JPH07305976A - ヘリカルコイル型熱交換器 - Google Patents
ヘリカルコイル型熱交換器Info
- Publication number
- JPH07305976A JPH07305976A JP10102094A JP10102094A JPH07305976A JP H07305976 A JPH07305976 A JP H07305976A JP 10102094 A JP10102094 A JP 10102094A JP 10102094 A JP10102094 A JP 10102094A JP H07305976 A JPH07305976 A JP H07305976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- heat transfer
- heat exchanger
- temperature fluid
- helical coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/02—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being helically coiled
- F28D7/024—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being helically coiled the conduits of only one medium being helically coiled tubes, the coils having a cylindrical configuration
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧損が小さく、非破壊検査装置が挿入しやす
く、高さ寸法をコンパクトにできるヘリカルコイル型熱
交換器を提供する。 【構成】 熱交換器の外筒１内部に設けられたスパイラ
ル状の伝熱管７と、伝熱管７の端部に外筒１の軸線方向
に緩やかな傾斜角α1，α2で接続され外筒１の外部に導
出された連絡管２０，２１とを備え、連絡管２０，２１
に直角に近い急な屈曲部がなく、鈍角の緩やかな屈曲部
が存在するだけにした。
く、高さ寸法をコンパクトにできるヘリカルコイル型熱
交換器を提供する。 【構成】 熱交換器の外筒１内部に設けられたスパイラ
ル状の伝熱管７と、伝熱管７の端部に外筒１の軸線方向
に緩やかな傾斜角α1，α2で接続され外筒１の外部に導
出された連絡管２０，２１とを備え、連絡管２０，２１
に直角に近い急な屈曲部がなく、鈍角の緩やかな屈曲部
が存在するだけにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器の外筒内部に
スパイラル状の伝熱管を備えたヘリカルコイル型熱交換
器に関するものである。
スパイラル状の伝熱管を備えたヘリカルコイル型熱交換
器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】高温ガス炉の中間熱交換器、蒸気発生装
置等には、外筒内部にスパイラル状の伝熱管を備えたヘ
リカルコイル型熱交換器が使用されている。
置等には、外筒内部にスパイラル状の伝熱管を備えたヘ
リカルコイル型熱交換器が使用されている。
【０００３】従来から使用されているヘリカルコイル型
熱交換器の一例を図８の縦断側面図によって説明する
と、中空構造の外筒１の上端には高温流体入口２が形成
されており、外筒１の下端には高温流体出口３が形成さ
れている。
熱交換器の一例を図８の縦断側面図によって説明する
と、中空構造の外筒１の上端には高温流体入口２が形成
されており、外筒１の下端には高温流体出口３が形成さ
れている。
【０００４】また、外筒１の下部側面には低温流体入口
４が形成され、外筒１の上部側面には低温流体出口５が
形成されている。
４が形成され、外筒１の上部側面には低温流体出口５が
形成されている。
【０００５】外筒１の中心軸線上には中空構造の内筒６
が配置されていて、外筒１内部の内筒６の周りにはスパ
イラル状の多数の伝熱管７が設けられている。
が配置されていて、外筒１内部の内筒６の周りにはスパ
イラル状の多数の伝熱管７が設けられている。
