JPH07307735A - マルチメディアサービス方式 - Google Patents

マルチメディアサービス方式

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Publication number
JPH07307735A
JPH07307735A JP6096418A JP9641894A JPH07307735A JP H07307735 A JPH07307735 A JP H07307735A JP 6096418 A JP6096418 A JP 6096418A JP 9641894 A JP9641894 A JP 9641894A JP H07307735 A JPH07307735 A JP H07307735A
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JP
Japan
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information
multimedia service
circuit
service system
evaluation
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Withdrawn
Application number
JP6096418A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Maruyama
和克 丸山
Tetsuo Tachibana
哲夫 橘
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像情報、音声情報、又はデータを含む各種
サービス情報をアナログ信号からディジタル信号に変換
しATM伝送方式を用いて提供するマルチメディアサー
ビス方式に関し、アナログ回路部分の品質を時間的にか
つ周囲の環境条件の差異、装置の固体差によらず均一に
保持する。 【構成】 各種のサービス情報に対応した保守管理用の
パターンデータを情報提供元から評価用セルとして情報
の受取元に対して送出するか或いは受信元で発生させ、
該受取元では、該評価用セルを評価用セル抽出回路1で
抽出しアナログ回路2を経由する場合と経由しない場合
の該保守管理用のデータを評価回路3に入力して該デー
タの再生品質を評価し、その評価結果を該情報提供元に
返送するか又は調整回路6により該アナログ回路2を調
整することにより、該情報提供元が該受取元のアナログ
回路に対して保守管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチメディアサービス
方式に関し、特にATM(非同期転送モード)を用いた
伝送方式を用いて各種サービス情報を提供するマルチメ
ディアサービス方式に関するものである。
【0002】ATMを用いた伝送方式では、データ、音
声、画像の通信メディアによらず、全ての情報に固定長
のブロックであるATMセル(以下、単にセルと称する
場合がある)を用いる。
【0003】セルは図20に示すように5バイトのヘッ
ダー(HEADER)と48バイトのペイロード(PAYLOAD) とに
別れており、ヘッダーのラベルで通信メディアの識別が
可能である。
【0004】ATM伝送方式では、セルのヘッダー部に
階層化されている仮想チャネルID(VCI)仮想パス
ID(VPI)によってペイロード部に搭載されている
情報種類の分類を行うので、各ユーザーは端末より図2
1(a)及び(b)に示す如く終端部TAを介して、そ
のATM網の管理元から、シグナリング処理によって与
えられたVCI/VPIによってセル単位でそのATM
網を専用線の様に通信が行え、同一端末から単一の光フ
ァイバー(150Mbps又は600Mbps)でデータ、音声、画像の
複数のメディア情報をほぼ同時に大量に伝送することが
できる。
【0005】このATM伝送方式では、大容量の情報を
高速に行えるため、情報量が膨大になる高品位な画像情
報、音声情報をリアルタイムに送る事が可能であるた
め、そのような情報伝達を必要とするペイ(ケーブル)
テレビ、フルカラー動画によるテレビ電話、音声/TV
会議方式等のマルチメディアサービスがその利用分野に
挙げられている。
【0006】また、ATM伝送方式では複数メディアを
同一方式形態でも簡単に同時に取り扱えるためこれらの
複合化したサービスを取り扱う事も可能である。同時に
複数の情報を各々異なる情報提供者から提供することが
可能である。
【0007】この様なマルチメディアサービスでは、伝
送される画像、音声の情報が高品位であることが重要で
あるため、ユーザーによって情報の品質に差が生じない
ようにする必要がある。
【0008】
【従来の技術】このようなATM伝送方式では、上述し
たように複数の異なる形態のメディアを同一方式で扱う
事が可能ではあるが、当然光伝送路での伝送信号はディ
ジタル(量子化)された信号であって、画像、音声信号
を既存の端末(テレビ、オーディオ等)で受け取る形態
のサービスの場合、端末のインタフェイスに適したアナ
ログの信号(例:NTSC信号等)に変換しなければな
らない。
【0009】その際にD/A変換、オフセットのレベル
調整、帯域外成分除去のためのフィルタリング、インタ
フェイスのためのダイナミックレンジの調整等が必要に
なる。
【0010】図22には、受信したセルを画像端末DT
E1,音声端末DTE2,データ端末DTE3に出力す
る終端部TAの周知の構成例が示されており、受信した
セルは画像、音声、データをそれぞれ抽出するためのフ
ィルタリング回路FL1〜FL3でセル中のペイロード
が抽出され、遅延吸収バッファBF1〜BF3でそれぞ
れ速度変換される。
【0011】そして、この内、画像情報と音声情報は端
末DTE1,DTE2とのインタフェイスを取るための
アナログ回路AC1,AC2に送られ、データからアナ
ログ信号に変換されて端末DTE1,DTE2に与えら
れる。
【0012】図23には図22に示したアナログ回路と
して周知のNTSC方式による画像の回路例が示されて
おり、光伝送路を介して送られてきた例えば画像データ
をD/A変換器101でアナログ信号に戻し、これを演
算増幅器A1で構成されたオフセット調整回路102で
レベル調整し、更に電流加算器103aとビデオフィル
タ103bとNTSCフレーム抽出回路103cと平滑
回路103dとサンプルホールド回路103eとで構成
されたBPF回路103でクランプ動作すると共に帯域
外雑音を除去した後、演算増幅器A2で構成された出力
レベル調整回路104を介して画像端末に画像アナログ
信号を与えるものである。
【0013】また、音声情報の場合には、図24に示す
ように、音声データをD/A変換器111でアナログ信
号に戻し、これをBPF回路112で帯域外雑音を除去
