JPH0730631U - 収穫用鋏 - Google Patents

収穫用鋏

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Publication number
JPH0730631U
JPH0730631U JP067598U JP6759893U JPH0730631U JP H0730631 U JPH0730631 U JP H0730631U JP 067598 U JP067598 U JP 067598U JP 6759893 U JP6759893 U JP 6759893U JP H0730631 U JPH0730631 U JP H0730631U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scissors
harvesting
shaft
blades
plant
Prior art date
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Pending
Application number
JP067598U
Other languages
English (en)
Inventor
義範 森園
Original Assignee
義範 森園
大川 定道
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Filing date
Publication date
Application filed by 義範 森園, 大川 定道 filed Critical 義範 森園
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】地面に植わっている植物の採取が立ったままで
行え、また、アスパラガス等、採取する植物を所定の長
さに正確に揃えて採取することができる収穫用鋏を提供
する。 【構成】収穫用鋏はシャフト1を有している。シャフト
1の下端部には鋏本体2が設けてあり、上端部にはハン
ドル10を有している。ハンドル10には操作レバー3
が設けてある。鋏本体2は一対の刃20,21と、取着
部22及び操作部23、及び刃20,21の回動支点2
4とを具備している。刃20,21の側部には、それぞ
れブラケット25,26が突設されている。ブラケット
25,26には挟持体5,5が取りつけてある。挟持体
5,5は挟持部材50,51を有している。挟持部材5
1の基端部には測定棒4が固着部材55で取着されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は収穫用の鋏に係り、特にアスパラガス等の野菜や生花用の草木等を 採取するために好適な収穫用鋏に関する。
【0002】
【従来技術とその課題点】
アスパラガス等地面に植わっている植物を採取する作業を行う場合、従来は屈 んだ状態で作業を行っていた。この作業状態は不自然であり、疲れやすく、腰痛 の原因となっていた。 また、アスパラガス等を採取して出荷する場合は、収穫物の長さを均一に揃え る必要がある。従来は採取した収穫物を長さに応じて仕分けしたり、均一な長さ に切揃えたりする作業を行なわなければならず、余分な手間が掛かっていた。 また、この仕分け作業中に収穫物が傷付く等して、商品価値の低下を招いてい た。
【0003】
【考案の目的】
そこで本考案の目的は、地面に植わっている植物の採取が立ったままで行える 収穫用鋏を提供することにある。 また、本考案の他の目的は、アスパラガス等、採取する植物を所定の長さに正 確に揃えて採取することができる収穫用鋏を提供することにある。
【0004】
【考案の構成】
上記課題点を解決し目的を達成する為に講じた本考案の構成は次の通りである 。 第1の考案にあっては、 収穫用の鋏であって、この鋏は、上部にハンドルを有するシャフトと、このシ ャフトの下部に設けてある鋏本体と、上記ハンドルの近傍に設けてあり、伝達手 段を介して上記鋏本体を操作する操作手段と、を備え、上記鋏本体は枢着された 一対の刃を有し、該刃の上方には上記刃と連動させて開閉するように構成された 挟持体が配設してある、収穫用鋏である。
【0005】 第2の考案にあっては、 シャフトが伸縮手段を有する、第1の考案に係る収穫用鋏である。
【0006】 第3の考案にあっては、 挟持体が植物の弾性保持手段を備えている、第1または第2の考案に係る収穫 用鋏である。
【0007】 第4の考案にあっては、 上記挟持体または刃の少なくともいずれか一方には鋏本体の刃面と実質的に直 角方向に伸びる測定棒が設けてある、第1,第2または第3の考案に係る収穫用 鋏である。
【0008】 挟持体が備えている植物の弾性保持手段としては、挟持体のうち、植物との当 接面にスポンジ等の弾性体を設ける手段、或は挟持体を可撓性または屈曲可能性 を有する素材或はスポンジ等の弾性体で形成する手段、更には挟持体を刃に揺動 可能に枢着し、バネ等の弾性体で挟持方向に付勢しておき、植物を保持するとき には弾性体の変形で挟持体が植物を弾性保持できる様にした手段をあげることが できる。
【0009】 作 用 ハンドルを握って、立った状態で鋏本体の間に収穫される植物を挟み込む。 次いで操作手段を操作して鋏本体で植物を切断する。切断と同時に切断された 植物は挟持体によって挟持される。 操作手段を操作して挟持体の挟持を解除して植物を収穫する。
【0010】
【実施例】 本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。 図1は本考案に係る収穫用鋏の一実施例を示す斜視図である。 図において符号1は収穫用鋏のシャフトを示している。シャフト1の下端部には 鋏本体2が設けてある。また、シャフト1の上端部にはハンドル10を有してい る。ハンドル10の近傍には、鋏本体2を操作する操作手段である操作レバー3 が設けてある。
【0011】 上記シャフト1はアルミニューム製のパイプで構成されており、基シャフト1 1と基シャフト11に嵌入されている延長シャフト12を備えている。基シャフ ト11の下端部には軸方向形成された所望数のスリット14・・・が形成してあ る。このスリット14・・・を囲繞する様にして環状の緊締帯13が配設してあ る。緊締帯13は調整ネジ130を備えており、調整ネジ130を回すことによ って緊締帯13を締めたり緩めたりすることができる。
【0012】 鋏本体2は一対の刃20,21と、この刃20,21の後部にそれぞれ連設さ れている取着部22及び操作部23、及び刃20,21の回動支点24とを具備 している。刃20,21の側部には、それぞれブラケット25,26が突設され ている。