【０００６】スパイラル状の多数の伝熱管７の下方の端
部にはそれぞれＬ字状の連絡管８が接続されていて、連
絡管８は低温流体入口４を通って外筒１の外部に導き出
され、連絡管８の端部は、低温流体入口４の内部に設け
た管板９に接続されている。
部にはそれぞれＬ字状の連絡管８が接続されていて、連
絡管８は低温流体入口４を通って外筒１の外部に導き出
され、連絡管８の端部は、低温流体入口４の内部に設け
た管板９に接続されている。
【０００７】多数の伝熱管７の上方の端部にはそれぞれ
倒Ｌ字状の連絡管１０が接続されていて、連絡管１０は
低温流体出口５を通って外筒１の外部に導き出され、連
絡管１０の端部は、低温流体出口５の内部に設けた管板
１１に接続されている。
倒Ｌ字状の連絡管１０が接続されていて、連絡管１０は
低温流体出口５を通って外筒１の外部に導き出され、連
絡管１０の端部は、低温流体出口５の内部に設けた管板
１１に接続されている。
【０００８】図中１２は伝熱管サポートである。
【０００９】上述した図８のヘリカルコイル型熱交換器
において、高温流体入口２に高温のヘリウムガス等より
なる高温流体ａを供給するとともに、低温流体入口４に
低温のヘリウムガスまたは水等の低温流体ｂを供給する
と、高温流体ａは外筒１の内部空間を上方から下方へ向
かって流通し、また低温流体ｂは連絡管８を経て、スパ
イラル状の伝熱管７の内部を下方から上方へ向かって流
通する。
において、高温流体入口２に高温のヘリウムガス等より
なる高温流体ａを供給するとともに、低温流体入口４に
低温のヘリウムガスまたは水等の低温流体ｂを供給する
と、高温流体ａは外筒１の内部空間を上方から下方へ向
かって流通し、また低温流体ｂは連絡管８を経て、スパ
イラル状の伝熱管７の内部を下方から上方へ向かって流
通する。
【００１０】このとき伝熱管７を介し、高温流体ａと低
温流体ｂとの間で熱交換が行われる。
温流体ｂとの間で熱交換が行われる。
【００１１】この熱交換によって温度が上昇した低温流
体ｂは、連絡管１０を経て低温流体出口５から外筒１の
外に取り出される。
体ｂは、連絡管１０を経て低温流体出口５から外筒１の
外に取り出される。
【００１２】一方、熱交換によって温度が低下した高温
流体ａは、高温流体出口３から外筒１の外に取り出され
る。
流体ａは、高温流体出口３から外筒１の外に取り出され
る。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のヘリカ
ルコイル型熱交換器においては、側面から見た場合に、
図９の要部拡大図に示すように連絡管１０は伝熱管７の
端部から外筒１の軸線方向に、曲率半径の小さな直角に
近い屈曲部１３を経て垂直に立上がり、上方において再
びほぼ直角の屈曲部１４を経て管板９に接続されてい
る。
ルコイル型熱交換器においては、側面から見た場合に、
図９の要部拡大図に示すように連絡管１０は伝熱管７の
端部から外筒１の軸線方向に、曲率半径の小さな直角に
近い屈曲部１３を経て垂直に立上がり、上方において再
びほぼ直角の屈曲部１４を経て管板９に接続されてい
る。
【００１４】また平面的に見た場合には、図１０の横断
平面図に示すように、連絡管１０は外筒１の直径方向に
設けられていて、伝熱管７の端部に対して水平方向に曲
がる曲率半径の小さなほぼ直角の屈曲部１５が形成され
ている。
平面図に示すように、連絡管１０は外筒１の直径方向に
設けられていて、伝熱管７の端部に対して水平方向に曲
がる曲率半径の小さなほぼ直角の屈曲部１５が形成され
ている。
【００１５】これらの曲率半径の小さなほぼ直角の屈曲
部１３，１４，１５のため、従来のヘリカルコイル型熱
交換器は、伝熱管７を流れる低温流体ｂの圧損が大きく
なる欠点があった。
部１３，１４，１５のため、従来のヘリカルコイル型熱
交換器は、伝熱管７を流れる低温流体ｂの圧損が大きく
なる欠点があった。
【００１６】また内部の検査を行うため、伝熱管７の中
に非破壊検査装置のフロートを有したプローブを流す際
に、通りにくく引っ掛かかる等して検査が困難になる欠
点があった。
に非破壊検査装置のフロートを有したプローブを流す際
に、通りにくく引っ掛かかる等して検査が困難になる欠
点があった。
【００１７】さらに図１１に示すように連絡管１０は、
屈曲部１３，１４の間で垂直に立上がる垂直部１６を有
しているため、上下方向の長さを必要として外筒１の高