した後、出力レベル調整回路113を介して音声端末に
音声アナログ信号を与えるアナログ回路となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このようなアナログ回
路においては、リニア部品で構成されているため、同一
の部品であっても固体特性差が存在し、また経年変化や
温度、湿度等の影響を受けやすい特性を持つ。
【0015】そのため、画像、音声の情報の品質劣化が
生じると共に装置間で特性(性能)差が存在し、また同
一装置でも経年劣化や、使用環境によって特性差が生じ
得る。
【0016】高精度の画像情報や音声情報を伝達する事
を目的とした伝送方式では常に初期の高度な特性を、装
置の使用使用耐久年数以上は維持する必要があるため、
さまざまな部品の特性変化から来る装置内の各回路それ
ぞれの特性の変化(劣化)を補償する必要があるが、そ
の様なアナログ回路は設計も難しくまた構成部品も極端
に高価になりかつ、量産が難しいという問題点があっ
た。
【0017】従って本発明は、画像情報、音声情報、又
はデータを含む各種サービス情報をアナログ信号からデ
ィジタル信号に変換しATM伝送方式を用いて提供する
マルチメディアサービス方式において、アナログ回路部
分の品質を時間的にかつ周囲の環境条件の差異、装置の
固体差によらず均一に保持することも目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するため、本発明に係るマルチメディアサービス方式
は、下記のような種々の手段並びにこれに伴う作用を有
している。
【0019】(1)アナログ回路の使用環境別の特性変
化や経年変化を知るためには、それぞれのメディアに適
したテストパターン(基準信号)を使用回路に通過さ
せ、それを元のパターンと比較して劣化を調べ、その評
価結果から回路を調整する事で可能である。
【0020】そこで構成としては、原理的に図1に示
すように、画像情報、音声情報、データ等を含む各種サ
ービス情報に対応した保守管理用のパターンデータを情
報提供元から評価用セルとして情報の受取元に対して送
出し、該受取元では、評価用セル抽出回路1で該評価用
セルを抽出し、アナログ回路2を経由して劣化した保守
管理用のパターンデータと該アナログ回路2を経由せず
劣化していない元の保守管理用のデータとを評価回路3
に入力して該データの再生品質を評価し、その評価結果
を該情報提供元に返送することにより、該情報提供元が
該受取元のアナログ回路2に対して保守管理を行う事を
特徴としたものである。
【0021】作用としては、提供するサービス情報
(アナログ信号)に適した保守管理用のパターンデータ
を、情報提供元から評価用のATMセルとして組み立て
て情報受信元に対して送出する。
【0022】該受信元では、評価用セル抽出回路1にお
いて、伝送されてきた評価用セルから保守管理用のパタ
ーンデータを抽出し、このパターンデータをアナログ回
路2に通過させて評価回路3に与える。
【0023】評価回路3では、アナログ回路2を経由し
て劣化した保守管理用のパターンデータと該アナログ回
路2を経由せず劣化していない元の保守管理用のデータ
とを比較して評価する。
【0024】この評価結果は、情報提供元に返送される
ので、情報提供元は受取元のアナログ回路2に対して保
守管理を行う事ができ、全加入者におけるアナログ回路
におけるサービス情報の品質管理を行うことができる。
【0025】(2)上記の評価回路3では、該アナログ
回路2を経由した出力信号をディジタル信号に変換して
該アナログ回路2を経由しない該パターンデータと比較
することが好ましい。
【0026】これにより、評価回路3では、ディジタル
信号同士の比較ができ、正確な評価結果が得られる。
【0027】(3)上記のマルチメディアサービス方式
において好ましくは、該情報提供元は、該保守管理用の
パターンデータをメモリに内蔵し、通常データと別のA
TMセルを該評価用セルとして送出する。
【0028】これにより、通常のサービス情報の通信に
影響を及ぼさないように評価用セルを受信元に送ること
ができる。
【0029】(4)また、上記のマルチメディアサービ
ス方式において、該情報提供元を回線の管理者又は加入
者端末とし、対向する加入者端末に対して通常データと
は別のATMセルで該パターンデータを送出することが
できる。
【0030】これにより、種々の形態(例えば、ケーブ
ルテレビ、テレビ電話、テレビ会議等)に対応したマル
チメディアサービス方式が構築できる。
【0031】(5)更に上記のマルチメディアサービス
方式において好ましくは、該受信元は、タイマ4による
一定時間毎に保守管理用のパターンデータを発生するメ
モリ5を有し、該パターンデータを該情報提供元からの
パターンデータの代わりに用いる。
【0032】これにより、情報提供元は保守管理用のパ
ターンデータを発生する必要がなく、受信元からの評価
結果のみを受信してアナログ回路によるサービス情報の
品質管理を行えばよくなる。
【0033】(6)更に上記のマルチメディアサービス
方式において好ましくは、該受信元は、評価回路3から
の評価結果に基づいて該アナログ回路2の素子調整を行
う調整回路6を備えている。
【0034】これにより、該パターンデータに基づき各
受信元(加入者端末)ではサービス情報の品質を全て均
一にすることが可能となる。
【0035】(7)更に上記のマルチメディアサービス
方式において、該受信元は、2系統のアナログ回路を有
し、一方を評価時に該パターンデータを入出力すると共
に非評価時に通常データを入出力する回路とし、他方を
評価時のみ通常データを入出力する回路として切替可能
にし、該評価回路3で再生品質の特性を評価することが
好ましい。
【0036】これにより、通常のデータ(サービス情
報)は何ら影響を受けずに通常通り受信元で受信される
こととなる。
【0037】(8)更に上記のマルチメディアサービス
方式においては、該受信元が、該タイマーで設定された
一定時間間隔毎に内蔵した該パターンデータを該メモリ
から出力し、該一定時間間隔で両アナログ回路を切り替
えて該評価回路3で再生品質の特性を評価することがで
きる。
【0038】これにより、サービス情報を通常通り受信
できると共に両方のアナログ回路を常に評価・調整する
ことが可能となる。
【0039】(9)更に上記のマルチメディアサービス
方式においては、該情報提供元から該評価結果を返送す
るためのATMセルを作成して該受信元に送ることが好
ましい。
【0040】上記のように情報提供元へ評価結果を返送
するATMセルが受信元へ送られて来ると、このATM
セルに評価結果を乗せて情報提供元を宛先として通知す
ることができ、品質管理を行うことができる。
【0041】(10)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式の別の態様として、該サービス情報が音声情報の
