JPH07306823A - スロット番号識別機能を持つ計算機システム - Google Patents

スロット番号識別機能を持つ計算機システム

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Publication number
JPH07306823A
JPH07306823A JP9997194A JP9997194A JPH07306823A JP H07306823 A JPH07306823 A JP H07306823A JP 9997194 A JP9997194 A JP 9997194A JP 9997194 A JP9997194 A JP 9997194A JP H07306823 A JPH07306823 A JP H07306823A
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Application number
JP9997194A
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Inventor
Masahiro Matsumura
正博 松村
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07306823A publication Critical patent/JPH07306823A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 どのオプション・アダプタがどのオプション
・スロットに接続されているかを識別できるようにする
こと。 【構成】 スロット識別レジスタ60はnビット構成の
ものであり、スロット識別レジスタ60のビットiはi
番目のオプション・スロット5iに対応している。プリ
ンタ・アダプタが1番目のオプション・スロット51に
装着されており、プリンタ・アダプタのアダプタID番
地が‘0000’番地であり、プリンタ・アダプタのI
Dが‘00’であると仮定する。本体処理装置が‘00
00’番地の読出しを指示すると、プリンタ・アダプタ
がID(00)をデータ・バス上に送出し、応答信号線
上にオンの応答信号を送出する。この結果、1番目のオ
プション・スロット51から出ている応答信号線上の応
答信号はオンとなり、スロット識別レジスタ60のビッ
ト1に‘1’がセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オプション・アダプタ
の着脱を可能とするオプション・スロットの複数個を備
える計算機システムにおいて、どのオプション・アダプ
タがどのオプション・スロットに装着されているかを識
別できるようにしたものである。現在、計算機システム
の拡張性を持たせるに当たり、オプション・アダプタへ
の依存度が大きくなっている。その反面,ダウンサイジ
ングにより装置の小型化が言われている。オプション・
アダプタに関しても、スロット数を最小限に抑えること
により、拡張性を持たせつつ小型化に対応している。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の計算機システムの構成例を
示す図である。同図において、10はプロセッサ、20
はI/O装置、30はメモリ、40はメモリ・コントロ
ーラ、51ないし5nはオプション・スロットを示して
いる。プロセッサ10は、バスに接続されている。バス
は、アドレス・バスやデータ・バス,コントロール・バ
スなどから構成されている。I/O装置20もバスに接
続されている。メモリ30はアドレス・バス,データ・
バスに接続されており、メモリ・コントローラ40はア
ドレス・バス,コントロール・バスに接続されている。
メモリ・コントローラ40は、メモリ30を制御する。
オプション・スロット51,52,…,5nのそれぞれ
は、バスに接続されている。オプション・スロットはコ
ネクタであり、オプション・スロットに、オプション・
アダプタから出ている電線に接続されているコネクタが
挿入される。
【0003】図10は従来の応答信号の取込みを説明す
る図である。各オプション・スロット対応に応答信号線
が接続されている。すなわち、オプション・スロット5
1には固有の応答信号線が接続され、オプション・スロ
ット52にも固有の応答信号線が接続され、オプション
・スロット53にも固有の応答信号線が接続され、オプ
ション・スロット5nにも固有の応答信号線が接続され
ている。各オプション・スロットからの応答信号が纏め
られ、纏められたものが本体内応答信号となる。この場
合の本体処理装置とは、制御プログラムとプロセッサ1
0を併せたものを意味している。