さ寸法が大きくなる欠点があった。
屈曲部１３，１４の間で垂直に立上がる垂直部１６を有
しているため、上下方向の長さを必要として外筒１の高
さ寸法が大きくなる欠点があった。
【００１８】同様の欠点は、伝熱管７の下方端部に接続
されている連絡管８（図８参照）においても存在する。
されている連絡管８（図８参照）においても存在する。
【００１９】本発明はこのような欠点を除去し、圧損が
小さく、非破壊検査装置が挿入しやすく、高さ寸法がコ
ンパクトにできるヘリカルコイル型熱交換器を提供する
ことを目的とするものである。
小さく、非破壊検査装置が挿入しやすく、高さ寸法がコ
ンパクトにできるヘリカルコイル型熱交換器を提供する
ことを目的とするものである。
【００２０】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱交換器の外
筒内部に設けられたスパイラル状の伝熱管と、該伝熱管
の端部に外筒の軸線方向に緩やかな傾斜角で接続され前
記外筒の外部に導出された連絡管とを備えたことを特徴
とするヘリカルコイル型熱交換器、また熱交換器の外筒
内部に設けられたスパイラル状の伝熱管と、該伝熱管の
端部に前記スパイラル状の接線方向に接続され前記外筒
の外部に導出された連絡管とを備えたことを特徴とする
ヘリカルコイル型熱交換器、さらに熱交換器の外筒内部
に設けられたスパイラル状の伝熱管と、該伝熱管の端部
に外筒の軸線方向に緩やかな傾斜角でしかも前記スパイ
ラル状の接線方向に接続され前記外筒の外部に導出され
た連絡管とを備えたことを特徴とするヘリカルコイル型
熱交換器に係るものである。
筒内部に設けられたスパイラル状の伝熱管と、該伝熱管
の端部に外筒の軸線方向に緩やかな傾斜角で接続され前
記外筒の外部に導出された連絡管とを備えたことを特徴
とするヘリカルコイル型熱交換器、また熱交換器の外筒
内部に設けられたスパイラル状の伝熱管と、該伝熱管の
端部に前記スパイラル状の接線方向に接続され前記外筒
の外部に導出された連絡管とを備えたことを特徴とする
ヘリカルコイル型熱交換器、さらに熱交換器の外筒内部
に設けられたスパイラル状の伝熱管と、該伝熱管の端部
に外筒の軸線方向に緩やかな傾斜角でしかも前記スパイ
ラル状の接線方向に接続され前記外筒の外部に導出され
た連絡管とを備えたことを特徴とするヘリカルコイル型
熱交換器に係るものである。
【００２１】
【作用】請求項１の発明では外筒の軸線方向に小さな曲
率半径でほぼ直角に曲がる屈曲部がなくなり、請求項２
の発明では水平方向に小さな曲率半径でほぼ直角に曲が
る屈曲部がなくなり、請求項３の発明では外筒の軸線方
向と水平方向の両方において小さな曲率半径でほぼ直角
に曲がる屈曲部がなくなる。
率半径でほぼ直角に曲がる屈曲部がなくなり、請求項２
の発明では水平方向に小さな曲率半径でほぼ直角に曲が
る屈曲部がなくなり、請求項３の発明では外筒の軸線方
向と水平方向の両方において小さな曲率半径でほぼ直角
に曲がる屈曲部がなくなる。
【００２２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
る。
【００２３】図１は請求項１の発明の一実施例の縦断側
面図であって、従来と同様に中空構造の外筒１の上端に
は高温流体入口２が形成されており、外筒１の下端には
高温流体出口３が形成されている。また、外筒１の下部
側面には低温流体入口４が形成され、外筒１の上部側面
には低温流体出口５が形成されている。外筒１の中心軸
線上には中空構造の内筒６が配置されていて、外筒１の
内部の内筒６の周りにはスパイラル状の多数の伝熱管７
が設けられている。
面図であって、従来と同様に中空構造の外筒１の上端に
は高温流体入口２が形成されており、外筒１の下端には
高温流体出口３が形成されている。また、外筒１の下部
側面には低温流体入口４が形成され、外筒１の上部側面
には低温流体出口５が形成されている。外筒１の中心軸
線上には中空構造の内筒６が配置されていて、外筒１の
内部の内筒６の周りにはスパイラル状の多数の伝熱管７
が設けられている。
【００２４】多数の伝熱管７の下方の端部にはそれぞれ
外筒１の軸線方向に緩やかな傾斜角α1，α2を持つ直線
状の連絡管２０が接続されていて、連絡管２０は低温流
体入口４を通って外筒１の外部に導き出され、連絡管２