場合、該評価回路3が、該パターンデータの代わりに、
毎正時の時報の音声信号を用いて音声信号の評価を行う
機能を持つことができる。
【0042】これにより、時報のように定期的に同一の
情報が送出できるようなサービスの場合、この定期的な
情報に基づいて該パターンデータを用いずにアナログ回
路のチェックが行える。
【0043】(11)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式の別の態様として、該調整回路6は、該評価結果
を用いて、受信再生信号を該パターンデータに近づける
方向に該アナログ回路2におけるD/A変換器を制御す
ることが好ましい。
【0044】これにより、各加入者端末のアナログ回路
の性能を均一に保つことができる。
【0045】(12)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式の別の態様として、該調整回路6は、サービス情
報が複数チャネルの音声情報である場合、全てのチャネ
ルの特性が等しくなるように調整することが好ましい。
【0046】これにより、ステレオや多重音声放送等複
数チャネルが存在するときの調整を行うことができる。
【0047】(13)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式の別の態様として、サービス情報が画像情報であ
るとき、該調整回路6は、該アナログ回路2におけるD
/A変換器を制御するとき画面に制御の影響が出ない様
に受信信号の1画面の切れ目で制御を切り替えることが
好ましい。
【0048】これにより、2つのアナログ回路の切替時
の画面の連続性を保つことができる。
【0049】(14)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式の別の態様として、サービス情報が画像情報のと
き、該調整回路6は、該アナログ回路2におけるD/A
変換器を制御するとき画面に制御の影響が出ない様に一
度に制御する量の最大値が限定されていることが好まし
い。
【0050】これによっても、制御時の画面不良を無く
すことができる。
【0051】(15)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式の別の態様として、サービス情報が音声情報のと
き、該調整回路6は、該アナログ回路2におけるD/A
変換器を制御するとき音声信号に制御の影響が出ない様
に音声信号のレベルゼロまたは無音状態の点で制御を切
り替えることが好ましい。
【0052】これにより、2つのアナログ回路の切替時
に音声が異常にならないようにすることができる。
【0053】(16)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、サービス情報が音声情報のときにも、
該調整回路6は、該アナログ回路2におけるD/A変換
器を制御するとき音声信号に制御の影響が出ない様に一
度に制御する量の最大値が限定されていることが好まし
い。
【0054】(17)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、該調整回路6は、調整値の初期状態又
は通信開始時の初期値を設定するためのテーブルを備え
ていることが好ましい。
【0055】従って、電源を落としたり、一番最初に設
定する場合は、初期値のテーブル値に従ってバラツキの
無い動作が得られる。
【0056】(18)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、該情報提供元は、該調整回路6におけ
る調整動作を安定させるため一定時間該パターンデータ
を送出することが好ましい。
【0057】(19)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、該情報受信元が不特定多数の場合に
は、該情報提供元は該パターンデータを全ての情報受信
元に送ることにより、評価動作を全ての受信元で漏れな
く行うことが出来る。
【0058】(20)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、該評価回路3は、該アナログ回路2を
通過したパターンデータを元のパターンデータと同じサ
ンプリングクロックで再び量子化するときにサンプリン
グデータにアドレスを付け、該アナログ回路2を通過す
るときの遅延量を差分として差し引くことにより同一サ
ンプリング点のデータ比較を行うことができる。
【0059】(21)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、該評価回路3は、該アナログ回路2を
通過したサービス情報がNTSC方式の画像信号の場
合、該画像信号から垂直同期信号を抽出して位相を合わ
せることにより、やはり同一時点でのデータ比較を行う
ことが出来る。
【0060】(22)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、該評価回路3は、該アナログ回路2を
通過したサービス情報が音声信号の場合、該音声信号か
らピーク検出を行って位相を合わせることによりデータ
比較を行ってもよい。
【0061】(23)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、両アナログ回路を切り替えるとき、そ
の前後でその設定値を複写し合うことにより回路調整を
行うことができる。
【0062】(24)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、各種サービス情報がアナログ信号では
なくディジタル信号で提供されるものであり、受信元で
該ディジタル信号をアナログ信号に変換して利用するこ
とも可能である。
【0063】従って、CD,CD−ROM等のディジタ
ルソースからのデータを送信側でA/D変換することな
くATM伝送網で送り、受信元においてこのデータをア
ナログ信号に変換する場合にも上記の種々のマルチメデ
ィアサービス方式を適用することができる。
【0064】(25)また、本発明では、画像情報、音
声情報、又はデータを含むサービス情報が、画像情報及
び音声情報以外に別個のセルで送られてきた文字情報を
画像信号に変換し、該画像情報と混合して画像データ及
び文字データを同一の画像端末に同時に出力させること
ができ、広帯域ターミナルアダプタを実現することがで
きる。
【0065】(26)上記のサービス情報としては、テ
レビ電話サービス情報、ペイテレビシステム情報、及び
テレビ会議システム情報のいずれかである。
【0066】(27)更に上記のマルチメディアサービ
ス方式において、該文字情報が広告を含むことができ、
使用料の一部または全額を広告主が負担する低料金(ま