【0004】図11は従来のオプション・アダプタ識別
処理を示す図である。アダプタID番地としては‘00
00’〜‘000F’が割り当てられていると仮定す
る。また、プリンタ・アダプタのアダプタID番地は
‘0000’番地、フロッピー・アダプタのアダプタI
D番地は‘0002’と仮定する。さらに、プリンタ・
アダプタのID番号は‘00’、ディスク・アダプタの
ID番号は‘01’、フロッピー・アダプタのID番号
は‘02’、LANアダプタのID番号は‘03’と仮
定する。さらに、図9において、プリンタ・アダプタが
どれかのオプション・スロット5iに接続され、フロッ
ピー・アダプタがどれかのオプション・スロット5jに
接続されていると仮定する。アダプタは、自己のアダプ
タID番地を記憶しており、自己のアダプタID番地を
パラメータとして持つ読出コマンドを受信すると、自己
のID番号をデータ・バス上に送出すると共に、応答信
号を応答信号線上に送出する。
【0005】図11のオプション・アダプタ識別処理
は、プロセッサ10がメモリ30に格納されている制御
プログラムを実行することにより行われる。電源が投入
されると、本体処理装置は‘0000’番地の読出しを
行う。すなわち、アドレス・バス上に‘0000’を送
出し、データ・バス上に読出コマンドを送出し、コント
ロール・バス上にストローブを送出する。‘0000’
番地の読出しを指示する読出コマンドを受信すると、プ
リンタ・アダプタは自己のID番号(00)をデータ・
バス上に送出すると共に、応答信号線上にオンの応答信
号を送出する。これにより、本体処理装置は、プリンタ
・アダプタが接続されていることを知る。
【0006】次に、本体処理装置は、‘0001’番地
の読出しを行う。アダプタID番地が‘0001’のア
ダプタ(ディスク・アダプタ)はシステムに接続されて
いないので、応答するアダプタは存在しない。
【0007】次に、本体処理装置は、‘0002’番地
の読出しを行う。‘0002’番地の読出しを指示する
読出コマンドを受信すると、フロッピー・アダプタは、
自己のID番号(02)をデータ・バス上に送出すると
共に、応答信号線上にオンの応答信号を送出する。
【0008】次に、本体処理装置は、‘0003’番地
の読出しを行う。アダプタID番地が‘0003’のア
ダプタ(LANアダプタ)はシステムに接続されていな
いので、応答するアダプタは存在しない。以下、同様な
処理を行い、最後に‘000F’番地の読出しを行う。
アダプタID番地が‘000F’のアダプタはシステム
に接続されていないので、応答するアダプタは存在しな
い。‘000F’番地の読出しを行った後、処理終了と
なる。
【0009】図12は従来のオプション・スロットと信
号線の接続を示す図である。プリンタ・アダプタにはプ
リンタ・アダプタ専用線が必要であり、ディスク・アダ
プタにもディスク・アダプタ専用線が必要であり、フロ
ッピー・アダプタにもフロッピー・アダプタ専用線が必
要であり、LANアダプタにもLANアダプタ専用線が
必要である。各オプション・スロットは、アドレス線を
接続するための端子,データ線を接続するための端子,
コントロール線を接続するための端子,プリンタ・アダ
プタ専用線を接続するための端子,ディスク・アダプタ
専用線を接続するための端子,フロッピー・アダプタ専
用線を接続するための端子,LANアダプタ専用線を接
続するための端子を持つ。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では、計算機システムの電源投入時における初期処
理の段階で、どの種類のオプション・アダプタが装着さ
れているかだけを認識し、その後に各アダプタに対して
必要な処理が行われていた。
【0011】一方、装置の小型化を行うに当たり、オプ
ション・スロットの数およびアダプタ・インタフェース
の見直しが行われている。アダプタ・スロット数は、そ
の機能に係わるため、安易に減らすことが出来ない。し
かし、アダプタ・インタフェースを見直すことにより、
インタフェース上の信号を減らし、且つオプション・ス
ロット用コネクタ等の部品形状の小型化および部品点数
を少なくすることにより、小型化が実現できる。
【0012】そこで、オプション・スロットの見直しに
当たり、全てのオプション・アダプタに対応できること
が必要となって来る。つまり、オプション・アダプタご
とに専用信号が存在する状態の下では、オプション・ス
ロットが1個の場合は現在のアダプタが認識できるため
問題とならないが、オプション・スロットが2個以上に
なると、それぞれのオプション・スロットに別々にそれ
ぞれの専用信号が必要となり、インタフェースの見直し
ができない。