０の端部は、低温流体入口４の内部に設けた管板９に接
続されている。
外筒１の軸線方向に緩やかな傾斜角α1，α2を持つ直線
状の連絡管２０が接続されていて、連絡管２０は低温流
体入口４を通って外筒１の外部に導き出され、連絡管２
０の端部は、低温流体入口４の内部に設けた管板９に接
続されている。
【００２５】多数の伝熱管７の上方の端部にもそれぞれ
緩やかな傾斜角α1，α2を持つ直線状の連絡管２１が接
続されていて、連絡管２１は低温流体出口５を通って外
筒１の外部に導き出され、連絡管２１の端部は、低温流
体出口５の内部に設けた管板１１に接続されている。
緩やかな傾斜角α1，α2を持つ直線状の連絡管２１が接
続されていて、連絡管２１は低温流体出口５を通って外
筒１の外部に導き出され、連絡管２１の端部は、低温流
体出口５の内部に設けた管板１１に接続されている。
【００２６】図２の要部拡大図に示すように緩やかな傾
斜角α1，α2の連絡管２１の端部は、側面から見てやや
曲がった程度の鈍角の屈曲部２２，２３で伝熱管７と管
板１１とに接続されている。伝熱管７の下方の端部に接
続されている連絡管２０も図１で明らかなように、側面
から見てやや曲がった程度の鈍角の屈曲部で伝熱管７と
管板９とに接続されている。
斜角α1，α2の連絡管２１の端部は、側面から見てやや
曲がった程度の鈍角の屈曲部２２，２３で伝熱管７と管
板１１とに接続されている。伝熱管７の下方の端部に接
続されている連絡管２０も図１で明らかなように、側面
から見てやや曲がった程度の鈍角の屈曲部で伝熱管７と
管板９とに接続されている。
【００２７】上述した図１の装置において、高温流体入
口２に高温のヘリウムガス等よりなる高温流体ａを供給
するとともに、低温流体入口４に低温のヘリウムガスま
たは水等の低温流体ｂを供給すると、高温流体ａは外筒
１の内部空間を上方から下方へ向かって流通し、また低
温流体ｂは連絡管２０を経て、スパイラル状の伝熱管７
の内部を下方から上方へ向かって流通する。このとき伝
熱管７を介し、高温流体ａと低温流体ｂとの間で熱交換
が行われる。この熱交換によって温度が上昇した低温流
体ｂは、連絡管１０を経て低温流体出口５から外筒１の
外に取り出される。一方、熱交換によって温度が低下し
た高温流体ａは、高温流体出口３から外筒１の外に取り
出される。
口２に高温のヘリウムガス等よりなる高温流体ａを供給
するとともに、低温流体入口４に低温のヘリウムガスま
たは水等の低温流体ｂを供給すると、高温流体ａは外筒
１の内部空間を上方から下方へ向かって流通し、また低
温流体ｂは連絡管２０を経て、スパイラル状の伝熱管７
の内部を下方から上方へ向かって流通する。このとき伝
熱管７を介し、高温流体ａと低温流体ｂとの間で熱交換
が行われる。この熱交換によって温度が上昇した低温流
体ｂは、連絡管１０を経て低温流体出口５から外筒１の
外に取り出される。一方、熱交換によって温度が低下し
た高温流体ａは、高温流体出口３から外筒１の外に取り
出される。
【００２８】図１、図２の実施例では、連絡管２０，２
１が外筒１の軸線方向に緩やかな傾斜角α1，α2で接続
されているので、低温流体の圧損が小さくなり、非破壊
検査装置の挿入が容易になり、垂直な立上がり部がなく
なるので外筒１の高さ寸法を小さくすることができる。
１が外筒１の軸線方向に緩やかな傾斜角α1，α2で接続
されているので、低温流体の圧損が小さくなり、非破壊
検査装置の挿入が容易になり、垂直な立上がり部がなく
なるので外筒１の高さ寸法を小さくすることができる。
【００２９】図３は請求項２の発明の一実施例の横断平
面図であって、中空構造の外筒１の中心軸線上には中空
構造の内筒６が配置されており、外筒１の内部の内筒６
の周りにはスパイラル状の多数の伝熱管７が設けられて
いる。
面図であって、中空構造の外筒１の中心軸線上には中空
構造の内筒６が配置されており、外筒１の内部の内筒６
の周りにはスパイラル状の多数の伝熱管７が設けられて
いる。
【００３０】多数の伝熱管７の下方の端部には、平面的
に見てそれぞれスパイラル状の伝熱管７の接線方向に直
線状の連絡管２０が接続されていて、連絡管２０は低温
流体入口４を通って外筒１の外部に導き出され、連絡管
２０の端部は、低温流体入口４の内部に設けた管板９に
接続されている。図示は省略するが、伝熱管７の上方の