たは無料)化を図ることができる。
【0067】
【実施例】〔1〕基準信号用セル生成回路の実施例:図2 情報受取元(以下、受信回路と称することがある)にお
けるアナログ回路(図1参照)を評価するためには、基
準となる信号を用いてその信号をアナログの回路系に通
過させてその劣化の測定を行えば可能であるが、該アナ
ログ回路に基準信号を通過させるためには、情報提供元
(以下、送信回路と称することがある)において基準と
なる信号の生成回路が必要となる。
【0068】図2には、このような基準信号用セル生成
回路の実施例が示されており、この回路では、情報提供
元より定期的に基準信号としてサービス情報に対応した
保守管理用のパターンデータを受信元に送出する。この
時、通常、サービスの信号を区別するため基準信号を運
ぶセルは専用のセルを用いる。
【0069】即ち、入力される画像又は音声の情報ソー
ス11,12がそれぞれD/A変換器13,14でデー
タに変換され、バッファメモリ15に書き込む。
【0070】或いは、このバッファメモリ15にはメモ
リ16に予め格納しておいたパターンデータ(テストパ
ターン)が書き込まれる。
【0071】そして、このバッファメモリ15は入力し
たデータを1セルの情報毎にまとめるか、又は1ATM
セルの情報量に至るまでデータを溜めてATMセル生成
回路17に送るための速度変換部となっている。
【0072】即ち、画像情報であれば数画分のカラーテ
ストパターンに相当する信号、音声であれば、正弦波も
しくは一定の周波数とレベルを持つ音声信号のパターン
をその情報サービスで行っている画像、音声信号と同じ
精度とサンプリングレートで量子化したデータを必要と
するため、このようなデータをバッファメモリ15で生
成する。
【0073】そして、このようなデータはATMセル生
成回路17でATMセルのフォーマットに変形され、更
に電気/光変換回路18で光信号に変換されて伝送路
(図示せず)に出力される。
【0074】尚、このような基準信号を受信側の回路で
発生させ、定期的に評価を行ってもよく、この場合に
は、送信回路で評価を開始する間隔を決めるタイマーを
持つ必要がある(図6参照)。
【0075】ここで、セルによって伝送された基準信号
も、受信回路に内蔵されるパターン発生器から出力され
る基準信号でも被評価対象のアナログ回路(D/A変換
器)に同一条件で入力させる必要がある。
【0076】セルで伝送する場合、例えば1秒間に30
毎の画像を作成するとして、1画像を作成するのにα個
のセルに相当するデータを必要とし、また基準信号のテ
ストパターンにβ個のセルが必要とすると、1時間毎に
評価を行うとして送出する画像セルの数は、 α×30×60×60=10800α (画像セル) β (基準信号用セル) となり、10800α:β の比率でセルを送出すれば
良く実際のクロックレートは伝送データのトラヒック量
から算出される。
【0077】〔2〕基準信号の送出方法の実施例:図3
及び図4 基準信号を情報提供者が複数の不特定多数の情報受取者
(加入者端末)に対して通常サービスのデータとは別に
送出する場合、次の3つの場合がある。 (1)回線管理者(電話回線では、局に相当)と情報提供
者が同じであり、管理者がが各加入者端末に基準信号
(点線)を送る(図3参照)。これは、例えばケーブル
テレビに相当する方法である。
【0078】(2)管理者が情報提供者とは別であり、局
を介して不特定多数の加入者に基準信号を送出する(図
4(a)参照)。これは公衆回線のテレビ電話に相当す
る方法である。 (3)加入者が、相互に基準信号を与えて保守を行う(同
図(b)参照)。これは同じ社内でのテレビ会議に相当
する方法である。
【0079】〔3〕基準信号の評価方法:図5,図6 (1)基準信号の評価は通常サービスに影響を及ぼさない
ようする必要があるので、アナログ回路を多重化して評
価中と通常サービス中で切り換えて行う方法。
【0080】この方法では通常に使うアナログ回路
と、このアナログ回路が評価中の場合に通常情報を端
末に伝達するためのアナログ回路とを用いて行う。
【0081】この場合、基準信号(パターンデータ)を
情報提供元の送信回路から送る場合(図5)と受信回路
で生成する場合(図6)とがある。
【0082】即ち、前者の場合には、図22に示した終
端部TAにおいて、例えば画像情報に関してのフィルタ
リング回路FL1、遅延吸収バッファBF1、及びアナ
ログ回路(図22ではAC1)に対してそれぞれ画像
基準信号を抽出するためのフィルタリング回路FL0、
遅延吸収バッファBF0、及びアナログ回路を設けて
いる。
【0083】また、スイッチSW1,SW2によりバッ
ファBF1とBF0の各出力信号をそれぞれアナログ回
路,が切替入力できるようにし、スイッチSW3,
SW4によりアナログ回路,の各出力信号をそれぞ
れ画像端末DTE1及び評価回路4が切替入力できるよ
うにしている。
【0084】また、評価回路4の評価結果は設定値メモ
リ21に与えられ、後述するようにアナログ回路,
の素子調整を行うようにしている。
【0085】更に、バッファBF0の状態はメモリフル
検出部22によって監視されており、切替指令があった
ときバッファBF0に書き込まれたデータ量が適切な切
替時期であれば、上記のスイッチSW1〜SW4を切替
制御する。
【0086】制御においては、通常状態(各スイッチ部
分において実線で示す)ではアナログ回路に通常デー
タを通す場合は、フィルタリング回路FL1→バッファ
BF1→アナログ回路を通して端末DTE1に出力さ
れ、基準信号はフィルタリング回路FL0→バッファB
F0→アナログ回路を通って評価回路4に与えられる
様に各スイッチSW1〜SW4が切り替えられる。
【0087】また、アナログ回路とを入れ替えると
きには、評価を行う度に適宜アナログ回路とを各ス
イッチSW1〜SW4により切り替えればよい。
【0088】上記の評価方法は音声情報についても同様
の回路を用意することとなる。
【0089】更に、後者の場合(基準信号を受信側で持
っている場合)の評価方法が図6に示されており、この
場合には、図5に示した基準信号のフィルタリング回路
FL0とバッファBF0は用いずに、基準信号を予め格
納したメモリMを用意し、タイマーTMによって一定時
間毎にメモリMから基準信号を出力させると共にスイッ
チSW1〜SW4を切り替えている。
【0090】(2)通常のサービス中の信号の中で定期的
に確実に出力させる、基準信号として使用できる一定レ
ベルの信号を基準信号の代わりに用いてもよい。
【0091】これは通常情報の中に毎正時毎に時報の様
に定期的に同一の情報が送出できる様なサービスの場
合、画像でも同じように時計等決まったパターンを伝送
することが許されるサービス(通常は音声サービス)で
行う事が可能である 一定間隔に決まった信号が伝送さ
れてくることが分かっていれば、その信号を基準信号に
