JPH07305985A - 多管式熱交換器 - Google Patents

多管式熱交換器

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JPH07305985A
JPH07305985A JP12468894A JP12468894A JPH07305985A JP H07305985 A JPH07305985 A JP H07305985A JP 12468894 A JP12468894 A JP 12468894A JP 12468894 A JP12468894 A JP 12468894A JP H07305985 A JPH07305985 A JP H07305985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipes
pipe
adjacent
heat exchanger
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP12468894A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Chiba
朋広 千葉
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 サイドプレートに隣接するパイプを流れる熱
交換媒体と空気との間でも十部な熱交換が行われる多管
式熱交換器を提供する。 【構成】 一対のタンクと、一対のタンクを連通させる
複数の直線状のパイプ5から成るパイプ群とを備え、パ
イプ5は、互いに所定間隔を隔てて千鳥状に配設されて
互いに平行に延在し、更に、パイプ群を挟んで対峙し、
パイプ5に平行に延在し、一対のタンクに接合された一
対のサイドプレート6を備え、一対のサイドプレート6
は、パイプ群から所定の間隔を隔てて配設され、一対の
サイドプレート6には、隣接するパイプに対して千鳥状
に配設され、隣接するパイプに向かって突出し、隣接す
るパイプに平行に延在する複数の直線状の突起が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の空調装置等に
用いられる多管式熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の発明者は、特願平5−2250
13号において、一対のタンクと、前記一対のタンクを
連通させる複数の直線状のパイプから成るパイプ群とを
備え、前記パイプは、互いに所定間隔を隔てて千鳥状に
配設されて互いに平行に延在し、更に、前記パイプ群を
挟んで対峙し、前記パイプに平行に延在し、前記一対の
タンクに接合された一対のサイドプレートを備える多管
式熱交換器を提案した。特願平5−225013号の多
管式熱交換器においては、一対のタンクと一対のサイド
プレートにより形成される筒状空間を空気流が通過し、
該筒状空間内に配設されたパイプ群を構成する全てのパ
イプが空気流に接し、前記パイプを流れる熱交換媒体と
空気との間で、熱交換が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特願平5−22501
3号の多管式熱交換器においては、図4に示すように、
パイプ群の内部では、空気流が千鳥状に配設されたパイ
プに沿って蛇行して流れるので、パイプ表面の広い範囲
が空気流に接し、パイプを流れる熱交換媒体と空気との
間で十分な熱交換が行われるが、サイドプレートに隣接
するパイプとサイドプレートとの間では、空気流がサイ
ドプレートに平行に流れるので、前記隣接するパイプの
サイドプレート側表面は、広い範囲で空気流に接するこ
とができず、このため、前記隣接するパイプを流れる熱
交換媒体と空気との間では十部な熱交換が行われないと
いう問題があった。本発明は上記問題に鑑みてなされた
ものであり、一対のタンクと、前記一対のタンクを連通
させる複数の直線状のパイプから成るパイプ群とを備
え、前記パイプは、互いに所定間隔を隔てて千鳥状に配
設されて互いに平行に延在し、更に、前記パイプ群を挟
んで対峙し、前記パイプに平行に延在し、前記一対のタ
ンクに接合された一対のサイドプレートを備える多管式
熱交換器であって、サイドプレートに隣接するパイプを
流れる熱交換媒体と空気との間でも十分な熱交換が行わ
れる多管式熱交換器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、一対のタンクと、前記一対のタ
ンクを連通させる複数の直線状パイプから成るパイプ群
とを備え、前記パイプは、互いに所定間隔を隔てて千鳥
状に配設されて互いに平行に延在し、更に、前記パイプ
群を挟んで対峙し、前記パイプに平行に延在し、前記一
対のタンクに接合された一対のサイドプレートを備え、
前記一対のサイドプレートは、前記パイプ群から所定の
間隔を隔てて配設され、前記一対のサイドプレートに
は、隣接するパイプに対して千鳥状に配設され、隣接す
るパイプに向かって突出し、隣接するパイプに平行に延
在する複数の直線状の突起が設けられていることを特長
とする多管式熱交換器を提供する。本発明の好ましい態
様においては、前記突起は半円形の断面形状を有する。
本発明の好ましい態様においては、前記突起は三角形の
断面形状を有する。
【0005】
【作用】本発明においては、サイドプレートには、隣接
するパイプに対して千鳥状に配設され、隣接するパイプ
に向かって突出し、隣接するパイプに平行に延在する複
数の直線状の突起が設けられているので、サイドプレー
トに隣接するパイプとサイドプレートとの間を流れる空
気流は、前記隣接するパイプと前記突起とに沿って蛇行
して流れる。この結果、サイドプレートに隣接するパイ
プ表面の広い範囲が空気流に接し、該パイプを流れる熱
交換媒体と空気との間で十分な熱交換が行われる。パイ
プ群を構成するパイプの断面形状が一般に円形であるこ
とを勘案すると、前記突起の断面形状を半円形としてお
けば、サイドプレートに隣接するパイプの周囲の空気流
の流線を、パイプ群内部のパイプの周囲の空気流の流線
と同様とすることができる。この結果、サイドプレート
に隣接するパイプにおいて、パイプ群内部のパイプと同