端部にも同様にスパイラル状の伝熱管７の接線方向に直
線状の連絡管が接続されていて、各連絡管の端部は低温
流体出口の内部に設けた管板に接続されている。
に見てそれぞれスパイラル状の伝熱管７の接線方向に直
線状の連絡管２０が接続されていて、連絡管２０は低温
流体入口４を通って外筒１の外部に導き出され、連絡管
２０の端部は、低温流体入口４の内部に設けた管板９に
接続されている。図示は省略するが、伝熱管７の上方の
端部にも同様にスパイラル状の伝熱管７の接線方向に直
線状の連絡管が接続されていて、各連絡管の端部は低温
流体出口の内部に設けた管板に接続されている。
【００３１】熱交換の状態は、請求項１の発明と変わる
ところはない。
ところはない。
【００３２】図３の実施例では連絡管２０が水平方向に
おいてスパイラル状の伝熱管７に接線方向から接続され
ているので、急激な屈曲部がなくなり、低温流体の圧損
が小さくなり、非破壊検査装置の挿入が容易になる。
おいてスパイラル状の伝熱管７に接線方向から接続され
ているので、急激な屈曲部がなくなり、低温流体の圧損
が小さくなり、非破壊検査装置の挿入が容易になる。
【００３３】図４は請求項３の発明の一実施例の縦断側
面図、図５は図４の横断平面図であって、中空構造の外
筒１の上端には高温流体入口２が形成されており、外筒
１の下端には高温流体出口３が形成されている。また、
外筒１の下部側面には低温流体入口４が形成され、外筒
１の上部側面には低温流体出口５が形成されている。外
筒１の中心軸線上には中空構造の内筒６が配置されてい
て、外筒１の内部の内筒６の周りにはスパイラル状の多
数の伝熱管７が設けられている。
面図、図５は図４の横断平面図であって、中空構造の外
筒１の上端には高温流体入口２が形成されており、外筒
１の下端には高温流体出口３が形成されている。また、
外筒１の下部側面には低温流体入口４が形成され、外筒
１の上部側面には低温流体出口５が形成されている。外
筒１の中心軸線上には中空構造の内筒６が配置されてい
て、外筒１の内部の内筒６の周りにはスパイラル状の多
数の伝熱管７が設けられている。
【００３４】多数の伝熱管７の下方の端部にはそれぞれ
直線状の連絡管２０が接続されていて、連絡管２０は低
温流体入口４を通って外筒１の外部に導き出され、連絡
管２０の端部は、低温流体入口４の内部に設けた管板９
に接続されている。多数の伝熱管７の上方の端部にもそ
れぞれ直線状の連絡管２１が接続されていて、連絡管２
１は低温流体出口５を通って外筒１の外部に導き出さ
れ、連絡管２１の端部は、低温流体出口５の内部に設け
た管板１１に接続されている。
直線状の連絡管２０が接続されていて、連絡管２０は低
温流体入口４を通って外筒１の外部に導き出され、連絡
管２０の端部は、低温流体入口４の内部に設けた管板９
に接続されている。多数の伝熱管７の上方の端部にもそ
れぞれ直線状の連絡管２１が接続されていて、連絡管２
１は低温流体出口５を通って外筒１の外部に導き出さ
れ、連絡管２１の端部は、低温流体出口５の内部に設け
た管板１１に接続されている。
【００３５】連絡管２１は側面から見ると、図４ならび
に図４の要部を内筒を省略して表した拡大図の図６に示
すように、緩やかな傾斜角α1，α2を持っていて、やや
曲がった程度の鈍角の屈曲部２２，２３で低温流体出口
５の管板１１に接続されている。
に図４の要部を内筒を省略して表した拡大図の図６に示
すように、緩やかな傾斜角α1，α2を持っていて、やや
曲がった程度の鈍角の屈曲部２２，２３で低温流体出口
５の管板１１に接続されている。
【００３６】上記の連絡管２１を平面的に見ると、図
５、ならびに図６の横断平面図である図７に示すよう
に、それぞれスパイラル状の伝熱管７の接線方向に直線
状の連絡管２０が接続されている。
５、ならびに図６の横断平面図である図７に示すよう
に、それぞれスパイラル状の伝熱管７の接線方向に直線
状の連絡管２０が接続されている。
【００３７】伝熱管７の下方端部に接続されている連絡
管２０も図４、図５に示すように、側面から見ると外筒
１の軸線方向に緩やかな傾斜角α1，α2を持っていて、
やや曲がった程度の鈍角の屈曲部２２，２３で低温流体
入口４の内部に設けた管板９に接続されており、平面的
に見ると、伝熱管７の接線方向に接続されている。
管２０も図４、図５に示すように、側面から見ると外筒