【0013】本発明は、この点に鑑みて創作されたもの
であって、どのアダプタがどのオプション・スロットに
接続されているかを識別できるようにすること目的とし
ている。また、本発明は、複数のアダプタ専用線の中か
らオプション・スロットに接続されているアダプタに対
応した専用線を選択し、選択した専用線をオプション・
スロットに接続できるようにすることを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1のス
ロット番号識別機能を持つ計算機システムは、オプショ
ン・アダプタを装着するためのオプション・スロットを
n個(nは2以上の整数)備える計算機システムにおい
て、各オプション・スロットに1対1に対応するビット
をn個持つスロット認識レジスタを設け、オプション・
スロットからの応答信号の所定の有意瞬間で、スロット
認識レジスタの対応するビットに所定値が書き込まれる
よう構成したことを特徴とするものである。
【0015】請求項2のスロット番号識別機能を持つ計
算機システムは、オプション・アダプタを装着するため
のオプション・スロットをn個(nは2以上の整数)備
える計算機システムにおいて、スロット1アドレス・レ
ジスタ,スロット2アドレス・レジスタ,…,スロット
nアドレス・レジスタを設け、第i番目(iは1,2,
…,n)のオプション・スロットからの応答信号の所定
の有意瞬間で、スロットiアドレス・レジスタに、アド
レス・バス上のアドレスが書き込まれるよう構成したこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項3のスロット番号識別機能を持つ計
算機システムは、オプション・アダプタを装着するため
のオプション・スロットをn個(nは2以上の整数)備
える計算機システムにおいて、スロット1IDレジス
タ,スロット2IDレジスタ,…,スロットnIDレジ
スタを設け、第i番目(iは1,2,…,n)のオプシ
ョン・スロットからの応答信号の所定の有意瞬間で、ス
ロットiIDレジスタに、データ・バス上のデータが書
き込まれるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0017】
【作用】請求項1のスロット番号識別機能を持つ計算機
システムの作用について説明する。1番目のオプション
・スロットにはプリンタ・アダプタが装着され、3番目
のオプション・スロットにはフロッピー・アダプタが装
着されていると仮定する。また、プリンタ・アダプタの
アダプタID番地は‘0000’であり、フロッピー・
アダプタのアダプタID番地は‘0002’であると仮
定する。更に、プリンタ・アダプタのIDは‘00’で
あり、フロッピー・アダプタのIDは‘02’であると
仮定する。
【0018】アダプタは、自己のアダプタID番地を保
持している。そして、自己のアダプタID番地を指示す
るアドレスと、読出しを指示するコマンドとを受け取っ
た時には、自己のIDをデータ・バス上に送出し、応答
を返す。
【0019】本体処理装置が‘0000’番地の読出し
を指示すると、プリンタ・アダプタは、データ・バス上
に自己のID(00)を送出し、オンの応答信号を返
す。この結果、1番目のオプション・スロットからオン
の応答信号が出力され、スロット認識レジスタのビット
1に‘1’が書き込まれる。応答信号を受け取ると、本
体処理装置はスロット認識レジスタの内容を読み取る。
この結果、1番目のオプション・スロットにプリンタ・
アダプタが装着されていることを知る。
【0020】本体処理装置が‘0002’番地の読出し
を指示すると、フロッピー・アダプタは、データ・バス
上に自己のID(02)を送出し、オンの応答信号を返
す。この結果、3番目のオプション・スロットからオン
の応答信号が出力され、スロット認識レジスタのビット
3に‘1’が書き込まれる。応答信号を受け取ると、本
体処理装置はスロット認識レジスタの内容を読み取る。
この結果、3番目のオプション・スロットにフロッピー
・アダプタが装着されていることを知る。
【0021】請求項2のスロット番号識別機能を持つ計
算機システムの作用について説明する。本体処理装置が
‘0000’番地の読出しを指示すると、プリンタ・ア
ダプタは、データ・バス上に自己のID(00)を送出
し、オンの応答信号を返す。この結果、1番目のオプシ
ョン・スロットからオンの応答信号が出力され、スロッ
ト1アドレス・レジスタに‘0000’が書き込まれ
る。スロット1アドレス・レジスタの内容を読み取るこ
とにより、1番目のオプション・スロットにプリンタ・
アダプタが装着されていることを知る。
【0022】本体処理装置が‘0002’番地の読出し
