構を
介して連結した足踏み式運動機に於て、前記電動機の制
御部に前記電動機の回転数を検出する手段と、基準回転
数を設定する手段と、検出回転数と基準回転数との比較
手段を設けるとともに、検出回転数が基準回転数を超え
たときに前記電動機の駆動を開始する制御手段を設けた
ことを特徴とする足踏み式運動機を提供するものであ
る。
【0006】
【作用】ペダルを駆動する電動機の回転数は、回転セン
サ等の検出手段によって検出される。制御部は予め設定
された基準回転数と検出回転数とを比較し、検出回転数
が基準回転数以下の場合は電動機に駆動電流を出力しな
い。運動者がペダルを漕ぎ、ペダルに連結された電動機
の回転数が基準回転数に達したときに制御部が電動機に
駆動電流を出力し、ペダルが電動機によって駆動されて
運動者が強制的に運動させられる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に従って詳
述する。図1及び図2は自転車形運動機1を示し、自転
車形運動機1のベースフレーム2は、前後方向に配設さ
れた中央フレームメンバー3の前後に左右方向の横フレ
ームメンバー4,5が固設されている。中央フレームメ
ンバー3の前部にはハンドルポスト6が立設され、後部
にはサドル支持ポスト7が立設されている。サドル支持
ポスト7にはサドルポスト8が上下位置調節自在に嵌着
され、サドルポスト8の上部に固着したサドル9を任意
の高さで固定することができる。
【0008】ハンドルポスト6とサドル支持ポスト7の
上下中間部位にはギヤボックス10が架設され、ギヤボ
ックス10内には歯数を等しくする一対のヘリカルギヤ
11,12が前後に配設されている。そして、中央フレ
ームメンバー3上に上向きに配設された誘導電動機13
の軸に嵌着したウォームギヤ14が一対のヘリカルギヤ
11,12間に介装され、ウォームギヤ14を介して一
対のヘリカルギヤ11,12が連動するように形成され
ている。
【0009】そして、後方(図1において右)のヘリカ
ルギヤ12は、ペダル15,16を取付けたクランクペ
ダル軸17に嵌着され、前方のヘリカルギヤ11を嵌着
したクランクレバー軸18の左右両端には位相が相互に
相違するクランクレバー19,20が嵌着されている。
また、ハンドルポスト6の上端部位に設けた左右方向の
軸21の左右にはクランクハンドル22,23が遊嵌さ
れ、クランクハンドル22,23と一体のレバー24,
25と、前述した前方のヘリカルギヤ11のクランクレ
バー19,20とは夫々リンク26,27を介して連結
されている。従って、前方のヘリカルギヤ11の回転に
伴って左右のクランクハンドル22,23は連動して交
互に前後へ揺動する。
【0010】ヘリカルギヤ11,12の歯のねじれ角は
大角度に形成され、ペダル15,16を踏んでヘリカル
ギヤ12を回転することにより、ウォームギヤ14及び
前方のヘリカルギヤ11が連動し、誘導電動機13及び
クランクハンドル22,23が駆動される。また、サド
ル支持ポスト7の後方には電源部、制御部並びに駆動回
路等の電気回路装置28が設置され、誘導電動機13の
軸の近傍に配置された回転センサ29が制御部に接続さ
れている。
【0011】上述したギヤボックス10、リンク機構及
び電気回路装置28等は外筐30にて被蔽され、左右の
クランクハンドル22,23とサドル9が外筐30から
露出しており、ハンドルポスト6の上部に相当する外筐
30の上面部には操作盤31及び液晶表示装置32が設
けられて夫々制御部に接続されている。制御部は誘導電
動機13の駆動回路を制御し、操作盤31からの入力デ
ータと回転センサ29の検出値に基づいて出力電流を制
御する。
【0012】図3は駆動回路33を示し、誘導電動機1
3は双方向性3端子サイリスタ34を介して交流電源3
5に接続され、双方向性3端子サイリスタ34のゲート
をスイッチングトランジスタQ1 によって制御すること
により交流電流の位相制御を行い、誘導電動機13の駆
動電流が可変される。また、整流ダイオードD1 によっ
て整流した直流電源をトランジスタQ2 を介して誘導電
動機13に接続し、トランジスタQ2 を演算増幅器36
によって制御することにより任意の直流電流を誘導電動
機13に供給して誘導電動機13を制動できるようにし
ている。
【0013】自転車形運動機1のクランクペダル軸17
に制動力を与えて筋力トレーニングを行う場合は、先ず
操作盤31のキーによって所望の制動トルク値を設定す
る。制動トルク値は、液晶表示装置32に例えば強、
中、弱の如く表示されるものの中から任意の値を選択し
て入力することにより選択した値が制御部37に制御目
標としてセットされる。そして、使用者がペダル15,
16を漕ぐと、誘導電動機13の回転子が回転され、そ
の回転が回転センサ29により検出されて制御部37が
回転数を算出する。
【0014】制御部37は、設定制動トルクと算出され
た回転数に応じた直流電流値を演算し、図3に示す演算
増幅器36を制御して誘導電動機13に直流電流を供給
し、クランクペダル軸17の回転負荷を一定に制御す
る。また、制御部37にはペダル駆動モードにおける駆
動開始の基準となる任意の基準回転数Rが設定されてお
り、ペダル15,16を誘導電動機13により駆動して
ストレッチ運動等を行う場合は、操作盤31のキーによ
りペダル駆動モードを選択してペダル回転数を設定すれ
ば、駆動スタンバイ状態となる。
【0015】そして、運動者がペダル15,16を踏ん
でクランクペダル軸17を回転し、誘導電動機13の回
転数が基準回転数Rに達したことが回転センサ29によ
って検出されたときに、制御部37がスイッチングトラ
ンジスタQ1 を駆動し、双方向性3端子サイリスタ34
により交流電流の位相制御を行い、誘導電動機13の駆
動を開始する。また、駆動電流は低電流で開始され、一
定時間後に設定電流値に達するようにソフトウェア或い
はハードウェアによって構成されている。これにより、
運動者がペダルを漕ぎ始めてペダルの回転数が基準回転
数Rを超えたときにペダルが急激に駆動状態に切替わる