１の軸線方向に緩やかな傾斜角α1，α2を持っていて、
やや曲がった程度の鈍角の屈曲部２２，２３で低温流体
入口４の内部に設けた管板９に接続されており、平面的
に見ると、伝熱管７の接線方向に接続されている。
【００３８】請求項３の発明においても、熱交換の状態
は前述した発明と変わるところはない。
は前述した発明と変わるところはない。
【００３９】図４〜図７の実施例では外筒１の軸線方向
にも水平方向にも急激な屈曲部を有しないので、低温流
体の圧損が小さく、非破壊検査装置の挿入が容易であ
り、外筒１の高さ寸法が小さくできる。
にも水平方向にも急激な屈曲部を有しないので、低温流
体の圧損が小さく、非破壊検査装置の挿入が容易であ
り、外筒１の高さ寸法が小さくできる。
【００４０】
【発明の効果】請求項１、請求項２、請求項３の発明の
ように伝熱管の端部に接続されている連絡管に直角に近
い急な屈曲部をなくして鈍角の緩やかな屈曲部にする
と、低温流体の圧損は小さくなり、伝熱管の中に非破壊
検査装置を挿入しやすく検査が楽になり、連絡管に垂直
の立上がり部がなくなると外筒の高さ寸法が小さくなっ
てコンパクトになる効果がある。
ように伝熱管の端部に接続されている連絡管に直角に近
い急な屈曲部をなくして鈍角の緩やかな屈曲部にする
と、低温流体の圧損は小さくなり、伝熱管の中に非破壊
検査装置を挿入しやすく検査が楽になり、連絡管に垂直
の立上がり部がなくなると外筒の高さ寸法が小さくなっ
てコンパクトになる効果がある。
【図１】請求項１の発明の一実施例の縦断側面図であ
る。
る。
【図２】図１の要部拡大図である。
【図３】請求項２の発明の一実施例の横断平面図であ
る。
る。
【図４】請求項３の発明の一実施例の縦断側面図であ
る。
る。
【図５】図４の横断平面図である。
【図６】図４の要部拡大図である。
【図７】図６の横断平面図である。
【図８】従来のヘリカルコイル型熱交換器の一例を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図９】図８の要部拡大図である。
【図１０】図９の横断平面図である。
【図１１】図９の要部を示す側面図である。
１ 外筒 ７ 伝熱管 ２０ 連絡管 ２１ 連絡管 α1 傾斜角 α2 傾斜角
Claims (3)
- 【請求項１】 熱交換器の外筒内部に設けられたスパイ
ラル状の伝熱管と、該伝熱管の端部に外筒の軸線方向に
緩やかな傾斜角で接続され前記外筒の外部に導出された
連絡管とを備えたことを特徴とするヘリカルコイル型熱
交換器。 - 【請求項２】 熱交換器の外筒内部に設けられたスパイ
ラル状の伝熱管と、該伝熱管の端部に前記スパイラル状
の接線方向に接続され前記外筒の外部に導出された連絡
管とを備えたことを特徴とするヘリカルコイル型熱交換
器。 - 【請求項３】 熱交換器の外筒内部に設けられたスパイ
ラル状の伝熱管と、該伝熱管の端部に外筒の軸線方向に
緩やかな傾斜角でしかも前記スパイラル状の接線方向に
接続され前記外筒の外部に導出された連絡管とを備えた
ことを特徴とするヘリカルコイル型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10102094A JPH07305976A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ヘリカルコイル型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10102094A JPH07305976A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ヘリカルコイル型熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07305976A true JPH07305976A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14289527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10102094A Pending JPH07305976A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ヘリカルコイル型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07305976A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021177117A (ja) * | 2020-05-05 | 2021-11-11 | エア プロダクツ アンド ケミカルズ インコーポレイテッドAir Products And Chemicals Incorporated | コイル巻回熱交換器 |