用いて評価を行う。
【0092】なお、スイッチSW1〜SW4の通常時か
ら評価時への切替順序は好ましくは次の通りである。 メモリ・フルが検出部22で検出されたとき(図5の
場合)、またはタイマーTMがフルになったとき(図6
の場合)に評価開始される。 スイッチSW2を評価側(点線位置)に設定し、アナ
ログ回路,から共に画像出力させる。 スイッチSW3,SW4を評価側(点線位置)に設定
して端末DTE1の接続切替を行う。 スイッチSW1を評価用に設定して評価用データ入力
準備完了とする。 評価用データをアナログ回路に入力開始させ評価回
路4が評価開始する。
【0093】また、逆に評価時から通常時への切替順序
は好ましくは次の通りである。 評価終了 アナログ回路の設定を変更する場合にはメモリ21
により設定変更を行う。 スイッチSW1を通常側(実線位置)に設定する。 スイッチSW3,SW4を通常側(実線位置)に設定
する。 スイッチSW2を通常側(実線位置)に設定する。 メモリ21によりアナログ回路をアナログ回路と
同じに設定する。
【0094】このようにして、スイッチSW1〜SW4
の切替を行う際、常に端末には通常信号が与えられ、信
号断が起こらないようにしている。
【0095】<スイッチSW1〜SW4の切替タイミン
グ:図7〜図9>上記の場合において、スイッチSW1
〜SW4を切り替えるタイミングは、画像信号にNTS
C方式を用いた場合、図7(及び図8)に示すように垂
直同期のフレーム信号が出る直前の画面の切り替わり時
期に行い、画像に影響がでない様にすることが望まし
い。
【0096】即ち、画像信号がNTSCで走査線が52
5本であれば、メモリ内の基準信号データが充分な量書
き込まれた後の最初の垂直同期信号からNTSCのコン
ポジットフレームが524個出力した後に切り替えるこ
とになる。
【0097】切り替えの手順としては、バッファ22に
評価用のデータが溜まったか、或いはタイマーTMで評
価する時間になったかのいずれかの方法の評価開始のフ
ラグが立った場合、通常のデータをアナログ回路から
アナログ回路に入力する様に切り替える。
【0098】アナログ回路に基準信号を通して評価を
開始し、評価結果を対向装置等に送出するか、評価結果
を元にアナログ回路の設定の調整行い、その処理を終
了したら、再びアナログ回路に通常データが通る様に
接続を切り替える。
【0099】また、音声情報の場合には、図9(a)に
示すように、アナログ回路のD/A変換器の前段にシフ
トレジスタSRを設け、入力データがコンパレータCO
MP1とCOMP2とにより同図(b)に示す如くシフ
トレジスタSRに対応したn段×2回だけ連続して|±
α|以内の信号がサンプルされときには、「無音レベ
ル」であるとして検出し、この無音レベルの時にスイッ
チの切替を行う。
【0100】音声の場合は信号が連続なため、時報等を
基準信号に用いて切り換えを行わない方法も有る。
【0101】〔4〕評価結果の処理方法の実施例:図1
0〜図12 (1)評価結果を情報提供元に返送する方法(図11参
照) この場合には、図1にも示したように、その画像や音声
の品質に対する評価結果をユーザーの識別コードと一緒
に情報提供者に返送する事で故障等の情報を情報提供者
が知ることができる。
【0102】このときの評価結果は、例えば情報提供元
から当該受信元に対して特性評価結果を返送させるため
のセルを送信し、このセルを受けた受信元では、評価終
了後に10に示すように、ユーザー端末の番号、評価
日、評価結果等を書き込んでセルを組立て送り返す。
【0103】但し、返送用データが1セルに満たない情
報量だとしても送り出せる様に使用しないペイロードの
部分には空のデータを書き込んでおく。
【0104】(2)アナログ回路(図5,図6参照)を通
過して劣化した基準信号を、基準状態に近づけるように
アナログ回路を調整する方法(図11,図12参照)。
【0105】評価の結果をもとにアナログ回路を通過し
た信号が基準信号に比較して歪みを生じていたりレベル
が変化していた場合アナログ回路を制御して信号を補正
する動作をさせる。
【0106】図11には、図23に示した画像アナログ
回路のD/A変換器101とオフセット調整回路102
の部分が示されており、評価結果(調整方向±信号)が
セレクタSELに与えられることにより、セレクタSE
Lの出力信号がメモリ105に保持され、これがラッチ
回路106から加算器107,108に加算又は減算さ
れるようになっている。
【0107】そして、メモリ105の出力は抵抗制御回
路109と110に与えられ、これによりD/A変換器
101のリファレンス電圧と、オフセット調整回路10
9のレベル調整が行われる。
【0108】即ち、一回調整する度にその変化方向を揮
発性のメモリ105に書き込む。例えば、抵抗値を初期
値から大きくする方向に制御する場合、制御コードを加
算して行くものとすると、初期値の設定を±0(テーブ
ル値全てをオール”0”にしておけばテーブル用の不揮
発メモリは不用)として初期状態では0の位置の抵抗値
を選ぶ様にし、数字が増えると大きな抵抗値を選ぶ事に
なり、マイナスの値になると抵抗値が小さくなって行く
ものとする。
【0109】1回目の制御で+方向に制御を行う場合、
メモリ105の値を+1にしてテーブル値とメモリを足
して+1の抵抗値を選択する。次回も同方向の制御の場
合メモリの値を+1して+2にする。次の制御が逆方向
ならメモリ105の値をマイナスして+1にする。
【0110】この制御の際に、通常のサービス中に制御
を行うので、一回の制御量はユーザーが画質や音声の変
化を感知出来ない程度のレベルで行う必要がある。例え
ば、演算増幅器A1の増幅率を制御する抵抗制御回路1
09の制御量を1ステップにする等して、サービス受託
者が制御の有無が分からない程度(例えば画面の色調が
突然変化すると認められない程度)の変化に抑える必要
がある。
【0111】また、ステレオによる音声放送の場合、図
11の回路を2つ用意して左右両チャネルを同じ様に制
御する必要が有る(図12参照)。
【0112】即ち、ステレオの音声を調整する際に左右
の音声を同じ様に調節するために、左右で調整の方向が
異なる場合は、それぞれ設定を更新する。左右で調整の
方向が同じで、評価時の信号と基準信号の比較した値が
異なる場合は、基準信号に対して変化の大きい側のみ設
定を更新する。
【0113】また、システム構築の初期状態やユーザー
の端末装置の電源投入時に制御量を安定にさせるため
に、工場出荷時に制御量の初期値をテーブルの形で持た
せておき、電源を落としたり、ATM網との最初の回線
接続時や接続した網を変更する場合は初期設定値にアナ
ログ回路の制御量を設定し、2回目の通信からは前回の
通信時の最後の状態を記憶しておいて、その値に制御量
を設定することが好ましい。