程度の十分な熱交換が行われる。前記突起の断面形状を
三角形とした場合でも、サイドプレートに隣接するパイ
プの周囲の空気流の流線を、パイプ群内部のパイプの周
囲の空気流の流線と同様とすることができる。この結
果、サイドプレートに隣接するパイプにおいて、パイプ
群内部のパイプと同程度の十分な熱交換が行われる。
【0006】
【実施例】以下の説明において、図1〜3の矢印I、I
I、III、IV、V、VIの方向をそれぞれ、前方、
後方、左方、右方、上方、下方と呼ぶ。本発明の第1実
施例に係る多管式熱交換器を図1、2に基づいて説明す
る。図1に示すように、左右方向に差し向けられた直方
体の第1タンク1と第2タンク2とが上下に対峙して配
設されている。上方の第1タンク1は隔壁により複数の
区画に分割され、また、熱交換媒体の流入管3と熱交換
媒体の流出管4とが取り付けられている。下方の第2タ
ンク2は隔壁により複数の区画に分割されている。互い
に間隔を隔てて左右方向に整列して配設され、上下方向
に直線状に延在する複数の円形断面のパイプ5から成る
パイプ列αが、前後方向に互いに間隔を隔て、且つ左右
方向に互いに千鳥状にずれて積層状に配設され、パイプ
群を形成している。パイプ群は、第1タンク1と第2タ
ンク2との間に配設されている。第1タンク1と第2タ
ンク2とは、前記パイプ群により互いに連通させられて
いる。
【0007】一対の平板状のサイドプレート6が、前記
パイプ群を挟んで左右方向に対峙して配設され、上下方
向に延在している。右方のサイドプレート6は、第1タ
ンク1の右端と第2タンク2の右端とに接合され、左方
のサイドプレート6は、第1タンク1の左端と第2タン
ク2の左端とに接合されている。図2に示すように、サ
イドプレート6は、前記パイプ群から左右方向に所定の
間隔を隔てて配設されている。サイドプレート6には、
隣接するパイプ5に対して前後方向に千鳥状にずれて配
設され、隣接するパイプ5に向かって突出し、上下方向
に直線状に延在する、隣接するパイプ5と同一外径の複
数の半円形断面の突起6aが、一体形成されている。突
起6aと隣接するパイプ5との位置関係が、前記パイプ
群に属するパイプ5同志の位置関係と同一となるよう
に、サイドプレート6と突起6aとが位置決めされてい
る。
【0008】上記構成を有する本実施例に係る多管式熱
交換器においては、熱交換媒体が、図示しない外部流体
回路から、流入管3を通って、第1タンク1へ流入す
る。第1タンク1へ流入した熱交換媒体は、図1で矢印
で示すように、第1タンク1に形成された区画と、パイ
プ5と、第2タンク2に形成された区画とを、順次通過
しつつ、第1タンク1と第2タンク2との間を往復し、
第1タンク1から流出管5を通って、図示しない外部流
体回路へ還流する。第1タンク1と第2タンク2と一対
のサイドプレート6とにより形成される筒状空間を空気
流が通過し、該筒状空間内に配設された前記パイプを構
成する全てのパイプ5が空気流に接し、パイプ5を流れ
る熱交換媒体と空気との間で、熱交換が行われる。
【0009】本多管式熱交換器においては、図2に示す
ように、 サイドプレート6が前記パイプ群から左右方向に所定
の間隔を隔てて配設されており、サイドプレート6に
は、隣接するパイプ5に対して前後方向に千鳥状にずれ
て配設され、隣接するパイプ5に向かって突出し、上下
方向に直線状に延在する、突起6aが設けられているの
で、図2で2重矢印で示すように、サイドプレート6に
隣接するパイプ5とサイドプレート6との間を流れる空
気流は、パイプ5と突起6aとに沿って蛇行して流れ
る。この結果、サイドプレート6に隣接するパイプ5の
表面の広い範囲が空気流に接し、該パイプ5を流れる熱
交換媒体と空気との間で十分な熱交換が行われる。ま
た、突起6aが、隣接するパイプ5と同一外径の半円形
断面を有し、突起6aと隣接するパイプ5との位置関係
が、前記パイプ群に属するパイプ5同志の位置関係と同
一となるように、サイドプレート6と突起6aとが位置
決めされているので、図2で2重矢印で示すように、サ
イドプレート6に隣接するパイプ5とサイドプレート6
との間を流れる空気流の流線は、前記パイプ群内部のパ
イプ5の周囲の空気流の流線と同様の流線となる。この
結果、サイドプレート6に隣接するパイプ5において、
前記パイプ群内部のパイプ5と同程度の十分な熱交換が
行われる。
【0010】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は上記実施例に限定されるものでは無い。例えば、図3
に示すように、サイドプレート6に形成する突起6aの
断面形状を三角形としても良い。この場合でも、図3で
2重矢印で示すように、サイドプレート6に隣接するパ
イプ5とサイドプレート6との間を流れる空気流は、隣
接するパイプ5と突起6aとに沿って蛇行して流れる。
この結果、サイドプレート6に隣接するパイプ5の表面
の広い範囲が空気流に接し、該パイプ5を流れる熱交換
媒体と空気との間で十分な熱交換が行われる。
【0011】
【効果】以上説明したごとく、本発明により、一対のタ
ンクと、前記一対のタンクを連通させる複数の直線状の
パイプから成るパイプ群とを備え、前記パイプは、互い
に所定間隔を隔てて千鳥状に配設されて互いに平行に延
在し、更に、前記パイプ群を挟んで対峙し、前記パイプ
に平行に延在し、前記一対のタンクに接合された一対の
サイドプレートを備える多管式熱交換器であって、サイ
ドプレートに隣接するパイプを流れる熱交換媒体と空気
との間でも十部な熱交換が行われる多管式熱交換器が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る多管式熱交換器の斜
視図である。
【図2】図1の多管式熱交換器のサイドプレートに設け
る突起とパイプとの関係を示す部分平断面図である。
【図3】サイドプレートに設ける突起の変形例を示す図
2に相当する断面図である。
【図4】従来構造の多管式熱交換器のパイプ群を通過す
る空気流の流線を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1タンク 2 第2タンク 3 流入管 4 流出管 5 直線状パイプ 6 サイドプレート 6a 突起 α パイプ列