を指示すると、フロッピー・アダプタは、データ・バス
上に自己のID(02)を送出し、オンの応答信号を返
す。この結果、3番目のオプション・スロットからオン
の応答信号が出力され、スロット3アドレス・レジスタ
に‘0002’が書き込まれる。スロット3アドレス・
レジスタの内容を読み取ることにより、3番目のオプシ
ョン・スロットにフロッピー・アダプタが装着されてい
ることを知る。
【0023】請求項3のスロット番号識別機能を持つ計
算機システムの作用について説明する。本体処理装置が
‘0000’番地の読出しを指示すると、プリンタ・ア
ダプタは、データ・バス上に自己のID(00)を送出
し、オンの応答信号を返す。この結果、1番目のオプシ
ョン・スロットからオンの応答信号が出力され、スロッ
ト1IDレジスタに‘00’が書き込まれる。スロット
1IDレジスタの内容を読み取ることにより、1番目の
オプション・スロットにプリンタ・アダプタが装着され
ていることを知る。
【0024】本体処理装置が‘0002’番地の読出し
を指示すると、フロッピー・アダプタは、データ・バス
上に自己のID(02)を送出し、オンの応答信号を返
す。この結果、3番目のオプション・スロットからオン
の応答信号が出力され、スロット3IDレジスタに‘0
2’が書き込まれる。スロット3IDレジスタの内容を
読み取ることにより、3番目のオプション・スロットに
フロッピー・アダプタが装着されているこを知る。
【0025】
【実施例】図1は本発明の計算機システムの構成例を示
す図である。同図において、10はプロセッサ、20は
I/O装置、30はメモリ、40はメモリ・コントロー
ラ、51ないし5nはオプション・スロット、60はス
ロット認識レジスタをそれぞれ示している。スロット認
識レジスタ60は、アドレス・バス,データ・バス,コ
ントロール・バスに接続されている。プロセッサ10
は、スロット認識レジスタ60の内容を読み取ることが
出来る。
【0026】図2は本発明の第1実施例を説明する図で
ある。応答信号を流す応答信号線は、コントロール・バ
スの中に含まれている。複数のオプション・スロットの
それぞれに対して、固有の応答信号線が接続されてい
る。各オプション・スロットからの応答信号をORした
ものが、本体内応答信号となる。
【0027】スロット認識レジスタ60のビット1はオ
プション・スロット51の応答信号線に接続され、スロ
ット認識レジスタ60のビット2はオプション・スロッ
ト52の応答信号線に接続され、スロット認識レジスタ
60のビット3はオプション・スロット53の応答信号
線に接続され、スロット認識レジスタ60のビットnは
オプション・スロット5nの応答信号線に接続されてい
る。オプション・スロット5i(i=1,2,…,n)
の応答信号の立上がりで、スロット認識レジスタ60の
ビットiに1が書き込まれる。
【0028】図3は本発明の第1実施例を使用した場合
のスロット番号識別処理を説明する図である。アダプタ
ID番地としては‘0000’〜‘000F’が割り当
てられていると仮定する。また、プリンタ・アダプタの
アダプタID番地は‘0000’番地、フロッピー・ア
ダプタのアダプタID番地は‘0002’と仮定する。
さらに、プリンタ・アダプタのID番号は‘00’、デ
ィスク・アダプタのID番号は‘01’、フロッピー・
アダプタのID番号は‘02’、LANアダプタのID
番号は‘03’と仮定する。さらに、プリンタ・アダプ
タがオプション・スロット51に接続され、フロッピー
・アダプタがオプション・スロット53に接続されてい
ると仮定する。
【0029】電源が投入されると、本体処理装置は‘0
000’番地の読出しを行う。プリンタ・アダプタは、
‘0000’番地の読出しを指示する読出コマンドを受
信すると、自己のID番号(00)をデータ・バス上に
送出すると共に、応答信号線上にオンの応答信号を送出
する。この応答信号によって、スロット認識レジスタの
ビット1に‘1’がセットされる。本体処理装置は、応
答信号の受信により、プリンタ・アダプタが接続されて
いることを知る。次に、プリンタ・アダプタがどのオプ
ション・スロットに接続されているかを知るために、ス
ロット認識レジスタの内容を読み出す。スロット認識レ
ジスタのビット1に新たに‘1’がセットされているの
で、プリンタ・アダプタがオプション・スロット51に
接続されていることを知る。
【0030】次に、本体処理装置は、‘0001’番地
の読出しを行う。アダプタID番地が‘0001’のア
ダプタ(ディスク・アダプタ)はシステムに接続されて
いないので、応答するアダプタは存在しない。
【0031】次に、本体処理装置は‘0002’番地の
読出しを行う。フロッピー・アダプタは、‘0002’