【0114】〔5〕評価回路の実施例:図13〜図16 この評価回路では、アナログ回路に基準信号となる信号
パターンを通してその劣化状態を基準信号と比較する。
即ち、アナログ回路から出力されたアナログ信号をA/
D変換して基準信号とディジタルの値で比較する。この
時、同じ位相でデータを比較しなければ成らない。
【0115】即ち、図13及び図14において、画像デ
ータはクロックに基づいてカウンタ21から出力される
アドレスに従って基準データメモリ22に一旦格納され
た後、アナログ回路2に送られると同時に比較器27に
そのまま送られる。
【0116】アナログ回路2に送られた画像データはア
ナログ信号に変換されるが、A/D変換器23でディジ
タル信号に戻され、やはりカウンタ21のアドレスに従
って評価メモリ24に格納される。
【0117】但し、比較するデータの位相が合っていな
いと比較器27で比較できないため、まず画像(NTS
C)信号では一度受信した基準信号を全てメモリ24に
溜め込み、アナログ回路2及びA/D変換器23のサン
プルクロックで動くカウンタ25でアドレスを設定し、
カウンタ21によるアドレスとの差分を差分計算部26
で計算してその差分だけアドレスをずらし、溜め込んだ
ときのアドレスと同じになるようにしてデータをメモリ
24から読み出す。
【0118】また、NTSC方式を使用した画像信号の
場合で説明すると、図15に示すように、フレームの位
相同期を取らなくては比較が行えないため、フレーム検
出部28で水平及び垂直同期の抽出とカラーバースト同
期の抽出を行ってNTSCのフレーム位相を抽出してお
き、フレーム検出部29とカウンタ30とで位相合わせ
を行ってA/D変換器23でのA/D変換動作とのタイ
ミングを合わせ、メモリ24を経て比較器27で基準信
号の値と比較する。もしくは、両方のデータにアドレス
を付け、変換時の遅延を差分として差し引いて位相をそ
ろえる。
【0119】音声信号の場合は、図16に示すように、
正弦波もしくは類似した信号を用いるため、図15のフ
レーム検出部28,29の代わりにピーク検出部31,
32でピーク検出を行えば、位相を合わせることが可能
である。ピーク検出はアナログの値で行っても、ディジ
タルへの変換後に行っても良い。
【0120】評価を行うタイミング(間隔)は、通常サ
ービス中は数時間〜1日程度に一回行う。この定期的な
評価はそのATM網に加わる全てのユーザーに対して行
う。評価用のデータは通常データに対して量が少ないた
め、常に何処かのユーザーに対しての評価用データのセ
ルを出力していてもトラヒックに影響無く方式を運営可
能である。
【0121】ユーザーが新たに回線にパスを設定した時
(電源投入時)は、回路の設定を調整する場合、短期間
で設定の調整を終了させるために、評価用のデータを集
中的にそのユーザーに送出する。新たにATM網内にパ
スを設定した場合はシグナリングを行い、VCI/VP
Iの設定を行うので、シグナリングの終了後に評価用デ
ータのセルを出力する方式とする必要が有る。
【0122】〔6〕変形例:図17〜図19 (1)別種類の情報を扱えるため、画像情報と文字情報を
合わせて画像端末上に表示する事が可能であるため、画
像情報と、画像情報に影響がでない程度の文字情報は同
一画面上に表示が可能である。
【0123】即ち、画像情報を扱う終端部TA内に文字
や記号のコードを画像信号に変換し、画像信号と混合し
て画面上に画像と一緒に文字や簡単な記号を映しだすキ
ャラクタ作成回路200をオフセット調整回路102と
出力レベル調整回路103との間に設け、文字データを
RAM202及びラッチ回路202を介して画像信号と
合成すれば画像情報と短文を同時に画面に出す事も可能
となる。
【0124】画面上に画像と一緒に文字や簡単な記号を
映しだす方法は、セルはそれぞれ画像情報用のセル、文
字情報用のセルを用いて別個に伝送し、受信回路内で文
字情報はメモリに格納される。文字情報の文字コードに
はそれぞれ表示用のアドレスを添付して伝送し、アドレ
スに従って画面に表示される。
【0125】送られて来た文字情報を1ぺージ分メモリ
に溜まったら即時に新しい文字情報に置き換える方法と
大容量のメモリに為、ユーザーの設定で指定ページを画
面に読みだせる様にする方法が考えられる。
【0126】1セル=53バイトで伝送される情報で
は、全てが文字情報だとして英文字で53字分になるの
で、セルの伝送速度を遅くしても、1ページが20文字
程度としたら(映画のテロップの文字数=17,8以下
から設定)情報量が多すぎるためメモリに溜めてページ
単位で読み出して画面の文字を読むため表示時間を一定
にする。
【0127】1回の表示量毎にオフセットを付けて一文
字ごとにアドレスをつけ、オフセットをページ数に相当
させる。オフセット以下のアドレスは表示位置を示し、
同じアドレスの文字は同じ位置に表示される。
【0128】タイマーで順次オフセットをインクリメン
トしてページをめくって行くか、ユーザーの指示で指定
ページを表示する(図18参照)
【0129】TV画面の表示される文字の位置は文字デ
ータの0,1,2,3,4,5,...F,10 で決められる。この例で
は、1列17文字。
【0130】オフセットの値がページ数になり、00,01,
02,.... ページと文字を表示する。改ページはタイマー
で一定間隔でオフセットをインクリメントして行うか、
ユーザーが指定( スイッチ、リモコン等) で行う
【0131】(2)画像情報と文字情報を合わせて画像端
末上に表示する機能として以下の3つのサービスが考え
られる。 テレビ電話、テレビ会議方式に於いて映像にコメント
やメモ(人命、地名、日付、聞き間違いをしやすい語句
の仮名表示等)を画面に出して、会話や映像と同時通信
をする事ができる。
【0132】ペイテレビ(ケーブルテレビ)等の放送
方式では、提供する番組以外に同時にニュースや天気予
報、お知らせ等の情報が提供できる。 テレビ電話やペイテレビなど、ユーザーが通信網を借
りて、情報提供者に情報の使用料を支払う方式では、提
供される画面に広告が文字情報で出力されるシステムが
可能で、広告主がATM網の使用料か、情報提供料また
は、両方を支払うことで、無料または、低額で情報を受
け取ることができる。
【0133】,においては、情報提供者が、画像と
文字情報で異なっても方式としては構成可能である。
【0134】特にニュース、天気予報、広告などで地域
限定性のある情報では、画像の情報提供者と情報受取者
が遠距離の場合、情報受取者の近辺の文字情報提供者の
情報を情報受取者は受け取る事が可能である(図19参
照)。
【0135】画像サービスでは、画像情報提供者が中継
局2を経由して全てのユーザー1,2,...A,
B..に画像情報の提供を行っている。中継局1により
サービスの提供を受けるユーザー1,2,3,....
は、広告提供者1からの広告情報を受け、中継局2によ
りサービスの提供を受けるユーザーA,B,....