ことがなく、運動者に対する負荷が急変することを防止
している。
【0016】尚、駆動回路は上述した回路に限定される
ものではなく、リレーにより電流をオン/オフしてもよ
く、また、図4に示すインバータ制御によるものでもよ
い。同図に示す駆動回路は、交流電源38をダイオード
ブリッジ39にて全波整流し、+電源と−電源との間を
二対のスイッチングトランジスタQ3 ,Q4 とQ5 ,Q
6 にて接続し、夫々直列に接続されたスイッチングトラ
ンジスタQ3 とQ4 との間とQ5 とQ6 との間に誘導電
動機13を接続している。
【0017】スイッチングトランジスタQ3 ,Q6 とQ
4 ,Q5 は、制御部40により対称的にオン/オフされ
て誘導電動機13を駆動し、オン/オフのデューティ比
をPWM制御して擬似正弦波を出力する。そして、擬似
正弦波の周波数を変化させることにより回転数が制御さ
れる。また、誘導電動機13を制動する場合は、スイッ
チングトランジスタQ4 とQ5 をオフし、Q3 とQ6
オンすることにより誘導電動機13に直流電流が供給さ
れてクランクペダル軸17に回転負荷が与えられる。そ
して、スイッチングトランジスタQ3 のデューティ比を
変化させることによって直流電流値を可変でき、図3に
示した駆動回路と同様に制動力の制御が行える。
【0018】尚、図示は省略するが、一対のレバー形ペ
ダルを交互に踏下すステップ形運動機においてもレバー
形ペダルの前部に長手方向のガイド溝を設け、このガイ
ド溝をヘリカルギヤ12のクランクペダル軸17に係合
させてペダルの昇降運動をヘリカルギヤ12の回転運動
に変換する等の構成を採ることにより誘導電動機13に
よる駆動と制動とを行うことができる。また、本発明
は、本発明の技術的範囲において種々の改変を為すこと
ができ、本発明がそれらの改変されたものに及ぶことは
当然である。
【0019】
【発明の効果】この発明の足踏み式運動機は、上記一実
施例において詳述したように、ペダルを電動機によって
駆動して運動を行う際に、運動者がペダルを踏んで電動
機の回転数がある程度に達するまでは電動機が始動しな
い。従って、電源スイッチやスタートスイッチを操作し
た時点ではペダルは駆動されず、ペダルの起動時におけ
る不慮の事故を防止でき、安全性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、自転車形運動機の一
部切欠側面図。
【図2】図1に示す自転車形運動機の一部切欠正面図。
【図3】自転車形運動機の駆動回路図。
【図4】他の実施例を示し、インバータ制御形駆動回路
の回路図。
【符号の説明】 1 自転車形運動機 2 ベースフレーム 10 ギヤボックス 11,12 ヘリカルギヤ 13 誘導電動機 14 ウォームギヤ 15,16 ペダル 17 クランクペダル軸 18 クランクレバー軸 19,20 クランクレバー 22,23 クランクハンドル 24,25 レバー 26,27 リンク 28 電気回路装置 29 回転センサ 31 操作盤 33 駆動回路 37 制御部
フロントページの続き (72)発明者 西澤 哲也 静岡県藤枝市八幡字広通550番1 丸高医 療機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに回転自在なクランクペダル或
    いは揺動自在なレバー形ペダル等のペダルを設け、電動
    機と前記ペダルとを動力伝動機構を介して連結した足踏
    み式運動機に於て、前記電動機の制御部に前記電動機の
    回転数を検出する手段と、基準回転数を設定する手段
    と、検出回転数と基準回転数との比較手段を設けるとと
    もに、検出回転数が基準回転数を超えたときに前記電動
    機の駆動を開始する制御手段を設けたことを特徴とする
    足踏み式運動機。
JP10312594A 1994-05-17 1994-05-17 足踏み式運動機 Pending JPH07308403A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10312594A JPH07308403A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 足踏み式運動機

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JP10312594A JPH07308403A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 足踏み式運動機

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JPH07308403A true JPH07308403A (ja) 1995-11-28

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ID=14345856

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JP10312594A Pending JPH07308403A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 足踏み式運動機

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JP (1) JPH07308403A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017051427A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 トヨタ自動車株式会社 歩行訓練装置
CN111345974A (zh) * 2017-11-24 2020-06-30 国家康复辅具研究中心 一种多体位康复训练控制系统

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