番地の読出しを指示する読出コマンドを受信すると、自
己のID番号(02)をデータ・バス上に送出すると共
に、応答信号線上にオンの応答信号を送出する。この応
答信号によって、スロット認識レジスタのビット3に
‘1’がセットされる。本体処理装置は、応答信号の受
信により、フロッピー・アダプタが接続されていること
を知る。次に、フロッピー・アダプタがどのオプション
・スロットに接続されているかを知るために、スロット
認識レジスタの内容を読み出す。スロット認識レジスタ
のビット3に新たに‘1’がセットされているので、フ
ロッピー・アダプタがオプション・スロット53に接続
されていることを知る。
【0032】次に、本体処理装置は、‘0003’番地
の読出しを行う。アダプタID番地が‘0003’のア
ダプタ(LANアダプタ)はシステムに接続されていな
いので、応答するアダプタは存在しない。以下、同様な
処理を行い、‘000F’番地の読出しを行う。アダプ
タID番地が‘000F’のアダプタはシステムに接続
されていないので、応答するアダプタは存在しない。
‘000F’番地の読出しを行った後、処理終了とな
る。本体処理装置は、以上の処理により、プリンタ・ア
ダプタがオプション・スロット51に接続され、フロッ
ピー・アダプタがオプション・スロット53に接続され
ていることを知る。
【0033】図4は本発明の第2実施例を説明する図で
ある。同図において、7i(iは1,2,…,n)はス
ロットiアドレス・レジスタをそれぞれ示している。オ
プション・スロット5iからの応答信号が立ち上がる
と、アドレス信号(アドレス・バス上を流れる信号)が
スロットiアドレス・レジスタ7iにセットされる。ス
ロット1アドレス・レジスタ71ないしスロットnアド
レス・レジスタ7nは、図1のスロット認識レジスタの
代わりに、設置される。
【0034】例えば、‘0000’番地の読出しを行う
場合、本体処理装置は、アドレス・バス上に‘000
0’を送出し、データ・バス上に読出コマンドを送出す
る。そして、応答が返ってきた場合又は一定時間たって
も応答が返ってこない場合には、アドレス・バス上のア
ドレス信号およびデータ・バス上のデータを落とす。
【0035】図5は本発明の第2実施例を使用した場合
のスロット番号識別処理を説明する図である。電源が投
入されると、本体処理装置は‘0000’番地の読出し
を行う。プリンタ・アダプタは、‘0000’番地の読
出しを指示する読出コマンドを受信すると、自己のID
番号(00)をデータ・バス上に送出すると共に、応答
信号線上にオンの応答信号を送出する。この応答信号に
よって、スロット1アドレス・レジスタに‘0000’
がセットされる。本体処理装置は、応答信号の受信によ
り、プリンタ・アダプタが接続されていることを知る。
【0036】次に、本体処理装置は、‘0001’番地
の読出しを行う。アダプタID番地が‘0001’のア
ダプタ(ディスク・アダプタ)はシステムに接続されて
いないので、応答するアダプタは存在しない。
【0037】次に、本体処理装置は‘0002’番地の
読出しを行う。フロッピー・アダプタは、‘0002’
番地の読出しを指示する読出コマンドを受信すると、自
己のID番号(02)をデータ・バス上に送出すると共
に、応答信号線上にオンの応答信号を送出する。この応
答信号によって、‘0002’がスロット3アドレス・
レジスタにセットされる。本体処理装置は、応答信号の
受信により、フロッピー・アダプタが接続されているこ
とを知る。
【0038】次に、本体処理装置は、‘0003’番地
の読出しを行う。アダプタID番地が‘0003’のア
ダプタ(LANアダプタ)はシステムに接続されていな
いので、応答するアダプタは存在しない。以下、同様な
処理を行い、最後に‘000F’番地の読出しを行う。
アダプタID番地が‘000F’のアダプタはシステム
に接続されていないので、応答するアダプタは存在しな
い。
【0039】次に、本体処理装置は、スロット1アドレ
ス・レジスタの読出しを行う。スロット1 アドレス・レ
ジスタには‘0000’が格納されているので、オプシ
ョン・スロット51には‘0000’に対応するアダプ
タ(プリンタ・アダプタ)が接続されていることを知
る。
【0040】次に、本体処理装置は、スロット2アドレ
ス・レジスタの内容を読み出す。スロット2アドレス・
レジスタには初期値(例えば‘FFFF’)が格納され
ているので、オプション・スロット52にはオプション
・アダプタが接続されていないことを知る。
【0041】次に、本体処理装置は、スロット3アドレ
ス・レジスタの読出しを行う。スロット3アドレス・レ
ジスタには‘0002’が格納されているので、オプシ
ョン・スロット53には‘0002’に対応するアダプ