【0013】 ブラケット25,26には挟持体5,5が取りつけてある。挟持体5,5は刃 20,21の上方において、それぞれの刃面に対し実質的に直角方向に配置され た挟持部材50,51を有している。挟持部材50,51は金属製の薄板の内面 に合成樹脂板を貼着し、合成樹脂板の表面に弾性体であるスポンジ53を貼着し て構成されている。これによって両挟持部材50,51が鋏本体2の刃20,2 1と連動して開閉するように構成されている。
【0014】 挟持部材51の基端部には刃20,21の刃面と実質的に直角方向に伸びる所 定の長さの測定棒4がビスとナットからなる固着部材55で取着されている。
【0015】 シャフト1の下部には貫通孔(図示省略)を形成した取着ブラケット15が設 けてある。鋏本体2に連設されている取着部22の後端部には、貫通孔(図示省 略)を形成したブラケット220が立設してある。そして取着ブラケット15と ブラケット220のそれぞれの貫通孔を重ね、ボルトとナットからなる固着部材 6で取着ブラケット15にブラケット220を固着してある。 なお、固着部材6を緩めることによってブラケット220は固着部材のボルト を軸として回動でき、鋏本体2とシャフト1との角度を作業者が作業しやすい様 に調整することができる。
【0016】 刃20の後部に延設されている操作部23の後端部には、操作ワイヤー7の下 端部が取りつけてある。操作ワイヤー7はシャフト1の下端部からシャフト1内 を通り、上端部からシャフト1外に延出している。そして操作レバー3に固定ネ ジ30で固定してある。 符号8は刃20を通常状態で開く方向に付勢している復帰バネである。
【0017】 作 用 図2は本考案に係る収穫用鋏の使用状態を示す斜視図である。図1,2を参照 しながら上記構成の収穫用鋏の使用方法について説明する。 作業に先立ち、作業者の伸長に合わせて作業がやりやすい様にシャフト1の長 さを調整する。シャフトの長さの調整は次の様にして行う。 まず、固定ネジ30を緩めて操作ワイヤー7が自由に動ける様にしておく。
【0018】 次に調整ネジ130を回して緊締帯13を緩める。これによって、基シャフト 11から延長シャフト12を引き出したり押し込んだりすることができる。 長さが調整できたら緊締帯13を締め、基シャフト11に延長シャフト12を固 定する。次いで操作ワイヤー7の上端を引っ張って弛みがないようにし、固定ネ ジ30を締めて操作ワイヤー7を操作レバー3に固定する。これでシャフト1の 長さの調整が完了する。
【0019】 図2に示すように、作業者Wはハンドル10を握って、立った状態で鋏本体2 の間に収穫される植物Pを刃20,21の間に挟み込む。次いで操作レバー3を 握る。これにより操作レバー3に取りつけてある操作ワイヤー7が引っ張られ、 操作部23が取着部22側に引き寄せられる。操作部23が引き寄せられること により、これと連設してある刃20が刃21側に引き寄せられ、刃20,21間 が閉じて植物Pを切断する。
【0020】 植物Pの切断と同時に,切断された植物Pは挟持部材5,5によって挟持され るので、そのままハンドル10を持ち上げ操作レバー3を離して植物Pを収穫す る。また、操作レバー3を握ったまま植物Pを収容容器(図示省略)に移し、操 作レバー3を離して植物Pを収容容器内に収容することもできる。
【0021】 なお、植物Pを切断する際に、測定棒4を基準にして、植物Pの切断箇所の位 置合わせを行うことにより、各植物Pを均一な長さに揃えて採取することができ る。この場合は、収穫後に収穫物を長さに応じて仕分けしたり、均一な長さに切 揃えたりする等の煩雑な手間を省略することができるし、仕分け作業の際に植物 Pが傷付くのを防止することができる。 更に、測定棒4を利用してある一定の長さに成育したものを選択して採取する 目安にするという利点もある。
【0022】 なお、上記したように測定棒4はビスとナットからなる固着部材55で取着さ れているため着脱可能である。この為必要に応じて長さの異なる測定棒4と取換 えることができ、各種の長さの収穫物に対応できる。 また、測定棒4に目盛を設け、この目盛に応じて収穫物の切断長さを適宜設定 するように構成することもできる。
【0023】 図3は本考案に係る収穫用鋏の他の実施例を示す斜視図である。 上記実施例では、刃20を通常状態で開く方向に付勢している復帰バネ8がコ イルバネであり、刃20と取着部22の間に配設されていた。この場合は収穫作 業に当たって復帰バネ8が邪魔になることがあった。 本実施例では復帰バネ8をねじりコイルバネとし、取着部22と操作部23の 後端部に配設したので作業の邪魔にならない。
【0024】 また、刃20,21の先部を上方に向けてやや湾曲させている。この為刃20 ,21先の角度が多少地面側を向いた状態で切断作業をしても、刃先は地面に突 き刺さらず作業がやりやすい。 その他は上記実施例と大体において同じである。 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく実用新案登録請求の範囲 内において数々の変形が可能である。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。 (1) アスパラガス等地面に植わっている植物を採取する作業が立った状態で行え る為、疲れにくく、腰痛等も起こしにくい。従って全体として作業の効率化が図 れる。 (2) アスパラガス等を採取して出荷する場合は、収穫物の長さを均一に揃える必 要がある。従来は採取した収穫物を長さに応じて仕分けしたり、均一な長さに切 揃えたりする作業を行なわなければならず、余分な手間が掛かっていた。また、 この仕分け作業中に収穫物が傷付く等して、商品価値の低下を招いていた。 しかし、挟持部材または刃の少なくともいずれか一方には鋏本体の刃面と実質 的に直角方向に伸びる測定棒が設けてあるものは、アスパラガス等、採取する植 物を所定の長さに正確に揃えて採取することができ、上記問題点が解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る収穫用鋏の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】本考案の収穫用鋏の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案に係る収穫用鋏の他の実施例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 鋏本体 4 測定棒 5 挟持体 10 ハンドル 20、21 刃