| WO2022030319A1 (ja) * | 2020-08-04 | 2022-02-10 | シャープ株式会社 | エバポレータおよび冷却装置 |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP10102094A patent/JPH07305976A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021177117A (ja) * | 2020-05-05 | 2021-11-11 | エア プロダクツ アンド ケミカルズ インコーポレイテッドAir Products And Chemicals Incorporated | コイル巻回熱交換器 |
| KR20210135420A (ko) * | 2020-05-05 | 2021-11-15 | 에어 프로덕츠 앤드 케미칼스, 인코오포레이티드 | 코일 권선 열 교환기 |
| WO2022030319A1 (ja) * | 2020-08-04 | 2022-02-10 | シャープ株式会社 | エバポレータおよび冷却装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0610897A1 (en) | Heat exchanging apparatus | |
| KR101688934B1 (ko) | 결합식 가스관-수관 혼합형 열교환기 | |
| EP0696717A1 (en) | Heat-exchanger coil assembly and complex thereof | |
| US4483392A (en) | Air to air heat exchanger | |
| JP2952102B2 (ja) | 熱交換器 | |
| TW445366B (en) | Assembly body of heat exchange coils | |
| JPH0642812A (ja) | ガスボイラー用熱交換装置 | |
| JPH07305976A (ja) | ヘリカルコイル型熱交換器 | |
| US3930537A (en) | Heat exchanger | |
| US3130780A (en) | Live steam reheater | |
| US2965360A (en) | Heat exchangers | |
| KR100286518B1 (ko) | 분리된 관류식 나선형 증기발생기 | |
| CN105222617B (zh) | 一种用于自然循环系统的低流阻换热器 | |
| CN208887421U (zh) | 一种高效热交换器 | |
| CN207990588U (zh) | 锅炉节能器 | |
| JPS62102087A (ja) | 粉塵を含んだ高温高圧のガスを冷却する装置 | |
| GB846592A (en) | Heat exchange apparatus | |
| GB2273980A (en) | Concentric tube heat exchanger | |
| JPH0630603U (ja) | 多管式貫流ボイラ | |
| CN220120156U (zh) | 一种高精度文丘里流量计 | |
| US2068187A (en) | Heat transfer apparatus applicable to water tube boilers | |
| JP3805895B2 (ja) | ４パス型多管式貫流ボイラ | |
| JPS58153089A (ja) | 熱交換器 | |
| GB783681A (en) | A heat exchanger | |
| JPS6335277Y2 (ja) |