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のタンクと、前記一対のタンクを連
    通させる複数の直線状のパイプから成るパイプ群とを備
    え、前記パイプは、互いに所定間隔を隔てて千鳥状に配
    設されて互いに平行に延在し、更に、前記パイプ群を挟
    んで対峙し、前記パイプに平行に延在し、前記一対のタ
    ンクに接合された一対のサイドプレートを備え、前記一
    対のサイドプレートは、前記パイプ群から所定の間隔を
    隔てて配設され、前記一対のサイドプレートには、隣接
    するパイプに対して千鳥状に配設され、隣接するパイプ
    に向かって突出し、隣接するパイプに平行に延在する複
    数の直線状の突起が設けられていることを特長とする多
    管式熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記突起は、半円形の断面形状を有する
    こと特長とする請求項1に記載の多管式熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記突起は、三角形の断面形状を有する
    こと特長とする請求項1に記載の多管式熱交換器。
JP12468894A 1994-05-16 1994-05-16 多管式熱交換器 Pending JPH07305985A (ja)

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JP12468894A JPH07305985A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 多管式熱交換器

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JP (1) JPH07305985A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056164A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Denso Corp 熱交換器
KR20040019428A (ko) * 2002-08-26 2004-03-06 한라공조주식회사 열교환기용 튜브

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056164A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Denso Corp 熱交換器
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