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収穫用の鋏であって、この鋏は、 上部にハンドル(10)を有するシャフト(1) と、 このシャフト(1) の下部に設けてある鋏本体(2) と、 上記ハンドル(10)の近傍に設けてあり、伝達手段を介し
    て上記鋏本体(2) を操作する操作手段と、 を備え、 上記鋏本体(2) は枢着された一対の刃(20,21) を有し、
    該刃(20,21) の上方には上記刃 (20,21)と連動させて開
    閉するように構成された挟持体(5,5) が配設してある、 収穫用鋏。
  2. 【請求項2】 シャフト(1) が伸縮手段を有する、請求
    項1記載の収穫用鋏。
  3. 【請求項3】 挟持体(5,5) が植物の弾性保持手段を備
    えている、請求項1または2記載の収穫用鋏。
  4. 【請求項4】 上記挟持体(5,5) または刃(20,21) の少
    なくともいずれか一方には鋏本体(2) の刃面と実質的に
    直角方向に伸びる測定棒(4) が設けてある、 請求項1,2または3記載の収穫用鋏。
JP067598U 1993-11-24 1993-11-24 収穫用鋏 Pending JPH0730631U (ja)

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JPH0730631U true JPH0730631U (ja) 1995-06-13

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JP067598U Pending JPH0730631U (ja) 1993-11-24 1993-11-24 収穫用鋏

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012105623A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Kinboshi Oshima Kogyo Kk アスパラガスの収穫ストック付きの収穫用ハサミ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6474930A (en) * 1987-09-16 1989-03-20 Yoneyama Seisakusho Kk Asparagus harvester
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