タ(フロッピー・アダプタ)が接続されていることを知
る。
【0042】以下、同様にして、残りのスロットiアド
レス・レジスタの読出しを行う。スロットnアドレス・
レジスタの読出しを行った後、処理終了とする。本体処
理装置は、以上の処理により、プリンタ・アダプタがオ
プション・スロット51に接続され、フロッピー・アダ
プタがオプション・スロット53に接続されていること
を知る。
【0043】図6は本発明の第3実施例を説明する図で
ある。同図において、8iはスロットiIDレジスタ
(iは1,2,…n)を示している。オプション・スロ
ット5iからの応答信号が立ち上がると、データ・バス
上のデータ(アダプタIDはデータ・バス上を流れる)
がスロットiIDレジスタ8iにセットされる。スロッ
ト1IDレジスタ81ないしスロットnIDレジスタ8
nは、図1のスロット認識レジスタの代わりに、設置さ
れる。
【0044】図7は本発明の第3実施例を使用したスロ
ット番号識別処理を説明する図である。電源が投入され
ると、本体処理装置は‘0000’番地の読出しを行
う。プリンタ・アダプタは、‘0000’番地の読出し
を指示する読出コマンドを受信すると、自己のID番号
(00)をデータ・バス上に送出すると共に、応答信号
線上にオンの応答信号を送出する。この応答信号によっ
て、スロット1IDレジスタにID番号‘00’がセッ
トされる。本体処理装置は、応答信号の受信により、プ
リンタ・アダプタが接続されていることを知る。
【0045】次に、本体処理装置は、‘0001’番地
の読出しを行う。アダプタID番地が‘0001’のア
ダプタ(ディスク・アダプタ)はシステムに接続されて
いないので、応答するアダプタは存在しない。
【0046】次に、本体処理装置は‘0002’番地の
読出しを行う。フロッピー・アダプタは、‘0002’
番地の読出しを指示する読出コマンドを受信すると、自
己のID番号(02)をデータ・バス上に送出すると共
に、応答信号線上にオンの応答信号を送出する。この応
答信号によって、スロット3IDレジスタにID番号
‘02’がセットされる。本体処理装置は、応答信号の
受信により、フロッピー・アダプタが接続されているこ
とを知る。
【0047】次に、本体処理装置は、‘0003’番地
の読出しを行う。アダプタID番地が‘0003’のア
ダプタ(LANアダプタ)はシステムに接続されていな
いので、応答するアダプタは存在しない。以下、同様な
処理を行い、最後に‘000F’番地の読出しを行う。
アダプタID番地が‘000F’のアダプタはシステム
に接続されていないので、応答するアダプタは存在しな
い。
【0048】次に、本体処理装置は、スロット1IDレ
ジスタの読出しを行う。スロット1IDレジスタにはI
D番号‘00’が格納されているので、オプション・ス
ロット51にはID番号‘00’で特定されるアダプタ
(プリンタ・アダプタ)が接続されていることを知る。
【0049】次に、本体処理装置は、スロット2IDレ
ジスタの内容を読み出す。スロット2IDレジスタには
初期値を表す値(例えば‘FF’)が格納されているの
で、オプション・スロット52にはアダプタが接続され
ていないことを知る。
【0050】次に、本体処理装置は、スロット3IDレ
ジスタの読出しを行う。スロット3IDレジスタにはI
D番号‘02’が格納されているので、オプション・ス
ロット53にはID番号‘02’で特定されるアダプタ
(フロッピー・アダプタ)が接続されていることを知
る。
【0051】以下、同様にして、残りのスロットiID
レジスタの読出しを行う。スロットnIDレジスタの読
出しを行った後、処理終了とする。本体処理装置は、以
上の処理により、プリンタ・アダプタがオプション・ス
ロット51に接続され、フロッピー・アダプタがオプシ
ョン・スロット53に接続されていることを知る。
【0052】図8は本発明のオプション・スロットと信
号線の接続を説明する図である。同図において、9i
(i=1,2,…,n)はマルチプレクサを示してい
る。オプション・スロット5iには、アドレス・バス,
データ・バス,コントロール・バスおよびマルチプレク
サ9iの出力線が接続される。各マルチプレクサ9iの
入力には、プリンタ・アダプタ専用線,ディクス・アダ
プタ専用線,フロッピー・アダプタ専用線およびLAN
アダプタ専用線が接続される。
【0053】本体処理装置は、各マルチプレクサ9iを
制御することが出来る。例えば、オプション・スロット
51にプリンタ・アダプタが接続されている場合には、
マルチプレクサ91の出力からプリンタ・アダプタ専用
線上の信号が出力されるように、マルチプレクサ91を
制御する。同様に、オプション・スロット53にフロッ