は、広告提供者2からの広告情報を受る。(ニュース、
天気予報等でも同じ構成で複数の情報提供者によって一
つのサービスが構成される。)
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るマル
チメディアサービス方式によれば、各種のサービス情報
に対応した保守管理用のパターンデータを情報提供元か
ら評価用セルとして情報の受取元に対して送出するか或
いは受信元で発生させ、該受取元では、該評価用セルを
抽出しアナログ回路を経由する場合と経由しない場合の
該保守管理用のデータを評価回路に入力して該データの
再生品質を評価し、その評価結果を該情報提供元に返送
するか又は調整回路により該アナログ回路を調整するこ
とにより、該情報提供元が該受取元のアナログ回路に対
して保守管理を行うように構成したので、以下の効果が
得られる。
【0137】画像信号、音声信号の特性の装置による
固体差が少なくなり全てのユーザーに同一条件(特性)
の情報が提供できる。 また、装置の耐用限界までほぼ同一の再生条件(特
性)を維持できる。 ATM伝送方式の大容量伝送、単一方式での複数メデ
ィア伝送の特徴を用いて画像音声情報の再生の機能に、
環境変化による特性変化を補正する機能を付加すること
で、装置の設置位置の環境の影響が無くなる。 同様機能により、装置の経年劣化を補正する機能を備
えることで、経年変化による特性の劣化を防ぐ事が可能
である。
【0138】また本発明では、画像情報、音声情報、又
はデータを含むサービス情報が、画像情報及び音声情報
以外に別個のセルで送られてきた文字情報を画像信号に
変換し、該画像情報と混合して画像データ及び文字デー
タを同一の画像端末に同時に出力させることができ、広
帯域ターミナルアダプタを実現することができる。
【0139】そして、このサービス情報としては、テレ
ビ電話サービス情報、ペイテレビシステム情報、及びテ
レビ会議システム情報のいずれかを用いることができ
る。
【0140】更には上記の文字情報が広告を含むことが
でき、使用料の一部または全額を広告主が負担する低料
金(または無料)化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチメディアサービス方式の情
報受信元(受信側)の原理構成ブロック図である。
【図2】本発明に係るマルチメディアサービス方式の情
報提供元(送信側)における基準信号(パターンデー
タ)をATMセルとして生成するための回路を示したブ
ロック図である。
【図3】通常データと基準信号の伝達方法(その1)を
示したブロック図である。
【図4】通常データと基準信号の伝達方法(その2,
3)を示したブロック図である。
【図5】本発明に係るマルチメディアサービス方式にお
いて基準信号を用いたアナログ回路の評価方法を示した
ブロック図である。
【図6】本発明に係るマルチメディアサービス方式にお
いて基準信号を受信側に持った場合のアナログ回路の評
価方法を示したブロック図である。
【図7】本発明に係るマルチメディアサービス方式にお
いて画像信号を例にした、2つのアナログ回路の切替タ
イミングを説明するためのグラフ図である。
【図8】走査線とフレーム位置との関係を示した一般的
なテレビ画面図である。
【図9】本発明に係るマルチメディアサービス方式にお
いて音声信号を例にした、2つのアナログ回路の切替タ
イミングを説明するための図である。
【図10】本発明に係るマルチメディアサービス方式に
おいて評価結果を情報提供元に送り返すときのセルの構
成例を示した図である。
【図11】本発明に係るマルチメディアサービス方式に
おいて評価結果に基づき調整されるアナログ回路を示し
た図である。
【図12】本発明に係るマルチメディアサービス方式に
おいて評価結果に基づきステレオ音声を調整する過程を
示した図である。
【図13】本発明に係るマルチメディアサービス方式に
おいて画像情報の評価結果を得るための比較回路例(そ
の1)を示した図である。
【図14】図13の回路例の動作タイムチャート図であ
る。
【図15】本発明に係るマルチメディアサービス方式に
おいて画像情報の評価結果を得るための比較回路例(そ
の2)を示した図である。
【図16】本発明に係るマルチメディアサービス方式に
おいて音声情報の評価結果を得るための比較回路例を示
した図である。
【図17】アナログ回路においてキャラクタ作成回路
(専用LSI等を使用した場合)を用いて画像情報に文
字情報をプラスして提供するための回路例を示した図で
ある。
【図18】文字情報を同時サービスする動画サービス例
を示した図である。
【図19】広告の提供例を示したブロック図である。
【図20】一般的なATMセルの構造説明図である。
【図21】一般的なATM伝送網を示したブロック図で
ある。
【図22】ATM伝送網の終端部での処理回路例を示し
たブロック図である。
【図23】終端部におけるNTSC方式の画像アナログ
回路を示した図である。
【図24】終端部における音声アナログ回路を示した図
である。
【符号の説明】
1 評価用セル抽出回路 2 アナログ回路 3 評価回路 4 タイマー 5 パターンデータ内蔵メモリ 6 調整回路 101 D/A変換器 102 オフセット調整回路 DTE 加入者端末 TA 終端部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/26 H04N 7/173 H04Q 3/00

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報、音声情報、又はデータを含み
    アナログ信号で提供される各種サービス情報をディジタ
    ル信号に変換しATM伝送方式を用いて提供するマルチ
    メディアサービス方式において、 該サービス情報に対応した保守管理用のパターンデータ
    を情報提供元から評価用セルとして情報の受取元に対し
    て送出し、該受取元では、評価用セル抽出回路(1)で
    該評価用セルを抽出しアナログ回路(2)を経由して劣
    化した保守管理用のパターンデータと該アナログ回路
    (2)を経由せず劣化していない元の保守管理用のデー
    タとを評価回路(3)に入力して該データの再生品質を
    評価し、その評価結果を該情報提供元に返送することに
    より、該情報提供元が該受取元のアナログ回路(2)に
    対して保守管理を行う事を特徴としたマルチメディアサ
    ービス方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該評価回路(3)が、該アナログ回路
    (2)を経由して劣化した出力信号をディジタル信号に
    変換して該元の保守管理用のパターンデータと比較する
    ことを特徴としたマルチメディアサービス方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のマルチメディア
    サービス方式において、該情報提供元が、該保守管理用
    のパターンデータをメモリに内蔵し、通常データと別の
    ATMセルを該評価用セルとして送出することを特徴と
    したマルチメディアサービス方式。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のマル
    チメディアサービス方式において、該情報提供元が回線
    の管理者又は加入者端末であり、対向する加入者端末に
    対して通常データとは別のATMセルで該パターンデー
    タを送出することを特徴としたマルチメディアサービス
    方式。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のマルチメディア
    サービス方式において、該受信元が、タイマ(4)によ
    る一定時間毎に保守管理用のパターンデータを発生する
    メモリ(5)を有し、該パターンデータを該情報提供元
    からのパターンデータの代わりに用いることを特徴とし
    たマルチメディアサービス方式。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のマル
    チメディアサービス方式において、該受信元が該評価回
    路(3)からの評価結果に基づいて該アナログ回路
    (2)の素子調整を行う調整回路(6)を備えているこ
    とを特徴としたマルチメディアサービス方式。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のマル
    チメディアサービス方式において、該受信元が、2系統
    のアナログ回路を有し、一方を評価時に該パターンデー
    タを入出力すると共に非評価時に通常データを入出力す
    る回路とし、他方を評価時のみ通常データを入出力する
    回路として切替可能にし、該評価回路(3)で再生品質
    の特性を評価することを特徴としたマルチメディアサー
    ビス方式。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該受信元が、該タイマーで設定された
    一定時間間隔毎に内蔵した該パターンデータを該メモリ
    から出力し、該一定時間間隔で両アナログ回路を切り替
    えて該評価回路(3)で再生品質の特性を評価すること
    を特徴としたマルチメディアサービス方式。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該情報提供元から該評価結果を返送す
    るためのATMセルを作成して該受信元に送ることを特