ピー・アダプタが接続されている場合には、マルチプレ
クサ93の出力からフロッピー・アダプタ専用線上の信
号が出力されるように、マルチプレクサ93を制御す
る。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、どのオプション・スロットにどのオプション
・アダプタが接続されているかを知ることが出来る。ま
た、本発明によれば、オプション・スロットのコネクタ
に接続される信号線の数を減らすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計算機システムの構成例を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例を説明する図である。
【図3】本発明の第1実施例を使用したスロット識別処
理を説明する図である。
【図4】本発明の第2実施例を説明する図である。
【図5】本発明の第2実施例を使用したスロット識別処
理を説明する図である。
【図6】本発明の第3実施例を説明する図である。
【図7】本発明の第3実施例を使用したスロット識別処
理を説明する図である。
【図8】本発明のオプション・スロットと信号線の接続
を説明する図である。
【図9】従来の計算機システムの構成例を示す図であ
る。
【図10】従来の応答信号の取込みを説明する図であ
る。
【図11】従来のオプション・アダプタ識別処理を説明
する図である。
【図12】従来のオプション・スロットと信号線の接続
を説明する図である。
【符号の説明】
10 プロセッサ 20 I/O装置 30 メモリ 40 メモリ・コントローラ 5i オプション・スロット 60 スロット認識レジスタ 7i スロットiアドレス・レジスタ 8i スロットiIDレジスタ 9i マルチプレクサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オプション・アダプタを装着するための
    オプション・スロットをn個(nは2以上の整数)備え
    る計算機システムにおいて、 各オプション・スロットに1対1に対応するビットをn
    個持つスロット認識レジスタを設け、 オプション・スロットからの応答信号の所定の有意瞬間
    で、スロット認識レジスタの対応するビットに所定値が
    書き込まれるよう構成したことを特徴とするスロット番
    号識別機能を持つ計算機システム。
  2. 【請求項2】 オプション・アダプタを装着するための
    オプション・スロットをn個(nは2以上の整数)備え
    る計算機システムにおいて、 スロット1アドレス・レジスタ,スロット2アドレス・
    レジスタ,…,スロットnアドレス・レジスタを設け、 第i番目(iは1,2,…,n)のオプション・スロッ
    トからの応答信号の所定の有意瞬間で、スロットiアド
    レス・レジスタに、アドレス・バス上のアドレスが書き
    込まれるよう構成したことを特徴とするスロット番号識
    別機能を持つ計算機システム。
  3. 【請求項3】 オプション・アダプタを装着するための
    オプション・スロットをn個(nは2以上の整数)備え
    る計算機システムにおいて、 スロット1IDレジスタ,スロット2IDレジスタ,
    …,スロットnIDレジスタを設け、 第i番目(iは1,2,…,n)のオプション・スロッ
    トからの応答信号の所定の有意瞬間で、スロットiID
    レジスタに、データ・バス上のデータが書き込まれるよ
    うに構成したことを特徴とするスロット番号識別機能を
    持つ計算機システム。
JP9997194A 1994-05-13 1994-05-13 スロット番号識別機能を持つ計算機システム Pending JPH07306823A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5789328A (en) * 1996-06-18 1998-08-04 Nippon Petrochemicals Company, Limited Bulky nonwoven fabric and method for producing the same
JP2009208414A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Kyocera Mita Corp 電子機器システム、電子機器、オプション装置及び画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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