    徴としたマルチメディアサービス方式。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれかに記載のマル
    チメディアサービス方式において、該サービス情報が音
    声情報の場合、該評価回路(3)が、該パターンデータ
    の代わりに、毎正時の時報の音声信号を用いて音声信号
    の評価を行うことを特徴としたマルチメディアサービス
    方式。
  11. 【請求項11】請求項6に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該調整回路(6)が、該評価結果を用
    いて、受信再生信号を該パターンデータに近づける方向
    に該アナログ回路(2)におけるD/A変換器を制御す
    ることを特徴としたマルチメディアサービス方式。
  12. 【請求項12】請求項6に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該サービス情報が複数チャネルの音声
    情報である場合、該調整回路(6)が、全てのチャネル
    の特性が等しくなるように調整することを特徴としたマ
    ルチメディアサービス方式。
  13. 【請求項13】請求項6に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該サービス情報が画像情報の場合、該
    調整回路(6)が、該アナログ回路(2)におけるD/
    A変換器を制御するとき画面に制御の影響が出ない様に
    受信信号の1画面の切れ目で制御を切り替えることを特
    徴としたマルチメディアサービス方式。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のマルチメディアサー
    ビス方式において、該調整回路(6)が、該アナログ回
    路(2)におけるD/A変換器を制御するとき画面に制
    御の影響が出ない様に一度に制御する量の最大値が限定
    されていることを特徴としたマルチメディアサービス方
    式。
  15. 【請求項15】請求項6に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該サービス情報が音声情報の場合、該
    調整回路(6)が、該アナログ回路(2)におけるD/
    A変換器を制御するとき音声信号に制御の影響が出ない
    様に音声信号のレベルゼロまたは無音状態の点で制御を
    切り替えることを特徴としたマルチメディアサービス方
    式。
  16. 【請求項16】請求項15に記載のマルチメディアサー
    ビス方式において、該調整回路(6)が、該アナログ回
    路(2)におけるD/A変換器を制御するとき音声信号
    に制御の影響が出ない様に一度に制御する量の最大値が
    限定されていることを特徴としたマルチメディアサービ
    ス方式。
  17. 【請求項17】請求項6、11乃至16のいずれかに記
    載のマルチメディアサービス方式において、該調整回路
    (6)が、調整値の初期状態や通信開始時の初期値を設
    定するためのテーブルを備えていることを特徴としたマ
    ルチメディアサービス方式。
  18. 【請求項18】請求項6、11乃至17のいずれかに記
    載のマルチメディアサービス方式において、該情報提供
    元が、該調整回路(6)における調整動作を安定させる
    ため一定時間該パターンデータを送出することを特徴と
    したマルチメディアサービス方式。
  19. 【請求項19】請求項18に記載のマルチメディアサー
    ビス方式において、該情報受信元が不特定多数の場合、
    該情報提供元が該パターンデータを全ての情報受信元に
    送ることを特徴としたマルチメディアサービス方式。
  20. 【請求項20】請求項2に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該評価回路(3)が、該アナログ回路
    (2)を通過したパターンデータを元のパターンデータ
    と同じサンプリングクロックで再び量子化するときにサ
    ンプリングデータにアドレスを付け、該アナログ回路
    (2)を通過するときの遅延量を差分として差し引くこ
    とにより同一サンプリング点のデータ比較を行うことを
    特徴としたマルチメディアサービス方式。
  21. 【請求項21】請求項2に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該評価回路(3)が、該アナログ回路
    (2)を通過したサービス情報がNTSC方式の画像信
    号の場合、該画像信号から垂直同期信号を抽出して位相
    を合わせることによりデータ比較を行うことを特徴とし
    たマルチメディアサービス方式。
  22. 【請求項22】請求項2に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、該評価回路(3)が、該アナログ回路
    (2)を通過したサービス情報が音声信号の場合、該音
    声信号からピーク検出を行って位相を合わせることによ
    りデータ比較を行うことを特徴としたマルチメディアサ
    ービス方式。
  23. 【請求項23】請求項7に記載のマルチメディアサービ
    ス方式において、両アナログ回路を切り替えるとき、そ
    の前後でその設定値を複写し合うことにより回路調整を
    行うことを特徴としたマルチメディアサービス方式。
  24. 【請求項24】請求項1乃至23のいずれかに記載のマ
    ルチメディアサービス方式において、各種サービス情報
    がアナログ信号ではなくディジタル信号で提供されるも
    のであり、受信元で該ディジタル信号をアナログ信号に
    変換して利用することを特徴としたマルチメディアサー
    ビス方式。
  25. 【請求項25】画像情報、音声情報、又はデータを含み
    アナログ信号で提供される各種サービス情報をディジタ
    ル信号に変換しATM伝送方式を用いて提供するマルチ
    メディアサービス方式において、 該サービス情報が、画像情報及び音声情報以外に別個の
    セルで送られてきた文字情報を画像信号に変換し、該画
    像情報と混合して画像データ及び文字データを同一の画
    像端末に同時に出力させることを特徴としたマルチメデ
    ィアサービス方式。
  26. 【請求項26】請求項25に記載のマルチメディアサー
    ビス方式において、該サービス情報が、テレビ電話サー
    ビス情報、ペイテレビシステム情報、及びテレビ会議シ
    ステム情報のいずれかであることを特徴としたマルチメ
    ディアサービス方式。
  27. 【請求項27】請求項25に記載のマルチメディアサー
    ビス方式において、該文字情報が広告を含むことを特徴
    としたマルチメディアサービス方式。
JP6096418A 1994-05-10 1994-05-10 マルチメディアサービス方式 Withdrawn JPH07307735A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5925102A (en) * 1997-03-28 1999-07-20 International Business Machines Corporation Managing processor resources in a multisystem environment in order to provide smooth real-time data streams, while enabling other types of applications to be processed concurrently
US5948065A (en) * 1997-03-28 1999-09-07 International Business Machines Corporation System for managing processor resources in a multisystem environment in order to provide smooth real-time data streams while enabling other types of applications to be processed concurrently
US6282560B1 (en) 1997-03-28 2001-08-28 International Business Machines Corporation Managing processor resources in a non-dedicated computer system
US6654780B1 (en) 1997-03-28 2003-11-25 International Business Machines Corporation System of managing processor resources in a non-dedicated computer system
JP2008507183A (ja) * 2004-07-15 2008-03-06 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 2つの伝送経路により伝送された2つの信号の間の遅延の測定システム

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